お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

挑戦!ウルトラマンデッカー撮影会

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先日、ミラーレス一眼レフカメラを購入して以降、カメラ撮影の練習も兼ねて様々なものを撮影している私。

 

先週末、偶然関東1都3県内でウルトラマンデッカーの撮影会がいくつかの住宅展示場内であるという情報を聞きつけ、台風接近中という荒天の中行ってきました。今回は、そのレポートです。

 

住宅展示場でスーツの撮影会をやっているということは、以前からボンヤリとは知っていましたが、「ヒーローショーでもないものをやって、なんの意味があるんだろう」とずっと思っていました。あれは、個人や家族連れで参加して記念撮影等をするためのイベントなんですね。なるほど、そうした需要ってけっこうあるんだ…。

 

 

 

①木更津住宅公園(9月18日)

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この日は午前中に都内で用事があったので、それを終わらせたのち、東京駅から高速バスに乗って木更津駅へ。そこから約15分ほど歩くと木更津住宅公園があり、デッカーの撮影会が行われていました。

 

東京湾アクアラインが出来て以降、木更津と都内は車での利便性がこれでもかというほど向上しましたが、実際に使ってみると、その早さにはびっくり。東京駅から1時間くらいで行けてしまうんですね。同じ場所から総武線快速とか使っても、1時間半以上はかかるし、これは驚異的です。偶然完成したばかりのバスターミナル東京八重洲にも行けたし、思わぬ収穫がありました。

 

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閑話休題木更津のデッカーの撮影会は、テントが張られていたので、荒天の中でも予定通り開催。集まっていたのは私含めて5組くらいであり、最初の頃は雨も弱い状態でしたが、時間が経つに連れどんどん強くなってきて、最終的には、テントの屋根から溜まった雨水が大量に流れ落ちて来るという、「もうちょっとでテントの屋根破れるんじゃないか」というところまでいっていました。

 

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そんな状況下でも、カメラはしっかりと作動し、ベストショットを撮ることに成功。もともと防水性能が高く、少々乱雑に扱っても壊れないタイプのものをチョイスしていたので、撮影には全く問題がありませんでした。天気を除けば、なかなか満足のいく撮影会でしたね。

 

 

②新・川崎住宅公園(9月19日)

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木更津よりもより都内寄りの、川崎市内で開催された撮影会。前日の木更津が先着順だったため、「そのノリでお昼頃行けばいいや」と思っていましたが、整理券制であることを知り慌てて早めに現地入りしました。もともと撮影会前に寄り道するつもりで早めに出ていて、良かったよ。

 

そんな新・川崎住宅公園での撮影会も、天気が不安定な中予定通り開催。こちらは集まっている組数もかなり多く、木更津のときに比べると若干窮屈な感じではありました。でも、スタッフの人たちがちゃんと動線を作ってくれていたので、混乱は全くありませんでしたね。

 

そして、いよいよ撮影タイム。こちらでは、撮影会のルール上、加工したもの含めて外部への画像アップロード禁止のため、実際に撮影した画像は掲載できませんが、木更津に負けないなかなか良い写真が撮れました。上述のとおり天気が不安定でしたが、ちょうど撮影タイムのあたりでいったん雨もおさまり、晴れ間が見えていたので、ロケーションもGoodでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、こうした撮影会は、今後も関東近郊にとどまらず様々なところで実施予定。ただ、開催概要が発表されるのが直前だったり何週間も前だったりとまちまちなので、予定が合えば今後も足を運んでみたいと思います。

 

それにしても、撮影会によって、スーツやポーズのクオリティーも全然違ったなぁ。前者は新・川崎、後者は木更津が、より優れていると感じました。

 

 

 

 

 

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Pull the Trigger!DXウルトラディメンションカード03 ウルトラマントリガーセット

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今回は、8月27日に発売された「DXウルトラディメンションカード03 ウルトラマントリガーセット」のご紹介です。

 

『デッカー』のトリガー客演回等でも使用されたウルトラディメンションカードを含む6種が、DXウルトラデュアルソードと同時に発売。そのウルトラデュアルソードと抱き合わせで買うと、トリガーの初期3タイプのウルトラディメンションカードが揃うことから、そのような買い方をしたファンも多いことでしょう。

 

ちなみに私は、当日品切れになりそうな予感がしたので、どちらも某家電量販店のサイトで購入。発売日翌日に届いたうえ、Amazonでの予約価格よりも安く購入できたので、「こういう押さえ方もアリだなぁ」と感じました。

 

なお、今まで取り上げてきたウルトラディメンションカード等に係る記事は↓コチラです。

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セットになっているカードは、ウルトラディメンションカードとモンスディメンションカードがそれぞれ3種ずつ。ラインナップは、ウルトラマントリガー スカイタイプ」ウルトラマントリガー パワータイプ」ウルトラマンオーブオリジン」「ジャグラス ジャグラー「スフィアメガロゾーア」「スフィアソルジャー」となっています。

 

ウルトラマントリガーのマルチタイプを除く2種と、発売時に『デッカー』劇中に登場していた怪獣2種、02からの続きで『オーブ』のキャラを収録(ジャグラス ジャグラーがちゃっかりいるのが、彼の人気を感じさせます)という、順当な構成。ですが、その中にスフィアソルジャーがいることが、このセットをとんでもなく個性的な商品にしてくれていると言っても過言ではないでしょう。

 

商品化されると聞いた時は、「なぜにそれをあえてチョイスした!?」ととてつもなく驚きましたが、『デッカー』劇中で実際に使用されたことでさらにびっくり。これによって、トリガーのカード2種と並んで、劇中再現のなりきり遊びにおいて重要なアイテムになっちゃったんですよね。いや~、玩具販促もうまくやると、化けるもんですね。まあ実際は、バンダイから「スフィアソルジャーのカード出します」という話が来てからあの脚本が書かれたのでしょうけど、それを加味しても、あの劇中の登場の仕方はGoodだったと思いますよ。

 

 

 

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では、ウルトラディーフラッシャーに、これらウルトラディメンションカードを読み込ませてみましょう。

 

ウルトラディーフラッシャーへの読み込ませ方、そして遊び方は、今までと同じ。カードを装填してレバーやトリガーを操作すると、対応する変身・召喚音声が鳴動し、さらにトリガーを押せば掛け声/鳴き声と攻撃音が鳴動します。

 

ウルトラディメンションカードの方は、変身音声やタイプチェンジ音声をしっかり収録。しかし、音質は相変わらずのゴワゴワっぷりで、去年の作品であるはずの『トリガー』関連のものですら、「どこから音源引っこ抜いてきたんだ?」と首をかしげたくなるクオリティでした。というか、スピーカーそのものの質を加味して考えれば、オーブオリジンの音声の方がまだクリアだった感じすらあったなぁ。

 

モンスディメンションカードはもっと簡素であり、今回はそれがさらに進行。とうとうスフィアメガロゾーアとスフィアソルジャーにおいては、鳴き声の代わりによく共通音声として使われる足踏み音が収録。音声面でのオリジナリティはほぼゼロと言っても過言ではないありさまでした。ジャグラス ジャグラーの方では、キチンと掛け声を収録しているからまだいいけど、なんかクオリティを下げるところまで下げられている印象だなぁ。

 

 

 

 

 

DXウルトラディメンションカードセットの発売は、この03をもっていったんおしまい。今のところ04の発売情報は出ておりませんが、おそらく来るデッカーの強化形態の登場のタイミングで、何かしらのセットが発売されるのでしょう。

 

しかし、この03においてウルトラディメンションカードのクオリティは落ちるところまで落ちている感が否めないので、次弾ではもう少し音声面の充実を図ってほしいなぁ。「ウルトラフュージョンファイト!」の方面でのシステム連動に力入れてるのかもしれないけどさ、肝心のなりきり遊びが楽しめないようじゃ、変身アイテムの連動商品としては、本末転倒だよ!

 

 

 

 

 

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『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン29話 ちょっとした感想

どっちが敵かわからないタロウのニコニコマッサージ

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

ただ一つ、心残りは…、ソノイと一緒に、おでんを食べたかった。今回は、前々回でタロウに倒されたソノイの葬式を舞台にしたお話。しかし、実質的にはジロウとドンムラサメの関わりあいにスポットが当てられており、さらにニンジャークソードの強大な力、ソノイ復活の予感がそれぞれ描かれるなど、非常に情報量の多い一編になりました。

 

「これだけの要素を1話の中で捌ききれるのか?」と心配になる感じでしたが、そこは井上脚本、かなり強引なところはあれど、しっかりまとめてくれました。特に、タロウが力を失って変身不能になるさまは、力を取り戻すのに数話使うだろうなぁと思ったのに、ものの2・3分で完全解決しちゃう力技には、かなりの衝撃を受けました。そんなのありぃ〜!?

 

なお、前回(ドン28話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

タロウの食べるカツサンドに入っていた、謎の硬いデバイス。それは、脳人・元老院からの、ソノイの葬式への案内状でした。はるかたちの反対を振り切り、タロウは1人で行くことを決意。そこで待ち受けていたのは、想像を超えた歓待でした。一方、ソノイの遺体を持ち込んだことで自由を手にしたドンムラサメは、獣人を発見してこれと戦闘。その中で、ジロウ/ドンドラゴクウも現れて…。ソノイの葬式の案内状は、タロウが購入した新商品のカツサンドの中に存在。前々回のソノイといい、脳人は順当な形で人を勧誘出来ないのか?葬式前の風呂やマッサージでは文句ばかり言って実力行使に出、ソノイの遺体と対面したときは残ったカツサンドのパン部分を元老院の長老に食わせてるし、さすがのタロウも今回は内心怒り心頭だったんだろうなぁ…。タロウがこうして脳人の世界に行っていた頃、逆にその世界から再び脱出していたのがドンムラサメ。自由を手に入れるも迷いは消えなかった彼は、偶然獣人とアノーニの戦闘を発見し、ドンドラゴクウの介入をかいくぐりながら、なんと獣人を撃破してしまいます。倒せないとしていた獣人を、あっさり倒したドンムラサメ。公式HP等でも書かれている通り、この力がどの勢力につくかで、ドラマもさらに動きそうですね。

 

ドンムラサメとの戦いを通じて、何かを感じ取ったドントラボルト。変身解除し闇ジロウに戻った彼は、自分の子供の頃を語ります。それを通じて、ドンムラサメは新たなる知見を得るのでした。その後、ドンムラサメはニンジャークソードとなってさまよい、偶然狭山刑事に追われていた翼のもとへ。それを手にした翼は人が変わったように暴れ始め、さらにソノニやサルブラザーまでもがその毒牙にかかります。変身解除した闇ジロウの口から語られた、ジロウの二重人格誕生の理由。あまりにも哲学的な表現でしたが、ジロウの本来の人格は闇ジロウのほうであり、普段のジロウの人格はあとから誕生し闇ジロウを抑え込んで前面に出てくるようになったようです。もともとはかなりのクセのある人格だったらしいジロウ。普段のジロウの人格が、優しさを見せつつも過激な発言を時々見せるのは、その人格が闇ジロウの裏返しであるものの、少しもとの人格の傾向が残っているからなのでしょうね。このようなジロウの話が展開されたあとは、ニンジャークソードをめぐるお話へ。翼と狭山刑事の争いのもとに現れたニンジャークソードは、翼・ソノニ・サルブラザーと、持つ者を次々に凶暴化させ、手がつけられない状態にしてしまいます。ここに来て判明した、ニンジャークソードの新たなる力。翼が最初の犠牲者になったけど、本当に彼、最近ろくな目に遭ってないね…。

 

ついにソノイの遺体と対面したタロウ。しかしそれは元老院の罠であり、彼は偽者のソノイと戦わされたうえ、ドンブラザーズとしての力を奪われてしまいます。そして、そのまま人間界に戻されると、オニシスターたちが爆竜鬼と戦闘中。タロウはなんのためらいもなく放置されていたニンジャークソードを手にすると、周囲の心配をよそに、ドンブラザーズの力を取り戻して完全に使いこなすことに成功。そのまま爆竜鬼を破り、巨大化した爆竜鬼ングも、トラドラオニタイジンであっという間に倒されるのでした。ソノイの葬式は、実はソノイ自身を復活させるために、元老院の長老たちが仕組んだ罠。タロウはドンモモタロウとなってニセソノイを撃破しますが、その際変身能力を奪われ、そのまま人間界へと戻されてしまいます。タロウ、1クール終盤で死んだとき並みの大ピンチ。普通なら変身能力を取り戻すだけで1・2話使いそうなものですが、なんとこのあと、ニンジャークソードを使いこなすだけであっという間に変身能力を全回復してしまいます。ドンムラサメとタロウの関係性にかかる伏線描写でもあるはずなのですが、それよりもすぐにいつもどおりに戻ったドンモモタロウがあまりにも衝撃的過ぎて、そんなことほとんど頭に入ってきませんでした。しかもこのあと、普通にニンジャークソード使いこなして、さらにトラドラオニタイジンにも合体して普通に撃破してるし、タロウのポテンシャルがハンパなさ過ぎるでしょ…。そのうえ、これだけムチャクチャなことやっているのに、不思議と視聴者にこの展開を受け入れさせてしまうのが、また驚きなんだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるかの叔母:ゆり子がアノーニにさらわれた。彼らの交換条件は、天敵である獣人の隔離。そのリストを渡された彼女たちは、見知った人々の名もそこにあることに絶句して―。

 

次回は、いよいよみほが獣人であることを、メンバーが知るお話になりそう。物語も30話台に突入しますし、獣人関連のお話が大きく動きそうですね。そして、メンバーがみほ=獣人であることを知るということは、みほと夏美の関係性も、いよいよ明かされる…のか!?

 

やあやあ、ドン30話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーギーツ』第3話 ちょっとした感想

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ゾンビバックルも難なく使いこなしちゃうギーツ

 

 

 

ゾンビの弱点は頭って、昔から相場は決まってる!今回の『仮面ライダーギーツ』は、祢音/ナーゴの実質的なメイン回。ですが、彼女にスポットを当てるだけでなく、英寿はもちろん景和や奏斗の活躍や暗躍も描かれており、情報量の多いお話になりました。

 

祢音や奏斗の抱えているものを描き、「だからデザイアグランプリに参加するんだ!」という必死さを表現したかったのはよくわかりますが、1話のうちにムリヤリそれらをまとめていたため、ハッキリ言って大して印象に残らなかったのがもったいないところ。かと言って、都度前後編にするほどの分量でもないし…。奏斗のゾンビ化の判明は、わざと次回に持っていってもよかったかもしれませんね。

 

なお、前回(第2話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

景和が前回消滅した平部長の行方を探していた頃、懲りもせずに家出の生配信を行う祢音。案の定いつものお付きたちに捕まってしまいますが、その直前、偶然通りがかった英寿と出会います。祢音派一度はお付きたちに捕まったものの、彼らが英寿に気を取られているうちに脱走。それととき同じくして、デザイアグランプリの呼び出しがかかります。序盤では、景和と祢音の様子が描写。どちらも各々の性格がよく出ていたのはよかったですが、同時にもうひと押し何かがほしかったなという感じでした。景和のほうは、ツムリに指摘されてすぐ日和ったのはちょっと残念。最終的にそうなるのは仕方ないし、また彼の性格上そうなるだろうなとは思いますが、ワンクッションくらい「でも、こんなの間違ってる!」という感じで、ツムリに噛み付いてほしかったですね。また祢音のほうは、英寿とのやり取りに重きを置きすぎたせいで、全然彼女の束縛され窮屈さを感じている描写が全然足りず、ゆえに彼女の願いのバックボーンも薄っぺらいなという印象。「母親が厳しい」ということは第1話から言われていますが、現状彼女が、視聴者の視点で目に見えて束縛されてると感じるのは、その母親からの愚痴としつこいお付きぐらいなんですよね。どうせやるなら、友だちと遊ぶ際もお付きがついてくるとか(友だちづきあいを母親から禁止されているとは言われていますが)、自分の選んだものを露骨に母親やお付きから否定されるとか、そうした描写がないと、彼女の抱えている鬱憤はさっぱり伝わって来ないですよ。英寿が「配信してるから家出がバレるんだろ」というツッコミは、もはや同意しかなかったですよね。

 

デザイアグランプリの第2回戦は、ゾンビサバイバルゲーム。今度はきちんとツムリの説明を受け、ゲームに突入したライダーたちは、それぞれ自分のスタイルで、ゾンビジャマトを討伐したり、ポイントを稼いだりしていきます。そんな中で、ほとんど手も足も出なかったのがナーゴ。結局彼女はギーツ/英寿の加勢がなければ、第1ウェーブの時点でやられているところでした。中盤から、今回のデザイアグランプリが開始。ゾンビサバイバルゲームということで、ギーツらのカッコいいアクションが堪能できた一方、タイクーン/景和が一般人を救ってシークレットミッションをクリアするなど、きちんと彼の見せ場も用意されていました。デザイアグランプリの中にシークレットミッションが用意されているのは、とても興味深く、そしていかにもゲームの設定らしくてGood。でもこれのおかげで、タイクーンがこうしたシークレットミッションを当てにして、全然戦おうとしない展開も今後ありそうだなぁ。タイクーンの第一線での活躍は、まだまだ先になりそうだな…。

 

奏斗が水面下で不穏な動きを見せる中、第2ウェーブが開始。先ほどと同じくゾンビジャマトと戦うライダーたちでしたが、その中でダパーン/奏斗が、ナーゴと手を組んだはずなのに突然不意討ち。ナーゴは両者からの攻撃を受け、大ピンチに陥ります。そこへ再び駆けつけたのが、ギーツ。彼はゾンビバックルを使ってゾンビジャマトを一掃し、さらにダパーンを返り討ちにして、彼の隠していた秘密を看破します。こうして奏斗の企みは打ち砕かれ、問題は全て解決したかに思われましたが…。終盤のラストでは、ギーツ ゾンビフォームのアクションシーンがこれでもかというほど挿入。ゾンビジャマトを一掃するだけでもカッコよかったのに、ダパーンの攻撃をかいくぐって逆に倒すさまは、もう圧巻の一言でしたね。アクションには本当に力を入れてるよなぁ、『ギーツ』は!そして、こうしたギーツの活躍のおかげで、祢音は救われ、奏斗の抱えていたものも明らかに。これにて第2ウェーブも終了となりますが、奏斗だけでなく祢音までもがゾンビジャマトに噛まれていたことから、英寿の様子が少し変わります。祢音が噛まれたことはさておき、奏斗の抱えているものの描写は、いささか消化不良だったなぁという感じ。不慮の事故がキッカケで選手生命を断たれ、さらにのほほんとしているように見える祢音に嫉妬するのはよくわかりますが、今回一連のことが彼自身の口からバーッと説明されただけなので、イマイチ同情とか共感がしにくいんですよね。しかもその割には、彼にとって嫉妬の対象である祢音は相変わらずだし、そのうえストーリーの都合上彼女はおそらく本作終盤まで出てくるだろうから、なんかこう、「やりきれねぇなぁ」という感じがしますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾンビサバイバルゲームもいよいよ終盤。しかし祢音は、死の恐怖に怯えさらに動画削除を食らったことから、心身ともにかなりのダメージを受けていた。彼女は立ち直り、そして生き延びることが出来るのか?そして、ゾンビサバイバルゲームのクリアの先にあるものとは!?

 

次回は、今回の後編に当たるお話。予告編を観ると、祢音は結局生き延びてパワーアップしそうだなぁという感じです。というか、ゾンビジャマトに感染させられてるのに、そのまま現実世界に返されちゃうって、ツムリもなかなか酷なことするな…。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン29話 ちょっとした感想」に続きます。

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『ウルトラマンデッカー』第10話 ちょっとした感想

ガ イ ガ ー ス テ ル ス ガ オ ー 装 着 モ ー ド

 

 

 

無駄な争いを避け、1つでも多くの命を守れる道を探したい。人の命も、怪獣の命も―。今回の『ウルトラマンデッカー』は、『ダイナ』のネオザルス回をモデルとした、カイザキ副隊長のメイン回。怪獣に対する考え方への問題提起、最強クラスの怪獣ネオメガスとのバトル、そしてテラフェイザーデビューへの布石と、見どころ盛りだくさんの一編になっていました。

 

子供向け番組であるため、一部展開に若干強引なところはあったものの、30分の中でキッチリとドラマを完結させ、さらに次回以降へのにおわせも挿入していたのは秀逸。シゲナガ・マキ博士が再登場するかどうかわからないけど、今回のお話は、テラフェイザーの暴走展開を暗に示唆してるんじゃないかなと思えるけど…どうなんだろ。

 

なお、前回(第9話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

前半では、カイザキ副隊長を中心にネオメガスの出自を追う展開、後半ではカイザキ副隊長の過去とネオメガス製造の犯人であるシゲナガ博士との対峙と、上手くパートを分けて、かつカイザキ副隊長の過去もしっかりと絡められていた今回。シゲナガ博士がマッドサイエンティストで終わっちゃったのは、ちょっともったいない気もしましたが、それを除けばかなり満足度の高い一編でした。カイザキ副隊長、いい味出してたよなぁ。

 

怪獣が出現する度に現れ、倒してそのまま去っていく怪獣ネオメガス。TPUのデータベースにも存在しないことから、「人類が初めて遭遇する怪獣」と断定したGUTS-SELECTは、カイザキ副隊長を中心に調査を開始します。しかし、見つかる手がかりはありふれたものばかり。その調査は行き詰まりつつありました。序盤では、ネオメガスの出自を特定するため、GUTS-SELECTがあれこれ調査するさまが挿入。市街地での調査シーンは、そこそこの人手を出していましたが、「危険な怪獣出現地の調査」という設定を活かし、全員がマスクをして登場するという、このご時世らしい演出が観られました。なるほどこれなら、マスクをしていても違和感がなくてGoodですね。どうせこうした演出をするなら、「ガッツリ3Mとかのマスク使えばいいのに」と思ったけど、安い韓国製マスクを使っていたのは…予算の都合だろうなぁ。

 

根詰めるカイザキ副隊長を心配するカナタたち。次々とやって来る彼らに感謝したカイザキ副隊長は、カフェテリアで自分の怪獣に対する思いを話し始めます。そんな中、ソウマがネオメガスの出現時のある行動に着目。背後に操っている何者かがいると確信したカイザキ副隊長は、かつての恩師:シゲナガ博士のことを思い出し、急いでカナタとともに出動するのでした。中盤では、カナタら他の隊員たちが、カイザキ副隊長をいたわる描写が挿入。皆そのキャラらしい反応や登場の仕方になっており、微笑ましかったですね。ソウマの「たまたまトレーニングの帰りに通りがかって」なんてセリフ、言い訳なのがバレバレだったけど、そうしたウソの下手さも彼らしいなと感じました。こうしたカナタたちのやりとりを経て、舞台はカフェテラスへ。カイザキ副隊長が自分の過去を語り、そしてソウマの気づきをキッカケに、ネオメガスの背後にいる何者かの正体に気づきます。今回のこの描写で、カイザキ副隊長の過去が判明。彼女もまた怪獣災害への遭遇をきっかけに、今の道を選んでいました。「一概に怪獣が悪とは言えない」としつつも「怪獣を単に保護・管理すればいいというものではない」とするカイザキ副隊長。これが『コスモス』のムサシとかであれば、すぐ保護しようだのなんだの言いだしそうな気がしますが、そうではなくしっかりと分別をつけて考えているのが、カイザキ副隊長らしさ、そして副隊長としての貫禄を感じさせてくれました。結局今回、それに対する彼女なりの明確な答えは出てないのですが(難しい問題だしね)、それでも今回のこのシーンは、様々なことを視聴者に深く感じさせるものになっていましたね。

 

関東近郊の山中で、シゲナガ博士と再会したカイザキ副隊長たち。しかし彼女は、怪獣兵器の開発の虜になっており、カイザキ副隊長の話にまるで耳を貸そうとしませんでした。シゲナガ博士がネオメガスを起動したため、カナタは急遽デッカーへと変身。苦戦を強いられるも、GUTS-SELECTの全面的な協力により、撃破に成功します。こうして脅威は排除され、シゲナガ博士も逮捕されますが…。 シゲナガ博士は、カイザキ副隊長の恩師だったものの、怪獣兵器開発に傾倒するようになり、カイザキ副隊長の内部告発によりTPUを追われることに。しかしそれでも彼女は研究を続けており、とうとうネオメガスを完成させていました。前半でネオメガスの出自の調査に時間を多く割いたため、後半のシゲナガ博士にかかる話にあまり時間を割けず、結局彼女がイッちゃった科学者という描かれ方になっていたのは、ちょっともったいなかったなという印象。一応、彼女が怪獣兵器開発にのめりこんだ理由も語られており、それは良かったのですが、「自分に資金提供してくれたスポンサーのことはどうでもいい!」という旨のセリフは、マッドサイエンティスト感マシマシで、ちょっとやりすぎだったかな…。そんな彼女の手により、ネオメガス再び起動しますが、デッカーとGUTS-SELECTの奮戦により撃破。シゲナガ博士は逮捕されるも、まだその考え方を変えようとはしませんでしたが、カイザキ副隊長は、その彼女の背中に、自分の決意を訴えます。先ほど「今回、それに対するカイザキ副隊長なりの明確な答えは出てない」と書きましたが、その代わりラストで描かれるのが、彼女の強い決意。人の命も怪獣の命も守れる道は、『デッカー』本編の中で見つかるのでしょうか。もっともその前に、テラフェイザーという大きな壁が立ちはだかりそうな感じだけど―。

 

 

 

◎特撮面

パワー・攻撃力ともに圧倒的なものを持つネオメガスの脅威が描かれた今回。ドラマに重きが置かれていたため、意外にネオメガスとデッカーの戦闘シーンは短かったですが、その中でもウルトラデュアルソードの使用・徹底的な窮地・そこからのガッツホークでの逆転と、二転三転する戦局が描かれていました。特に、ガッツホークとの連携プレーは衝撃的だったなぁ。まったく、よくやるよ!

 

怪獣が出現するたびに、地中より現れそれを撃退していく怪獣ネオメガス。GUTS-SELECTは2体の怪獣を毎回相手にするハメに陥りますが、ネオメガスは相手の怪獣を倒す度にすぐ姿を消し、またカナタたちを襲おうとしないなど、不可解な行動を見せていました。後半のバトルが山中になるため、序盤の特撮シーンは市街地を舞台に展開。ミニチュア特撮だけにこだわらず、実景との合成やCG合成も使い分け、ネオメガスの暴れっぷりを表現していました。キングゲスラの爆発シーンを接写で映し、その爆炎の背後からネオメガスの姿がのぞくというシーンは、インパクト大でしたね。

 

シゲナガ博士の手により、再び出現したネオメガス。カイザキ副隊長を救うべく、デッカーに変身したカナタでしたが、ネオメガスの強さは想像以上でした。地上では脱出したカイザキ副隊長が、コントロール用のペンダントを破壊するなどのアシストを見せますが、逆にそのせいで、ネオメガスの攻撃は熾烈になっていきます。後半の戦闘シーンで、デッカーが登場。合成を大胆に使ったカイザキ副隊長の印象的なカットが素晴らしく、また『ダイナ』のネオザルス回を意識しているであろう攻撃の他、ペンダントが破壊されたのちわざとスロー再生を使わないことで、ネオメガスの攻撃の激化を表現していたのがGoodでした。ウルトラデュアルソードの活躍は、どちらかと言えばデッカーの防御のためばかりに使用されていましたが、その使い方も興味深かったですね。

 

ネオザルスの怒涛の攻撃に巻き込まれたデッカーでしたが、駆け付けたハネジローのガッツホークにより窮地を脱出。それに背中を預けたデッカーは、ストロングタイプにチェンジしてドルネイドブレイカーで突撃。ネオメガスに嚙まれてもなお攻撃を続け、ついに撃破に成功します。終盤で見せた、デッカー ストロングタイプの大胆なドルネイドブレイカーは圧巻。先述したガッツホークとの合体にも度肝を抜かれましたが、このドルネイドブレイカーの突貫っぷりもGoodでしたね~。しかし、ネオメガスに肩をガッツリ嚙まれていたので、カナタもおそらく負傷している可能性が大。こりゃ、今回で確実に、カイザキ副隊長に正体バレたよね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにロールアウトしたテラフェイザー。アサカゲ博士らの期待を背負って、起動テストが始まるが、そんな中ライバッサーの群れが現れる。テラフェイザーは、無事起動テストを終えられるのか!?

 

次回は、いよいよテラフェイザーのデビュー回。ドラマのつながりや、ソフビの発売状況から見て、次回と次々回はテラフェイザーデビュー回の前後編になるような気がします。さて、テラフェイザーは暴走せずに、GUTS-SELECTの頼もしい仲間でい続けてくれる…のか?

 

読むしかねぇ…。第11話の感想記事も、読むしかねぇんだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機動武闘伝Gガンダム』ちょっとした感想 巻之八(第21話~23話)

今回は、機動武闘伝Gガンダム』の感想記事第8回目です。

 

仲間たちが自分なりにトラウマを克服し成長していくのに対し、未だ迷いの中にいたドモン。今回は、そんな彼がシュバルツの導きにより成長を遂げ、ついにシャイニングガンダム スーパーモードをモノにするさまが描かれます。第23話でのドモンの活躍は、彼の大きな成長を感じられ、喜びもひとしお。ですが、今後これ以上のパワーアップが、彼を待っているのです。

 

なお、前回(第19~20話+α)の感想記事は↓コチラです。

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第21話「決勝迫る!タイムリミット3日前」

1994年9月9日放送

登場した敵他:マスターガンダムガンダムシュピーゲル、デスバーディ、デスネービー、デスアーミー

「理性も憎しみも過ぎ去っていく…。あるのは、目の前の死!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ガンダムファイト勝戦まで、あと3日。世界各国のガンダムが会場のネオホンコンに集結する一方で、ドモンは、未だ修行を完成させられずにギアナ高地にいました。そんな彼のことを心配し、チボデーらライバルたちも、そこに残っていたのです!そうした中、ついにドモンは、シュバルツとの対決で修業完成のヒントをつかみますが、ここでデスアーミー軍団の邪魔が入るではありませんか!果たしてドモンたちは、この逆境を突破することができるのか?そして、マスター・アジアとの対決の行方はぁ!?

 

いよいよドモンの修行も終盤に突入。今回は、彼がその完成のためのヒントを見つけると同時に、デスアーミー軍団との攻防を通して、チボデーらライバルたちの強い絆が描かれる一編となりました。お話の都合で、ドモンとチボデーたちが分断されている時間が非常に長いため、本格的にドモンを介さない彼らの交流が描写。皆なんだかんだでドモンを慕い、そして集まってきていることがよくわかりました。彼らをここまでの強く結びつけたのは、ドモンとの戦いもそうですが、やはりドモン自身の人徳によるものも大きいといえるでしょう。

 

ガンダムファイト勝戦まで、あと3日。世界各国のガンダムがネオホンコンに次々と集結する一方で、ドモンはまだ修行中の身でした。同じくギアナ高地に滞在していたチボデー・サイ・ジョルジュ・アルゴらも、ネオホンコンへ向かう必要がありましたが、何かと理由をつけて、シャイニングガンダムのもとに集結。そしてシャッフル同盟の称号が輝くとき、ドモンの置かれている状況を推測するのでした。サブタイトルコール前のストーカーによる語りでは、今後ドモンたちが相手にすることになるであろう、世界各国のガンダムが登場。ネオカナダのランバーガンダムは、一度見たことがあるのでいいとして、そのほかのガンダムたちは、どれも奇天烈なデザインばかりでした。ネオギリシアのゼウスガンダムはまだカッコいいと思えるけど、それ以外のガンダムは、どれも「どうしてこうなった」というものばかり。日本の各国に対するイメージをほぼそのまま落とし込んだ形ですが、いやこれ…全然実用的なデザインじゃないよ!そんなガンダムたちの一方で、いまだギアナ高地にとどまり続けていたのが、チボデーらドモンのライバルたち。彼らはわざわざ支援者(チボデーギャルズ等)を先に会場に向かわせ、自分たちはギリギリまでギアナ高地にとどまる選択をします。なんだかんだで、皆ドモンのことが心配。素直になりきれていないチボデーに、ちょっとフフッとさせられました。

 

鍾乳洞の中で修業を続けていたドモンでしたが、それは行き詰っており、ドモン自身もなかなか答えが見いだせない状況。それを見かねたシュバルツは、ガンダムシュピーゲルを出して、ムリヤリガンダムファイトを始めます。シャイニングガンダムをなかなか呼び出せない中、ガンダムシュピーゲルの攻撃を回避し続けるドモンは、やがてその錆びついた刀で攻撃を受け止めることに成功。ここで、修行の完成に絶対的に必要な、「明鏡止水の心」の境地に達します。チボデーらがこんなにも思ってくれているのに対し、孤独に修行を続け、行き詰っていたドモン。彼に最後の活路を開いたのは、シュバルツの強引なガンダムファイトでした。そして、ここでドモンが気付いたのが、「明鏡止水の心」。ガンダムシュピーゲルに追い詰められる中、あらゆる感情・理性を通り越した彼は、無心で目の前のものに集中する思考を得、その錆びついた刀でガンダムシュピーゲルの攻撃を防いで見せます。ついに、修行完成までの道筋が見えてきたドモン。でも、まだその刀で大木が一刀両断できていないから、まだ修行が必要…ってことなんだろうなぁ。

 

ドモンがシャイニングガンダムを呼び出したことを知ったレインですが、気づけば周りはデスアーミーだらけ。またドモンとシュバルツも、そのデスアーミーの襲撃を受けます。レインは自らドモンのもとにシャイニングガンダムを届けようとし、それをチボデーたちが全面的にバックアップします。デスアーミーの亜種の攻撃にかなり悩まされる中、それでもチボデーたちはシャイニングガンダムを守り抜き、レインをドモンのいる鍾乳洞の付近まで何とかつなぎます。Bパートから、デスアーミー軍団の襲撃が開始。以前のように大群で攻めてきたほか、今回は飛行タイプ(デスバーディ)や水上戦用タイプ(デスネービー)も登場し、レインの行く手をあの手この手で阻みます。そんな彼女を守り抜き、道筋を作ったのは、チボデーたちドモンのライバルでした。この一連のシーンでは、ガンダムマックスター・ドラゴンガンダムガンダムローズの活躍がしっかりと描写。ボルトガンダムが出てこないのには「あれっ?」と思いましたが、この後のマスターガンダムの出現時という美味しい場面で、活躍してくれていました。シャイニングガンダムが本調子を出せない(レインが乗っている)ため、脇のガンダムたちが大活躍。それでも途中から数の前に押され気味だったけど、最終的には全滅させてドモンのもとに駆け付けてるんだから、たいしたファイターたちですよね。ここでの彼らは、本当に輝いていました。

 

レインは何とかシャイニングガンダムでドモンの近くまでたどり着きますが、そこで待ち構えていたのはマスター・アジアとマスターガンダム。レインは圧倒的に分が悪い戦いを強いられることになりますが、ここでドモン、そしてガンダムシュピーゲルが鍾乳洞の中から飛び出し、彼女を救います。しかし、ドモンは焦ったせいで、まだ修行が完成していないにもかかわらずシャイニング・フィンガーを発動させ、マスターガンダムと真っ向勝負。その戦いの行方は…。終盤で登場したのが、マスター・アジアとマスターガンダム。ボルトガンダムのガードを経て、これにはドモン/シャイニングガンダムが挑み、二大必殺技フィンガーが激しくぶつかり合います。修行は完成していないにもかかわらず、レイン救出のため、怒りに任せて戦いを選択したドモン。その結果は次回に持ち越しとなりました。シュバルツが危惧しているあたり、多分マスターガンダムに負けちゃうんだろうけど…はてさてどうなるかな?

 

 

 

第22話「戦士の絆!デビル包囲網を突破せよ」

1994年9月16日放送

登場した敵他:マスターガンダム、デビルガンダム、デスバーディ、デスネービー、デスアーミー

「約束しよう。これは2人のガンダムだからな!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!再びぶつかり合った、シャイニングガンダムマスターガンダム。しかし、その勝負はシャイニングガンダムの敗北に終わり、機体は激しく損傷しました!チボデーらライバルたちの協力を得て、防衛網を維持しつつドモンたちは機体の修理を急ぎますが、なんとその間に、マスター・アジアが、デスアーミーの大群を引き連れて襲撃してきたではありませんか!徹底抗戦に出るチボデーたちですが、戦局は劣勢。シャイニングガンダムの修理が完了するも、時すでに遅し!さあこの状況を、ドモンはどう打開するんだぁ!?

 

サブタイトル通り、ドモンたちがマスターガンダム&デビルガンダムによって形成された包囲網を突破・脱出する一編(ただし、ドモンは自らの意志で残留)。シャイニングガンダムの修理にかなり時間がかかっていることから、ガンダムマックスター・ドラゴンガンダムガンダムローズ・ボルトガンダム4機の活躍に大きく時間が割かれていました。劇中でも登場人物が言っている通り、ドモンは同じファイターであっても、チボデーたちが身体を張ってその修理時間を稼ぐまでの義理は無いはず。それでも彼らが自らの意志で残り、戦い続けたのは、まさにドモンとの間にできた「戦士の絆」によるところが大きいといえるでしょう。

 

前回、シュバルツの言いつけを無視して、マスターガンダムと激突したドモン/シャイニングガンダム。その結果は、シュバルツの危惧通り、ドモンの敗北に終わります。シュバルツの手によりその場を脱出したドモンたちでしたが、周囲にはデビルガンダムガンダムヘッドがうようよしており、とても簡単に脱出できる状況ではないありさま。そのうえ、シャイニングガンダムは激しく損傷し、すぐには動けない状態でした。シャイニングガンダムマスターガンダムの戦いは、やはり前者の敗北。しかし、以前と違って、大きく損傷したものの腕が大破したり等していないあたり、ドモンの実力も確実に上がっている証拠と言えるのではないでしょうか。とはいえ、ドモンが負けたことで劣勢になったのは事実。シュバルツのおかげで脱出に成功した彼らは、いったんネオロシア軍キャンプに集結し、そこで今後の作戦を練り直します。以前のナスターシャなら、ボルトガンダムを退かせてすぐさま撤収…なんて作戦を取りかねませんでしたが、ここでは「新宿での借りを返す」という形で、軍人として作戦立案の音頭をとることに。上手いこと、過去のお話をきちんと踏まえています。

 

マスター・アジアの次なる襲撃は容易に予想され、それまでに脱出を図らなければならなかったチボデーたち。しかし彼らに、ドモンとレインを置いて脱出するという選択肢はありませんでした。そこで彼らは、各方面に分かれて防衛網を形成。迫りくるデスアーミー軍団に対し、必死の防戦を行います。その間にレインはシャイニングガンダムの修理を急ぎますが、発熱し体調は悪化の一途をたどっていました。チボデーたちは、その気になればドモンを置いてネオホンコンへ脱出することもできましたが、それをせずに皆残留。作戦にも積極的に参加し、のちのデスアーミーの大群による激しい襲撃を受けても踏ん張り続ける、かなりの攻勢を見せます。その理由は、ドモンとの間にできた戦士としての絆のため。純粋に仲間を助けるというその思いが、彼らを突き動かしていました。ここではチボデーら4人が頑張っているのもそうですが、ナスターシャ自身もドモンを守るべく積極的に行動していること。さらに、自分自身はガンダムファイターではないとはいえ、チボデーたちに武器供与したり鼓舞したりなどし、かなり大胆な全面バックアップを行っています。

 

チボデーたちがかなりの粘りを見せる中、シャイニングガンダムの修理は依然終わらない状況。それでもドモンの協力あって、何とか大詰めを迎えます。やがてマスター・アジアがマスターガンダムを繰り出し、今までの規模を超えるデスアーミーの大群で襲い掛かってきますが、チボデーたち、そしてナスターシャに“撤退”の選択肢はありませんでした。Bパート前半になってもその戦闘は継続。デスアーミーの大群は倒しても倒しても出てくるためキリがなく、チボデーたちは激しく消耗していきますが、それでも撤退するという判断は無し。それはアルゴ/ボルトガンダムを支援するナスターシャも同じで、撤退を進言する兵士をたしなめるほどでした。「ここでガンダムたちを置いて逃げるのは、国の恥だ!」として、徹底抗戦の構えを見せるナスターシャ。もちろんこの発言は、軍人としての彼女の本心でしょうが、この戦いにかけている思いは、きっとそれだけではないでしょう。彼女もまた、ドモンたちとの交流を経て、心境変化が生まれていることが窺えます。

 

マスターガンダムの本隊が目前に迫った時、シュバルツのガンダムシュピーゲルが再登場。急流と出水を利用してデスアーミーの大群を一気に押し流し、自然の力を使って戦局を完全にひっくり返します。これによりマスターガンダムの部隊に大きな穴ができ、チボデーたちはお互いの再会を誓って脱出。レインもナスターシャとともに脱出していきますが、一方のドモンは、あえてその場にとどまり続けるのでした。最後のセリフで感じられる、ドモンの強い決意。マスター・アジアとの一応の決着も、いよいよ…なのかな?

 

ドモン「うるさい!俺はもう、あんたを師匠とは呼ばない!俺の敵…マスター・アジア、東方不敗!」

 

 

 

第23話「宿命の闘い!ドモン対デビルガンダム

1994年9月23日放送

登場した敵他:マスターガンダム、デビルガンダム

「見えた…見えたぞ!水の一雫!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ただ1人ギアナ高地に残ったドモンが望むは、マスターガンダムとデビルガンダムとの決着。しかし、依然修行は完成しておらず、マスター・アジアとの力の差は歴然。その状況下で、ドモンは、シュバルツの言いつけを無視して、怒りによるスーパーモードを発動させてしまうのです!ところが、それは自分を大きくピンチに陥らせた上に、助けに来たガンダムシュピーゲルを大きく傷つける結果になってしまったではありませんか!死を覚悟するまでに追い詰められたドモンは、ついに、明鏡止水の心の境地に達し、修行を完成させるのです!今ここに、真のスーパーモードの力が発動したぞッ!

 

ついに決着?デビルガンダムとの戦い!今回はいよいよ、ドモン/シャイニングガンダムマスターガンダム&デビルガンダムの一騎討ち回。サブタイトルではデビルガンダムの方がクローズアップされていますが、お話で中心になっていたのは、どちらかといえばマスターガンダムとの戦いの方でした。ドモンが修行を完成させて、真のスーパーモードを発動させ、さらにマスター・アジアとデビルガンダムに打ち勝つお話ですから、画力の方も気合十分。特に目力と後半からの攻撃ラッシュが凄まじく、もうただひたすら圧倒されるばかりでした。

 

ウルベ少佐たちがギアナ高地のデビルガンダムのエネルギー反応をキャッチしていた頃。そこにただ1人残ったドモンは、現れたマスターガンダムと対峙。決着をつけるべく、1対1の対決に臨みます。しかし、修行をまだ完成できていないことから、その実力差は依然埋められていない状態。早くも劣勢に立たされ、さらにマスター・アジアは、スーパーモードを発動させるよう挑発してきます。怒りにかられるドモンの前に現れたのは、シュバルツ/ガンダムシュピーゲルでした。今回、初めて『G』の後半の主役機であるゴッドガンダムの名称が登場。結果的にドモンのもとに射出される形になりますが、タイミングが悪かったこともあり、その機体が使われることはありませんでした。話の流れと勢い的に、完全にゴッドガンダムが出てきてもおかしくなかった今回。この展開で出てこないということは、ゴッドガンダムの正式デビュー回(次回)でどんなアツいバトルが待ち受けているのか、わくわくさせられます。こうした支援が来つつあることも知らずに、ドモンはマスター・アジアとの戦いを優先。しかし、シュバルツの読み通りピンチに陥り、彼の助けがなければ危うい状況でした。またまたまたシュバルツに救われることになったドモン。感情が高ぶるのはよくわかるけど、さすがにここまでくると、ちょっとは学習した方が…。

 

シュバルツの手で、いったん滝の中の洞窟へとやってきたドモン。打倒マスター・アジアにはやる彼に対し、シュバルツは怒りを抑えること、そして明鏡止水の心こそが、修行を完成させる術だと説きます。しかし、それはドモン自身にはあまり伝わらず、シュバルツ自身も匙を投げて撤退。再びマスターガンダムのもとに帰ってきたドモンは、シャイニングガンダムで挑みますが…。ドモンの状況を見かねたシュバルツは、修行を完成させる最後のヒントとして、明鏡止水の心を伝授。その理屈自体はドモンに伝わったものの、本質的な理解には至らず、無視して再度マスター・アジアに挑むという愚行に出ます。シュバルツのアドバイスは的確であり、今までのお話を踏まえて考えてみれば「まあそれだよね!」となるものですが、この時のドモンは怒りに駆られているせいで、あまり効果なし。シュバルツも匙を投げ、とうとう彼の前から姿を消してしまいます。ここでのドモンは、決して褒められる状態ではないものの、まあ若者らしい突貫さかなという感じ。でも、結局スーパーモードをコントロールするための術を、ほとんどシュバルツから教えてもらっているというのは、ちょっとなんだかなぁという感じですね。キング・オブ・ハートの称号を持つ武闘家なのだから、彼の力で、そして彼なりの方法で、それを見つけ出してほしかったですね。

 

マスター・アジアの度重なる挑発、そしてデビルガンダムの出現により、ドモンの怒りのパワーが増幅され、シャイニングガンダム スーパーモードが発動。しかしそれは、ただ徒に力を消耗しているだけであり、マスターガンダムにダメージを与えることはできていませんでした。むしろ、それによりスキだらけになったドモンはピンチに陥りますが、ガンダムシュピーゲルが現れ、身体を張って彼をアシスト。ボロボロになったその機体を見、さらにマスターガンダムに背後を取られ死を覚悟したその瞬間、ドモンは明鏡止水の心に達し、真のスーパーモードを発動するのでした。デビルガンダムを利用してまでの、マスター・アジアの挑発により、ドモンの怒りが頂点に達してスーパーモードが発動。シュバルツの教えとは真逆の方向に突き進んだ結果、自分自身はピンチに陥り、そしてそんな自分をかばったシュバルツが重傷を負う事態を招いてしまいます。ここまで来ても、まだシュバルツの言葉が理解しきれていなかったドモンは、ミスを連発。しかしここで、ようやく彼は自分の過ちを認め、大きく成長することになります。うーむ、ここまで来ないと気づけなかったか、ドモン。やはりこれもシュバルツのいう通り、怒りは人の判断能力を奪うからなのか―。

 

シャイニングガンダム スーパーモードは黄金の輝きを放ち、マスターガンダムを圧倒。マスター・アジアは全く手も足も出ずにただやられるのみで、スーパーモードの実力、そして師匠が弟子に負けるという構図に震えます。勢いに乗ったドモンは、そのままデビルガンダムのもとへと向かい、渾身のシャイニング・フィンガーを決めて勝利。残るはあとマスター・アジアのみとなりますが、このタイミングで、ネオジャパンよりゴッドガンダムが届きます。それと同じ頃、マスター・アジアは、シュバルツの覆面に隠されていた素顔を目の当たりにして、驚愕するのでした。終盤でついに、スーパーモードの真の力が発動。全身が黄金に輝いたそれは、マスター・アジアに攻撃するスキを微塵も与えずに攻撃のラッシュを叩き込んで圧倒。さらにデビルガンダムに突撃し、シャイニング・フィンガーをお見舞いして勝利をおさめます。ここでのシャイニングガンダム スーパーモードの描写は凄まじいものがありますが、それと同じくらい力が入れられているのが、やられている側のマスター・アジアの描写。見た目としてやられているさまだけでなく、その細かな心情までをもきっちり描くことで、ドモンが一気に強くなったことをアピールしてくれています。「かつての弟子に実力を抜かれるかもしれない」という、マスター・アジアが恐怖を覚える描写が挿入されたのも、今回が初めてですよね。

 

ドモン「消える!俺の怒りと悲しみと復讐心が、消えていく―。」

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第24話から第26話をご紹介予定です。『機動武闘伝Gガンダム』!次回もこのブログで、レディ・ゴーッ!!

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機動武闘伝Gガンダム』の本編は、各種サイトで公式配信中!↓コチラもチェックだ!

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Gガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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真剣に、命がけで遊べ。タローマングッズ集

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今回は、先日実家への帰省に併せて訪れた、大阪中之島美術館で開催中の「展覧会岡本太郎」で販売されていたグッズのご紹介です。

 

岡本太郎没後最大級の展覧会ということで、その商品数もべらぼうにあったグッズコーナー。しかし、そのほとんどは川崎市岡本太郎美術館でも販売されているものであり、「この展覧会に来たからこそ買える!」という商品は、思ったより少なかったように感じました。狙ったわけじゃないんだけど、結局『TAROMAN(タローマン)』関連グッズばかり買っちゃったなぁ。

 

なお、大阪中之島美術館で開催中の「展覧会岡本太郎」に関する記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、今まで訪れた岡本太郎関連スポットの記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

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さらに、全ての発端となった『岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN(タローマン)』のレビューは↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

①タローマンクリアファイルB

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奇獣と戦うタローマンと(なぜか当然のようにいる)タローマン2号を大胆に描いたポスターアートを使用した、クリアファイル。商品名に「B」がついているのは、当然「A」もあるからであり、こちらは往年の怪獣図鑑をイメージしたようなデザイン。ですが、私が展覧会に行ったときは「B」しか売ってなかったので、これだけ買ってきました。

 

『TAROMAN(タローマン)』が上手いこと現代技術で昭和特撮を再現していることは、作品を観た者はこれでもかというほどわかっているでしょうが、そのエッセンスはこうした商品にもしっかりと息づいている印象。もちろんイラストのタッチもそうですが、中央にヒーローを配し、その周囲に敵をゴチャっと配置するさまは、まさに昭和特撮グッズに使用されているイラストではよくある構図です。このように、絵のタッチ以外のところにもこだわっているのが、「わかってるな!」という感じがしていいですよね〜。

 

ちなみに、このイラストを使用した1972年のカレンダーもグッズとして販売。金銭的な理由で買いはしませんでしたが、その力の入れっぷりには舌を巻きました。『TAROMAN(タローマン)』って、一応今からちょうど50年前の1972年に放送されたって設定なのね…。

 

 

②タローマンガチャ缶バッジ

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タローマンや劇中で登場した奇獣をあしらった缶バッジ。レア含めて全6種類ありますが、私が入手したのはノーマル3種のみ。それぞれタローマン単独のもの、タローマンと未来を見たの格闘、タローマンと太陽の塔の格闘を描いたものでした。

 

こうした缶バッジ系グッズも、実際の昭和特撮の頃によく生産された商品。今は技術の進歩や安全基準の変化により、より近代的なものになっており昭和感は薄れてしまっていますが、それでもあしらわれているイラストには、しっかりと“昭和”が息づいていると感じられます。

 

ちなみに、絵柄の中に手のひらのマークがありますが、これは「絵柄によってグーチョキパーになっていて、ジャンケン遊びができる」というのではなく、単にタローマンの手のマークをかたどっているだけ。なんじゃそりゃ!

 

 

③タローマンポストカード

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グッズとして発売されていたものではなく、来館者向けに無料で配られていたポストカード。大阪中之島美術館の場合、2階出入口の奥に設けられた特別スペースの中で、ラックに入れられた状態で配布されていました。担当者も立ちながら、本編映像も流して大々的に宣伝しており、力の入れようが感じられました。

 

見慣れたポスタービジュアルあしらわれており、「詳細はWEBで!」という感じで作られたシンプルなもの。QRコードがどうしても現代感を出してしまっていますが、それに目をつぶれば、これについてもしっかりと昭和感を出せていると感じます。色使いのハデじゃない濃さが、それを強く感じさせてくれるんですよね。

 

 

 

 

 

 

品数も品揃えもケタ違いのべらぼうさを誇っていた、「展覧会岡本太郎」のグッズコーナー。しかし、私が行った時点でも、増産されたばかりの『タローマン』関連グッズを中心としたいくつかのグッズが品切れ状態になっており、人気の高さを感じさせてくれました。

 

大阪でこれなんだから、10月末からの東京開催は、さらに壮絶なものになることでしょう。グッズ購入なんか、熾烈な争奪戦になるんじゃないか…!?

 

↓なんだこれは!?

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