お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動武闘伝Gガンダム』ちょっとした感想 巻之九(第24話~26話)

今回は、機動武闘伝Gガンダム』の感想記事第9回目です。

 

ついに登場、ゴッドガンダムいよいよ今回ご紹介の3話で、ギアナ高地編も完結。そのラストは、『G』後半の主役機にしてパワーアップ機:ゴッドガンダムのデビュー回ととなりました。シャイニングガンダムの機能をモノにした直後に機体交代しちゃうのは、ちょっともったいないなとも感じましたが、そんな不安やマイナス面を吹っ飛ばしてくれるほど、ゴッドガンダムは活躍してくれます。強くてカッコいいぜ、ゴッドガンダム

 

なお、前回(第21~23話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第24話「新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生」

1994年9月30日放送

登場した敵他:マスターガンダム、天剣絶刀ガンダムヘブンズソード、獅王争覇グランドガンダム、笑倣江湖ウォルターガンダム

「俺はネオホンコンへ行くんだ!このガンダムで、父さんを助けるために…。だから動いてくれ、ゴッドガンダム!!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ガンダムファイト勝戦開幕まで、あと4時間となりました。しかしドモンは、マスターガンダムの妨害を受け、未だギアナ高地にとどまっているではありませんか!あらゆる手段を使ってそれを回避しようとするドモンですが、マスター・アジアはかなりしつこく、そして強敵。そこでドモンは、目の前に落ちてきたゴッドガンダムに、そのすべてを賭けるのです!ところが、乗り込んだはいいものの、ゴッドガンダムはまだロールアウトしたてですぐ動きません!果たしてドモンは、マスター・アジアを倒し、決勝会場にたどり着けるのでしょうか!?

 

ついに登場、ゴッドガンダム今回はサブタイトル通り、いよいよ『G』後半の主役機:ゴッドガンダムの本格デビュー回。機体そのものが強いこともあって、意外に活躍時間は少なめであり、ゴッドガンダム覚醒の過程、そしてドモンとマスター・アジアのぶつかり合いに、お話の重きが置かれていました。本編を観終わって改めて俯瞰してみると、ベタな展開の連続ではあるのですが、お話自体の持つ異常なまでの熱量とインパクトが、視聴者を引きずり込み、その中に没頭させてくれました。いや、本当に『G』らしい後半主役機デビュー回だったよ。

 

ガンダムファイト勝戦開幕まで、あと4時間。世界各国のガンダムが続々と集結する中、チボデーたちもギアナ高地からようやく到着。無事決勝戦に間に合う一方で、ドモン/シャイニングガンダムの姿はそこにはありませんでした。レインたちが心配する中、当の本人は未だギアナ高地に滞在。ネオホンコンに向かおうとしますが、地下から手が伸びだし、拘束されてしまいます。その正体は、倒したはずのマスターガンダム/マスター・アジアでした。前回ちらっと登場した世界各国のガンダムは、今回も登場。ネオオランダのネーデルガンダムが、胸にあった風車を足に配して飛んでやってきてるのには笑いました。いや、その風車そうやって使うんかい!このようにネオホンコンがにぎわい始めている一方で、未だそこにたどり着けていなかったのが、ネオジャパン代表であるドモン/シャイニングガンダム。彼は、目の前に落ちてきていたゴッドガンダムに手を伸ばそうとしますが、その時ゴッドガンダム側の地盤が崩れ、さらに自身の方には地中から伸びる手が。その正体は、マスター・アジアのマスターガンダムでした。前回あれだけやられていたのに、まだ動く力があったマスターガンダム。執念強すぎでしょ…。

 

マスター・アジアは、一度ドモンにやられていることもあり、今まで以上に彼を倒すことに固執。攻撃のラッシュを叩き込み、シャイニングガンダムをグロッキー状態にします。しかし、ドモンもただやられているばかりではなく、マスターガンダムに対して怒涛の反撃。そして最後は、両者必殺技を決めて相討ちになりますが、マスターガンダムがわずかにエネルギーを残していた一方で、シャイニングガンダムはこの一戦によりエネルギーがすっからかんになってしまいます。マスター・アジアは、もはやドモンを仲間に引き入れるというよりも、自分のプライドを傷つけたが故に倒すという思いの方が強くなっており、容赦ない攻撃を連発。さすがのドモンも防戦一方になりますが、ただやられているばかりではなく、きっちりと反撃し、着実にマスター・アジアにダメージを与え続けていました。やられつつもまだ負けていないという戦術(と言うべきか?)ができるようになったのは、ドモンの成長を感じるなあという印象。ちょっと前までの彼なら、間違いなくブチギレてスーパーモードを発動してたでしょうからね。

 

ドモン「うるさい!あんたの都合など聞いていられるか!俺はいつまでもあんたの弟子でもなければ、おもちゃでもない!」

 

勝戦開幕まで、あと1時間。目の前にあるゴッドガンダムのカプセルに目を付けたドモンは、シャイニングガンダムを放棄し、生身のままゴッドガンダムの下へ向かいます。マスターガンダムの妨害をかいくぐり、何とか乗り込んだものの、機体はロールアウトした手で動かずじまい。そのことは、ネオホンコンにいるレインたちそしてウルベ少佐たちも把握しており、脳波通信によってシャイニングガンダムを動かし、それによる戦闘データ転送によって、ゴッドガンダムを動かそうと計画します。レインの思いは、ドモンに届くのか―!?シャイニングガンダムがもう使い物にならないと悟ったドモンは、ゴッドガンダムへの乗り換えを決意。機体を放棄してそれに生身で走って向かい、マスター・アジアは当然それを狙って攻撃しようとしますが、それを防いだのは、無人になったはずのシャイニングガンダムでした。モビルファイターは通常、ガンダムファイターがいなければ動かない仕組みですが、コア・ランダーで組んだ簡単なプログラム程度であれば、それをもとに多少オートコントロールができるらしく、ドモンが活用したのは、そのシステムでした。極限の状況下で使える手段を使い、活路を開くドモン。なかなか頭のいい戦い方です。そんな彼は、なんとかゴッドガンダムに乗り込みますが、機体はなぜか動かずじまい。その間にもマスター・アジアの脅威は迫っており、ピンチに陥るドモンでしたが、彼を救ったのは、レインの脳波コントロールで動き出したシャイニングガンダムでした。ゴッドガンダムはもともとガンダムファイト勝戦用の機体。そのため、シャイニングガンダムの戦闘データをプログラミングする必要があり、それなしでは動くことはあり得ませんでした。ギアナ高地にはもはやドモン1人しかいないので、普通に考えればゴッドガンダムの起動は不可能ですが、それを可能にしたのがレインとその脳波通信装置。レインの思いが無ければ、本当にドモンは決勝戦棄権扱いになってたろうなぁ…。

 

レインたちの尽力により、ゴッドガンダムが覚醒。それは驚異的な強さを誇り、マスターガンダムを片手で粉砕して、そのままギアナ高地を飛び立ちます。その機体で全速力で飛ばしても、このままではネオホンコンに間に合わないと考えたドモンは、宇宙に張られているリングのロープの反動を利用し、大幅にショートカット。最後の最後で謎のモビルファイター軍団の奇襲を受けるも、決勝戦開幕まであと数秒というギリギリのところで、無事現地に到着するのでした。ついに起動したゴッドガンダムは、その名にふさわしい強さを発揮。なんと片手でマスターガンダムを下し、そのままネオホンコンへと飛び立ちます。シャイニング・フィンガーの要領で、右手でマスターガンダムの頭を押さえ、そのまま地面にたたきつけて飛び去っていく―この光景は、「ゴッドガンダムシャイニングガンダムよりも圧倒的に強い」という印象を、視聴者に強く与えてくれました。いやもう、驚きを超えてかなりの衝撃だよ!そんなゴッドガンダムは、バーニヤを全噴射して向かうだけでなく、宇宙のリングロープまでをも利用してネオホンコンに到着。その際、一瞬だけ謎の敵の妨害を受けますが、何とかそれも潜り抜けます。ラストでゴッドガンダムを襲った謎の敵は、OP映像にも登場しているガンダム四天王。いよいよこいつらも、物語に関わってくるってわけか…!

 

 

 

第25話「決勝開幕!ガンダムファイター大集合」

1994年10月7日放送

登場した敵他:なし(総集編)

「そう…シャイニングガンダム!俺とお前とゴッドガンダムは、まさしく三位一体なのだぁ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!いよいよ役者はそろい、ガンダムファイト勝戦の開会式が始まりました。最初に入場し紹介を受けたドモンたちは、今までの戦いを振り返りながら、決勝戦への思いを新たにするのです。そして、その後に入場してくる他国のガンダムたち。なんとそこには、倒したはずのマスターガンダムやネロスガンダム、ジョンブルガンダムまでもが姿を見せているではありませんか!そして宣言されるガンダムファイト勝戦開幕。ネオホンコン首相:ウォン・ユンファの語る、「第13回ガンダムファイト決勝リーグ3ヵ条」とは!?

 

物語もいよいよ後半戦に突入。その1回目となる今回は、タイミング的にもちょうどいい、前半の物語の振り返りを中心とした総集編になっていました。しかし、総集編とはいえ、ウォンなどの新キャラが登場したり、ミケロやチャップマン登場の謎があったりと、しっかりと後半戦へのにおわせが挿入されているのが特徴的。お話全体の構成も、あからさまな総集編という形になっておらず、他のお話と同じ雰囲気でしっかりと楽しむことができました。

 

ガンダムファイト勝戦開幕を告げる開会式が、いよいよ開始。各国のガンダムがその入場を待つ中で、最初に入ってきた5体は、ドモンとチボデーたちでした。式が盛大に催される中、ドモンたちは各々、今までの戦いを思い出し、決勝戦への思いを強くしていきます。今回は、全編にわたって開会式の様子が描写。まずはあくまでも偶然の並び順ということで、ガンダムマックスター→ドラゴンガンダムガンダムローズ→ボルトガンダムゴッドガンダムが続々と入場し、それに合わせてアナウンサーの方から紹介映像が挿入され、同時にドモンたちも今までの戦いを振り返る形になっています。過去映像をガッツリ使っているので、「ああ、今回は総集編だな」ということはわかるのですが、そこに至るまでの展開、そしてそれが始まってからの流れが全く違和感なしのがGood。そりゃ、選手が入場してくれば、それまでの戦績や戦いのハイライトを紹介するのは当たり前ですし、選手本人だって、今までの戦いを思い出すことも当然にあるでしょう。シンプルながら、この流れはよく考えたなぁと感じましたね。

 

ドモンたちに続いて、他国のガンダムたちも続々と入場。なんとその中には、倒したはずのマスターガンダム/マスター・アジア、そして脇を固める役目として、ネロスガンダム/ミケロとジョンブルガンダム/チャップマンの姿もありました。困惑するドモンたちをよそに、マスター・アジアは堂々の優勝を宣言。それに対しドモンは、必ず打ち勝ってみせると反論するのでした。中盤から後半にかけては、決勝大会に出場する他国のガンダムが続々と登場。その中には、ランバーガンダム等といった、既にドモンたちと戦ったことのある相手も登場し、それを受けて対象となるメインキャラたちがその時のことを回想する形で、過去映像が挿入されていきます。ドモンたちメインキャラの回想がAパートのみという早い段階で終わったので、「ここからどう残りの時間を持たせるんだろう?」と思いましたが、こうした形をとってくるとは、非常に面白いなと感じましたね。そうした回想シーンや、他国のガンダムの登場シーンの中で、最もインパクトが大きかったのが、マスターガンダム/マスター・アジア。前回ゴッドガンダムにメタメタにやられたはずの彼は、まるで何事もなかったかのようにネオホンコン代表として登場し、さらには今回大会を優勝して「東西南北中央不敗/スーパー・アジア」になると宣言します。優勝への意気込みはよくわかったけど、さすがに振り切りすぎな感のあるマスター・アジア。前回のゴッドガンダムとの戦いで、いろんな意味で大きなダメージを負ってしまったからなんだろうか……。いやそれ以前に、あれだけ極悪なことをしてたのに、平然とガンダムファイト勝戦に参戦できてていいのか!?

 

開会式も大詰めを迎え、ネオホンコンのウォン首相により開会の言葉が披露。それと同時に、「決勝リーグ3ヵ条」という独自ルールが設定されます。そしてラストは、ゴッドガンダムマスターガンダムによる演武が披露。こうしてトーチに火がともされ、ガンダムファイト勝戦は正式に開幕します。ウォン首相による「決勝リーグ3ヵ条」の特筆すべき点は、モビルファイターどうしのコクピットへの攻撃を認めていること。つまり、戦闘においてガンダムファイターが死亡する可能性もあるということを意味していました。より激しく、そして場合によっては卑怯な戦術も使われそうな予感がする、第13回ガンダムファイト。ドモンとゴッドガンダムは、この戦いを乗り切れるのか―?

 

 

 

第26話「新必殺技!爆熱ゴッド・フィンガー!!」

1994年10月14日放送

登場した敵他:ゼウスガンダム/マーキロット・クロノス(ネオギリシア)、ネーデルガンダム/ルトガー・バーホーベン(ネオオランダ)

「夢と同じだ…。でも今の俺は、ホウロウムシだ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ガンダムファイト勝戦、ドモンの最初の相手は、ネオギリシア代表ゼウスガンダム。しかし、それは今まで負け知らずの優勝候補筆頭のガンダムだったのです。しかも試合の前日に、ドモンは、ガンダムファイターのマーキロット・クロノスに、叩きのめされてしまったではありませんか!実力差を見せつけられ、プライドを砕かれた彼に、勝機はあるのでしょうか?そして迎えるガンダムファイト。ある老人の教えを胸にそれに臨むドモンは、最後の最後まで粘り続けるのです。そして、ゴッドガンダムの力が覚醒しました!今こそ決めろ、爆熱ゴッド・フィンガァァァァッ!!

 

OP・EDともに切り替わり、物語は正式に後半戦に突入。その第1回目となる今回は、ゴッドガンダムとゼウスガンダムの死闘、そしてドモンのさらなる成長が描かれることになりました。1つのお話の中で「ドモンの挫折からの成長」・「ゼウスガンダムの強さ」・「ゴッドガンダムの必殺技(爆熱ゴッド・フィンガー)デビュー」を盛り込んでいるため、その濃厚さは本作トップクラス。前後編にしてもいいくらいのアツい、そして深い一編に仕上がっていました。これは確かに、視聴者も大興奮必至ですね。

 

開会式を経て、ガンダムファイト勝戦がついに開始。ゼウスガンダムの圧倒的な強さを観たウォン首相は、その相手としてゴッドガンダムを配置することを決定します。そのことをカラト委員長経由で知らされるドモンでしたが、当の本人はそれほど気には留めておらず、さらに豪華ホテルの設備は性に合わないとして、勝手にネオホンコンの街へ出て行ってしまうのでした。序盤でまず描写されるのが、ゼウスガンダムとネーデルガンダムガンダムファイト。その結果はゼウスガンダムの圧勝に終わり、ネーデルガンダムはほとんど反撃できずに爆発四散してしまいました。今まで、怪力や技自慢のモビルファイターはたくさん登場しましたが、ゼウスガンダムはそれらとはひと味違い、もともと優勝候補として一目置かれているうえ、1回も愛馬ハーキュリーから降りずに勝利していることから、視聴者にも「今までのモビルファイターとは違う!」ということを強烈に印象付けてくれます。のちの描写によれば、このあとのVSゴッドガンダム戦まで、一度もハーキュリーから引きずり降ろされたことがないらしい。どんだけ強いのよ!?そんなゼウスガンダムの強さに目を付けたウォン首相は、今度はゴッドガンダム/ドモンにぶつけることを決定。その事実を知ったドモンは、どれほど取り乱すことはありませんでした。このときのドモンは、ゼウスガンダムとのガンダムファイトの心配よりも、ホテルが性に合わないということの方が重要。まあ確かに、ドモンには合わなさそうなスイートルームだったけどさ…。

 

ネオホンコンの街をふらついていたドモンは、偶然開放されているネオギリシアの輸送船を発見。それに乗り込んでゼウスガンダムを見物していると、そこにはそのガンダムファイターであるマーキロットがいました。いきなり攻撃してきたい彼に対し、果敢に反撃するドモンでしたが、体格とパワーともに圧倒的な差があり、そのまま殴り飛ばされ海に転落。このまま彼は、海に没してしまうかに思われましたが―。Aパート後半で描かれるのが、マーキロットの強さと、ドモンの挫折。このシーンを挟むことで、ドモンが修行を完成させたことである種うぬぼれていたことが描写され、彼自身もそれを自覚することになります。確かにドモンは若干調子に乗っていたフシはありますが、ここでのマーキロットとの戦いは、誰がどう見ても元からかなり不利。なにせ体格差が倍近くあり、マーキロット自身は古代オリンピアの戦士みたいな筋骨隆々の体格と恰好をしているため、どう見てもドモンが真正面からやり合って勝てる相手ではありませんでした。マーキロットの身長は、ドモンの約2倍。アルゴよりもさらにデカい感じです。いやもう、いろんな意味で人間を超越しちゃってるよこの人…。

 

悪夢から目覚めたドモンがいたのは、とある老人の船の中。そこで朝食をふるまってもらった彼は、その老人=ハンからホウロウムシの話を聞きます。それを受けたドモンは、マーキロットそしてゼウスガンダムへの恐怖と迷いを断ち切り、すがすがしい気持ちで決勝会場に直行。チボデーらライバルに見送られながら、遅れながらも堂々の入場を果たします。ゼウスガンダムに倒される悪夢にうなされていたドモンが気が付いたのは、あるハンの船の中。ここで彼は、ゼウスガンダムへの勝利に向けての重要な知見を得ます。ハンはドモンの心中を察したのか、自分よりも何倍も大きい虫を捕食している“ホウロウムシ”の話をし、さらにドモンが自分の弱さを知ったことを「めでたいことだ」として、彼に立ち上がる気力と勇気を与えます。ハンにどんな背景があるかは結局不明ですが、ドモンの大きな心の支えになったのは事実。しかも、ホウロウムシの話が実はでっち上げというのが(最後の最後でドモンもそれに気づいているという描写もなされる)、このシーンをさらに深いものにしています。なんというか、男どうしの、静かながらもアツい交流を感じさせてくれるものでしたね。

 

いよいよ、ゴッドガンダムとゼウスガンダムガンダムファイトが開始。やはりパワーではゼウスガンダムの方が圧倒的な状況でしたが、落ち着きを取り戻し、決してあきらめない心を持ったドモンは、的確に反撃。ゴッドスラッシュでハーキュリーを破壊し、上空からとびかかってくるゴッドガンダムを左手だけで受け止めます。このとき、レインから新必殺技の存在を教えられたドモンは、ぶっつけ本番で爆熱ゴッド・フィンガーを発動。それ食らったゼウスガンダムは木っ端微塵となり、初めての敗北を経験したマーキロットは、自身もまたうぬぼれていたことを痛感するのでした。終盤でついに、ゴッドガンダムとゼウスガンダムガンダムファイトが描写。確かに全体的にゴッドガンダムが押され気味ではありましたが、尺の関係もあってかそこまで苦戦している印象はなく、的確にチャンスを見つけては反撃していた感じがしました。時間自体は短いものでしたが、しっかりと今までの描写を踏まえたドモンのあきらめないさまが描かれていたのはGoodでしたね。そしてその結果、ゴッドガンダムはハーキュリーを破壊しますが、ゼウスガンダムはそれでも引き続き応戦。真正面からのパワー勝負で劣勢に追い込まれるゴッドガンダムでしたが、相手のスキの大きい行動、そしてその時教えられた爆熱ゴッド・フィンガーの存在により、逆転勝利をつかみます。ここでは、やはり爆熱ゴッド・フィンガーのインパクトとその初勝利が一番印象に残りますが、このファイトを踏まえてマーキロットが「自分もまた自分の力にうぬぼれていたのだ」と自覚する描写が入っているの興味深いところ。そういえば、マーキロットのドラマが尺の都合でそこまで挿入されていなかったのは、ちょっと残念だったかなぁ。でも、総合的に見れば、やっぱり『G』の中でもトップクラスの完成度を誇る一編でしたね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第27話から第29話をご紹介予定です。『機動武闘伝Gガンダム』!次回もこのブログで、レディ・ゴーッ!!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

機動武闘伝Gガンダム』の本編は、各種サイトで公式配信中!↓コチラもチェックだ!

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Gガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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