お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動戦士ガンダム』ちょっとした感想 Phase-3(第7~9話)

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今回は、機動戦士ガンダム』の感想記事第3回目です。

 

舞台は地球へと移り、アムロたちの戦闘も激化。その戦闘も、空中戦あり、敵味方の駆け引きあり、そして新型モビルスーツガンキャノン登場ありと、いろいろと趣向が凝らされているのが興味深いですね。ドラマパートはもちろんのこと、戦闘パートも面白さが加速していきます。

 

なお、前回(第7~9話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第7話「コアファイター脱出せよ」

1979年5月19日放送
登場した敵他:宇宙往還機コムサイ(シャアのカプセル)、ガウ攻撃空母、戦闘機ドップ編隊、シャア専用ザク

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「地球での自由落下は、言葉で言うほどの自由ではないのでな。」


STORY:ガルマの攻撃を退けたホワイトベースだったが、孤立している状況に変わりはない。地球連邦軍本部と連絡を取ろうとするブライトたちは、アムロの提案をベースに、コアファイターを射出して連邦軍本部に着陸させる作戦に出た。しかし、これに気づいたシャアたちが出撃し、さらにコアファイター出撃のショックでアムロが気絶。おまけにホワイトベースの避難民たちが暴動を起こし始めた。人々のエゴが渦巻く中、この作戦は成功するのだろうか?


ジオン公国の勢力圏内に依然とどまっているホワイトベースが、コアファイターを利用してコンタクトを試みる単発回。未知なるガンダムによる空中戦でのバトル、そしてホワイトベース避難民たちの暴動、彼らのエゴなどの見どころは多かったですが、全体的な展開はちょっと淡々としていましたね。コアファイター内でアムロが気絶してるシーンが長かったからかなぁ。


前回、ガルマの攻撃を何とか潜り抜け、そして退けたホワイトベース。しかし、地球連邦軍とは全く連絡が取れないため、孤立している状況に変わりはありませんでした。どうやって連絡を取るか―。考えあぐねるブライトに対し、アムロはある提案をします。同じ頃、ホワイトベース内では、避難民の老人たちの不満が噴出。やがてこれは暴動へと発展していくのでした。無線機に異常はないのに、連邦軍に自分の位置や状況を伝えることができないホワイトベースジオン公国の勢力圏では、強烈なジャミング電波等が出ているからなのでしょうか。そんな中で、アムロが提案したのが、コアファイターを用いた作戦。ホワイトベースのエネルギーを利用してコアファイターを射出。ジオン公国の勢力圏を飛び越えて連邦軍の勢力圏に着陸するという作戦でした。やれるかどうかは別にして、非常にシンプルな作戦。「別に射出しなくたって、コアファイターだけで連邦軍の勢力圏まで飛びきればいいじゃないか」とも思いましたが、まあ敵の攻撃があることは目に見えているので、「だったらそれが届かない距離を一気に飛び越えてしまおう」という発想になるのは、わからなくもないですね。このようにアムロたちが何とか状況を打開しようとしているのに対し、じょじょに不満を募らせていたのが避難民の老人たち。やがて彼らは子供たちを人質に取り、自分たちを地上に降ろせと要求してくるのでした。避難民の老人たちの気持ちもよくわかりますが、ここは敵の勢力圏。連邦軍側にとって安全な場所などどこにもありません。しかも、今までサイド7での惨状などを見てきたのですから、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないって、普通にわかると思うんだけどなぁ。


ブライトが老人たちの説得に当たる中、アムロは彼らにすべてを任せてコアファイターに搭乗。無事射出され、軌道に乗ることに成功します。しかし、射出のショックでアムロは気絶。おまけにホワイトベースの動きに気づいたシャアたちが出撃し、コアファイターは攻撃を受けることになってしまいます。何とか援護を試みるホワイトベースでしたが…。フラウたちを人質に取った(フラウは正確には同調した形ですが)老人たち。ブライトは彼らへの説得を試み、彼らは少しずつ態度を軟化していきますが、「地上に降りたい」という意思は変わらないのでした。自分たちのためだけじゃないと、必死に自分たちの行動が他の人のためでもあるとして正当化しようとする老人たち。でも、やっぱりしょせんは自分たちのため=エゴでしかないんだよね。そんな老人たちとブライトが話している間、コアファイターの射出準備は着々と進行。準備が完了しコアファイターアムロを乗せて射出されますが、その衝撃は想像以上のものであり、船内でアムロは気絶。さらにホワイトベースの動きをキャッチしたシャアとガルマが、攻撃を仕掛けてくるのでした。コアファイターの射出の衝撃はすさまじく、ガンダムにやっと乗り慣れてきたアムロが一発で気絶するレベル。のちのち奇跡的にアムロが復活したからよかったけど、このまま気絶したまんまだったら、シャアに撃墜されてアムロ死んでたぞ…。


コアファイター内で意識を取り戻したアムロは、セイラからの通信でシャアの接近を確認。相手もカプセルでの出撃だったため、アムロコアファイター武装で応戦。攻撃を命中させ不時着させることに成功します。しかし、この後さらに戦局は悪化。激化する戦闘に対し、ブライトはガンダムを出す決断をします。今回のシャアは、自分が乗ってきたカプセルで出撃。ガルマから戦闘機ドップ1機借りた方がよかったんじゃないかとも思いましたが、そこまでの余裕がなかったのでしょう。そんなカプセルに乗ったシャアは、最低限の武装しか積んでないそれをうまく利用しコアファイターを攻撃。対するコアファイターも、負けじと応戦。さすがにこれはコアファイターの方が有利で、シャアのカプセルは被弾。一時的に不時着を余儀なくされます。初めてアムロにやられた形となったシャア。しかし完全にやられたわけではなく、被弾箇所もカプセルの起動自体には影響がなかったため、再び戦線に復帰します。やられるにしても、ちゃんとやられ方を考えていた。さすがですね。こうして危機を脱したコアファイターでしたが、続いてガウ攻撃空母率いる戦闘機ドップ編隊が出現。さすがにコアファイター1機の戦闘力では分が悪く、またホワイトベースも容易に援護ができなかったため、ブライトはアムロホワイトベースへの帰投とガンダムでの出撃を命じます。宇宙空間で活動できるとは言え、ガンダムは飛行能力の無い陸戦向けモビルスーツ。それでも現状ホワイトベースが持ちうる最大戦力はそれしかないため、ブライトは無茶を承知で命令を出します。無茶な命令に不安がるアムロに対し、彼を鼓舞するセイラ。「生き抜きたいなら、お乗りなさい!」って、なかなか強烈だ…。


ガンダムに搭乗したアムロは、相手の攻撃をよけながら出撃。完全に地上に降り立つまでの数分の間に、戦闘機ドップ編隊を撃滅し、ホワイトベースの危機を救います。しかし、そこへシャア専用ザクが襲来。これとも戦うガンダムでしたが、ビームライフルの球を使いすぎてしまったことでやむを得ず撤退。シャア専用ザクも地上に降下してしまったためガンダムを追跡できず、続いて入ったガルマの無線により、ガンダムの持つポテンシャルに戦慄するのでした。数分間の自由落下の間に、空中戦を行うというかなり難しい戦いをせざるを得なくなったガンダムシャア専用ザクの登場により危機に陥ることはあったものの、ガンダムは何とか戦闘機ドップ編隊を退け、ホワイトベースを救います。自由落下なんて言葉はカッコいいけど、要するにただ落っこちるということ。ろくに空中戦用武器も持たない(ビームライフルなどの遠距離武器はあるけど)ガンダムに、「この間に戦え」って、かなり無茶な命令ですよね。それでも何とか戦い抜いたアムロは、自身の腕が上達してるのもそうだけど、やっぱりガンダムパイロットとしての適性があるってことなんだろうなぁ。ガンダムに対しシャア専用ザクで挑むシャアでしたが、結局ガンダムを取り逃がしてしまうことに。その後入ったガルマからの連絡で、彼はガンダムの持つポテンシャルを知るのでした。ガンダムはザクのような単純なものではなく、コアファイターを中心に組み替えることでガンタンクなどにもなる、合体ロボスタイルのモビルスーツガンダムの持つ構造等がジオン公国のザクⅡを凌駕していることを知り、シャアは驚きます。そうそう、ガンダムって一応合体ロボなんですよね。スーパー戦隊シリーズみたいに別々のメカがその場で合体するのではなく、ちゃんとドック内で組み換えてもらって合体するタイプだけど。

 

 

 

第8話「戦場は荒野」

1979年5月26日放送
登場した敵他:偵察機ルッグン、戦闘機ドップ編隊、戦車マゼラアタック地上部隊、ザクⅡ

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「どちらが勝っても、私のように、夫を亡くす人がこれからも大勢出るんでしょ。」


STORY:グレートキャニオンの間を通り、ガルマの攻撃を回避していたホワイトベース。しかし、その地形ももうすぐ途切れ、集中砲火を食らうのは時間の問題だった。時同じくして。ペルシア親子などの避難民が再度地上への降下を申し出てきたことを知ったブライトは、これを利用し、ガルマと一時休戦して避難民を降ろすのと同時に、密かにガンダムをも降ろし作戦を開始した。ブライトの作戦は成功するのか?そして、ペルシア親子の目指す地は―!


前回から登場している、地上への降下を希望する一部の避難民たち。今回はそんな彼らを利用し、ホワイトベース連邦軍が、ガルマに対して打って出るお話となりました。中盤以降はジオン公国の兵士の人間味を感じられたり、それゆえアムロの行動の悲しさ引き立ったりなど、見所がちらほら。ラストシーンでのペルシア親子のオチも、見逃せません。


グレートキャニオンの谷間を航行するホワイトベース。それはしばらく戦闘機ドップ編隊の攻撃を回避するためでしたが、とうとうその地形が途切れる寸前の地点まで到達。ブライトたちは、相手の攻撃を回避する方法を模索します。その時、前回の避難民たちの一部が再度ブライトたちの元を訪問。ここで地上に降ろしてほしいと懇願します。それを拒否しようとするリード中尉でしたが、ブライトは逆にこれを利用してやろうと考えるのでした。前回ぼかされていたホワイトベースそしてガルマたちがいる地点ですが、今回の描写からそれがグレートキャニオン付近であることが判明。グレートキャニオンのモデルはおそらくグランドキャニオン(北アメリカ大陸)でしょうから、ガルマのいたジオン公国の勢力圏は、北アメリカ大陸内にあること推測できますね。ホワイトベースはそこを航行していましたが、その地形ももうすぐ途切れそうというところまで来ており、このままいくと谷が途切れたところで集中攻撃を食らうことは必至。ブライトたちは対抗策を練る必要を迫られます。そんな中、避難民たちの一部がまたも地上への降下を求めてブライトたちの元を訪問。ブライトは、これを利用する作戦に出るのでした。「弱い者(軍人から見た一般市民等)を利用して作戦を遂行する」なんてのは、よく悪の組織がやるような手ですが、今回は主人公側であるブライトたちがそれを使用。これに乗じてガンダムを地上に送り込み、ガルマの部隊を攻撃しようと企てます。「避難民をも作戦に利用するのか!?」って思っちゃったけど、まあ今は戦争でしかも追い詰められている状態だから、致し方ないよね。作戦をするにしても、ちゃんと避難民に被害が出ないように配慮してるのが救いかな。


ガルマに無線で休戦を申し出たブライトは、リュウの操縦の元、輸送機ガンベリーを出撃させ、避難民を輸送。監視役としてジオン公国のバムロたちが偵察機ルッグンに乗ってつけてきますが、彼らはガンベリーの中にガンダムアムロがいることに気づいていませんでした。やがてガンベリーは、不時着を装って湖畔に着陸。避難民を降ろし、ルッグンを引き離したのち、密かにガンダムを降ろします。一方、避難民たちはそのほとんどが湖畔に残された住居での生活を開始しますが、ペルシア親子だけは亡夫の故郷セント・アンジェを目指すとして、別れていくのでした。ブライトの作戦は、ガンベリーの中に避難民と併せてガンダムも載せ、事故による不時着を装って湖畔に着陸し、避難民を降ろした後スキを突いて湖底にガンダムを隠すというもの。この作戦はシャアをも欺くこととなり、ほぼ9割方成功します(100%ではないのは、後述の通りアムロがペルシア親子の後を追うため)。ブライトの作戦にまんまと引っかかった感じのあるシャア。しかし、彼の反応や、何かに気づいたそぶりを見せた後のガルマに対する煽りっぷりから見て、「実は作戦に気づいてたけどガルマを失敗させるためにわざと知らんぷりしていた」可能性も捨てきれません。どっちなのかな…。というかガルマ、いくら士官学校の同期だからって、階級が下のシャアに何もかも従いすぎだぞ。それでいいのか!?こうしてガンベリーが避難民たちを降ろした後、彼らは湖畔に見つけた住居で生活を始めることに。しかし、ペルシア親子だけはこの近くにある亡夫の故郷:セント・アンジェに行く選択をし、別れていきます。亡夫の故郷であり、どうやら素晴らしい土地だと聞かされていたらしいペルシア夫人。しかし、これがラストシーンで悲しみを呼びます。


ブライトの作戦にはまったバムロたちは、ホワイトベースをある程度追跡したのち、基地方面へと方向転換。しかし、窓から一瞬見えたペルシア親子のことが気になり、彼女らの元へ向かいます。同じ頃、ガンダムの降下準備をしていたアムロたちは、偵察機ルッグンが引き返してきたのを見ていったん退避。その後ガンダムで追跡したアムロは、彼らの真意を知りますが、姿を見られてしまったためやむを得ず発砲。これを機に戦闘が始まります。Bパート前半でわかるのが、ジオン公国軍の軍人バムロの人間味。今まで軍人と民間人の接触連邦軍側でしか描かれてきませんでしたが、今回初めてジオン公国軍側のそれが描写されます。バムロはガルマの指示に反することを承知で、セント・アンジェに向かうペルシア親子に救援物資を渡したりなど支援します。いくら敵勢力だからとはいえ、民間人相手に銃を向けたりということはしないんですね。連邦軍ジオン公国軍の戦争は、そこら辺の規律はちゃんと保持されているようです。同じ頃、アムロリュウとともにガンダムを降ろしている作業中。ルッグンが接近してきたのでいったん隠れますが、やり過ごせたので作業を続行。無事ガンダムを降ろせてあとは湖底に隠れるだけでしたが、ガンダムに乗ったアムロは、ペルシア親子の後を追うのでした。ルッグンがペルシア親子の方へ行ったため、心配して後を追ったガンダム。そこで目撃したのは、親子を救うバムロたちの姿でした。ここまでだったらいい話で終わるのですが、運悪くガンダムはバムロたちに存在を察知されてしまい、やむを得ずガンダムは彼らの乗るルッグンを撃墜します。事情があるとはいえ、ペルシア親子の前でルッグンを落とすことになったガンダム。ここでの親子とガンダムを映したカットが、強く印象に残ります。


戦闘が開始され、ホワイトベースガンキャノンガンタンクに出撃を命令。カイがこれに搭乗し、不慣れながらも何とか戦果をあげます。やがてガンダムも合流し、ガルマ側はザクⅡを複数機派遣するも全滅。ガルマは大きな痛手を受けることとなりました。そして、セント・アンジェを目指すペルシア親子たちは―。前半・中盤がホワイトベースジオン公国軍の駆け引きが中心だったため、後半に戦闘が集中。そこそこハデな戦闘が繰り広げられます。この戦闘の最中、ガンキャノンが初出撃。カイが搭乗しますが、操縦そして戦場事態になれていなかったこともあり、あまり大きな戦果を挙げることはできませんでした。戦場の中でビビりまくりだったカイ。ホワイトベースの中では、あんなにイキッてたのに…。ホワイトベースジオン公国軍の攻撃は拮抗しますが、ガンダムが帰還したことで戦局はホワイトベース側の有利な状況に。ガルマはザクを複数機派遣するもガンダムガンキャノンの前にすべて倒され、戦闘機ドップ編隊は壊滅状態、戦車マゼラアタック地上部隊は玉砕し、大きな痛手を得ることになってしまいます。シャアから「こんな作戦失敗するはずない」とまで言われてたのに、大失敗してしまったガルマ。もう彼には、後がないのか…?そしてラスト、撃墜されたルッグンからバムロたちを救出したペルシア親子は、彼らの手当てをしてあげることに。そこで彼女たちは、衝撃の事実を知るのでした。ペルシア親子が目指していたセント・アンジェは、実は今回戦場になったここ。過去の戦いで何もかも吹き飛び、荒涼とした大地と化していたのでした。思い描いていたものとはかけ離れた状態になっていた、亡夫の故郷。このあとペルシア親子が避難民たちの元へ戻ったのか、それとも新天地を目指したのかは、誰も知らない―。

 

 

 

第9話「翔べ!ガンダム

1979年6月2日放送
登場した敵他:ガウ攻撃空母、戦闘機ドップ編隊、ガルマ専用ドップ

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「二度もぶった…、親父にもぶたれたことないのに!」


STORY:未だジオン公国の勢力圏から脱出できないホワイトベース。焦るブライトたちは初めてパトロールを派遣し調査を行うが、戦いの中で心身ともに限界に達していたアムロは、それを拒否してしまう。一方、汚名返上とばかりにホワイトベース撃沈に燃えるガルマは、パトロールを追跡して自ら攻撃をかける。相手の攻撃に押され気味になるガンキャノンガンタンク。この危機を救えるのは、ガンダムしかいない。立ち上がれアムロ!翔べ、ガンダム


主題歌の名前が冠された一編。この手の場合だと、大体主人公が奮起し燃える展開になることが多い気がしますが、『ガンダム』もそうでした。前半でアムロがふさぎ込んだり周りから批判されたりなどされる分、後半からの彼の奮起、そしてガンダムでの意欲的な戦闘、追い詰められるガルマの姿は爽快に感じます。アムロのこと批判してたけど、彼の言うことも一理あると思うんだけどなぁ。


二度にわたる戦闘を潜り抜けつつも、未だジオン公国の勢力圏から脱出できないホワイトベース。なんとか連絡の取れた連邦軍本部からの補給物資も絶望的と判明したブライトは、パトロールを出し敵の状況を調査することとします。アムロもそれを命じられますが、彼はなんとそれを拒否。度重なる戦闘で心身ともに疲弊していた彼は、満足も食事をとれないほどボロボロでした。Aパート前半部分は、ふさぎ込むアムロの描写が中心。フラウの食事の配膳も断り、爪を噛みながらひたすらうじうじしています。フラウからあれこれ励まされても、マイナス思考ばかりして、挙句の果てには若干妄想気味なことまで言い出すアムロ。まあ、第2話からブライトたちに振り回される形でずーっとガンダムに乗せられ、適性があるとかなんとか言わされつつも民間人なのに第一線で戦わされ続けてきたんだから、そりゃ心身病むわな…。しかも、この後にアムロとフラウが目撃するシーンとして描写されるのが、カイが食事の量の差で糧食班に文句を言ったり、避難民が密かに食べ物奪ったりするといったもの。いくらフラウに鼓舞されたとしても、ブライトのことは気に食わないし、肝心の守るべき連中もこんなヤツらばかりだ―。アムロが戦いを投げ出したくなる理由もよくわかります。このような経緯があって、アムロはブライトからのパトロール支持を拒否。怒るブライトでしたが、ここはリュウがハヤトとともにコアファイターで出撃することで、何とかおさめます。本当にリュウはいいキャラしてるなぁ。いい人というだけでなく、若くして艦長代理にならざるを得なくなったブライトのことを、ちゃんとサポートしてるんですよね。


コアファイターで出撃したリュウとハヤトは、パトロール中にガルマとシャアの乗るガウ攻撃空母を発見。コアファイター側は戦力不足のため一時撤退を選択しますが、対するガルマはホワイトベース撃沈を焦り、コアファイターを追跡。ホワイトベースを発見後自らも出撃し、攻撃を仕掛けます。これに対して、ブライトは各モビルスーツの出撃を指示。ところが、アムロはまたも戦いを拒むのでした。前回の戦いで大失敗してしまったため、功を焦ったガルマ。ザクⅡ等のモビルスーツを用意していないのにもかかわらず、ホワイトベースを攻撃するために出撃を指示。自らも前線に立ちます。相手がガンダムモビルスーツを持っていることは既に分かっているので、ガルマ側も現状そのまま追撃しても攻略は難しいんじゃないかと思われますが、ガルマには今回の攻撃には絶対の自信がありました。シャアからの後押しも受け、ちょっと調子に乗るガルマ。傍から聞いてると皮肉に聞こえるのですが、これを真に受けて高笑いしてしまうあたり、ガルマって人がいいタイプの人間なんですね。この性格、軍人には向かないなぁ…。一方、ガルマの攻撃を食らったホワイトベースは、モビルスーツの出撃を指示。ガンタンクリュウとハヤトが、ガンキャノンにカイが乗り出撃しますが、ガンダムだけはアムロが戦闘拒否しているため出撃できません。しびれを切らしたブライトは、アムロの部屋に殴り込み、彼を複数回殴って鼓舞するのでした。あの有名な「親父にもぶたれたことないのに!」のセリフが出てくるシーン。ブライトそしてフラウの気持ちや言いたいことはよくわかるのですが、それでもこのシーンはアムロにはあまりにも酷すぎます。「出撃できなきゃ男じゃない」とか「ぶたれないと一人前になれないぞ」とか、心病んでる人間に精神論語ったら逆効果だと思うんだけど…。


ブライトの発言に対して反抗し、戦闘を拒否するアムロ。しかし、ブライトがシャアのことに触れた瞬間、彼の眼の色が変わります。シャアを超えるため、一転して戦うことを決意したアムロは、ガンダムに搭乗。自身が考案した戦法で、陸戦兵器のガンダムで戦闘機ドップ編隊相手に空中戦をやってのけて見せ、敵に大ダメージを与えるのでした。ブライトにあれこれ言われても、戦闘拒否の姿勢を崩さなかったアムロ。しかし、シャアの話題が出た瞬間、彼の態度は一変します。今まで何度も戦ったことで、じょじょにアムロの中でもシャアへのライバル意識が芽生え始めていたらしい。あれだけ戦いを拒否してたのにすぐさまガンダムに乗るようになるなんて、相当シャアのことをライバル視してたんですね。そんな形で遅れて出撃したアムロは、ガンダムを用いて自分の考えた戦法で戦闘機ドップ編隊に応戦。それはなんとガンダム自身が飛び立って戦うというものであり、これを見たガルマは、ガンダムの持つ機動性に戦慄するのでした。まさしくサブタイトル通り、「翔べ!ガンダム」なシーンがここで登場。陸戦兵器のガンダムが、なんとまともに空中戦をやってのけます。と言っても正確には飛んでいるわけではなく、宇宙航行用のブースターを点火してジャンプし、そのわずかな滞空時間の間に決着をつけるというものでした。この戦い方の発想は敵味方とも無かったらしく、これを見たブライトやフラウはアムロの操縦を絶賛。特にブライトは、「アムロこそシャアを超えられるかもしれない」と確信するまでに至ります。どことなく満足げな感じもするブライトの表情。前半アムロがけちょんけちょんにされていた分、このシーンでアムロが彼らを見返した形になっているのが爽快です。まあ、結局アムロはブライトの思惑通り動いていることになるから、100%爽快ってわけでもないんですけどね。


残る戦闘機はガルマ専用ドップのみ。一騎打ちに出た両者でしたが、ガルマ専用ドップはガンダムビームサーベルに右翼を切られ、ピンチに陥ります。ガルマはガウ攻撃空母のレーザー砲を当てにしてシャアに連絡を取りますが、なぜかつながらず。ガンダムが迫っているためもはやこれまでかと思われましたが、その時連邦軍のミデア輸送機が通過したことで事なきを得ます。一方のガンダムも、その輸送機からの指示でホワイトベースに帰還。そこで初めて輸送機に搭乗していたマチルダ・アジャン少尉と出会うのでした。当初はシャアの手を借りずに決着をつけるつもりだったものの、窮地に陥ったことでガウ攻撃空母の支援攻撃を当てにしたガルマ。しかし彼が何度連絡しても無線は通じず、あわやガンダムにやられる寸前にまで陥ります。無線が通じなかった理由は、シャアが意図的に無線機のコードを汚して接触不良を起こさせてたから。明らかにガルマの命を狙っていることがわかる描写です。しかもこの直後、ガルマが生還した際には、かなり皮肉交じりな発言を連発。普通の人でも「もしかしてバカにされてるんじゃないか」と感じそうなくらいのものでしたが、人がいいガルマは全然気にしてませんでした。いいのかガルマ、これで…?一方のアムロは、ミデア輸送機からの指示でホワイトベースに帰還。その輸送機には補給物資が積まれており、指揮官としてマチルダ少尉が搭乗していました。『ガンダム』で有名なキャラクターの1人:マチルダがここで初登場。出会ってまだ間もないのに、アムロはどうやら彼女に惚れてしまったようです。ちょろすぎるだろ、アムロ

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第10話から第12話をご紹介予定です。『機動戦士ガンダム』。君は、生き延びることができるか…?

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

今回紹介したお話に登場したモビルスーツガンプラを、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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予期せぬ歓喜の復活!シンカリオンZ

2018年1月より、当時のTBS系列アニメサタデー630枠内にて放送された、ロボットアニメ:『新幹線変形ロボシンカリオン』。

 

私を含め多くの人がドハマりし、当初の4クール1年の予定が延長され、異例の1年半ロングラン放映となったうえ劇場版まで製作されることとなり、間違いなくロボットアニメ史にその名を刻んだ本作。アニメ作品としては2019年末の映画公開で完結し、再びシリーズは玩具展開のみに戻ったと思っていました。

 

このまま細々と続いていくのかと思っていましたが…。

 

 

 


【重大発表】「新幹線変形ロボ シンカリオンZ」ティザーPV

 

本日(2021年1月19日)、まったく予期せぬ情報公開が。なんと、『新幹線変形ロボシンカリオンZ』として、アニメシリーズの第2期作品の放送決定です!

 

公式サイトは↓コチラ。

www.shinkalion.com

 

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まだ簡単なPVとイメージビジュアルが公開された程度ですが、前作と同じく新幹線E5系はやぶさを主役機に据え、さらに山手線E235系もメイン車両として登場。キャラクター回りも一新され、新幹線だけにとどまらない鉄道ロボットアニメになりそうな感じを予感させます。

 

いや~、在来線車両もロボになるという発想は、前作放送中から二次創作としてあちこちで見られましたが、ついに実現か。前作の時と同じくJR各社全面協力で製作するのなら、在来線車両についても全国各地のものを出してほしいなぁ!

 

TBS系列にてアニメ放送枠がなくなってしまったこともあり、放送局は『ゾイドワイルド』と同じくテレビ東京系列に移動。現時点では「今春放送スタート!」とのみ記載されており、具体的な放送時間帯は不明ですが、おそらく『トミカ絆合体アースグランナー』の後枠として、毎週日曜あさ9時30分~の放送になるのでしょう。

 

今年に入ってから、突然テレビ東京系が、日曜朝9時台の子供番組連続枠を「ニチクジ」とくくってCMを流し始めていたけど、その理由は、今後もこの2枠をタカラトミーメインスポンサーの枠として維持するつもりだったからなのか…!

 

 

 

追加の情報解禁が待ち遠しくて仕方ないですが、続報は2月中旬頃発表とのこと。おそらくその時には、メインキャラクター&メインキャストの他、玩具情報も公開されることなのでしょう。

 

テレビ東京系列になることで、前作に比べるとネット局数・視聴できる都道府県が大きく減る形になりますが、おそらく前作と同じであれば、見逃し配信もやってくれることでしょう。

 

甦れ、あの時の興奮!応援してるぜ、『シンカリオンZ』!!

 

 

 

 

 

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刻をこえて…SDガンダム クロスシルエット ゼータガンダム

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今回は、SDガンダム クロスシルエット」より「ゼータガンダム」のご紹介です。

 

以前も当ブログで取り上げたことのある、「SDガンダム クロスシルエットシリーズ」。2つ目の製作でかつ2021年最初のガンプラとして、この『機動戦士Ζガンダム』の後半主役機であるΖガンダムゼータガンダム)をチョイスしてみました。


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本商品はクロスシルエットフレームが付属していないため、「SDガンダム クロスシルエットフレーム」も併せて購入。好みは人それぞれでしょうが、私はやっぱり、実際の頭身に近い方がカッコよく感じるので、CSフレームで組むことにしました。

 

なお、以前取り上げた「SDガンダム クロスシルエット RX-78-2 ガンダム&クロスシルエットフレームセット」についての記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


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中身をそれぞれ開けてみると、こんな感じ。RX-78-2 ガンダム」の時と同じく、パーツもそれほど多くないうえ、成型色もカラフルであり、さらに説明書もほぼフルカラーで分かりやすいため、初心者でも安心して組むことができるプラモになっています。ただ、Ζガンダムはもともと複雑なデザイン&構造をしているので、「RX-78-2 ガンダム」に比べるとパーツ数も多く、ちょっと難儀しましたね(それでも、メチャクチャ難しいというわけではないですけど)。

 


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さて、組んではガンダムマーカーでスミ入れしての繰り返しを行い、約1時間ちょっと。CSフレームを使って組んだのが、上の画像です。

 

CSフレームは上述の通り別に購入して組み合わせる形になるため、「ちゃんと組むことできるかな…」とちょっと不安になりましたが、説明書にはちゃんとCSフレームで組んだ場合の組み立て方もきちんと掲載。おかげで迷うことなく組み上げることができました。

 

CSフレームを使っているため、SDデザインながらプロポーションは抜群。さらに、もともとのΖガンダムのデザインも相まって、「RX-78-2 ガンダム」よりもよりスタイリッシュに見えるのが超カッコいいです。

 

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武器パーツとして、ビームサーベルビームライフルが付属。ビームサーベルはより細長いデザイン、ビームライフルは劇中と同じゴツいデザインになっているため、持たせてポーズをつけさせると、Ζガンダムのカッコよさがさらに引き立ちます。

 

スマートな体系にゴツい武器…。ああ、本当にカッコいいなぁ。このガンプラは本当に買ってよかったですよ!

 

 

 

SDガンダム クロスシルエットシリーズ」は、現在3か月~半年のペースで新作が発売中。昨年12月に一般販売の最新作である「RX-78F00 ガンダム」が発売されていますから、次弾はおそらく今年の3~4月あたりに発売されるのでしょう。

 

他作品の主役機がチョイスされるのか、はたまた『ガンダム』か『Ζガンダム』の敵機がチョイスされるのか…。楽しみですね。

 

 

 

 

 

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『魔進戦隊キラメイジャー』第39話 ちょっとした感想

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冴えわたるキラメイイエローの射撃!

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

どんなに傷ついても…仲間を救いたいという気持ちが、俺たちを強くするのさ!今回は、ヨドン皇帝の第3の顔である凄腕スナイパー:シャドンとの戦いを描く単発回。前半におけるシャドンに狙われていることにより起こる緊張感、中盤以降劣勢になりながらも反撃の機会を窺いギリギリまであきらめないキラメイジャーたちの姿など、アクションありドラマありと両方楽しめる形になっていました。限られたロケ地を使いながら、ここまでのものを生み出すって、本当に素晴らしいなぁ!

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

マブシーナのキシンジーセ(1/2成人式のようなもの)のお祝いのために、宝石を買いに来た為朝と宝路。好みのものを決めてウキウキ気分で帰る中、突然何者かの狙撃を受けます。それはヨドン皇帝の持つ顔の1つ:凄腕スナイパーのシャドンによるものでした。すぐに充瑠たちに応援を要請した宝路は、倉庫街に身を隠そうとしますが、シャドンの銃弾の前にまず宝路が倒れてしまうのでした。シャドンは、狙撃兵のような恰好をした、ヨドン皇帝の別人格。以前からその名はヨドンヘイム内で知られてたみたいだけど、ということはヨドン皇帝、時々シャドンになって自ら敵を倒しに行ってたってことか…。そんなシャドンの実力はかなりのもの。牽制攻撃を何とか避けきった為朝たちでしたが、シャドンは彼らの次なる行動も読んでおり、まんまと彼らはその術中にはまっていってしまいます。為朝たちが逃げ込んだ倉庫街は、いつもの東映大泉撮影所内。露骨に出てきたので、ちょっと笑っちゃいました。

 

倉庫に逃げ込んだ充瑠たちでしたが、シャドンは影と同化して移動する能力も持っており、キラメイピンクが犠牲に。続いて外に逃げ出す彼らでしたが、今度はスモッグジョーキーや邪面獣キババスラが現れて巨大な影を作り出します。キラメイジャーは二手に分かれて応戦しますが、巨大ロボ戦では思いのほか苦戦を強いられ、シャドンとの戦いではキラメイブルーも犠牲となり、追い詰められていきます。シャドンは影と同化する能力を持ち、影から身を乗り出して敵を撃ち抜くのが得意。これによりキラメイピンクが犠牲になります。倉庫内のシーンは必見。シャドンの脅威とキラメイジャーたちの緊張感が、よく表現されていました。この後、シャドンの能力を知ったキラメイジャーは、影を避けるため外へ。しかし今度はスモッグジョーキーと邪面獣キババスラが現れ、大きな影を作り出すと同時に、キラメイジャーは彼らも相手にせねばならない状況に追い込まれます。キラメイジャーが外に出てくると同時に現れた、スモッグジョーキーたち。「影を作り出すために現れたんだ!」と指摘された時は「それだけのために出てくるんかい!」とツッコんじゃいましたが、そんな彼らは意外な強さを誇り、キラメイジンを追い詰めていくのでした。キババスラはシンプルに噛みつき攻撃を仕掛けてきますが、これによりキラメイストーンが直接傷つくため、キラメイジンの出力はみるみるダウンしていきます。見た目も名前もシンプルなくせに、意外に強かったな、キババスラ…。

 

スモッグジョーキーとキババスラに対し、キラメイレッドがグレイトフルフェニックスを使うことを決断する一方、キラメイイエローは一か八かの作戦を展開。シャドンに対し直接攻撃を仕掛け、その姿をくらましてしまいます。やがてキラメイグリーンもやられ、残るはキラメイレッドとマブシーナのみ。窮地に立たされた彼らを救ったのは、やられたはずのキラメイイエローと、輝きを取り戻した魔進たちでした。シャドンはゴーキラメイイエローにより倒され、犠牲となった仲間たちも元通りに。ヨドン皇帝の脅威を感じる中、キラメイジャーはその結束をより強固なものにするのでした。一か八かの大胆な攻撃に出たキラメイイエロー。もちろん無策でそれをやったわけではなく、シャドンに自分がやられたと思わせておいて、そのあと魔進たちの協力を受けて一気に決着をつけるという作戦がありました。ここにおけるキラメイジャーの追い詰められっぷりと、そこからのイエローによる怒涛の反撃が素晴らしい。ゴーキラメイイエローのアクション&強さとともに、ドラマとしても見ごたえ十分でした。いや~、今回はかなり限られた状況を逆に利用して、面白いドラマ作りをしていたよなぁ~!

 

 

 

何にでも自由に姿を変えられるというハリガネ邪面が現れた。誰が本物で誰が偽物か?充瑠たちはこの混乱から脱出することができるのか?そして、充瑠が知り合った中年男性との交流は、いったい何を生むのか!?

 

次回はその次回予告から察するに、邪面師がけっこうあくどいことをしてきそうな予感。充瑠が怒りを燃やしてたし、偽物に変身したのを利用して人の心をもてあそぶとか、そういうこと仕掛けてくるのかなぁ。

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第18章 ちょっとした感想

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平成ライダーは話を聞かずに突っ走りがち

 

 

 

人が世界を作る。面白いな。…なるほど、1000年の間に、「世界を守る」という意味が変わったということか!今回の『仮面ライダーセイバー』は、3週にわたるユーリ/仮面ライダー最光のデビューとイエティメギドとめぐる戦いの完結編。飛羽真とソードオブロゴスの対立は深まってしまったものの、ユーリとのコンビも良くなり、イエティメギドも倒して無事白井編集長の救出にも成功。万々歳とまではいかないものの、悪くない結末となりました。

 

飛羽真の決死の頑張りで事件は解決したものの、彼もユーリも倫太郎たちも、お互いの話をちゃんと聞いておけばここまで話はこじれないor遠回りすることもなかっただろうなぁという描写が散見。まあ、話聞かずに突っ走ってこじれるのは「平成仮面ライダーシリーズ」でありがちだけど…ねぇ?

 

なお、前回(第17章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、イエティメギドを取り逃がしてしまった飛羽真たち。白井編集長を何とか救いたいと模索する飛羽真に対し、ユーリの回答はただ斬れの一点張り。そのせいで、飛羽真の苦悩はどんどん深まっていきます。そんな中、彼の説得のために倫太郎と大秦寺がやって来ますが、両者の主張が変わることはなく、説得は失敗に終わります。相変わらず、メギドを倒すには「斬れ」としか言わないユーリ。しかし、今回を最後まで観てから察するに、彼は自分を使えば人間を救いメギドも倒せることを知っているから、こうした主張をしていたのだろうことが窺えます。だったらさ、「俺を使えばあの人間も救えるぞ」みたいなこと一言付け加えればよかったのに…。このようなことをユーリが言ってくれないため、飛羽真の苦悩は深まるばかり。そこへ倫太郎と大秦寺がやって来ますが、彼らの言っていることは以前と変わらず、ソードオブロゴスへの信頼が揺らいでいる飛羽真には、彼らの説得は届きませんでした。今回の前半では、ノーザンベースとサウザンベースを対比するようなシーンが何度か挿入。制作側の意図していることはわかるのですが、そのせいでサウザンベースがずーっと暗いままなのが何とも言えません。電気くらいつけてもいいんじゃないかな…。

 

飛羽真たちが話している最中、イエティメギドがまたも出現。ブレイズとなってメギドを倒そうとする倫太郎に対し、メギドの正体が白井編集長だと知っている飛羽真は、セイバーに変身して身を挺して守り、そうこうしているうちにメギドは姿を消してしまいます。倫太郎たちとの関係が最悪になる中、それでも飛羽真の世界を守りたいという意志は揺らぐことはなく、それはやがてユーリの心をも動かすのでした。中盤の戦闘では、ブレイズとセイバーがそれぞれぶつかる姿が印象的。セイバーはメギドが人間であると主張しますが、ブレイズはそのことが理解できずやがて錯乱し、キングライオン大戦記の力でメギドを撃破しようとします。セイバーの話をこれっぽっちも聞こうとしないブレイズ。セイバーがメギドを守る姿に衝撃を受けるのはわかるけど、さっきまでの冷静さはどこへ行っちゃったんだ!?この戦いの後、かみやまへと戻った飛羽真たち。倫太郎たちとの関係は悪化の一途をたどりますが、それでも飛羽真の世界を守りたいという意志は変わらず、ユーリもそれを認めるのでした。人々を守ることが世界を守ることにつながるのだと語る飛羽真、それに対し「1000年の間に世界を守ることの意味が変わったようだ」とその考え方を受け入れるユーリ。若干ユーリの方針転換がちょろい感じがしないでもないですが、この和解のシーンはグッときましたね。

 

 

廃工場の中で、白井編集長を発見した飛羽真たち。飛羽真は彼女を救うためセイバーに変身し、レジエルの妨害をユーリが防ぐ中で、ギリギリまでそのチャンスを待ちます。そして、アルターライドブックが完成した瞬間にそれをたたき斬り、白井編集長とイエティメギドの分離に成功。彼女を救出し、メギドを倒します。このセイバーの行動に、ユーリも彼を認めますが…。飛羽真が考えていた秘策とは、アルターライドブックが完成する瞬間にそれを破壊すること。そのために相手の攻撃をわざと受け続け、ずっと機会をうかがっていました。捨て身の戦術ながら、なかなか効果的な作戦。この後イエティメギドに快勝するセイバー ドラゴニックナイトもカッコよかったよなぁ。こうして事件は解決し、ユーリも飛羽真のことを認めますが、自分を使えばすぐに人間とメギドを分離できたのにと一言。え~!じゃあ、これまで約2.5話くらいの飛羽真の苦悩と苦労は、いったい何だったんだよぉ!?

 

 

 

市街地で人々が疾走する事件が続発。メギドの仕業が疑われる一方で、ソードオブロゴスは飛羽真たちもそれにかかわっているとにらんでいた。そして動き出すストリウス。彼が目を付けたメギドとなる人間は、いったい誰だ!?

 

次回も引き続き、飛羽真たちとソードオブロゴスの対立が軸となりそう。組織内の裏切り者は、今までの描写で大体予想がつくけど、いつ尻尾を出すんだろう…?

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第39話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』第2話 ちょっとした感想

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適材適所って、知ってるかい?

 

 

 

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今回のウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、タイプチェンジ特集。ゼットの初期変身タイプの一種であるベータスマッシュとガンマフューチャー、そしてティガのマルチ・パワー・スカイの各タイプの紹介となりました。

 

新撮パートよりも過去作品の編集部分の方が多いクロニクル系番組ですが、この『ウルクロZ』の場合、OP前にアバンタイトルを入れたり、サブタイトルを挿入してから本編が始まったりと、その構成は一般的な新規作品(通常のドラマ)と大差ない作りになっているのが特徴的です。ドラマ仕立てのクロニクル系番組…、面白い試みですね。

 

なお、前回(第1話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

本編の構成は、前回と同じく前半が『Z』で後半が『ティガ』の各紹介。紹介するタイプの数は両者同じですが、『Z』の方はかなり紹介の仕方が淡白で、『ティガ』の方に比重が置かれている印象を受けました。まあ『Z』はこの前まで放送されていたし、視聴者もある程度知っているという前提もあるから、こうした構成にしたのかな。

 

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『ティガ』の特集で今回チョイスされたのは、第2・3話。2つ合わせて、3タイプ全てが登場するお話です。

 

『ティガ』の方は、単なるタイプチェンジの紹介にとどまらず、どんな怪獣が出てくるのか、またティガの戦闘前までにどういったドラマがあったのかの簡単な解説が映像とともに挿入されているのが特徴的。なんとかダイゴやヤズミが映らなくても違和感が無いような編集がなされていました。

 

本当はもっと自由に映像を使いたいんだろうけど、権利関係でかなり制約があることによる、制作側の苦労が窺えますね。第2話にはGUTSがティガの3タイプを解析するドンピシャなシーンがあるから、これを使わない手はないはずだけど、あれもヤズミが映ってるから使えなかったんだろうなぁ…。

 

ちなみに、ドラマ紹介の中では、ガッツウイング2号のデキサスビーム発射シーンも登場。ガクマαをぶち抜くシーンはやはりインパクト大ですが、タメがカットされたのはちょっと残念だったなぁ。デキサスビームはね、あの発射前の“タメ”がいいんだよ!

 

 

 

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タイプチェンジを武器に戦うウルトラマン。平成三部作を駆け抜けた戦士は、ティガだけじゃない。ダイナミックなダイナ、大地の巨人ガイア、海の巨人アグル。次回は、彼の活躍をピックアップだ!

 

次回は『ティガ』から離れて、『ダイナ』と『ガイア』の紹介。VSレイキュバス回やVS超コッヴ&超パズズ回は、今まで散々いろんな再編集作品で使われてるけど、他にどんな回を使うのかな?

 

 

 

 

 

 

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『機動戦士ガンダム』ちょっとした感想 Phase-2(第4~6話)

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今回は、機動戦士ガンダム』の感想記事第2回目です。

 

ようやくチームとしての体をなしてきた、アムロとブライトらホワイトベースの船員たち。そんな彼らに対し、引き続きシャアをはじめとするジオン公国軍が攻撃を仕掛けてきます。今回ご紹介の3話では、ザビ家の関係者の1人であるガルマ・ザビも初登場。シャア側の人間関係も描かれるようになり、世界観が深まっていきます。

 

なお、前回(第1~3話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

第4話「ルナツー脱出作戦」

1979年4月28日放送
登場した敵他:ザクⅡ、シャア専用ザク

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「我々は、学ぶべき人を次々と失っていく。寒い時代とは思わんか?」


STORY:ルナツーヘと入港したホワイトベース。それに乗るブライトたちに待ち受けていたのは、歓迎などではなく、ワッケイン司令による厳しい措置だった。投獄されたアムロたちが不満を述べる中、シャアによるルナツーの奇襲作戦が始まる。危機に陥ったルナツーの中で、アムロたちは脱出したものの、主要艦であるマゼランが撃沈されてしまう。この戦局を切り抜けるには、ホワイトベースガンダムしかない。アムロたちの奪還作戦が始まった!


地球連邦軍の前線基地である、ルナツーを舞台にした一編。前3回までのお話に比べると、若干単発回っぽい感じ(全体のストーリーにはかかわる比重は少ない)に仕上がっています。ゲストキャラクターであるワッケイン司令を演じるのは、曽我部和恭さん。脚本は山本優さんだし、ちょっとJ9シリーズっぽい…感じがしないでもないような気がします(ただのこじつけ)。


前回、ルナツーを目の前にしてでのシャアとの戦闘を潜り抜けたホワイトベースルナツーヘの入港を果たし降り立ちますが、そこの司令官:ワッケインの指示は、ブライトたちの予想だにしないものでした。一方のシャアは、ルナツーの厳重な防衛網を逆手に取り、最低限での装備で出撃。防衛網をうまいこと潜り抜けてルナツー内に潜入し、ガンダムホワイトベースを奪取せんとしていました。ルナツーは前回でも説明があった通り、地球連邦軍の前線基地の一つ。とはいえ、サイド7から逃げ出してきた民間人100名超を一気に収容できるほどの余裕はなく、さらにワッケイン司令はブライトたち主要メンバーを「勝手に軍事機密を知って動かした罪」として軍事裁判にかけると宣言。一転して彼らは犯罪者扱いとなり投獄されるという、散々な扱いを受けるハメになります。ここだけ見るとワッケイン司令はかなりの嫌なヤツですが、実際の彼は軍規に忠実なだけであり、そこまで性格の悪いヤツではありませんでした。アムロガンダムに勝手に乗り込んだことなどを責める気持ちはわかるけど、非常事態だったんだし、もうちょっと柔軟に考えてもいいんじゃないかな。そんなワッケイン司令はアムロたちを拘束し、また防衛網を強いていたことで油断していましたが、そのスキを突いたのがシャア。彼は部下を引き連れて最低限の装備で出撃。ルナツーの防衛網をかいくぐり、その中への侵入に成功します。「油断させておいてシャアが攻撃をかけてくるかもしれない」という予測は、今回の序盤でブライトがしていたもの。あーあ、ワッケイン司令もちゃんと聞いとけばよかったのに…。


収容施設に隔離されていたアムロたちは、不満を述べながらもガンダムのことについて語らうように。その中でも、シャアの潜入と工作は続いていました。ついにホワイトベースの格納庫付近まで接近したシャアは、設置した爆弾を一気に爆発させ、これによりルナツーは危機に陥ります。この爆発で電気系統が壊れたことで脱出を果たしたアムロたちは、これがシャアの仕業であると直感。戦うべく、ホワイトベースガンダムの奪還に乗り出します。軍事裁判にかけられるとはいえ、何か人的被害が出るような犯罪をしたわけではないからか、彼らは隔離施設とはいえ普通の部屋に収監されることに。自分たちの扱いに不満を述べるアムロたちでしたが、誰一人として戦意を喪失してはいませんでした。施設内で食事をするシーンでは、今までの戦いを通して、アムロが皆にガンダムの構造について解説する場面が挿入。ガンダムがいかに先進的な技術を搭載しているかが窺えます。アムロガンダムのシステムを称賛し、「こんな僕でも戦えた」と表現していることから、彼がガンダムに乗れることに対してうぬぼれていないということも判明。この手のパターンだと主人公は1回くらいうぬぼれそうなもんですが、アムロはそうはなっていませんでしたね。そして、この前後のシーンでまたリュウがいいキャラしてるんだよなぁ!一方のシャアは、ついにホワイトベースの格納庫へと到達。厳重に敷かれた赤外線網見た彼はいったん退避し、爆弾を爆破してルナツー内でひと騒動起こします。


ルナツーを攻撃されたことで少々焦ったワッケイン司令は、宇宙戦艦マゼランに搭乗し出撃を指示。しかし、シャアにはこの行動もすべて予測済み。発射カタパルト付近に設置された爆弾の爆発に巻き込まれ、マゼランは行動不能になってしまいます。同じ頃、アムロたちはホワイトベースガンダムの封印を解除し、出撃準備。途中ワッケイン司令の邪魔が入りますが、艦長の尽力により、彼の説得に成功するのでした。ルナツーに配備されている最大の宇宙戦艦:マゼラン。ワッケイン司令はこれに搭乗し敵を迎え撃とうとしますが、シャアはそれすらも完全に読んでいました。あらかじめ発射カタパルトにも爆弾を仕掛けて置いたシャアは、マゼランが発進体制に入り宇宙空間に出ようとしたところで起爆。爆発に巻き込まれたマゼランは、死者こそほとんど出さなかったものの、行動不能に陥ります。この爆発でマゼランが撃沈してワッケイン司令も死んじゃうのかと思いましたが、さすがにそこまではならなかった。まあ、マゼランも巨大な宇宙戦艦ですから、ある程度大きな爆発には耐えられるよう設計されてるんだろうなぁ。そんなマゼランから脱出したワッケイン司令は、勝手に出撃準備に入っているホワイトベースガンダムを目撃。最初は厳しく取り締まろうとする彼でしたが、ミライと艦長の言葉に考え方を改め、ホワイトベースガンダムの出撃許可を出すのでした。自分よりも上の立場である艦長の命令には、素直に従うワッケイン司令。軍人だから仕方ないね。


出撃命令が下ったことで、ガンダムコアファイターが先行して出撃。向かってきたシャア専用ザクとザクⅡ1機と戦闘になり、後者の撃破に成功します。一方のホワイトベースは、ワッケイン司令の決断によりマゼランの破壊準備に入ることに。ビーム砲によりそれを吹っ飛ばし、ついでにザクⅡ1機を破壊したホワイトベースは、ルナツーから強行発進し、艦長の死を乗り越え、地球へと向かうのでした。出撃したガンダムを待っていたのは、シャア専用ザクとザクⅡ1機の接近。相変わらずシャア専用ザクには翻弄されっぱなしでしたが、ザクⅡ1機についてはビームサーベルで勝利をおさめます。ガンダムの背中には、ビームサーベルが2本装備されていますが、今回初めて2本を同時使用。シャアの攻撃を防ぎつつザクⅡ1機にしっかりととどめを刺しているのはカッコよかったですね~。一方のコアファイターも、ザクⅡ相手に徹底抗戦。撃破までは至らなかったものの、キッチリビーム攻撃をよけながら攻撃を叩き込んでいましたね。その後、ホワイトベースはマゼランを破壊し、半ば無理矢理ルナツーから出港。ワッケイン司令をルナツーに残し、ブライトたちは一路地球を目指すのでした。ブライトたちについていかず、ルナツーでの残留を選択したワッケイン司令。よく考えてみると、今回ルナツーは完全に陥落したわけではなく一部の施設をやられただけなので、その司令が現地に残るのは当たり前なんですね…。こうして地球へと針路をとったホワイトベースですが、地球を目の前にして艦長が死亡。ホワイトベースのメンバーが、民間人ではなく乗組員として戦闘中に初めて経験する、仲間の死でした。

 

 

 

第5話「大気圏突入」

1979年5月5日放送
登場した敵他:シャア専用ザク、ザクⅡ、ムサイ、ソドン巡航船

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「戦いは非情さ。そのくらい考えてある。」


STORY:リード中尉の先導により、大気圏突入態勢に入ったホワイトベース。シャアのムサイは補給を行っており、攻撃は仕掛けてこないと思われていたが、敵はそのスキを突いてきた!大気圏突入直前に繰り広げられる戦闘。アムロガンダムシャア専用ザクと戦いを繰り広げるが、仕留めることはできなかった。そして迎える大気圏突入。ザクⅡが燃え尽きる中、ガンダムも大気圏に突入する。ガンダムのボディは、大気圏の摩擦熱に耐えられるのか!?


ルナツーでの戦いを経て、地球へと向かうホワイトベース。今回は、その大気圏突入の際に繰り広げられる戦いを描いたお話です。ガンダムとザクⅡたちの戦いに、「モビルスーツでは大気圏突破できない」という縛りが緊迫感を与えており、さらにシャアが密かに張っていた二重の作戦により、ブライトたちが結果的に翻弄される形になっているのが、お話を面白くしてくれています。


宇宙戦艦サラミスに乗るリード中尉の先導の元、大気圏突入準備に入るホワイトベース。その間にブライトたちは、シャアのムサイが補給を受ける様子をキャッチしていましたが、彼が攻撃を仕掛けてくるとは思っていませんでした。しかし、シャアの本心はその逆で、攻撃を仕掛ける気満々。大気圏突入準備に気を取られているスキを突き、実際に大気圏に突入するまでのわずかな時間の間の短期決戦で、ホワイトベースガンダムを一気に叩こうとしていました。宇宙世紀0079になっても、大気圏への突入は一番苦労する作業の様子。最新鋭の宇宙戦艦であるホワイトベースですら、大気圏突入時は最低限の武装しか使えないうえに、無線も一時的に通信不能になる状態でした。こんな感じになるということは、大気圏突入時は一番スキができ、敵が攻撃してくるかもしれないというのは素人でも容易に予想できること。しかし、それでもブライトたちがキャッチしていたシャアのムサイの動きをスルーしたのは、今まで大気圏突入の際に攻撃をしたorされた実例が無かったからでした。確かに、シャアたちジオン公国側の技術でも、大気圏突入しながら敵を攻撃するというのは不可能(ザクⅡ自身も大気圏突破装備を持っていない)。しかし、シャアはそれまでの間であれば攻撃できると考え、ホワイトベースが大気圏突入準備を終えてから突入開始するまでの数分間で、短期決戦により一気に叩いてしまおうと考えます。今までのシャアから考えると、彼にしてはちょっと無茶な作戦。しかし彼は、これに失敗したとしても大丈夫なように、さらなる作戦を考えていました。これについては、今回の終盤で明かされることになります。


大気圏突入準備が一通り終わり、先導するためにサラミスからカプセル(小型機)に乗って発信するリード中尉。このまま順調に事が進むかに思われましたが、シャア専用ザクを含むザクⅡ計4機の攻撃により、ホワイトベースは反撃を余儀なくされます。応戦するために出撃するガンダムコアファイターガンダムシャア専用ザクにしっかりと立ちまわってみせますが、それでも撃破するまでには至りませんでした。ガンダム』の世界では、現実世界でいう管制塔や宇宙開発センターがないため、母艦内に搭載されている小型機が先行して大気圏に突入し、それが母艦の大気圏突入を指示・誘導するという方式をとっている様子。シャアはここに攻撃を仕掛けて、ホワイトベースの大気圏突入を妨害してきます。ザクⅡの攻撃を何とか回避するものの、船体を一部破損させ、さらに自分の着ているスーツも一部敗れてしまったリード中尉。それでも大気圏突入強行しようとしてたけど、さすがにムチャすぎるでしょ!まあ、軍人としての使命に燃えてるってのはよくわかるけど…。このようなシャアの攻撃に対し、立ち向かっていくのは我らがガンダムコアファイターガンダムはブライトの指示もありシャア専用ザクと戦いを繰り広げ、またも倒すことには失敗しますが、一時的にホワイトベースから引き離すことには成功します。第1話時点ではガンダムの操縦に不慣れだったアムロも、彼自身の成長、そしてガンダムのコンピューターの学習により、効率的な戦闘ができるように。シャアに「腕を上げたな」と言わせるほどの成長を遂げます。凄いじゃないか、アムロ!それでも、シャア専用ザクは倒せずじまい。アムロガンダムのポテンシャルをすべて引き出すには、まだまだ時間がかかりそうです。


戦いの中で、バズーカ砲を使いきってしまったガンダムアムロビームライフルの補給を求めますが、代わりに渡されたのはガンダムハンマーでした。なおも向かってくるシャア専用ザクとザクⅡ2機に対し、ガンダムは頭部のバルカン砲とガンダムハンマーで応戦。ザクⅡ2機の撃破に成功しますが、大気圏突入のタイムリミットは、刻一刻と迫っていました。今回初登場、ガンダムハンマー。ハンマーと言っても金づちではなくモーニングスター型フレイル(鉄球に鎖がついていて振り回すアレ)のような見た目をしていました。明らかにビームライフルよりもゴツい武器だけど、なんでこっちの方が射出できたんだ!?単純に、開ける武器庫がこれしかなかったからなのかなぁ。そんなガンダムハンマーをなんとかキャッチしたガンダムは、これを振り回して応戦。接近してきたザクⅡ1機を頭部のバルカン砲でハチの巣にして倒し、もう1機についてはガンダムハンマーの豪快な一撃を食らわせて倒します。ガンダムハンマーは見た目も強そうですが、その耐久性能もなかなかのもの。シャア専用ザクの放つバズーカ砲にも耐えた他、ガンダムがどんな乱暴な使い方をしても鎖が引きちぎれることはありませんでした。ローテクな感じの武器だけど、なかなか強いじゃないかこれ!それにしても、宇宙空間でこういう武器って本当に使えるのかなぁ。無重力状態のせいで、実際にはうまく振り回せない気がするけど…。


シャア専用ザクが一時撤退したことで、残る敵はザクⅡ1機のみ。ガンダムはそれを深追いしますが、その間にとうとう大気圏突入の時間が来てしまいます。突入時の摩擦熱でザクⅡが燃え尽きる中、ガンダムは装備されていた保護フィルムを展開し、なんとか大気圏突破に成功。ホワイトベースに無事降り立ちますが、ホワイトベースが降下した地点は、ジオン公国ガルマ・ザビの勢力圏でした。大気圏突入のタイムリミットが来たことで、その場から離れるシャア。彼はザクⅡにも撤退を命じますが、なぜか応答はなく、ガンダムもろとも大気圏に落ちていくそれを見守るしかありませんでした。ガンダムとギリギリまで戦っていたのならこうなってしまったのもわからなくもないですが、映像を見る限りは、シャアが呼び掛けた時点からザクⅡはガンダムとは戦っておらず、十分撤退する時間はあったんですよね。なのに撤退せずに「シャア少佐、助けて下さーい!」って、そりゃないよ…。ザクⅡの犠牲を目にするシャアでしたが、同時にガンダムも葬ることができるため、この犠牲は無駄ではないと確信。しかし彼の予想とは逆にガンダムは大気圏突入の衝撃に耐え抜き、ホワイトベースへの生還を果たすのでした。ザクⅡですら搭載していなかった、大気圏突破装備。連邦軍はそのことを踏まえ、ガンダムに大気圏を突破できるよう保護フィルムを実装していました。保護フィルムといっても、ボタンを押せば膜のようなものに覆われるようなカッコいいものではなく、シールドから取り出した保護フィルムを、文字通り被るというもの。この妙にローテクな感じが何とも言えませんが、まあガンダムが生還できたのでいいでしょう。ガンダムそしてアムロの生存に喜ぶホワイトベースでしたが、すぐに周囲の風景を見て驚愕。彼らが降り立った地点は、ジオン公国ガルマ・ザビの勢力圏の大陸でした。シャアは万が一ホワイトベースに大気圏突破された時のことを考え、彼らがここに降り立つように誘導。さらにあらかじめガルマに連絡を取っており、二段構えで叩こうとしていました。戦闘を乗り越えた直後に訪れた危機。さあ、ホワイトベースはこれをどう乗り越えるのか―。

 

 

第6話「ガルマ出撃す」

1979年5月12日放送
登場した敵他:ザクⅡ、ガウ攻撃空母、戦闘機ドップ編隊、戦車マゼラアタック地上部隊

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「シャア。私は、良い友を持った。」


STORY:地球へと降下したホワイトベースを待ち受けていたのは、ガルマ・ザビ率いるジオン公国軍だった。ガウ攻撃空母・戦闘機ドップ編隊・戦車マゼラアタック地上部隊のトリプルパンチを食らう中、アムロたちはガンタンクで出撃。反撃に出る。しかし、敵の攻撃はさらに激化し、ブライトはアムロガンダムへの再搭乗を懇願する。二転三転する作戦にアムロが不満を持つ中、ガンダムがついに地球に降り立つ。この戦局を打開することができるのか!?


今までは、宇宙空間で戦ってきたガンダム。しかし今回より、その戦いの舞台は地球へと移り、慣れない戦闘と苦しい戦局にアムロたちが苦しめられる姿が描かれます。前回チラッと登場していたガルマも、今回から本格的に登場。積極的に前線に出る一方で、シャアが彼に対してよい印象を持っていないことが判明するなど、『ガンダム』の物語はじょじょに単なる「地球連邦軍ジオン公国の戦争物語」だけにとどまらないようになってきます。


なんとか地球に降下することができたホワイトベース。しかし、そんな彼らを待ち受けていたのは、ガルマ・ザビ率いるジオン公国軍の襲撃でした。リード中尉があれこれ指示を出す一方で、ブライトはそれにほとんど耳を貸さずに作戦を考案。ハヤトの提案を受け、アムロとともにガンタンクでの出撃を命じるのでした。今回より本格的に登場、ガルマ。階級的にはシャアより上ですが、士官学校時代の同期のようです。ガルマはシャアに対して純粋な友情を感じているようですが、それとは逆にシャアは彼をいかに追い落とすかを考えている様子。シャアがなぜガルマにここまでの感情を抱いているのか?その理由は単に軍内でのキャリアアップのためなのか?ここら辺のことについては、次回以降描かれることになるのでしょう。一方のブライトたちは、そのガルマの攻撃を食らって大ピンチに。ガンダム出撃に固執するリード中尉に対し、ブライトはアムロの体調に気を使いますが、アムロそしてハヤトの意見を受け、彼ら2人をガンタンクに搭乗させ出撃させます。第3話で登場したガンタンクが、今回2度目の登場。攻めてきた戦闘機ドップ編隊を的確に撃ち落とし、大ダメージを与えます。ガンタンクの砲撃は、ジオン公国軍が驚くほどの強烈な威力を持っているらしい。第3話でパプア補給艦を落とすほどですから、そりゃあ戦闘機の編隊程度ではひとたまりもないですよね。


ガンタンクの活躍により持ち直すホワイトベースでしたが、続いて陸戦部隊である戦車マゼラアタックの地上部隊が出現。小回りの利かないガンタンクは、反撃するもあまり効果的な攻撃ができません。アムロとハヤトの意見がぶつかり合う中、ブライトはガンダムの出撃を決断。ガンタンクを一時的に収容してアムロガンダムに搭乗させ、2機ともに出撃させるのでした。戦車マゼラアタックは、陸戦専用メカ。戦車としての活動もできる他、コクピット部分を分離して戦闘機とし、空中からのダブルパンチ攻撃をすることも可能なようです。こういう地上部隊系のメカってやられ役になることが多い印象がありますが、戦車マゼラアタックは驚くほど高性能ですね。最終的にはガンダムに全滅させられますが、優秀な兵器だと感じました。そんな戦車マゼラアタックの部隊に対し、小回りが利かないガンタンクはイマイチ戦果を挙げられずじまい。ホワイトベースに張り付き防戦を主体とするか、敵の注意を分散させるためにあえてホワイトベースから離れるかで、アムロとハヤトは対立しますが、結果的にはハヤトの意見が採用される形となり、アムロガンダムで出撃することになります。このシーンにおける2人の意見は、どちらとも戦術としてはアリ。ただ、ホワイトベースに張り付く場合、ホワイトベース自身の火力とガンタンク1機のみで切り抜けないといけなくなるため、ここはハヤトの提案した作戦の方をとるのがより正解だったと言えるでしょう。


急いでガンダムに搭乗し、出撃するアムロ。これに対しガルマは、ザクⅡ3機を追加で放ち、戦局はますます激化していきます。戦術の迷い、そして二転三転する作戦を通じブライトへの不満が募ったアムロは、背後を取られダメージを食らってしまいますが、途中から鬼神のような強さを発揮。単独でザクⅡ3機と戦車マゼラアタック地上部隊の大半を撃退するのでした。ガンダムに乗るも、慣れない地上戦で満足に操縦ができなかったアムロ。さらに心の中にある迷いが、彼の行動にスキを生み、敵の攻撃に被弾してしまいます。第1話でサイド7内でザクⅡと戦っていたため、重力のある地上での戦闘が完全に初めてではないはずのアムロ。でもまあ第1話の時は操縦も慣れてなくて無我夢中で操作してたし、今回はガンダムの操縦にプラスして「ホワイトベースからの出撃時における地上への着陸動作」もやらないといけなかったから、まあ混乱するのは仕方ないよね。アムロは当初敵の攻撃に翻弄されっぱなしでしたが、途中から意を決して敵の陣地に一気に突入。ザクⅡも戦車マゼラアタック部隊も見境なくビームサーベルビームライフルで破壊しまくり、最終的にはガルマの部隊を壊滅状態にして撤退に追い込みます。ここでのガンダムは、今までは見られなかったような強さを発揮。アムロの鬼気迫る表情からも、並々ならぬ状況であることが窺えます。


撤退を余儀なくされたガルマでしたが、キッチリとホワイトベースへの監視の目をつけて帰還。シャアと再会し彼の協力に感謝しますが、シャア自身はガルマのことをよく思ってはいませんでした。一方のアムロも、戦闘を終えてホワイトベースへ帰還。生還した彼を迎え入れようとするホワイトベースの面々でしたが、アムロは1人部屋に閉じこもってしまうのでした。ザクⅡ3機と戦車マゼラアタックの部隊、そして戦闘機ドップ編隊を失ったガルマ。このまま補給を受けて戦闘継続する余地もありましたが、彼が命じたのは一時撤退でした。初めてガンダムの姿を目の当たりにしたガルマは、あれをどうしても無傷で鹵獲し、自分たちの兵器に転用したい様子。このガンダムへの固執が、後々彼自身に何か影響してくるのでしょうか。同じ頃、戦闘を終えて帰還したアムロは、ホワイトベースの面々から歓迎を受けることに。しかし、当の本人の表情は全く晴れず、1人部屋の中にこもってしまうのでした。今回の戦闘は、ガンダムが大きな戦果を挙げた一方で、アムロの心に大きなダメージを与えたものでもありましたね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第7話から第9話をご紹介予定です。『機動戦士ガンダム』。君は、生き延びることができるか…?

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

今回紹介したお話に登場したモビルスーツガンプラを、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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