お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』シューティング・スペシャル ちょっとした感想

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今回は、本日(5月31日)放送された、仮面ライダーゼロワン シューティング・スペシャル』の感想記事です。

 

お前にはお似合いだ。ゴリラが。『プレジデント・スペシャル』が或人側から見た今までのストーリーの総集編だったのに対し、今回は諫・唯阿ら側から見た総集編という構成に。そのお話の展開の都合上、バルキリーよりもバルカンの活躍に重きが置かれていましたね。諫が相変わらずの調子だったのには、ちょっとクスりとさせられました。

 

 

自分の真の記憶にショックを受け、歩いていた諫。そんな彼の前に、今までの戦いを振り返って自信をつけさせてやるとして、唯阿が近づいてきます。迷いつつもそれを断ろうとする諫でしたが、唯阿によって気絶させられ、半ば強制的に迅たちのもとに連れていかれるのでした。『プレジデント・スペシャル』には一部新撮パートがあったのに対し、今回の『シューティング・スペシャル』は、振り返りパート以外の部分を含めて、全てのシーンが過去のお話を流用。少し用意されていたドラマパートは、諫と唯阿が別のセリフをあてる形になっており、口元の動きと実際のセリフがあっていない箇所が散見されました。アニメの総集編などではよくあるパターンですが、実写でこれをやるなんてとても珍しいんじゃないでしょうか。音声は何とか収録できても、シーン自体を新撮することはできなかったから、苦肉の策だったんだろうなぁ。

 

迅たちのもとに連れてこられた諫は、ヘッドギアをムリヤリつけさせられ、今までの戦いを回想させられることに。途中2回覚醒したり、不自然に自分の敗北シーンを見せられたりなどしましたが、唯阿の力技で回想は続行。ランペイジバルカン誕生シーンまでの戦いの記憶を、振り返るハメになるのでした。振り返りパートは、特に尖った描写や構成もない、ほぼ放送話順に振り返っていく形。ただ、唯阿があからさまに焦ったり、変な反応を見せたりするのが気になります。『プレジデント・スペシャル』の展開から察するに、これもアークの指示でバルカン(とバルキリー)の戦闘データを収集するために仕組まれたもの…ということなのかな?

 

唯阿から解放された諫は、ボロボロの状態で或人たちのもとへ。すっかり自信喪失仕掛けていた彼に、或人が提案したのは、なんと今までのヒューマギアの仕事を振り返ろうというものでした。終盤のドラマパートも、過去のシーンにセリフを改めてあてたもの。どうやらアテレコ前の生データ(というべきなのか?)ではなく、本放送版のものにセリフを上書きしているらしく、迅のセリフ(もとから入っていたもの)と諫のセリフ(新規にあてられたもの)の音量に差がありましたね。かなり突貫工事で作ったのかなぁ。ちなみに今回は、担当脚本家のテロップはなし。ということはこのドラマパート、誰が書いたんだろう(おそらく大森Pあたりじゃないかなと思うけど)?

 

 

 

珍しくすっかり自信を失ってしまっている諫。こんな彼にも、できる仕事があるのか?いやあるはずだ!今まで登場したヒューマギアたちの仕事を振り返って、どんな仕事があるのかを検証してみよう!

 

次回は『超お仕事大戦 バトル1』として、今まで劇中に登場したヒューマギアの職業にスポットを当てた総集編に。なぜかいきなり転職を進める或人といい、唯阿の「不破にもできる仕事があるのか?」というセリフといい、皆諫に対する当たりが辛辣な気がするぞ。本当に心配してるのか…?

 

 

 

 

 

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『伝説の勇者ダ・ガーン』ちょっとした感想 Legend-13(第38~40話)

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今回は、伝説の勇者ダ・ガーン』の感想記事第13回目。諸事情により、いつもより1日遅れでの更新です。

 

『ダ・ガーン』の物語も、いよいよ終盤へ。新幹部:シアンの登場や、地球防衛機構軍の管理下に置かれてしまう緑ヶ浜など、オーボス軍がその勢力を強め、星史たちの日常もより目に見えて脅かされるようになっていきます。その一方で、ブッチョが改心の兆しを見せるなどの展開もあるなど、濃い展開が連続。『ダ・ガーン』は本当に、ドラマを見せてきますねぇ。

 

 

 

 

第38話「対決!レッドガイスト」

1992年11月14日放送
登場した敵他:レッドガイスト

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「ダ・ガーン…、このレッドガイストの力を侮るな!お前との戦いのために造られたロボットだ!」


STORY:ビオレッツェとレディー・ピンキーがシアンの影におびえていた頃、伝説の力等の謎を解くべく、図書館に出向いた星史たち。ところがヤンチャーに約束をすっぽかされたことにより、2人はまたケンカになってしまう。そんな中、行方不明になったレッドロンが動き出した!セブンチェンジャーと連絡を取り、ダ・ガーンをおびき寄せようとするレッドロン。そして始まる、ダ・ガーン&セブンチェンジャーとレッドガイストの戦い!勝つのはどっちだ!?


オーボス軍の最上級幹部:シアン登場!今回は単発の敵ロボットは登場せず、レッドガイストとの戦いに焦点が置かれたお話に。その要素も後半に集中しており、前半は主に星史たちの日常に迫る危機や変化、そして彼らの新たな活動を描くことで、じょじょに「最終決戦が迫っている」ことをにおわせていました。未だ円盤形態でしか登場しないシアン。果たして彼は…何者だ?


前回、オーボス軍親衛隊により回収されたビオレッツェの宇宙船。ビオレッツェとピンキーは、異空間の中で、上級幹部であるシアンと遭遇します。同じ頃、行方不明になっていたレッドロンは、海底で着々とダ・ガーンたちへの復讐の準備に取り掛かっており、一方の星史は図書館で調べもの。星史はヤンチャーに約束をすっぽかされたので、代わりに螢とともに役立ちそうな本を探すのでした。前回より登場している、オーボス軍親衛隊。その長であり、ビオレッツェたちの上司にあたるのが、今回初登場のシアンのようです。シアンは円盤のような姿をしており、生物かどうかも不明。おそらく、ビオレッツェのように変身能力はあるのでしょうが…。しかも、ビオレッツェが話しかけられるだけであれだけビビっているということは、相当ヤバいヤツなんだろうなぁ。一方、その頃星史は、図書館でヤンチャーたちと待ち合わせ。ところが指定した時間になってもヤンチャーが現れないため、やって来ていた螢とともに、宇宙の誕生や銀河系について書かれた本を探すことにします。星史たちが本を探すという、何気ないこのシーン。星史が最初は本気で本を探していたのに、じょじょに脱線していくのは少しクスッとさせられますが、それ以上に見逃せないのが、その直前の根元巡査とのやりとりです。彼の話によると、緑ヶ浜一帯は度重なる敵ロボットの襲撃により、住民の流出が深刻化。彼自身も更新される住民台帳の確認に追われており、このままでは街がゴーストタウンになってしまうかもしれないとのことでした。オーボス軍の脅威が緑ヶ浜に影響を与えることがわかる描写。まあ、住民からすれば当然の行動だよねぇ。


本をいくつか借りて、螢とともに家に帰ってきた星史。美鈴がいることに驚く星史ですが、それ以上に彼が驚いたのは、美鈴のベッドでヤンチャーがいまだ眠っていたことでした。嫉妬もあってまたケンカになってしまう2人。やがてヤンチャーはすねて家を出ていきますが、星史は螢から彼を探すよう促されます。ヤンチャーが美鈴のベッドで眠っているのを見て、一気に頭に血が上った星史。彼はヤンチャーの足首をつかんで一気に引きずりおろし、マウントポジションをとってヤンチャーに一発パンチをお見舞いします。約束をすっぽかされたことや、美鈴と仲良くしていることに腹が立つのはわかるけど、さすがに今回の星史はちょっとやりすぎな印象。無駄に争いを引き起こしちゃったかな。これに対しヤンチャーは反撃し、その後星史を挑発するような言動を連発。それは調べものをしている最中も続き、悪口合戦の果て、ヤンチャーは星史の家から出ていってしまいます。やめておけばいいのに、こちらも無駄に星史を挑発するヤンチャー。しかし彼に悪気があるようには見えないので、おそらく彼のこうした行動は、寂しさの裏返しなのではないかと推測されます。2人がこんな状況なので、だんだん悪口もヒートアップしていきますが、星史の「自分の星も守れなかったくせに!」というセリフにショックを受けたヤンチャーは、星史の家を出ていってしまいます。星史、それはさすがに禁句だよ…。


ヤンチャーの帰りを待つ間、レッドロンからの通信を受けたセブンチェンジャー。彼はすぐヤンチャーと連絡を取り、ダ・ガーンたちをおびき寄せるのではなく、レッドロンを直接倒そうとします。しかし、激しい戦闘の末セブンチェンジャーは窮地に立たされることに。その戦闘を目撃した星史はダ・ガーンとともに駆けつけますが、自分自身もレッドロンによりピンチに追い込まれます。なんとしても、ダ・ガーンと1対1で決着をつけたかったレッドロン。彼はセブンチェンジャーに「ダ・ガーンをおびき出せば星を復活させる方法を教えてやる」とコンタクトを取りますが、ヤンチャーはダ・ガーンをおびき出すという面倒なことをせずに、直接レッドロンを叩くことにします。ヤンチャーの単純な考え方(ほめてます)により、レッドロンの誘いにそのまま乗らなかったセブンチェンジャー。セブンチェンジャー単独なら、なんだかこの話に乗ってたような気もするなぁ。ちなみに、このシーンからレッドロンの活躍シーンも頻発。いちいちカッコつけたような形で話すので、悪役としてキャラがよくたっており、魅力的なキャラに仕上がっていました。サイボーグ化前の序盤でもいいキャラしてたし、オーボス軍の中で一番魅力的なキャラは、レッドロンかもしれないな…。さて、レッドロンの誘いに乗らず直接やって来たセブンチェンジャーですが、レッドガイストの技にやられ、拘束されてしまうことに。続いて星史もグレートダ・ガーンGXとともに駆けつけますが、グレートダ・ガーンGXはレッドガイストと互角の勝負をしていた上に、星史自身はレッドロンに追い詰められることになります。レッドガイストは、レッドロン自身の思考パターンをインプットしてあるため、無人操縦も可能。これを利用し、彼はグレートダ・ガーンGXと星史を同時に叩こうとします。すげぇ、レッドロンなかなかいい作戦してるじゃないか!


追い詰められた星史は、セブンチェンジャーを人質に取られていることで反撃できず大ピンチ。そんな時、地球防衛機構軍の戦闘機部隊が到着し、セブンチェンジャーを解放します。その中から飛びだしたヤンチャーは、ムチで反撃してレッドロンをひるませることに成功。レッドロンはレッドガイストに戻り、勇者たちとの激闘を繰り広げますが、シアンの登場により戦闘は強制終了させられるのでした。「仲間を呼べばセブンチェンジャーを殺す」として、レッドロンにジリジリ追い詰められる星史。彼を救ったのは、意外にも地球防衛機構軍でした。久しぶりに、まともな活躍をした感じがする防衛機構軍。でも、今回もセブンチェンジャー救出直後に全機撃墜されてるし、やっぱりまだまだだな…。そんな防衛機構軍のアシストと、ヤンチャーの反撃で形勢逆転した星史は、セイバーズとランダーズを召喚。レッドガイストと激しい戦いを繰り広げます。レッドガイストとの戦いは熾烈を極め、おまけに勇者たちの合体攻撃を受けても全くひるまないという驚異的な強さを見せることに。さすが、「ダ・ガーンたちを倒すために造られたロボット」だけのことはあるな…。このままいけばレッドガイストはグレートダ・ガーンGXたちを倒せそうでしたが、そこへシアンが現れ、レッドロンをレッドガイストごと回収。戦いは唐突に終わりを告げるのでした。せっかくのところで、レッドロンを回収したシアン。彼の目的は単にレッドロンの生存確認か、それとも何か別の作戦があるのか―?

 

 

 

第39話「奪われたビッグランダー」

1992年11月21日放送
登場した敵他:キラードールアルバーニ(レディー・ピンキー配下)

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「もちろん!ダ・ガーンは私がピンチになった時は、必ず来てくれるんだから!!」


STORY:度重なるオーボス軍の襲撃により、地球防衛機構軍から特別警戒地域に指定された緑ヶ浜。避難を求められた星史たちは、荷物運搬のためにビッグランダーを使うことを思いつく。同じ頃、仲間とはぐれた8体のうち1体のブッチョは、螢の家に侵入。それをヤンチャーに見られたことがきっかけで、彼はなんとビッグランダーを使って逃走を図ることに!ブッチョ・ひかる・螢3人の珍道中。果たして、この事件の結末…いったいどうなる!?


前回登場したシアン等のことはひとまず置いといて、第37話で行方不明になったブッチョをめぐるお話となった今回。ビッグランダー内でのブッチョ・ひかる・螢の掛け合いのテンポの良さに笑わされますが、じょじょにひかるが勇者たちの真実に迫っていることも見逃せません。ダ・ガーンたちの活躍は後半に集中していますが、作画もばっちり。素直に楽しめる一編でした。


地球防衛機構軍より、特別警戒地域に指定された緑ヶ浜。避難を求められた星史たちはてんやわんやしますが、その中で彼は、ビッグランダーを引っ越し用トラックの代わりとして使うことを思いつきます。星史は自分たちの正体がバレないように、ビッグランダーに「普通のトラックのふりをしてろ」と命令しますが…。再び地球防衛機構軍の管理下に置かれることになった緑ヶ浜。今回は以前とは違いさらに警戒レベルが上がっているため、街を装甲車や戦車が走るだけでなく、住民たちは半強制的に避難を求められていました。これにより周辺道路は大渋滞になり、防衛機構軍が交通整理にあたることに。その中には、かつて登場したあの郷上大佐の姿もありました。十数話ぶりの登場となった郷上大佐。第27話の一件で失脚したのかと思ったら、そうではなかったんですね。そして、このような防衛機構軍の命令に、不満を持ちながらも従わざるを得ない星史たち。星史は不甲斐なさを感じながらも避難の準備を始めますが、美鈴から引っ越し用トラックが手配できなかったという連絡を受け、落胆。そんな中で彼が思いついたのは、ビッグランダーを利用するというものでした。敵が迫っているという恐怖におびえる住民が多い中、一人不甲斐なさそして怒りを感じる星史。彼の心の中には、「自分がもっとちゃんとしていれば街を守れたのに」という思いがありました。彼の気持ちはよくわかるけど、オーボス軍側のパワーアップがダ・ガーン側のそれ以上だから、仕方ない側面もあるけどなぁ。


星史たちの引っ越し作業を目撃したヤンチャーは、それをきっかけに螢も引っ越しするのではないかと思い、彼女の家へ。ところが彼女たちは引っ越し作業をしておらず、しかも行方不明になったはずのブッチョを家にあげている有様でした。すぐさまヤンチャーが飛び掛かったことにより、ブッチョは思わず螢を連れて逃走。たまたま星史たちの引っ越し作業に出くわした彼は、なんとひかるが乗った状態でビッグランダーに乗り込み、そのまま走り去ってしまいます。「どんなことがあっても、桜小路家はこの街を離れるわけにはいかない」というばあやの言葉に追従する形で、避難しない意思を固める螢。螢の家って、そんなに名家なのかなぁ。そして、その彼女の前に現れたのがブッチョ。彼は第37話で他の7体とはぐれてしまいましたが、その後2週間かけて海を泳ぎ切り緑ヶ浜に上陸。頼る者がいない彼は、最後の望みとして螢のもとを訪れていたのでした。「彼が根っからの悪人ではない」と理解している螢は、彼を家に上げますが、運悪くそれをヤンチャーに見られてしまうことに。ブッチョを敵と認識している彼はすぐに飛び掛かり、さらに騒ぎを聞きつけたばあやまでもが参戦し、螢の家は混乱状態に。思わず螢を連れて逃げ出したブッチョは、さらに偶然見つけた星史たちの引っ越し用トラック(ビッグランダー)に乗り込み、逃走してしまいます。この直前、星史の素っ気ない態度がきっかけでケンカになり、自らに題のシャッターを閉めてしまっていたひかる。これが悪いことに作用しちゃうとはね…。


根元巡査のパトカー(ダ・ガーン)に乗って、追跡する星史。一度はビッグランダーに飛び乗りますが、ブッチョの抵抗で失敗してしまいます。その後ヤンチャーとセブンチェンジャーも追跡に合流しますが、人質に取られた形になっている螢は、なんと「手を出さずにしばらくブッチョの指示通りにしてほしい」と懇願。やむを得ず手を出さずに追跡を続ける星史たちでしたが、そこへ今度はレディー・ピンキーのキラードール:アルバーニが現れます。ビッグランダーの追跡シーンでは、珍しいシーンが散見。ビッグランダーに飛び乗って螢たちを救出しようとする星史、振り落とされた彼を救うため、腕のみを変形させてキャッチするダ・ガーン…と、変わった描写が連続していました。特に後者は、ガッツリ防衛機構軍の装甲車部隊に見られていた気がするけど、大丈夫だったのかな?その後、ビッグランダーの追跡にはセブンチェンジャーも合流。螢の「手を出さないで」という言葉により追跡のみに徹する星史たちでしたが、ブッチョに操縦されていらいらしていたビッグランダー自身が、だんだんブッチョのいうことを聞かずに勝手に動き回るようになります。おまけに、そこへピンキーのキラードールもやってきて…。ピンキーにブッチョを回収されまいとして、あちこち動き回りながら、やがて星史の指示通り海方面へと走るビッグランダー。敵とはいえ、自分の操縦しているトラックが満足に動かない上に、ピンキーからは裏切り者扱いされるブッチョ、ちょっとかわいそうだなぁ。


ピンキーがブッチョに気を取られている間に、それぞれ変形・合体したダ・ガーンXとセブンチェンジャー。彼らは激しい戦いを繰り広げますが、その最中、ブッチョはとうとうビッグランダーの正体を見破ります。彼はそれを利用して仲間のところへ向かおうとしますが、ひかるが思った以上に抵抗するので失敗。しかし、またしても螢の意向により、結局ブッチョの希望に従うことにします。一方、ダ・ガーンXはグレートダ・ガーンGXへと合体。GXバスターバルカンでアルバーニを蜂の巣にして倒し、勝利をおさめるのでした。あまりにも勝手に動き回る上に、アルバーニの攻撃で崩落した法面を謎の力(ビッグランダーの両腕)が押しのけたことで、このトラックの正体がビッグランダーであることを見破るブッチョ。彼はひかるを人質にビッグランダーを操ろうとしますが、ひかるが想像以上に反撃するため失敗に終わります。首を絞められてもなお、ブッチョまでもが螢と自分を比較し始めたため、怒りの力で腕を振りほどき、逆に頭をタコ殴りしてみせるひかる。すげぇ、女性ってやっぱり強いな…!同じ頃、ダ・ガーンXたちはアルバーニと激しい戦闘を繰り広げることに。羽を飛ばしてくるような広範囲攻撃に苦しめられますが、これに対しダ・ガーンXは、グレートダ・ガーンGXに合体してGXバスターバルカンを装備。それで羽攻撃を押し返したうえにアルバーニを蜂の巣にし、一気に撃破します。今回のダ・ガーンたちの戦闘は、アングルも作画も非常に安定しており、見ごたえ十分。ピンキーがスキを見てグレートダ・ガーンGXの合体を妨害しようとしていたのもよかったですね。さて、ダ・ガーンたちはピンキーに勝利したものの、肝心のひかるたちはビッグランダーに乗ってなぜか海上を航行。彼らがどこへ向かっているのか?そして、星史たちは彼らを奪還できるのか?すべては、次回へ続く―!

 

 

 

第40話「密林の再会」

1992年11月28日放送
登場した敵他:レッドガイスト

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「不幸じゃないわ。動物好きなあなたの心に、素直に生きれば。」


STORY:ビッグランダーに乗って、はるばる南米奥地までやって来たひかるたちとブッチョ。そこではなんと、プラネットエナジー開放点を発見した残る7体のブッチョが、村で盛大な歓迎を受けてパーティーを開いていた。偶然に次ぐ偶然で再会を果たしたブッチョたちだったが、身体だけでなく心までバラバラになってしまっていた。そこにレッドロンの魔の手が迫る!ブッチョは本当の自分を取り戻せるのか?そして、星史とヤンチャーの正体が…!


前回の展開を受け、ブッチョたちどうしの再会編となった今回。その再会や心のすれ違いからの仲直りだけでなく、ブッチョの過去の判明やその改心、そしてひかるたちへの星史とヤンチャーの正体バレなど、これまたなかなか展開てんこ盛りなお話でした。今回ほど、ブッチョのキャラクターが魅力的に見えたお話はないでしょう。まさか、ここまでのキャラに昇華するとはなぁ。


シアンが単独でプラネットエナジー開放点を着々と見つけていく中、螢とブッチョに言われるがままに海上を航行するビッグランダーと、それを追う星史たち。彼らが向かっていたのは南米大陸であり、現地では海をさまよった挙句流れ着いた残る7人のブッチョが、かつて自分が仕掛けたプラネットエナジー開放点探索装置を発見していました。それを調査していた彼らは、現地民から神として祭り上げられます。今までビオレッツェたちが散々苦労して探し続けていたプラネットエナジー開放点を、わりと簡単に見つけていくシアン。もう最初から彼が地球に派遣された方がよかったんじゃないかな。一方、そんなシアンの暗躍を知らない星史たちは、ビッグランダーを追って南米へ。彼らはまだ気づいていませんでしたが、現地では第37話で離ればなれになってしまった残る7人のブッチョたちが上陸しており、自分が仕掛けたプラネットエナジー開放点探索装置を発見したうえ、それを勝手に「神の塔」と信仰していた現地民から、神の使いとして祭り上げられていました。第37話で1体のブッチョを見失った後、たまたま通りかかった貨物船に救助を求めていた7人のブッチョたち。彼らはその後、船内の小型船に紛れたりなどの偶然が重なり、日本の真裏の南米の貿易港に転がり込んでいました。南米の地に見覚えがあった彼らは、現地民から逃げ惑う最中、第17話で仕掛けた探索装置を発見。それは正常に機能しており、彼らは結果的に新たなプラネットエナジー開放点を見つけ出すのでした。20話越しの伏線回収となった、南米奥地の探索装置のその後。そういえば確かに、かつてここでブッチョと星史は激しい戦いを繰り広げていましたね。


ようやく南米大陸に上陸したビッグランダーは、そのまま奥地へと直行。しかしその途中、ひかるがもよおしたため一時停止します。彼女は森の中で場所を探しますが、そのスキを突かれて現地の部族に誘拐されてしまうことに。螢の勘とビッグランダーからの通信でそれを知った星史たちは、全力で捜索に乗り出しますが、やがて螢までもが行方不明になってしまうのでした。南米大陸に着いても、ひかるの調子は相変わらず。あーだこーだと愚痴を言いまくるうえに、ブッチョの脅迫にも全くビビらず言い返し、おまけに生理現象とはいえトイレに行くから車を止めろと突然騒ぎだす始末。いやあ、ひかるってなかなか強気な女の子だなぁ…。ここでブッチョやビッグランダーも言い返したり愚痴を言ったりしていますが、誘拐犯みたいなものであるブッチョが言える立場じゃないと思うんだけどね。さて、ひかるはトイレを探しますが、当然南米奥地の密林地帯にそんな場所はなし。しかも探しているうちに現地の部族に見つかり、誘拐されてしまいます。自身の鋭い勘でそれに気づいた螢は、ビッグランダー経由でそれを星史たちに連絡。彼らはひかると後を追った螢の捜索に乗り出しますが、それは難航するのでした。ひかる、そして螢までもが行方不明になったことで、焦る星史。しかし彼は冷静さまでは失ってはおらず、いつも通りのヤンチャーの挑発には全く動じず、捜索に協力しろと言い返してみせます。隊長らしさを見せた星史。彼も成長しましたね。


現地の部族により、彼らの集落に連れてこられたひかると螢。そこでは、歓迎パーティーを受ける7人のブッチョたちがいました。予期せぬ出会いに驚くお互いでしたが、彼らの野望を聞いて螢は悲しむような顔をし、さらにひかるは残る1体のブッチョの情報を使って取引を持ち掛けることに。そんな中、ようやく星史たちが彼らを発見し、集落にやって来ます。神の使いとして、盛大な歓迎を受けていた7人のブッチョたち。彼らは「ここで自分たちの王国を作るという夢がかないそうだ」とつぶやき、寄ってきた子供たちやサルに優しく接します。そうした一連の彼らの行動を見ていたことで、よりブッチョたちが「根っからの悪人ではない」と感じる螢。彼女は悪ぶろうとしているブッチョたちに対し、悲しそうな目を向けるのでした。ここでのブッチョたちは、本当に優しそう。螢たちと出会った際でも、そこまで凶悪なことを言っていないことにも注目させられます。まあ、これはたまたまかもしれないけどね。そして、そうこうしているうちに残る1体のブッチョと星史たちが集落に到着。ブッチョたちはようやく再開を果たしますが、つながっていたはずの心はバラバラになっていました。長い間離ればなれになってしまっていたうえに、星史たちと行動を共にしているうちに心変わりし始めたブッチョ。それが、残る7体との心がつながらないという事態を引き起こしたのでしょう。


星史たちが厄介なことになったと感じたその時、シアンからの指令を受けたレッドロンが、レッドガイストで集落を襲撃。星史とヤンチャーはグレートダ・ガーンGXたちに攻撃命令を出して避難に協力しますが、その際とうとうひかるとブッチョに正体がバレてしまいます。やがて戦闘終了後、燃えてしまう集落を見て、自分の境遇を嘆くブッチョたち。そんな彼らに螢や星史たちは優しく声をかけます。その結果、ブッチョたちは改心し、星史たちの味方となるのでした。今回のグレートダ・ガーンGXたちの戦闘は最低限。レッドガイストの登場もシアンによる勇者たちの戦闘データ収集が目的で、そこまで本気で戦う気はなかったからでした。それにしても最近、ビオレッツェたちに比べて、レッドロンがかなりオーボスに優遇されてるよなぁ。これって何か意味があるんだろうか…?そして、戦闘中に思わず声を出してひかるを救出したことで、正体がバレてしまう星史とヤンチャー。特に星史は、今までひかるとは何回もかかわっているはずですが、そのたびに口元にマスクをして声を変えて接していたから、なかなかバレなかったんでしょうね。このタイミングでバレちゃうとは思ってもなかったよ!その後、レッドガイストが撤退する形で戦闘は終了。燃える集落を見て、自分を不幸に思うブッチョたちでしたが、そんな彼らを元気づけたのは螢でした。「自分の心に素直に生きれば、決して不幸ではない」と語る螢。それを受けてブッチョたちは、憎しみの心を捨てて素直に生きることを決意し、自分の過去を語り始めます。その醜い容姿ゆえに幼い頃捨てられ、それに対する怒りをエネルギーにしてオーボス軍に入って活動してきたブッチョたち。しかしそんな彼らも、今回の事件を通じて「こんな自分たちにも優しくしてくれる人間がいる」ということを身をもって感じ、心の中にあったわだかまりを捨てるのでした。そして最後には、星史たちの仲間になることに。えっ、ということは、このまま最終回まで一緒に戦ってくれるってことか!?

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第41話から第43話をご紹介予定です。『伝説の勇者ダ・ガーン』。隊長は、俺だいっ!!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1992年放送の伝説の勇者ダ・ガーン』挿入歌「伝説の勇者〜心はひとつ〜」です。

 

星史とダ・ガーンのデュエットソングとして、松本梨香さんと速水奨さんが歌う曲。速水さんがある程度ダ・ガーンの声色を残しつつ歌っているのに対し、松本さんは完全に素の歌声になっちゃってるのが、ちょっと面白いです(それに対し、セリフのシーンではちゃんと星史になっているのはさすがというべきでしょう)。

 

インスト版は劇中でも何回か使用されましたが、歌詞付きで正式に挿入歌として使用されたのは、終盤の1回のみ。これは、今後の紹介記事でちゃんと出てきますよ~。

 

 


伝説の勇者~心はひとつ~

 

 

 

 

 

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大きな壁を超えた4代目 Part.2

今週初めから告知されていた、『おはスタ』内での「ガールズ×戦士!シリーズ」の重大発表。「まあ“アレ”だろうな」と思っていたら、やっぱりそうでした。

 

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シリーズ4作目として、テレビ東京系にて『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』が放送決定です!

 

なお、商標公開時の記事は↓コチラ

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 


「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」番宣PV第1弾♪

 

 

 

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シリーズも4作目に突入しましたが、大きなフォーマットは前3作を踏襲。しかし、初期メンバーに前作の準レギュラーキャラ(サライ)がいることや、マスコットキャラがフルCGからぬいぐるみになるなど、興味深い変更点が見られます。

 

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まずは準レギュラーキャラの続投から。「ガールズ×戦士!シリーズ」は、『マジマジョピュアーズ!』の頃から前作キャラのゲスト出演が定番化しており、「各作品は世界観がある程度つながっているんだろうな」というのはにおわされていましたが、ガッツリ準レギュラーキャラが、しかもヒロインの1人として続投するのは、この『ラブパト』が初になります。

 

最初は“他人の空似”という設定なのかと思いましたが、名前は一緒で「ガールズ戦士にあこがれている」設定、おまけにキメ台詞は「完ッ全にラブってる!」と『ファントミ』のサキを意識していることから、前作のサライと同一人物であることは間違いなし。『ファントミ』の劇中でサライが仲間になった後、急に出番が減ってしまったのは、こちらの撮影に参加していたからなんですね。

 

既に『ファントミ』メンバーのゲスト出演も決まっていますが、これだけ『ラブパト』と世界観がリンクしているということは、単発ゲストではなく、何回か出てくる可能性があるということなのでしょうか。先輩戦士として出てきたら、それはそれで面白い展開だなぁ~。

 

 


「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」特別インタビュー:三池監督編

続いて、マスコットキャラのぬいぐるみ化。本シリーズのマスコットキャラクターは、今までフルCGによる描写で統一されていましたが、本作は初めてぬいぐるみが起用されることになりました。

 

最初は予算削減のためかと思いましたが、三池監督がインタビューで「アナログにも挑戦する」と言っていたことから、意図的にぬいぐるみという設定が導入されたのだと推測されますね。まあ、ぬいぐるみにすれば玩具も出しやすい(劇中と玩具で差が小さくなる)ですから、悪くない取り組みと言えるでしょう。

 

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ちなみに三池監督は、今回のインタビューで『ウルトラマンマックス』のことについても触れていたりします。

 

 

制作陣に目を向けると、こちらは三池監督をはじめほぼ変わらずに続投。シリーズ構成は、加藤陽一さんが引き続き務めることになります。

 

『ミラちゅー』の頃からサブとして入り続けている松井香奈さんが、他の一般ドラマでも脚本を書いている関係でこちらの担当回が少なくなっているので、「『ラブパト』からは担当外れるのかな…」と思っていましたが、続投が決定。個人的にはちょっと意外でしたね。

 

 

出演陣の方は、長官ポジションをEXILEメンバーの黒木啓司さんが務めるなど、こちらもフォーマットは『ファントミ』を踏襲。準レギュラーメンバーやゲスト出演者には、磯山さやかさんや平祐奈さんが名を連ねており、面白いキャスティングになりそうです。

 

 

 


「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」特別インタビュー:ラブパト編

さて、期待に胸高鳴る『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』は、テレビ東京系列にて放送開始予定。玩具の発売スケジュールから見て、7月第1週スタートでほぼ間違いないでしょう。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、撮影スケジュールにも影響が出ているでしょうが、それでも負けずに頑張ってほしいですね、『ラブパトリーナ!』!

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『疾風!アイアンリーガー』ちょっとした感想 League-10(第29~31話)

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今回は、疾風!アイアンリーガー』の感想記事第10回目です。

 

はぐれリーガー編に突入し、レギュラーメンバー各自の個性が存分に引き出され、描かれるようになった『アイアンリーガー』。今回ご紹介の3話では、ブルアーマー・GZ・キアイリュウケンが各話の主人公を務めます。どれも彼らの個性がはぐれリーガーの更生を促すだけでなく、彼ら自身もまたそれを通じて成長しているのが特徴的。お話として深みのあるものが続くのが、面白いですね。

 

 

 

 

 

第29話「電撃アタック作戦」

1993年10月19日放送

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「だけど、俺はもう迷わない。俺は全力で戦いたいんだ。デウス!勝負だ!」

 

STORY:雷鳴とどろくサンディスの街を訪れたシルバーキャッスル。彼らはそこではぐれリーガー:デウスたちを目撃するが、同時に居合わせたゴールド三兄弟から忠告を受ける。だが、その後街中でデウスたちと再会したブルアーマーは、彼らとの試合を快諾してしまう。彼らが用意したのは、上空のコートでのバレーボールデスマッチだった!落ちたら最後のバレーコートで明かされる、デウスたちの真実。ブルアーマーの魂は、デウスたちに届くのか!?


ブルアーマーを主役に据え、ダークスポーツ財団脱退後のゴールド三兄弟が初めて登場する一編。デウスたちの張り巡らした謀略、彼らがはぐれリーガーとなってしまった理由、それを受けて奮い立つブルアーマーなど、ストレートな展開をベースにいくつもの意表を突く展開が織り交ぜられており、これまた面白いお話に仕上がっていましたね。ただ、全体的に様々な要素を詰め込みすぎたため、ところどころ急展開な描写も存在。30分のドラマでは収まりきらないような濃厚なドラマが、そこにはありました。


サンディスの街上空を航行中、雷に遭うボーシップ号。やがてそれは損傷し、街への不時着を余儀なくされます。マグナムエースたちは雷撃が原因だと考えていましたが、ブルアーマーだけはそれとは違う何かを目撃していました。その後降り立ったシルバーキャッスルは、山岳地帯にいるはぐれリーガー:デウスたちと、修行のため訪れていたゴールド三兄弟と遭遇。マグナムエースたちはデウスたちのことについて問いますが、ゴールド三兄弟はただ二言三言忠告して去っていくのでした。本編開始後、雷にビビる姿が描写されるブルアーマー。いかにもマッシブな体格をしている彼ですが、こういう繊細な(?)一面もあるんですね。そういえば彼、飛行機も苦手だったはずだけど、それは克服したのかな?そんな雷の中を航行するボーシップ号でしたが、やがて複数回にわたる衝撃を受け損傷。マグナムエースたちは雷撃だと思い込んでいましたが、ブルアーマーだけは、その衝撃の直前に上空写った「謎の影(実はデウスたち)」をはっきり目撃していました。この影響により、サンディスの山岳地帯に不時着を余儀なくされたシルバーキャッスルは、降り立った直後はぐれリーガーであるデウスたちと遭遇。彼らの傍には、あのゴールド三兄弟がいました。第25話以来の登場、ゴールド三兄弟。すっかりダークスポーツ財団とは決別し、一リーガーとして修業に励んでいるようです。今回はゴールド三兄弟の立ち位置が非常に興味深く、シルバーキャッスルにとっては「窮地を救ってくれたライバル」であるのに対し、デウスたちにとっては「ダークスポーツ財団から脱退したある意味“はぐれリーガー”」という扱いをされています。シルバーキャッスルをアシストさせることでしっかりと彼らの活躍機会を作りつつ、同時に彼らを「アイアンリーガーの誇りを失わなかったはぐれリーガー」という意味合いを持たせているのが巧みです。確かに彼らは所属チームの無いアイアンリーガーですが、その誇りを失ってはいないため、リカルドたちの言う「はぐれリーガー」ではないんですよね。

 

ゴールド三兄弟と別れた後、街で修理パーツを買い込んだブルアーマー。その時デウスたちと再会し、彼らの悲痛な思いから、ゴールド三兄弟の忠告に反して試合をすることにします。マグナムエースたちは指定された地点に行きますが、その直後地面が盛り上がり上空へと急浮上。デウスたちが申し込んだ試合とは、空中バレーコートにおけるバレーボールデスマッチでした。落ちたら一貫の終わり状態の試合で、マグナムエースたちは苦しみます。デウスの言葉、そしてそれの持つ悲しみから、ゴールド三兄弟の忠告に反し試合を快諾してしまうブルアーマー。しかし、これ自体が実はデウスそして闇の貴公子セーガルの罠でした。デウスの演技が上手いのもそうですが、ここで彼が語っていること(試合で使えないとしてダークスポーツ財団を追い出された)がある程度真実なのが、よりその演技を本物っぽく感じさせます。ここでデウスをいいキャラっぽく見せて、この直後の試合でそのイメージを崩すことで、視聴者にインパクトを与えドラマに新たなる展開を与えることに成功していますね。そして、デウスたちに指定された地点にやってきたマグナムエースたち。どこで試合をするのかと思った直後、彼らの真下の地面が盛り上がり、そのまま上空へ。デウスたちが申し込んできた試合は、上空のバレーコートでのバレーボールデスマッチでした。最初は困惑しながらも戦い続けるマグナムエースたちでしたが、デウスたちに飛行能力があることを知り驚愕します。上空へ上がる直前、マグナムエースたちから何の試合をするのかと訊かれ、「そういえば訊いていなかったなぁ」返すブルアーマー。いやいや、試合の内容は訊いとくべきだったでしょ。まあ、訊いたところでデウスがまともに答えてくれるとは思えないけど…。


デウスたちの攻撃に苦しむマグナムエースたち。しかし彼らは、戦いの最中デウスたちがなぜはぐれリーガーになってしまったのかを疑問に持ち続けていました。やがてそれは暴露され、シルバーキャッスルは絶好の攻撃機会を得ますが、攻撃をせずじまい。これに対しデウスは、コートをわざと雷雲に突入させ、自らをパワーアップすると同時にマグナムエースたちを窮地に追い込みます。ダウンしてしまうキアイリュウケン、ピンチのブルアーマー。そして、ブルアーマーが転落しそうになった時、彼を救ったのは…!飛行能力という、他のアイアンリーガーには無い機能を持つデウスたち。にもかかわらず彼らがダークスポーツ財団から見捨てられはぐれリーガーになってしまったのは、エネルギー消費効率が悪いせいで、その飛行能力を長くは維持できないからでした。せっかくの飛行能力も、長時間飛べなければ確かにあんまり意味はなし。それでも他の長所があればアイアンリーグで活躍できたのでしょうが、多分ダークスポーツ財団のことだから、飛行能力全振りで設計しちゃってたんだろうなぁ…(スーパーヘッドみたいな例もあるし)。エネルギー切れを起こして丸裸状態になるデウスたちですが、そんな彼らに対し攻撃を仕掛けることができないのがマグナムエースたち。これを見たデウスたちは、コート自体を雷雲に突っ込ませて自らも雷のエネルギーでパワーアップし、マグナムエースたちに一大攻勢を仕掛けてきます。窮地に陥る彼らを救ったのは、ゴールド三兄弟と復旧したボーシップ号でした。普段のお話なら、一度デウスたちがエネルギー切れを起こした時点で、マグナムエースたちの言葉により更生するという展開になりそうなもの。しかし今回は、そうはせずにさらにデウスたちが攻撃を仕掛けてくるという展開を重ねてきました。この直前にブルアーマーが自らの境遇とデウスたちを重ねるシーンがあったから、「もうこれでデウスたちも更生かな」って思っちゃったよ。いやあ、これは本当に意表を突かれましたね。こうして再び攻勢に出たデウスたちの前に、ピンチに陥るシルバーキャッスル。キアイリュウケンがダウンしブルアーマーは地上へ落っこちそうになりますが、それを救ったのはゴールド三兄弟でした。ここでボーシップ号の先端に立ちながら現れる彼らの姿が、カッコいいぜ!


ゴールド三兄弟の持っていた特大の避雷針により、デウスたちのエネルギーチャージを阻止することに成功。しかしブルアーマーは、あえてその避雷針を使わないよう言い、デウスとの1対1の勝負を申し込みます。雷鳴とどろくコートの中で繰り広げられた戦いは、ブルアーマーの勝利。今回の戦いでシルバーキャッスルの正々堂々の精神を学んだデウスたちは、その再起を約束し、彼らと別れていくのでした。マグナムエースたちにとっては、避雷針を使えばデウスたちのエネルギーチャージを阻止できるため、試合を有利に進められるはず。しかし、ブルアーマーはあえてそれを使わないと言い、そのうえデウスとの1対1の勝負を申し込みます。ここには、彼のマグナムエースたちを試合に巻き込んでしまったという責任と、デウスアイアンリーガーとしての誇りを取り戻したいという、2つの大きな感情がありました。ここで1人で奮起するブルアーマーがカッコいい。その後の雷撃を受けまくりながらのバレーボールの試合も、迫力があったなぁ。このようなブルアーマーの姿を見、そして試合に負けたことで、デウスたちは正々堂々の精神を学ぶことに。彼らは再起を約束し、シルバーキャッスルと別れるのでした。せっかくここまでいい感じにストーリーを運んできたのに、最後のデウスたちの更生するシーンは、若干唐突な印象。おそらく、尺が足りないせいでこのような形になってしまったのでしょう。

 

 

 

第30話「GZ危機一髪!」

1993年10月26日放送

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「俺たちロボット同士は、敵も味方もない!同じ仲間なんだ!!」


STORY:リカルドの情報を聞きつけ、アルプの街を訪れたシルバーキャッスル。これを知ったギロチは、ニセ情報をつかませて彼らを一網打尽にする計画を立てた。そうとは知らずにアルプの山に向かったシルバーキャッスルは、留守番役のGZを置いて観測所へ。慣れぬ子守りに悪戦苦闘するGZだったが、徐々にヒロシたちと心を通わせていく。しかしそんなとき、ダークスポーツ財団の刺客が現れた!GZは、たった1人でボーシップ号を守り切れるのか!?


はぐれリーガーの更生のお話から少し離れて、今回はGZとヒロシたち子供らとの心の交流を描いたお話。今までGZはあまりそのキャラクター性が描写されてきませんでしたが、今回それが本格的に描かれることになりました。本筋からは少し外れたお話になりますが、GZのキャラがよくわかり、そして彼の魅力が爆発している一編。GZというキャラクターを知るうえでは、絶対に外すことのできないお話になっていました。


リカルドがいるとの情報を得て、アルプの街にやってきたシルバーキャッスル。留守番をトップジョイに任せ、街での聞き込みに入るマグナムエースたちでしたが、なかなか情報は得られずじまい。GZに至っては、町の人の反感を買ってしまいます。そんな中、ルリーが有力な手がかりをつかむことに成功。嬉々とするシルバーキャッスルでしたが、それはセクションVによる罠でした。ヒロシたちがいる関係で、メンバーの中の1人をくじ引きにより選び、留守番を任せているらしいシルバーキャッスル。GZはどうやら今まで一度もその役になったことはないらしく、今回はトップジョイがその役になります。トップジョイはヒロシたちとも仲良しであるため、留守番役には最適。マッハウインディの「これだけは安心して任せられる」という発言も、少し笑えます。こうしてアルプの街での聞き込みを始めるマグナムエースたちですが、なかなか手がかりは得られずじまい。GZは訪問先で子供を泣かせてしまい、母親から怒られるハメになってしまいます。そんな中、ルリーがアルプの山の観測所にリカルドがいるという情報を聞きつけ、シルバーキャッスルはすぐその山へ。しかしそれは、セクションVの罠でした。もともと強面である上に、ピクりとも笑わないせいで幼女を泣かせてしまったGZ。そりゃ泣いちゃうわ。キアイリュウケンは「笑うといい」ってアドバイスしてたけど、傭兵上がりのGZには難しい話だよなぁ…。このように聞き込みを続けるシルバーキャッスルの裏では、ギロチの指示を受けたセクションXやセクションVが暗躍中。どうやらギロチは、なにがなんでもシルバーキャッスルにリカルドを会わせたくないようですね。


アルプの山にたどり着いたシルバーキャッスルは、くじ引きで今回の留守番役を選定。その役を引き当てたのは、まさかのGZでした。明らかに不安げな表情でマグナムエースたちを見送った彼らは、ヒロシたちに接しようとするもその表情が固いため敬遠されてしまうことに。しかし、その中でベスベスが彼に対し心を開いたことで、徐々にGZ自身も変わっていきます。くじ引きで留守番役を引き当てたのは、GZ。あまりの衝撃と不安のあまりトップジョイにその役を代わってもらおうとしますが、それはにべもなく断られてしまいます。そんなGZは、キアイリュウケンのアドバイスを思い出しながらなんとかヒロシたちと接しようとしますが、固すぎる笑顔の前にヒロシたちはすっかりビビり気味。しかし、その中でもベスベスが彼に対し心を開いたことで、徐々にGZの表情も豊かになっていきます。彼に対し、ベスベスは鬼ごっこを教えるのでした。最初は表情ガチガチで子供ならビビっても仕方がないという感じだったGZですが、ベスベスが近づき、にらめっこのように様々な表情を見せて以降、GZの表情も徐々に豊かになっていきます。先述の通り傭兵上がりであるため、笑うといった表情や鬼ごっこという遊びもほとんど知らなかったGZ。彼がベスベスを通して人間味を学んでいく形になっているのが、ちょっと面白いです。


ヒロシたちと遊ぶのを通じて、表情が豊かになっていくGZ。しかし、行動の方はどこか空回りし、彼らに迷惑をかけてしまいます。そんな中、ヒロシはGZからアイスホッケーを学ぶことを提案。雪原でアイスホッケーに興じる中で、彼らはさらに交流を深めていきます。ところが、それに水を差すように、突然ダークスポーツ財団のジェットが飛来。中から出てきたのは、アイスホッケーリーガー部隊でした。攻撃を仕掛けてくる彼らに対し、GZは1人応戦します。ヒロシたちと精いっぱい遊ぶGZ。彼は彼なりに必死に頑張っているのはよくわかるのですが、鬼ごっこで自身のスティックを使ってヒロシたちを追撃しようとしたり、追いかけるのに夢中になりすぎて戸棚を破壊してしまったりと、どこか空回りしてしまいます。やらかしてしまうたびに縮こまり、「すまん」と申し訳なさそうにするGZ。ちょっとかわいい。そうした彼と遊ぶ中で、ヒロシは今度はGZの得意なこと=アイスホッケーを学ぶことを提案。外に出た彼らはアイスホッケーをはじめ、あっという間にある程度の技術を習得します。GZの得意なことを引き出し、それで遊ぼうとするヒロシの提案はGood。これによりGZも緊張が取れ、よりフラットにヒロシたちと交流することができていましたね。しかし、そんな彼らを妨害する謎の影が。それは、ギロチの派遣したダークスポーツ財団のアイスホッケーリーガー部隊でした。GZの初登場回以来となる、ダークスポーツ財団のアイスホッケーリーガー部隊。しかし、今回はメンバーが一新されており、リーダー格のリーガーはGZと酷似した顔をしています。この後の展開を考えるに、これはおそらく意図的な演出なんでしょうね。


アイスホッケーリーガー部隊の目的は、ボーシップ号の破壊。GZは1人でそれを守り切りますが、やがて限界が来ます。部隊に追い詰められてもなお、彼ら自身を攻撃しようとはしないGZ。そこには彼の強い信念があり、それが彼に最後の力を与え、ボーシップ号を守り切ります。しかし、その影響で雪崩が発生。GZとアイスホッケーリーガー部隊は飲み込まれてしまいますが、GZのみ生還。マグナムエースたちも遅ればせながら駆け付け、GZとヒロシたち、そしてボーシップ号の無事を確認するのでした。ソルジャースラップショットを使い、的確に相手のミサイルを撃ち落としていくGZ。しかし1人で守るのは限界があり、とうとう追い詰められてしまいます。絶体絶命のピンチに陥るGZですが、それでも彼はアイスホッケーリーガー部隊を攻撃しようとはしませんでした。GZが攻撃をしない理由。それは、自分とアイスホッケーリーガー部隊はおなじロボット同士であり、敵も味方もなく同じ仲間だから。そう。これはGZと最後の戦いをする際、マグナムエースが彼に言い放ったのと同じことでした。マグナムエースの信念が、GZにきちんと伝わり、そして生きていることがわかる描写。さらにアイスホッケーリーガー部隊のリーダー格がGZと同じ顔をしていることで、まるで現在のGZが過去の自分(=アイスホッケーリーガー部隊のリーダー格)に言い聞かせているような構図になっているのが、非常に興味深いですね。しかし、この信念はアイスホッケーリーガー部隊には伝わり切らず、戦闘は続行。GZは攻撃をギリギリのところで回避しますが、これにより雪崩が発生。GZやアイスホッケーリーガー部隊は飲み込まれ、後者は全滅してしまいます。GZも死んだかと思われましたが、その無事な姿を見せ、ヒロシたちを安心させるのでした。アイスホッケーリーガー部隊は、当然そのスポーツを得意とするリーガーとして製造されたはずですが、雪崩の前にあっという間に全滅。それどころか、雪崩の存在自体知らなかったのではないかと思われる描写が存在します。ロールアウトしたばかりだったのかなぁ、彼ら。そしてラスト、無事な姿を見せたGZに駆け付けるヒロシたち。今回のお話で、GZは本当の意味でシルバーキャッスルの一員になったと言えるのかもしれませんね。

 

 

 

第31話「幻のチャンピオン」

1993年11月2日放送

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「機械である前に、ボクサーでありたかっただけなのに…!」


STORY:幽霊が出ると噂の幽霊洞窟で、探検に出かけたマリコが消えた。ヒロシたちはマグナムエースたちに助けを求め洞窟の捜索に乗り出すが、ヒロシもまた行方不明になってしまう。一連の事件の犯人は、20年前にアイアンリーグから姿を消した伝説のボクサーリーガー:ダイクダイソンだった!彼の誇りを取り戻させるため、エドモンドはキアイリュウケンを相手とする特別試合をセッティングする。燃えろダイクダイソン!君の心は、まだ錆びついてはいないのだ。


本編を通してダークスポーツ財団が一切登場しない異色回。20年前に姿を消したというボクサーリーガー:ダイクダイソンを実質的な物語の主役に据え、彼のアイアンリーガーとしての誇りを取り戻させるため、シルバーキャッスル、特に相手をするキアイリュウケンが、若干悪役チックに描かれているのが面白い展開です。ただ、1つ1つはアツいシーンも多いのですが、全体的な完成度で言うと今までに比べると若干盛り上がりに欠ける印象。もう二押しくらい、何かが欲しかったなぁ。


食料調達のため、一時的に着陸したルリーたち。彼女たちはそこで、幽霊が出るという噂のある幽霊洞窟の話を耳にします。それに興味を持ったヒロシたちは、ルリーの手伝いも放り出して幽霊洞窟の探検に出発。しかしその道中でマリコが消えたため、ヒロシたちはマグナムエースたちに助けを求めます。捜索に乗り出した彼らですが、その最中にヒロシまでもが行方不明に。全ての事件の犯人は、あるアイアンリーガーでした。今回シルバーキャッスルが訪れた町は具体的に呼称されていませんでしたが、おそらくアフリカかアラブ地域のどこかの街。トカゲ(実質ワニに近い)を主食としているようで、それを幽霊洞窟で捕獲しに行く際、幽霊を目撃する者が後を絶たないとのことでした。そんなに幽霊が怖いのなら、その洞窟に行かなきゃいいのに。それでも行く人が多いのは、いいトカゲがたくさん獲れるからなのかな?このような話に興味を持ったのが、ヒロシたち。彼らはさっそく探検に出ますが、その道中でマリコが行方不明に。やむを得ずマグナムエースたちに協力を仰ぎ捜索を始めますが、その中でヒロシも行方不明になってしまいます。彼らを誘拐していたのは、ダイクダイソンというアイアンリーガー。彼はスクラップにされる恐怖におびえ、ヒロシたちが自分をスクラップにする者の手先ではないかと疑っていました。ダイクダイソンが恐怖におびえるのはよくわかりますが、そこからヒロシたちを誘拐するというのは若干唐突な印象。なぜならば、その前の段階(冒頭)で、「幽霊洞窟に入って幽霊に誘拐された(あるいは消えた)者がいる」という話が全く出てきていないからです。ヒロシたちを誘拐させる展開を挿入するのなら、冒頭のシーンでこういった「幽霊が人間に危害を加える」ということにも言及させておくべきでしたね。


マグナムエースたちはいったん捜索を中止し、代わりに洞窟内に設置したカメラで、ダイクダイソンの姿を目撃。コンピューターでの調査により、彼の過去の全てを把握します。その事情を知ったエドモンドは、彼のアジトへ赴き、ヒロシたちを解放するよう説得。その条件として提示したのは、ダイクダイソンがアイアンリーガーとしての誇りを取り戻すため、キアイリュウケンとの試合をセッティングするというものでした。ダイクダイソンの正体とその過去は、マグナムエースたちの設置したカメラとその後の調査により、早い段階で判明。彼は20年前のアイアンリーグで活躍した初期型の名ボクサーリーガーでしたが、所属していたチームからスクラップにすることを言い渡され、それから逃れるために逃亡。以降、所属チームからの追手を恐れ、ずっとこの洞窟に潜伏し続けていました。彼が幽霊だと思われていたのは、その長い潜伏のせいでヒカリゴケがこびりついてしまっただったんですね。しかし、当の彼が恐れていた所属チームは、18年前に倒産。つまり彼は、18年近く来るはずのない追手におびえながら暮らし続けていたのでした。自分の思いや過去を語った直後に、エドモンドの調べによりさらなる事実(所属チームの倒産)を知り、衝撃を受けるダイクダイソンの姿が印象的。ぼそりとつぶやく「機械である前に、ボクサーでありたかっただけなのに…!」というセリフが、その悲しさを引き立たせています。これを受けてエドモンドは、ヒロシたちを解放することの条件として、ボクシングの特別試合をセッティングすることを提案。その相手として選ばれたのは、キアイリュウケンでした。完全にエドモンドの思い付きで、とばっちりを食らった感のあるキアイリュウケン。まあ、シルバーキャッスルの格闘技系リーガーは、彼しかいないからね…。


ヒロシたちを解放したダイクダイソンに対し、エドモンドを筆頭にシルバーキャッスルは約束通り試合をセッティング。ダイクダイソンを完璧にメンテし、フェアな戦いになるようにキアイリュウケンの力を調整し、ついにその試合が始まります。試合の中でダイクダイソンが勘を取り戻していく一方で、キアイリュウケンはダイクダイソンを思いやるあまり攻撃ができずじまい。それでもエドモンドの指示により反撃を開始し、ダイクダイソンにダメージを与えます。約束通り、ダイクダイソンに対しキアイリュウケンとの試合をセッティングするシルバーキャッスル。それだけでなく、ちゃんとフェアな戦いとなるように、ダイクダイソンのメンテをきちんと行い、キアイリュウケンの方はダイクダイソンと出力が同じになるように調整しているのが、彼ららしいなと感じます。こうして試合はスタート。ダイクダイソンは序盤から攻撃を仕掛けてきますが、それに対しキアイリュウケンは、ダイクダイソンを殴ることができず防戦一方。しかしそんな彼も、第2ラウンド終盤でエドモンドからはっぱをかけられたことにより攻撃に出、逆にダイクダイソンをフィールドに沈めるのでした。キアイリュウケンが攻撃できないシーンでのエドモンドが、ちょっぴり悪役チック。「(ボクシングは)殴らなきゃ勝てないんだぞ!」というのはまだわかりますが、「お前がこのまま負けたらシルバーキャッスルから追い出すぞ」など、過激な発言も目立つようになります。ええ、あなたそんなキャラでしたっけ…?


倒れたまま動かないダイクダイソン。ルリーのカウントが重ねられていく中、彼は20年前のある試合のことを思い出します。それと今の戦いを重ね合わせた彼は、再び立ち上がりキアイリュウケンと激しい試合を展開。結果、両者引き分けに終わり、同時に倒れこんでしまいます。試合終了後、シルバーキャッスルの計らいで引退セレモニーをしたダイクダイソンは、彼らに感謝し別れていくのでした。ダイクダイソンによみがえった20年前の記憶。それは、新型リーガーとのボクシングの一戦。その試合と現在の状況が酷似していることに気づいた彼は、その時の相手リーガーにキアイリュウケンを重ね、全力で立ち向かっていきます。これ以降、試合はパンチの応酬になる激しい展開に。その結果、両者倒れて試合は引き分けという形になります。こうして試合が終わり、2人とも復活した後は、非公式ながらダイクダイソンの引退セレモニーを執り行うことに。シルバーキャッスルの面々に感謝した彼は、キアイリュウケンに幽霊洞窟をふさいでもらい、自分の過去と決別するのでした。スクラップにされる恐怖におびえていた一方で、実は引退するつもりであったダイクダイソン。彼が求めていたのは、アイアンリーガーとして返り咲くことではなく、一リーガーとしてけじめをつけ、さらに一ロボットとして平穏に暮らすことだった…のかもしれませんね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第32話から第34話をご紹介予定です。『疾風!アイアンリーガー』。正々堂々と、試合開始!

 

 

 

 

 

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スーパーミニプラ天空合体ジェットイカロス Part.3 ジェットスワン&ジェットスワロー編

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今回は、「スーパーミニプラ天空合体ジェットイカロス」のレビュー第3回目。ホワイトスワンのメカであるジェットスワンと、ブルースワローのメカであるジェットスワローを取り上げます。

 

ジェットイカロスの左半身を構成する、女性陣2機のメカニック。組み立てて初めて気づきましたが、ジェットイカロスってジェットホークを中心に左右に男性陣と女性陣で分かれてて、かつ両脚がコンドルとスワンと、劇中一時は惹かれあったメンバーの組み合わせになってるんですね。今まで全然気にしてなかったけど、これは深いなぁ。

 

なお、レビュー2回目(ジェットコンドル&ジェットオウルの記事)は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


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まずはジェットスワンから。基本的な構造はジェットコンドルとほぼ同じであり、カラーリングの他、主翼とキャノピーのデザインが異なる形になっています。

 

全体的にスワン=白鳥をイメージしたフォルムになっており、ジェットコンドルとは違った柔らかなデザインになっているのが特徴的。上述した部分しか変わっていないのに、驚くほど印象が変わっていることに改めて驚かされます。秀逸ですね。

 

主なギミックについても、ジェットコンドルと同じです。今見てふと思ったけど、ジェットスワンってスペースシャトルにも似たデザインしてますよね。

 

 


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続いて、ブルースワロー。こちらはジェットオウルとよく似たデザインをしていますが、キャノピー部分のデザイン変更の他、主翼が機体の上に被さる形で取り付けられているのが特徴的。違う点はそれほど多くないのに、ほぼ全く別の機体に見えるのが面白いです。

 

スワローの名を冠するだけあって、ジェットホークやジェットコンドルに負けない精悍なデザインなのがカッコいい。キャラとしてもメカとしてもそうですが、『ジェットマン』においてブルースワロー/早坂アコは、他のメンバーに負けない魅力を持った存在だったように感じます。「カップめん」回や「歩くゴミ」回ばかりが取り上げられがちですが、もっと彼女をクローズアップしたお話があってもよかったと思うなぁ。

 

閑話休題。本機のギミックについては、ジェットオウルと同じく目立ったものはなし。一応、主翼部分がシールドに変形するため可動はするのですが、ジェットスワローに取り付けられている時は、収納されている持ち手がストッパーの役割を果たしており、可動しないようになっています。細かい点まで考え抜かれているのが、また面白いですね。

 

 

 

さて、役者はそろった。あと残るは、イカロスハーケン、そしてジェットイカロスへの天空合体です。

 

次回以降の記事では、この合体にチャレンジしてみることにしましょう!

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーゼロワン』プレジデント・スペシャル ちょっとした感想

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今回は、5月17日と24日に放送された、仮面ライダーゼロワン プレジデント・スペシャル』の感想記事です。

 

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一時的に撮影ができなくなったうえに放送ストックも底をつきかけてしまったことにより、急遽企画された総集編。3週にわたっての総集編になるということだったので、5月31日放送後に一気にまとめ感想記事を作ろうと思いましたが、今回でいったん区切りがついたため、前倒しで作成することにしました。

 

そのタイトル通り、主に或人側の視点から作られた総集編になっていた本作。総集編とはいえ、今後の展開につながりそうな要素もちりばめられていたのが興味深かったですね。本作はプロデューサー等による構成ではなく、新規に脚本が書き起こされているため、放送できない期間の間に展開しようとしていたことを、ここで披露しておこうという意図もあったのでしょう。

 

 

まずはPART.1(前編、5月17日放送回)から。こちらは主に1クール目のことがまとめられており、ゼロワンの戦いに重きが置かれた総集編になっていました。第1話の頃の或人やイズを見ると、今に比べるとだいぶ芋っぽいというか、垢ぬけてない感じがしたなぁ~。ちなみにこの回では、「滅との戦いで負傷した際、諫に亡のチップが埋め込まれた」という新事実が判明。以前唯阿が「仮面ライダーに変身するには脳内にチップを埋め込む必要がある」と言っていましたから、てっきりその時に合わせて埋め込まれたのかと思いましたが、そうではなかったんですね。ということは、亡による諫の意識乗っ取りよりも前に、垓による諫の記憶操作は行われていたということか。垓が諫にそこまでこだわる理由は、なんなんだろう?

 

次に、PART.2(後編、5月24日放送回)。こちらは第2クールのお仕事五番勝負のことをまとめた一編になっていました。ゼロワンメタルクラスタホッパーの誕生を中心にテンポよくお仕事五番勝負がテンポよくまとめられており、本放送当時のあのある種のグダグダっぷりが嘘のよう。でもさ、イズ=アークに「最初から仮面ライダーに変身して戦えばよかったのでは?」って言わせるのは、ちょっとやりすぎかなぁとも思うぞ。いや、私自身も観ててそう思ったけどさ、そういうネットの意見とかをそのまま本編に反映させちゃうのってどうなのよ…。

 

そして、PART.2の終盤で、或人が会話していたのは、イズではなくアークだったことが判明。さらに、アークの真の声も明かされることになりました。しかし、或人は決してくじけません。だって、ヒューマギアと築いた絆があるのだから。アークの声は、エクスカイザーなどでおなじみの速水奨さんが担当。特撮作品には今まで一度も参加されたことがないって、ちょっと意外でしたね。

 

 

 

さあ、これで『ゼロワン』の今までの物語はおさらいできたけど、バルカン=諫たちのことが全然触れられてない!ということで、次回は『シューティング・スペシャル』と題した、諫&唯阿メインの総集編です。

 

その内容も気になりますが、問題はその翌週である6月7日の放送分について。このまま別の企画でつないでいくのか、それとも本放送を再開させるのか…!?

 

 

 

 

 

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スーパーミニプラ天空合体ジェットイカロス Part.2 ジェットコンドル&ジェットオウル編

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今回は、「スーパーミニプラ天空合体ジェットイカロス」のレビュー第2回目。ブラックコンドルのメカであるジェットコンドルと、イエローオウルのメカであるジェットオウルを取り上げます。

 

ジェットイカロスの右半身を構成する2機をピックアップ。本当は両脚→両腕の順で紹介しようかと思っていましたが、採番順がコンドル→オウル→スワン→スワローとなっていたので、紹介の順番もそれに倣うことにしました。

 

なお、レビュー1回目(ジェットホークの記事)は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 


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まずは、ジェットコンドルから。脚部を構成するメカであるため、全長はジェットホークよりも長めに取られており、大きなコクピットが特徴的です。

 

その変形構造から、胴体の長さに対して主翼がかなり後ろに配置。劇中ではそれほど気になりませんでしたが、いざ実際に手に取るとかなり目立ちます。これで本当に飛べるのかと思いますが、『ウルトラセブン』に登場したウルトラホーク1号のアルファー号が似たような構造をしていますし、ありえないデザインではないのでしょう。

 

単体での主なギミックは、その変形機構に伴う主翼の可動。かなり柔軟に角度をつけることができるようになっており、「これは低空飛行時のスタイルだ!」とか「これは高高度飛行時のスタイルだ!」みたいなことを妄想しながら遊ぶことができます。もっとも、私の記憶する限りでは、劇中高度に応じて主翼を動かしていたような記憶はないけどね…。

 


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続いて、ジェットオウル。こちらはジェットホークやジェットコンドルに比べるとかなり小さく、その小ぶりなデザインが可愛らしく感じます。

 

ジェットオウルはジェットイカロス右腕を構成することから、その中に様々な可動部位が仕込まれているのですが、それを巧みに隠しているのがGood。パッと見た限りでは関節のためのジョイント等が一切見えないようになっているのが素晴らしいです。

 

こちらも変形用の可動部位以外は、特筆すべきギミックはなし。EDで映っているみたいに、着陸用の脚が付属してたら面白かったんだけどなぁ~。さすがにそこまでは難しかったか…。

 

 

 

さて、ここまで紹介すれば、あと残っているのはジェットスワンとジェットスワロー。次回以降では、この2機を取り上げることにしましょう。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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