
想像以上に力押しのパワー系だったムトン
イソップ童話だと、オオカミはヌを排除したあと、ヒツジを倒すんだ!今回の『仮面ライダーマイス』は、ムトンが変身する仮面ライダームトンが初登場したほか、華武利の変身するマオウが初めてマイス/宙の前に姿を現すお話に。マイスは全体的に戦闘シーンでは劣勢に追い込まれることが多かったですが、まあこれは仕方ないでしょう。
ムトンそしてマオウの登場に目が行きがちですが、ドラマを観ていると、十二支同盟や宙とマオウの関係等、今後の展開が気になる要素も散りばめられているのが面白いところ。宙と華武利のかかわり方にも、注目していきたいですね。
なお、前回(六話)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
十二支同盟のメンバーたちが、ジャオやマイスのことに考えをめぐらせていた頃、当のマイスは牙不可思議と戦闘中。ところが、それもまた変異を遂げていたことから思わぬ苦戦を強いられ、結果的に取り逃してしまいます。宙が変身を解除して自宅に戻ろうとしたそのとき、達臣はある者の存在に気づいて―?序盤では、マイスと牙不可思議の戦闘と、十二支同盟の会話シーンが交互に描写。どちらかと言えば後者の方に比重が置かれていたほか、彼らのマイスに対する回想や考察から、視聴者がこれまでのお話等を振り返られる構成にもなっていたのは、Goodだったなと感じました。そんな彼らのやり取りの中で、最も気になるのはティグル。他のメンバーとは異なり、彼だけ華武利のことを呼び捨てにしています。最初は華武利に反抗心を抱いているのかなと思いましたが、この後のシーンで、華武利の部屋に入る際も同様に呼び捨てにしていることから、メンバーの中でも特に華武利と長い関わりがあるんだろうなぁということが推測されます。そんな彼が、華武利の行動等に今疑問を抱いている―。ティグルはその聡明さや人当たりの良さから、「いい人過ぎてなんか早めに退場しちゃいそう」なんて予想がされていますが、この状況だと、退場のトリガーとなるのはマイス(直接対決して負ける等)…とは限らないかも、しれませんね。
優菜の言葉から自宅に戻った宙は、彼女の友人である小衣が目撃したという奇妙な人物の話を聞くことに。小衣の兄:時生人の行動のテキパキさもあり、最初はただの笑い話程度に聞き流していた彼でしたが、じょじょにそれが牙不可思議の行動パターンと一致することに気づき、小衣たちが帰ったのちに調査を続け、ついに牙不可思議の次なる出現場所を突き止めます。時同じくして昭が訪ねてきて、宙に出動をやめるよう勧めてきますが、それを聞く宙ではありませんでした。中盤では、小衣の話をキッカケに、宙が一度見逃した牙不可思議を再度特定する過程が描写。我々視聴者側は、牙不可思議がサラリーマンに擬態するのを早い段階で観ているため、当初宙が小衣の話を聞き流していたのには、「おいおいそこは気づいてくれよ!」と心配になりましたが、最終的にはちゃんと気づいてくれたので、安心しました。こういう鋭さと、そこからの調査へののめりこみっぷりこそ、宙というキャラクターの魅力の1つですよね。このように中盤のシーンでは、特に宙の行動を中心にドラマが展開しますが、意識的にセリフや行動が挿入されていたのが、今回初登場である時生人。今回限りのゲストキャラにしては、ちょっと描写が多すぎるし、次回以降『マイス』のドラマにかかわってきてくれるのでしょうか?
牙不可思議と対峙した宙は、マイスに変身。依然としてその回転攻撃に手を焼きますが、回転軸を攻撃するという戦法で相手を追い詰めます。そして、戦局をやや優勢に持ち込んだとき、ムトンが仮面ライダームトンに変身して乱入。ムトンハンマーを振り下ろしまくる相手に、さすがのマイスも押され気味になります。このままでは牙不可思議も倒せないという最悪の状況の中、なんと華武利がその場に現れて…?終盤では、マイスVSムトンVS牙不可思議という、三つ巴の戦いが描写。マイスにとっては実質的に1VS2の戦闘となるため、苦戦を強いられます。今回初登場の仮面ライダームトンは、普段は寝てばかりでおっとりとした感じの彼女のイメージとは真逆の、ムトンハンマーを中心とした、力押しの荒っぽい攻撃が特徴的。ただ、今回はヴァンケンのことでかなり感情的になっていたので、普段はもう少し冷静な戦い方をするのかもしれませんね。でも、戦士としてはちょっと感情的すぎるので、彼女も中盤あたりまでに退場しちゃいそうな予感がするなぁ。そんな彼女に対し、マイスは様々なフレームを使って応戦。ウルフやタートル等、過去登場したものを再利用することで、玩具販促にも貢献していました。ウルフをチョイスしたのは、彼自身が語っていた通り、イソップ童話に着想を得たものなのでしょうが、真っ昼間に変身するのは完全に判断ミスでしたね。というか今回の彼、序盤の牙不可思議との戦いのときもそうだったけど、今までに比べて不意を突かれて劣勢に陥るシーンが多かったよね。そして、こうし戦いが続く中、現れたのが華武利。彼はマオウに変身してマイスの前に立ちはだかりますが、マイスはその姿に思い当たる節が内容でした。宙自身は十二支同盟のこともよく知らないようですし、もしかして彼は、本来のマイスの変身者じゃないんじゃないかな?マイスドライバーは彼の父がもともと持っていたものですが、持っていたからと言って正当な所有者とは限らないし、そもそも我々が観た「持っているシーン」は、自動車事故の直前のシーンです。ということは、本来のマイスの変身者(の家系)って―!
マイスはマオウに負け、瀕死の重傷を負った。優菜 が看病する中で、達臣は宙が戦うようになった理由を知る。やがて牙不可思議が再び出現するも、宙は出撃出来る状況ではなく、代わりに達臣が現場に向かうが、リドに変身出来ない彼は、どう戦うのだろうか!?
次回は、今回の後編に当たるお話。マイスがマオウに負けるのは確実なようですが、この程度のことで、心までへし折られる宙ではないと思うなぁ。達臣を現場に向かわせるのも、きっと別の狙いがあってのことなのでしょう。宙がどんな逆転劇を観せてくれるのか、期待ですね。
…というワケで、記事は「『角醒ハンター オメガホーン』第拾参話 ちょっとした感想」に続きます。
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