お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第4話 ちょっとした感想

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あきらめなかった結果の怒涛のゲームクリア!

 

 

 

かけてみるか?僅かなチャンスに。本当にこのままあきらめていいのか?今回の『仮面ライダーギーツ』は、前回に引き続き祢音/ナーゴを主役に据えたお話に。ゾンビジャマトに噛まれ、一度は死の恐怖に屈しかけた彼女が、英寿や景和の助けを受け再起するさまが描かれました。

 

ピンチに陥ったキャラが自らの意志で立ち上がる…というタイプのお話としては、かなり順当な作り。彼女とは逆に、速攻あきらめて奏斗はかなりオーバーなキャラ付けをしてるなぁという感じでしたが、まあこれは、ちびっ子たちにも「祢音との対比になっている」ということがわかるようにするための、一種の配慮なのでしょう。それにしても、祢音が助かったのは良かったけど、デザイアグランプリって…意外に危機を回避する方法多いんだね。

 

なお、前回(第3話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ゾンビジャマトに噛まれたことで、ゾンビ化の危機に陥った祢音。第3ウェーブまでまだ時間があるということで、現実世界に戻り母に連絡を取ろうとしますが、待っていたのは彼女の期待とは真逆の行いばかりでした。希望が見いだせず、自暴自棄になる祢音の前に現れたのは、英寿と景和で…。前半は、祢音側からの視点を中心に物語を展開。あれだけ嫌っている母に連絡を取ろうとしたり、家に戻ると動画を削除されまくっていることを知り絶望したりと、ゾンビジャマトに噛まれたことを通じてもがくさまが、よく描かれていました。なんで祢音があんなに過保護にされているかも描いているのはよかったけど、「幼い頃誘拐されたから」という理由をいきなりぶっ込んだのは、ちょっとやりすぎだったかな。あり得ない理由ではないと思いますが、今まで堅実に現実にありそうな行動や要素を描いてきたのに、それとあまりにもマッチしていなくて浮いちゃってるんですよね。「このドラマはフィクションです」といえば当然そうなんだけど…、ねぇ?そんな彼女に寄り添い、元気づけるたのが英寿と景和。あれこれ声をかける景和に対し、英寿は基本的にしゃべらず、二言三言だけ的確な発言をするのみでした。一連のシーンでの英寿の表情変化は興味深く、演じる簡さんの演技が光っているなという印象。やはり、英寿がデザイアグランプリに参加し続ける理由は、表で見せている俺様気質な感じゆえ…だけではなさそうですね。

 

ついに、ゾンビサバイバルゲームの第3ウェーブが開始。英寿たちが変身し戦う一方で、ゾンビジャマトに噛まれた祢音と奏斗はなかなか出てきません。そんなとき、ダパーン/奏斗が突然出現し、仮面ライダーメリーを急襲。ヤケを起こしたダパーンのせいで、事態は混沌とするかと思われましたが、そこに颯爽と現れたのがナーゴ/祢音でした。ゾンビサバイバルゲーム第3ウェーブは、ゾンビジャマトの大群との真っ向勝負。戦いの要領は、第2ウェーブのときとほとんど変わりませんでしたが、ダパーンの妨害が、タイクーン/景和たちに思わぬピンチを招きます。ゾンビジャマトに噛まれたことで、早めにヤケを起こしたダパーン。気持ちはわからんでもないけど、あまりにもセリフで感情を表現しまくるので、むしろなんだかギャグ演出っぽく見えちゃいました。あれなら、「錯乱状態で四方八方に攻撃しまくる」などさせたほうが、まだ現実味がありましたね。そんなダパーンに対し、希望を捨てず立ち上がっていたのが祢音。彼女はナーゴに変身し、既に持っていたハンマーや、景和からもらったブーストのバックルを使い、堂々の変身を遂げます。祢音のこの一連のシーンは、先に彼女の変身シーンを見せ、直後回想という形で、彼女がなぜ立ち上がれたのかを描写。通常の順序を逆転させている格好になっており、視聴者の目を惹いてくれました。でも景和、ブーストバックルを渡すのは、ちょっとやり過ぎだったんじゃないかなぁ。彼の優しさが、今後別の誰かにつけこまれなきゃいいけど…。

 

ゾンビ化の進行に苦しみながらも、ナーゴは英寿/ギーツや景和の言葉を思い出し奮戦。これを受けたギーツは、そんな彼女をアシストし、ゲームクリアに導きます。こうしてゾンビサバイバルゲームは終わり、最下位となった奏斗は消滅。祢音の病状も回復し、無事自宅へと戻ります。祢音に起きていたことなどこれっぽっちも知らない、母の相変わらずの態度に、祢音は―。ナーゴに変身しても、ゲームをクリアしない限りゾンビ化の進行を阻止することは不可能(今回の冒頭でそれが判明)。そのため、時間が経つに連れナーゴはどんどん動きが鈍っていきますが、それでも彼女はあきらめず、見事ゲームをクリアしてみせます。終盤の戦闘シーンは、ナーゴが主役。ギーツはアシストするにとどまり、初めてブーストバックルを使うとは思えないほど、ナーゴは見応えある大立ち回りをしてくれました。CG合成多めだったけど、臨場感はよく出てましたね。そんな彼女のおかげで、ゲームは終了。最下位となった奏斗が失格&退場となり、今回のデザイアグランプリは幕を閉じます。そのまま家に戻った祢音でしたが、事情を知らない母は相変わらずの態度。しかし祢音は、もう言われっぱなしではありませんでした。今回の経験を通じ、心身ともに成長した祢音。それを母への反抗へとという形でラストに描くのはいいのですが、「絶対家出してやるから」というセリフでズッコケました。いやいや、そこは「なんと言われてもやりたいことをやるから」的なことを言わせたほうがよかったでしょ。本気で家出したかったら、まず前回英寿に言われてた家出配信の中止と、今回判明した大量のGPSを処分しようね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

道長がいよいよ英寿に敵意を剥き出しにする中で、次なるゲームの概要が発表。コンビ戦になるとのことだが、現状生き残っているライダーは5人で、1人あまりが出る。これに対しデザイアグランプリが用意したのは、ダパーンに酷似した謎のライダーだった!

 

次回は、新たなる仮面ライダー:パンクジャックが登場。ここまで露骨なダパーンのスーツ改造だと、逆に清々しいですよね。気になるのは、変身者が誰かと言うことだけど…、そもそも変身者はいるのか?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン30話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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