今回は、4月26日~5月6日まで、横浜市にある京急百貨店上大岡店で開催されている、「『帰ってきた あぶない刑事』劇場公開記念特別企画 あぶない刑事展」のレポートです。
80年代を代表する刑事ドラマである、『あぶない刑事』。その今までの歴史と、2016年以来8年ぶりに公開される映画『帰ってきたあぶない刑事』で使用された小道具やそのレプリカを展示するイベントが、物語の舞台である横浜で開催。私が訪れたのは、先日4月29日の夕方でしたが、それでもかなりの人で賑わっており、この作品が今も根強い支持を得ていることがハッキリとわかりました。
それにしても、この京急百貨店がある上大岡なんて、初めて来たなぁ。京急の主要駅かつ横浜市の副都心の1つであるため、その地名自体は以前から聞いたことはあったけどね…。
なお、今から8年前、『さらばあぶない刑事』を観に行った際のレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
展示エリアは、京急百貨店内にある7階催事場スペースをまるまる使用。エスカレーターで上ると、『帰ってきたあぶない刑事』の巨大パネルや、歴代映画作品のポスターのパネルが目に飛び込んできました。ここはフォトスポットになっており、多くの人がカメラを向けていましたね。
そうしたインパクトのあるパネルの、向かって左側が展示エリアの入口。前半部分は、『帰ってきたあぶない刑事』にかかる展示が主になっており、各キャラの紹介パネルや、レプリカ含む撮影で使用した小道具等の展示がなされていました。
この中で最も目を引くのが、やはりタカが実際に劇中で乗っているハーレーダビッドソンのバイク。ピカピカに磨き上げられており、美しく輝いていましたが、それと同じくらい個人的に気になったのが、展示物の中の本作の脚本でした。これ、決定稿までタイトルが『帰ってきたあぶない刑事』ではなく『あぶない探偵』になっていたんですよね。情報漏洩防止のために、わざとそれっぽい仮タイトルをつけていたのか、それとも当初は本当にこのタイトルでいく予定だったのか―どっちなんだろう?
これら展示を抜けると、後半は歴代作品にかかる展示が。各映画の公開当時に発売されたパンフレットをパネル化したものや、当時発売されていたグッズの展示等、なかなか貴重なものが多くありました。
本作は『西部警察』の石原プロのように、どこかの制作会社が単独で制作していたものではないはずですが、東映等が保管し続けていたのでしょうか。だとしたら、珍しく物持ちがいいな…。
そしてラスト、この7階催事場スペース以外にも展示があり、それが1階上大岡駅改札口に展示している日産レパード。こちらもパトランプがルーフにしっかりとくっついており、実際に撮影で使用されたものではないものの、『あぶ刑事』の雰囲気を、改札を通る人々にしっかりとアピールしてくれていました。
撮影で使っていない日産レパードって、どこから調達してきたんでしょうね。以前、パシフィコ横浜で開催された「ノスタルジック2デイズ」に行ったとき、同様の日産レパードが展示されてたけど、もしかしてそれを利用しているのかな!?
「第14回ノスタルジック2デイズ2023」に参加した時のレポートは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
さて、この「あぶない刑事展」は、まで開催中。残念ながら、グッズの多くは完売してしまっていますが、展示だけでも見に行く価値は十分にあるものになっていました。
そして、いよいよ映画『帰ってきたあぶない刑事』も、今月下旬に公開。できるだけ早めに観に行くつもりだけど、どこで観ようかな。東京はどこの映画館行っても混んでそうな気がするんだよなぁ。
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