お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第2話 ちょっとした感想

人もバックルも使いよう

 

 

 

戦わなきゃ、世界は変えられない。だとしたら、戦う以外選択肢は無いだろ?今回の『仮面ライダーギーツ』は、景和や祢音らがデザイアグランプリに参加することになり、彼らにとって本格的に『ギーツ』の物語が始まることになった一編。自分たちと似たような境遇の人々とともに、それぞれ仮面ライダータイクーンとナーゴに変身するさまが描かれました。

 

初めてデザイアグランプリに参加することになった人々の混乱、景和の面接官だった平とのドラマ、そして景和と英寿の対立軸の構築等、1話の中で多くのことを描き上手いことまとめきっていたなという印象。一方で、放送コードの関係か、あるいはまた別の意味での意図的なものか、デザイアグランプリのある種の穴=優しさも感じました。救いがあっていいとは思うけど、同時にこの状況で『龍騎』並みの悲壮感やドロドロさを出すのは、難しそうだよなぁ。

 

なお、前回(第1話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、デザイアグランプリへの招待状と、デザイアドライバーを入手してしまった景和。相変わらず姉の沙羅に何を言っても信用されない中、ふとドライバーを腰に巻くと、神殿へと転送されます。そこには、英寿や祢音をはじめとする、選ばれた人々が。景和たちは、ツムリのナビゲートで、よくわからないまま、いきなりジャマトたちとの戦いに放り出されます。序盤の数シーンを経て、いきなり神殿のシーンへと突入。ツムリのナビゲートがあったとはいえ、景和たちはよくデザイアグランプリのことをよく理解できておらず、視聴者同様ほとんど知識がないまま1つめのミッションに身を投じることになります。いやいや、ドライバーのことを教えてくれたんだから、この時点でプラス変身方法くらい教えてくれてもいいじゃん…。このような状況下で、景和たちは、他人のさまやまぐれの末、仮面ライダーへの変身方法やジャマトの持つ宝箱の意味をうっすらと知ることに。中でも、先行してゾンビバックルを再入手していた道長は、バッファ ゾンビフォームへと変身し、戦いを有利に進めます。今のところ、バックルを入手する方法は完全に運のみ。まあ今後入手方法のパターンは増えていくんだろうけど、現状ゾンビバックルを再入手したバッファが、ちょっと運良すぎるよなぁ(スーツの都合等もあるんだろうけど)

 

戦いの最中景和が出会ったのは、自分の面接官だった平。休憩所のサロンへの移動を挟みながら、彼は平の願いを知ります。そうこうしているうちに、1つめのミッションは終了。2つめのミッションとしてジャマトの全滅が課され、またも景和たちは、よくわからないまま戦いに投入されます。そして、平/仮面ライダーギンペンは…!中盤から、平に関するお話もスタート。病弱な息子を救うためにデザイアグランプリに参加していましたが、「その願いを実現するために手段は選ばない!」というところまでは堕ちておらず、終始理性を保っていました。これが、今回のある種の優しさであると同時に、デザイアグランプリの厳しさをイマイチ表現出来てないかなぁというポイント。個人的には今回の展開のほうが好みですが、もしデザイアグランプリをもっとドロドロとしたものにしたいのであれば、やっぱり平の裏切りや冷徹な一面も、ちょっとはほしかったなぁという感じでした。こうした平は、1つめのミッションでは生き残ったものの、2つめのミッションで脱落。苦しむ彼の姿を見ながらも、景和/タイクーンは、何もすることができませんでした。1つめのミッションは、一定数以上宝箱を入手した者が出たため強制終了。また2つめのミッションも、後述のとおりギーツがさっさと倒したため、彼含む6人全員が生存してクリアとなります。ゲームクリアを出来るのは1人だけだけど、だからって他のメンバーは死なない―。このシステムに、デザイアグランプリの穴を感じると同時に、これは意図的に設定されているもので、何か大きな意味があるのではないかとも感じます。

 

盗賊ジャマトに平が倒されてもなお、ビビって何も出来なかった景和。そんな彼に英寿が近づいた直後、再び盗賊ジャマトが現れます。言葉巧みにブーストバックルを景和から奪い、勝利しゲームをクリアする英寿/ギーツ。そんな彼の姿を見て、景和は言いようの無い怒りに包まれますが…。終盤で、景和と英寿が絡み、ギーツの戦闘シーンが挿入。川を活かした戦闘シーンでは、前回とはまた違った迫力あるアクションを楽しむことができました。そんな今回の戦闘でカギとなったのが、ブーストバックル。それは英寿が景和を騙して入手したものですが、その後のラストでの英寿の行動も気になります。「恵まれない子どもたちを救いたい」―、英寿が景和に語った自分のこの願いは、実はあながちウソでもないのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

祢音のライブ配信に水を差す、母:伊瑠美の存在。それだけでなく、デザイアグランプリの招集が再びかかり、彼女はゾンビサバイバルに身を投じることに!果たして、どれだけの人間が生き残れるのか!?

 

次回は、祢音を中心としたドラマ展開がなされることになりそう。そうなると、景和/タイクーンのパワーアップ等は、しばらく先になるのかな。さすがに『カブト』のガタックみたいなことはないだろうけど、1クール丸々引っ張る可能性もゼロじゃないかもなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン28話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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