お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

平和を守る力!DXガッツファルコン

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今回は、ウルトラマントリガー』第1話放送日である7月10日に発売された玩具「DXガッツファルコン」のレビューです。

 

防衛隊メカのDX玩具としては、『X』のジオマスケッティ以来の発売となったガッツファルコン。かなり小さめサイズの造形ですが、きちんと劇中のプロポーションを再現しているほか、フライトモードからハイパーモードへの変形もシンプルにできており、隠れた良玩具と言える一品でしたね。

 

 


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パッケージから取り出すと、入っているのは、ガッツファルコンの本体のみ。機体にあしらわれているラインは完全塗装済みで、各所にあるGUTS-SELECTのマークのシールモード貼り付け済み。何も組み立てることなく、そのまま遊べる仕様になっています。

 

パッケージに入ってる時は、フライトモードの状態。手で持って飛行遊びが出来るほか、下にコロがついているため転がし遊びができます。

 

機体の厚さはかなり薄めで、「身軽そう」と感じると同時に、「怪獣にすぐはたき落とされそう」な感じ。劇中でもアクロバティックな飛行を見せてくれていますが、最近は撃墜されることも多くなってきたので、頑張ってほしいなぁ。


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ちなみに、今年2月に発売された「DX GUTSビークル ガッツウイング1号」と比較すると、こんな感じ。こうして並べてみると、ガッツファルコンはしっかりとガッツウイング1号のデザインのエッセンスを受け継いでいることがよくわかりますね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


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そして、この玩具の最大のギミックが、ロボット形態であるハイパーモードへの変形。変形機構は驚くほどシンプルであり、子供でも、一度パッケージ裏の説明書を読めば、覚えられそうなほどです。

 

変形機構において興味深いのは、主翼部分。折り畳んで変形させ、さらにそれを180度ひねることで、腰部にあたる部分の動きをオミットしつつ、ハイパーモードの前屈姿勢を再現することに成功しています。

 

ハイパーモードでのギミックは、顔と腕の可動。どちらも変形機構を生かした可動であり、かなりの幅が確保されています。


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ハイパーモードは、ウルトラ怪獣500シリーズと同一サイズになるよう設計されており、ガッツファルコンが上述のDX GUTSビークル ガッツウイング1号に比べてかなり小ぶりなのは、この関係のため。サイズが小さいのは残念ですが、ちゃんとソフビとの連動遊びが考慮されていることを考えると、ちゃんと考えて作られているんだなぁと感じますね。

 

 

 

さて、GUTS-SELECTに直接関連する玩具は、現時点ではあらかた発売されていますが、いよいよ11月頃にはDXナースデッセイ号の玩具も発売予定とのこと。その搭載ギミックも気になりますが、今回ご紹介したガッツファルコンとどの程度連弄するかも楽しみです。

 

ガッツファルコンの上部に突起があることから、最低限劇中と同じく、ナースデッセイ号の下部に取り付けることはできるんだろうなぁ。でも、それ以外に何かないかなぁ?変形・合体して、ナースデッセイ号の別形態の一部になるとか…。

 

↓1年越しに出た!相棒メカだ!!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマントリガー』第7話 ちょっとした感想

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『Z』時空に完全に取り込まれたケンゴたち

 

 

 

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僕、マナカ・ケンゴっていいます。“ウルトラマントリガー”、やってます…。今回の『ウルトラマントリガー』は、前作『ウルトラマンZ』より、ハルキとウルトラマンゼットがゲスト出演するという、先輩戦士客演回の前編。『Z』ではおなじみの敵となったバロッサ星人がまたまたまたまた登場し、トリガーそしてゼットとドタバタの戦闘を繰り広げてくれました。

 

どちらかといえば、お話もキャラのインパクトも『トリガー』が『Z』に引っ張られている感が強く、なんだか雰囲気は『トリガー』の中の1話というよりも、『Z』の中の特別編という感じのノリの作品に。『トリガー』も今回で7話目で、大体メインキャラがどんな性格でどんな立ち位置かあらかたわかってきたんだから、ハルキたちのインパクトには…負けてほしくなかったなぁ。

 

なお、前回(第6話)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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『Z』ではしつこいくらいに登場したバロッサ星人を敵に据え、ハルキ&ゼットの客演回前編にふさわしいドタバタぶりを見せた今回。ハルキたちのあの快活さに『トリガー』も引っ張られたのか、登場人物がみんな若干今までのお話よりもテンション高めで、話の内容自体も小難しいことなく純粋に楽しめる一編になっていました。観ていて楽しかったよ。楽しかったけどさ、ちょーっと『Z』に持っていかれすぎだったなぁ。

 

ソラフネシティのグラウンドに、突如として落下してきたロボット=キングジョーストレイジカスタム。GUTS-SELECTが調査に乗り出し、ケンゴ・アキト・ユナの3人は、その中に潜入します。そこで出会ったのが、宇宙服を着た長身の青年:ハルキ。彼は、別次元の地球からやって来たストレイジの隊員だと名乗りますが、タツミ隊長以下みんな半信半疑。しかしここで、ハルキがウルトラマンのことについて言及しようとしたため、ケンゴとアキトは、彼をアキトの研究室へと連れ出すのでした。今回は、『Z』側の世界からお話がスタート。キングジョーストレイジカスタムを強奪したバロッサ星人を、ハルキ/ゼットとヨウコがそれぞれ追いかけ、星人が苦し紛れに取り出したブルトンの力により、ゼットが『トリガー』の世界へと飛ばされるという流れになっていました。アバンタイトルで一切『トリガー』のキャラは登場せず、お話のノリは完全にかつての『Z』そのまま。この導入には、いい意味でガツンとやられましたね~。そんな冒頭の展開も、『Z』第1話のオマージュになっているのが見逃せないポイント。かつてゼロがやっていたポジションを、今度はゼットがやっているということに、彼の成長を感じましたね。

 

ゼットのインナースペースへと招かれ、全ての事情を知ったケンゴとアキト。半ばケンゴに押し付けられる形で、ウルトラゼットライザーの解析と修理をすることになったアキトをよそに、ケンゴとハルキはその仲を深めます。同じ頃、バロッサ星人のことを嗅ぎつけたイグニスは、ソラフネシティのグラウンドで、キングジョーストレイジカスタムを強奪しようとするところを目撃。真正面からぶつかり合って、とうとうハルキのメダルホルダーを奪います。怒ったバロッサ星人は、巨大化して暴れ始めるのでした。中盤から、ケンゴをはじめとする『トリガー』のキャラと、ハルキたちのかかわり合いが加速。普通なら、現行作品である『トリガー』のキャラたちが、お話を引っ張っていく形になるのでしょうが、実際の主導権は完全にハルキら『Z』側にありました。まず、ハルキがあっさりケンゴたちにウルトラマンであることをカミングアウトして、インナースペースに招待し始める時点で、完全に彼らは“全て”を持っていっちゃってますよね。面白かったけど、ある意味ズルいな~(ほめてる)!このようなケンゴたちのやり取りの一方で、イグニスは先んじてバロッサ星人に接触。ハルキのメダルホルダーを奪取しますが、星人が巨大化したことで逆にピンチに陥るのでした。イグニスと星人の争いでは、小型デシモニア(『ティガ』)やバグダラスの羽(『マックス』)など、怪獣倉庫から引っ張り出してきたのであろう小道具がたくさん登場。よくこんなの残ってたな…。ちなみに、このシーンの直前では、闇の三巨人たちもチラッと登場。今までにないくらいの和気あいあいっぷりを見せてくれていました。君ら、そんなに仲良かったのぉ!?

 

バロッサ星人出現の報せを聞いたケンゴたちは、まずケンゴが現地に出撃してトリガーに変身。単身挑みますが、バロッサ星人の攻撃に苦戦を強いられます。その間に、アキトの研究も一応の完成を見せ、ハルキはウルトラゼットライザーの力を組み込んだガッツハイパーキーとガッツスパークレンスを使って、なんとかゼットへと変身。こうして市街地に立った2大ウルトラマンは、バロッサ星人の攻撃に翻弄されながらも、力を合わせて撃破するのでした。後半では、トリガーそしてゼットの戦闘がメイン。詳細は後述しますが、ゼットがオリジナルにしか変身できないというハンデを負っているにもかかわらず、トリガーとほぼ同レベルで戦い、しかもベリアロクを完全に使いこなしているさまは、彼の大きな成長を感じさせてくれました。『Z』本編ではデルタライズクローでやっとって感じだったのに、オリジナルでもあれだけ扱えるようになるとはなぁ。その一方で、従来のゼットとハルキらしさも健在。アキトの話をろくに聞かずにインナースペースに入り、混乱しながら何とか変身するさまは、観ていて微笑ましいものでした。

 

 

 

◎特撮面

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トリガーとゼットの共闘が目玉であった、今回の特撮(戦闘)面。2人の活躍に時間が多く割かれるのは当然のことですが、その戦闘の撮り方に、今までの「ニュージェネレーションヒーローズ」作品とは違ったテイストを感じました。田口監督って特撮パートは結構順当で堅実にいくイメージがあったけど、今回は結構攻めてたなぁ。

 

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バロッサ星人を追って、ブルトンの作り出した空間に取り込まれてしまったゼット デルタライズクロー。ハルキへと変身解除されてしまい、もみ合いになりながらたどり着いたのは、『トリガー』の世界。その中のソラフネシティに落下したキングジョーストレイジカスタムの調査に、GUTS-SELECTが乗り出します。序盤の特撮シーンは、ゼットの活躍シーンの宇宙をCGで表現し、ソラフネシティに落下したキングジョーストレイジカスタムは実景合成で表現するという対比がいい感じ。割と違和感なく合成できていてGoodでしたが、カルミラなどの着ぐるみたちを外に出しての撮影&合成だったので、どことなく構図から「作り物っぽさ」も感じました。でも、この作り物っぽさが、また別の意味でのいい味を出してた感じがするなぁ。

 

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イグニスにメダルホルダーを奪われたことで、怒り巨大化したバロッサ星人。これにはまず、トリガーが挑みます。しかし、バロッサ星人は動き回るわ様々な武器を出してくるわで翻弄。トリガーはだんだんと追い詰められていきます。中盤では、トリガーとバロッサ星人の戦闘がメイン。両者の戦闘をミニチュアが見えなくなるほどまで接写し、その戦いの激しさを表現する技法には、「えっ、田口監督がこういう撮り方をしたの!?」と、かなりビックリしました。監督はミニチュアを割と丁寧に撮りたがる感じだと思っていたので、こうした試みをぶっこんでくるとは予想だにしていませんでしたからね。基本的にこのパートでの戦闘は接写がほとんどだったけど、それによって巨大感が失われていなかったのも、巧みだなぁ。

 

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アキトによる応急処置が終わり、なんとかハルキはゼットに変身。ここからトリガーとゼットの共闘が始まり、彼らの怒涛の反撃が始まります。バロッサ星人は二代ウルトラマン相手に立ちまわりますが、やはり分が悪く逆に追い詰められてしまうことに。そしてラストは、トリガーのサークルアームズとゼットのベリアロクの攻撃を受け、空中で爆発四散するのでした。今回の最大の見どころともいうべき、トリガーとゼットとの共闘。先ほどのトリガーの戦闘とは打って変わって、ミニチュアセットをぎりぎりまで使っい、縦横無尽のアクションを撮っていたのが、強く印象に残りました。そのアクションもさることながら、興味深いのは、少々ウルトラ広場が見えてもまったく気にせずに撮影を続行している点。『ギンガS』以降、「ニュージェネレーションヒーローズ」作品は、特撮パートにおいて「いかにウルトラ広場を見せないか」ということにこだわり、あれこれ撮影技法を取り入れていましたが、今回はそれらとは真逆の撮影技法でした。それでいて、先ほどと同じく巨大感は失われていないんだよなぁ。今回のお話は、特撮面でもかなり攻めた一編だったと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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バロッサ星人を下した、ケンゴたちとハルキ。そんな彼らの前に、また別の敵が忍び寄る。全世界の電子機器はジャックされ、キングジョーストレイジカスタムも敵の手に落ち、ナースデッセイ号もダウン寸前!侵略回路から忍び寄る敵:パワードダダを打ち破る方法はあるのだろうか!?

 

次回は、以前から噂されていたパワードダダが、満を持して登場!ハルキ/ゼットも、メダルを取り戻したためタイプチェンジできるようになったし、これは面白いお話になりそうだぞ!

 

↓第8話も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第26カイ ちょっとした感想

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スーツが心配になる衝撃の洗顔シーン

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

ステイシー、またウチの店来いよ。ヤッちゃん、待ってるよ!今回は、数話前で倒されたはずのステイシー/ステイシーザーの復活回。彼が着実にパワーアップし、打倒ゼンカイザーへの闘志をより燃やす一方で、どうしても彼を仲間にすることをあきらめきれない介人の苦悩が描かれていました。

 

前回のドタバタ感とは打って変わって、シリアスさが強めだった今回。しっかり笑えるポイントもありましたが、『ゼンカイジャー』にしては比較的落ち着いているお話だなぁと感じました。今回の描写で、美都子博士が生きているのがわかったけど、功博士の方はどうしてるんだろう…?

 

なお、前回(第25カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

今日もお菓子の配達などで、カラフルを手伝う介人。そんな彼を襲った突然の銃撃。攻撃を仕掛けたのは、倒されたはずのステイシーでした。彼との再会を喜ぶ介人でしたが、当の本人は打倒ゼンカイザーにより強い執念を燃やすようになっており、問答無用でどんどん攻撃。介人もやむを得ずゼンカイザーに変身しますが、本調子で戦うことができず、ジュランたちの加勢のおかげでなんとか危機を脱したものの、危ないところでした。今回は、ステイシーの復活シーンからスタート。眠った状態の美都子博士が登場したので、かなり重い展開になるかもしれないかなと覚悟していましたが、実際は輸血程度にとどまり、美都子博士は冬眠状態ながらも生き延びる形になりました。なんか「体組織を丸ごと使って復活」とかいう攻めた展開になるかと思いきや、そんなことはなし。輸血程度で済んでよかったよ。ん?でも、ステイシーに美都子博士の血がそのまま輸血できたということは、彼ってもしや…?とにかく、こうして復活したステイシーは、さっそく介人を襲撃。迷いを断ち切れない彼に怒涛の攻勢を見せ、ジュランたちの介入がなければ、あと一歩で倒せていたほどでした。パワーアップしたステイシー/ステイシーザーは、戦闘スタイルがより荒々しくなったのが特徴的。これは、彼が打倒ゼンカイザーに固執しているからだけ…なのかな?

 

ステイシーを仲間にすることは、本当にできないのか?介人は苦悩し、そんな彼にジュランやゾックスはアドバイスをしますが、それは彼自身の苦悩をさらに加速させてしまいます。そうこうしているうちに、再びステイシーが登場。彼はブラックジュラガオーンや強化したダークセンタイギアを使い、ゼンカイザー/介人たちを着実に追い詰めていきます。中盤において、介人とジュラン、そしてゾックスが登場するシーンが挿入。ここでゾックスが、今までにはない立ち位置で介人に語り掛けていたのは、見逃せない変化だなと感じましたね。最初は人の迷惑なども気にしない界賊だった彼ですが、介人たちとともに戦う中で、いつの間にか心の中に大きな変化が起きていたようです。そんな彼らのアドバイスを受けても、迷い続ける介人の心。そんな中、再びステイシーザーの襲撃が始まります。ステイシーザーは装備も大幅パワーアップしており、バトルシーザーロボではなく自分でブラックジュラガオーンを召喚できるようになったほか、ダークセンタイギアで強化変身した戦士たち(今回はアバレマックスとスーパーゴセイレッド)を召喚可能に。これらの前に、ゼンカイジャーそしてツーカイザーは大苦戦を強いられます。ブラックジュラガオーンが出てきたってことは、もうバトルシーザーロボ系統のロボは、劇中には登場しないのかな。

 

戦いの最中、改めてステイシーザーの自分への執念を知ったゼンカイザー。それを受け彼は、ステイシーがあきらめていないように、自分も自分の信じる道をあきらめないことを誓います。こうして立ち上がったゼンカイザーは、怒涛の反撃を見せ、さらにツーカイザーとともにゼンカイジュウオーへ合体。しかし、途中でステイシーザーが、クダイターからある報告を受けたことで、戦いの流れが大きく変わることに…。戦闘の中で、ゼンカイザーはとうとう決意。それはステイシーザーを倒すことではなく、彼と和解し、仲良しになることでした。このシーンでは、ゼンカイザーが実際に川の水で顔を洗うという見た目のインパクトもさることながら、ゼンカイザーをはじめとする全登場人物に「ゼンカイザーの決意は、ステイシーと和解するってことなんだな」と言わせずに、その決意の内容を視聴者に印象付けているのがGood。端的にセリフで言わせずに、描写から感じさせる形をとっているのが良かったですね。そしてここから、ゼンカイジャーの反撃が開始。ゼンカイジュウオーの力や、カーレンジャーギアの力を使って、ステイシーザーを逆に追い詰めます。ついに出た、カーレンジャーの力。「宇宙の伝説のスパナ」というマイナーなネタを拾い、割と論理的に(あくまでも『ゼンカイジャー』という作品の中で)力を発動して、ステイシーザーの攻撃を封じているさまは、なるほどと感心させられました。なんか、『カーレンジャー』の力ですらここまでまともにできるんだったら、以前使った『ジェットマン』の力は何だったんだって感じだな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

美都子博士は生きていた。しかし、ステイシーたちのただならぬ様子を見ていると、どうやら別の並行世界に飛ばされてしまったらしい。ステイシーたちに発見される前に、介人たちは美都子博士を救出できるのか!?

 

次回は、クロコダイオーの力をフル活用して、あちこちの世界をめぐるお話。予告で使われているシーンは、笑えるものが多かったですが、はてさて実際の内容はどうなるか―?

 

さあ、第27カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーリバイス』第1話 ちょっとした感想

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空 手 の 稽 古 は 休 ま さ れ る も の

 

 

 

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相棒、失敗を恐れるなって。ここで動かなきゃ、一生後悔するぜ?いよいよ始まりました、「仮面ライダーシリーズ」50周年記念作品・『仮面ライダーバイス』。その第1話となる今回は、序盤から中盤にかけてスピーディーかつ分かりやすく『リバイス』の世界観そして登場人物の説明を行い、後半ではリバイとバイスの活躍に全振りしてそのカッコよさを見せるという構成になっていました。

 

お話の構成は非常に巧みであり、視聴者にとって必要な情報を、ここまでシンプル&コンパクトにまとめることができるのかと、非常に驚かされましたね。一方で、放送前からアピールされていた、一輝/リバイとバイスの掛け合いは、他作品でも見られるコンビものと大差ないかなぁという印象。ただ、まだ第1話ですから、ここから段々と良くなっていくのでしょう。

 

なお、『仮面ライダーセイバー(聖刃)』増刊号の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

1971年に、中南米の遺跡でスタンプ上のアイテムが発見されてから、50年後の現代。政府特務機関:フェニックスにおいて、そのアイテムから着想を得た新時代の兵器が開発されていた一方で、巷ではデッドマンズという組織が勢力を伸ばしていました。そんな中で、フェニックス所属の兵士:五十嵐大二は、その隊長を拝命。彼の実家は銭湯「しあわせ湯」であり、サッカー選手の夢をあきらめた兄:一輝らが切り盛りしていました。そんな一輝には、前々から“悪魔”が見えていて…。『リバイス』本編は、バイスタンプ開発のもととなった、50年前に発見されたアイテムの話からスタート。この話を、ジョージ・狩崎らがフェニックス本部で行っているシーンと、デッドマンズの本部でアギレラたちが集会を行っているシーンを交互に挿入することで、『リバイス』における敵味方組織のそれぞれの位置づけ、そしてバイスタンプ開発の流れを、スピーディーにまとめていました。本編時間わずか3~4分ほどでここまで描き切るのは、素晴らしいですね。そして、この後挿入されるのが、しあわせ湯における一輝たちのシーン。彼の家族が総登場し、それぞれの立ち位置やどういった性格なのかが、明快にわかるようになっていました。それでいて、「一輝がサッカー選手をあきらめた理由」に何か裏があることをにおわせているのがGoodだよな~。

 

フェニックスの新部隊結成発表の日。狩崎は大々的に新兵器:リバイスドライバーを発表しますが、そこにアギレラらが乱入。あらかじめ生み出しておいたマンモス・デッドマンとギフジュニアを放ちます。さらに、混乱の最中、フェニックス幹部の1人である門田が勝手にリバイスドライバーを使用したことで、レックス・デッドマンまで出現。阿鼻叫喚の巷と化した会場で、そこに訪れていた一輝は、悪魔のささやきに乗りますが…。中盤から、アギレラたちの侵攻が本格的にスタート。体育館を舞台としており、爆破などのハデなエフェクトがつけられないという制約の中で、役者たちを大量動員してギフジュニアに襲われるさまを描くことで、リアルな混乱のシーンを作り出していたのが、面白い試みだなと感じました。あと、たまたまかもしれないけど、アギレラたちが体育館に突入してくるシーンって、どことなく『クウガ』第1話でズ・グムン・バがパトカーで長野県警本部に突入してきたシーンと似てる気がしたなぁ。そんなアギレラの侵攻、さらには予期せぬレックス・デッドマンの出現により、会場は完全にパニック。フェニックスの部隊もほとんど対応できていない中、一輝は自分にささやいてきた悪魔に、一縷の望みをかけます。バイスタンプを手にして、その悪魔を実体化した一輝でしたが、それはやがてとんでもない行動に出るのでした。バイスがここで初めて実体化。最初こそギフジュニアの討伐に協力してくれていましたが、最後は一輝の母:幸実を食べようとしていました。えっ?悪魔って、人間を食べるの…?

 

狩崎の助言を得て、リバイスドライバーを使用した一輝は、悪魔とともに、それぞれ仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスに変身。完全に自己流な戦い方で、マンモス・デッドマンとレックス・デッドマン、そして大量のギフジュニア相手に戦いを挑みます。ドタバタしながら戦って、なんとかすべてを撃破。こうして一輝は、悪魔とともに初戦を勝利で飾り、悪魔は狩崎の手で「バイス」と命名。さらに彼から仮面ライダーとして戦うことを求められますが、一輝はそれを断るのでした。後半は、リバイとバイスの戦闘がメイン。CG合成含めて、爆発エフェクトの使用は抑えめで、その分壁や柱などを破壊するさまを見せることで、戦いの激しさを表現しているのが、攻めているなぁと感じました。一方で、リバイとバイスの掛け合いは、ストーリーの流れやそのキャラクター性の都合もあるとはいえ、あまりにもバイスがしゃべりすぎな印象。もうちょっと自重してくれても良かったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーとしての活躍よりも、しあわせ湯を守ることを優先しようとする一輝。しかし、バイスと、デッドマンズの侵攻が、それを許そうとしなかった。第2話にして、早くもバイスとコンビ解消の危機が迫る!?

 

次回は、さっそく一輝とバイスのつながりにスポットを当て、それが試される回になりそう。次回の展開を通して、彼らはお互いいろいろ思いが思いがありつつも、なんだかんだで仲間としてやっていくという感じになるんでしょうね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第26カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第19話 ちょっとした感想

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銀河に輝くプレシャスな光!シンカリオンZ 500オオサカカンジョウ!!

 

 


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近くにいたら見えない光が、遠くからなら見えたってことだね!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、シンカリオンZ 500こだまのZ合体形態:500オオサカカンジョウの初登場回。また、アブトが父トコナミ=ザガンとの再会を果たし、その正体を知ることになるという、ストーリー上非常に重要なお話でした。

 

シン側の動きとアブト側の動きを交互に挿入する形で、本編は進行。若干分かりにくい印象も受けましたが、どちらか一辺倒で描写するとお話の雰囲気が偏ってしまうので、これは制作陣の意図的なもの(配慮)なのでしょう。

 

なお、前回(第18話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

京都支部において開発が進む、ザイライナー323オオサカカンジョウ。ただ、肝心なZコードが見つかっていないため、起動できずにいました。アブト不在という大きな痛手を抱えながらも、シンたちはZコード探しを開始。しかし、それには予想以上に困難を極めるのでした。Aパートにおけるシンたち側の描写では、京都鉄道博物館が登場。「Zコードらしき反応がたくさんある」という設定にして、彼らが館内のあちこちをめぐっていました。ひととおりの展示も紹介されてたし、京都鉄道博物館のアピールには十分なっていた印象。でも欲を言えば、ここには旧大阪環状線103系がいるんだから、そこにもチラッと触れてほしかったなぁ~。そうそう、「京都市街地を見渡す」というていで、京都タワーが出てきていたのはGoodでしたね。

 

ザガン=トコナミを目撃していたアブトは、カンナギたちが席を外した瞬間を見計らい、彼との接触に成功。そこで聞かされたのは、トコナミの正体や、アブトの生まれに関わること、そしてダークシンカリオンの持つ真の力でした。ダークシンカリオンで、トコナミも地球を守って見せると語るアブトでしたが…。Aパート後半から、断続的にアブトとトコナミのやり取りが挿入。トコナミが話す形で、次々と重要なことが語られていきました。アブトの出生の秘密など、序盤からの謎はあらかた明らかになりましたが、トコナミがなぜここまで人間側に肩入れするのかが、ちょっと気になりますね。まあ、シラユキと恋に落ちたからっていうのがメインの理由なんだろうけど、もうひとひねりあると、もっと面白いだろうなぁ。こうした話題でしばらく続いたトコナミの会話ですが、カンナギたちに嗅ぎ付けれたことで、トコナミが声を奪われて強制終了させられてしまいます。ああ、これは多分、ダークシンカリオン デビルモードが第2もしくは第3クールのボス敵になって、これを倒すことでアブトがシンたち側に復帰するって感じかな。そして、アストレアはおそらくアケノと同一人物なのね…(今回のキャストクレジットでほぼ判明)。

 

探しても探しても見つからない、Zコード。やがて日も暮れはじめ、アイドルとしてのライブを控えていたギンガは、シンたちをそこへ正体します。気分転換をかねてライブを見たシンは、それと終演後のギンガの発言をきっかけに、発想を転換。見事Zコードの発見に成功するのでした。Bパート前半では、ギンガのライブをほぼフルで描写。EDクレジットを見ると、このシーンのためにわざわざ曲を作ったらしい。これ、絶対サントラが出たら収録されるパターンだな…。そして、このライブなどをヒントに、シンはZコード探しの方針を転換。京都タワーの近くにある、「電気鉄道事業発祥の地碑」で、Zコードを発見するのでした。

 

Zコード発見直後、巨大怪物体出現の報せが入電。E5はやぶさ・E6こまち・E7かがやき・500こだまが出撃します。核があれば何度もよみがえる敵の能力と、シンの適合率が足りないためZ合体できないという状況で、苦しい戦いを強いられますが、最後は500こだまら3機がZ合体して反撃。オオサカカンジョウシンゴウトウでとどめを刺すのでした。今回のシンカリオンZの活躍は、Bパート後半のこの戦闘のみ。「E5はやぶさがZ合体できない」というストーリー上の制約を上手く生かして、各機の見せ場をきちんと作っていましたね。中でも輝いていたのが、やっぱり500オオサカカンジョウ。機体デザインも必殺技もカッコよさMAXだよな~!今のところ、私にとって、『Z』の中で一番の推し機体ですね。

 

 

 

 

 

 


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QRコードを美味しく感じられなくなってしまったスマット。果たしてそれは故障なのか?シンたちが混乱する中、再び大宮支部にワダツミが現れる…?

 

次回は、久々にE5ヤマノテが登場!ということは、シンの適合率問題もようやく解決するということなのでしょうか?「次回予告の使用映像は回想シーン」という可能性もあるけど、だったらサブタイトルにE5ヤマノテに関するワードは持ってこないと思うし、これは期待だぞ!

 

さあ、第20話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機動戦士ガンダムΖΖ』ちょっとした感想 ΖΖ-1(第1~3話)

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今回は、機動戦士ガンダムΖΖ』の感想記事第1回目です。

 

ガンダムシリーズ」3作目のTVシリーズ作品となる本作。前2作とは大きくテイストが変わり、ジュドー・アーシタをはじめとするメインキャラたちがイキイキと描かれているのが、強く印象に残る作品になっています。

 

単発回も結構あり、「ガンダムシリーズ」らしくない作風のものも割と多め。私としては、シリーズの作風の幅を広げてくれた作品じゃないかなぁと感じますね。

 

なお、『ガンダムΖΖ』の登場人物等については、↓下記公式サイトをご覧ください。

www.gundam-zz.net

 

また、前作(『機動戦士Ζガンダム』)の総括感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第1話「プレリュードΖΖ」

1986年3月1日放送
登場した敵他:なし(総集編)

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「刻の涙は止まらない。戦いの中に散っていった人の思いは、いつ満たされるのだろうか―?」

 

STORY:グリプス戦役を戦い抜いた戦艦アーガマ。でもその代償はデカかった。修理やカミーユの入院でサイド1のシャングリラに向かうブライトたちは、そこで過去の戦いを思い出す。『ΖΖ』の物語のベースとなる、『ガンダム』や『Ζ』の物語。そうそう、モビルスーツのことも、ちゃーんと復習しないとね!ナレーションをしてくれるのは、『ガンダム』のナレーターやシャア、そして『ΖΖ』の主人公:ジュドー・アーシタだ!


アニメじゃない!アニメじゃない!本当のことさ―!ガンダムシリーズ」3作目となる『ΖΖ』の第1話である今回。物語に入る前の総集編という意味合いが強く、前半は『ガンダム』や『Ζ』の物語や世界観を復習し、後半はモビルスーツ解説や『ΖΖ』の第1話あらすじ紹介という構成になっていました。『ΖΖ』は前2作よりも明るい作風になるためか、登場人物のほとんどがテンション高め。確かに、『ガンダム』や『Ζ』を観てきた人にとっては、拍子抜けするなぁこれ…。


グリプス戦役を終えた戦艦アーガマ。しかしその被害は大きく、シャアは生死不明、カミーユは戦闘不能、その他大勢のクルーが死亡という状態でした。装備の修理とカミーユの入院のため、彼らはサイド1のコロニー「シャングリラ」へと向かいます。Aパートは、ほぼ『ガンダム』と『Ζ』の物語の、各主人公視点での総集編。その間にブライトとファのドラマパートが挿入され(映像は過去の流用でセリフのみ新録)、『Ζ』最終回と『ΖΖ』第1話の間にどんなことがあったのかがわかるようになっていました。総集編パートは、当時の最新作である『Ζ』の方が比率高め。『ガンダム』の方はわずか3分程度にのみにとどまりますが、かなり端折られていたとはいえ、どういうお話だったかをきちんとまとめていたのには驚きましたね。ちなみに、このパートでナレーションを担当していたのは、『ガンダム』のナレーターだった永井一郎さんでした。


戦艦アーガマ内のシンタとクムも、過去の戦いを回想。『ガンダム』や『ΖΖ』に登場したモビルスーツのことを、ナレーションと共に回想・勉強していきます。中盤(Bパート前半)は、「最新モビルスーツカタログ」として、『ガンダム』や『Ζ』に登場したモビルスーツを紹介。こちらも最新作である『Ζ』の方が優遇されており、『ガンダム』からチョイスされたのはガンダムとザクⅡくらいでした。この紹介パートでは当然各機体の名称や能力の他、形式番号もきっちり紹介。ガンプラのみでの記載にとどまる形式番号が、正式に劇中に登場したのは、今回がシリーズ初ですね。そしてそして、このパートのナレーションを担当していたのはシャア。あの声のまま明るくふるまったり、性能第1位のモビルスーツ百式を推そうとすると、シンタとクムから「Ζガンダムだ」と否定されすねたりするなど、違和感バリバリでした。まあ、これはこれでちょっと笑えたけどね…。


最後のBパート後半では、『ガンダム』と『Ζ』のメインキャラクターを取り巻いた人々の紹介と、『ΖΖ』の第1話のあらすじ紹介。途中からジュドーも参戦し、ノリノリでナレーションしてくれました。メインキャラクターの名前をちゃんとテロップで紹介するなんて、前2作に比べたらかなり優しいなぁ。


さあ、これで準備は整った。いよいよ次回から、『ΖΖ』の物語がスタートです!

 

ジュドー「子供は皆ニュータイプ。見せてやろうじゃないの、大人たちにさ!」

 

 

 

第2話「シャングリラの少年」

1986年3月8日放送
登場した敵他:プチ・モビル(作業用ロボ)、エンドラ

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「アイツ、人を殺したんじゃねぇのか?俺たちがなんで苦労してるのか、全く…、全く、知らないでさ!」


STORY:サイド1のシャングリラでジャンク屋をやってる俺たちは、ある日脱出ポッドを回収した。それに乗ってたヤザンってオッサンの話に乗って、戦艦アーガマΖガンダムを奪うことにしたんだ。ところがところが、ドックに乗り込んだまではいいけど、ヤザンがその本性を表した!怒ったジュドーは、カミーユの意識を感じたΖガンダムに乗り、ヤザンを追いかける。そして始まる2人の戦い!俺たちの稼ぎ、一体どーなっちゃうのぉ?


第2話にして『ΖΖ』最初の物語である今回。ジュドーたちメインキャラクターの動きにスポットが置かれており、ジュドーがまだモビルスーツの操縦に関して素人ということもあって、戦闘シーンはやや少なめでした。アムロカミーユの性格が暗めだったのに対し、ジュドーはかなり明るいのが特徴的。しかし、ヤザンの横暴に怒ったり、戦争のせいで家族と離れ離れになっていたりという行動・設定から、彼もまた「ガンダムシリーズ」の主人公に共通する“何か”を持っていることが窺えます。


ジュドーは、サイド1のシャングリラでジャンク屋を営んでいる少年。今日も仲間のイーノ・アッバーブとともに宇宙でのジャンクパーツ回収に勤しみますが、そこで入港を待つ戦艦アーガマと、損傷の少ない脱出ポッドを目撃します。高く売れると踏んだジュドーは、その脱出ポッドを回収。途中、ジャンク屋仲間であるビーチャ・オーレグやモンド・アカゲの妨害を受けながらも脱出ポッドを開けると、中にはヤザンが乗っていました。物語は、ジュドーたちのジャンク屋稼業からスタート。嬉々としながらジャンクを集めており、彼らの明るい性格がわかるシーンですが、同時にその宇宙にはハイザックの残骸などのスペース・デブリが多数浮遊していることなどから、まだまだ戦争の爪痕が大きく残っていることが窺えるシーンにもなっています。そんな彼らが回収したのが、比較的キレイな脱出ポッド。これは高く売れるぞと考えたジュドーは、回収後イーノとともにドックへ。ビーチャとモンドが分け前をはねようとする中、彼らが脱出ポッドの扉を開けると、中にはヤザンが乗っていました。奇跡的に生きていた彼は、ジュドーの一言をきっかけに、戦艦アーガマからっΖガンダムを奪う計画を提案します。『Ζ』第49話で、ハンブラビを破壊されながらも脱出しているところが描写されていたヤザン。彼はその後流れに流れて、このシャングリラの空域にやってきてたんですね。それにしてもこのヤザン、頻繁に高笑いするなど、『Ζ』の頃に比べると様子が変。脱出ポッドの中にいすぎて、気が変になっちゃったのか…?


妹のリィナ・アーシタの声を無視し、ヤザンの計画に乗っかることにしたジュドー。彼はイーノたちとともに、ヤザンとプチ・モビルを乗せたトラックで戦艦アーガマの入港しているドックへと向かいます。途中、カモフラージュのためヤザンが強奪したトラックに乗り換え、さらにドックの入口ではファを人質に取ることに成功。彼女の乗るトラックの中身の調査を任されたジュドーは、中のベッドで寝ているカミーユと遭遇。彼と手を触れあった時、強い思念を感じるのでした。最初は自分たちのトラックでドックまで行こうとするジュドーたちでしたが、一介のジャンク屋が戦艦の修理ドックにそのまま入るのはムリ。そこでヤザンは、付近を走っていた修理ドックへ向かう野菜運搬トラックを強奪し、それに乗り換えて向かいます。ちょっと様子が変になってしまったヤザンですが、軍人としてのスキルは落ちておらず、ティターンズパイロットスーツやワーカーを使って、巧みにトラックを強奪。その手際は鮮やかでした。でも、あんな高速道路みたいな大通りでこんなことやったら、目撃者多数で誰かに通報されそうなもんだけど、それは大丈夫なのか?こうしてトラックを乗り換えたジュドーたちは、修理ドックの入口まで到達。そこではちょうどファがトラックを発進させようとしており、ヤザンは彼女を人質にとる作戦に出ます。その後トラックの中身の調査を任されたジュドーは、そこでカミーユと出会うのでした。カミーユを入院させるため、その搬送用トラックを出そうとした際に巻き込まれてしまったファ。ヤザンの姿を見た時驚いていましたが、彼が元ティターンズの兵士だということまでには気づいていない様子でした。そういやファは、ヤザンと戦ったことはあるけど、お互い直接顔は合わせてないもんね。こういう反応も仕方ないか…。こうしてファは人質になってしまい、彼女のトラックを調べるジュドー。そこにいたカミーユから、ジュドーはその思念を感じ取ります。一言もしゃべらない廃人状態のカミーユ。しかし、ニュータイプとしての能力はまだ残っているようです。そしてこれを感じ取れるジュドーもまた…ニュータイプなのか!?


修理ドック内では、戦艦アーガマが修理中。ジュドーたちが乗り込んだ時は、ちょうどΖガンダムも修理に出されようとしているところでした。これをチャンスと見たヤザンは、ワーカーを使ってブライトたちを強襲。一方のジュドーは、できるだけ銃を使わずにΖガンダムを強奪しようとします。やがてジュドーはそのコクピットに乗り込むことに成功しますが、ヤザンが戦艦アーガマの通信員サエグサを襲ったのを見て激昂。Ζガンダムをムリヤリ動かし、彼に戦いを挑むのでした。ジュドーたちが戦艦アーガマへ向かうまでの間には、人質に取られたファに話す形で、彼らの過去が明かされることに。ジュドーの両親は戦争のせいで出稼ぎに出ることになり、残された彼とリィナは、母の仕送りとジャンク屋稼業で生活。しかしそれでも生活に余裕はできず、学校に行くこともできない状態でした、今までムチャクチャな明るいヤツとして描かれていたジュドーですが、このシーンで彼もまた暗い背景を背負っていることが判明。彼の明るさは、そうしたものの裏返しなのでしょうか。そうこうしているうちに、彼らは修理ドックに到着。Ζガンダムを奪うため行動を開始します。ヤザンがワーカーを使った強硬手段で強奪を試みる一方、ジュドーたちはできるだけ銃を使わないよう、残っていた野菜を放り投げながらブライトたちを攪乱。ジュドーは自らΖガンダムまで飛び込み、まんまとコクピットに乗り込むことに成功します。修理中とはいえ、あまりにもΖガンダム周りの警備が薄すぎたブライトたち。クルーが不足しているとはいえ、ジュドーはハッチを開いたまま(閉じ方がわからなかったため)Ζガンダムを動かそうとしていたのだから、いくらでも彼を引きずり下ろすチャンスはあったろうに…。こうしてΖガンダムを奪ったジュドーでしたが、直後ヤザンがサエグサを襲ったことを知り激昂。彼を倒すため行動を開始します。戦争という人どうしの争いで苦労しているジュドーだからこそ、ヤザンの行為は許せない―。彼が単純なやんちゃ少年ではないということが、よくわかる描写です。


ヤザンはプチ・モビルで逃亡するも、ジュドーΖガンダムでそれを追跡。スクラップ置き場で彼を追い詰めます。そこにあった大型モビルに乗り換えたヤザンは、ジュドーを殺してΖガンダムを奪うことを画策。しかしそれはジュドーの抵抗により阻止されるのでした。遅れて現場に駆け付けたブライトたちは、Ζガンダムを奪還することに成功。しかし、ジュドーの拘束には失敗するのでした。ジャンク屋でありモビルスーツへの知識があるとはいえ、操縦に関してはまだ素人同然のジュドー。しかし、ヤザンから「初めてにしてはよくやる」といわれていることから、センスがあることは確かなようです。まあ、ハッチが閉じれないとはいえΖガンダムを動かしてさらに飛行させてるからね…。そんなジュドーヤザンを追い詰めるも、使おうとしたビームサーベルを落っことし、逆にそれで追い詰められるハメに。しかし至近距離からミサイルを発射することで大型モビルを破壊し、窮地を脱出。Ζガンダムの強奪には失敗するも、仲間たちの手引きでブライトたちからの逃走に成功するのでした。今回の戦闘シーンは、このヤザンの大型モビルとのバトルのみ。ジュドーはメチャクチャ戦闘に不慣れな状態でしたが、それでもよく頑張っていたなと感じました。そんな彼は、仲間たちの手引きで脱出。一方のブライトたちは、ジュドーたちを取り逃がしたもののΖガンダムを取り戻しひと段落ついていましたが、その時新たなる敵が迫りつつあることに気づいていませんでした。その名は、マシュマー・セロアクシズの軍人だ…!

 

 

 

第3話「エンドラの騎士」

1986年3月15日放送
登場した敵他:エンドラ、ガルスJガザC

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「気になる。あの子供(ジュドー)…。」


STORY:1回失敗したくらいで、Ζガンダムをあきらめる俺たちじゃない。ヤザンを倒した日の夜、動き出した戦艦アーガマに再び乗り込もうとする俺たちの中で、ジュドーだけが潜入に成功した。このままΖガンダム強奪なるかと思ったら、アクシズのマシュマーとかいうヤツが戦艦アーガマを襲う!キザな悪い軍人は許せねぇ。ジュドーは意を決して、ΖガンダムでマシュマーのガルスJに戦いを挑む!おいおい、ちゃんと戦えんのかぁ?


前回、Ζガンダムを動かすことには成功するも、その強奪に失敗したジュドーたち。今回はそんな彼らが、再びΖガンダムの強奪を試みる中で、初めてアクシズ接触し戦闘を繰り広げるお話です。ジュドーの本当の意味での初陣(モビルスーツうしの戦い)ですが、何せ相手となるマシュマーもかなり風変わりな人物なので、その戦闘はどこかコミカル。笑いながら楽しめるものになっていました。前2作じゃ絶対あり得なかったパターンの戦闘だな、これ!


サイド1をアクシズ服従させる使命を帯びたマシュマーは、シャングリラの市長:ダマールに賄賂を送ってシャングリラへの入港を強行。その側近チマッターから情報を得たブライトは、彼の協力により、マシュマーのエンドラ入港前に修理ドックからの脱出に成功します。深夜密かにシャングリラ上空を航行する戦艦アーガマでしたが、偶然ジュドーたちがそれを目撃。ジュドーはプチ・モビルでムリヤリ戦艦アーガマに乗り込むのでした。前回の終盤にチラッと登場したマシュマーが、本格的に登場。左胸にバラを刺している、かなりキザな人物として描かれています。妙にカッコつけてるけど、こういうキャラって大抵ろくな結果を出せずに退場しちゃうパターンが多いのよね…。そんなマシュマーは、賄賂を使ってシャングリラの市長を買収。ムリヤリ自分たちの入港許可を出させます。このままではマシュマーと鉢合わせの可能性もあった戦艦アーガマでしたが、市長の側近チマッターからの情報により、その直前での脱出に成功します。チマッターはエゥーゴの協力者というよりも、単なるファン。戦艦アーガマのシャングリラ入港直前から、エゥーゴを支援していたようです。彼のエゥーゴへの入れ込みっぷりは相当なもので、情報提供の他、脱出のための誘導船の提供や逃亡先の確保までやってのけるほど。これだけ大々的に動いたら、市長にバレそうな気がするけど…それは大丈夫だったのかな。こうしたチマッターの尽力で脱出に成功する戦艦アーガマですが、その姿を偶然ジュドーたちが目撃。まだΖガンダム強奪をあきらめていなかった彼らの中で、ジュドーだけが潜入に成功します。このシーンで、ジュドーのジャンク屋仲間の1人であるエル・ビアンノが初登場。じょじょにメインメンバーがそろってきました。


エンドラ内の整備エリアへやってきたマシュマーは、ガルスJガザCの整備風景を視察。ガルスJのデザインに惚れ込んだ彼は、周りの制止を振り切り、整備途中の状態で出撃していきます。一方、戦艦アーガマに潜入したジュドーは、シンタやクムの協力で隠れることに成功。ブライトは既にジュドーの潜入に気づいていましたが、ジュドーアムロカミーユの影を感じていた彼は、わざと泳がしていたのでした。マシュマーの整備エリア視察シーンで、彼の素性やその過去が判明。彼は『Ζ』の頃からアクシズの一兵士として活躍しており、功績が認められ指揮官に昇進。胸に刺しているバラは、その時ハマーンからもらったものを加工したものでした。…こう書くとマシュマーがまともな軍人に見えますが、実際は真逆の、かなり風変わりな軍人。指揮官になっているのである程度のスキルはあるのでしょうが、ハマーンから取り立てられたのは、どちらかといえばアクシズ内の人材不足による事情が強めグリプス戦役アクシズも多数の兵士を失っているため)。おまけに指揮官の割には「部隊を動かす」という意識が低く、ガルスJのデザインに惹かれたというだけで単独出撃を決め込み、整備クルーの意見も無視して飛び出してしまいます。「あと30分すれば最低限の整備が終わる」と言われていたのに、無視しちゃうマシュマー。この時点では敵が出たとかそういう情報は出てないから、全く急ぐ状況じゃなかったんだよなぁ…。一方の戦艦アーガマには、ジュドーが潜入中。ブライトたちから見れば現状部外者である彼ですが、シンタとクムは彼をかくまい、ブライトはわざと泳がすなど、ほとんど追及や妨害を受けていません。その理由は、彼が悪人に見えず、またブライトがアムロカミーユの再来を感じていたからでした。今回を機に、ブライトたちのジュドーへの目が変化。彼が仲間になるきっかけになっていきます。


ガルスJで出撃していたマシュマーは、航行する戦艦アーガマを発見。艦橋に近づき、全面降伏を迫ります。これを知ったジュドーは、お手製爆弾でガルスJをひるませ、戦艦アーガマから引きはがすことに成功。これにより彼の潜入が戦艦アーガマ中にバレてしまいますが、ブライトはなんと彼にΖガンダムの操縦を一任。ファのメタスの援護を任せます。途中メタスは機体の不調によりダウン。ジュドーΖガンダムが単独で戦うことになります。戦艦アーガマを見つけ、鬼の首を取ったように得意がるマシュマー。しかしそのスキを突かれ、逆にジュドーにやられてしまいます。ジュドーの作ったお手製爆弾1つで、マシュマーのガルスJは地上へ転落。いくら不安定なところに張り付いていたとはいえ、アッサリやられすぎじゃない?マシュマーは転落後、再び態勢を立て直して戦艦アーガマに接近。ファのメタスが応戦に出ますが、ろくに整備されていない状況のためすぐに不調が発生します。彼女を救ったのは、ジュドーの乗るΖガンダムでした。メタスはグリプス戦役後修理を受けていないため、ボロボロの状態で出撃。戦艦アーガマ、人員も資材も相当不足してるんだね…。そんな彼女を救い、代わりに立ち向かうのが、ジュドーの乗るΖガンダム。彼はブライトの指示で乗ることになり、相変わらず操縦に不慣れながらも、ガルスJに応戦します。前回に比べれば、幾分かは操縦が上手くなったジュドー。それでも、ハッチの閉め方は相変わらずわからないのね…。


ジュドーとマシュマーの戦闘は、やがてスクラップ置き場へ。戦闘に慣れないジュドーは何度もミスを繰り返しますが、マシュマーはそれをことごとくジュドーの戦闘スタイルだと勘違い。2人の戦いは割と拮抗します。そんな中で、とうとうジュドーはマシュマーに追い詰められてしまうことに。しかし、ここでΖガンダムビームサーベルが起動したことで、ガルスJは大破。ジュドーは奇跡の勝利をおさめるのでした。『ΖΖ』では初となる、ガンダムモビルスーツ戦。しかし、ジュドーは戦闘に不慣れでミスを連発。一方のマシュマーは、それをジュドーの戦闘スタイルだと勘違いし、戦闘は長期化。2人は割といい勝負をします。この戦闘パートは非常にコミカル。ジュドーの行動とマシュマーの反応がかなり笑えます。「ガンダムシリーズ」で笑える戦闘シーンなんて、これが初めてだよ。とはいえ、マシュマーは軍人なので、当然スキルはジュドーより上。最終的には彼を追い詰めます。しかし、ここでΖガンダムビームサーベルが起動したことで、ガルスJの頭部が大破。マシュマーは敗北を喫し、脱出していくのでした。モビルスーツ相手に初勝利をおさめたジュドー。彼がこのままΖガンダムを強奪せずに、「今回は戦艦アーガマを守るために乗ったから」としてちゃんと返しに行ったのも、Goodでした。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第4話から第6話をご紹介予定です。『ガンダムΖΖ』、ニュータイプの修羅場が観れるぞ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

ガンダムΖΖ』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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ヒーローが夏を連れてくる!ウルトラヒーローズEXPOサマーフェスティバル2021 後半戦Part.2(購入商品編)

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今回は、8月14日に行った「ウルトラヒーローズEXPOサマーフェスティバル2021(後期)」において購入してきた商品の紹介記事です。

 

以前の記事でも触れた通り、展示面ではそこまで大きな変化がなかった、「ウルサマ2021」の前期と後期。それはショップで販売されている商品も同じで、後述するクリアソフビ以外は、大半が前期の段階から売られていたものでした。

 

そのため、「これ新商品だ!」という感じで飛びついたというよりも、「前期でも見かけた商品で、その時はスルーしちゃったけど、やっぱり押さえとこう」という感じで、商品を押さえましたね。もちろん、欲しいから商品を買っているんだけど、なんだろう、今までよりも、冷静な目で商品を買えたっていうか…(少し言葉で表現しにくい)。

 

なお、「ウルサマ2021」の館内展示、および前期の商品紹介に関する記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

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①ウルトラヒーローシリーズ ウルトラマントリガー スカイタイプ スペシャルカラーver. & ウルトラ怪獣シリーズ マルゥル スペシャルカラーver.

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前期でも紹介したクリアソフビに続き、こちらの2体は、第2弾として後期になってから発売されたもの。トリガー スカイタイプの方はメタリック塗料も使ってゴージャス感を演出していますが、マルゥルの方は塗料に関しては通常版と同じものを使っているんじゃないかなと思われます。

 

しかし、見た目のインパクト的に強烈なのは、後者のマルゥルの方。クリア成形になったことで、通常版ではあまり目立たなかったモールドなどがはっきりと見えるようになり、顔をまじまじと見てみると、割と本来のメトロン星人の意匠が残っていて、ちょっとキモいな印象を受けました。

 

スーツの方だと割とかわいく見えるんだけどなー、ソフビの方は、キモカワデザインを狙っているのかな?(多分違う)

 

 

②クリアファイルセット(ウルトラマントリガー)

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ウルトラマン系に限らず、あらゆるイベントにおいてよく販売されている、クリアファイルのセット。前回の記事で紹介した缶バッジ付チョコクランチと同じく、トリガーとティガをあしらったデザインをしていたので、思い切って購入しちゃいました。税込み1,320円だなんて、そこそこするよなぁ。

 

ティガが出てきているのは1枚目だけで、2枚目はトリガーの基本タイプ3種の並び、最後の3枚目は闇の三巨人であるカルミラ・ダーゴン・ヒュドラムの並び

 

 

③LEDシリコンブレス ウルトラマントリガー

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商品名の通り、シリコンブレスにLEDライトを仕込み、スイッチを入れることで点灯可能にできるようにしたもの。「ウルサマ2021」ではもともとシリコンブレスが無料配布されていましたが、こちらはその豪華版ともいえるものになっています。

 

価格は600円と少々お高めな感じがしますが、つくりもしっかりしていてLEDライトもちゃんと点灯する他(安物にありがちな弱々しい点灯じゃない)、なによりデフォルメされたトリガー マルチタイプの顔があしらわれているのがイカしていてGood。このデザインに惚れたから、思い切って買ったようなものでした。

 

ショップだけでなくライブステージ会場脇でも販売されていたため、売れ行きは良かったらしく、ライブステージでの応援の際は、これを使用している人も多数いた印象。私もその1人になりました。なかなかいい感じでしたよ。前期の時点で、買っとけばよかったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、「ウルサマ2021」の関連記事は、今回で終了。次に予定されているイベントは、年末年始開催の、「ウルトラヒーローズEXPOニューイヤーフェスティバル」です。

 

例年年末年始は里帰りしているので、これには参加できていないのですが、今年は昨今の世間の状況や、仕事の休日出勤の都合もあって、もしかすると「ニューイヤーフェスティバル」にも参加できるかも…?まあ、まだわからないので、もし行けるとなれば、そのレポート記事を作成したいと思います。

 

 

 

 

 

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