お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第27カイ ちょっとした感想

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一切ネタ抜きで完全防寒なトジテンドの皆さん

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

お前、全然へこまないな。むしろ元気になってないか?だって…世界が平和だから!今回は、前回行方不明になった美都子を探すべく、介人たちがゾックスの協力を得て、今まで解放してきた世界の一部をめぐるお話。介人たちも頑張りましたが、結果的には美都子を発見できず、無駄足に終わる結果になりました。

 

今までの『ゼンカイジャー』は、単発回であっても、ストーリーの本筋に関係あることをチラッと挿入したりにおわせたりしていましたが、今回はそれがほとんどなし。本当に純粋な単発回でした。まあ、たまにはこういうノリのお話があってもいいでしょう。

 

なお、前回(第26カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

美都子がトジテンドから脱走した―。その事実を知ってから、ずっと彼女を探し続けていた介人たち。しかし、探せども探せども手がかりは全くつかめず、行き詰まってしまいます。そんな中出たアイデアが、彼女は並行世界の方に逃げ込んだのではないかという発想。それを聞いて介人は、偶然カラフルを訪れたゾックスに頼み込み、ガオーンとブルーンを待機させ、他のメンバーと並行世界へ旅立つのでした。今回は、序盤からとてつもなくスピーディーにお話が展開。「美都子が探しても見つからない→並行世界にいるんじゃないか?→じゃあそこに行ってみよう!」というこれらの展開を、OP挟んでアバンタイトルとAパート最序盤のみで全て済ませてしまうのですから、恐ろしいほどの圧縮率です。こうした、事件のきっかけに関する展開の早さは、香村脚本特有と言えるのではないでしょうか。そして介人たちの懇願を受けて、意外にすんなり承諾したゾックス。彼らがまず向かった先は…。

 

並行世界に向かうことにしたものの、手がかりがないためどこに行けばいいのか見当もつかない介人たち。フリントの独断で様々な世界に向かいますが、これといった情報は得られません。そんな中介人たちは、コオリトピアでステイシーと遭遇。トジテンドも美都子探しに躍起になり、ついで感覚でその世界を荒らし回っていると知った彼は、ある作戦を思い付くのでした。中盤は、介人たちが過去に解放した世界(トピア)をめぐるお話が中心。ドタバタコメディという感じで、かなり笑えました。「並行世界に似たような顔の人がいる」というあるあるの設定を使って、主なゲストキャラを喜多川さん1人で回してたのは、考えたなぁと感じましたね。そんな、各トピアの文化に振り回される介人たちでしたが、ステイシーと遭遇したことで、トジテンドも美都子を探していることを把握。既に多くの世界が襲われており、介人の世界も例外ではありませんでした。ここで、ステイシーにあえて作戦の全貌をしゃべらせるのが興味深いところ。多くの子供番組でよくある「悪役が作戦の全貌をペラペラしゃべる」というありがちなシーンととらえられなくもないですが、ここはそれよりも、ステイシーが意図的に介人たちに伝えたという方が適切でしょう。その理由は、おそらく―。

 

キノコトピアに来た介人たちでしたが!そこは既にトジテンドが侵攻中。戦いながら美都子を探す中、フリントの一言で、各トピアに散らばっていたトジテンドが集結します。しかしそれは、全て介人たちの作戦。まんまと罠にはまったトジテンドは一網打尽にされ、ブラックジュラガオーンに乗って追いかけてきたステイシーザーも、コオリトピアでゼンカイジュウオーに倒されるのでした。トジテンドに聞こえるくらいの大声で、美都子発見の報せを伝えるフリントと、明らかにぎこちない動きの美都子。まあこの時点で、一連のことが介人たちの作戦だってことは、だいたいわかりましたよね。しかし、クダイターは全く疑うことなくイジルデに報告。それを受けた彼も召集をかけてしまい、驚くほど簡単に介人たちの作戦は進んでしまいます。トジテンドが連絡を取り合う時、わざわざ電話のプッシュホンの音口に出すのね…。まあ、さすがにステイシーは言ってなかったけど。そんな介人の作戦で、美都子を探していたトジテンドの隊は全滅。残ったステイシーは、変身してブラックジュラガオーンでクロコダイオーを追い、コオリトピアに落としますが、逆にゼンカイジュウオーで返り討ちに遭うのでした。終盤の巨大ロボ戦は、以前のお話に似て力の入れられた特撮描写が特徴的。今回、あんまり制作費かかって無さそうだったから(新規ワルドも登場してないし)、こっちに予算回せたのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き、美都子を探し続ける介人。しかし、そうしている間に、トジテンドは新たなワルドを放っていた。マンガ化能力を持つ驚異のマンガワルドの前に、ゼンカイジャーはどう立ち向かうのか!?

 

次回のテーマはマンガ。マンガワルドの能力は突飛ですが、次回予告を観る限りだと、ゼンカイジャー苦しめられそうというよりも、逆にそれを利用して好き放題やっているように見えるぞ…!

 

さあ、第28カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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