お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第1話 ちょっとした感想

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空 手 の 稽 古 は 休 ま さ れ る も の

 

 

 

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相棒、失敗を恐れるなって。ここで動かなきゃ、一生後悔するぜ?いよいよ始まりました、「仮面ライダーシリーズ」50周年記念作品・『仮面ライダーバイス』。その第1話となる今回は、序盤から中盤にかけてスピーディーかつ分かりやすく『リバイス』の世界観そして登場人物の説明を行い、後半ではリバイとバイスの活躍に全振りしてそのカッコよさを見せるという構成になっていました。

 

お話の構成は非常に巧みであり、視聴者にとって必要な情報を、ここまでシンプル&コンパクトにまとめることができるのかと、非常に驚かされましたね。一方で、放送前からアピールされていた、一輝/リバイとバイスの掛け合いは、他作品でも見られるコンビものと大差ないかなぁという印象。ただ、まだ第1話ですから、ここから段々と良くなっていくのでしょう。

 

なお、『仮面ライダーセイバー(聖刃)』増刊号の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

1971年に、中南米の遺跡でスタンプ上のアイテムが発見されてから、50年後の現代。政府特務機関:フェニックスにおいて、そのアイテムから着想を得た新時代の兵器が開発されていた一方で、巷ではデッドマンズという組織が勢力を伸ばしていました。そんな中で、フェニックス所属の兵士:五十嵐大二は、その隊長を拝命。彼の実家は銭湯「しあわせ湯」であり、サッカー選手の夢をあきらめた兄:一輝らが切り盛りしていました。そんな一輝には、前々から“悪魔”が見えていて…。『リバイス』本編は、バイスタンプ開発のもととなった、50年前に発見されたアイテムの話からスタート。この話を、ジョージ・狩崎らがフェニックス本部で行っているシーンと、デッドマンズの本部でアギレラたちが集会を行っているシーンを交互に挿入することで、『リバイス』における敵味方組織のそれぞれの位置づけ、そしてバイスタンプ開発の流れを、スピーディーにまとめていました。本編時間わずか3~4分ほどでここまで描き切るのは、素晴らしいですね。そして、この後挿入されるのが、しあわせ湯における一輝たちのシーン。彼の家族が総登場し、それぞれの立ち位置やどういった性格なのかが、明快にわかるようになっていました。それでいて、「一輝がサッカー選手をあきらめた理由」に何か裏があることをにおわせているのがGoodだよな~。

 

フェニックスの新部隊結成発表の日。狩崎は大々的に新兵器:リバイスドライバーを発表しますが、そこにアギレラらが乱入。あらかじめ生み出しておいたマンモス・デッドマンとギフジュニアを放ちます。さらに、混乱の最中、フェニックス幹部の1人である門田が勝手にリバイスドライバーを使用したことで、レックス・デッドマンまで出現。阿鼻叫喚の巷と化した会場で、そこに訪れていた一輝は、悪魔のささやきに乗りますが…。中盤から、アギレラたちの侵攻が本格的にスタート。体育館を舞台としており、爆破などのハデなエフェクトがつけられないという制約の中で、役者たちを大量動員してギフジュニアに襲われるさまを描くことで、リアルな混乱のシーンを作り出していたのが、面白い試みだなと感じました。あと、たまたまかもしれないけど、アギレラたちが体育館に突入してくるシーンって、どことなく『クウガ』第1話でズ・グムン・バがパトカーで長野県警本部に突入してきたシーンと似てる気がしたなぁ。そんなアギレラの侵攻、さらには予期せぬレックス・デッドマンの出現により、会場は完全にパニック。フェニックスの部隊もほとんど対応できていない中、一輝は自分にささやいてきた悪魔に、一縷の望みをかけます。バイスタンプを手にして、その悪魔を実体化した一輝でしたが、それはやがてとんでもない行動に出るのでした。バイスがここで初めて実体化。最初こそギフジュニアの討伐に協力してくれていましたが、最後は一輝の母:幸実を食べようとしていました。えっ?悪魔って、人間を食べるの…?

 

狩崎の助言を得て、リバイスドライバーを使用した一輝は、悪魔とともに、それぞれ仮面ライダーリバイと仮面ライダーバイスに変身。完全に自己流な戦い方で、マンモス・デッドマンとレックス・デッドマン、そして大量のギフジュニア相手に戦いを挑みます。ドタバタしながら戦って、なんとかすべてを撃破。こうして一輝は、悪魔とともに初戦を勝利で飾り、悪魔は狩崎の手で「バイス」と命名。さらに彼から仮面ライダーとして戦うことを求められますが、一輝はそれを断るのでした。後半は、リバイとバイスの戦闘がメイン。CG合成含めて、爆発エフェクトの使用は抑えめで、その分壁や柱などを破壊するさまを見せることで、戦いの激しさを表現しているのが、攻めているなぁと感じました。一方で、リバイとバイスの掛け合いは、ストーリーの流れやそのキャラクター性の都合もあるとはいえ、あまりにもバイスがしゃべりすぎな印象。もうちょっと自重してくれても良かったかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

仮面ライダーとしての活躍よりも、しあわせ湯を守ることを優先しようとする一輝。しかし、バイスと、デッドマンズの侵攻が、それを許そうとしなかった。第2話にして、早くもバイスとコンビ解消の危機が迫る!?

 

次回は、さっそく一輝とバイスのつながりにスポットを当て、それが試される回になりそう。次回の展開を通して、彼らはお互いいろいろ思いが思いがありつつも、なんだかんだで仲間としてやっていくという感じになるんでしょうね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第26カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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