お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』第3話 ちょっとした感想

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ついに登場!0系新幹線

 

 

 

姉ちゃんとの思い出を、絶対に壊させない!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、早くも大宮から舞台が離れ、福井県敦賀市を舞台に戦闘が展開されるお話に。しかし、舞台が敦賀に移行するのは終盤の戦闘シーンになってからであり、それまではERDAと進開学園を舞台に、引き続きタイセイを取り巻く環境やキャラたちの説明に重きが置かれていました。

 

カドミチ以外のERDAのメンバー、そして前回におわされたイナとの繋がりの続きを描く、本作の世界観を理解するうえで外せない一編でしたが、それが終わってから敦賀に舞台が移行するまでの間がやや間延びしており、ドラマ構成のバランスは少し悪かったかなという印象。次回を観てみないと確実なことは言えませんが、今回含む一連のお話が、1話完結にするにはちょっとボリュームが大きかったから、2話に分ける形にしたのかなぁ?

 

なお、前回(第2話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ERDA入りを決めたことで、カドミチを通じてシンカリオンの歴史やERDAの他メンバーのことを次々に紹介されていくタイセイ。後者のキャラの濃さにタジタジになるも、津川アガノがイナのことに言及したことで、俄然興味を示します。しかし、アンノウンの正体や適性値の意味、そしてイナの行方等、肝心なことはERDAとしても把握していない状況でした。序盤では、ERDA関係者のうち、前回までで明確にその名前等が紹介されていなかったキャラたちが次々に登場。カドミチの話し方も相まって、テンポ良く進んでいました。前2作に比べてキャラデザが全体的に大人びていることから、ちょっととっつきにくい印象も受けましたが、実際に話したり、戦いの中で連携したりすると、その仲も深まっていくのでしょう。しっかし、事前情報で出たときから思ってたけど、「浜カイジ」だけ特急列車の名前そのままだよな!そしてこの序盤パートは、ERDAの歴史やシンカリオンの概要の説明も兼ねており、0系新幹線も登場。また開発経緯も、大まかには前2作と同じなものの、細かいところでは変化がつけられていました。0系新幹線がついに、「シンカリオンシリーズ」においてシンカリオンのプロトタイプとして登場。シンカリオンになった姿も見てみたいけど、出てきてくれるかな!?このように、かなりのことを説明したこのパートですが、ERDA自身もまだシンカリオンやアンノウンのことで不明点が多いことから、肝心なことはボカされまくり。それ自体はいいんだけど、カドミチが吹っ切れたように「わからん!」と言い張るものだから、大丈夫かと心配になりました。適性値の話は前2作でも出ており、あちらも結果的に明確にはよくわからずじまいで終わってしまいましたが…、なんつーか、言い方ってものがあるよねぇ。

 

翌日、昼休みを迎えたタイセイは、リョータから昼食を購買部で買うことを提案され、大混雑のそこへと直行。お目当ては、ここの名物である大宮ナポリタンパンでしたが、争奪戦に競り負け、結局ゲットできたのはリョータの1個のみでした。アンパンしか買えなかったと嘆くタイセイに、リョータナポリタンパンを半分分け与えますが、そこをアカネが通りがかって…。中盤は、前半と後半を繋ぐための日常パート。タイセイたちとアカネとの再会と、そこで生まれるちょっとした亀裂が描かれてはいましたが、基本的には箸休めパート的な感じになっていました。大宮ナポリタンの話は、鉄道博物館のメニューにもなっているので、進開学園のある大宮と縁が無いわけではないですが、ちょっと登場のさせかたにムリがあったかな。だって、ERDAと違って、進開学園そのものは、鉄道とは関係ないんだからさ…(これの舞台がERDAの食堂とかであれば、スッと受け入れられたけど)。

 

この日の学校が終わり、放課後鉄道部の部室のメタバース空間にタイセイたちがいた頃、突如として敦賀にアンノウンが出現。タイセイに出動命令が下り、E5はやぶさで立ち向かいます。ドリルをぶん回してくる相手を前に、完全に押され気味になるE5はやぶさでしたが、タイセイが敦賀鉄道資料館を守るのだと奮起し、E5はやぶさトレーラーフォームへとビークル合体したことで、なんとか勝利を収めます。事件は解決したかに見えましたが、リョータの顔はどこか暗くて…?終盤では、E5はやぶさ→E5はやぶさトレーラーフォームの奮闘と、その活躍を見ていて、内心悔しく思うリョータのさまが描写。細かい点はもちろん違うものの、大まかなドラマの構図と戦闘の展開が、前回の戦闘とほぼ同じだったので、もうひと押しくらい何かしらの変化をつけて盛り上がりがほしかったなと感じました。押しの強いキャラではないことは重々承知していますが、タイセイの奮起する要素が前回とほぼ同じだし、リョータの複雑な感情や背景をわかりやすくするためか、マイに何でもかんでも説明させてしまっていてクドい感じもあるし、もったいなかったなぁ。次回でリョータがついにE7かがやきに搭乗し、運転士として大きな一歩を踏み出すことになりますから、そのドラマに期待したいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

アンノウンのさらなる出現の可能性から、敦賀に残るよう指示されたタイセイは、敦賀鉄道資料館を満喫。しかしその裏で、リョータは適性値を上げるべく努力を続けていた。悔しい思いを抱えながらも隠し続ける彼は、再び現れる敵を前に、自分の力で敦賀の街を守ることが出来るのか?

 

次回は今回の後編にあたるお話。今回明かされたリョータの過去を深掘りしていく感じであり、ついにE7かがやきがデビューします!ドラマの流れとしては自然なんだけど、E6こまちよりE7かがやきが先にデビューするなんて、ビックリだなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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