お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

単線を走る中規模編成を撮る―東武野田線(東武アーバンパークライン)

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鉄道ファンの中でも、車両やシチュエーションの好みは、かなり分かれるもの。JR系好きがいれば私鉄系好きも、特急列車系好きがいれば通勤列車好きや貨物列車好きもいると、多種多様です。

 

そんな中で、私の好きなシチュエーションの1つが、、ある程度の通勤列車の編成が、単線区間を走る様子。沿線の日常需要に応えるために組成されたゴリゴリの通勤列車が、単線区間という、列車の本数に制約を与えるものを走るという、相反する関係性に魅力を感じるのです。

 

関東地方、特に一都三県では、巨大な通勤需要等に応えるため、路線改良が幾度となく行われ、中長規模編成が走る単線区間というのはかなり減りましたが、まだわずかに存在。その1つが、東武野田線東武アーバンパークライン)における運河〜春日部間(一部複線区間もあり)です。

 

というわけで今回は、先日の3連休中、ミラーレス一眼レフカメラの練習も兼ねて行った、東武野田線の撮影レポートです。

 

 

 

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場所は、東武野田線の運河駅から、少し梅郷方面(春日部方面)にある地点。本当は別の場所から撮ろうと思いましたが、実際に行ってみると想像以上に場所が狭く、通行の邪魔になりそうだったので、急遽変更しました。

 

雲が多く見えますが、この日はそれまでの天気に比べれば、かなりマシな天候。急な悪天候にも見舞われなかったので、よかったです。

 

 


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では、撮影していきましょう!

 

この日は太陽の陽射しもそこそこ強め。順光になる構図は、茂みがあるためなかなか編成まるごと撮ることはできなかった一方、逆光になる構図では、露光を調整してそこそこ満足の行く写真を撮ることができました。

 


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東武野田線には、8000系・10030型・60000系の3種類の列車が走っており、この中で私が好きなのは、ステンレス車体の10030型。一番車両数が少ないので、ある意味線内一番のレア車と言えますが、運良く2編成撮ることができました。

 

シャッタースピードについては、以前千歳船橋駅で小田急を撮ったときに学習したので、ブレがほぼ無い形に(それでもLED表示幕が切れちゃってるけど)。しかしその分、もっと列車を俯瞰して見る形で構図を考えないと、アンバランスな写真になってしまうんだなぁと痛感しました。

 

ブログの画像は、アップ用に加工しているので目立ちにくくなっていますが、加工前の写真の中には、列車の顔ばかりに注目してしまったせいで、かなり右側に寄り気味の構図になっちゃってるものが一定数あるんですよね。

 

列車を撮るときは、列車ばかりに注目すべからず―。これは大変勉強になりましたね

 

 

 

 

 

 

 

さて、この日は東武野田線でさらに千葉県内中心部へ向かい、新京成線をチラッと撮影してきました。

 

というワケで次回以降では、この新京成線での撮影レポートをお送りすることにしましょう!

 

 

 

 

 

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希望の光、赤き星より!DXウルトラデュアルソード(後編)

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今回は、8月27日に発売された「DXウルトラデュアルソード」紹介記事・後編。いよいよウルトラデュアルソード本体で遊んでいきます。

 

トリガー客演回でデビューし、その後も劇中の要所要所で使用されているものの、イマイチウルトラディメンションカードとの連動がプッシュされていないようにも感じる本商品。正直、「デッカーの強化形態関連玩具やテラフェイザーが発売されるまでのつなぎ商品かな」と思っていましたが、いざ実際に遊んでみると、その音声バリエーションの豊富さに舌を巻きました。いやこれ、下手するとウルトラディーフラッシャーよりも価値ある玩具だぞこれ!

 

なお、前編(「ウルトラディメンションカード ウルトラマントリガー マルチタイプ」&「ガッツハイパーキー ウルトラデュアルキー」紹介編)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 


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パッケージの中ではトリガーモードの状態で封入されており、手動で両翼を展開すると、デッカーモードに変形。それぞれモードチェンジする際は、そのモード名を呼称し、さらにトリガーを押すと、2種類の剣戟音声が流れます。

 

剣戟音声は、トリガーモードとデッカーモードで違っており、細かいところまできちんと変化をつけていてGood。ただし、デッカーモードにした際の両翼がペラペラで強度が低いので、乱暴に扱うと割れそうなので注意が必要です。

 

 


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そんなウルトラデュアルソードに、ウルトラデュアルキーを装填すると、こんな感じ。この状態でウルトラディメンションカードをスキャンすることで、本格的な音声遊びができるようになります。

 

カードをリードした場合の音声は、ウルトラデュアルソード側から鳴るようになっており、ウルトラデュアルキーからは「デュアル!」という音声が鳴るのみ。そのため、音声遊びにおいても、あまりウルトラデュアルキー自体は干渉してきません。

 

単体遊びではバリエーション少ないなぁと思ったけど、ウルトラデュアルソードに装填しても、そんなに変わらないんだなぁ。どちらかといえば、「トリガーとデッカーをつなぐアイテム」という、見た目的な意味で用意されたもの…って感じですね。

 

 

 

では、ウルトラデュアルソードで、ウルトラディメンションカードによる音声遊びをやってみましょう!

 

ユザレ、使わせてもらうよ。君の力を!

 

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ウルトラデュアルソードにカードを1枚リードさせると、そのカード名が鳴動し、トリガーを引けば必殺技名と特殊音声が鳴動。さらに、特定のカードを2〜3枚連続リード(順番は問わない)させることで、ウルトラコンボ/モンスコンボが発動し、また違った特殊音声が鳴動します。

 

本玩具において最も注目したいのが、このウルトラコンボ/モンスコンボ。劇中に登場した「トリガー マルチ×パワー×スカイ」・「デッカー フラッシュ×ストロング×ミラクル」・「ミクラス×アギラ×ウインダム」の組み合わせはもちろんのこと、それ以外のウルトラコンボが多数用意されており、カードリードするのが楽しくてしょうがありません!

 

ざっと確認できた中でも、「ゼロ×ベリアル」・「オーブ オリジン×ジャグラス ジャグラー」・「ジード×ベリアル」・「ロッソ フレイム×ブル アクア」・「ゼット オリジナル×ゼロ」と、たいてい関わりのあるキャラクターどうしのカードをリードさせると、ウルトラコンボが発動するようになっています。

 

しかも、ウルトラコンボの場合、どれも専用コンボ名と音声が鳴動。「ここまでやってくれるのか!」と、その音声バリエーションの豊富さには、本当にたまげました。

 

ちなみに、ウルトラコンボ以外の組み合わせでカードをリードすると、順々にカード名が鳴動したあと、ウルトラディーフラッシャーでも聞くことができる攻撃音声が鳴動。これはこれで楽しいのですが、モンスコンボにならないモンスディメンションカードをリードしまくると、ひたすら攻撃音パートでスタンプ音が鳴り続ける形になります。いや、仕様としては全くおかしくないけどさ。なんかこう…、もう少しなんか無いのか?

 

 

 

 

 

 

ウルトラディーフラッシャーを超える音声遊びの可能性を秘めており、まだまだ隠しウルトラコンボがあるのではないかと思われる「DXウルトラデュアルソード」。冒頭で述べたとおり、本玩具は、ウルトラディーフラッシャー以上にオススメできる玩具です。

 

でも、今後登場するデッカーの強化形態=ダイナミックタイプが出てきたら、劇中での使用頻度も減っちゃうのかなぁ。もったいないから、ダイナミックタイプでもぜひ使ってほしいんだけど…。

 

 

 

 

 

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『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン30話 ちょっとした感想

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スーパーの商品は、ちゃんとお会計をしてから手を付けましょう

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

誘拐に松竹梅があるとすれば、これは…松ね!今回は、いよいよみほが獣人であることが明かされ、さらにタロウが獣人のさらなる秘密を知るという、ストーリー上重要なお話。基本的にはワチャワチャしたコメディタッチな雰囲気だったのですが、非常に情報量の多い一編になっていましたね。

 

「みほが獣人であることをメンバーたちが知る」だけでも1話作れそうなのにも関わらず、そこに様々な要素を盛り込みまくり、しかも一応全て話を完結させているのが驚異的。本放送時9時47分頃にヒトツ鬼(超新星鬼)を出してきたときは、「これ今回だけで捌ききれるのか?」と本気で心配になりました。力技なところもあったけど、よくまとめ上げたよなぁ。

 

なお、前回(ドン29話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

はるかの携帯にかかってきた、アノーニからの衝撃的な報せ。それは、叔母のゆり子を誘拐したというものでした。喫茶どんぶらに集まり、タロウたちとともにアノーニから獣人の追加情報を得た彼女は、その中にみほや花村の母といった知人がいることにビックリ。まさかと思い、花村家に向かって尾行した結果、はるかは衝撃的な光景を見ることに…!今回は、序盤から、(いつもの大森坂で)抵抗虚しくアノーニに誘拐されるゆり子のシーンからスタート。次回予告でわかっていたとはいえ、なかなかショッキングなシーンですが、その後の展開を観ていると、アノーニは律儀なのかそれとも人間と感覚がズレているのか、よくわからない感じになっていきます。一応アノーニ側には、ゆり子を人質にしてしまって申し訳ないという気持ちがあるらしく、人質とは思えないほどのもてなしで厚遇。好きなだけ料理を食べるわマッサージを受けるわ、挙句の果てには「誘拐に松竹梅があるとすれば、これは…松ね!」と言い出すほど、ゆり子は誘拐を堪能(?)します。料理のシーンが割と時間とって描かれてたけど、あれ絶対井上脚本の趣味だよね。このように、普段の生活以上に贅沢しているゆり子でしたが、そんなことなど知らないのがはるからドンブラザーズ。やむを得ずアノーニの要求に従い、獣人の調査を始めますが、渡されたリストの中には、はるかやつよしのよく知る人物たちの名前がありました。ついに、つよしはみほが獣人であることを知ることに。彼女が獣人化したところを実際に見ていないので、何かの間違いだと自分に言い聞かせていましたが、きっと近々悲しい現実を思い知ることになるんだろうなぁ…。

 

アノーニから厚遇を受けていたゆり子でしたが、獣人の襲撃を受けて気絶。さらに獣人たちは、アノーニと同じくはるかたちにコンタクトをとってきます。事態が混沌とし、特にはるかがゆり子を取り返すために焦る中、今度は超新星鬼が出現。偶然合流したイヌブラザー/翼とともに戦う中で、一歩遅れたドンモモタロウ/タロウは、初めて獣人としてのみほに出会うこととなります。中盤からは、獣人の描写が増加。狭山刑事らなアノーニたちを襲撃し、ゆり子を襲った一派を全滅させる他、はるかは危うく花村の母に食べられる寸前までいきます。はるか側のやり取りは、コメディとホラーが入り混じっていて、笑って観れるシーンに(はるかとしては笑えないけど)。「すき焼きに肉が見当たらない→まさか肉は私!?」というはるかの思考パターンが、完全にホラー映画でしぶとく生き残るタイプのメインヒロインのそれで笑っちゃいましたね。そんなはるかたちのやり取りを経て、お話と全く関係ないところで超新星鬼が出現。ドンブラザーズはそれとの戦いを優先せざるを得なくなりますが、その中でドンモモタロウは、獣人と化したみほと出会うのでした。みほの口より明かされた、「獣人を倒せばコピー元の人間も死ぬ」という非情な現実。今のところ、翼もつよしも得しない最悪の未来しか見えないけど、獣人との共存以外で、これを回避する方法は今後見つかるのでしょうか?

 

ソノニたちの指定ポイントであり、ゆり子のいる大丹村の邸宅にやってきたドンブラザーズ。そこには獣人がいるわ、超新星鬼も唐突に介入してくるわと、戦局はどんどん混乱していきます。こうした中で、オニシスター/はるかはなんとかゆり子を救出。獣人も撤退したことで、残るは超新星鬼となり、それと巨大化した超新星鬼ングは、ドンドラゴクウの協力により撃破します。事件は解決し万々歳に思われましたが、翼は、みほが夏美と瓜二つであることに衝撃を受けて…。今回最後の舞台は、大丹村(フラッシュタイタンからもじってるのか?)の邸宅。獣人と超新星鬼を倒そうとするサルブラザーたちと脳人、事情を知り獣人を倒すのを止めようとするドンモモタロウ、どさくさ紛れでゆり子の救出に成功するオニシスターと、しっちゃかめっちゃかな戦局になりますが、ドンドラゴクウの活躍もあり、なんとか超新星鬼および超新星鬼ングの撃破に成功します。今回、ジロウはドンドラゴクウでのみの登場ながら、戦闘において重要な役回りを担うことに、なんだか最近、初期メンバーがストーリーをガッツリ進めるぶん、戦闘はジロウが進めるってパターンが増えてる気がするなぁ。こうして事件は解決しますが、ラスト、翼はつよしの妻であるみほを初めて見、その顔が夏美と瓜二つであることに驚きます。ついに気づいてしまった翼。次回の彼の正体バレと合わせて、これからどんなドラマが展開されるんだろう!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで正体不明だった、イヌブラザーの変身者。その正体を、ついにタロウたちは知ることになる。ところが翼は、それよりもつよしへの対抗心剥き出しで…?

 

次回は、いよいよイヌブラザー=翼であることが判明するお話になりそう。今回に続いてストーリー上重要なお話になりそうだけど、今回に比べると、割りとライトに観れそうな感じがしますね。

 

やあやあ、ドン31話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーギーツ』第4話 ちょっとした感想

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あきらめなかった結果の怒涛のゲームクリア!

 

 

 

かけてみるか?僅かなチャンスに。本当にこのままあきらめていいのか?今回の『仮面ライダーギーツ』は、前回に引き続き祢音/ナーゴを主役に据えたお話に。ゾンビジャマトに噛まれ、一度は死の恐怖に屈しかけた彼女が、英寿や景和の助けを受け再起するさまが描かれました。

 

ピンチに陥ったキャラが自らの意志で立ち上がる…というタイプのお話としては、かなり順当な作り。彼女とは逆に、速攻あきらめて奏斗はかなりオーバーなキャラ付けをしてるなぁという感じでしたが、まあこれは、ちびっ子たちにも「祢音との対比になっている」ということがわかるようにするための、一種の配慮なのでしょう。それにしても、祢音が助かったのは良かったけど、デザイアグランプリって…意外に危機を回避する方法多いんだね。

 

なお、前回(第3話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ゾンビジャマトに噛まれたことで、ゾンビ化の危機に陥った祢音。第3ウェーブまでまだ時間があるということで、現実世界に戻り母に連絡を取ろうとしますが、待っていたのは彼女の期待とは真逆の行いばかりでした。希望が見いだせず、自暴自棄になる祢音の前に現れたのは、英寿と景和で…。前半は、祢音側からの視点を中心に物語を展開。あれだけ嫌っている母に連絡を取ろうとしたり、家に戻ると動画を削除されまくっていることを知り絶望したりと、ゾンビジャマトに噛まれたことを通じてもがくさまが、よく描かれていました。なんで祢音があんなに過保護にされているかも描いているのはよかったけど、「幼い頃誘拐されたから」という理由をいきなりぶっ込んだのは、ちょっとやりすぎだったかな。あり得ない理由ではないと思いますが、今まで堅実に現実にありそうな行動や要素を描いてきたのに、それとあまりにもマッチしていなくて浮いちゃってるんですよね。「このドラマはフィクションです」といえば当然そうなんだけど…、ねぇ?そんな彼女に寄り添い、元気づけるたのが英寿と景和。あれこれ声をかける景和に対し、英寿は基本的にしゃべらず、二言三言だけ的確な発言をするのみでした。一連のシーンでの英寿の表情変化は興味深く、演じる簡さんの演技が光っているなという印象。やはり、英寿がデザイアグランプリに参加し続ける理由は、表で見せている俺様気質な感じゆえ…だけではなさそうですね。

 

ついに、ゾンビサバイバルゲームの第3ウェーブが開始。英寿たちが変身し戦う一方で、ゾンビジャマトに噛まれた祢音と奏斗はなかなか出てきません。そんなとき、ダパーン/奏斗が突然出現し、仮面ライダーメリーを急襲。ヤケを起こしたダパーンのせいで、事態は混沌とするかと思われましたが、そこに颯爽と現れたのがナーゴ/祢音でした。ゾンビサバイバルゲーム第3ウェーブは、ゾンビジャマトの大群との真っ向勝負。戦いの要領は、第2ウェーブのときとほとんど変わりませんでしたが、ダパーンの妨害が、タイクーン/景和たちに思わぬピンチを招きます。ゾンビジャマトに噛まれたことで、早めにヤケを起こしたダパーン。気持ちはわからんでもないけど、あまりにもセリフで感情を表現しまくるので、むしろなんだかギャグ演出っぽく見えちゃいました。あれなら、「錯乱状態で四方八方に攻撃しまくる」などさせたほうが、まだ現実味がありましたね。そんなダパーンに対し、希望を捨てず立ち上がっていたのが祢音。彼女はナーゴに変身し、既に持っていたハンマーや、景和からもらったブーストのバックルを使い、堂々の変身を遂げます。祢音のこの一連のシーンは、先に彼女の変身シーンを見せ、直後回想という形で、彼女がなぜ立ち上がれたのかを描写。通常の順序を逆転させている格好になっており、視聴者の目を惹いてくれました。でも景和、ブーストバックルを渡すのは、ちょっとやり過ぎだったんじゃないかなぁ。彼の優しさが、今後別の誰かにつけこまれなきゃいいけど…。

 

ゾンビ化の進行に苦しみながらも、ナーゴは英寿/ギーツや景和の言葉を思い出し奮戦。これを受けたギーツは、そんな彼女をアシストし、ゲームクリアに導きます。こうしてゾンビサバイバルゲームは終わり、最下位となった奏斗は消滅。祢音の病状も回復し、無事自宅へと戻ります。祢音に起きていたことなどこれっぽっちも知らない、母の相変わらずの態度に、祢音は―。ナーゴに変身しても、ゲームをクリアしない限りゾンビ化の進行を阻止することは不可能(今回の冒頭でそれが判明)。そのため、時間が経つに連れナーゴはどんどん動きが鈍っていきますが、それでも彼女はあきらめず、見事ゲームをクリアしてみせます。終盤の戦闘シーンは、ナーゴが主役。ギーツはアシストするにとどまり、初めてブーストバックルを使うとは思えないほど、ナーゴは見応えある大立ち回りをしてくれました。CG合成多めだったけど、臨場感はよく出てましたね。そんな彼女のおかげで、ゲームは終了。最下位となった奏斗が失格&退場となり、今回のデザイアグランプリは幕を閉じます。そのまま家に戻った祢音でしたが、事情を知らない母は相変わらずの態度。しかし祢音は、もう言われっぱなしではありませんでした。今回の経験を通じ、心身ともに成長した祢音。それを母への反抗へとという形でラストに描くのはいいのですが、「絶対家出してやるから」というセリフでズッコケました。いやいや、そこは「なんと言われてもやりたいことをやるから」的なことを言わせたほうがよかったでしょ。本気で家出したかったら、まず前回英寿に言われてた家出配信の中止と、今回判明した大量のGPSを処分しようね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

道長がいよいよ英寿に敵意を剥き出しにする中で、次なるゲームの概要が発表。コンビ戦になるとのことだが、現状生き残っているライダーは5人で、1人あまりが出る。これに対しデザイアグランプリが用意したのは、ダパーンに酷似した謎のライダーだった!

 

次回は、新たなる仮面ライダー:パンクジャックが登場。ここまで露骨なダパーンのスーツ改造だと、逆に清々しいですよね。気になるのは、変身者が誰かと言うことだけど…、そもそも変身者はいるのか?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン30話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンデッカー』第11話 ちょっとした感想

ウ ル ト ラ ボ デ ィ ラ ン ゲ ー ジ

 

 

 

一撃必殺!燃えるなぁ!!今回の『ウルトラマンデッカー』は、以前からその登場がほのめかされていた、TPUの新兵器:テラフェイザーの初登場回。基本的には、カナタたちがロボであるテラフェイザーに魅了されたり、ライバッサーの群れを相手にてんてこ舞いだったりと、ドタバタコメディのノリでしたが、要所要所でシリアスだったり、含みをもたせた描写があったりと、硬軟織り交ぜた興味深い一編になっていました。

 

不穏さも持つ新兵器の登場や、ウルトラマンの等身大戦等、盛り込まれていた要素は決して珍しいものではありませんでしたが(過去の「ウルトラシリーズ」でも見られた内容)、それを矢継ぎ早に投入していってはこなしていくことで、視聴者を飽きさせず、常に新鮮な感じでお話を楽しませてくれていたのが、面白いポイント。マイナスポイントといえば、序盤に登場したガゾートが結局どうなったのか分からなかったことくらいかな。とにかく、今回はノンストップな面白さがありました。

 

なお、前回(第10話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

サブタイトル通りの、テラフェイザーデビュー回となった今回。かつての『Z』のキングジョーストレイジカスタムデビュー回とはまた違った趣向が取り入れられており、不完全ながらもテラフェイザーがギリギリまで奮闘し、最後の最後でデッカーがフィニッシュするという形になっていたのが、逆転の発想という形でGoodでした。カナタたちは、前半こそワチャワチャしてただけだったけど、後半ではちゃんとシメるところはシメてくれていましたね。

 

いよいよ、アサカゲ博士の開発したTPUの新兵器:テラフェイザーがロールアウト。起動実験直前にガゾートの襲撃を受けるというアクシデントが起きたものの、それがすぐ空へと戻ったため、実験は続行されます。アサカゲ博士がテラフェイザーの概要を雄弁に語る一方で、ナースデッセイ号でムラホシ隊長が持論を述べていたそのとき、新たなる怪獣ライバッサーが出現します。冒頭から登場するテラフェイザーですが、秒でガゾートの襲撃を受けるハメに。起動前のそれにほとんど抵抗する術はなく、なんとか追撃するので精いっぱいでした。ガゾートとの戦いが、テラフェイザー実質的な初陣となり、早速倒してその強さを見せつける…という展開になるかと思いきや、実際はそこまで強さを見せないという結果に。ここで多くの視聴者が、きっと意表を突かれ、そしてお話にドドンと引き込まれたことでしょう。私もその1人であり、「ここからどうなるんだ!?」とドキドキしました。結局ガゾートとは決着をつけるどころか、ガゾートそのものがどうなったか不明で終わったけど、今後ガゾートのその後が描かれることはあるのかなぁ。こうした特撮パートを経て、今度はナースデッセイ号のシーンへ。ここでは、ムラホシ隊長がかなり含みを持たせたことを言っていたのが、見逃せないところでした。やはり、テラフェイザーが執拗に地球怪獣に狙われるのは、スフィアと同じ“異物”と捉えられているからなのでしょうか。不穏な第2形態もあるし、やっぱりテラフェイザー敵化の展開は避けられないのでしょうか―。

 

ライバッサー出現により、急遽実戦投入されることになったテラフェイザー。しかし、未熟なAIとライバッサーの電撃により、ろくに反撃も出来ないまま、内蔵AIがショートしてしまいます。ムラホシ隊長らと連絡が遮断されており、ライバッサーの子供であるヒナバッサーが上空で待ち受ける中、カナタたちは、テラフェイザーのAIをハネジローに直接取り換える作戦を決行。しかし、直後カナタはヒナバッサーに襲われてしまい…。ライバッサーは、得意の電撃でテラフェイザーをショートさせ、まさかの勝利。中盤以降では、「ダウンしたテラフェイザーを、ハネジローを使ってどう復活させるか」が焦点になっていきます。ライバッサーは台風とともにやってきた怪獣だけど、奇しくも「台風接近という状況」と「台風の位置」が、本放送時の現実世界の状況とダブっていたのは、なんとも言えない偶然だなと感じました。そんなライバッサーは、テラフェイザーをなんとしても倒そうとしているらしく、その復活を阻止せんとばかりに上空に待機。カナタたちが近づこうものなら、ヒナバッサーを送り込んで激しい抵抗を仕掛けてきます。ヒナバッサーを避けるため、ラクビーの要領でハネジローを投げあって前進するカナタたちが、ちょっと面白い。やむを得ずこうなったのはよくわかるんだけど、なんかこう…笑えるんだよなぁ。

 

無我夢中でデッカーに変身したカナタでしたが、なぜかサイズは等身大。これにより、イチカたちと連携して、当初の作戦を続行します。そして、アサカゲ博士はデッカー ミラクルタイプの援護を受け、無事テラフェイザーの再起動に成功。ハネジローのAIを利用して、再出現したライバッサーをあと一歩のところまで追い詰めますが、最後の最後でハネジローがダウンしたため、デッカーがそのトドメを刺すのでした。今回のデッカーは、ラストのライバッサーへのフィニッシュを除き、等身大で活躍。お話的には、しっかりとテラフェイザーとの棲み分けを行い、その新たな魅力を引き出すことに成功していてGoodだったのですが、劇中設定として「よくわからないけど等身大になっちゃった」でそのままお話が進行するのが笑えます。言葉が話せず、ウルトラボディランゲージで会話し、ハネジローにアシストしてもらうさまが滑稽でしたね。そんなデッカーの能力は、等身大になっても変わらず、ミラクルタイプの力を使ってアサカゲ博士たちを一瞬でテラフェイザーの中へ転送(そんな能力があるのなら、最初から使ったほうがよかったのでは?)。さらに、テラフェイザーのピンチに気づくやいなや、すぐに巨大化してウルトラデュアルソードでデッカーコンボをキメてフィニッシュしてくれました。等身大での登場当初のコミカルさからは想像もできなかった、今回のデッカーのスピーディーな活躍。ラストのアサカゲ博士のセリフも、テラフェイザーやカナタたちの今後の活躍に希望を感じさせるものでしたが、その表情に、どこか不穏な含みを感じさせるものだったのが気になるなぁ。

 

 

 

◎特撮面

テラフェイザーの活躍に焦点が当てられていた一方、「荒野での起動実験」という設定ゆえ、市街地戦がなかった今回の特撮パート。そのぶん、CG合成をやカット割りを多用することで、視聴者を飽きさせない絵面を作ることに成功していましたね。テラフェイザーのCG合成、かなり力が入ってたけど、あれ毎回観せてくれるのかなぁ。

 

起動試験の直前から、ガゾートの襲撃を受けるというアクシデントに見舞われたテラフェイザー。何とかそれとの戦いを切り抜けますが、今度はライバッサーが出現。放たれる電撃は、ロボット怪獣であるテラフェイザーには相性が悪く、AIがショートし行動不能に陥ってしまいます。今回の特撮パートは、序盤から断続的に挿入。なんだかんだで、テラフェイザーは8割方劇中出ずっぱりになっていました。CG合成を織り交ぜつつも、ちゃんと着地シーンのミニチュア特撮で、砂埃等にこだわりが感じられたのは良かったですね。あと、テラフェイザーの倒れ方、キングジョーと同じだったな…(元ネタとしてキングジョーストレイジカスタムをベースにしているからかな)。

 

テラフェイザーが倒れた後も、復活はさせんと言わんばかりに、ヒナバッサーが滞留。これに手をこまねいているカナタたちではなく、果敢にテラフェイザーの再起動作戦に乗り出します。等身大の大量のヒナバッサーに襲われる彼らでしたが、そこはデッカーの登場もあり何とか切り抜けることに成功。アサカゲ博士も、無事ハネジローとともにテラフェイザーに乗り込みます。中盤では、等身大の怪獣と隊員たちやウルトラマンが戦うというシーンが挿入。今までディゴン(ダイナ)だったりウルフガス(ガイア)だったりと、「等身大怪獣と隊員たちが戦う」という構図は過去いくつもありましたが、今回のヒナバッサーのようなもろ怪獣スタイルの等身大怪獣と戦うというのは、ほとんどなかったように思います(ディゴンもウルフガスも人型をしている)ゆえに、かなりこのシーンは新鮮に感じられましたね。ここでは一部シーンを除いて、大量にいるヒナバッサーを、合成ではなく細かいカット割りで表現していたのが興味深かったなぁ。また、デッカー一強じゃなくて、「ちゃんとソウマたちの助けがあるからこそデッカーも活躍できている」としていたのも、しっかりと個々の見せ場を作る形になっていてGoodでしたね。

 

ハネジローのおかげで、テラフェイザーは起動。今までとは比べ物にならないほどのパワーと素早さでライバッサーを圧倒しますが、あと一歩のところでオーバーヒートしてしまいます。一気にピンチに陥るテラフェイザーでしたが、ここでデッカーが巨大化。ウルトラデュアルソードにより、ライバッサーを倒すのでした。テラフェイザーの異常なまでの強さは、主に地上では実際のスーツを、空中ではCG合成を多用して表現。いつまでも追尾し続けるビームには、さすがにおったまげました。あんなのチートじゃん…。こうしたテラフェイザーのシーン、合成はよく頑張ってたけど、CG合成で使用していた地上の素材と、ミニチュアで再現された荒野のセットが、かなり違う質感だったせいで、ところどころ違和感があったのが惜しいポイント。このあたりは、もう少し調整を入れてほしかったなぁ。そして、ラストではデッカーによるウルトラデュアルソードの使用シーンが挿入。初めてデッカー3タイプのコンボを決めていましたが、七色に輝くさまがカッコよくて、これまたシビれましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デッカーに倒されたはずのネオメガスが、スフィアに取り憑かれて復活した。その圧倒的過ぎるパワーの前に、GUTS-SELECTは手も足も出ない。こうなれば、頼りになるのは、デッカーとテラフェイザーの連携プレーだ!

 

次回は、テラフェイザーがデッカーとともに本格的に活躍してくれそうな一編になりそう。人類とウルトラマンのアツい共闘が観られそうですが、このままお話は、「頑張れデッカー!強いぞ僕らのテラフェイザー!」という単純な感じではいかなさそうなんだよね…。

 

読むしかねぇ…。第12話の感想記事も、読むしかねぇんだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機動武闘伝Gガンダム』ちょっとした感想 巻之九(第24話~26話)

今回は、機動武闘伝Gガンダム』の感想記事第9回目です。

 

ついに登場、ゴッドガンダムいよいよ今回ご紹介の3話で、ギアナ高地編も完結。そのラストは、『G』後半の主役機にしてパワーアップ機:ゴッドガンダムのデビュー回ととなりました。シャイニングガンダムの機能をモノにした直後に機体交代しちゃうのは、ちょっともったいないなとも感じましたが、そんな不安やマイナス面を吹っ飛ばしてくれるほど、ゴッドガンダムは活躍してくれます。強くてカッコいいぜ、ゴッドガンダム

 

なお、前回(第21~23話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第24話「新たなる輝き!ゴッドガンダム誕生」

1994年9月30日放送

登場した敵他:マスターガンダム、天剣絶刀ガンダムヘブンズソード、獅王争覇グランドガンダム、笑倣江湖ウォルターガンダム

「俺はネオホンコンへ行くんだ!このガンダムで、父さんを助けるために…。だから動いてくれ、ゴッドガンダム!!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ガンダムファイト勝戦開幕まで、あと4時間となりました。しかしドモンは、マスターガンダムの妨害を受け、未だギアナ高地にとどまっているではありませんか!あらゆる手段を使ってそれを回避しようとするドモンですが、マスター・アジアはかなりしつこく、そして強敵。そこでドモンは、目の前に落ちてきたゴッドガンダムに、そのすべてを賭けるのです!ところが、乗り込んだはいいものの、ゴッドガンダムはまだロールアウトしたてですぐ動きません!果たしてドモンは、マスター・アジアを倒し、決勝会場にたどり着けるのでしょうか!?

 

ついに登場、ゴッドガンダム今回はサブタイトル通り、いよいよ『G』後半の主役機:ゴッドガンダムの本格デビュー回。機体そのものが強いこともあって、意外に活躍時間は少なめであり、ゴッドガンダム覚醒の過程、そしてドモンとマスター・アジアのぶつかり合いに、お話の重きが置かれていました。本編を観終わって改めて俯瞰してみると、ベタな展開の連続ではあるのですが、お話自体の持つ異常なまでの熱量とインパクトが、視聴者を引きずり込み、その中に没頭させてくれました。いや、本当に『G』らしい後半主役機デビュー回だったよ。

 

ガンダムファイト勝戦開幕まで、あと4時間。世界各国のガンダムが続々と集結する中、チボデーたちもギアナ高地からようやく到着。無事決勝戦に間に合う一方で、ドモン/シャイニングガンダムの姿はそこにはありませんでした。レインたちが心配する中、当の本人は未だギアナ高地に滞在。ネオホンコンに向かおうとしますが、地下から手が伸びだし、拘束されてしまいます。その正体は、倒したはずのマスターガンダム/マスター・アジアでした。前回ちらっと登場した世界各国のガンダムは、今回も登場。ネオオランダのネーデルガンダムが、胸にあった風車を足に配して飛んでやってきてるのには笑いました。いや、その風車そうやって使うんかい!このようにネオホンコンがにぎわい始めている一方で、未だそこにたどり着けていなかったのが、ネオジャパン代表であるドモン/シャイニングガンダム。彼は、目の前に落ちてきていたゴッドガンダムに手を伸ばそうとしますが、その時ゴッドガンダム側の地盤が崩れ、さらに自身の方には地中から伸びる手が。その正体は、マスター・アジアのマスターガンダムでした。前回あれだけやられていたのに、まだ動く力があったマスターガンダム。執念強すぎでしょ…。

 

マスター・アジアは、一度ドモンにやられていることもあり、今まで以上に彼を倒すことに固執。攻撃のラッシュを叩き込み、シャイニングガンダムをグロッキー状態にします。しかし、ドモンもただやられているばかりではなく、マスターガンダムに対して怒涛の反撃。そして最後は、両者必殺技を決めて相討ちになりますが、マスターガンダムがわずかにエネルギーを残していた一方で、シャイニングガンダムはこの一戦によりエネルギーがすっからかんになってしまいます。マスター・アジアは、もはやドモンを仲間に引き入れるというよりも、自分のプライドを傷つけたが故に倒すという思いの方が強くなっており、容赦ない攻撃を連発。さすがのドモンも防戦一方になりますが、ただやられているばかりではなく、きっちりと反撃し、着実にマスター・アジアにダメージを与え続けていました。やられつつもまだ負けていないという戦術(と言うべきか?)ができるようになったのは、ドモンの成長を感じるなあという印象。ちょっと前までの彼なら、間違いなくブチギレてスーパーモードを発動してたでしょうからね。

 

ドモン「うるさい!あんたの都合など聞いていられるか!俺はいつまでもあんたの弟子でもなければ、おもちゃでもない!」

 

勝戦開幕まで、あと1時間。目の前にあるゴッドガンダムのカプセルに目を付けたドモンは、シャイニングガンダムを放棄し、生身のままゴッドガンダムの下へ向かいます。マスターガンダムの妨害をかいくぐり、何とか乗り込んだものの、機体はロールアウトした手で動かずじまい。そのことは、ネオホンコンにいるレインたちそしてウルベ少佐たちも把握しており、脳波通信によってシャイニングガンダムを動かし、それによる戦闘データ転送によって、ゴッドガンダムを動かそうと計画します。レインの思いは、ドモンに届くのか―!?シャイニングガンダムがもう使い物にならないと悟ったドモンは、ゴッドガンダムへの乗り換えを決意。機体を放棄してそれに生身で走って向かい、マスター・アジアは当然それを狙って攻撃しようとしますが、それを防いだのは、無人になったはずのシャイニングガンダムでした。モビルファイターは通常、ガンダムファイターがいなければ動かない仕組みですが、コア・ランダーで組んだ簡単なプログラム程度であれば、それをもとに多少オートコントロールができるらしく、ドモンが活用したのは、そのシステムでした。極限の状況下で使える手段を使い、活路を開くドモン。なかなか頭のいい戦い方です。そんな彼は、なんとかゴッドガンダムに乗り込みますが、機体はなぜか動かずじまい。その間にもマスター・アジアの脅威は迫っており、ピンチに陥るドモンでしたが、彼を救ったのは、レインの脳波コントロールで動き出したシャイニングガンダムでした。ゴッドガンダムはもともとガンダムファイト勝戦用の機体。そのため、シャイニングガンダムの戦闘データをプログラミングする必要があり、それなしでは動くことはあり得ませんでした。ギアナ高地にはもはやドモン1人しかいないので、普通に考えればゴッドガンダムの起動は不可能ですが、それを可能にしたのがレインとその脳波通信装置。レインの思いが無ければ、本当にドモンは決勝戦棄権扱いになってたろうなぁ…。

 

レインたちの尽力により、ゴッドガンダムが覚醒。それは驚異的な強さを誇り、マスターガンダムを片手で粉砕して、そのままギアナ高地を飛び立ちます。その機体で全速力で飛ばしても、このままではネオホンコンに間に合わないと考えたドモンは、宇宙に張られているリングのロープの反動を利用し、大幅にショートカット。最後の最後で謎のモビルファイター軍団の奇襲を受けるも、決勝戦開幕まであと数秒というギリギリのところで、無事現地に到着するのでした。ついに起動したゴッドガンダムは、その名にふさわしい強さを発揮。なんと片手でマスターガンダムを下し、そのままネオホンコンへと飛び立ちます。シャイニング・フィンガーの要領で、右手でマスターガンダムの頭を押さえ、そのまま地面にたたきつけて飛び去っていく―この光景は、「ゴッドガンダムシャイニングガンダムよりも圧倒的に強い」という印象を、視聴者に強く与えてくれました。いやもう、驚きを超えてかなりの衝撃だよ!そんなゴッドガンダムは、バーニヤを全噴射して向かうだけでなく、宇宙のリングロープまでをも利用してネオホンコンに到着。その際、一瞬だけ謎の敵の妨害を受けますが、何とかそれも潜り抜けます。ラストでゴッドガンダムを襲った謎の敵は、OP映像にも登場しているガンダム四天王。いよいよこいつらも、物語に関わってくるってわけか…!

 

 

 

第25話「決勝開幕!ガンダムファイター大集合」

1994年10月7日放送

登場した敵他:なし(総集編)

「そう…シャイニングガンダム!俺とお前とゴッドガンダムは、まさしく三位一体なのだぁ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!いよいよ役者はそろい、ガンダムファイト勝戦の開会式が始まりました。最初に入場し紹介を受けたドモンたちは、今までの戦いを振り返りながら、決勝戦への思いを新たにするのです。そして、その後に入場してくる他国のガンダムたち。なんとそこには、倒したはずのマスターガンダムやネロスガンダム、ジョンブルガンダムまでもが姿を見せているではありませんか!そして宣言されるガンダムファイト勝戦開幕。ネオホンコン首相:ウォン・ユンファの語る、「第13回ガンダムファイト決勝リーグ3ヵ条」とは!?

 

物語もいよいよ後半戦に突入。その1回目となる今回は、タイミング的にもちょうどいい、前半の物語の振り返りを中心とした総集編になっていました。しかし、総集編とはいえ、ウォンなどの新キャラが登場したり、ミケロやチャップマン登場の謎があったりと、しっかりと後半戦へのにおわせが挿入されているのが特徴的。お話全体の構成も、あからさまな総集編という形になっておらず、他のお話と同じ雰囲気でしっかりと楽しむことができました。

 

ガンダムファイト勝戦開幕を告げる開会式が、いよいよ開始。各国のガンダムがその入場を待つ中で、最初に入ってきた5体は、ドモンとチボデーたちでした。式が盛大に催される中、ドモンたちは各々、今までの戦いを思い出し、決勝戦への思いを強くしていきます。今回は、全編にわたって開会式の様子が描写。まずはあくまでも偶然の並び順ということで、ガンダムマックスター→ドラゴンガンダムガンダムローズ→ボルトガンダムゴッドガンダムが続々と入場し、それに合わせてアナウンサーの方から紹介映像が挿入され、同時にドモンたちも今までの戦いを振り返る形になっています。過去映像をガッツリ使っているので、「ああ、今回は総集編だな」ということはわかるのですが、そこに至るまでの展開、そしてそれが始まってからの流れが全く違和感なしのがGood。そりゃ、選手が入場してくれば、それまでの戦績や戦いのハイライトを紹介するのは当たり前ですし、選手本人だって、今までの戦いを思い出すことも当然にあるでしょう。シンプルながら、この流れはよく考えたなぁと感じましたね。

 

ドモンたちに続いて、他国のガンダムたちも続々と入場。なんとその中には、倒したはずのマスターガンダム/マスター・アジア、そして脇を固める役目として、ネロスガンダム/ミケロとジョンブルガンダム/チャップマンの姿もありました。困惑するドモンたちをよそに、マスター・アジアは堂々の優勝を宣言。それに対しドモンは、必ず打ち勝ってみせると反論するのでした。中盤から後半にかけては、決勝大会に出場する他国のガンダムが続々と登場。その中には、ランバーガンダム等といった、既にドモンたちと戦ったことのある相手も登場し、それを受けて対象となるメインキャラたちがその時のことを回想する形で、過去映像が挿入されていきます。ドモンたちメインキャラの回想がAパートのみという早い段階で終わったので、「ここからどう残りの時間を持たせるんだろう?」と思いましたが、こうした形をとってくるとは、非常に面白いなと感じましたね。そうした回想シーンや、他国のガンダムの登場シーンの中で、最もインパクトが大きかったのが、マスターガンダム/マスター・アジア。前回ゴッドガンダムにメタメタにやられたはずの彼は、まるで何事もなかったかのようにネオホンコン代表として登場し、さらには今回大会を優勝して「東西南北中央不敗/スーパー・アジア」になると宣言します。優勝への意気込みはよくわかったけど、さすがに振り切りすぎな感のあるマスター・アジア。前回のゴッドガンダムとの戦いで、いろんな意味で大きなダメージを負ってしまったからなんだろうか……。いやそれ以前に、あれだけ極悪なことをしてたのに、平然とガンダムファイト勝戦に参戦できてていいのか!?

 

開会式も大詰めを迎え、ネオホンコンのウォン首相により開会の言葉が披露。それと同時に、「決勝リーグ3ヵ条」という独自ルールが設定されます。そしてラストは、ゴッドガンダムマスターガンダムによる演武が披露。こうしてトーチに火がともされ、ガンダムファイト勝戦は正式に開幕します。ウォン首相による「決勝リーグ3ヵ条」の特筆すべき点は、モビルファイターどうしのコクピットへの攻撃を認めていること。つまり、戦闘においてガンダムファイターが死亡する可能性もあるということを意味していました。より激しく、そして場合によっては卑怯な戦術も使われそうな予感がする、第13回ガンダムファイト。ドモンとゴッドガンダムは、この戦いを乗り切れるのか―?

 

 

 

第26話「新必殺技!爆熱ゴッド・フィンガー!!」

1994年10月14日放送

登場した敵他:ゼウスガンダム/マーキロット・クロノス(ネオギリシア)、ネーデルガンダム/ルトガー・バーホーベン(ネオオランダ)

「夢と同じだ…。でも今の俺は、ホウロウムシだ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ガンダムファイト勝戦、ドモンの最初の相手は、ネオギリシア代表ゼウスガンダム。しかし、それは今まで負け知らずの優勝候補筆頭のガンダムだったのです。しかも試合の前日に、ドモンは、ガンダムファイターのマーキロット・クロノスに、叩きのめされてしまったではありませんか!実力差を見せつけられ、プライドを砕かれた彼に、勝機はあるのでしょうか?そして迎えるガンダムファイト。ある老人の教えを胸にそれに臨むドモンは、最後の最後まで粘り続けるのです。そして、ゴッドガンダムの力が覚醒しました!今こそ決めろ、爆熱ゴッド・フィンガァァァァッ!!

 

OP・EDともに切り替わり、物語は正式に後半戦に突入。その第1回目となる今回は、ゴッドガンダムとゼウスガンダムの死闘、そしてドモンのさらなる成長が描かれることになりました。1つのお話の中で「ドモンの挫折からの成長」・「ゼウスガンダムの強さ」・「ゴッドガンダムの必殺技(爆熱ゴッド・フィンガー)デビュー」を盛り込んでいるため、その濃厚さは本作トップクラス。前後編にしてもいいくらいのアツい、そして深い一編に仕上がっていました。これは確かに、視聴者も大興奮必至ですね。

 

開会式を経て、ガンダムファイト勝戦がついに開始。ゼウスガンダムの圧倒的な強さを観たウォン首相は、その相手としてゴッドガンダムを配置することを決定します。そのことをカラト委員長経由で知らされるドモンでしたが、当の本人はそれほど気には留めておらず、さらに豪華ホテルの設備は性に合わないとして、勝手にネオホンコンの街へ出て行ってしまうのでした。序盤でまず描写されるのが、ゼウスガンダムとネーデルガンダムガンダムファイト。その結果はゼウスガンダムの圧勝に終わり、ネーデルガンダムはほとんど反撃できずに爆発四散してしまいました。今まで、怪力や技自慢のモビルファイターはたくさん登場しましたが、ゼウスガンダムはそれらとはひと味違い、もともと優勝候補として一目置かれているうえ、1回も愛馬ハーキュリーから降りずに勝利していることから、視聴者にも「今までのモビルファイターとは違う!」ということを強烈に印象付けてくれます。のちの描写によれば、このあとのVSゴッドガンダム戦まで、一度もハーキュリーから引きずり降ろされたことがないらしい。どんだけ強いのよ!?そんなゼウスガンダムの強さに目を付けたウォン首相は、今度はゴッドガンダム/ドモンにぶつけることを決定。その事実を知ったドモンは、どれほど取り乱すことはありませんでした。このときのドモンは、ゼウスガンダムとのガンダムファイトの心配よりも、ホテルが性に合わないということの方が重要。まあ確かに、ドモンには合わなさそうなスイートルームだったけどさ…。

 

ネオホンコンの街をふらついていたドモンは、偶然開放されているネオギリシアの輸送船を発見。それに乗り込んでゼウスガンダムを見物していると、そこにはそのガンダムファイターであるマーキロットがいました。いきなり攻撃してきたい彼に対し、果敢に反撃するドモンでしたが、体格とパワーともに圧倒的な差があり、そのまま殴り飛ばされ海に転落。このまま彼は、海に没してしまうかに思われましたが―。Aパート後半で描かれるのが、マーキロットの強さと、ドモンの挫折。このシーンを挟むことで、ドモンが修行を完成させたことである種うぬぼれていたことが描写され、彼自身もそれを自覚することになります。確かにドモンは若干調子に乗っていたフシはありますが、ここでのマーキロットとの戦いは、誰がどう見ても元からかなり不利。なにせ体格差が倍近くあり、マーキロット自身は古代オリンピアの戦士みたいな筋骨隆々の体格と恰好をしているため、どう見てもドモンが真正面からやり合って勝てる相手ではありませんでした。マーキロットの身長は、ドモンの約2倍。アルゴよりもさらにデカい感じです。いやもう、いろんな意味で人間を超越しちゃってるよこの人…。

 

悪夢から目覚めたドモンがいたのは、とある老人の船の中。そこで朝食をふるまってもらった彼は、その老人=ハンからホウロウムシの話を聞きます。それを受けたドモンは、マーキロットそしてゼウスガンダムへの恐怖と迷いを断ち切り、すがすがしい気持ちで決勝会場に直行。チボデーらライバルに見送られながら、遅れながらも堂々の入場を果たします。ゼウスガンダムに倒される悪夢にうなされていたドモンが気が付いたのは、あるハンの船の中。ここで彼は、ゼウスガンダムへの勝利に向けての重要な知見を得ます。ハンはドモンの心中を察したのか、自分よりも何倍も大きい虫を捕食している“ホウロウムシ”の話をし、さらにドモンが自分の弱さを知ったことを「めでたいことだ」として、彼に立ち上がる気力と勇気を与えます。ハンにどんな背景があるかは結局不明ですが、ドモンの大きな心の支えになったのは事実。しかも、ホウロウムシの話が実はでっち上げというのが(最後の最後でドモンもそれに気づいているという描写もなされる)、このシーンをさらに深いものにしています。なんというか、男どうしの、静かながらもアツい交流を感じさせてくれるものでしたね。

 

いよいよ、ゴッドガンダムとゼウスガンダムガンダムファイトが開始。やはりパワーではゼウスガンダムの方が圧倒的な状況でしたが、落ち着きを取り戻し、決してあきらめない心を持ったドモンは、的確に反撃。ゴッドスラッシュでハーキュリーを破壊し、上空からとびかかってくるゴッドガンダムを左手だけで受け止めます。このとき、レインから新必殺技の存在を教えられたドモンは、ぶっつけ本番で爆熱ゴッド・フィンガーを発動。それ食らったゼウスガンダムは木っ端微塵となり、初めての敗北を経験したマーキロットは、自身もまたうぬぼれていたことを痛感するのでした。終盤でついに、ゴッドガンダムとゼウスガンダムガンダムファイトが描写。確かに全体的にゴッドガンダムが押され気味ではありましたが、尺の関係もあってかそこまで苦戦している印象はなく、的確にチャンスを見つけては反撃していた感じがしました。時間自体は短いものでしたが、しっかりと今までの描写を踏まえたドモンのあきらめないさまが描かれていたのはGoodでしたね。そしてその結果、ゴッドガンダムはハーキュリーを破壊しますが、ゼウスガンダムはそれでも引き続き応戦。真正面からのパワー勝負で劣勢に追い込まれるゴッドガンダムでしたが、相手のスキの大きい行動、そしてその時教えられた爆熱ゴッド・フィンガーの存在により、逆転勝利をつかみます。ここでは、やはり爆熱ゴッド・フィンガーのインパクトとその初勝利が一番印象に残りますが、このファイトを踏まえてマーキロットが「自分もまた自分の力にうぬぼれていたのだ」と自覚する描写が入っているの興味深いところ。そういえば、マーキロットのドラマが尺の都合でそこまで挿入されていなかったのは、ちょっと残念だったかなぁ。でも、総合的に見れば、やっぱり『G』の中でもトップクラスの完成度を誇る一編でしたね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第27話から第29話をご紹介予定です。『機動武闘伝Gガンダム』!次回もこのブログで、レディ・ゴーッ!!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

機動武闘伝Gガンダム』の本編は、各種サイトで公式配信中!↓コチラもチェックだ!

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Gガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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希望の光、赤き星より!DXウルトラデュアルソード(前編)

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今回は、8月27日に発売された、「DXウルトラデュアルソード」のご紹介です。

 

『トリガー』におけるサークルアームズのように、すっかり定着したウルトラマンのレギュラー手持ち武器。デッカーはこのウルトラデュアルソードがそれに当たる形となり、3つのタイプチェンジお披露目後の主力商品として、大々的に発売されました。

 

普段は武器系のなりきり玩具は購入しないのですが、ガッツハイパーキーとウルトラディメンションカードが1つずつ付いてくるということで、「これは見逃せないぞ」と思い購入。先日の「DXウルトラディメンションカード03 ウルトラマントリガーセット」の記事でも述べた通り、わざわざ事前予約して入手しました。こんなに必死になって武器系玩具買ったの、『ジード』のDXキングソード以来じゃないかなぁ。

 

なお今回は、前編ということで、付属アイテムである「ウルトラディメンションカード ウルトラマントリガー マルチタイプ」と「ガッツハイパーキー ウルトラデュアルキー」を取り上げます。

 

また、ウルトラディメンションカードセット03を含む、当ブログで紹介してきた『デッカー』なりきり系玩具の記事は↓コチラです。

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まずは、「ウルトラディメンションカード ウルトラマントリガー マルチタイプ」から。前作の主役ウルトラマンということで、比較的人気が出そうかつ需要も高そうな本カードですが、入手する方法は現状、このDXウルトラデュアルソードを買うことのみ。主に金銭的な面で入手ハードルが上がっていますが、それだけフューチャーされるのは、『トリガー』の人気の高さゆえとも言えるでしょう。

 

絵柄については、以前ご紹介した金のウルトラディメンションカードとは全く違うものを使用。「ウルトラマンフュージョンファイト!」に関わるステータスデータも、微妙に異なっています。サークルアームズを構えている金のウルトラディメンションカードの絵柄もカッコいいけど、個人的には、こちらの通常版カードの絵柄のほうが、よりトリガーらしさが出ててしっくり来る感じがします。

 

 

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続いて、「ガッツハイパーキー ウルトラデュアルキー」。前作やそれ以前の過去作のアイテムを模したアイテムは、「ウルトラシリーズ」でも過去いくつか出てきましたが、前作の変身アイテムとも連動出来るアイテムなんて、『X』のDXエクスデバイザー以来ではないでしょうか。しかも、あちらはソフビ販促の一環でそうなった節があるので、純粋に前作の変身アイテムと連動する、イチから作った玩具って、これが初なんじゃないかなぁ。

 

そんなこのガッツハイパーキーは、トリガートゥルースキーの金型をベースにしており、一方で色味はグリッタートリガーエタニティキーに酷似。さらに絵柄にはトリガーとデッカーが描かれているので、いろんなものが混じり合っているなという印象を受けます。色味を変えるだけで、トリガートゥルースキーからこんなにもイメージが変わるんですね。

 

ちなみに、今までのガッツハイパーキーと同じく単独で遊ぶことも可能。トリガーを押すと、起動音と「デュアル スタンバイ!」という音声が流れます。一方で、複数回押したり長押ししたりすることで音声が変化するギミックは、オミットされています。

 

 

 

では、各アイテムを変身アイテム玩具で遊んでみましょう!

 

未来を築く、希望の光!!

 

 

 

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トリガー マルチタイプのカードをDXウルトラディーフラッシャーに装填。レバーやトリガーを操作すると、対応する変身・召喚音声が鳴動し、さらにトリガーを押せば掛け声/鳴き声と攻撃音が鳴動します。

 

鳴動する音声は、トリガーの変身音と、ゼペリオン光線音。ここら辺は、金のウルトラディメンションカードと同じ仕様になっていますね。

 

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また、ウルトラデュアルキーを、DXガッツスパークレンス ハイパーガンモードに装填。トリガーを引けば、攻撃音が流れます。

 

装填時に「ブートアップ!デュアルソード」と専用音声が鳴り、さらにトリガーを引くことで特殊攻撃音が流れるのは、従来のガッツハイパーキーの仕様と同一。当初予定していなかった商品であるため、若干連動性に違和感がありますが、さほど気になるものではありません。よくここまで上手いこと連動させたなぁ。

 

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さらに、ウルトラデュアルキーを、DXガッツスパークレンス スパークレンスモードに装填。トリガーを引くと、専用音声が流れます。

 

専用音声はウルトラデュアルソード出現音であり、こちらも上述のハイパーガンモードと同じく、上手く連動させている印象。ガッツスパークレンスのギミックが、専用音声の鳴動につきガッツハイパーキー側に依存しているからこそ、出来る芸当だと言えるでしょう。これがもし、ガッツスパークレンスのほうから全ての音声が鳴るシステムだったら、このウルトラデュアルキーは誕生していなかったかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

さて、今回の記事で、付属アイテムの紹介が終了。これでいよいよ、DXウルトラデュアルソードのレビューの準備が整いました。

 

というわけで次回以降は(来週月曜日を予定)、DXウルトラデュアルソード本体を取り上げることにしましょう!

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