お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

コイツはビビッとキタ!第1弾PV公開!!

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5月27日頃から各所で告知がなされていた通り、本日(5月31日)、『おはスタ』内にて「ガールズ×戦士シリーズ」第5作『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』の第1弾PVが公開されました!

 

どんなシリーズものでも、さすがに5作目になると、多少はマンネリ感が出てくるもの。しかし、この『キラメキパワーズ!』はわずか1分半のPVだけで、そんな心配は無用であるとアピールしてくれました。「ガールズ×戦士シリーズ」の第1弾PVの中で、一番ワクワクしたかもしれないぞこれ…!

 

なお、商標公開時の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

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第1弾PVは、レギュラー出演陣、特に主役であるキラリ/キラパワサニーとユヅキ/キラパワムーンの紹介が中心。演技慣れしてない感じがあるのは、過去作の序盤の頃と同じですが、彼女たちのセリフ1つ1つが、言い方含めてかなり視聴者にインパクトを残すものになっており、全体的に明るさ重視の作風になるのかなということを予感させてくれます。

 

お話の構成やキャラクターの関係性も、過去作を踏襲したものになっていますが、本作はそれをベースに細部を変更しているのが見逃せないポイント。シリーズ史上初となる初期メンバー2人体制となった他、ついにピンク担当のメンバー(今回はサニー)の髪型がツインテールから脱却。見た目的に「今までの作品からかなり変わったな」と感じました。主役の数を絞るぶん、1人1人のキャラを掘り下げようという傾向は歓迎だけど、せっかく2人と人数が少ないのなら、かつての『ミラクルちゅーんず!』ほどではなくとも、基本的に毎回全員変身するようにして欲しいなぁ。どうなるんだろ…。

 

他の出演陣に目を向けてみると、『ウルトラマンX』のハヤト隊員や仮面ライダースナイプでお馴染みの松本享恭さんが登場するのがビックリ。その他のメンツは、EXPGつながりでの出演が多いなという印象を受けました。そして、ナレーションには前田敦子さんを起用。声を含むレギュラー陣に元AKBを起用するのは、『マジマジョピュアーズ!』以来ですね。

 

そんな多彩な顔ぶれが揃ったレギュラー陣ですが、よくよく観てみると、キャラの構図や関係性が『ミラクルちゅーんず!』に似てるのが興味深いポイント。「主人公側に守るべき年上のお姫様がいて、主人公たちをサポートする大人は、そのお姫様と関係が深い人物」というのは、『ミラクルちゅーんず!』の音楽の国のことを思い出させてくれます。そういえば、本作のマスコットキャラも『ミラクルちゅーんず!』並みに多いよね…。

 

この他、第1話ではEXILE松本利夫さんの登場も発表。やっぱり内輪感が凄いけど、こうしたゲストをスパッと引っ張ってこれるのは、やはりEXPGだからこそですよね。

 

 

 

 

 

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このようなドキドキに満ち溢れた『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』は、7月11日よりテレビ東京系で放送開始。その1週間前である7月4日には、第0話として放送前特番が放送されます。予想はしてたけど、これで『ラブパトリーナ!』の6月終了が確定か―。

 

そうそう、7月と言えば、10日からは同じテレビ東京系で『ウルトラマントリガー』が放送開始。7月第2週は、テレビ東京の特撮作品が激アツですね!

 

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さあ、7月はテレビの前で、大冒険をゲームスタートだ!!

 

kirapawa.jp

 

 

 

※5月28日放送の『ウルトラマンクロニクルZ』の感想記事は、明日6月1日に振替投稿させていただきます。

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第13カイ ちょっとした感想

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令和初の悪役戦隊?リサイクル戦隊ダイワルジャー!

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

安全全開で、(トジルギアを)回収してやる!今回は、前回登場したツーカイオーのもう1つの形態:ツーカイオーリッキーの初登場回。ゼンカイジャーも負けじと活躍しており、今まで通りワチャワチャしながらも、力強い戦い(だいたいガオーンの影響)を見せてくれていました。

 

次回予告でも触れられていたとおり、今回登場のワルドはリサイクルワルド。その能力を生かして再生ワルドを登場させるのは予想ついたけど、まさか戦闘シーンをも声を入れ換えただけでほぼ流用する“リサイクル”をやってのけるとは、思ってもみませんでした。なるほど、色んな意味で1クールラストにふさわしい回だわこれ。そして、今回に至るまで、全部お話はメインの香村さんが1人で書いてるんだね…。

 

なお、前回(第12カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

買い出しの帰りに、子供たちと出会った介人とガオーン。そこで介人は、キカイノイドの意外な弱点を知りますが、その流れをぶった切るかのようにリサイクルワルドが出現します。リサイクルワルドは次々と人々を吸い込み、トジルギアを持つリサイクルクダックを生成。のちにそのトジルギアはダミーであることが判明しますが、介人たちの予想に反し、ゾックスはそれでもリサイクルクダックを他のクダックと同じく倒すと宣言するのでした。キカイノイドの意外な弱点、それはくすぐりに弱いこと。「なんで機械なのにそれに弱いんだ?」ってパッと思ったけど、深く突っ込まないことにしよう。だって『ゼンカイジャー』だし…。そんな冒頭のほのぼのさに、水を差すように現れたのがリサイクルワルド。彼のせいにより人々はリサイクルクダック化され、介人たちを襲います。リサイクルワルドの攻撃をかわしつつ、容赦なく攻撃を加えるツーカイザー/ゾックスを止めた介人たちは、一度カラフルへ撤収。ゾックスとブルーンの解析により、リサイクルクダックの持つトジルギアはダミーであることが判明しますが…。リサイクルクダックのトジルギアがダミー(かつてイジルデが開発したものをバラシタラが勝手に持ち出したもの)というのは、割と早い段階で判明。全ては、ゼンカイジャーとツーカイザーの同士討ちを狙うバラシタラの作戦でした。ここで敵のカラクリが分かったので、てっきりリサイクルワルドを騙すため全員でひと芝居打とうという流れになるかと思いきや、ゾックスはそれでもSDトジルギアがあるかもしれないからという理由で、リサイクルクダックを引き続き攻撃することを宣言。対立を長引かせる流れになるのは、ちょっと予想外でした。

 

カラフルを出ていってしまったゾックスに、考え直すよう説得するガオーン。そんな中再びリサイクルワルドが現れ、ガオーンはリサイクルクダックをゾックスとリサイクルワルドから守らなければならないという、苦しい状況に置かれます。そんなピンチのガオーンを救ったのが、介人たちのくすぐり作戦。これにより安全にダミーのトジルギアを回収できることを証明され、ゾックスとガオーンはリサイクルワルドとの戦いに専念。やがて2人は、ゴーオンジャーの力でリサイクルワルドを撃破するのでした。冒頭で示された「キカイノイドはくすぐりに弱い」というのは、まさかの伏線。これでスキを作った介人たちは、次々とダミーのトジルギアを回収していきます。くすぐり攻撃をする作戦はよく分かるけど、なんでわざわざサンバの格好をする必要があるんだ…?そんな介人たちの努力もあり、ガオーンとツーカイザーはリサイクルワルドと対峙。最後はセッちゃんからのアドバイスゴーオンジャーの力を使い、勝利を収めるのでした。今回は、ガオーンがツーカイザーにゴーオンジャーギアを貸したため、発動したのはゴーオンウイングスの力。でもさ、その力が「勢いよく飛ぶだけ」って、ジェットマンとかと被ってないか?

 

リサイクルクダックにされた人々は元に戻り、平和が戻ったかに見えましたが、今度はダイリサイクルワルドが出現。今まで登場したダイスシワルドなどを復活させ、悪の戦隊を自称し暴れまわります。さすがのゼンカイオージュラガオーンとブルマジーンも敵の多さの前にダウンしてしまいますが、変わって登場したツーカイオーリッキーによって再生クダイテストたちは全滅。残るはダイリサイクルワルドのみになりますが、それを倒したのはバトルシーザーロボでした。着ぐるみ流用の怪獣・怪人が登場するのはよくあることですが、それらが悪の戦隊を組み、さらに戦闘シーンまでもを流用してしまう(声は入れ直している)のは、さすが『ゼンカイジャー』と言うべきか?これは笑わされましたね。でもなぁ、歴代悪の戦隊紹介で、元祖に近い存在といえる「銀河戦ギンガマン(『ファイブマン』より)」をスルーしたのは、許さねぇからなぁ!?そんな再生クダイテスト相手に、さすがのゼンカイオーたちも苦戦。パワー切れで合体解除してしまいますが、そうした形勢を一変させ、一気に倒したのがツーカイオーリッキーでした。ツーカイオーリッキーは、オーレンジャーの力を生かした戦い方やエフェクトが特徴。挿入歌のイントロも『オーレンジャー』のOPを意識したものになっており、雰囲気がよくでていましたね。

 

 

 

 

 

 

仲間であるはずの、ダイリサイクルワルドを倒したステイシーザー。その真意とは何か?そして再びぶつかり合うゼンカイザーとツーカイザー!この決闘は何を生むのか!?

 

次回は、ゼンカイザーとツーカイザーの決闘がお話の中心になりそう。出てくるロケ地はひたすらいつもの場所ばかりだったし、ちょっと予算節約のためのお話にもなっている…のかも?

 

さあ、第14カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第37章 ちょっとした感想

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光と闇の力の結集…、ウルトラマンかな?

 

 

 

俺は絶対に死なない!お前も死なせない!物語の結末を勝手に決めるな!物語の結末は、俺が決める!!引き続き、マスターロゴス/仮面ライダーソロモンが現実世界で攻勢を強めんとする仮面ライダーセイバー』。今回は、賢人がその身を犠牲にしてソロモンを倒す寸前まで行くも、賢人も世界も救うと誓った飛羽真たちが、それをあえて妨害するさまが描かれました。

 

登場してまだ2話目のソロモンですが、今回で倒されなかったものの、カリバー ジャアクドラゴンに倒される寸前まで持ち込まれるわ、最光 エックスソードマンの意表を突く攻撃で強制ログアウトさせられるなど、結構苦戦する描写が多め。あれっ?これもしかして、剣士たち全員が力を合わせて立ち向かえば、思ったよりすんなり勝てるんじゃね…?

 

なお、前回(第36章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ソロモンの行動により、じょじょに破滅へと向かい始めた現実世界。しかし、パニックによりすぐに争いを始めるほど、この世界の人間はバカではありませんでした。ユーリからの話で、賢人がその身を犠牲にして世界を救おうとしていることを知った飛羽真は、倫太郎とともに彼のもとへ向かおうとしますが、その道中蓮と遭遇。彼の要求を聞き入れて戦う飛羽真は、なおも迷い続ける蓮に助言を与えるのでした。飛羽真たち剣士らのほとんどが、それぞれの思いを胸に打倒マスターロゴスという目的に向かう一方で、立場的にもお話的にも浮いた存在になっていた蓮。今回のAパートでは、そんな彼が迷いを断ち切るべく、飛羽真と戦うさまが描かれます。といっても、既にエレメンタルプリミティブドラゴンの力まで手に入れているセイバー/飛羽真と、未だほぼ初期フォームの力しか持っていない剣斬/蓮では、力の差は歴然。あっという間に勝負がついてしまいます。蓮が「(飛羽真は)いつの間にこんなに強くなったんだ?」とか「俺は強いはずだ!」みたいなこと言ってたけど、いやいや、あなた直接的じゃなくてもセイバーのパワーアップの姿色々見てきてるでしょ?よく勝てると思ったな…。そんな蓮に対し勝利した飛羽真ですが、彼のアドバイスは、言いたいことはわかるものの「そうなのか?」って感じ。(結果的に)あれだけ力の差を見せておいて、それでも「蓮は強い」・「強さだけが正義じゃない」って、なんかフォローの仕方がズレてるような…。

 

飛羽真たちとともに行こうとした芽依を、わざわざ引き留めたユーリ。彼が彼女とともに向かったのは、なんとバハトのもとでした。勝手に芽依を人間代表にしたユーリは、バハトを説得するために彼女に話をさせますが…。同じ頃、倫太郎はようやく賢人のもとへ到着。倫太郎は賢人を説得しますが、彼の意思は変わらず、そんな中で再びマスターロゴスが現れます。遅れて駆け付けた飛羽真とともに戦う倫太郎たちでしたが、その力の差は歴然で…。芽依がユーリに連れてこられたのは、バハトのもと。ユーリは彼に世界の破滅を止めるために協力してもらおうと考えており、人間が以前から変わったことの証明として、芽依を連れてきていました。いや、ユーリの意図することはわからんでもないけど、こんなの芽依じゃなくても誰でも戸惑いますわ!ただでさえパニックになるとしどろもどろになる芽依は、今回バハトを前にしてそれに拍車がかかっていましたが、バハトがさっさと去ったことで、何とか最悪の事態は起こりませんでした。特に怒ることもなく、思ったよりさらっとしてたバハト。芽依の話は彼の心に響いたのかなぁ。次回予告を観るに、まあ多少の効果はあったんでしょうね。一方、賢人のもとにたどり着いた倫太郎でしたが、賢人への説得は失敗に終わり、さらにマスターロゴスも出現。彼の変身したソロモンの力の前に、飛羽真が合流してもなお苦戦を強いられるのでした。

 

ソロモンは周辺の街を文字通り廃墟と化させ、その力を誇示。事態を重く見たカリバー ジャアクドラゴン/賢人は、ついにその身を犠牲にする一世一代の攻撃に出ます。ソロモンを拘束しあと一歩で倒せるところまで追い詰めますが、賢人も世界も救いたいというセイバー エレメンタルプリミティブドラゴン/飛羽真の思いとその行動により、その攻撃も失敗。ソロモンを倒す機会を逃します。その後反撃に出ようとするソロモンでしたが、最光 エックスソードマンの活躍により、その場から強制的に退去させられるのでした。クライマックスでの見どころは、ソロモンを倒そうとするカリバー ジャアクドラゴンに対し、それを真っ向からぶった切って思いを吐露するセイバー プリミティブドラゴンの姿。完全にソロモンを倒す邪魔をした構図になったセイバーですが、まあ彼の思いはよくわかるので、この展開はそれほどおかしくないと言えるでしょう。このシーンでセイバーは、全力で自分の思いをしゃべり倒してたけど、「物語の結末を勝手に決めるな!物語の結末は、俺が決める!!」ってセリフ、いろんな意味で強烈なインパクトだよね。このようなセイバーの行動に救われた形となったソロモンは、反撃に出ようとしますが、それに待ったをかけたのが、駆け付けた最光 エックスソードマン。彼は暗黒剣暗闇の力を合わせてソロモンを強制的に別の場所へと転送し、セイバーたちを救うのでした。ソロモンが予期せぬ攻撃だったとはいえ、最光 エックスソードマンでもまともに対抗できるのはちょっと驚き。あれ?これ剣士たちがちゃんと力を合わせれば、割とすんなり勝てるんじゃね?

 

 

 

 

相変わらず世界の破滅をあきらめないマスターロゴス。彼を、世界の破滅を止めるには、今こそ剣士たち全員の意思と聖剣を1つにすることが重要だ。10本の聖剣がそろう時、セイバーの新たなる姿が生まれた!

 

次回は、セイバーのTV版最終フォームになるであろうクロスセイバーの初登場回。そういえば、クロスセイバーのバレが出回るのって、いつもに比べて結構遅かったよね。東映も情報セキュリティ体制がしっかりしてきたのかな?それとも―。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第13カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第8話 ちょっとした感想

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伝統:回ればなんとかなる

 

 


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仲間ならこう言うんだ。また会おうぜ、アブト!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、大宮支部の再始動回。シンたちシンカリオンの運転士を含む、横川支部の大部分のメンバーがそこへ異動し、さらに前作に登場したキャラたちも続々再登場。より強固な体制となって、現れた巨大怪物体に挑むさまが描かれていました。

 

お話の内容は前半と後半で大きく分かれており、前半は今まで明かされていなかったアブトの家族関係等の解明に時間が割かれ、後半でいよいよ大宮支部が登場する形に。「シンとアブトがしばらく離れ離れになるかもしれない」という状況を生かして、残りの設定や謎をあらかた明かすというのは、効率的なお話づくりだと感じますが、ちょっとくどい感じもあったかな…。

 

なお、前回(第7話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、アブトが大宮支部行きを取りやめたことに、納得がいかないシン。彼は再び横川にある彼の家を訪れ、直接その理由を訊きだそうとします。ところが、当の本人は外出中で不在。シンはアブトと出会った時のことを思い出しながら、思い当たるところを探し回り、ようやくアブトを発見。しかし、そんなシンの心配をよそに、アブトはなぜか再び鬼ごっこを始めるのでした。今回は、シンが横川に向かうところからお話がスタート。アブトと会って話をすべく、彼の家を訪れたシンですが、アブトは外出中で不在でした。この直前、アブトの家でシラユキ(アブトの母)とゴイチが話し合うシーンが存在。彼女たちの会話の内容から、アブトの父もまた、シンカリオンZの開発に関わっていたようであることが判明します。その後入る家族写真のカットでは、わざと父親の顔が伏される形に。う~ん、怪しい!そういえば、前作もシンカリオン開発者の1人(イサブロウ/イザ)が失踪してて、それが物語の謎の1つになってたよね…。こうしたシーンの後、お話はアブトを探し回るシンの描写へ。アブトとの出会いを回想しながら彼が探し回る中、ようやくアブトを発見するのでした。アブトがいたのは、旧丸山変電所。まさに、シンとアブトの関係の始まりの地ともいえる場所でした。

 

アブトとの鬼ごっこに全力で挑むシンでしたが、やはり追いつくことは至難の業。しかし、アブトが突然立ち止まったことで、なんとか彼を捕まえます。こうして、ようやく彼から大宮へ行かない事情を訊きだせることになったシン。シラユキのこと、自分が新たに見た夢のこと、そしてシンカリオン開発の経緯―などなど、諸々のことをアブトの口から知ることになります。これらを踏まえたシンは、再会を約束し、アブトの大宮行き取りやめに納得して横川を去るのでした。Aパート後半は、ひたすらアブトに関わる情報の解明・公開が中心。この時点では、アブトが大宮に来ずしばらくシンと離れ離れになる可能性が高かったので(実際はミスリード、いい機会だというのよくわかりますが、メチャクチャ情報量が多く一気にアブトに語らせていたため、ちょっと説明臭い感じも否めませんでしたね。でもまあ、これは仕方ないでしょう。そんなアブトの口から今回主に明かされたのは、大宮に行かない理由とシンカリオン開発の経緯、そして旧丸山変電所に現れた宇宙人の正体、アブトの名前の由来の4つ。彼が大宮に行かない理由は、シラユキのことを思ったことと、自分が見た夢の謎を解明するため。シンカリオン開発に彼が深くかかわっているのは、父親が失踪して以降その設計図等が頭の中に浮かぶようになったから。旧丸山変電所に現れた宇宙人の正体は自分で、屋根の上にいたところをたまたま人に撮られたから。アブトの名前の由来は、やはり碓氷峠を走っていたアプト式機関車からでした。アブトが大宮に行かない理由は、至極全うなもの。そりゃ、お母さんのこと心配だもんねぇ。ちなみに、このシーンではこれでもかというほど意味深に、アブトが夢で見た「黒いシンカリオン似のロボット」の姿が登場。ああ、これ中盤で新たなブラックシンカリオンとして出てくるパターンだな…!

 

横川を出て、今度は大宮にやって来たシン。大宮駅の構造に迷いながらも、彼は何とか大宮支部のある鉄道博物館にたどり着きます。そこで待っていたのは、ハナビやタイジュ、カスミといった、横川支部で見慣れたメンバーたちと、かつて前作で大宮支部所属として活躍した先輩職員たち。体制を盤石にし新たなスタートを切るシンたちでしたが、それを試すかのように、田端駅付近に新たな巨大怪物体が出現するのでした。後半から、いよいよサブタイトル通り舞台は大宮へ。たどり着いたシンを待っていたのは、見慣れた仲間たちと、そして前作においてキトラルザスと戦い抜いてきた先輩職員たちでした。前回の次回予告でダイヤの再登場は確定していましたが、この他にもミドリやヒビキ、ミノリといったメンバーが再登場。しかも単発ゲストではなく、再度大宮支部へ所属し、今後もレギュラーとして登場してくれることになりました。前作のキャラ登場は、素直にうれしい。でも、ここまで再登場してくれると、逆に今回出てこなかった出水指令長・フタバ・アカギが今どうしているのかが気になります。制作上の都合はいろいろあるのでしょうが、皆立派に成長していつか再登場してほしい…よなぁ!こうして新たな体制で再スタートを切った大宮支部でしたが、そんな中さっそく巨大怪物体が出現。シン・ハナビ・タイジュは初めて3人一斉出撃を果たします。今回の巨大怪物体は、渋滞が起こる田端の街で、濃霧を発生させながら出現。なんだか状況的に、『ウルトラセブン』のクレージーゴンでも出てくるのかと思ったよ。

 

か捕縛フィールドへと到着したE5はやぶさたちでしたが、濃霧のため視界ゼロ。そんな中敵=オンボノヤスカモの襲撃を受け、彼らは武器を失ったり同士討ちをさせられたりと、苦戦を強いられます。ピンチの彼らを助けたのが、その方針を変え、大宮にやって来たアブト。彼の助言をもとに、力を合わせて濃霧を払ったE5はやぶさたちは、反撃を開始。最後はE5はやぶさのエキスカリバーで勝利を収めるのでした。今回の巨大怪物体:オンボノヤスカモのメイン能力は、濃霧の発生と触手攻撃。1つ1つの能力は決して強そうには見えませんが、それぞれを組み合わせて攻撃を仕掛けることで、E5はやぶさたちを苦しめていました。「視界が全くない」ことへの対処法のシーンで、シンたちそれぞれの性格が表れているのがポイント。「とりあえずブッ放せば当たるだろ」の勢いでVVVFブラスターを乱射しちゃうハナビ、私は好きですよ。このようにオンボノヤスカモに苦戦させられるE5はやぶさたちでしたが、駆け付けたアブトの助言で一気に形勢逆転。オンボノヤスカモ自体はそれほど強い巨大怪物体ではないため、E5はやぶさの通常技であるエキスカリバーで撃破されました。シラユキの勧めもあり、大宮行きを決意したアブト。これでメインの4人がそろいましたね。よかったよかった。そんなアブトがした助言は、3体で力を合わせて濃霧を払えというもの。これを受けたE5はやぶさたちは、E7かがやきを中心に全員で大きく回転し、その濃霧を払うのでした。「ウルトラシリーズ」では伝統ともいえる「回ればなんとかなる戦法」、『Z』でも有効だったのか…!!

 

 

 

 

 

 


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福岡:太宰府に現れた巨大怪物体。それに立ち向かうのは、新たなシンカリオンとその運転士。白いボディに真っ赤なラインで飛び立つ姿―、そう、ベースとなっているのは九州新幹線800系つばめだ!

 

次回は、本作4機目のシンカリオンとなる800つばめが登場!E6こまちが登場した時と同じく、1話の中でZ合体までしてしまうようですね。まあ、シンたちも博多へ行くみたいだし、お話としては前後編の前編みたいな感じになるのかな。

 

さあ、第9話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機動戦士Ζガンダム』ちょっとした感想 Ζ-5(第13~15話)

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今回は、機動戦士Ζガンダム』の感想記事第5回目です。

 

ハヤト、そしてアムロ再登場!エゥーゴの前に立ちはだかる可変モビルアーマーの脅威!既にブライトやカイなどが登場している『Ζ』ですが、今回はアムロやハヤト、そしてフラウ・カツ・レツ・キッカと、前作『ガンダム』のキャラがさらに追加で登場。アムロとハヤトがカミーユたちと共闘する他、前作ではそこまで存在感のなかったカツが、そのムチャな行動で存在感を増していきます。また、ティターンズ側は可変モビルアーマーをついに実戦投入。カミーユらが苦戦する展開も増えていきます。

 

なお、前回(第10~12話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第13話「シャトル発進」

1985年6月1日放送
登場した敵他:ハイザック連邦軍仕様)、アッシマー

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「カイの手紙にこう書いてありましたね。「リーダーの度量があるのに、リーダーになろうとしないシャアは卑怯だ」と。」


STORY:地球連邦軍の閑職に追いやられていたアムロ。彼のもとを訪れたのは、フラウとカツ・レツ・キッカたちだった。再会を喜ぶ彼らだったが、骨抜きにされたアムロの姿に、カツは怒りを覚える。一方、ハヤトの先導でケネディ・スペースポートの到着したカミーユたちは、リック・ディアスやレコアたち一部のメンバーを戦艦アーガマに帰還させるために奔走。そんな中現れたのは、ティターンズ&地球連邦軍モビルスーツ部隊だった…!


ジャブロー突入作戦も終えたエゥーゴ。彼らはハヤトの先導を受けケネディ・スペースポートへ向かい、カラバと合流し地球に残る部隊と、戦艦アーガマに戻る部隊に分かれることになります。今回は、その後者が宇宙に帰還する作戦を描いたお話。ロベルト死亡退場というポイントがあるものの、戦闘シーンは前回・前々回に比べると少なめ。どちらかといえば『ガンダム』のキャラの再登場が相次ぎ、彼らのドラマに焦点が置かれている構成になっていました。いやぁ、前作を知ってると「あ~!」ってなるシーンが多かったですね。


地球連邦軍の閑職に追いやられ、今日も偵察任務を行うアムロ。そんな彼のもとを訪れたのは、かつてホワイトベースで苦楽を共にしたフラウと、今は彼女の養子になっているカツ・レツ・キッカたちでした。再会を喜び合う彼らでしたが、かつてガンダムパイロットだった時の面影を失っていたアムロの姿を目にし、カツは憤慨します。フラウは彼を制止しますが、それでもその怒りが収まることはありませんでした。アムロの他、フラウ・カツ・レツ・キッカなど、『ガンダム』のキャラクターが相次いで再登場。フラウはハヤトと結婚してカツ・レツ・キッカを養子にし、さらに自分自身も妊娠6カ月でした。対するアムロは、一年戦争後は、ニュータイプの存在を恐れた地球連邦軍の手により、閑職に追いやられ半ば軟禁状態に置かれてしまうハメに。豪華な邸宅で使用人付きで生活していますが、その使用人たちも軍の関係者であり、アムロのことを監視していました。7年間で別々の方向にすっかり変わってしまった、アムロとフラウたち。このシーンは、現在の彼らの説明シーンにもなっています。アムロの発言から考えるに、彼は一年戦争後ほとんど実戦にも出てないし、モビルスーツにも乗っていなさそう。ガンダムMk-Ⅱの開発などにも手を貸していないようです。地球連邦軍がビビってアムロニュータイプとしての能力を活用しないっていうのは、ちょっと意外。バリバリ活用すれば、かつてのエルメスみたいなモビルアーマーとかを開発できそうなもんだけどなぁ。このようながんじがらめの状態であるため、アムロはかつてのような戦意を喪失。その変わってしまった姿に憤慨したのは、カツでした。アムロの姿に情けなさを感じ、発破をかけるように怒るカツ。気持ちはわかるんだけどね…。


ハヤトの先導により、ケネディ・スペースポートに着陸したカミーユたち。彼らは一部のメンバーとモビルスーツを戦艦アーガマへ送り出すため、シャトルの発射準備にとりかかかります。シャトルパイロット不足などの関門を乗り越え、ようやくその準備は軌道に乗りますが、その中で突然、カイがハヤトへの置手紙を残して失踪。それを読んだハヤトは、率直な疑問をクワトロ=シャアにぶつけるのでした。ケネディ・スペースポートは、博物館も兼ねたかなり大規模な発射場。特に何かカモフラージュしている様子もなく、割と堂々とカラバのメンバーがメカニック整備を行っていました。こんなに堂々としてたらティターンズにすぐバレそうな気がするけど、よく今日までバレなかったなぁ。ここを拠点の1つにしたのが最近だったのかな?それとも、あまりにも堂々としすぎてて逆にバレなかったとか…?そんなケネディ・スペースポートにて、大気圏脱出の準備を始めるカミーユたち。シャトルパイロットが不足や、クワトロ=シャアの無茶な要求などの関門がありましたが、これらを何とか乗り越え、ようやく出発準備を整えます。しかし、そこにカイの姿はありませんでした。せっかくハヤトと再会できそうだったのに、それをせずに姿を消したカイ。その理由は、クワトロ=シャアにありました。カイは早い段階から、クワトロ=シャアの正体を察知。しかし、わざわざシャアであることを隠して活動する彼のことを卑怯に感じ、そんな彼の下にはついていけないとして、自ら別の道を進んでいました。確かに、クワトロ=シャアの実力なら、エゥーゴに所属せずとも反政府勢力の1つや2つくらい指揮できそう。でも、それをあえてしないのは、何か理由があってなんでしょうね。


シャトルの出発準備も整い、カウントダウンが開始。クワトロ=シャアはハヤトからの質問をはぐらかしますが、それがカミーユを激怒させます。クワトロ=シャアは反論しようとしますが、その時ティターンズ地球連邦軍の襲撃が開始。カミーユたちはシャトルを守るために前線に駆り出されます。そしてその中で、ロベルトの乗るリック・ディアスアッシマーの前に大破。彼はその命を散らすのでした。ハヤトの質問(正確にはカイの置手紙をそのまま渡し、反応を窺う)に対し、回答をはぐらかすクワトロ=シャア。それは、カミーユを激怒させます。ここでのクワトロ=シャアの反応は、否定も肯定もしないもの。この反応で、ハヤトはクワトロがシャアであることを確信したのでしょうね。一方のカミーユは、まだクワトロがシャアであることを確信するまでには至っていないようですが、うすうす感づき始めている状態。シャアの態度に激怒した彼は、修正と称して彼を殴り飛ばします。カミーユが怒るのはわかりますが、まさか殴るとまでは思わなかった。こういうシーンがいつか来るかもしれないなぁとは思ってたけど、だいぶ先(3クール目終盤とか)になると思ってたからなぁ。この時点で殴り飛ばすカミーユも、なかなか度胸あるよね…。そんなカミーユに対し、クワトロ=シャアが反論しようとした瞬間、非常サイレンの音が。それはティターンズ&地球連邦軍の、ブラン・ブルタークアッシマーハイザック隊の接近を警告していました。カミーユたちがガンダムMk-Ⅱ、百式リック・ディアスで出ますが、アッシマーの前にリック・ディアスが撃破。ロベルトは死んでしまいます。アッシマーは、今回初登場の可変モビルアーマー。可変型なのは後に登場するΖガンダムの特権かと思いましたが、こちらの方が先に実用化されているとは驚きです!そんなアッシマーの挙動の前に、ロベルトはついていくことができず、背後から狙い撃ちを食らいやられてしまいます。第1話から出ていたエゥーゴ側のメインキャラの1人の、初退場か…。


ロベルトの死を乗り越え、戦い続けるカミーユたち。そのおかげで無事シャトルは発進しますが、アッシマーがそれを追い続けます。なんとしてもシャトルを守りきるため、ガンダムMk-Ⅱと百式は力を合わせて上空へ。そのままシャトルからアッシマーを引き離して大損害を与え、撤退に追い込みます。そして、自分たちはアウドムラに乗り込み脱出。ケネディ・スペースポートはティターンズに占拠されてしまいますが、エゥーゴはそのほとんどの装備と人員を守ることに成功するのでした。アッシマー成層圏辺りまで飛行する能力を持っており、さすがにガンダムMk-Ⅱのブースターをもってしても、そこまで単独で到達することは不可能。そこでクワトロ=シャアが編み出した作戦は、なんと組体操の要領で百式の肩の上にガンダムMk-Ⅱが乗り、2体同時にブースターを噴かせることで推進力を上げるというものでした。クワトロ=シャアが「肩に乗れ!」と言うから、何をするのかと思いきや、意外に原始的な方に乗せるという方法。これでしっかり推進力も上がってアッシマーに追いついてしまうのですから、驚きです。本当にガンダムMk-Ⅱは乗っただけだから、「振り落とされたりしないのか?」って心配になったけど、そんなことは全然なかったなぁ。そして、この成層圏での戦いで、ガンダムMk-Ⅱはアッシマーに損害を加えることに成功。アッシマーは撤退を余儀なくされるのでした。アッシマーの弱点の1つは、変形中。ガンダムMk-Ⅱは、そのタイミングで的確にビームライフルの弾を叩き込みます。変形ロボの宿命ともいえる弱点を狙われた、アッシマー。まあ、これは仕方ないよね…。

 

 

 

第14話「アムロ再び」

1985年6月8日放送
登場した敵他:ギャプランアッシマーマラサイリック・ドムガルバルディβ、アクト・ザクガルダ

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「何をする気だ、アムロ!…アムロだと!?」


STORY:カミーユたちのアウドムラを落とすため、ブランに協力するよう指示を受けたロザミアは、ギャプランに乗りアクト・ザク隊を率いて出撃。その機動性の前にガンダムMk-Ⅱは苦戦するが、百式の援護で何とか切り抜けた。しかし、その直後今度はブランのアッシマーアウドムラを襲う。危機に陥るカミーユ達の前に現れたのは、アムロの乗る輸送機だった!アムロとクワトロ=シャア、かつてのライバル同士が今、運命の再会を果たす―!


アムロとクワトロ=シャア、再会!今回は、カミーユたちが新たな可変モビルアーマーギャプランの襲撃を受けて苦しむと同時に、アムロがハヤトのもとへ向かうことを決意し、行動を開始するお話。クライマックスでアムロが輸送機で特攻を仕掛け、アッシマーを撤退に追い込むシーンにはシビれましたね~!そして、終盤ではアムロとクワトロ=シャアが対面することに。お互い会話はしていませんが、その正体を理解していることに、注目です。


前回のフラウの言葉を受け、日本行きの航空券を手配したアムロ。彼はそのままフラウたちを見送ろうとしますが、それに対し彼女たちは、未だくすぶり続けているアムロの姿を残念に思っていました。フラウの言葉に触発されたアムロは、フラウからカツを借り、彼と協力して輸送機を強奪。フラウたちを日本へ向かわせつつ、自分たちはアウドムラ方面へと飛び立ちます。フラウを見送った後も、今と変わらぬ同じ生活を続けようとしていたアムロ。しかし、フラウの言葉が彼の考え方を変えます。フラウの「いつまでも子供のままではいられない」という言葉が、アムロの考え方を変えるきっかけに。このシーン自体は別にいいんだけど、フラウは前回も似たようなこと言ってたはずなんだけどなぁ…。空港で偶然軍用輸送機を見かけたこともあって、前回とは違い、アムロは心変わりしたのでしょうか。そんなアムロは、さっそく行動を開始。偶然を装ってフラウたちに再度接触し、カツだけを自分に同行させて、他はそのまま日本行きの航空機へ。男子便所にある勝手口をこじ開けて輸送機までダッシュし、乗組員たちを降ろさせて強奪。アムロを監視していた軍人もようやく彼の逃走に気づきますが、既に輸送機は飛び立ったところでした。輸送機強奪までの一連のシーンは、流れるような鮮やかな手さばきを見せるアムロがポイント。なんだかんだで彼も地球連邦軍の軍人ですから、こういう系の訓練も受けていたのでしょうね。


地球連邦軍から指示を受けたロザミア・バダムは、ブランの部隊に協力する形で、自らはギャプランに乗りアクト・ザク隊を率いて出撃。住宅地上空でアウドムラを発見し、先制攻撃を仕掛けます。ロザミアの攻撃を食らったアウドムラは、クワトロ=シャアのみ百式で出撃、カミーユたちはガンダムMk-Ⅱに乗り船内からの攻撃を命じられます。しかし、激化する戦闘の最中で、カミーユが独断で出撃。ギャプランと激しい戦いを繰り広げるのでした。ロザミアと彼女の乗るギャプランが初登場。ギャプランは、アッシマーと同じ可変モビルアーマーで、その変形機構やフォルムはシロッコメッサーラと似ています。描写は前後しますが、戦闘終了後にカミーユが、「この機体に引かれそしてシロッコメッサーラの影を見た」と言いたくなるのも、よくわかります。そんなギャプランは、住宅地上空でアウドムラを発見。戦闘になった場合の地上への被害を全く考えずに先制攻撃をかけ、それにアウドムラは驚きます。ロザミアに応戦するために、クワトロ=シャアはやむを得ず出撃するのでした。ティターンズそしては地球連邦軍の一員なのにもかかわらず、地上への被害を考えない戦闘に出るロザミア。「戦う場所を考えながら戦闘ができるか!」と発言していることから、彼女ひいてはティターンズの考え方が、いかに一方的かがよくわかりますね。これに応戦すべく出たのが、クワトロ=シャアの百式アクト・ザクなどのザコ敵を次々に倒していきますが、やはり1機ですべてを相手にするのは限界。そんな中、カミーユが独断で出撃し、ギャプランと交戦します。高機動性を誇るカミーユガンダムMk-Ⅱですが、本格的な空中戦ではド・ダイを使わざるを得ないため、ギャプランには一歩遅れを取ることに。それでも必死に戦いますが、さすがに今回は、百式の援護がなければ負けていたかもしれませんね。ちなみにガンダムMk-Ⅱは、ギャプランに直接乗りかかり接近戦に持ち込むという荒業を披露。これには驚かされました。


エネルギー切れと百式の不意討ちもあり、ブランの部隊と合流したロザミア。ブランはアウドムラを立て続けに攻撃して落とす作戦を立て、彼女に代わってすぐに自分がアッシマーで出撃します。アッシマーアクト・ザク隊の2度目の攻撃を予想できなかったアウドムラは、再び戦闘態勢を立て直して応戦。ガンダムMk-Ⅱと百式が出ますが、なかなかアッシマーを落とすことができませんでした。ブランとロザミアの会話で、ロザミアが強化人間であることが判明。地球連邦軍、とうとう人体改造にまで手を出したのか…。そんな彼女に代わり、続いて出撃したのがブラン。彼はアッシマーに乗りアクト・ザク隊を率いて、地上からアウドムラへと接近します。そして、一気に攻撃。アウドムラもレーダーでキャッチしていたものの、戦闘終了後すぐの再襲撃であったため、戦闘態勢を立て直す必要があり出遅れてしまいます。ガンダムMk-Ⅱも百式も、ギャプランとの戦闘で一部武装を損傷してしまっていたため、万全の態勢でない状態で出撃。それでもアッシマーの攻撃を何とか食い止めますが、抑え込むまでには至っていませんでした。アッシマーガンダムMk-Ⅱらの散弾攻撃を受けカメラアイなどの一部パーツを損傷しますが、ブランは特に気にせずそのまま戦闘を続行。操縦面でも特に問題は発生していないようでした。モビルスーツと違って、モビルアーマーは耐久性もあるし、カメラアイの1つや2つ潰されても、補完用パーツもあるってことなのかな?


満足な整備も受けないまま、立て続けに戦闘をしたことにより、さすがのガンダムMk-Ⅱと百式アッシマーの前に苦戦。アウドムラに接近するアッシマーを止めることができず、ブランは至近距離からアウドムラを撃破しようとします。大ピンチのカミーユたちの前に現れたのは、アムロとカツの乗る輸送機。アムロはカツを脱出させたのち、輸送機でアッシマーに特攻し撤退に追い込むことに成功。輸送機から脱出した彼は、ガンダムMk-Ⅱに救われるのでした。このままではアウドムラアッシマーの餌食に。ガンダムMk-Ⅱも百式もそれに追いつけない中、飛び出したのはアムロとカツの乗る輸送機でした。終盤では、このアムロたちの乗る輸送機が大活躍。アムロ自身がそのまま特攻をかけていたため、「どうやって脱出する気だ!?」と心配になりましたが、ちゃんとパラシュートを背負ってたのでよかったです。そんなアムロは、地上へ降下する途中でガンダムMk-Ⅱに助けられることに。さらに百式もその場に駆け付け、アムロカミーユそしてクワトロ=シャアたちと出会うのでした。このシーンでアムロとクワトロ=シャアは、『Ζ』では初めての対面を果たすことに。お互い声を掛け合ったりなどしていませんが、何も言わずとも互いの正体に気づいているのがGoodです。一年戦争でライバルどうしだった仲だからなぁ―。

 

 

 

第15話「カツの出撃」

1985年6月15日放送
登場した敵他:アッシマーギャプランハイザック連邦軍仕様)、ガルダ

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「私が空が落ちてくるのが怖いように、この人(アムロ)も戦うのが怖いんだわ…。」


STORY:アウドムラに乗り込み、エゥーゴに合流することになったアムロとカツ。カツが敵の撃破に燃える一方で、アムロはなかなか戦意を復活させることができず、カラバのベルトーチカがやってきてもその状況は変わらなかった。そんな中、ティターンズのロザミアが単独でアウドムラ攻撃するために出撃。アウドムラでの出撃準備の最中、カツが勝手にガンダムMk-Ⅱで出撃した!ギャプランに翻弄される、カツとガンダムMk-Ⅱの運命やいかに!?


前回、カミーユたちと初めて出会った、アムロとカツ。彼らはエゥーゴに合流し、行動を共にしていきます。今回はカミーユよりも、アムロとカツが主役の一編。彼らの出番が多く、戦うことに悩むアムロと、戦うことにはやるカツが対極に描かれます。カミーユは、カツの先輩という形で、戦闘シーンなどで彼を支援。カツがピンチに陥るのは予想していましたが、彼のアシストもあってカミーユたちがギャプランを撃破してしまったのは、ちょっと意外でした。


アウドムラに乗り込み、エゥーゴに合流することになった、アムロとカツ。カツはガンダムMk-Ⅱに興味津々で戦闘意欲もバッチリでしたが、それに対しアムロは終始浮かない顔。ハヤトやクワトロ=シャアから声をかけられますが、それでも彼の気持ちは晴れないのでした。同じ頃、ブラン側ではロザミアがブランの指揮下に入りたいと懇願。ブランはそれを受け入れるのでした。カツはハヤトの博物館(ケネディ・スペースポートの戦争資料館)でザクⅡなどのモビルスーツを動かしたことがあり、また一年戦争を潜り抜けてきたからか、モビルスーツ、特にガンダムMk-Ⅱに興味津々。カミーユの整備中にもコクピット内に入ってくるほどでした。しかし、それ以上に目立つのが、やたら高い彼の戦闘意欲。まあこれは、「敵を倒して何かを成し遂げたい」というよりも、純粋に「目の前の敵をぶっ倒したい」という思いに端を発するものなんだろうなぁ。何か大義や信念があるというよりも、若さゆえに尖ってるって感じですね。そんなカツの一方で、さっぱり元気がないのがアムロ。ハヤトやクワトロ=シャアから声をかけられても全く心は晴れず、やがて自室に閉じこもってしまいます。アムロのシーンにおける、ハヤト・クワトロ=シャアそれぞれのやり取りは、かなり面白いシーン。『ガンダム』を見ていれば、そのテンポというか、ノリの良さにニヤリとさせられるものでした。特に、クワトロ=シャアとのやり取りの際の、「お互いわかってる感」がGoodでしたね。エゥーゴがこのようにしている一方で、ブランらティターンズでは、ロザミアがブランの指揮下に入ることに。それは彼女の懇願によるものでした。前回の戦いでは冷徹そうに見えたロザミアですが、今回の序盤で登場した彼女は、やたら弱弱しい印象。後半でギャプランに乗った際また元に戻っていることから、モビルアーマーに乗る時とそうでない時で、性格が変わるタイプなのでしょうか。いやそれとも、強化人間になったことの弊害か…?


翌朝。外の監視を続けていたカツは、アウドムラに接近する複葉機を発見。それは、カラバのベルトーチカ・イルマの乗る機体でした。アウドムラの向かうヒッコリーへの誘導役としてやってきた彼女は、ハヤト・カミーユ・カツ、そしてアムロと面会。その時彼女は、アムロから不思議な何かを感じ取るのでした。カラバの協力者であるベルトーチカが初登場。本人の趣味なのか、わざわざ複葉機に乗って現れます。この時代に複葉機なんて相当な骨董品になってるような気がするけど…。そのせいで逆に敵にバレやすくないか、これ?そんな彼女の目的は、アウドムラが向かっているカラバの拠点の1つ:ヒッコリーへの案内。中に通された彼女は、そこでカミーユたちと出会います。彼女と話をする中、アムロは途中で先に部屋を出ていってしまうのでした。ベルトーチカアムロの話は聞いたことがあるようですが、彼の性格等までは知らない様子。まあ『Ζ』の世界では、表向きにはアムロの活躍は伏されているから「仕方ないかなぁ」と思ったけど、ベルトーチカはカラバの一員なんだから、どんな人かくらい知っていてもおかしくなかったような…?そんな彼女の話を聞いていたアムロでしたが、途中クワトロ=シャアが通りかかり、ベルトーチカが彼の印象を言ったことをきっかけに離席。部屋に戻ってしまいます。クワトロ=シャアを「戦争の中では生きられない人」と言ったベルトーチカに対し、静かに指摘&反論して立ち去るアムロ。クワトロ=シャアのことをよく知っているからこそ、できる反応でしたね。


ブランの指揮下に入ったロザミアでしたが、ギャプランで出撃。特に隊を率いるなどはせず、単独でアウドムラ撃墜を狙います。ギャプランの接近をキャッチしたカミーユたちは、すぐに戦闘態勢に突入。準備に入りますが、そのどさくさに紛れてカツがガンダムMk-Ⅱに搭乗。そのまま出撃してしまいます。モビルスーツの操縦に自信があるカツでしたが、ガンダムMk-Ⅱは勝手が違い、さらにはギャプランの攻撃にも翻弄されて苦戦。ほとんど反撃できずピンチに陥ります。突如、勝手にギャプランで出撃してしまったロザミア。いや、今回の序盤で「ブランの指揮下に入りたい」って言ってたんだから、その指示を待てよ!…と思ったけど、このロザミアの行動はおそらく、話の流れとして、ガンダムMk-Ⅱなどの戦闘シーンを作り出すための措置だったんだろうなぁ。そんなロザミアの乗るギャプランをキャッチしたアウドムラは、戦闘態勢へ。カミーユたちもすぐ準備に取り掛かりますが、その中でカツが、完全に独断でガンダムMk-Ⅱに乗り込み、そのまま出撃してしまいます。ガンダムMk-Ⅱが動き出し、その直後カミーユが格納庫に降りてきたのを見て、ガンダムMk-Ⅱにはカミーユ以外の誰か=カツが乗っていることに既に気づいていたクワトロ=シャア。しかし彼は、そのガンダムMk-Ⅱをそのまま出撃させることを選択します。その気になれば、この時点で止められたかもしれないカツの出撃。クワトロ=シャアの真意は何だったんだろう。本当の戦闘を、身を持って体験させようとでも思ったのかなぁ…。こうして出撃したカツですが、彼はザクⅡくらいしか操縦したことがなく、実戦経験もないため、ギャプランに翻弄されるうえにガンダムMk-Ⅱの操縦で苦戦しまくり。すぐにピンチに陥ります。その割には時々アクロバティックな動き見せてるけど、まあこれは…たまたまなんでしょうね。


クワトロ=シャアは百式で、カミーユリック・ディアスで出撃し、カツを援護。百式が応戦している間に、カミーユはカツの救出に成功します。その時、リック・ディアスの背後にギャプランが。これにいち早く気づいたカツは、ビームライフルを撃って左足を破壊。さらに百式が追加攻撃を仕掛けたことで、ギャプランは大破します。何とか戦果を挙げて帰還したカミーユたちでしたが、カツはその身勝手さを追及され、ハヤトから修正を受けるのでした。ほとんど身動きが取れないカツのガンダムMk-Ⅱに代わって、百式リック・ディアスが活躍。カミーユリック・ディアスに乗るのは初めてのはずですが、それでもパパッと操縦をこなしていました。これはさすがと言うべきでしょう。そんなカミーユに対し、クワトロ=シャアも負けてはおらず、ついにギャプランの撃破に成功。これには、カツのアシストがありました。百式ギャプランを撃破する直前、カツはリック・ディアスの背後に近づくギャプランを察知。とっさにビームライフルを撃ち、それがギャプラン撃破のきっかけを作ります。影も形も見えていない段階で、ギャプランを察知したカツ。彼にこんな芸当ができたのは、偶然働いた勘か、それとも…。こうした戦果を挙げ、アウドムラに帰ってきたカミーユたち。自分の身勝手さで迷惑をかけたカツに対し、ハヤトは修正を加えるのでした。まあ、今回のカツは、ぶっ飛ばされても仕方ないよねぇ。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第16話から第18話をご紹介予定です。『機動戦士Ζガンダム』。君は、刻(とき)の涙を見る―。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Ζガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ストルムの光!ウルトラマンベリアル アトロシアス アトロスバーストver.

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今回は、昨年(2020年)12月11日より全国のバンダイナムコ系ゲームセンターを中心に展開されていた、ウルトラシリーズバンプレスト商品の1つ:「ウルトラマンベリアル アトロシアス アトロスバーストver. 」のご紹介です。

 

後述のジード ギャラクシーライジングの記事の通り、この前のGWに近所のショッピングモールを訪れていた私。ガイア(V2)やジード ギャラクシーライジングの後に、併せてゲットしました。こちらは少し時間がかかって、300円くらい(3プレイ)で入手しましたね。まあ、中野でダイナゲットする時よりもスピーディーにできてよかったけど…。

 

なお、その他ウルトラマン系ソフビのプライズ(景品)紹介記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

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「アトロスバーストver. 」という名前を関している通り、以前ご紹介した「ジード ギャラクシーライジング 必殺技時発光ver.」と同じく、必殺技発射時の姿をイメージして作られたソフビ。「ラメ入りのクリアカラーの成型色&前面は吹き付け塗装」という仕様も他のソフビと共通ですが、この「アトロスバーストver. 」の場合、クリアレッドの成型色で、メタリックパープルを大部分に吹き付け、目の部分をゴールドで塗装と、他のプライズ限定ソフビに比べて、ちょっと手の込んだ塗装がなされています。

 

ゲットした当初は、完全にノリと勢いでついでに取った感じでしたが、家に帰って改めてソフビを観察してみると、その造形および塗装に惚れ惚れ。個人的には、ジード ギャラクシーライジングよりも、このベリアル アトロシアスの方が満足度高いですね。

 

ジード ギャラクシーライジングと同じく、突起の多い造形をしているベリアル アトロシアスですが、その突起の飛び出具合が小さく、また安全対策のためにかなり角が丸くされていることから、ジード ギャラクシーライジングよりも入手難度は高めな気がします。でもそのぶん、ゲットした時の喜びはひとしおですよ!

 

 

 

 

 

さて、GW期間中前後に入手したウルトラマン系プライズ景品の紹介は、今回で終わり。大体3ヶ月~半年に1回ペースでプライズ限定ソフビがリリースされていますから、次は7~8月頃になるのでしょうか。

 

その時はきっと、トリガーのレアカラーver.とかがラインナップに加わるんだろうなぁ。また頑張ってゲットするぞ!

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』第20話 ちょっとした感想

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ジワるティガ パワータイプのポーズ

 

 

 

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今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、『ティガ』のイーヴィルティガ特集。ダイゴが映せない関係で大幅な編集&ナレーション補完が行われており、イーヴィルティガ自体の活躍シーンはちゃんと確保されていたものの、そこに至るまでのドラマが削られまくっていたのは残念でした。

 

放送尺調整のためか、冒頭にはベリアルの紹介が挿入。「ニセウルトマンではない悪側のウルトラマン」として、イーヴィルティガの特集回にベリアルの紹介を持ってきたのは、上手いこと考えたなと思いました。まあ、イーヴィルティガが純粋な悪のウルトラマンかと言われたら、そうではないんだけど…。

 

なお、前回(第19話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

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上述の通り、イーヴィルティガの紹介がメインで、冒頭にベリアルの紹介を挿入した以外は、ほぼ『ティガ』本編の編集版を放送した今回。ゼロの登場は、ベリアルの紹介シーンにおけるナレーションが主でしたが、使用されていた映像が、過去に『列伝』等でも散々使用されていたシーンばかりだったのは、別に残念じゃないけど…もう少し変化をつけて欲しかったなぁと感じました。

 

そんなベリアルの紹介を経て、いよいよ本編へ。マサキの紹介をコンパクトにおさめて、即イーヴィルティガの登場シーンに行くかと思いきや、その前編にあたるVSゲオザーク戦もしっかりと放送。割と長めに尺がとられていたため、今回の登場時間はガーディーよりも長くなっていました。これ、ガーディーよりもゲオザークをソフビ化した方がよかったんじゃね?

 

VSゲオザーク戦の後は、ちょっと巻き気味にナレーションでマサキのことを紹介し、イーヴィルティガ&ガーディー登場シーンへ。イーヴィルティガの話はダイゴとマサキのやり取りのシーンが多いので、使えるシーンがかなり限られてくるのはよく分かりますが、そのせいで込められたドラマの魅力は分かりにくくなっちゃってましたね。仕方ないけど…。そして、この後のイーヴィルティガ登場シーンは、本編をほぼカットせずに放送。改めて観ると、JR熊本駅鶴屋百貨店、至るところに登場する熊本信用金庫の看板など、「熊本でロケやってるんだぜ!」というアピールがハンパないのが微笑ましいですね。鶴屋百貨店をかすめるイーヴィルティガのシーンは、鮮明に覚えてるなぁ。インパクト大なのもそうだけど、子供ながらにどことなくエロさも感じたんだよね。

 

こうした展開を踏まえ、最後はティガとイーヴィルティガの一騎討ちシーンへ。このあたりはほぼカットされず、カラオケの本編映像でもよく使われているあのバトルが放送されました。ティガとイーヴィルティガの戦闘は、「ダイゴとマサキの心の戦い」に比重が置かれているからか、見た目的にはあまりハデじゃない戦闘シーンなのが新鮮ですよね。

 

 

 

 

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怪獣や宇宙人と戦うウルトラマン。彼らがピンチに陥るとき、先輩戦士が駆けつけることがあった。そうした先輩戦士との競演のうち、ティガとゼットの場合を振り返ってみよう!

 

次回は、『Z』のエース登場回と『ティガ』のウルトラマン登場回をピックアップ。こんな形で「ウルトラの星」が取り上げられるとは、ビックリだなぁ。

 

 

 

 

 

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