ジワるティガ パワータイプのポーズ
今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、『ティガ』のイーヴィルティガ特集。ダイゴが映せない関係で大幅な編集&ナレーション補完が行われており、イーヴィルティガ自体の活躍シーンはちゃんと確保されていたものの、そこに至るまでのドラマが削られまくっていたのは残念でした。
放送尺調整のためか、冒頭にはベリアルの紹介が挿入。「ニセウルトマンではない悪側のウルトラマン」として、イーヴィルティガの特集回にベリアルの紹介を持ってきたのは、上手いこと考えたなと思いました。まあ、イーヴィルティガが純粋な悪のウルトラマンかと言われたら、そうではないんだけど…。
なお、前回(第19話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
上述の通り、イーヴィルティガの紹介がメインで、冒頭にベリアルの紹介を挿入した以外は、ほぼ『ティガ』本編の編集版を放送した今回。ゼロの登場は、ベリアルの紹介シーンにおけるナレーションが主でしたが、使用されていた映像が、過去に『列伝』等でも散々使用されていたシーンばかりだったのは、別に残念じゃないけど…もう少し変化をつけて欲しかったなぁと感じました。
そんなベリアルの紹介を経て、いよいよ本編へ。マサキの紹介をコンパクトにおさめて、即イーヴィルティガの登場シーンに行くかと思いきや、その前編にあたるVSゲオザーク戦もしっかりと放送。割と長めに尺がとられていたため、今回の登場時間はガーディーよりも長くなっていました。これ、ガーディーよりもゲオザークをソフビ化した方がよかったんじゃね?
VSゲオザーク戦の後は、ちょっと巻き気味にナレーションでマサキのことを紹介し、イーヴィルティガ&ガーディー登場シーンへ。イーヴィルティガの話はダイゴとマサキのやり取りのシーンが多いので、使えるシーンがかなり限られてくるのはよく分かりますが、そのせいで込められたドラマの魅力は分かりにくくなっちゃってましたね。仕方ないけど…。そして、この後のイーヴィルティガ登場シーンは、本編をほぼカットせずに放送。改めて観ると、JR熊本駅や鶴屋百貨店、至るところに登場する熊本信用金庫の看板など、「熊本でロケやってるんだぜ!」というアピールがハンパないのが微笑ましいですね。鶴屋百貨店をかすめるイーヴィルティガのシーンは、鮮明に覚えてるなぁ。インパクト大なのもそうだけど、子供ながらにどことなくエロさも感じたんだよね。
こうした展開を踏まえ、最後はティガとイーヴィルティガの一騎討ちシーンへ。このあたりはほぼカットされず、カラオケの本編映像でもよく使われているあのバトルが放送されました。ティガとイーヴィルティガの戦闘は、「ダイゴとマサキの心の戦い」に比重が置かれているからか、見た目的にはあまりハデじゃない戦闘シーンなのが新鮮ですよね。
怪獣や宇宙人と戦うウルトラマン。彼らがピンチに陥るとき、先輩戦士が駆けつけることがあった。そうした先輩戦士との競演のうち、ティガとゼットの場合を振り返ってみよう!
次回は、『Z』のエース登場回と『ティガ』のウルトラマン登場回をピックアップ。こんな形で「ウルトラの星」が取り上げられるとは、ビックリだなぁ。
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