お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第36章 ちょっとした感想

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過去スーツの寄せ集めながら、そこそこの良デザインなソロモン

 

 

 

だから何だって言うんですか?ソフィア様もルナも心がある。普通のホモサピエンスと同じです。今回の『仮面ライダーセイバー』は、仮面ライダーソロモンへと変身を遂げたマスターロゴスが、いよいよ人類に対して行動を開始する一編。そんな彼に愛想をつかし、反旗を翻す神代兄妹の姿も描かれました。

 

初登場であるため、ソロモンの強さはかなりのもの。マスターロゴス=イザクの野望も悪役のテンプレみたいな感じで悪くないと思いますが…、描写も相まって何となく緊張感がない印象。世界各地に本が出現し、マスターロゴスが演説したし、ここからクライマックスに向けて、どんどん人類はピンチに陥っていくのでしょうか?

 

なお、前回(第35章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

飛羽真の活躍により、一度はマスターロゴスに奪われた聖剣とワンダーライドブックを取り戻した倫太郎たち。彼らにとって気がかりなのは、未だに別行動をとり続ける賢人と蓮のことでした。同じ頃、マスターロゴスは不完全ながら全知全能の書を完成させ、計画を次の段階へ。そんな彼から、神代兄妹の心は離れつつありました。亮や大秦寺にとっては、実に数話ぶりに手元に戻ってきた、自分たちの聖剣。変身能力も回復し、喜ばしいのはわかるけど、君らそんなにデレデレするキャラだったかぁ!?特に大秦寺は、このあとユーリにもやたら近づきながら話してたし、序盤の彼はやたらとテンションが高かったですね。そんな彼らの裏で、次の行動を起こそうとしていたのがマスターロゴス。全知全能の書の完成に失敗したとはいえ、不完全ながらそれを生成した彼は、ストリウスと結託して人間界を混乱に陥れようとしていた。このように凶悪な本性を隠さなくなった彼に対し、愛想をつかし始めていたのが神代兄妹。彼らはマスターロゴスが信頼に足る人間でなくなった時に備え、覚悟を決めていました。マスターロゴスが信頼に足らないと感じて心が離れていくのはよくわかりますが、神代兄妹の立場なら、まずは反旗を翻す前にマスターロゴスを説得すべきなんじゃないかな?まあ、以前から意見を述べても却下されることが多々あったから、「説得しても仕方ない」と思ったのかもしれないけど…。

 

マスターロゴスは、不完全な全知全能の書=オムニフォースを持って出現。駆けつけた飛羽真たちの前で、仮面ライダーソロモンへと変身を遂げます。対する飛羽真たちも、それぞれ持てる力を最大限発揮して戦いますが、ソロモンには及ばず、世界各地に本を出現させることを許してしまうことに。その本から現れたマスターロゴスの幻影は、人々を戦争へとけしかけるのでした。中盤で、仮面ライダーソロモンが登場。登場前から、そのスーツが過去作品に使用されたものの寄せ集め改造であることが指摘されていましたが、そうしたムリヤリな改造の割には、割とデザインがカッコよくまとまっている気がします。そんなソロモンは、初登場補正もかかり相当な強さを発揮。まだ登場して間もないセイバー エレメンタルプリミティブドラゴンやブレイズ タテガミ氷獣戦記の攻撃をほとんど寄せ付けず、返り討ちにしてしまいます。そして、世界各地に本を出現させるのでした。力におぼれ、世界を破滅と混乱に陥れることをもくろむマスターロゴスは、世界各地の本から人類に戦争をするよう演説。典型的な悪役ムーブで、ラスボスっぽい行動をしているのですが、どうも演出がチープで笑えます。前回の光の道といい、制作陣のやりたいなと思っていることと、実際にできた映像に大きな乖離があるんだよなぁ…。これ、制作側に技術がないっていうよりも、時間がないことが原因かな。

 

マスターロゴスを倒すには、火炎剣烈火の本来の力を引き出すしかない―。そう考えたユーリたちは、別行動をとる賢人と蓮に協力を求めるべく行動を開始しますが、どちらも思うような結果にはなりません。時を同じくして、ついに神代兄妹はマスターロゴスに反旗を翻し、両者戦闘へ。セイバーとブレイズも介入し、彼らは一時的な共闘状態となり、その後最光/ユーリのアシストにより、一時撤退するのでした。剣士たちの心と聖剣を1つにしなければならないものの、相変わらずな反応の賢人と蓮。賢人はまだ事情があるけど、蓮は半ば意地になっているだけだから、そろそろどちらかに進展が欲しいよなぁ(賢人は次回行動を起こしそうだけど)一方、神代兄妹は、マスターロゴスがイザクと名乗り、その野望を語ったことから、マスターロゴスではないと認識して反抗を開始。しかし、兄妹2人のライダーの力をもってしてもソロモンには及ばず、駆け付けたセイバーたちによってなんとか窮地を脱するのが精一杯でした。ソロモンが強いこともあり、すっかり弱体化気味になっているデュランダル&サーベラ。今後はセイバー側についてくれるだろうから、巻き返しの活躍に期待ですね。

 

 

 

 

依然としてその攻勢を強めるソロモン/マスターロゴス。破滅の未来を変えるため、自分を犠牲にしようとする賢人。ぶつかり合う両者、勝利を手にするのはいったいどちらか!?

 

次回は、賢人がマスターロゴスを倒すために、その身を賭けた戦いに挑む模様。ソロモンが登場した手ということもあるので、おそらく失敗に終わっちゃうのでしょうが…また消えちゃうのかなぁ、賢人?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第12カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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