お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編』「…未来へ」横浜公演 ちょっとした感想

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画像は会場となった神奈川県民ホール

 

俺はお前と出会えて、本当に良かった。ありがとう、ブレーザー!今回は、本日2月17日に横浜で上演、3月20日に大阪・八尾にて上演予定の、『ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編』「…未来へ」横浜公演の感想記事です。

 

先月末に最終回を迎え、ちょうど来週には映画の公開も控えている『ブレーザー』。これでひとまず『ブレーザー』の各種展開はいったんストップかなと思いきや、まだまだ「ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE」がありました。

 

中でも横浜公演(関東公演)は、映画公開直前での上演。「絶対観に行かねば!」と思ってチケットを無事予約し、観に行くことにこぎ着けました。直前で大ケガを負い、短期入院&手術も経験しましたが、本当、この日に間に合えてよかったよ…。

 

なお、「NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編」の過去公演の感想記事は↓コチラです。

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また、当ブログにおける『ウルトラマンブレーザー』の感想記事は、↓コチラより順々にご覧いただけます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

※今回は、画像転載防止のために、一部画像にサイズ縮小以外の追加加工を行っています。

 

※本記事に掲載されている画像は、全て撮影可能エリアおよび時間帯内で撮影していることを申し添えます。

 

 

 

STORY:

<第1部>

ヴァラロンを倒して、交代でリフレッシュ休暇をとることになったSKaRD。ゲントが行ったのは、かつて任務遂行中に命を落とした同期:ジンの墓参だった。ところが、時同じくしてテルアキ以外のSKaRDメンバー全員が拉致され、ゲント宛に何者かからの挑戦状が叩きつけられる。ゲントが向かった先にいたのは…、死んだはずのジンだった!ジンの呪詛の言葉は、本当に彼の真意なのか?真の悪をあぶり出すため、負けるなゲント、そしてブレーザー

 

<第2部>

ジンの姿を借りた本当の悪は、別次元に一度姿を消したが、それはゲント&ブレーザーへの復讐の狼煙に過ぎなかった。多くの次元で怪獣のDNAデータを集めて作られた強化ヴァラロンと、大量の怪獣たちが、今ゲントたちの地球を蹂躙する!実質的に家族を人質に取られたゲントに、勝機はあるのか?諦めずに未来を見据えた者に、勝利の女神は微笑んだ―!

 

ウルトラマンブレーザー編」と銘打っている通り、ゲント&ブレーザーが主役の物語。一部ライブステージらしく、先輩ウルトラマンたちが戦闘やストーリーに介入してくることになりますが、終盤を除いて「SIDE スターズ」と「SIDE ブレーザー」でキッチリ分かれており、『ブレーザー』の物語の独立性を保っていました。でも、先述の通り、最終的には1つに合わさって収束していくので、そこまで明確に分ける必要性もなかったかな。

 

そんな本公演のストーリーは、2部構成の全約90分。どちらもゲントが一度希望を失いかけるも、仲間たちの呼びかけ等で奮起し、未来に希望を抱いて立ち上がるさまが描かれていました。

 

本作でこれでもかというほどアピールされていたのは、「希望を捨てなければ道は拓けること」と、「過去を後悔ばかりせずに未来を見ること」。一方で、くよくよすることを頭ごなしに否定しておらず、「ツラいときは立ち止まっていい→でも、ある程度自分の中で折り合いがついたら、前を向いて未来を変えよう」というメッセージになっていたのが、現代らしいなと感じました。ゲント役の蕨野さんをはじめとする、出演陣の迫真の演技で、それがドラマチックにアピールされていましたね。

 

ちなみに本作、確かに舞台上に出演しているオリキャスはゲントだけですが、映像出演でSKaRDのメンバー全員が登場。映像作品として作り直してくれても面白いだろうなぁという内容でした。

 

登場する敵たちは、ニューイヤーフェスティバルのときとは違い、新規キャラはなし。その代わり、「ジンに変装していた悪の親玉が、黄泉の国を彷徨っていた中で見つけてきた」という設定が秀逸でしたね。そうそう、黄泉の国からよみがえるのは何も敵ばかりでなく、『ブレーザー』の中で頼もしい味方として活躍していたあのキャラも復活してくれています。このドラマ展開は、予想だにしていなかった完全サプライズで、思わず声が出そうになりました。

 

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また、本公演でもラストにフォトセッションが存在。まだ腕が不自由な身ながらも、なんとかミラーレス一眼レフカメラで撮影しました。ゲントとともに一緒に手を振るブレーザーの姿が、とても微笑ましく感じましたね。ブレーザーも、より人間への理解を深めてるんやなって…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までのライブステージとはまた趣向の違った、ゲントやブレーザーの絆に迫る一編となっていた、『ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編』「…未来へ」。私の観た11時上演の回は、機材トラブルがあって途中時間が押したのですが、そこは蕨野さんたちの気の利いたアドリブでなんとか場を保ってくれていました。

 

さて、既に円谷プロ公式でも広報されているとおり、本作は3月の大阪・八尾公演ののち、6月下旬に千葉・松戸でも公演予定とのこと。普通に観に行ける距離だけど、どうしようかな。さすがにまだ6月の予定はメドが立たないよ…。

 

 

 

 

 

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ずっと、ずーっと遠い銀河の“ブレーザー”!ウルトラマンブレーザー全バトルクロニクル

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今回は、1月22日(月)に発売された書籍『ウルトラマンブレーザー全バトルクロニクル』のご紹介です。

 

ニュージェネレーションヒーローズ作品の中でも独自路線を貫徹し、人気を博した『ブレーザー』から、早くも全話をまとめたムック本が登場!放送終了直後の発売となりましたが、最終回までのスチールや、田口監督&小柳さんの振り返りインタビューを掲載していることを考えると、ほぼ最速と言えるタイミングでの発売だったと言えるでしょう。この調子で、超全集とかも発売してほしいなぁ。

 

なお、当ブログにおける『ブレーザー』の感想記事は、↓下記リンクより1話から順にお読みいただけます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

本書の中身は、超全集のうちカラーグラビアページをかなり深化させたようなもの。特別総集編2・3を除く全てのお話のカラーグラビアと解説が掲載されており、読んでいて楽しい本になっています。ただ、付記されている解説は大人が普通に読むのを想定して記載されているので、ちょっと子供向けではないかな。 

 

各話よりピックアップされている写真は、作品中の映像から切り出されたものではなく、撮影時に合わせて撮っていたのであろうものが主体。そのため、劇中では接写されていたためわかりにくかった、各話におけるミニチュアセットの全景や、ブレーザーと怪獣のアクションがのびのびと写ったカットも挿入されており、とても興味深いものに仕上がっていました。

 

使用カットが全て合成前のものであるため、スパイラルバレード使用シーンは、合成を乗せるための棒ライトをそのまま掲載。「Making」と付記して、アピールされていました。

 

また、巻末には田口監督と小柳さんの対談インタビューが収録。『ブレーザー』の話なのに、最初の見開き1ページはまるまるそれまでの思い出話に割かれていたり、一部過去に別のメディアでも取り上げられた話も触れられていましたが、お2人の仲の良さ、そして綿密な連携とこだわりを感じることができました。ブレーザー』の最終回は、良いストーリーだった一方ある意味上手く行きすぎな印象を受けましたが、それは制作側も承知であり、そのうえでそれでも伝えたいメッセージがあったから、ああしたんだなということがよくわかりました。

 

そしてラストでは、2月23日(金)の劇場版の宣伝が挿入されたあと、エミを中心とした劇中に登場した様々な衣装の写真が掲載。「「趣味はコスプレ」という設定があったのに、あんまり劇中で生かされた印象が無かったなぁ」という感じの彼女でしたが、改めて振り返ってみると、9種+私服とメンバー内で最多と言える衣装の種類があったのには、ちょっとビックリしました。

 

でも、改めてこうしたバリエーション豊かな衣装を見ると、エミがその趣味を存分に生かしたお話も観てみたかったなぁと思っちゃいますね。それっぽいお話は、VSレヴィーラ回がありましたが、これとは別にちょっとコメディタッチな、いわゆる七変化回みたいなお話も観てみたかったなぁ。

 

 

 

現行作品の全話まとめムック本としては、「ウルトラシリーズ」史上最速ともいえるスピードで発売されたといっても過言ではない、『ウルトラマンブレーザー全バトルクロニクル』。カラーグラビアも豊富であり、かつ詳細なキーワードやアイテム解説もあったことから、読んでいて非常に楽しい、そしてファンであればぜひ手元に置いておきたい1冊になっていました。

 

 

 

これが出たとなると、次に期待したいのが、やっぱり『超全集』。一刻も早く発売してもらいたいですね。そういえば、『トリガー』も『デッカー』も『超全集』が発売されてないけど、こちらは発刊予定あるのかな?

 

 

 

 

 

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獅子の瞳が輝いて―!ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンレオ

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今回は、1月20日(土)に発売された、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンレオ」のご紹介です。

 

着実に昭和ウルトラシリーズへも商品化の範囲を拡大するウルトラアクションフィギュアシリーズにおいて、とうとうレオも商品化。「なんでこのタイミングで商品化なんだ?」とも感じましたが、この手のボーイズトイフィギュアはタロウまでしか商品化されないイメージがあるので(『メビウス』のときの可動フィギュアブランドだった「アクションフィギュアシリーズ」も、昭和ウルトラマンではタロウまでしか出なかった)、このレオのリリースは、「1つの大きな壁を越えたな!」と感慨深くなりました。そして、その感動に足る完成度の高さを誇っているのが、これまた素晴らしく感じましたね。

 

なお、レオと縁が深い、セブンやゼロのウルトラアクションフィギュアのレビューは↓コチラです。

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パッケージから取り出すと、上の画像のとおり。頭部デザインが特徴的である一方で、身体のデザインがかなりシンプルなデザインのレオですが、このウルトラアクションフィギュアではそれがキッチリ再現されており、そしてもともと頭でっかちになりがちな頭部の造形も、元のデザインがかなり大振りであることから、ほとんど違和感がないようになっているのが秀逸です。

 

このように、造形面ではかなりの高クオリティーを誇っていますが、個人的に注目したいのが、両脚部。足のブーツのデザインがちゃんと再現されています。ブーツの再現自体は、タロウ等でも行われているのですが、このレオの場合、そのデザインもキッチリと落とし込みつつ、足首の可動域を広めにとることに成功しているのが秀逸です。

 

塗装面については、前面の目立つところをほぼすべて塗装。もともと使われていると食が多くないことがプラスに働き、省略箇所がほとんどありません。一方で、背面は他のフィギュアと同様バッサリ省略されています。

 

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可動箇所は、従来のものを踏襲。可動域については、各関節に可動範囲に干渉するような装飾がなく、また従来のものより可動範囲が広がるよう改良が加えられているのか、かなり自由にガシガシ動く仕様になっています。首回りもしっかりと動くのが素晴らしいです。

 

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そんな可動箇所や可動範囲をフル活用して動かして見ると、こんな感じ。さすがにS.H.フィギュアーツに比べると劣りますが、それでも『レオ』劇中や書籍に使用される特写で見られるポーズのほとんどを、無理なく再現することができます。

 

子供向けボーイズトイフィギュアとしては、ほぼ満点と言っても過言ではないくらいの秀逸な出来栄え。「ウルトラアクションフィギュアシリーズも、ここでさらに化けてくれたか!」と、遊んでいてかなり嬉しくなりました。

 

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また本商品には、付属武器としてレオヌンチャクが付属。材質等の都合であまりヌンチャクっぽい感じにはなっていませんが、それでもレオに持たせると雰囲気が出てきます。ただ、材質が微妙に硬質素材ですので、遊んでいる最中ポッキリ折れちゃう心配がちょっとありますね。

 

 

 

 

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想像を絶する高クオリティーさと遊びがいを内包していた、高い実力を持つ玩具と言える「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンレオ」。純粋に子供向け可動フィギュアとして素晴らしい出来となっているので、ぜひ多くの人に手を取っていただきたいなと強く思いました。

 

さて、レオが出たということは、昭和ウルトラシリーズの主人公ウルトラマンで商品化されていないのは、ジョーニアスと80のみ。さて、2人はいつか商品化される…のかな?

 

 

 

 

 

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『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ(第2期・2024年版)』第1話 ちょっとした感想

ちゃっかり正史と化したセブンガーファイト

 

 

 

今回は、本日1月27日より放送開始となった、『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ(第2期・2024年版)』第1話の感想記事です。

 

もはや多くを語らずとも、ファンの皆ならわかっている、年上半期の総集編番組が今年もスタート。毎年微妙にタイトルを変えながら作り続けられてきましたが、今年は「昨年と同様のタイトルで、登場人物たちとテーマは一新する」という形となりました。前作の『ジェネスタ』とどう区別すればいいんだろう?『ジェネスタ2期』とか?

 

なお、前作『ウルトラマンブレーザー』最終回の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

事前情報で、『Z』のユカ・『トリガー』のイグニス・『ウルサマ2022』のマウンテンガリバーⅡⅤのレギュラー出演が告知されていましたが、今回はストーリー展開の都合で、ユカのみ登場。そのため、ほぼ『Z』にかかる紹介で占められており(『トリガー』への客演回等を含む)、『ブレーザー』から見て3作前の作品が、4年近く経った今でも大々的に取り上げられているのには、『Z』の人気の高さを改めて感じさせられました。

 

そんな今回は、本作の根幹となる「セブンガー強化計画」の話が語られたのち、『Z』を中心にセブンガーの活躍を振り返る構成に。最終回等を取り上げるのは本作の終盤に持ってくるためなのか、ハデにぶちかましたVSデストルドス戦(最終決戦)よりも、序盤〜中盤にかけてのゼットとセブンガーの戦いがピックアップされていました。

 

そして、セブンガー強化計画の構想には、往年のロボットアニメをほうふつとさせるような案も頻出。既に採用されている硬芯鉄拳弾は『マジンガーZ』なんだけど、機動力向上のために下半身を戦車にしたら、もうそれは『ガンダム』のガンタンクなのよ!きっと本作終盤では、「ニュージェネレーションヒーローズ」の戦いを踏まえたセブンガーの強化形態が完成するんだろうけど、はてさてどんな姿になるのやら…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユカの前に現れた、謎のロボット。それは、各別次元の宇宙で戦う「ニュージェネレーションヒーローズ」の記憶を持つ、マウンテンガリバーⅡⅤだった。そして、それを追ってあのトレジャーハンターも現れて…!?

 

次回より、マウンテンガリバーⅡⅤとイグニスが本格的に登場。また、前者を通じてより幅広く「ニュージェネレーションヒーローズ」の作品紹介が行われるようです。さあ、ここからどうお話が展開していくのか、ゆるりと見届けることにしましょう。

 

※なお、本作についても今までと同様、基本的に毎回感想記事は作らず、「これは!」と思った回が放送されたときにのみ作成していきます。

 

 

 

 

 

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勇者立つ!ウルトラマンガイア(V1)

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今回は、1月20日より全国のヨドバシカメラ店頭およびネットショッピングでのみ限定で発売されている、ソフビ「ウルトラマンガイア(V1)」のご紹介です。

 

昨年秋頃に発売が告知され、満を持しての発売となった、今年初の特定の店舗(系列店)限定ソフビ。チョイスされたのは、25周年記念を終えたばかりのガイアV1でした。

 

ちなみに私は、秋葉原ヨドバシカメラで購入。別件があったため現地にいたためのチョイスであり、「もしかしたら既に売り切れてるんじゃないか…」と心配していましたが、実際に発売日当日の11時くらいに行ってみると、数の暴力と言っても過言ではない量が、同日一般発売のガイア スーパー・スプリーム・ヴァージョンとともに販売されており、なんか色んな意味で安心しました。むしろ、ウルトラマンブレーザー ファードランアーマーのほうが売り切れ状態でしたね(この日は最終回の放送日でもあったため)。

 

なお、上でチラッと触れたソフビ「ガイア スーパー・スプリーム・ヴァージョン」の紹介記事は↓コチラです。

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金型自体は、一般発売されているガイアV2のものと同一。そのため、足裏には懐かしきあのライブサイン用の窪みが残されています。ガイアV2のソフビは実家にあるんだよなぁ。年末年始に帰省したときに、持って帰って来ればよかったよ。

 

造形については、劇中スーツをそこそこ再現できていていい感じ。ガイアV1は、身体のラインとプロテクターの色が同じで、見た目がぼんやりとしがちなのですが、やや盛られた胸筋のお陰でメリハリのついた身体となっており、V1カラーになってもハッキリとしたプロポーションを維持しています。

 

塗装については、背面の省略は見られるものの、前面についてはあらかた塗装。ですが、塗装乱れや跳ねが目立つ個体がかなり多い印象がありました。入荷した店舗や入っていた個体にもよるんだろうけど、ヨドバシアキバのものはかなりそういうものが多かったなぁ。ガイアV2のときはそうでもなかったのに…。

 

 

 

 

 

 

さて、今年は現時点かなりの店舗限定ソフビやウルトラアクションフィギュアの発売が予定されており、関東圏を中心に展開している店舗はもちろん、関西圏&地方がメインのエディオン&100満ボルトでも発売予定。昨年以上にブーストがかかっており、この勢いには驚かされるばかりです。

 

それだけ、「ウルトラシリーズ」の玩具もしっかりと売上と利益が出せるコンテンツであると認識されたからなんですかね。嬉しいのは当然なんだけど、さすがに取捨選択しないとね…。

 

 

 

 

 

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届けたい、もっと大きな光を!ウルトラマンガイア スーパー・スプリーム・ヴァージョン

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今回は、昨年(2023年)12月29日に「ウルトラヒーローズEXPO 2024 ニューイヤーフェスティバル IN 東京ドームシティ」にて先行発売、1月20日より一般発売が開始されているソフビ「ウルトラマンガイア スーパー・スプリーム・ヴァージョン」(以下、ガイアSSVと呼称)のご紹介です。

 

昨年のウルサマ2023にてデビューした、誰もが一度は考えたけども実現不可能と思っていた、ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルの合体した姿が、年末年始にかけてソフビ化。アグルV2に続き、ライブステージデビューの姿としてはかなり早い段階での商品化となりました。

 

私は、「ニューイヤーフェスティバル」開催期間中の先行発売で、当時の限定ソフビと併せて一括購入。ですが、他の商品等を紹介している間に一般発売日を迎え、結果的に通常購入と大差ない時期でのご紹介となりました。当初は2月頃発売って聞いてたんだけど…まあいいか。

 

なお、ガイアSSVが初登場したウルサマ2023のライブステージ等にかかる記事は↓コチラです。

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また、先行発売がなされた「ウルトラヒーローズEXPO 2024 ニューイヤーフェスティバル IN 東京ドームシティ」のレポートは↓コチラです。

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ガイアとアグルの各意匠を取り入れた完全新規デザインのウルトラマンであるため、金型流用等ではなく1から新規造形されている、ガイアSSV。従来のガイアSVに比べるとマッシブさはやや欠けていますが、それでもV2のフォルムに比べると、やや筋骨隆々なボディーをイメージして造形されています。

 

限られた大きさの中で、ガイアSSVの細かな意匠を細部まで造形するのは困難であろうことが窺えますが、ガイアっぽい頭部にアグルっぽい両目、プロテクター内に仕込まれたゴールドの意匠等、目につきやすい造形物はあらかた落とし込まれており、スーツの再現とデフォルメのギリギリの境目を行く、絶妙な造形となっているのが秀逸です。

 

一方で、塗装については、その細かな塗分けが災いしてか、本ソフビではかなり省略気味。腹部のシルバーの装飾や、脚部にかけてのシルバーのライン、両脇部のブラックのライン等、確実に目立つ部分までガッツリ塗装省略がなされています。ブラックの塗料は、他の塗料に比べてやや安いから、もう少し頑張れるんじゃないかなとも思ったけど…、やっぱり、実際にはなかなか厳しいところがあるのかなぁ。

 

ちなみに、ガイアSSVの活躍は↓この円盤で観れるぞ!

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さて、1月20日はこのほかにもいくつかの「ウルトラシリーズ」関連商品が発売されており、中でも『ガイア』系の比率が高め。このガイアSSVと発売されたのは、ヨドバシカメラ限定での発売となった、ガイアV1のソフビです。

 

というワケで次回は、このガイアV1を取り上げることにしましょう!

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『ウルトラマンブレーザー』第25話(終) ちょっとした感想

人類は“真の勇者”になれるか?

 

 

 

アースガロンはこれより…地球に甚大な被害をもたらすヴァラロンの排除を最優先とする!宇宙船団はその後、可及的速やかに対処する―!いよいよ『ウルトラマンブレーザー』も、今回で最終回。その内容は、V99の正体が明かされると同時に、ブレーザーとSKaRDによるヴァラロンとの総力戦が展開され、地球側も、そしてV99側も新たなる未来へと踏み出すさまが描かれました。

 

「V99は侵略者ではなく、地球側に撃墜されたことをキッカケに、ずーっと復讐し続けていた」という種明かしは、本当に衝撃的。そして、この最終回でのカギとなったのが、そのV99との対話であったのが、『ブレーザー』の作品テーマがコミュケーションであることを改めて思い出させてくれました。我々はいつの間にか、ゲントたちがコミュケーションをとる相手をブレーザーのみだと思いこんでいましたが、V99もまたその対象だったんですね。いやぁ、これには脱帽でした。

 

なお、前回(第24話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

地球に降りてきてしまったヴァラロンをいかに打ち破るのか、そして来襲するV99にどう対処するのかが主軸となっていた今回。上述したV99とのコミュケーションのほか、そのコミュケーションをあきらめないエミたち、また時系列は前後しますが、お互い承知のうえで最後の変身(映画があるので正確には最後の変身ではないんだけれども)に挑むゲントとブレーザーの姿等、まさに『ブレーザー』にふさわしいドラマ展開、そして最終回に仕上がっていました。かなりドラマは駆け足気味だったけど、それでもここまでキレイに完結させたのは、称賛に値するでしょう。

 

前回、ブレーザーが身を呈して守ってくれたこともあり、奇跡的な脱出を果たしたゲントたち。彼らはアースガロンMod.4でブレーザーを抱きかかえ、地球に帰還しますが、既にヴァラロンが第2形態となって東京都心を蹂躙していました。急ピッチでアースガロンMod.4の修理が進められる中、ゲントの体調不良もピークに達し、テルアキたちの勧めでいったん戦列を離れることに。しかし、ゲントが実際に向かったのは、大河原医官ではなくブレーザーのもとでした。今回は、冒頭でゲントたちの生存を描いたのち、すぐに地球を蹂躙するヴァラロンのさまが描写。最終回にふさわしいドハデな破壊活動をしており、まさに「サード・ウェイブ」にふさわしい暴れっぷりでした。ただ欲を言えば、ヴァラロンが第2形態に変化するさまを、もっとしっかり描いてほしかったですね。尺の都合でカットされたのかもしれませんが、「いつの間にか第2形態になってるよヴァラロン」という感じが、とてももったいなかったなぁ。そんなヴァラロンに対抗すべく、SKaRDはアースガロンMod.4の修理を開始。しかし、それには1時間を要することになり、またゲントが立つのもやっとのほどの体調不良に見舞われていたことから、テルアキたちは、ゲントに大河原医官のもとへ向かうよう進言します。それを受けて、彼らと別れたゲントでしたが、実際に彼が向かったのは、ブレーザーのもとでした。ここで、ゲントとブレーザーによる対話と、再度の一体化描写。ブレーザーを無理させないために、「地球は人類自身の手で守る」と「ウルトラシリーズ」の歴代隊長と同じムーブをして、最後の戦いに挑もうとするゲントに、ブレーザーは自らの声で「俺も行く」と返答します。ここでブレーザーがしゃべったのは、本当に衝撃。まさか人語が話せるようになるとは、ちっとも思っていませんでしたからね。第1話では、得体のしれないヒューマノイド宇宙人だったブレーザーが、ゲントとここまで心を、そして言葉を通わせられるようになったのかと思うと、とてもジーンと来ました。そして、このブレーザーの希望を受けたゲントは、再度一体化して変身。さらにファードランアーマーへと強化変身して、ヴァラロンに立ち向かいます。変身する直前、ゲントが涙ながらにテルアキと通信するシーンが挿入されるのですが、ここでのゲントの涙が、ゲント&視聴者とテルアキとで、それぞれ受け取り方が全く違うのがとても面白いところ。ゲント&視聴者は、ゲントがブレーザーと心を通わすことができ、再度ともに戦えること等に対して涙しているのだと認識している一方、テルアキはそのさまを見ていないので、「大河原医官からドクターストップをかけられた(ゲントのウソ)」ことに対して、ゲントが悔し涙を流していると認識しているんですよね。1つのシーンでこれだけ多様な表現・感じ取り方をまとめて描き出しているのには、舌を巻きました。

 

ゲントと一体化したブレーザーは、ファードランアーマーとなってヴァラロンに応戦するも苦戦。続いて月方面にワームホールが出現し、なんとV99が宇宙船団を編成して地球に迫ってきていることが判明します。ドバシ以下地球防衛隊は、V99の撃滅を優先しようとしますが、ゲントからSKaRDの指揮を全権委譲されていたテルアキは、真っ向からこれに反発し、アースガロンMod.4でブレーザーに加勢します。一方その頃、監禁されていたエミは、意外な人物に救出されていました。中盤の前半では、ブレーザーの戦闘が描写されると同時に、監禁されたエミの脱出や、テルアキの副隊長としての決断が描写。前者についてはハルノ参謀長がいい味出していましたし(「前回あんな感じだったのに、今回は一転してかなり行動的になっている」点へのツッコミはありますが)、後者については、テルアキが地球防衛隊司令部からの指示を最後まで聞いたうえで、自分の意思でそれに反抗してみせるさまがメチャクチャカッコよかったです。このシーンでにおいて、これをテルアキがやっているのが、またグッとくるんですよね~。ゲントから全権委譲された副隊長だからと言えば、その役回りをするのは当然ではあるのですが、普段はマジメでどちらかと言えば外れたことをやらないタイプが、自らの意思で、より成し遂げたいもののために、あえて反抗するという選択をしたのがいいんですよね。ま~た自分の中でテルアキの株が上がっちゃったなぁ。もっと彼の人柄や人物像を深掘りする通常回を、観てみたかったよ。

 

ハルノ参謀長に救出されたエミは、彼とともに司令本部へ直行。ゲンカワ司令官から了解を取り付け、父タツキの遺した手記も加味して、1999年の事件の全貌を暴き、V99の正体の推測を行います。そしてアースガロンMod.4を通じて、現れたV99とコンタクトを取ったエミたちは、V99は侵略者ではないことを確信し、彼らと戦ったり、侵略したりする意志はないことを示そうとします。果たしてこれは成功するのか―?中盤の後半では、ハルノ参謀長の手により解放されたエミによる、V99関連の事項の種明かしが披露。V99は隕石等ではなく、地球付近を通過した宇宙生命体の船団のことであり、当時の隊上層部だったドバシは、これを撃墜。しかしV99からは兵器等の残骸が発見されず、「地球側が一方的に攻撃した」という格好になってしまい、V99は地球人類への報復のために、ウェイブ系の攻撃を行っていました。V99が実は侵略者でも何でもなく、むしろ地球側が侵略者のような格好になってしまっていたというオチは、過去「ウルトラシリーズ」に無かった展開ではないものの、なかなか衝撃的。そしてこれを解決するために、より強力な兵器で対抗するのではなく、あえて武装解除して戦う意思が無いとアピールしようとする試みも、なかなか大胆で現代らしい、お話としての“答え”だなぁと感じました。先人たちの過ちを繰り返さないために、あえて武器を降ろして“対話”を試みる―。ここにも、『ブレーザー』のテーマである「コミュニケーション」が生きており、グッときました。もし実際にこうしたことが起きたら、こちらが武装解除をしても相手が攻撃をやめるとは限らないし、対話できるかどうかもわからないけど、それはそれでいいじゃないですか。ブレーザー』のV99関連のオチは、ドバシを完全な悪にしないかつその当時の判断も尊重し、そしてエミたち新たなる世代は、対話により未来を作っていかんとするという、全方向に配慮しつつも、しっかりと強いメッセージを伝えてくれているように感じられました。種明かしがタツキの手記に頼りすぎている感はあったけど、あの短い時間でここまで描ききったのは、やっぱりよく頑張ったなと思いますよ。

 

V99と対話し、彼らを戻すことに成功したものの、依然としてヴァラロンは残ったまま。これに始末をつけるべく、ブレーザーとSKaRDは、最後の力を振り絞った総力戦に挑みます。そして、デマーガをはじめとする地球怪獣たちの協力と、サトコやジュンのくれた力が組み合わさったことで、最後はブレーザー渾身のブレーザー光線が、ヴァラロンをつんざき勝利を収めるのでした。終盤では、V99が去ったものの残ってしまったヴァラロンに対する、ブレーザーとSKaRDの奮闘が描写。詳細は後述しますが、若干『ガイア』最終回っぽい雰囲気もある最終決戦となりました。でも、デマーガ等の地球怪獣は爆弾の処理(=自分たちの生態系の防御)のみに徹し、ヴァラロンとの決着はちゃんとブレーザーとアースガロンMod.4がつけるという構成になっていたのは、いい塩梅でしたね。最後の最後で見せた渾身のブレーザー光線は、もう感動しちゃいましたよ。それにしても、V99がヴァラロンを置いていった理由は何だったんだろう。『マックス』のデロス人みたいに、自分たちでは止めようがないからなのか、あるいは地球人類をまだ信用しきれておらず、ある種試す形でわざと置いて言ったのか…?

 

市街地に被害は出たものの、ヴァラロンという脅威を排除し、そしてV99と対話することができたゲントたち。修理中のアースガロンを見上げながら、V99への思いをはせたあと、ゲントが帰ったのはもちろん我が家で―。ラストシーンでは、修理を受けるアースガロンと、無事サトコたちのもと帰ったゲントの姿が描写。V99の新天地にかかるエミのセリフに対するゲントの回答が、『ブレーザー』という作品を締めくくるには100点満点のせりふでした。いやあ、本当に…ありがとう、『ウルトラマンブレーザー』!

 

ゲント「あのワームホールの繋がる先に、彼らの目指す新天地があるのなら…、ずっと、ずーっと遠い銀河の“ブレーザー”。まばゆい光の向こう側―、なんだろうな。」

 

 

 

◎特撮面

第1話以来の、実在の場所(東京・品川)を舞台とし、最終決戦にふさわしいドハデな描写が連続した今回。凝ったミニチュア特撮・CG合成もそうですが、ウルトラ広場が見えかけることを承知で、あえてブレーザーを接写して激しいアクションを撮りぬいている大胆なカメラワークも、強く印象に残りました。ヴァラロン(第2形態)も、TVシリーズのラスボス怪獣にふさわしい強さをしっかり見せてくれていましたし、総合的に観て完成度の高い特撮描写だったと言えるでしょう。

 

東京都心・品川エリアに上陸し、市街地を蹂躙するヴァラロン。アースガロンMod.4が修理中であるこのとき、ゲントたちはろくに反撃することができていませんでした。ゲントはブレーザーのもとを訪れ、彼を案じ自分たちの力で地球を守り抜くことを誓いますが、ブレーザー自身の強い意思を受け、再度一体化することを決断。ブレーザーブレスで最後の変身を遂げます。ヴァラロンが品川を蹂躙するさまは、近影についてはミニチュアセットによる特撮、遠景については実景合成にて表現。後者の表現の場合、合成した怪獣が実景から浮いてしまうことがよくありますが、今回の場合、ヴァラロンにプラスして、それに着弾する爆薬についても実際のものを用い、それを丸ごと合成することで、「いかにも合成により生み出した映像」という違和感を軽減することに成功していました。この手の表現の場合、爆発描写についてもCG合成で済ませてしまうことが多いですから、ひと手間かけている分、リアルさが通常のそれとは段違いでしたね。なるほど、こうした表現の仕方もあるのかぁ。

 

復活したブレーザーはファードランアーマーとなり、ヴァラロンと交戦。修理完了したアースガロンMod.4も彼に加勢し、激戦を展開。そうした中で、エミから通信が入り、アースガロンがV99とコンタクトを撮ろうとし始めたことから、戦闘の流れが一変します。アースガロンの行動を受けて、ブレーザーもファードランアーマーを解除し、ともにV99と戦う意思がないことをアピール。ヴァラロンに踏みつけられてもなお、その姿勢を貫きとおした彼らの姿勢と、エミの言葉により、V99は地球から去っていきます。中盤の特撮描写では、ブレーザー&アースガロンMod.4とヴァラロンの戦闘前半戦が描写。大量にチップをまき散らしたり、CG合成でヴァラロンの爆弾の爆発を描いたりと、ともに大胆な特撮描写が見られた中で、特に異彩を放っていたのが、アースガロンMod.4が加勢するまでの間の、ブレーザーとヴァラロンの戦闘シーンにおいて用いられた、接写のカメラワークでした。ウルトラ広場が見えそうになるアクションシーンの接写は、『Z』あたりから時々見られるようになっていましたが、今回は今までのものと比較してより長時間で、かつブレーザーにかなり寄ったカメラワークになっているのが特徴。「ウルトラ広場が見えちゃうんじゃないか」とハラハラさせられてしまいましたが、実際はそこまで見えることはなく、むしろブレーザーの視点でヴァラロンと戦っているような錯覚に陥らせてくれるようになっており、ハンパない臨場感を与えてくれていました。そしてこの状況下で、遅れて駆け付けるアースガロンMod.4がマジでカッコいいんだよなぁ…!

 

V99は去ったものの、ヴァラロンは依然として残り続けていたため、ブレーザーとアースガロンMod.4は、それとの最終決戦に全力投球。ばらまかれた爆弾は、デマーガやデルタンダルといった地球怪獣たちによって処理されたため、2体はヴァラロンとの戦いに専念します。そして、戦闘の最中、ジュンの思いがブレーザーそしてゲントのもとに届き、左腕にまばゆい光が集中。ブレーザーは半ば本能的に十字に腕を組んだことで、ブレーザー光線が射出され、ヴァラロンをつんざき勝利をおさめます。終盤の戦闘シーンは、前半がアクション重視、後半がCGによる光学合成がメイン。前半については、ヴァラロンの舌を引っこ抜こうとするブレーザーの荒々しいファイトスタイルが観れたほか、後半ではブレーザー初の光線技:ブレーザー光線が披露されました。ブレーザー光線は、「ブレーザーがついに光線技を発射した!」という喜びもそうですが、「ジュンの声援を受けて力が覚醒し、そして本能的に腕を十字に組んだ」というのが、とんでもなく素晴らしい。まばゆく大胆な光の合成も相まって、『ブレーザー』屈指の名シーンとなっていたと言えるでしょう。もし今後、S.H.フィギュアーツでファードランアーマーが発売されるのなら、ボーナスパーツとして、ブレーザー光線のエフェクトも付属させてほしいなぁ。これ、絶対フィギュアでも再現したくなるでしょ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Z』において、ゼットとともに地球を守り抜いた防衛隊:ストレイジ。そのメンバーであるオオタ・ユカは、歴代ニュージェネレーションヒーローズの力を学んだうえで、特空機1号セブンガーの強化を模索していた。今、イグニスやマウンテンガリバーⅡⅤを交えて、約半年間にわたるユカの奮闘が始まる!

 

次回より、新番組として『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』がスタート。メインキャストがユカとイグニスでそう取っ替えとなっている一方、タイトル自体は昨年同シーズンに放送していたものと同じなので、今期は「第2期」となるのでしょうか。昨年は独自の商品展開が行われていたけど、今回ははてさてどうなるかな?

 

 

 

 

 

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