ゴーオンレッド参加のバク上げな名乗り
番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。
ヒューマンワールドのことは任せたぜ、後輩ジャー!今回は、前回の次回予告でも明らかだった、『ゴーオンジャー』よりゴーオンレッドのゲスト出演回。単発回かつ本筋のストーリーに関わるワケでもないからか、お話はシンプルで、コラボというより「『ブンブンジャー』の世界に走輔がフラッと入ってきた」という感じになっていました。
走輔の出で立ちは、本放送時に比べると落ち着きましたが、『ゴーカイジャー』ゲスト出演時に比べると多少本放送寄りになっていたのがいい塩梅。やっぱり彼は、この髪型じゃないとしっくり来ないですよね。そして、テンションと思考パターンは全く変わっていなくて、これまた彼らしかったですね。
なお、前回(バクアゲ11)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
キャノンボーグが新たな苦魔獣:ゲタグルマーを生み出していた頃、大也は道端で、ブンブンカーに酷似したしゃべる車を発見。スピードルと名乗るそれから、相棒探しを依頼された大也たちは、それを引き受けます。同じ頃、警察官としての仕事に勤しんでいた錠のもとに、迷子を連れてきた男性が現れて…。今回は確かに『ゴーオンジャー』とのコラボ回ですが、どちらかといえば本筋に関わらないお祭り要素が強いため、走輔やスピードルが『ブンブンジャー』の世界に介入する理由はとてもシンプル。描写も出来るだけミニマムにまとめていました。強いて言うならば、スピードルが小さくなってしまった理由にキャノンボーグが絡んでいたので、ここを掘り下げるとまた新たなドラマとしての面白さもあったんじゃないかなとも思いましたが、あんまりやりすぎると尺が足りなくなってノイズになっちゃうし、今回くらいの塩梅がちょうどよかったのかな。そして、走輔もそこそこ早い段階で登場。仕事の都合で別行動していた錠と絡ませることで、大也のスピードルとの出会いと時間軸的に同時並行でドラマを進めており、ドラマ構成をよりシンプルかつ分かりやすいものになっていてGoodでした。走輔は相変わらず走輔って感じ。髪型も相まって『ゴーカイジャー』のときよりも彼らしさを感じましたね。でも、「中の人の古原さんが気合いを入れて独断で髪を染めてきた」ってことなら、赤色じゃなくて本放送時の金髪にしてほしかったな。
ゲタグルマーは、街の人々のあらゆる靴を下駄に変えて大暴れ。大也たちが駆けつけて応戦し、遅れて錠も加勢します。しかし、ゲタグルマーの能力で、両脚に計100tの下駄を履かされて大ピンチ。そのとき、錠のもとに現れた、あの男性が駆けつけます。スピードルの探していた相棒こそ彼=走輔であり、ゴーオンレッドに変身します。ゲタグルマーの攻撃は、「スーパー戦隊シリーズ」というよりかは、「プリキュアシリーズ」に出てきそうな攻撃。しかしながら、両脚に計100tの下駄を履かせるという物理的攻撃が、意外にブンブンジャーを苦しめます。そんな中で登場するのが、ゴーオンレッドでした。ブンブンジャーの華麗なアクションを観せられたあと、「誰にも文句は言わせない」と言わんばかりの物理的攻撃(100tの下駄)をしてきたのは、思わず笑っちゃったなぁ。演出も相まって、なぜか『シティーハンター』を思い出しました。こうした中で、駆けつけるのが走輔。彼はゴーフォンでゴーオンレッドに変身し、ブンレッドの忠告を無視してゲタグルマーの攻撃を食らってしまいますが、スピードルのアシストと彼自身の気合いでこれを乗り越えます。いやはや、あの攻撃を気合いで乗り切るとは…!
ゴーオンレッドは、持ち前の突貫っぷりでゲタグルマーの攻撃を正面突破し、これによりブンブンジャーも解放。ここから、彼らの反撃が始まります。等身大戦で敗れたゲタグルマーは、巨大化してブンブンジャーロボを同じくゲタ攻撃で苦しめますが、ゴーオンレッドの操るエンジンオーとの連携攻撃の前に爆発四散するのでした。終盤では、等身大戦でも巨大ロボ戦でも、ブンブンジャーとゴーオンレッド、そしてブンブンジャーロボとエンジンオーの激闘がこれでもかというほど披露。各作品のOPをBGMとして流すわ、スーツが無いエンジンオーはフルCGで登場させるわ(これは、『キングオージャー』のキョウリュウジンでも観られましたよね)、かなり豪華なコラボになっていました。ところどころで、『ゴーオンジャー』当時のバンクシーンを活用してエンジンオーの活躍を描いているのも面白かったですね。今回は、お祭りコラボとしてシンプルに楽しめる一編になっていて、良かったですよ。
爆上戦隊のはずが、テンションバク下げ状態の大也たち。そんな中、玄蕃はなぜかハシリヤンと懇意になり始める。玄蕃は裏切ったのか?そして、ブンブンカーサファリの持つ力とは!?
次回は、ブンブンカーサファリの登場回。おそらく、大也たちのテンションバク下げは苦魔獣の仕業で、玄蕃は彼らを救うためにああした行動をしているのでしょう。こうした「スーパー戦隊シリーズ」ではおなじみのドラマ展開も、久しぶりな気がするなぁ。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!