今回は、7月30日に発売された「ウルトラアクションフィギュア ウルトラセブン」のご紹介です。
最近商品ラインナップの拡充が目覚ましい、「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」。『ウルトラマンデッカー』に関するあらゆる販促が注力されているであろう7月末に、まさかの純粋な昭和ウルトラマン初のラインナップとして、セブンが登場してくれました。
昔からウルトラ兄弟の中でも特に露出の高いセブンですが、この『デッカー』放送開始間もない頃に発売した狙いって何なんだろう?確かに、今年は『セブン』放送開始55周年で、7月=セブンを連想できる感じだけどさ…。
なお、セブンの息子であるウルトラマンゼロのウルトラアクションフィギュアの記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
パッケージから取り出すと、こんな感じ。全体的な造形・塗装はかなり安定しており、玩具の出来からも、セブンの持つ存在感のデカさとデザインの秀逸さを感じることができます。
造形のモチーフは、おそらく近年の作品で使用されている、オリジナルに比べてやや面長のスーツ。これが上手いことウルトラアクションフィギュアにマッチしており、セブンの持つもともとの造形美(上半身のデザインを重く&下半身のデザインをスッキリさせることで細身に見せる)と相まって、ウルトラアクションフィギュアシリーズの中でもトップクラスのスタイルの良さを誇っています。基本的な体形バランスは変わっていないのに、デザインだけでこれだけ見た目が変わるだなんて、面白いですよね。
塗装面は、前面に注力し背面はさっぱりという、ここ最近の基本仕様を踏襲。前面はほぼ完璧に塗装されており、詳細は後述するアイスラッガーと頭部の接合部も、きちんとシルバーで塗装されてます。なかなか頑張ってる印象を受けますが、欲を言えば、プロテクター部分のくぼみを、クリーム色で塗装してほしかったなぁ。2006年の『メビウス』放送当時に発売された可動フィギュアは塗られてたんだし、出来ないことはないと思うんだけど…、コスト的に厳しいのかな。
可動範囲は、他の基本的なシリーズと同一。プロテクターが両腕の可動に干渉しないので、グイグイ動いてくれますね。セブンおなじみのあの登場ポーズも、バッチリ再現できます。
ポーズを取らせると、こんな感じ。エメリウム光線やワイドショット等、セブンのメジャーな必殺技のポーズ含めて、たいてい理想通りのポージングを実現できます。セブンは腕を十字に組む系の有名技がないので(チェーンビームってそんなにメジャーじゃないでしょ?)、両腕の胸部方面への可動制限も、そこまで気になりません。
そして、このフィギュア最大の特徴が、アイスラッガーを取り外して遊べること!私が今まで入手してきたセブンのフィギュアの中で、アイスラッガーが取り外せるボーイズトイフィギュアは無かったので、この仕様はメチャクチャ嬉しかったです。冗談抜きで、これのおかけで、発売告知がされたときからずーっと楽しみだったんですよ!
上でもチラッと触れた通り、アイスラッガーもしっかり塗装。さらに頭部にはめ込んでいる際も、脱落しないよう防止策が取られており、素晴らしい出来です。いやこれ、本当に優秀ですよ。
最後に、息子のウルトラマンゼロとパシャリ。こう見ると、ウルトラマンゼロのほうが鋭角的なカッコよさがあるけど、やっぱり全体的なプロポーションの良さは、セブンのほうが勝っているように感じるんですよね。
昭和ウルトラマンからの初ラインナップにふさわしい、満足のいくクオリティーで登場してくれた「ウルトラアクションフィギュア ウルトラセブン」。現時点で、「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」の中でトップクラスの出来を誇っていると言っても過言ではないでしょう。店頭等で見つけたら、絶対押さえるべきですね。
さて、7月30日は、この他にもウルトラマンリブットがウルトラアクションフィギュア化して登場。これについては、また後日取り上げることにしましょう。
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