お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第36話 ちょっとした感想

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初めて覚えた、ケミーを救えぬ苦しみ

 

 

 

なんだ、この違和感?このまま戦っていいのか…?今回の『仮面ライダーガッチャード』は、レジェンド登場回を終えて、いよいよギギストがストーリーに本格的に介入してくる一編に。錬金連合の本部でその力を見せつけ、ヴァルバラドを圧倒し、そして宝太郎に強烈な試練を与える等、彼の強さがよく描写されていました。

 

最終フォームであるレインボーガッチャード、そして映画におけるガッチャードデイブレイクの登場or再登場を控えていることから、それらのにおわせも多数挿入されていたのも特徴的。ガッチャードデイブレイクの話は、TVシリーズにも再び少し関わってきたりする…のかな?

 

なお、前回(第35話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ラケシスを人間にする試みのために、鏡花から協力依頼を受ける宝太郎たち。まずは笑わせてみようということで、あの手この手で彼女を笑わせようとしますが、それらで彼女はピクリとも笑いませんでした。同じ頃、ミナトとスパナは、錬金連合本部にてレジェンドの一件を報告していて…。序盤では、キッチンいちのせにて、ラケシスをあの手この手で笑わせようとする宝太郎たちのさまが描写。真っ先に蓮華が出てきて変顔をするのは、彼女らしいなと感じた一方、宝太郎は意外に最後まで登板せず、代わりにりんねと錆丸が進んで出てきてショートコントをやったのは、ちょっとビックリしました。今の彼女らであれば、こうしたことをするのは何の違和感もありませんが、登場したての頃に比べると、いい意味でだいぶ変わったよなぁ。こうした皆の努力はあったものの、ラケシスは結局笑わずじまい。しかし、最後に嘲笑をしてみせ、キッチンいちのせから出ていきます。ラケシスが見せた笑いは、鏡花の言う通り明らかな嘲笑。一方で、これはある種彼女が自発的に笑った瞬間とも捉えられるように思えますが、この笑いが嘲りの心から発した笑いではなく、「人間ってこういうときにこう笑うんでしょ?」という学習から発した笑いの可能性もあるので、個人的には何とも言えないかなぁという感じです。え、考えすぎ?

 

ギギストに応戦したヴァルバラド/スパナですが、パワーが段違い過ぎてまるで歯が立たずに敗北。続いてギギストは、買い物中の宝太郎を襲い、彼の中に眠る何かを奪おうとします。しかしそれには失敗し、代わりにスケボーズとアントルーパーのケミーカードを奪い、前者をマルガム化してしまいます。前半の終わり頃から、ギギストがお話に介入。錬金連合にあっさり侵入して幹部1人を消したうえ、ヴァルバラドの攻撃などほとんど寄せつけずに一蹴してしまいます。本来なら瞬殺されてしまうほどの攻撃を受けたらしいヴァルバラドですが、変身解除に追い込まれるだけでなんとか踏ん張ることに成功。一瞬黒い炎に包まれたさまが描写されたので、かつてマルガムになってしまったことが頭をよぎりましたが、単純に「ギギストの攻撃に耐え抜いた」という意味のプラスの描写だったようで、安心しました。そんなヴァルバラドを下したギギストは、仮面ライダーという存在に興味を持ち、宝太郎を襲撃し何かを奪おうとするも失敗し、代わりに彼が落としてしまったケミーカードの中から、スケボーズとアントルーパーを奪います。ギギストが持っていた卵型のものは、宝太郎の体内にもある様子。これが、彼が今まで一般人なのにケミーと触れ合ってこれた理由、そしてガッチャードに変身出来る理由にも繋がるのでしょう。この描写や、先のキッチンいちのせで触れられたおとぎ話は、明らかに今後のTVシリーズの展開&映画への伏線ですよね。

 

未だかつてないほどに凶暴なマルガムとなったスケボーズ/スケボーマルガムに応戦する、ガッチャード/宝太郎とりんね/マジェード。しかし、前者は謎の違和感から本気で戦えず、後者はクロトーの妨害を受け、なかなかガッチャードを援護できません。そんな中でも、ガッチャードはプラチナガッチャードへと強化変身して、スケボーマルガムを打ち破りますが―!終盤では、スケボーマルガムやクロトーとの戦闘が描写。スケボーマルガムがこれまでのマルガムとは違い、凶暴かつ強力であることを表現するため、ダイナミックなアクションのほか、(クオリティーは相変わらずですが)躊躇なくCGを使っていたのはGoodでした。多少オーバーにも思えたけど、これだけ圧倒的な動きを観せられちゃあ、誰でも「ギギストが生み出すマルガムはヤバい」って痛感するよなぁ。そんなスケボーマルガムに辛勝したプラチナガッチャードは、いつも通りケミーカードで回収しようとするも、うんともすんとも言わずじまい。それもそのはず、スケボーズは白くなり、消滅の危機に瀕していたからでした。今回は人間の素体がおらず、ケミーがそのままマルガムになっているため、誰もが「そのまま倒したらマズいんじゃないか」と思ったでしょうが、その悪い予感が的中。それだけなら、視聴者もある程度は予測できる展開ですが、それにプラスして消滅寸前のスケボーズの描写も入れてきたのは、ある意味より残酷だなぁと感じました。お話的には、「スケボーズがまだ生き返る可能性がある」というプラスの描写と言えますが、宝太郎が、仲間だと思っているケミーを自ら手にかけたということをよりまざまざと浮き彫りにしているんですよね。さあ、ここから宝太郎は、どう立ち直っていくのか―?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白くなったままのスケボーズを見て、悲嘆にくれる宝太郎。そんな彼を元気づけるべく、ホッパー1のおつかいが始まった。しかし、ギギストの魔の手は着実に迫っていて…。

 

次回は、ホッパー1に着目したお話になりそう。このままだとホッパー1もマルガムにされかねない勢いだけど、ドラマ的にはその展開があるとさらに盛り上がるから、やっぱり実現してしまうのかなぁ。そしてこれが、レインボーガッチャードの誕生に繋がるのか?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ12 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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