画像は会場となった神奈川県民ホール
俺はお前と出会えて、本当に良かった。ありがとう、ブレーザー!今回は、本日2月17日に横浜で上演、3月20日に大阪・八尾にて上演予定の、『ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編』「…未来へ」横浜公演の感想記事です。
先月末に最終回を迎え、ちょうど来週には映画の公開も控えている『ブレーザー』。これでひとまず『ブレーザー』の各種展開はいったんストップかなと思いきや、まだまだ「ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE」がありました。
中でも横浜公演(関東公演)は、映画公開直前での上演。「絶対観に行かねば!」と思ってチケットを無事予約し、観に行くことにこぎ着けました。直前で大ケガを負い、短期入院&手術も経験しましたが、本当、この日に間に合えてよかったよ…。
なお、「NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編」の過去公演の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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また、当ブログにおける『ウルトラマンブレーザー』の感想記事は、↓コチラより順々にご覧いただけます。
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※今回は、画像転載防止のために、一部画像にサイズ縮小以外の追加加工を行っています。
※本記事に掲載されている画像は、全て撮影可能エリアおよび時間帯内で撮影していることを申し添えます。
STORY:
<第1部>
ヴァラロンを倒して、交代でリフレッシュ休暇をとることになったSKaRD。ゲントが行ったのは、かつて任務遂行中に命を落とした同期:ジンの墓参だった。ところが、時同じくしてテルアキ以外のSKaRDメンバー全員が拉致され、ゲント宛に何者かからの挑戦状が叩きつけられる。ゲントが向かった先にいたのは…、死んだはずのジンだった!ジンの呪詛の言葉は、本当に彼の真意なのか?真の悪をあぶり出すため、負けるなゲント、そしてブレーザー!
<第2部>
ジンの姿を借りた本当の悪は、別次元に一度姿を消したが、それはゲント&ブレーザーへの復讐の狼煙に過ぎなかった。多くの次元で怪獣のDNAデータを集めて作られた強化ヴァラロンと、大量の怪獣たちが、今ゲントたちの地球を蹂躙する!実質的に家族を人質に取られたゲントに、勝機はあるのか?諦めずに未来を見据えた者に、勝利の女神は微笑んだ―!
「ウルトラマンブレーザー編」と銘打っている通り、ゲント&ブレーザーが主役の物語。一部ライブステージらしく、先輩ウルトラマンたちが戦闘やストーリーに介入してくることになりますが、終盤を除いて「SIDE スターズ」と「SIDE ブレーザー」でキッチリ分かれており、『ブレーザー』の物語の独立性を保っていました。でも、先述の通り、最終的には1つに合わさって収束していくので、そこまで明確に分ける必要性もなかったかな。
そんな本公演のストーリーは、2部構成の全約90分。どちらもゲントが一度希望を失いかけるも、仲間たちの呼びかけ等で奮起し、未来に希望を抱いて立ち上がるさまが描かれていました。
本作でこれでもかというほどアピールされていたのは、「希望を捨てなければ道は拓けること」と、「過去を後悔ばかりせずに未来を見ること」。一方で、くよくよすることを頭ごなしに否定しておらず、「ツラいときは立ち止まっていい→でも、ある程度自分の中で折り合いがついたら、前を向いて未来を変えよう」というメッセージになっていたのが、現代らしいなと感じました。ゲント役の蕨野さんをはじめとする、出演陣の迫真の演技で、それがドラマチックにアピールされていましたね。
ちなみに本作、確かに舞台上に出演しているオリキャスはゲントだけですが、映像出演でSKaRDのメンバー全員が登場。映像作品として作り直してくれても面白いだろうなぁという内容でした。
登場する敵たちは、ニューイヤーフェスティバルのときとは違い、新規キャラはなし。その代わり、「ジンに変装していた悪の親玉が、黄泉の国を彷徨っていた中で見つけてきた」という設定が秀逸でしたね。そうそう、黄泉の国からよみがえるのは何も敵ばかりでなく、『ブレーザー』の中で頼もしい味方として活躍していたあのキャラも復活してくれています。このドラマ展開は、予想だにしていなかった完全サプライズで、思わず声が出そうになりました。
また、本公演でもラストにフォトセッションが存在。まだ腕が不自由な身ながらも、なんとかミラーレス一眼レフカメラで撮影しました。ゲントとともに一緒に手を振るブレーザーの姿が、とても微笑ましく感じましたね。ブレーザーも、より人間への理解を深めてるんやなって…。
今までのライブステージとはまた趣向の違った、ゲントやブレーザーの絆に迫る一編となっていた、『ウルトラマンNEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンブレーザー編』「…未来へ」。私の観た11時上演の回は、機材トラブルがあって途中時間が押したのですが、そこは蕨野さんたちの気の利いたアドリブでなんとか場を保ってくれていました。
さて、既に円谷プロ公式でも広報されているとおり、本作は3月の大阪・八尾公演ののち、6月下旬に千葉・松戸でも公演予定とのこと。普通に観に行ける距離だけど、どうしようかな。さすがにまだ6月の予定はメドが立たないよ…。
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