今回は、1月28日に発売された、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼロ ウルトラゼロマントセット」のご紹介です。
登場から15年近く経った現在でも、圧倒的な存在感と一定の人気を誇り、『ウルトラマン ニュージェネレーション スターズ』にも登場しているゼロが、再びウルトラアクションフィギュア化。既に2018年に一度ウルトラアクションフィギュア化されているのですが、今回は各種オプションパーツを引っ提げての再登場になりました。非常に満足度の高い、遊びがいのあるフィギュアになっていて、あらゆる意味で衝撃を受けました。いや、本当に買ってよかったよこれ!
なお、以前発売された「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼロ」の記事は↓コチラです。
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パッケージを開封し、ゼロのフィギュア本体を取り出してみると、こんな感じ。やや頭でっかちという、他のウルトラアクションフィギュアにもみられる傾向の造形を、踏襲しています。
旧版(2018年発売、左側)と、今回のものを並べると、こんな感じ。ゼロスラッガーが着脱可能となり、ブルー系統の色味がやや濃くなったことを除けば、ほぼ新旧のフィギュアに大きな差異は見られません。
塗装についても、前面に全振りで背面はガッツリ省略というのも一緒。まあ、これは仕方ないですね。
ゼロのフィギュア単体でポーズをつけると、こんな感じ。可動域は旧版のものと全く同じですが、ゼロスラッガーが着脱式となり、キチンと両腕に持たせることができるようになったことから、ポージングの幅が広がっているのがGoodです。
ゼロスラッガーの頭部の固定方法もよく考えられており、頭部に造形させたはめ込み用の突起パーツの上から、ゼロスラッガーをかぶせるようにはめ込む構造に。以前の「ウルトラアクションフィギュア ウルトラセブン」に比べると、若干外れやすくはなっていますが、少々無理なポーズをさせても脱落することはありません。
このはめ込み構造は、正直脱帽。なるほど、ゼロスラッガー側に凹部を持ってくるというパターンは、考えもしませんでした。
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そして、本セットでの最大の売りが、豊富な付属パーツ。「ニュージェネレーションヒーローズ」誕生前から使用されていた、ゼロツインソードやウルトラゼロランスの他、『Z』あたりから登場しているウルトラゼロマント、そして『ジェネスタ』のキーアイテムであるディメンションナイザーが付属しており、様々な時期のゼロを再現することが可能です。
どの付属パーツも、少なくとも前面部分はそこそこ細かく塗装されているため、雰囲気はバッチリ。劇中に登場した、ファンがたいてい思いつく構図やポーズは、もうほぼすべて再現できると言っても過言ではありません。
唯一、ゼロスラッガーにジョイント等がないため「ゼロツインシュート」は再現できませんが…、造形との兼ね合いを考えると、これは仕方ないでしょう。
ちなみに、これら付属パーツは他のウルトラアクションフィギュアに使用することも可能。ゼットが良く妄想している、「ウルトラゼロマントをまとったウルトラマンゼット オリジナル」も、完全再現できるようになっています。
なんなら、ウルトラゼロマントは、ゼロよりもゼットのフィギュアの方が、よりフィットさせて取り付けることができるんだよなぁ。偶然だとは思うけど、もしかして制作陣…ちょっと狙ってたりしてる?
ウルトラアクションフィギュアとしては、未だかつてないボリュームでリリースされた「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼロ ウルトラゼロマントセット」。ゼロ系のボーイズトイフィギュアとして、非常に完成度の高い、一種の集大成ともいうべき玩具に仕上がっていました。
これは本当に、「ウルトラシリーズ」ファンであれば、押さえておいて絶対に損はない玩具ですね。円谷プロやバンダイも、もっと宣伝すればいいのにな…!
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