お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第26章 ちょっとした感想

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悲壮な覚悟は未来のため

 

 

 

また一緒に戦えるって、一緒に約束を果たせるって、思ったのに…!今回の『仮面ライダーセイバー』は、前回に引き続き、帰ってきた賢人とプリミティブドラゴンをめぐるお話。戦闘シーンは後半に集中し、今までほとんど触れられてこなかった、各キャラやソードオブロゴスのことが次々に明かされることになりました。

 

レジエルたちメギドは回想シーン以外は登場せず、ソードオブロゴスもろくでもない組織だということが判明したため、飛羽真たちの内輪もめもこれ意味あるのかなぁって感じ。まあ、賢人が闇堕ちしたわけではないことや、こうした内輪もめも次回で完結しそうというのが、救いでしょうか。

 

なお、前回(第25章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、飛羽真たちの前に再び姿を現したカリバー=賢人。しかし、以前の彼とは雰囲気も性格も様変わりしており、その変容っぷりに飛羽真たちは驚愕します。サーベラ=玲花を退け、自身も一度姿を消す賢人。彼がここまで変わってしまったのには、深いワケがありました。今回は前回のラストシーンからスタート。カリバーとなって戻ってきた賢人は、最光エックスソードマンの応援もありサーベラを軽々と撤退に追い込み、その後再び姿を消します。前回登場したばかりのサーベラが、早くも敗北したのはビックリ。今回の後半での戦闘でもあまり活躍してなかったし、制作側としては玩具販促の対象じゃないから、それほど「カッコよく見せること」に力を入れていないのでしょうか。そんなサーベラを下した賢人は、飛羽真たちとは別行動。彼の脳裏によぎるのは、飛羽真たちの前から消えてから自分の見てきた、ありとあらゆる未来の光景でした。賢人が飛羽真たちに対し戦うようになったのは、すべての聖剣を封印するため。どんな選択や戦いをしようとも、世界が滅びる未来に行き着くことを知った彼は、すべての聖剣の封印こそが滅びを回避する唯一の手段だと考え、行動していました。賢人は闇堕ちしたのではなく、あくまでも自分の意志で行動しているようで、ひとまず安心。まあ、彼の見た未来自体が、闇黒剣月闇によって見せられた幻覚かもしれないけど…。

 

タッセルがサウザンベースでマスターロゴスと会っていた頃、ノーザンベースで今までの状況を整理していた飛羽真たち。そんな中、芽依の発言をきっかけに、ユーリはワンダーワールドとかつていた剣士たちの話をし始めます。中盤では、ユーリの解説やタッセルとマスターロゴスの会話などで、この世界を守るかつての剣士たちの話の説明がなされることに。今までチラっとしか触れられてきませんでしたが、今回それらがさらに深掘りされ、さらにマスターロゴスの正体が、以前飛羽真などにかかわったサウザンベースの近衛兵だということも判明しました。この世界を守っていた5人の剣士たちの正体は、タッセルとマスターロゴスとレジエルらメギド3人。レジエルたちは本の力に魅入られてメギド化し、マスターロゴスもソードオブロゴスを作ったものの、彼自身はかなりゆがんだ野心を持っていました。メギドたちはともかく、マスターロゴスは世界を守るソードオブロゴスを作った存在。本来なら人間の味方側ですが、内心では世界を作り変えて支配しようとしていました。最初の剣士5人中少なくとも4人はトンデモないヤツらだったというオチ。彼らに比べればタッセル(ビクトール)はまともな人間に見えるけど、彼も一筋縄ではいかないヤツっぽいしなぁ。ろくな先代や上層部がいないな、『セイバー』…。

 

ユーリの前に立ちはだかり、変身して戦い始める賢人。遅れて駆け付けた飛羽真は、賢人自身に戦う理由を問いますが、その答えは彼を絶望させるものでした。バスターやスラッシュが再び変身したカリバーに戦いを挑む中、飛羽真は意を決してプリミティブドラゴンに変身。しかし、戦い暴走する前に変身解除してしまうのでした。中盤までがほぼドラマパートのみだったため、今回は後半に戦闘シーンが集中。といってもほぼセイバー自身の戦闘はほとんどなく、カリバーの活躍が目立つ形となっていました。地下駐車場という閉鎖空間の中で、配管を傷つけることで水を噴出させ、それを雨に見立てた演出をするというのは、かなり秀逸な描写。制作陣もうまいこと考えたなぁと思いましたね。でも、ちょっとそこに至るまでの飛羽真が1人で悩んでるシーンの時間が長過ぎたかな…。ちなみに、このシーンでも玲花=サーベラは登場しますが、戦いに中途半端に首を突っ込み、どさくさに紛れてワンダーライドブックを奪っただけで退場。ほとんど活躍していませんでした。

 

 

 

 

すれ違っていく飛羽真と賢人の考え。世界の滅亡を回避するには、本当にすべての聖剣を封印するしかないのか?飛羽真が少年を救いたいと願い、仲間たちが彼のことを信じる時、セイバーの新たなる姿が生まれる―!

 

次回は、セイバーの新たなるフォーム:エレメンタルプリミティブドラゴンが登場!数話にわたって飛羽真たちを苦しめた、プリミティブドラゴンの話もこれで決着がつきそうです。そして、倫太郎の描写から見るに、彼も飛羽真たち側につくのかな?

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…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第2カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』第10話 ちょっとした感想

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EDテーマが敗北確定ソングとなってしまったグリーザさん

 

 

 

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今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、『X』と『Z』に登場した強敵:グリーザの特集。特に初出にして視聴者に絶大なインパクトを与えた前者の最終回前後編に比重を置いた特別総集編となっており、「グリーザってヤベぇな(語彙力なし)」ということを改めて実感させてくれる一編になっていました。

 

前回の感想記事でもちらっと触れた通り、今回は『ウルクロZ』初の、平成三部作が一切かかわらないお話。そっかあ、別に平成三部作縛りの総集編番組ってわけじゃないんだなぁ。でも、なんでこの時期にこのタイミングでグリーザの特集なんだろう?

 

なお、前回(第9話)の感想記事は↓コチラです。

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上述の通り、今回はグリーザが登場した『X』の最終回前後編と、『Z』のデルタライズクロー初登場回をピックアップ。前半から中盤の終わりまでのかなり長い時間をかけて『X』をじっくり取り上げ、後半の短い時間でパパっと『Z』を紹介する形でした。

 

『X』パートは、大地の両親の話やXio各国支部の反撃等は完全にすっ飛ばされていたものの、ほぼ最終回前後編のダイジェストのような編集。冒頭にてグリーザの脅威をガツンと描き、中後半で大地&エックスの復活とその反撃が描写されました。

 

本放送当時も「グリーザはかなりの強敵だな」と感じましたが、改めて今回観てみると、その攻撃等の1つ1つの動作が不気味かつトリッキーであり、本当に得体のしれない敵って感じで最高。なんだか当時以上にグリーザのヤバさを実感したような気がしました。特に、Xio日本支部が破壊され、グリーザが怪獣たちを取り込んでいく瞬間!あれはハンパないインパクトのある絵面ですが、何度観ても背筋がゾクッとするよなぁ。

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そして、後半の『Z』パート。ゼット デルタライズクローとグリーザの戦いに時間を割くためか、それまでの過程はそのほとんどをカット。ゼットとグリーザの再戦を中心とした編集になっていました。ジャグラーとの協力によるカブラギ=セレブロからのベリアルメダル奪取のシーン、ナレーションで軽く片付けられちゃってたな…。

 

 

 

 

 

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強敵の出現という逆境を、何度も乗り越えてきたウルトラマンダイナ。次回と次々回では、彼が乗り越えてきたゲランダやデスフェイサー、そしてクィーンモネラとの戦いを特集だ。ネオフロンティアの風が吹き荒れるぜ!

 

次回から2回にわたって、映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』の特別総集編を放送。それはいいんだけどさ、この映画、本編時間約70分しかないんだよ?アスカを映さないという制約がある中で、2回分も放送を持たせることができるのか…?

 

さあ、第11話のレビューは↓コチラだ!

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『機動戦士ガンダム』ちょっとした感想 Phase-10(第28~30話)

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今回は、機動戦士ガンダム』の感想記事第10回目です。

 

カイとミハルの顛末は?そして激化していく戦況!今回ご紹介の3話で、さらに戦争が激化。それと並行して、地球連邦軍の拠点として以前から名前の出ていたジャブローが、ついに劇中に登場します。戦況の激化で様々なモビルスーツが入り乱れる戦闘が描かれることが多くなりますが、ちゃんと人間ドラマを描くことも忘れていないのが、よりお話を面白くしてくれています。

 

なお、前回(第25~27話)の感想記事は↓コチラです。

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第28話「大西洋、血に染めて」

1979年10月13日放送
登場した敵他:グラブロ、ズゴック、巨大潜水母艦マッド・アングラー

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「このままだったら、またジオンに利用されるだけの生活よ。それにもう、ただ見てるだけだなんて、あたしたまんないよ!」


STORY:ベルファスト基地を発ち、南米の連邦軍本部ジャブローへと向かうホワイトベース。その船内で、カイはミハルを発見した。既に彼女がスパイだと知っていた彼だったが、他の船員にバレないようかくまってやることに。その最中、ジオン公国軍の攻撃が始まった。多くの箇所を被弾し、ピンチのホワイトベース。ミハルは船内にキッカなどの子供もいることを知り、自らも出撃を決意する。しかし、それはカイにとって、悲しい結末を招くことになる―!


前回登場したジオン公国軍のスパイ:ミハル。今回は彼女の退場回となりました。前回に続き実質的に主役となるカイも、今回は戦いの中で奔走。今まで軽いノリの男として描かれてきたからこそ、今回でのマジメな戦闘参加っぷり、そして終盤でのミハルを失ったことによる慟哭が、視聴者に強い印象を与えてくれます。ミハルの最期もあっけなかったけど、視聴者以外誰も彼女が明確に死んだと認識していない(状況としてはほぼ死んだとしか考えられないけど)のが、また悲しいなぁ…。


Gファイターガンダムのドッキング訓練をアムロたちが行っていた頃、ホワイトベース内に潜入し情報を探ろうとしていたミハル。人が近づいてきたのを感じ、近くの部屋に逃げ込みますが、それは偶然にもカイの部屋であり、戻ってきた彼に彼女は発見されてしまいます。ミハルのことを察しているカイは、彼女を自分の恋人ということにしてかくまってやることに。そんな中、ホワイトベースに救助信号を出す小型飛行機が接近してくるのでした。前回から、ホワイトベースに潜入しているミハル。人の気配がしたので近くの部屋に逃げ込みますが、そこはカイの部屋でした。急いで机の下に潜り込むも、カイに気配を感じ取られて発見されてしまうミハル。さすがカイ、軍人としての勘が働いたのか?いや、でもこれくらいなら、普通の人でも探すか…。そんなカイに対し、ミハルはカイを追ってきたのだといいますが、カイ自身はミハルの本当の目的に気づいていました。が、同時に彼女が抱える事情も知っていたため、自分の部屋にかくまってやることにします。ミハルのことを、彼女で密航者ということにしたカイ。これにより、彼女は最期まで自分自身がジオン公国軍のスパイであるということがバレることはありませんでしたね。カイとミハルがこのようなやり取りをしていた直後、1機の小型飛行機がSOS信号を発信。飛行機の所属などを確認しそれを受け入れるホワイトベースでしたが、その中には民間人に変装したジオン公国軍の兵士フラナガンがいました。


ミハルにホワイトベースの大まかな行先を教えたカイ。しかし、彼はその情報をミハルがどう伝えるのかについて疑問を持ちます。やがて小型飛行機が怪しいと気づきますが、既に飛行機は飛び立った後。情報を持ち帰ったフラナガンは、シャアに進言し、ズゴックを率いて新型モビルアーマー:グラブロで出撃。それをキャッチしたホワイトベースと、戦闘が始まります。ミハルのことを思い、ホワイトベースの情報をぼんやりと伝えるカイ。しかし、ここで彼は、ミハルがどのようにしてジオン公国軍と連絡を取るのか疑問に持ちます。島1つ無い大西洋上の上空で、どうやって―?その時、カイは修理のため着艦した小型飛行機が怪しいと感じますが、時すでに遅しでした。ミハルのために、ぼんやりした情報を教えるカイ。その理由はもちろん、詳しく教えるとジオン公国軍に情報が筒抜けになってしまうからでしたが、ミハルに対しては「詳しく教えすぎるとホワイトベースを撃ち落とされてお互い死んじゃうから」と言う理由にしているのが、なんともカイらしいなぁと感じます。こう、ちょっとカッコつけてるけど、相手を思いやってる感じもするというか…。そして情報を教えた直後、カイは彼女の情報を受けるジオン公国軍の兵士たちが、ホワイトベースに着艦した小型飛行機の乗っているのではないかと直感。ハッチに急いで向かいますが、既に小型飛行機は発進した後でした。焦るカイに対し、少々冷めた感じのブライト。身体検査等しても何も異常がなかったとのことなので、まあブライトが油断するのも無理ないですが、せめて所属である(と自称していた)漁業組合に確認を取るくらいのことはしてもよかったかもしれませんね。だって、付近に漁船とかもキャッチできてないんだしさ…。こうしてまんまと情報を手に入れたフラナガンは、ズゴック2機を率いてグラブロで出撃。ミサイルで先制攻撃をかけてきます。


海上での戦闘のため、Gアーマーを出撃させるホワイトベース。出撃後ボルトアウトし、ガンダムGファイターに分離して戦いますが、その戦いは想像以上の苦戦を強いられる形となりました。ガンキャノンガンタンクが出撃できないため、ハヤトはコアファイターで出撃。Gファイターとの連係でズゴック1機を撃破しますが、既にホワイトベースにはかなりの被害が出ていました。ブライトはミサイルを搭載したガンペリーの出撃を指示。カイがこれに搭乗することになりますが…。ガンキャノンガンタンクもガッツリ陸戦型メカであるため、ガンダムが駆り出されることに。とはいえ、ガンダム自身も水中戦闘用の装備は何1つ持っていないため、グラブロとの戦闘は想像を超える過酷な戦いになりました。水中ではビーム系の兵器の出力は半分程度にまで落ちるらしく、これもガンダムをさらに苦しめる要因となります。フラナガンから「なんていう装備で来てるんだ」と言われてしまうありさまのガンダム。この状態で、今まで水中でゴッグズゴックを打ち破ってきたんだから、もしかしてガンダムってものすごいモビルスーツなんじゃあ…(今さら)?一方、コアファイターズゴック1機と応戦。ビーム攻撃を回避しミサイルを叩き込んでいきますが、やはり火力不足で単独では倒せません。その時加勢に現れたのが、ガンダムの援護をしていたGファイターコアファイターの攻撃で会場に浮上してきたところを逆に狙い撃ちし、撃破に成功します。ここではGファイターの活躍に目に行きがちですが、ギリギリまで粘ったコアファイターの活躍も見逃せません。あれだけ不利な状況で、被弾1つせずに立派に戦い抜いたのは素晴らしかったです。


ガンペリーに到着したカイ。砲撃担当が不在であったこと、ミハルが自分も戦いたいと言い出したことから、彼は彼女とともに出撃することにします。ズゴック相手に奮闘するガンペリーでしたが、途中被弾して回路が故障。しかし、ミハルの捨て身の活躍でミサイルの追加発射に成功し、ズゴックを撃破します。同じ頃、ガンダムは脚部を犠牲にしてグラブロを撃破。こうして今回の戦いもホワイトベースの勝利に終わりますが、そこにミハルの姿はありませんでした。攻撃を受けて揺れるホワイトベースの中で、キッカたち子供を見かけたミハル。ここで彼女は、ホワイトベースには軍人以外の民間人、しかも自分の弟たちくらいの子供が乗っていることを知り、ホワイトベースを危険にさらした後悔と、過去の自分から脱却するために、自らカイとともに出撃を決意します。ミハルはスパイになるための最低限の訓練は受けているようですが、航空機の操縦等はからっきしの様子。本当に銃の扱い程度しか学んでいないようです。やっぱり、ジオン公国軍にとっては使い捨て要員だったのかな…。そんな彼女の協力のおかげで、ガンペリーは今までにないくらい大活躍。しかし、ズゴックの攻撃をまともに食らって回路が故障。ミハルはカイの言葉を受け、自らミサイルカタパルトに向かいミサイル発射に成功。ズゴックを撃破しますが、その衝撃波で吹っ飛ばされ死亡してしまいます。普通に考えれば、あんなにミサイルを至近距離から発射すれば、ミハル自身もひとたまり無いことくらい予想がつきそうなはず。でもきっと…、わからなかったんだろうなぁ。この後、ガンダムはグラブロを撃破して浮上。戦いはホワイトべースの勝利に終わりますが、カイには大きな後悔を残す結果にもなりました。ミハルを失ったことで悲しむカイ。ここでの彼の感情の爆発っぷりは、今までにないものでした。

 

 

 

第29話「ジャブローに散る!」

1979年10月20日放送
登場した敵他:シャア専用ズゴックズゴックゴッグ、ゾック、ドム、グフ、ザクⅡ、潜水艦ユーコン、ガウ攻撃空母、戦闘機ドップ編隊

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「マチルダが命を懸けて守り抜いたホワイトベースを、私の前で沈めさせることはできん!」


STORY:南米の連邦軍本部:ジャブローに入港したホワイトベース。そこで船員たちは、戦死したマチルダの婚約者だというウッディ大尉と出会う。彼らに修理を任せ落ち着くアムロたちだったが、シャアたちマッド・アングラー隊の脅威が迫っていた。ジャブローの位置を突き止めたシャアは、あらゆる兵器を投入し総攻撃を仕掛けてくる!戦いの最中、ガンダムアムロは、赤いズゴックを見て確信する。シャアだ。あのシャアが、帰ってきたのだと―!


初公開、これが連邦軍本部:ジャブローだ!数話前から名称のみ登場していたジャブローが、今回初登場。併せて、ゲストキャラクターであるウッディや、連邦軍ガンダムタイプの量産型新モビルスーツ:ジムなども初登場します。シャア側も負けてはおらず、自身の専用ズゴックの他、ゾックなどの新モビルスーツや、ドムなど過去に登場したモビルスーツも総登場。総力戦という形になっており、戦闘目白押しな一編になっていました。


南米の連邦軍本部:ジャブローに到着したホワイトベース。そこで船員たちは、修理責任者であるウッディ大尉と出会います。彼から自身がマチルダとの婚約者であったことを知らされ、衝撃を受ける船員たち。その後身体検査を経てひと時の休息をとることになりますが、同じ頃密かにホワイトベースを追跡していたシャアは、ジャブローの位置を突き止め、攻撃作戦を練っている最中でした。連邦軍本部のジャブローは、南米の熱帯雨林地帯(おそらくアマゾン)の地下に建設されている大規模基地。木々でカムフラージュされた中には様々な秘密の出入口や兵器が隠されており、その巧妙さはジオン公国軍ですら容易に見破れないほどでした。のちのシーンのシャアの発言から考えるに、ジオン公国軍は「連邦軍本部がジャブローにある」ということはキャッチしていたものの、どこが出入口だとか、どういう防衛網かなどまでは把握していなかったようですね。なるほど、連邦軍もなかなかやるじゃないか!…って、さすがに普通本部の情報までは敵に知られることは少ないか。こうしたジャブローに入港したホワイトベースは、すぐに修理専用ドッグへ。船員たちが降りた先には、修理部門の責任者であるというウッディがいました。彼がマチルダとの婚約者だと聞かされ、アムロたちは衝撃を受けます。ウッディはかなり落ち着きのある人物で、とっても信頼できそうな人柄。さすが、マチルダとの婚約者になるだけのことはあります(まあ、マチルダとの婚約者という設定が先行してキャラづくりがなされたみたいだけど)。そして、こういういいヤツほど、早く逝く…。


ブライトとミライが連邦軍司令部と打ち合わせをしていた頃、ホワイトベースの前でウッディと再会するアムロ。彼はマチルダを守り切れなかったことを謝罪しますが、それに対しウッディは力強く反論します。一方シャアたちマッド・アングラー隊は、ジオン公国軍本部から増援を受け、モビルスーツを多数用意。ゾックとゴッグを先発隊として出撃させ、その後自らを含めて一斉に出撃。ジャブロー攻撃作戦が開始されます。アムロとウッディの1対1のシーンは、ウッディの性格がよく表れており、同時に彼の強い覚悟や思いが感じられる、Aパートで最もインパクトのあるシーン。彼の発言に、アムロも心動かされます。ガンダムがもっと活躍すればマチルダを守れたかもしれない」と言うアムロに対し、「うぬぼれるんじゃない、アムロ君。ガンダム一機の働きで、マチルダが助けられたり戦争が勝てるなどというほど甘いものではないんだぞ。」や「パイロットはその時の戦いに全力を尽くして、後悔するような戦い方をしなければ、それでいい。」と語るウッディ。まさしく正論であると同時に、彼の強い意志を感じます。素晴らしい軍人やな、ウッディは…。これと同じ頃、ジャブローの出入口に目星をつけたシャアは、モビルスーツの補給を受け、ゾックとゴッグ2機を先発隊として調査を命令。その後、用意したモビルスーツを総投入し、自らも出撃します。ジャブロー攻略作戦に投入されたモビルスーツは、シャア専用ズゴック含めて50機超。しかし、ジオン公国軍によればこれでもジャブロー攻略のためには少ない戦力のようです。ジャブローの守りが強固であると同時に、ありったけのモビルスーツをかき集めてもここまでしか用意できないジオン公国軍の消耗っぷりが、よくわかる描写でした。


シャアの襲撃を受けたジャブローは、すぐに戦闘態勢を構築。ホワイトベースの船員たちは宿舎に戻るよう命じられますが、彼らはみな宿舎ではなくホワイトベースに集合し、モビルスーツに搭乗して待機します。しかし、なぜか司令室からは戦闘に関する情報が何も入ってこないのでした。同じ頃、地上ではジャブローの対空砲火とシャアたちのモビルスーツの激しい攻防が展開。ここでシャアは、半数近くのモビルスーツを失うことになるのでした。第2次戦闘配置の命令が下ったものの、ホワイトベース自体は修理中だったため、宿舎に戻って休むよう指示されるブライトたち。しかし彼らは誰に命じられるわけでもなく、自然とホワイトベースに集合し戦闘態勢を組みます。ここで船員たちが自発的に集まって戦おうとする姿勢がGoodですね。このようにホワイトベースは戦う気満々で準備を進めますが、なぜか司令部からは情報が一切来ずじまい。手の打ちようがない彼らは、待機せざるをえなくなります。ここでホワイトベースに指令が来なかったのは、おそらく意図的なもの。司令部がホワイトベースを厄介者扱いしていたからではないでしょうか。こんな非常事態の時にまで嫌がらせすることないよねぇ。一方地上では、連邦軍とシャアたちの激しい戦いが続行。シャアは攻撃の雨あられの中何とか地上に降り立ちますが、既に隊は半数近くのモビルスーツを失っていました。ジャブローの守りは強固であり、対空砲火の威力も半端ないものに。地上からの砲撃一発や、戦闘機のビーム砲だけで、ズゴックやドム、グフやザクⅡをを次々に撃ち落としていきます。さすが本部だけのことはあるこの強さ。連邦軍も、モビルスーツとの戦闘面でもジオン公国軍と互角にやりあえるようになってきたんですね。


対空砲火により敵を足止めしたものの、シャア専用ズゴックをはじめとするモビルスーツの侵入を許したジャブロー。これにより修理専用ドッグも破損し敵が侵入してきたことで、ホワイトベースも戦闘を開始します。カイのガンキャノンやセイラのGファイターゴッグズゴックを打ち破る中、ガンダム連邦軍の量産型モビルスーツ:ジムを倒す赤いズゴックを発見。それがシャアと確信します。必死の戦い結果、ウッディの捨て身の攻撃もあってガンダムの勝利に終わることに。撤退するシャア専用ズゴックを追ったガンダムは、追跡しきれなかったものの潜伏していたゾックを打ち破り、ジャブローを守り切ることに成功するのでした。Bパート後半は、主にモビルスーツ同士の戦闘が中心。今回初登場のジムがシャア専用ズゴックにやられてしまい(それまでは結構頑張ってたけど)あまり戦果を挙げられなかった一方で、特にガンキャノンゴッグ1機を撃破するという目覚ましい活躍を見せます。数話前でガンダムを苦しめたゴッグを、単独で破ってみせたガンキャノン。これにはやはり、カイのミハルに対する強い思いが大きく影響したと言えるでしょう。「ミハル、俺はもう悲しまないぜ。お前みたいな子を増やさせないために、ジオンを叩く。徹底的にな!」と言うカイ、カッコいいぜ!一方のガンダムは、ドック内を高速で移動する赤いズゴックを発見。そのズゴックは所属やパイロットを名乗りませんでしたが、アムロはあれはシャアだと確信します。やがて、ガンダムシャア専用ズゴックは激しくぶつかり合うことに。両者一歩も引かない戦いを見せる中、勝敗を分けたのは、ウッディの攻撃でした。「マチルダの守ったホワイトベースを何としても守り切る」と決意していたウッディは、その命と引き換えにシャア専用ズゴックのモノアイの破壊に成功。既にガンダムとの戦いでダメージを食らっていたシャアは、撤退を余儀なくされます。ここで散っていくウッディの姿が悲しいですが、この直前のガンダムの戦いっぷりも見逃せないところ。シールドを囮に使ってビームライフルシャア専用ズゴックを撃ち抜くなど、かなり高度な戦いをしていましたね。この後、撤退するシャア専用ズゴックを追ったガンダムは、ゾックと遭遇。しかしガンダムはほとんど苦戦することなくこれを打ち破り、シャア専用ズゴックを逃したものの戦闘に勝利するのでした。フラウの通信から推測すると、今回の戦いではシャア専用ズゴック以外のジオン公国軍モビルスーツは全滅したらしい。オデッサ作戦に続いて、ジオン公国軍は大きな痛手を受けたと言えるでしょう。

 

 

 

第30話「小さな防衛線」

1979年10月27日放送
登場した敵他:シャア専用ズゴックアッガイ、戦闘機ドップ編隊

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「この子たちが生きている間に、ジオンも連邦軍もない世界だって、来るかもしれないでしょ?」


STORY:階級を与えられ、いよいよ正式に軍人となったアムロたち。その一方で、連邦軍本部ではカツ・レツ・キッカの処遇が問題になっていた。本部は育児センターへの入所を決定するが、それを嫌がった彼らはそこから抜け出してしまう。そして、偶然もぐりこんだジムの製造工場で、シャアたちの暗躍を見た!敵の目的を知ったものの、縛り上げられてしまうキッカたち。刻一刻と迫る時限爆弾のタイムリミット。キッカたちは、ジャブローを救えるか!?


今までずっとアムロたちと行動を共にしてきた、戦災孤児のカツ・レツ・キッカ。今回は、そんな彼らにスポットを当てた一編です。中盤での彼らの頑張りと、アムロたちの連係プレーが最大の見どころ。その一方で、今回初登場したジオン公国軍の新型モビルスーツアッガイの扱いは結構軽かったですね。初登場時に一応施設は破壊してたけど。そのあとはガンダムにやられっぱなしだったし…。


シャアが一時撤退した後も、ジオン公国軍の定時爆撃を受け続けていたジャブロー。対空砲火で十分守り切れるほどであり、隊員たちも油断していましたが、その裏でシャアのジャブロー潜入作戦が始まっていることに気づいていませんでした。同じ頃、アムロたちは階級を与えられ、正式に軍人になることに。既に死亡したリュウには二階級特進の栄誉が与えられますが、これに食って掛かったのがアムロでした。ジオン公国軍の定時爆撃は、戦闘機ドップ編隊による空爆で、ジャブローの対空砲火で十分すぎるくらい対抗できるもの。「こんな攻撃で本当にジャブローを破壊する気あるのか?」とも思えるものでしたが、これはシャアのジャブロー潜入作戦の囮にすぎませんでした。戦闘機ドップ編隊の攻撃の中で、シャアたちはシャア専用ズゴックアッガイで地上からジャブローへ接近。前線の施設の1つを破壊し、潜入に成功します。囮を使って潜入するのはいいけど、今回のシャア、ちょっと簡単に潜入できすぎじゃないかな?前回ジャブローはあれだけの対空砲火等を見せたんだから、ここにたどり着くまでにセンサーとかトラップがいくつも仕掛けられてそうなもんだけど…。これと同じ頃、アムロたちは階級を与えられ、とうとう正式に軍人になることに。それに少し違和感を覚えていたアムロでしたが、リュウが戦死に伴い二階級特進したことを伝えられた際、彼の気持ちが爆発します。二階級特進だけで、リュウたちに感謝の言葉もないのか」と訴えるアムロ。軍人にとっては殉職者に二階級特進の栄誉を与えるのは当たり前のことですが、それに疑問を持つアムロの気持ちも、よくわかる気がしました。


アムロたちが正式な軍人になったことで問題になるのが、子供であるカツ・レツ・キッカたちの処遇。連邦軍本部はジャブローの育児センターへの入所を決定しますが、キッカたちは嫌がり、またフラウも最後までその処遇に迷っていました。育児センターへ入所したキッカたちは、やはりそこが嫌になって脱走。ジャブロー内の地下洞窟をさまよってジムの製造工場に転がり込み、そこでシャアたちの暗躍を目撃するのでした。ホワイトベースは軍艦。当然民間人は乗っていられません(今までは例外措置)。キッカたちはまだ子供であるため軍人にするわけにもいかず、連邦軍本部は彼らをジャブロー内の育児センターへ入所させることにします。今回、ジャブロー内に育児センターなる施設が存在することが判明。センターの子供たちの発言から考えるに、戦災孤児を預かるというよりも。軍人の良心たちが子供を預ける保育所のような施設のようです。この施設で興味深いのが、キッカたちを除く子供たち全員が、静かで半ば無気力であること。彼らはいつ帰ってくるかもわからぬ両親を待ち続けており、いつしか笑顔を失っていたのでした。こういう場では子供たちが無邪気に騒いでいそうなものですが、逆にシーンと静かなのが、視聴者にインパクトを与えています。そう。戦争のあおりを食らってるのは、大人たちだけじゃないんだよね…。そんな育児センターに一度は入るも、やっぱりホワイトベースに戻りたいとして抜け出してしまうキッカたち。彼らはジャブローの中にある地下洞窟に迷い込み、やがてジムの製造工場にたどり着きます。そして、潜入していたシャアの部下たちと鉢合わせしてしまうのでした。ジャブローの地下には洞窟が広がっているらしく、一部は道路や製造工場などの設備に利用。キッカたちはここに迷い込んでしまいます。彼らはジムの製造工場で初めて敵に遭遇しますが、その前に知らないうちにアッガイの頭の上を歩いたりしちゃってるんですよね。なーんか今回、地球連邦軍もシャアもちょっとガバガバな気がするなぁ。


敵に縛り上げられ、その上製造工場に爆弾が取り付けられたことを知ったキッカたち。彼らは苦しみながらも自力で縄をほどき、やがて設置された時限爆弾のすべてを回収します。そしてバギーで脱出しようとしますが、運転になれていないためメチャクチャに走り回ることに。そこに偶然駆け付けたのは、アムロたちでした。一方のシャアは、ホワイトベースへの時限爆弾設置に失敗。速やかに脱出するため、シャア専用ズゴックの元へ戻ります。Bパート前半は、キッカたちの活躍っぷりが存分に描かれることに。なんと協力して縄をほどいただけでなく、勘だけで設置された爆弾をすべて発見しきってみせます。なんの装備(爆弾探知機等)もなく、全てを探し当てたのは驚異的。シャアたち側も焦っていたのか、時限爆弾に「外すと爆発する」などのトラップを仕掛けていなかったことも、プラスに働きましたね。こうして爆弾を外したものの、問題になるのはそれをどう処理するかというもの。レツがバギーを運転して遠くへ運ぼうとしますが、運転になれていないため思うように行きません。このタイミングで訪れたのが、偶然ジムの製造工場を見学しに来たアムロたちでした。アムロたちはキッカたちを発見すると、連係プレーでアムロがキッカたち側のバギーに乗り込み、彼らを別のバギーへ乗り換えさせ、さらには爆弾を積んだバギーを走らせて人気のないところで爆破させることに成功。シャアの企みは完全に失敗に終わります。ここでのアムロたち、カッコいいと同時に頼もしかったなぁ。息もぴったりでした。


シャアは逃亡中セイラに出会うも、ミライの銃撃を受けたことでほとんど会話できずにそのままシャア専用ズゴックに搭乗。他の兵士たちもアッガイに乗り、脱出を図ります。しかし、これを追撃してきたのがガンダム。逃げるアッガイ3機をあっという間に撃破し、シャア専用ズゴックの右腕を切り落とします。シャアとの決着まであと一息というところまで追い詰めたガンダムでしたが。結果的には逃がしてしまうことに。そして戦闘終了後、キッカたちは特別にホワイトベースへの再乗船を赦されたのでした。シャアとセイラが、短い時間ですが再会。ミライによって邪魔される形になりますが、彼女が「シャアとセイラには何かあるのではないか」と疑問を持つ、重要なシーンにもなっています。そして、この後繰り広げられるのが、ガンダムシャア専用ズゴックたちとの戦闘。ガンダムにとってアッガイ程度のモビルスーツは敵ではなく、初登場回にもかかわらずバッサバッサと倒されていきます。あまりにもあっけなくやられていくアッガイ。これ、ズゴックとかで出撃した方がよかったんじゃないかな…?こうした戦闘を経て、ガンダムシャア専用ズゴックと対峙。その腕を切り落とすことに成功しますが、完全に倒すことはできませんでした。こうして戦いは終わり、キッカたちは再びホワイトベースに戻れることが決定。アムロたちは、互いにそのことを喜び合うのでした。アムロたちの進言があってもなお決断を渋る兵士に対し、アムロが言ったセリフが印象的。「この子たちが生きている間に、ジオンも連邦軍もない世界だって、来るかもしれないでしょ?」。サラッと出た一言でしたが、強く印象に残りましたね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第31話から第33話をご紹介予定です。『機動戦士ガンダム』。君は、生き延びることができるか…?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

今回紹介したお話に登場したモビルスーツガンプラを、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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ウルトラマンマックス 15年目の証言録

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今回は、3月2日に発売された書籍「ウルトラマンマックス 15年目の証言録」のレビューです。

 

昨年(2020年)に放送開始15周年を迎え、現在もYoutube円谷プロ公式チャンネルにて配信が行われている『マックス』。そのスタッフやキャストインタビューなどが盛り込まれた書籍が、とうとう発売されました。

 

CBC三部作の中で、私の一番好きな作品である『マックス』ですが、『ネクサス』と『メビウス』に挟まれているせいもあるのか、イマイチ両作品に比べるとメディアや商品化の機会に恵まれることが少ない印象。そんな中でのこの書籍の発売は、本当にうれしいものでした。もう、感謝感激だよ!

 

 

 

書籍は3部構成になっており、第1部が企画立ち上げ時のメンバーのお話、第2部がその後関わることになったクリエイターとの対談、そして第3部がメインキャストへのインタビューという形になっています。

 

書籍の文字もそれほど小さくなく、時々劇中のカットや特写が挿入されているため、それほど時間をかけずに読破することが可能。しかし、その中身は想像絶するほど濃く、今まで明かされていなかったり、ほとんど語られてこなかった事実がまあ出るわ出るわといった感じ!誇張抜きで、1ページ1ページ読み進めるたびに、新たな驚きや発見、そして衝撃の連続でしたね。

 

個人的に、「『マックス』は突貫工事で組まれた企画なのに、どうして制作陣もキャスト陣もあれだけのメンツをそろえられたのだろう?」ということがずっと疑問だったのですが、それはこの書籍により完全に解消。まさか、そのほとんどが制作陣どうしのツテや交流、さらには偶然の出会いなどの連続で生み出されていたものだとは思いもしませんでした。映像業界は、ツテやコネなどによる繋がりや起用がまだまだ色濃く残っている世界ですが、あれだけ多彩かつ豪華なメンツを、すべてそれらで賄っていたとはなぁ…!企画立ち上げ時に参加されていた、八木監督や金子監督などの人脈には驚かされました。

 

『マックス』の企画立ち上げ時の話も豊富。『ネクサス』の放送短縮が決まって時間のない中、ノリと勢いも相まってテーマや隊員たちの名前等も決まっていき、それが『マックス』という作品を形作っていったということがよくわかりました。7月からの放送が決まってて、12月から企画作り開始、1月にはもうコンセプトを決めて撮影準備開始って、相当なハードスケジュールだったんだなぁ。

 

メインキャストへのインタビューでは、満島ひかりさん(エリー)を除く全員が登場。本書の企画が始まってから出版までわずか数か月しかなかったのに、これだけのメンバーが集まれたのは、本当に素晴らしいことだと感じました。でも、ここまでやるのなら、やっぱり満島さんも集まってほしかったなぁ。きっと、スケジュールが合わなかったんだろうな…。

 
 
 
 
多彩な制作陣とキャスト陣によって生み出された、まさに奇跡の作品である『ウルトラマンマックス』。この「ウルトラマンマックス 15年目の証言録」は、そんな奇跡の軌跡をたどることができる、貴重な書籍です。
 
『マックス』好きは、絶対に手元に置いておきたいアイテムですね。 
 
『マックス』を見て育った子たちがそろそろ、「未来への希望」を持って、未来をつかみ取るって意気込みを持って社会に出てくる頃だと思う。(中略)未来は無数の可能性に満ちている。だから明るい素晴らしい未来はわれわれ人類、自らの力でつかみ取りたいと思うし、そうあるべきだし、そうなると確信しています。(八木監督、43ページより)
 
 
 
 
 

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5代目は原点回帰?

シリーズも4作目に突入し、テレビ東京側も放送時間帯を「ニチクジ変身タイム」と銘打ったこともあり、安定期に入った感のある「ガールズ×戦士!シリーズ」。

 

「「ニチクジ変身タイム」という枠ができたんだから、まああと数年は放送枠が維持されるんだろうな」と思っていたら、本日(3月9日)、シリーズ5作目らしき商標が公開されました。

 

その名は、『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』

 

 


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タイトルロゴデザインを見て連想したのは、デジタル&テクノチックな世界観。各所にあしらわれている図形から、「ビート」や「DJ」、そして「ゲーム」などがモチーフとなった作品になるんじゃないかなと思われます。

 

「ガールズ×戦士!シリーズ」の主人公たちが現実世界でもアイドルデビューするのはもはや恒例ですが(むしろ制作側はそっちがメイン)、作品としても“音楽”をプッシュしていくのは、第1作である『ミラクルちゅーんず!』以来。そういえば、どことなくタイトルロゴの字体も『ミラクルちゅーんず!』に似てるし、5作目はある種の原点回帰を狙った作品になるのかもしれません。

 

そして、何より気になるのが「ビッ友×戦士」というワード。全4作とは違い独自の造語を「×戦士」の前に持ってきています。「ビット+友」を組み合わせたワードなんだろうなと予想されることから、5作目は仲間やマスコットとの絆などもストーリー上重要になってくるのではないかと思われますね。何の確定情報もないけど、面白そうじゃないか…。

 

商標公開がこのタイミングということは、おそらく放送開始は『ラブパトリーナ!』と同じく7月中。さらに『ファントミラージュ!』の映画のことから考えれば、今年のGW公開予定の『ラブパトリーナ!』の映画にて、チラ見せ客演があることでしょう。ということは、正式な情報解禁は、来月末あたりかなぁ。

 

 

 

 

ウルトラシリーズ」などの既に長い歴史のある特撮作品とは一線を画し、独自路線を貫きその地位を確立しつつある「ガールズ×戦士!シリーズ」。過去にも何度か述べていますが、このご時世で全くの新規特撮作品シリーズが、3年以上も安定して続いているのは、特撮界隈ではもっと取り上げられるべきだし、歓迎されるべきことだと思います。

 

これからも、「ガールズ×戦士!シリーズ」の飛躍を見守り続けたいですね。

 

↓続報がビビッとキタぁ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第1カイ ちょっとした感想

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45代目は全力全開!!

 

 

 

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番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

そうだ…。俺もあきらめたくない。俺、まだ何もできてない。決めた!俺は世界を守る!!「スーパー戦隊シリーズ45周年記念作品」であり、『ゴーカイジャー』以来のレジェンド要素をプッシュした形で始まった『ゼンカイジャー』。その第1話は、番組名にふさわしい最初から最後まで全力全開で走り切った、濃厚な一編でした。単純明快な構成ながら、単調ではないお話&アクションが魅力的。どことなく元気を失いかけている世相に対し、活力と明るさを与えてくれる作品になってくれそうな気がしましたね。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

キカイトピアの闇の帝国:トジデンド王朝により、次々に並行世界が機械に閉じ込められるという事態が起こっていた頃、唯一その影響を受けていない世界では、五色田介人が今日も世界初のことに挑戦中。そんな時、キカイトピアと介人の世界が部分的に融合し、キカイノイドと呼ばれる機械生命体と共生することになります。それから1か月。すっかりキカイノイドにも慣れた介人たちの世界の人々でしたが、トジデンド王朝は容赦なく侵攻を開始するのでした。「並行世界(他のスーパー戦隊の世界)が機械に閉じ込められた」という設定は、ナレーションで一気に説明することで描写を圧縮。そのうえで前半は、介人の常軌を逸した(ほめてます)全力全開っぷりと、突如として世界が融合し共生することになってしまったキカイノイドたちと人間の交流が描かれていました。介人のキャラは単純明快。しかし、過去に両親を失っているという暗い部分があることが、彼が単なる能天気男ではないことをにおわせてくれています。でもさ、「東京スカイツリーからバンジージャンプする」なんて、絶対許可下りるわけないじゃん!そんな介人たちの世界に突然起きたのが、キカイトピアとの融合。突然現れたキカイノイドの前に、人間もキカイノイド自身も驚き戸惑いを隠せないでいましたが、1か月も経つとすっかりなじみ、共生の道を歩み始めていました。介人の世界では、どうやらあっという間にキカイノイドは人間社会に溶け込んじゃったらしい。いい世界だな、ここ…。

 

トジデンド王朝の侵攻により、キカイノイドに対する人々の目は変化。侵攻の最中、トジデンド王朝とは全く関係のない庶民キカイノイド:ジュランは、自分に向けられる目に苦悩します。同じ頃、介人は攻撃をかいくぐって祖母ヤツデの店「カラフル」に帰還。そこで鳥型ロボ:セッちゃんを手に取って両親のことを回想し、世界を守ることを誓います。突拍子もない発言にヤツデが唖然としたとき、突然セッちゃんがしゃべり始めて…!?中盤では、トジデンド王朝の侵攻と、それに自分たちなりに対抗しようとする介人とジュランの姿を中心にお話が展開。要所要所で触れられる、キカイノイドとしてのジュランの苦悩が見逃せません。こうしたダークな部分をチラっとながらちゃんと挿入しているのが、いいアクセントになっていますね。一方の介人は、自宅であるカラフルに帰還。世界を守ると誓ったその時、セッちゃんが急に饒舌に話はじめ、彼らは地下に密かに作られていた五色田博士夫妻のラボにたどり着きます。そこに用意されていたのは、博士が歴代スーパー戦隊の力をもとに開発した、ギアトリンガーなどのアイテムでした。介人の回想を交えたこのシーンは、彼の強い決意を感じる素晴らしいシーン。彼が「全力全開」をモットーにしている理由、そして世界を守ることに本気で「全力全開」すると誓う理由が、きちんと描写で明示されています。このシーンはグッと来たなぁ。そんな彼に呼応するかのように、セッちゃんがしゃべり始め、彼はヤツデとともに博士夫妻のラボへ。そこへギアトリンガーを手にし、ヤツデとともに変身しようとしますが、彼女に拒否されたためとりあえず2丁それを持ち出します。ゼンカイジャーへの変身を全力で拒否するヤツデ。ヤツデの変身シーン、見てみたかったな…。

 

トジデンド王朝の侵攻はなおも続き、混乱の最中ジュランは1人の男の子を救出。そこに介人が現れ、ギアトリンガーを渡します。こうして2人はゼンカイジャーへと変身し、トジデンド王朝と真っ向勝負。介人が変身したゼンカイザーはクダックをなぎ倒しながらクダイターを撃破。ジュランの変身したゼンカイジュランは、センタイギアの力で巨大化し、現れたクダイテストを撃破し、それぞれ初勝利を飾るのでした。終盤で、ついにゼンカイジャーへ初変身!ギアトリンガーは現状使用者に特に制限はないようですが、介人がもう1人のギアトリンガー使用者としてジュランを選んだ理由が、「キカイノイドと仲良くするため」というのが、単純ながら明確な理由付けとなっていてGoodでした。その後の戦闘シーンは、ゼンカイザーとゼンカイジュランが、その力をフルに発揮して戦いまくり。特撮描写も第1話ということでハデさ全開で、初回戦闘としては十分な出来栄えでした。『ゼンカイジャー』、初めてその情報を聞いた時は正直不安もあったけど、なかなかよさそうだな。このまま全力全開で1年走り切ろうぜ!!

 

 

 

 

戦いが終わったと思ったら、今度は街の人たちにキノコが生え始めた!?そして現れた、キカイノイド嫌いの動物好きキカイノイド:ガオーン。彼こそ、3人目のゼンカイジャーになる男だ!

 

次回はガオーン/ゼンカイガオーンの初登場回。『ゼンカイジャー』は、初期メンバーがそろうまでに時間がかかるタイプの戦隊になるんですね。このまま1話あたり1人ずつ仲間を増やしていく感じになるのかな?いや、巨大ロボ玩具の販促の関係上、マジーヌとブルーンは同時に仲間になるのかな。

 

さあ、第2カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第25章 ちょっとした感想

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妙な雰囲気の和解ゲンカ

 

 

 

いや…ムチャクチャですよ!でも、そういうところが、飛羽真くんらしくて好きなんですけどね!話数的にも、そろそろ折り返し地点に差し掛かった感のある『仮面ライダーセイバー』。今回は玲花が仮面ライダーサーベラに変身し、新たに表れた仮面ライダーカリバーの正体が賢人だと判明したほか、飛羽真と倫太郎の溝が埋まりつつある様子が描かれました。

 

物語に影響する要素は多数ありましたが、今回はメギド側は一切登場せず、ソードオブロゴス内の内輪もめ話で1話が終わった印象。個々の描写もイマイチつながりがおかしい部分もあり、脚本段階ではいろいろ描かれていたけど、尺の都合でカットしてムリヤリつないだのかなぁ…という感じがありました。玲花とソフィアのシーンとか、飛羽真と倫太郎のシーンとか、もうちょっと何とかしようがあったんじゃないかな?

 

なお、前回(第24章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

プリミティブドラゴンの力で暴走する悪夢を見た飛羽真。暴走におびえながらも、彼はそれに打ち勝つことを誓い、ノーザンベースで対処法についてあれこれ調べ始めます。やがて亮や大秦寺、そらも現れ、そらの言葉から飛羽真はある決意を固めます。同じ頃、サウザンベースの方では、マスターロゴスのもとに剣士たちが集結。その中で、倫太郎は迷いを捨てきれずにいました。そらの「ドラゴンを救うことはできないか」という言葉を受け、プリミティブドラゴンの力を制御し、その時脳裏に浮かんだ少年を救うことを誓った飛羽真。結局、この少年って誰なんでしょうね。幼い頃の飛羽真とか?でもそれだったら、飛羽真自身も気づいてるはずか…。そんな飛羽真たちの一方で、より苦しい立場になっていたのは倫太郎。飛羽真や亮のことを考え迷っていた彼に対し、玲花は容赦なく飛羽真を斬れと命じるのでした。玲花の今回の発言から、彼女自身に大きな意思はなく、基本的にマスターロゴスからの指示を受けて動いているのであろうことが窺えます。ということは、ソフィアを拉致監禁しているのも、マスターロゴスの意思によるものなのかな。この後玲花はソフィアのもとへ向かいますが、ここでの彼女たちのやり取りが、イマイチかみ合っていない印象。いや、言わんとすることはわからなくはないのですが、なんか、こう…いろいろ飛ばしすぎじゃね?

 

飛羽真たちが本をあさっている間、芽依はワンダーライドブックを持って密かに倫太郎のもとへ。悩み続けている彼に言葉をかけますが、それでも倫太郎の悩みが解消されることはありませんでした。そこへ、今度は飛羽真が登場。最初こそぶつかり合う2人でしたが、じょじょにその仲は…。中盤の見どころは、飛羽真と倫太郎のケンカからの和解。プリミティブドラゴンの力を使うことへの覚悟を決めていた飛羽真と、そんな彼に対し感情を爆発させていたものの、じょじょに落ち着いていく倫太郎のさまが描かれていました。「実は仲がいい2人」を演出したいのはわかるけどさ、急に倫太郎がデレたのにはびっくり。私も観てる時は芽依みたいな顔になっちゃいましたよ。しかも、これに対する飛羽真の返しもなんだかなぁって感じ。きっと、本来はここに至るまでの間にもいくつかセリフが用意されてたんだけど、尺の都合でカットされちゃったんでしょうね。そうじゃなきゃ、あれだけ組織のためだのなんだの言っていた倫太郎が、一気にデレた変な感じになっちゃうし…。

 

飛羽真と倫太郎が会っていた頃、ノーザンベースには玲花が出現。仮面ライダーサーベラに変身し、亮たちを襲い始めます。亮たちも変身しますが、サーベラのトリッキーな能力の前に翻弄される一方。そこへそらからの連絡を受けた飛羽真と倫太郎が駆けつけ、飛羽真はプリミティブドラゴンへと変身。しかし、案の定サーベラを倒す前に暴走してしまいます。そんな彼を再び止めたのが、カリバー。その正体は…。今回初登場、仮面ライダーサーベラ。ワンダーライドブックと聖剣の力を存分に生かした、虫や煙の能力を使った攻撃が、強敵感を醸し出していました。体のあらゆる部分を煙にできたり、飛行したり相手を拘束したりと、初登場補正もかかってやりたい放題な感じのサーベラ。そんな彼女の裏で、スラッシュもついに弱体化しちゃったなぁ…。このようなサーベラの攻撃を止めるべく、飛羽真はプリミティブドラゴンへと変身。しかし暴走を防ぐことはできず、再び仲間に向けて剣をふるってしまいます。そこへ前回に続き再びカリバーが現れ、止めに入りますが、プリミティブドラゴンの攻撃を受け変身解除。中から出てきたのは、消滅したはずの賢人でした。賢人が久々に登場。前回のタッセル不在のラストカットは、完全にミスディレクションだったんだなぁ。

 

 

 

 

久々にその姿を見せた、賢人。再会を喜ぶ飛羽真に対し、賢人の表情は固く、飛羽真に対し攻撃を仕掛けてきた!一度消滅してから今までの間で、賢人に一体何があったんだ!?

 

次回はセイバーとカリバーの対決が描かれそう。それに物語もシフトしていくみたいだから、倫太郎との共闘実現はまだちょっとお預けになりそうですね。ああ、OPのように剣士たちが再び一堂にそろう日は、いつになるのやら…。

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…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第1カイ ちょっとした感想」に続きます。

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