お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第1カイ ちょっとした感想

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45代目は全力全開!!

 

 

 

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番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

そうだ…。俺もあきらめたくない。俺、まだ何もできてない。決めた!俺は世界を守る!!「スーパー戦隊シリーズ45周年記念作品」であり、『ゴーカイジャー』以来のレジェンド要素をプッシュした形で始まった『ゼンカイジャー』。その第1話は、番組名にふさわしい最初から最後まで全力全開で走り切った、濃厚な一編でした。単純明快な構成ながら、単調ではないお話&アクションが魅力的。どことなく元気を失いかけている世相に対し、活力と明るさを与えてくれる作品になってくれそうな気がしましたね。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

キカイトピアの闇の帝国:トジデンド王朝により、次々に並行世界が機械に閉じ込められるという事態が起こっていた頃、唯一その影響を受けていない世界では、五色田介人が今日も世界初のことに挑戦中。そんな時、キカイトピアと介人の世界が部分的に融合し、キカイノイドと呼ばれる機械生命体と共生することになります。それから1か月。すっかりキカイノイドにも慣れた介人たちの世界の人々でしたが、トジデンド王朝は容赦なく侵攻を開始するのでした。「並行世界(他のスーパー戦隊の世界)が機械に閉じ込められた」という設定は、ナレーションで一気に説明することで描写を圧縮。そのうえで前半は、介人の常軌を逸した(ほめてます)全力全開っぷりと、突如として世界が融合し共生することになってしまったキカイノイドたちと人間の交流が描かれていました。介人のキャラは単純明快。しかし、過去に両親を失っているという暗い部分があることが、彼が単なる能天気男ではないことをにおわせてくれています。でもさ、「東京スカイツリーからバンジージャンプする」なんて、絶対許可下りるわけないじゃん!そんな介人たちの世界に突然起きたのが、キカイトピアとの融合。突然現れたキカイノイドの前に、人間もキカイノイド自身も驚き戸惑いを隠せないでいましたが、1か月も経つとすっかりなじみ、共生の道を歩み始めていました。介人の世界では、どうやらあっという間にキカイノイドは人間社会に溶け込んじゃったらしい。いい世界だな、ここ…。

 

トジデンド王朝の侵攻により、キカイノイドに対する人々の目は変化。侵攻の最中、トジデンド王朝とは全く関係のない庶民キカイノイド:ジュランは、自分に向けられる目に苦悩します。同じ頃、介人は攻撃をかいくぐって祖母ヤツデの店「カラフル」に帰還。そこで鳥型ロボ:セッちゃんを手に取って両親のことを回想し、世界を守ることを誓います。突拍子もない発言にヤツデが唖然としたとき、突然セッちゃんがしゃべり始めて…!?中盤では、トジデンド王朝の侵攻と、それに自分たちなりに対抗しようとする介人とジュランの姿を中心にお話が展開。要所要所で触れられる、キカイノイドとしてのジュランの苦悩が見逃せません。こうしたダークな部分をチラっとながらちゃんと挿入しているのが、いいアクセントになっていますね。一方の介人は、自宅であるカラフルに帰還。世界を守ると誓ったその時、セッちゃんが急に饒舌に話はじめ、彼らは地下に密かに作られていた五色田博士夫妻のラボにたどり着きます。そこに用意されていたのは、博士が歴代スーパー戦隊の力をもとに開発した、ギアトリンガーなどのアイテムでした。介人の回想を交えたこのシーンは、彼の強い決意を感じる素晴らしいシーン。彼が「全力全開」をモットーにしている理由、そして世界を守ることに本気で「全力全開」すると誓う理由が、きちんと描写で明示されています。このシーンはグッと来たなぁ。そんな彼に呼応するかのように、セッちゃんがしゃべり始め、彼はヤツデとともに博士夫妻のラボへ。そこへギアトリンガーを手にし、ヤツデとともに変身しようとしますが、彼女に拒否されたためとりあえず2丁それを持ち出します。ゼンカイジャーへの変身を全力で拒否するヤツデ。ヤツデの変身シーン、見てみたかったな…。

 

トジデンド王朝の侵攻はなおも続き、混乱の最中ジュランは1人の男の子を救出。そこに介人が現れ、ギアトリンガーを渡します。こうして2人はゼンカイジャーへと変身し、トジデンド王朝と真っ向勝負。介人が変身したゼンカイザーはクダックをなぎ倒しながらクダイターを撃破。ジュランの変身したゼンカイジュランは、センタイギアの力で巨大化し、現れたクダイテストを撃破し、それぞれ初勝利を飾るのでした。終盤で、ついにゼンカイジャーへ初変身!ギアトリンガーは現状使用者に特に制限はないようですが、介人がもう1人のギアトリンガー使用者としてジュランを選んだ理由が、「キカイノイドと仲良くするため」というのが、単純ながら明確な理由付けとなっていてGoodでした。その後の戦闘シーンは、ゼンカイザーとゼンカイジュランが、その力をフルに発揮して戦いまくり。特撮描写も第1話ということでハデさ全開で、初回戦闘としては十分な出来栄えでした。『ゼンカイジャー』、初めてその情報を聞いた時は正直不安もあったけど、なかなかよさそうだな。このまま全力全開で1年走り切ろうぜ!!

 

 

 

 

戦いが終わったと思ったら、今度は街の人たちにキノコが生え始めた!?そして現れた、キカイノイド嫌いの動物好きキカイノイド:ガオーン。彼こそ、3人目のゼンカイジャーになる男だ!

 

次回はガオーン/ゼンカイガオーンの初登場回。『ゼンカイジャー』は、初期メンバーがそろうまでに時間がかかるタイプの戦隊になるんですね。このまま1話あたり1人ずつ仲間を増やしていく感じになるのかな?いや、巨大ロボ玩具の販促の関係上、マジーヌとブルーンは同時に仲間になるのかな。

 

さあ、第2カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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