EDテーマが敗北確定ソングとなってしまったグリーザさん
今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、『X』と『Z』に登場した強敵:グリーザの特集。特に初出にして視聴者に絶大なインパクトを与えた前者の最終回前後編に比重を置いた特別総集編となっており、「グリーザってヤベぇな(語彙力なし)」ということを改めて実感させてくれる一編になっていました。
前回の感想記事でもちらっと触れた通り、今回は『ウルクロZ』初の、平成三部作が一切かかわらないお話。そっかあ、別に平成三部作縛りの総集編番組ってわけじゃないんだなぁ。でも、なんでこの時期にこのタイミングでグリーザの特集なんだろう?
なお、前回(第9話)の感想記事は↓コチラです。
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上述の通り、今回はグリーザが登場した『X』の最終回前後編と、『Z』のデルタライズクロー初登場回をピックアップ。前半から中盤の終わりまでのかなり長い時間をかけて『X』をじっくり取り上げ、後半の短い時間でパパっと『Z』を紹介する形でした。
『X』パートは、大地の両親の話やXio各国支部の反撃等は完全にすっ飛ばされていたものの、ほぼ最終回前後編のダイジェストのような編集。冒頭にてグリーザの脅威をガツンと描き、中後半で大地&エックスの復活とその反撃が描写されました。
本放送当時も「グリーザはかなりの強敵だな」と感じましたが、改めて今回観てみると、その攻撃等の1つ1つの動作が不気味かつトリッキーであり、本当に得体のしれない敵って感じで最高。なんだか当時以上にグリーザのヤバさを実感したような気がしました。特に、Xio日本支部が破壊され、グリーザが怪獣たちを取り込んでいく瞬間!あれはハンパないインパクトのある絵面ですが、何度観ても背筋がゾクッとするよなぁ。
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そして、後半の『Z』パート。ゼット デルタライズクローとグリーザの戦いに時間を割くためか、それまでの過程はそのほとんどをカット。ゼットとグリーザの再戦を中心とした編集になっていました。ジャグラーとの協力によるカブラギ=セレブロからのベリアルメダル奪取のシーン、ナレーションで軽く片付けられちゃってたな…。
強敵の出現という逆境を、何度も乗り越えてきたウルトラマンダイナ。次回と次々回では、彼が乗り越えてきたゲランダやデスフェイサー、そしてクィーンモネラとの戦いを特集だ。ネオフロンティアの風が吹き荒れるぜ!
次回から2回にわたって、映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』の特別総集編を放送。それはいいんだけどさ、この映画、本編時間約70分しかないんだよ?アスカを映さないという制約がある中で、2回分も放送を持たせることができるのか…?
さあ、第11話のレビューは↓コチラだ!
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