本編には登場しないがCMにはガッツリ登場するダイゴ
今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、「しつこい敵(侵略者)」がテーマ。『Z』からはバロッサ星人、そして『ティガ』からはキリエロイドⅡ(キリエル人)がチョイスされ、ウルトラマンと彼らの激闘を振り返る形になっていました。
前回の次回予告ではと“侵略者”いう視点がプッシュされていたので、「キリエル人って侵略者なのか…?」という疑問がありましたが、“しつこい敵”というカテゴリーなら納得。確かに、キリエル人も何度も『ティガ』の劇中に登場しましたからね~。
なお、前回(第8話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
今回は、前半で『Z』のVSバロッサ星人(初代)回、後半で『ティガ』のVSキリエロイドⅡ回を紹介する構成。ナレーションはどちらもそれほど挿入されておらず、前回の『Z』パート同様、上手くカットをつなぐことによって、それぞれの回でどんな戦いが展開されたかがわかるようになっていました。
まずは『Z』パートから。こちらはVSバロッサ星人回の映像を中心に紹介し、終盤ではこの後登場した2代目、そして3代目についても紹介。「バロッサ星人自体がどういうヤツらだったか」ということがわかるような編集がなされていました。
バロッサ星人(初代)の登場時の怪奇路線、個人的には結構ゾクゾクして好きだったんだけどなぁ。2代目以降はえらくキャラが変わっちゃったのが残念な感じがします。それにしても、このバロッサ星人というキャラ、全26話中3回も劇中に登場するうえ、実は本筋のストーリーにはそれほど関わってこないって、かなり珍しいタイプの立ち位置の敵ですよね。これだけ再登場が多いのは、おそらく予算の問題だったんでしょうね(『シン・ウルトラマン』の予算との兼ね合いか)。
続いて、『ティガ』パート。こちらはキリエロイドⅡとの戦いを割と丁寧に紹介。キリエロイドⅡの厄介さとティガの一時的な敗北、そこからの復活&逆転劇が、きちんとピックアップされていました。
何度観ても、キリエロイドⅡは、カッコいいデザインと強さを兼ね備えた最高の敵キャラ。本放送当時ソフビ化されなかったのが不思議なくらいです。この回はキリエロイドⅡがタイプチェンジをすることがかなりインパクト強いけど、復活した後のティガの攻撃の容赦なさにもビックリしました。こんなにメタメタにやっつける感じだったか。なかなかティガもやるな…。
ゼットを苦しめ、デルタライズクロー登場のキッカケを作った強敵:グリーザ。そんなグリーザは、過去に別の地球に現れ、人々を、そしてウルトラマンエックスを苦しめていた。次回は、歴代ウルトラマンとグリーザの戦いを振り返ろう!
次回はグリーザをピックアップする形で、『Z』のグリーザ回と『X』の最終回前後編をチョイス。あっ、『ウルクロZ』の過去作品紹介って、平成三部作に限らないんですね。
さあ、第10話のレビューは↓コチラだ!
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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