ア ン テ ナ 戦 隊 バ リ バ リ ジ ャ ー
番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。
笑顔をありがとう。コイツはサービスだ。今回は、大也が届け屋を始めるキッカケとなった存在:内藤雷汰の登場回にして、ハシリヤン側の改造隊長キャノンボーグの初登場回。登場するアンテナグルマーも厄介な能力を持っており、それにブンブンジャーがどう反撃していくかが興味深く観れた一編でした。
次回予告では、大也の話がメインになるのかなと思われましたが、実際はアンテナグルマーの攻略がその中心。でも、大也側の話もなかなかアツかったし、ラストの描写にはグッときましたね。内藤社長、今回だけのキャラじゃなくて、今後あと1,2回出てきそうだなぁ。
なお、前回(バクアゲ10)の感想記事は↓コチラです。
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また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。
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射士郎たちと別行動で、大也が向かっていたのは、内藤社長のもと。各種メディアにも出演するやり手のIT企業の社長ですが、大也にとっては、届け屋を始めるキッカケとなった、恩師ともいうべき存在でした。そんな内藤社長からの、届け屋としての大也への依頼とは…。序盤では、まず大也が内藤社長と会うシーンから始まり、続いて射士郎の解説により、彼らの関係性が明かされるというドラマ構成に。大也と内藤社長の関係性、そして届け屋を始めるキッカケになったことは確かにわかりましたが、以前チラッと触れられた大也とブンブンの出会いと同様、その前段階の過程や根本的な理由の描写が避けられているのが気になります。大也は確かにいい人であり、届け屋の仕事に誇りを持っているのは間違いないのですが、肝心なその背景が謎なんですよね。このあたりが、今後のドラマ展開で明かされたり、あるいは中核の1つとなってくれたりすると、もっと大也というキャラの魅力が深まる気がしますね。
サンシーターの前に現れたのは、改造隊長のキャノンボーグ。彼から尻を叩かれたことで、サンシーターはアンテナグルマーを誕生させ、市街地を襲撃します。大也不在のため4人で挑むブンブンジャーは、アンテナグルマーに操られた人々の攻撃を掻い潜りつつ応戦。しかし、アンテナグルマーは突然パワーアップし、ブンオレンジ/玄蕃を除いてそのアンテナ攻撃に引っ掛かってしまいます。中盤からは、キャノンボーグの登場シーンを挟んで、すぐにアンテナグルマーが暴れまわるシーンへ。「相手にアンテナを取り付けるとすぐに操れる」という能力自体も厄介なものですが、それにプラスして、操られた側は正気を保っているということが意識的何度も描写されているのが、ちょっと新鮮でした。こうすることで、アンテナグルマーの特異性と凶悪性がアピールされますよね。そんなアンテナグルマーに挑むのが、大也不在のブンブンジャー4人。操られた人々を避けながら、その能力を一度は打ち破りますが、突然アンテナグルマー自身がさらにパワーアップしてブンオレンジを除く全員がその手にかかってしまい、ブンブンジャーは一転して大ピンチに追い込まれてしまいます。アンテナグルマーが突然パワーアップしたのは、キャノンボーグの仕業。なるほど、改造隊長の異名にふさわしい工作です。今回でこうしたやり口を見せたということは、彼が劇中に登場している間は、このように苦魔獣の形態が1体あたり2種出てくる感じになるのでしょうか?
ブンブンからの連絡で、アンテナグルマーの出現を知り、現場に駆けつけた大也。変身しブンオレンジに加勢するも苦戦しますが、偶然アンテナの電波を妨害する方法が発見され、これがブンブンジャーの逆転勝利を呼びます。そして、巨大化したアンテナグルマーも、ブンブンジャーロボナイトの前に爆発四散するのでした。後半で大也も加勢。最初はブンオレンジと同様苦戦を強いられますが、偶然ブンブンチェンジャーの音がアンテナグルマーの電波を妨害することが判明し、そこから一気に反撃が始まります。ブンレッドとブンオレンジがやられているシーンは、ワイヤーアクションを使ってかなりダイナミックに表現。正直、このあと展開される怒涛の反撃よりも、強く印象に残るシーンになっていました。このあとは、アンテナグルマーの能力から解放されたブンブルーたちも交えて、アンテナグルマーを撃破。巨大ロボ戦では、ブンブンジャーロボナイトが活躍していました。
事件を解決し、届け屋の仕事に戻る大也。届け先である男の子の入院する病院に駆けつけた際の姿は―!ラストでは、大也がブンレッドのまま届け先に現れるさまが描写。昭和の「スーパー戦隊シリーズ」作品のようなベタな描写でしたが(ほめてます)、やはりこのシーンにはグッときましたね。夕陽に照らされながら、病弱な男の子に堂々と力強く手を振るブンレッド、メチャクチャカッコいいですもん。しかもこれが、何気にブンレッドの幼稚園等施設への訪問キャンペーンの宣伝も兼ねているのが秀逸でしたね。
大也が見つけた、ブンブンカーに似たしゃべる車。それは炎神スピードルだった。彼が探しているパートナーの正体。そう、それは!
次回は、事前告知があったとおり、『ゴーオンジャー』よりゴーオンレッドのゲスト出演回。どんな形で登場させるのかが気になるところです。そしてこの勢いだと、『カーレンジャー』のレッドレーサーとか『ターボレンジャー』のレッドターボも、その気になればゲスト出演回作れそうだよなぁ。
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