今回は、1月26日(金)に発売された「『帰ってくれタローマン〜TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇〜』(Blu-ray)」のご紹介です。
2022年(何気にもうすぐ2年経つのか…)の本放送から、断続的に新作や再放送が繰り返されては話題を掻っさらい続けていた『タローマン』。そうしたラッシュもひと段落したと思いきや、今度は、『帰ってくれタローマン』等の本放送終了後に制作されたスピンオフや特集番組等を詰め込んだBlu-rayが発売されました。前作以上にべらぼうな収録量になっててびっくりしたよ。なんだこれは!?
ちなみに、本Blu-rayの発売日は、先述のとおり1月末。そのため本当は2月上旬にはブログ記事にしようとは思っていたのですが、骨折やそれに伴う入院等のせいで予定が狂ったので、今日までズレ込んでしまいました。これの他にも、まだいくつか、ブログ記事作れていないのがあるんだよなぁ。
なお、今まで訪れた岡本太郎関連スポットの記事は↓コチラです。
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また、今までの『岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN(タローマン)』関連記事は↓コチラです。
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『帰ってくれタローマン』は、DISC AとDISC Bの2枚組構成。本編として、前者には『帰ってくれタローマン』と『タローマンヒストリア』、後者には『おやすみタローマン』と『お知らせの窓辺』が収録されています。
本編の大半の内容は、本放送時の過去記事にて取り上げているので割愛しますが、『おやすみタローマン』に「無限再生」の選択項目があったのを見て、その文字列だけで発狂しそうになりました。あれを順々に再生してるだけでもアレなのに、こんなの無限再生してたら、もう…。NHKも、なかなかぶっ飛んだ設定するなぁ。
そして、このBlu-rayで興味深いのが、2枚合わせて約75分収録されている特典映像。これがまた小ネタ満載で、かなり興味深く観させられました。
まずは、DISC A。こちらには「次回予告集」・「樋口真嗣監督インタビュー完全版」・「(超体験NHKフェスより)タローマンショー」・「メイキング オブ タローマン」を収録。こちらのほうが本編収録の比率が高いので、1コンテンツあたり短いものが多めに収録されていました。
「次回予告集」は、『タローマン大統領』含めて14種類収録。以前発売された『タローマン』のBlu-rayと合わせると、7割方の(あるはずのない)次回予告が制作されたことになりました。
この次回予告がまたなかなか完成度が高くて、本編制作がなされていないものも、「ぜひ本編を作ってもらいたい!」と思ってしまいました。今夏、また『タローマン』の新作出ないかなぁ。
2つ目が、「樋口真嗣監督インタビュー完全版」。これは『タローマンヒストリア』で挿入されたものの完全版で、本編使用分以上に小ネタが挿入されており、あるはずのない歴史や記憶を大マジメに回想して語る樋口監督に、狂気すら覚えてしまいました。そうそう、このインタビューにおいて「80年代にハワイ放送版がダビングされたビデオが出回っていた」って話が出てくるんだけど、これの元ネタって、『ウルトラセブン』の第12話じゃあ…?
3つ目が、「(超体験NHKフェスより)タローマンショー」。これは去年の3月に開催されたものを現地で録画したもので、約15分間。ヒーローショーとしては、やや短めかなと思えるものでしたが、大半の時間でタローマンがただクネクネとでたらめな動きをしているだけで終わっていたのには、これまた絶句してしまいました。普通のヒーローショーならブーイングが起きかねないような内容でしたが、タローマンだからこそ受け入れられる、成立するものになっていましたね。そして、ちゃんと出演してるのに終始隅に追いやられるタローマン2号よ…。
ラストが、「メイキング オブ タローマン」。これは5分ほどの短いものでしたが、「ウルトラシリーズ」のBlu-ray BOXに収録されているメイキングと同じ要領で、実際の特撮現場の様子が撮影されていました。
短い時間でしたが、その特撮現場はかなり衝撃的。少なくとも『タローマン』本編の撮影における外ロケはほぼゼロで、ブルーバックの設置された激狭スタジオで撮影。そこにエフェクトどころか背景や構築物までをも、別撮りの上合成し、その上からエイジング加工で昭和の映像っぽく見せいているというものでした。手間暇をかけながらも、しっかり予算を抑えられるところは抑えているんだなと感心しましたね。ということは、これよりさらにアナログ作業もやってる円谷プロ特撮って、どれだけ時間がかかってるんだ…!?
続いて、DISC B。こちらでは、過去NHKの全国や中京広域圏のみで放送された特集番組や、過去の作品から切り出し等して収録した「タローマン音楽集」を収録。いくら反響が大きかったとはいえ、ローカル枠放送だった番組を、収録する形で永年観れるようにするとは、NHKもなかなか珍しいことをするなと感じました。
そしてこの特集番組、どちらも藤井亮さんが出てくるのですが、うち中京広域圏のほうは、彼にタローマンがひたすらついてくるのが笑えるポイント。しかも最後の最後まで誰も全く触れないのが、狂気すら感じました。ローカル枠ですらこんなべらぼうなことをやってしまうなんて、NHKいくらなんでも力入れすぎだろ…!
2024年になっても、べらぼうででたらめなものを我々に与え続けてくれている『タローマン』。各種展開については、現状「『帰ってくれタローマン〜TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇〜』(Blu-ray)」の発売をもって完結ということになっていますが、なんかこの勢いだと、まだまだ何かしらの新作とか作られそうな感じがします。
でも、やるとしたら制作していない本編の制作くらいだけど、他に何かネタがあるのかな?いや、きっとそれ以外でも、我々が想像しえなかったものをぶっこんできてくれるかもれないですね。
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