お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

迷ったら、危険な道に賭けるんだ。タローマン・クロニクル オフィシャルファンブック

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今回は、3月2日発売の書籍『タローマン・クロニクル オフィシャルファンブック』のレビューです。

 

昨年(2022年)夏のTV放送を皮切りに、べらぼうででたらめな歴史を積み上げてきた『タローマン』から、とうとうオフィシャルファンブックが登場。掲載内容の90%が全くのでたらめというだけでも驚異的なのですが、それにプラスして、様々な作品へのオマージュが織り込まれており、大変読み応えがありました。ウソの世界観を作り込むなら、やっぱりこれくらいはやらないとね!

 

なお、今まで訪れた岡本太郎関連スポットの記事は↓コチラです。

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また、今までの『岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN(タローマン)』関連記事は↓コチラです。

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書籍の大まかな構成は、「タローマンの概要紹介」から始まり、「登場人物紹介」「各話ストーリーガイド」「奇獣紹介」「各種メディア展開」と続き、最後に「真実の「TAROMAN」」ということで、本当の撮影秘話を紹介。元となる作品が1話5分×10話しかないにも関わらず、「ウルトラシリーズ」等の超全集並みのボリュームになっています。

 

 

「タローマンの概要紹介」では、本放送時(という設定)の1972年がどういった時代だったかを記述し、『タローマンヒストリア』でも触れられた、『太陽仮面サンタワー』等の前身作品をピックアップ。このパートだけで、まるで『タローマン』が本当に1972年に放送されていたかのように錯覚します。

 

使用されている画像の大半が、1972年の制作時に撮影されたという設定のものですが、一部は本当に当時の画像(1970年の大阪万博等)を使用。さらに、円谷プロが制作協力をしていることから、ちゃっかり『帰ってきたウルトラマン』や『ミラーマン』のことも画像付きで堂々と紹介しているため、リアリティーを高めてくれています。いやはや、円谷プロも、この手のことにはノリノリで協力してそうだな…。

 

ちなみにこのパートでは、本編に出てきた鷲野社長が実在の人物で、メインスポンサー権限でカメオ出演していたという設定が判明。ここに来てまだ、新事実が判明するのか…。

 

続いて、「登場人物紹介」。ここでは、隊長・マミ隊員・風来坊が大きく取り上げられ、あとのキャラたちは最低限の紹介。あの中年隊員や思わせぶりだった新人隊員、少年隊員のほか、外国人で構成されたBIG4なるチームもあったことが明かされます。

 

隊長ら3人は、役者の経歴と代表作も記載(もちろん全部でたらめ)。どれもこれも、実際に当時あった作品のオマージュになっているのが笑えます。これのために、わざわざ別途メイクして写真撮影したのね…。

 

上でチラッと触れたBIG4は、一切放送された本編には登場していませんが、なんか1人途中で殉職するらしい。設定や立ち位置的に、『スーパーロボットレッドバロン』を意識してるのかな?

 

3番めに来るのが、「各話ストーリーガイド」。ここで、『タローマン』が全30話であったこと、および各作品のサブタイトルが判明します。

 

ここで面白いのが、実際に制作しているのが10話だけであるため、それを特に詳細に記述し、その他のお話は、画像と簡単な内容の紹介に留めるという、ムック本でよくある構成を導入していること。これにより、各ストーリー紹介にムラがあることの違和感をゼロにしており、さらに本書籍のリアリティーを高めてくれています。

 

昨夏での未放送話(という設定)のストーリーも、割と練られており、風来坊がサイボーグだと判明するお話や、少年隊員の加入回、樋口真嗣監督イチオシ(という設定)のお話や、河童星人の宇宙船が防衛軍基地に落ちてきたあとの話等が解説。本当に、どの作品も実際の映像で観てみたいなと思えるものでした。というか、これの設定を踏まえると、『タローマン』は後半に前後編が何回かあって、けっこう深いドラマが展開されているっぽいんだよなぁ。面白そう…!

 

このあと続く「奇獣紹介」「各種メディア展開」は、『タローマンヒストリア』や「展覧会タローマン」で取り上げられていたものに、さらに肉付けしたような形で紹介。『タローマンヒストリア』のラストのキャラ人気投票で、そこそこの人気を獲得していた「水差し男爵」等、昨夏の放送で登場していないキャラの設定画も掲載されていました。

 

そしてそしてラストには、嘘偽りナシの、実際の『タローマン』制作裏話が掲載。70年代特撮の雰囲気を出すために、様々な趣向を凝らしていること、一方で予算削減のために、パペットを駆使してミニチュアセットにかかる費用を抑えていること等、興味深いお話が目白押しでした。空き容器を駆使してミニチュアを作り上げるのは、まさに『ウルトラQ』から続く日本特撮のある種の伝統ですよね。まさか、防衛軍本部のミニチュアには、予想だにしないものが使用されていたとは…!

 

その他、本書には要所要所で、著名人たちの寄稿を掲載。『タローマンヒストリア』でも出演した樋口真嗣監督の他、昨夏の放送時から本作に興味を示していた小島秀夫さん、その他「この人が寄稿してくれるの!?」と驚くべき人選がチョイスされています。いやあ、『タローマン』って、本当に多くの人の心を掴んだんだんだなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

べらぼうなでたらめさの真骨頂とも言える、『タローマン・クロニクル オフィシャルファンブック』。純粋に『タローマン』の世界観を楽しむのもよし、小ネタを探してニヤニヤするのもよしと、楽しみ方が豊富な、興味深い書籍になっていましたね。

 

しっかし、これだけ設定を作り込んじゃうと、今後第2期を作るとなった場合、かなり制約ができちゃうよね。やっぱり、今後第2期を作る案は無いのかな…。

 

↓なんだこれは!?

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