今回は、12月4日より、Amazon music等でサブスクリプション形式で配信されている、「爆発だッ!タローマン」のレビューです。
前日の12月3日放送『タローマンヒストリア』にて初めてフルバージョンが公開された、『TAROMAN』の主題歌が、まさかのサブスク解禁。「いつかフルバージョンが公開されるといいな」とは思っていましたが、この時期に来るとは思ってもみませんでした。
なお、今まで訪れた岡本太郎関連スポットの記事は↓コチラです。
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また、全ての発端となった『岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN(タローマン)』のレビューと関連記事は↓コチラです。
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楽曲の構成は、「1番の歌の後に、ほとんど間奏を流さず2番へ突入させ、その後転調させて3番に続く」という、70年代特撮のOP等でよく見られたスタイルをしっかりと踏襲。音楽もよく聞くと割とシンプルな形でまとめられており、想像以上に芸が細かいなと感じました。
ただ、「前奏をほぼ全く入れずにいきなり歌が始まる」というのは、近年の楽曲によく見られる傾向なので、前奏をキチンと入れていないのは非常に惜しいなと思いました(意図的にやっていない可能性もあるけど)。
歌詞のほうに目を向けると、1番に負けず2・3番もなかなか深みのある歌詞で秀逸。「自分の姿を直視しろ 好かれるヤツほどダメになる」・「僕の職業は人間だ」・「まっさらな目を持てるか 目的を捨ててごらん」―。岡本太郎の言葉を繋げて歌詞を作っているのみなのに、どことなく人生への応援歌にも感じるのが興味深いです。
しかも、これでラストに来る歌詞が、「芸術に傷つけ タローマン」ですよ。芸術を生み出す側が、それに傷つけと言っているのは、色々と考えさせられるものがありますね。これは、ある種の「産みの苦しみ」ってヤツを表現してるのかな。それとも―。
冒頭で述べたとおり、各種配信サイトで楽曲配信がなされている「爆発だッ!タローマン」。劇中BGMも併せて収録されており、かなり希少価値が高いのですが、現状残念なのは、どれもサブスクでの配信であり、ダウンロード購入ができない点です。
ちゃんと払うものは払うからさ、ダウンロード販売も解禁してほしいよなぁ。サブスクも確かに便利ですが、私はやっぱり、気に入ったものは手元に置いておいて、好きなように活用したい性質なので…。これって、古い考え方かなぁ?
↓なんだこれは!?
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