お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

捨てる主義のすすめ。『帰ってくれタローマン』

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今回は、8月5日(土)に放送された『帰ってくれタローマン』の感想記事です。

 

昨夏話題をかっさらい、未だに何かと関連商品の発売やイベント開催がなされ続けている『TAROMAN(タローマン)』が、またまたNHKに帰ってきた!その内容は、新たに発掘された数多くの映像(という名の新作映像)を、本当にでたらめな順番で何の解説もなく30分ぶっ通しで放送し続けるという、とんでもない番組に仕上がっていました。この感じ、何かに似てるな…と思ったら、ニコニコ動画で時々ある合作動画だよ!

 

なお、今まで訪れた岡本太郎関連スポットの記事は↓コチラです。

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また、今までの『岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN(タローマン)』関連記事は↓コチラです。

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『帰ってくれタローマン』は、「タローマン絵描き歌」のミニコーナーから始まり、その後は数分の長めの映像とミニコーナーを交互に挿入する形式。30分の間にCMや休息コーナー含めると10種類以上のレパートリーがあり、30分しか番組観ていないのに2時間映画を観終えたような感覚になりました。

 

そんな本作の中で、特に長い時間がとられていたのは、スチールのみしか発掘されていなかったTV本編第18話「捨てる主義のすすめ」と、幻の劇場版「タローマン大統領 奇獣大集合」。まさかこの番組で、長尺の新規映像が観れるとは思ってもみませんでした。

 

第18話「捨てる主義のすすめ」は、『タローマン・クロニクル』で触れられていた五里博士(なぜかスチールから大幅に顔が違う)のゲスト出演回。巨大隕石の影響で、対極主義的力に融合し奇獣重工業となってしまった博士が、市街地で暴れまわるというお話でした。

 

五里博士の風貌や、大まかな奇獣の誕生経緯、そして最終的に五里博士を救えていないこと等から、かなり『宇宙猿人ゴリスペクトルマン』っぽさが感じられた一編。結局、奇獣になっても常識人間を捨てられずに、さらに対極主義の力も使いこなせず死んでいった五里博士に、救いはなかったね…。

 

そしてもう1つが、劇場版「タローマン大統領 奇獣大集合」。明らかに60年代中盤〜70年代前半の「ゴジラシリーズ」をモチーフにしており、吹き出しを使って奇獣たちをしゃべらせたときには、もう「とうとうやりやがった!」と思わされました。

 

全国にて映画公開された(という設定の)作品であることから、特撮描写にもかなり力が入れられており、水を意識的に映し込む絵面作りは圧巻。また、お祭り映画らしい、シンプルながらハデな作劇が、視聴者を惹き込んでくれました。

 

そうそう、この劇場版ではオイルショック(第一次オイルショック)の話が出てきたのも面白いですよね。こうした敏感に当時の世相を受けて作ったという体で作られているのが、非常にリアリティーがあるなと感じました。

 

このほかの映像コーナーでは、タローマンと少年隊員が相撲をとる『タローマン大相撲』(ただし、相撲をとったのは1回だけ)、『タローマンに訊け!電話人生相談室』(ただし、相談には一度も乗らない)、次回予告集『タローマンじゃんけん』(ただし、絶対に視聴者に勝たせてくれない)など、あまりにもべらぼうで豊富な作品が次々と挿入。もうお腹いっぱいという感じでした。

 

特に次回予告集は、主題歌のアレンジ版を使用してノリノリでナレーションしてたから、普通に本編も観たいと思ったのがちょっと悔しいんだよな…(「一度死んだ人間になれ」は放送済みの作品だが、もう一方は未放送[未制作])ああ、まだまだ『TAROMAN(タローマン)』の世界に浸りたいよ。

 

こうした流れを経て、最後は山口一郎さんによる「爆発だッ!タローマン」でシメ。川崎市岡本太郎美術館にてロケをしていましたが、よくよく自分のブログの過去記事や、カメラロールを確認してみると、ちょうど1年前にここに訪れていたことに気づきました。なんだこれは!

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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さて、『帰ってくれタローマン』は現在NHKプラスで配信中。地上波再放送は今のところ未定ですが、『タローマンヒストリア』と同じく、きっとそのうちどこかで再放送がなされることでしょう。

 

そう言えばが、この記事を作っている間に『タローマンなんだこれは入門』のレビュー記事をまだ作っていないことに気づきました。近いうちに着手しないとな…。

 

↓なんだこれは!?

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