お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第7話 ちょっとした感想

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汚いさすが忍者汚い

 

 

 

動機はどうあれ、逃げずに戦っていることを誇るべきだ。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリの最終戦前編。ラスボスであるナイトジャマトが現れ、タイクーン/景和たちの苦戦が描かれるとともに、英寿に関する様々なにおわせ描写が大量に盛り込まれていました。

 

英寿VS景和たち他のライダーの対立をやりたいんだろうなという見え見えなストーリー構成はさておき、今回注目させられたのは、要所要所で見せる、英寿の細かな表情変化や回想。彼は視聴者の想像以上に、色んな意味で大きなものを抱えてそうだなぁ。

 

なお、前回(第6話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

景和たちがいつも通りの生活をしていると、突然デザイアグランプリがスタート。事態収拾と異形のジャマト=ナイトジャマトに直面した景和たちは、戦闘中ツムリからの連絡を受けることで、現在起きていることを理解します。そして、ナイトジャマト撃破のカギである缶を狙いますが、全員失敗。ほぼ全員負傷した状態で戻るハメになり、この日の戦いはいったん終結します。序盤では、いつもの導入パターンから、急転直下・ナイトジャマトによる襲撃が始まるさまが描写。突然ゲームが始まるという特殊性のほか、ナイトジャマトが本当にグロテスクに描かれており、それが同時に強敵感を漂わせていました。平成仮面ライダーシリーズの敵で、見た目からして嫌悪感を覚えるタイプって、久々じゃないかなぁ?そうしたナイトジャマトとの戦いに注目が行く一方で、忘れてはならないのが、英寿の回想と語り。今回、彼が西暦元年から2000年以上も戦い続けており、かつその目的の1つに生き別れた母親の存在にあるのではないかということが描かれます。英寿本人は、「信じられないのであればそれでいい」みたいなことを言っていましたが、彼の回想を加味して考えれば、それが真実であるのはほぼ間違いないでしょう。…デザイアグランプリに参加し続けていると、歳をとらないのか?

 

英寿と祢音が訪れたそば屋は、景和と沙羅が行きつけの店。生の英寿や祢音と初めて会った沙羅は、興奮のあまりしゃべりまくり、景和は完全に蚊帳の外。夜になるまでしゃべりまくり、ようやくそれが終わったと思いきや、景和は英寿からある話を持ちかけられます。1回目の戦闘のあと、お話の構成の中休みという形で、英寿たちの食事の様子が描写。ここで、景和と沙羅の過去(両親との死別)も明らかになります。個人的には、このシーンにおける、景和が家族の話をした途端にバツが悪そうな顔をするさまが、今回の中で最も強く印象に残りました。彼の表情から考えられる理由は2つ。1つは、家族の話から、上述の生き別れた母親のことを思い出したから。そしてもう1つは、景和の両親の事故に英寿が関わっているからです。後者については考え過ぎかもしれませんが、前半で英寿がかなり前からデザイアグランプリに参加していること、そしてこのシーンののち、ナイトジャマトを倒すために景和を騙す目的があったとはいえ、露骨に態度を変えて彼に接するさまから、何らかの関わりがあるのではないかと思えて仕方ないんですよね。さあ、真実やいかに―。

 

英寿の作戦を真に受け、ブーストレイズバックルを使って、ナイトジャマトと戦うタイクーン。しかし、それこそがギーツ/英寿の狙いであり、彼はさっさとシークレットミッションをクリアし、タイクーンを犠牲にする勢いでゲームをクリアしようとします。結果的に、缶を蹴りきれなかったためゲームクリアになりませんでしたが、英寿と景和たちの間の溝が深まる形になりました。終盤では、タイクーンが初めてブーストレイズバックルを使い、ナイトジャマトと戦うさまが描写。まだまだ不慣れなところはありまくりでしたが、十分な立ち回りを見せてくれていました。アクションやCG合成にも力が入れられていて、本当にギーツよりカッコよく見えましたよ。そんな彼を、実はギーツは利用しており、ナイトジャマト撃破を画策。しかし、肝心の缶をエリア外まで飛ばすことができず、これは失敗に終わります。今回のギーツ/英寿の行為から、景和の彼に対する信頼は失墜。対立関係になりますが…、その関係の作り方が急すぎ。これをやりたいのなら、以前騙されたときから今回まで、多少英寿を疑ってかかるさまを挿入しておくべきでしたね。現状の景和の描写じゃあ、英寿を憎悪するよりも、「それでも僕は、君の世界平和の思いを信じるよ」みたいなセリフ&スタンスのほうが適切に思えるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ続くナイトジャマトとの戦い。いずれかのライダーが倒すのが先か、それとも全滅するのが先か。全員が世界の命運を握る中で、勝者となるのはいったい誰か!?

 

次回は今回の後編。いよいよ、景和が参加して初めてのデザイアグランプリが終わりを迎えるようです。今回ののゲームは、とりあえず誰か1人がラスボスジャマトを倒せばいい感じだから、ギーツかタイクーンが倒して、メインキャラは皆生存して次回デザイアグランプリにも参加…って形になるのかなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン33話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第6話 ちょっとした感想

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ドラマティックなトランプジャマト撃破!

 

 

 

どんな逆境でも自分自身に負けないヤツにこそ、勝利の女神は微笑む。今回の『仮面ライダーギーツ』は、道長/バッファメイン回の後編にして、森魚の退場回。前回に引き続き、道長がなかなか人間として信用できるキャラとして描かれ、逆に森魚はかなりのゲスいヤツという描かれ方をし、仮面ライダー失格(退場)という末路をとることになりました。

 

道長と森魚を比較するように描き、同時に景和/タイクーン道長たちにある種認められたような構図を作り出しているのはGood。ですが、森魚の悪役ムーブっぷりがあまりにも唐突すぎたので、前回の序盤あたりからにおわせておくべきでしたね。森魚を急転直下で悪いヤツに仕立てすぎな気がしないでもなかったかなぁ。

 

なお、前回(第5話)の記事は↓コチラです。

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前回得たチャンスを最大限活用し、自身のクジ運(半ばイカサマ)で、デュオの相手をパンクジャックから道長へと変更した森魚。こうした逆境に対し、景和は嘆きつつも、パックジャックと共ゲームを乗り越えようとする道を選択します。特訓を始めてもなかなか息が合わない中、景和は英寿からブーストバックルを返してもらえることに。予想外の事態に、森魚は―。Aパートでは、森魚が違法カジノディーラーであったことが明かされると同時に、景和が何とかしてパンクジャックと上手くやろうとする様子が描写。彼らしいなと感じると同時に、とてもほほえましく観ることができました。この状況を完全に受け入れてるわけじゃないんだけど、文句ばかり言わずなんとか最大限頑張ろうとしているのが、非常にけなげでいいですよね。そんな彼に対し、英寿は同情したのか、ブーストバックルを返還。景和にとっては、思いもかけないチャンスでした。

 

景和からブーストバックルをくすねた森魚でしたが、道長はそれをよしとしないそぶりを見せ、英寿とのやり取りののち、ブーストバックルを賭けた、景和と森魚のビーチフラッグ対決を敢行。この勝負は、景和の勝利に見えましたが、森魚が力づくで強奪したことにより、結局ブーストバックルは森魚の手にわたってしまいます。道長を批判する祢音でしたが、道長本人は…。中盤から、森魚のゲスさが加速。ブーストバックルをくすねるわ、ビーチフラッグ対決では負けたにもかかわらず力づくで奪い取るわと、「もうこんなの絶対今回で消えるじゃん」と視聴者の誰もが確信するくらいの悪役ムーブを見せてくれます。視聴者にとっても「消えて当然」と思わせるくらいの悪役ムーブをかますのは別にいいんだけど、あまりにも唐突すぎる感じがするよなぁ。冒頭でも述べた通り、どうせやるなら、もっと前のお話からにおわせ描写を挿入しておいてほしかったですね。これじゃあ、森魚というキャラクターがもったいないよ。

 

トランプジャマトとの最後のゲームがスタート。英寿と祢音のコンビが依然先制する中、タイクーンは初めてトランプジャマトを撃破せんというところまで行っていました。このような中で、彼の勝利に協力する行動を見せたのが、パンクジャックではなくバッファ。メリー/森魚は当然怒りをあらわにしますが、これ自体がバッファの当初からの作戦でもありました。後半の戦闘シーンは、前回までのお話と同じく、CGとアクションをフルで生かした、かなりの見ごたえあるシーンが展開。今までが“動”でシーンを魅せていたとすれば、今回は“静”でシーンを魅せていたと言えるでしょう。それくらい、タイクーンとバッファのトランプジャマト撃破時のシーンは、カッコいいものでしたね。同時にこのシーンは、メリーのたくらみがバッファによって完全に打ち砕かれる、ある意味視聴者にとって気持ちのいいシーン。道長は口ではいろんなことを言いつつも、やはり森魚の横暴を許せないと感じており、彼を逆にハメるため、自分なりに色々画策していたことが明かされます。前回に引き続き、自分の中で道長の株が上がった瞬間。きっと彼が景和を引き当てたこと自体は偶然だったのでしょうが、それ以降あえてそれを告白せずに動いていたのは、やはり森魚を倒すという目的と同時に、景和をアシストしたいという思いも少なからずあったからなのでしょう。本当、表向きの性格以外は、主人公属性持ち合わせてるよね。道長。もう英寿の代わりに主役やってもいいんじゃない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くデザイアグランプリもいよいよ終盤。とうとう、ラスボスジャマトが現れた。ゲームのテーマは缶蹴り。ライダーたちと世界の命運を賭けたこのゲームを前にして、英寿たちはどう戦うのか?

 

次回からは、いよいよラスボスジャマトとのバトルが描かれそう。このぶんだと、第1クール終了を待たずして、デザイアグランプリが終了しそうですね。展開がスピーディーなのはいいけど…、このあと、ストーリーとして何をやるつもりなんだろう?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン32話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第5話 ちょっとした感想

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漢吾妻道長、仲間になるとなんだかんだで協力はしてくれる

 

 

 

俺がデザイアカードになんて書いたか知ってるか?お前みたいなヤツをぶっ潰すことだ、ギーツ!今回の『仮面ライダーギーツ』は、道長にスポットを当てたお話の前編。彼がデザイアグランプリにこだわる理由、そしてトランプジャマトのトリッキーな攻略法など、戦闘でもドラマで一定程度魅せてくれるお話になりました。

 

前回・前々回とは違い、スポットを当てているのが道長1人であるため、それほどとっ散らからずにまとまっていた印象。彼の人となりもそこそこわかった感じがしました。一方戦闘面では、ギーツの活躍を長く描くため、ナーゴがそのおこぼれを受けて得しちゃってる印象。前回・前々回があったとはいえ、ちょっといい思いし過ぎだから、このあと痛い目(ドラマ上のカセ)に遭ってほしいなぁ。

 

なお、前回(第4話)の記事は↓コチラです。

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道長の現実世界での仕事は、土建屋の作業員。そんな彼らの次なる現場は、なんと英寿の別荘のリフォームでした。道長が作業員仲間にバレないように英寿に対抗心をむき出しにする中、次なるデザイアグランプリの召集が。トランプジャマト相手のデュオ=タッグマッチ戦だと聞かされた彼が、くじ引きで引き当てた相手は、景和でした。序盤では、道長の現実世界での様子が描写。作業員として働く彼は、性格は相変わらずなものの、そこそこ同僚たちとも上手くやっており、かつては透という親しい仲間(詳細は後述)もいたようです。英寿とは真逆の生活っぷりですが、割と堅実にやってそうでなんだか安心。しかも、このあとのゲームでは、景和とデュオになった際、文句は言うもののちゃんと仲間として扱う等、なんだかんだでしっかりしているところも描写。今回のおかげで、個人的に道長の評価が上がりましたね。性格除けば、英寿より魅力ある人間じゃね?そんな今回のゲームでは、1人余ることになった森魚に、仮面ライダーパンクジャックが運営側からのアシストで参加。本人と運営の都合で感情を表せないのはわかるけどさ、せめて合成音声とかでコミュニケーションが取れるようにはしてくれよ。絶対やりにくいじゃん(実際、森魚はやりにくそうだった)!

 

ゲームが始まり、戦闘に身を投じるライダーたち。しかし、トランプジャマトは倒しても倒しても復活してき、1回戦は全員ポイントを獲得できずに終わってしまいます。道長はバックルの相性を指摘し、景和がそれを汲んで英寿たちからゾンビバックルを再入手した一方、英寿と祢音は、既にトランプジャマトの攻略法を見抜き、特訓に励んでいました。トランプジャマトは、1体だけ倒してもすぐに復活する厄介な敵。その秘密は、同じマークのものを2体ほぼ同時に倒さなければならないからであり、今回のゲームが「神経衰弱」と銘打たれていることに、そのヒントがありました。最初は「どうやって倒すんだろう?」とドキドキしましたが、英寿のにおわせセリフで、そのカラクリに気づいて膝を打ちました。きっと他の視聴者も、同じタイミングで「そうか!」と気づいたことでしょう。ちなみに、今回ゲーム内では、景和/タイクーンもしっかりと戦闘。最終的には失敗しますが、トランプジャマト相手に果敢に戦っていました。戦いを避けるために、人命救助一辺倒になるかと思ってたけど、そんなことはなさそう。彼も覚悟を決めたのでしょうか(その過程がガッツリすっ飛ばされてるけど)。

 

再びトランプジャマトとのゲームがスタート。バッファ/道長たちが、依然苦戦する一方、ギーツ/英寿たちは、一足先にトランプジャマトを1組倒し、先制します。それを目の当たりにし、孤独に特訓に励むことにした道長は、その場に現れた英寿に対し、改めて対抗心をむき出しにするのでした。トランプジャマトのカラクリに気づいたギーツたちは、早々に1組撃破。その華麗なアクションには、目を瞠るものがありました。終盤の戦闘は、ギーツもナーゴもよく活躍。ギーツは主役なので当然目立ちますが、ナーゴも負けじと、初めて入手したクローバックルを見事使いこなしていました。それはいいんだけど、やっぱり冒頭で述べたとおり、ナーゴがいい思いし過ぎなのはちょっとアンバランスだなぁ。そんな彼らの一方で、今回もトランプジャマトを倒せず、ポイントを入手できなかった道長たち。道長は八つ当たりするかのように特訓に励み、そこに英寿が現れます。道長がデザイアグランプリに参加し、英寿に固執し続けるのは、かつてデザイアグランプリの犠牲となった透の仇討ちのため。それ自体は納得の理由なのですが、回想シーンの使い方がもったいないなど感じました。あれじゃあ、デザイアグランプリ自体に固執する理由はわかるけど、英寿に固執する理由としては弱いんですよね。「目に入ったライダーが英寿だった」というのはいいけど、どうせやるなら、「ゲームクリアのために透を利用したライダーの1人が英寿だった」と、あからさまにわかる(あるいはそう誤解しそうになる)描写を入れてくれたほうがよかったですね。まあ、あまり主人公らしいムーブではないけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランプジャマトとのゲーム後半戦が始まる。森魚が持ちかけてきた取引、それはいったい何なのか?そして道長は、勝利のためにそれに乗っかってしまうのか?このゲームの次なる脱落者は、いったい誰だ!?

 

次回は、今回の後編にあたるお話。森魚が、かつての奏斗のような持ちかけをしてくるようですが、今回の道長の人となりを見るに、そうやすやすと乗る彼ではなさそうですね(あるいは、乗ったと見せかけて利用するパターン)。キャスティング的に、次の脱落者は森魚の可能性大だけど…どうなんだろ。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン31話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第4話 ちょっとした感想

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あきらめなかった結果の怒涛のゲームクリア!

 

 

 

かけてみるか?僅かなチャンスに。本当にこのままあきらめていいのか?今回の『仮面ライダーギーツ』は、前回に引き続き祢音/ナーゴを主役に据えたお話に。ゾンビジャマトに噛まれ、一度は死の恐怖に屈しかけた彼女が、英寿や景和の助けを受け再起するさまが描かれました。

 

ピンチに陥ったキャラが自らの意志で立ち上がる…というタイプのお話としては、かなり順当な作り。彼女とは逆に、速攻あきらめて奏斗はかなりオーバーなキャラ付けをしてるなぁという感じでしたが、まあこれは、ちびっ子たちにも「祢音との対比になっている」ということがわかるようにするための、一種の配慮なのでしょう。それにしても、祢音が助かったのは良かったけど、デザイアグランプリって…意外に危機を回避する方法多いんだね。

 

なお、前回(第3話)の記事は↓コチラです。

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前回、ゾンビジャマトに噛まれたことで、ゾンビ化の危機に陥った祢音。第3ウェーブまでまだ時間があるということで、現実世界に戻り母に連絡を取ろうとしますが、待っていたのは彼女の期待とは真逆の行いばかりでした。希望が見いだせず、自暴自棄になる祢音の前に現れたのは、英寿と景和で…。前半は、祢音側からの視点を中心に物語を展開。あれだけ嫌っている母に連絡を取ろうとしたり、家に戻ると動画を削除されまくっていることを知り絶望したりと、ゾンビジャマトに噛まれたことを通じてもがくさまが、よく描かれていました。なんで祢音があんなに過保護にされているかも描いているのはよかったけど、「幼い頃誘拐されたから」という理由をいきなりぶっ込んだのは、ちょっとやりすぎだったかな。あり得ない理由ではないと思いますが、今まで堅実に現実にありそうな行動や要素を描いてきたのに、それとあまりにもマッチしていなくて浮いちゃってるんですよね。「このドラマはフィクションです」といえば当然そうなんだけど…、ねぇ?そんな彼女に寄り添い、元気づけるたのが英寿と景和。あれこれ声をかける景和に対し、英寿は基本的にしゃべらず、二言三言だけ的確な発言をするのみでした。一連のシーンでの英寿の表情変化は興味深く、演じる簡さんの演技が光っているなという印象。やはり、英寿がデザイアグランプリに参加し続ける理由は、表で見せている俺様気質な感じゆえ…だけではなさそうですね。

 

ついに、ゾンビサバイバルゲームの第3ウェーブが開始。英寿たちが変身し戦う一方で、ゾンビジャマトに噛まれた祢音と奏斗はなかなか出てきません。そんなとき、ダパーン/奏斗が突然出現し、仮面ライダーメリーを急襲。ヤケを起こしたダパーンのせいで、事態は混沌とするかと思われましたが、そこに颯爽と現れたのがナーゴ/祢音でした。ゾンビサバイバルゲーム第3ウェーブは、ゾンビジャマトの大群との真っ向勝負。戦いの要領は、第2ウェーブのときとほとんど変わりませんでしたが、ダパーンの妨害が、タイクーン/景和たちに思わぬピンチを招きます。ゾンビジャマトに噛まれたことで、早めにヤケを起こしたダパーン。気持ちはわからんでもないけど、あまりにもセリフで感情を表現しまくるので、むしろなんだかギャグ演出っぽく見えちゃいました。あれなら、「錯乱状態で四方八方に攻撃しまくる」などさせたほうが、まだ現実味がありましたね。そんなダパーンに対し、希望を捨てず立ち上がっていたのが祢音。彼女はナーゴに変身し、既に持っていたハンマーや、景和からもらったブーストのバックルを使い、堂々の変身を遂げます。祢音のこの一連のシーンは、先に彼女の変身シーンを見せ、直後回想という形で、彼女がなぜ立ち上がれたのかを描写。通常の順序を逆転させている格好になっており、視聴者の目を惹いてくれました。でも景和、ブーストバックルを渡すのは、ちょっとやり過ぎだったんじゃないかなぁ。彼の優しさが、今後別の誰かにつけこまれなきゃいいけど…。

 

ゾンビ化の進行に苦しみながらも、ナーゴは英寿/ギーツや景和の言葉を思い出し奮戦。これを受けたギーツは、そんな彼女をアシストし、ゲームクリアに導きます。こうしてゾンビサバイバルゲームは終わり、最下位となった奏斗は消滅。祢音の病状も回復し、無事自宅へと戻ります。祢音に起きていたことなどこれっぽっちも知らない、母の相変わらずの態度に、祢音は―。ナーゴに変身しても、ゲームをクリアしない限りゾンビ化の進行を阻止することは不可能(今回の冒頭でそれが判明)。そのため、時間が経つに連れナーゴはどんどん動きが鈍っていきますが、それでも彼女はあきらめず、見事ゲームをクリアしてみせます。終盤の戦闘シーンは、ナーゴが主役。ギーツはアシストするにとどまり、初めてブーストバックルを使うとは思えないほど、ナーゴは見応えある大立ち回りをしてくれました。CG合成多めだったけど、臨場感はよく出てましたね。そんな彼女のおかげで、ゲームは終了。最下位となった奏斗が失格&退場となり、今回のデザイアグランプリは幕を閉じます。そのまま家に戻った祢音でしたが、事情を知らない母は相変わらずの態度。しかし祢音は、もう言われっぱなしではありませんでした。今回の経験を通じ、心身ともに成長した祢音。それを母への反抗へとという形でラストに描くのはいいのですが、「絶対家出してやるから」というセリフでズッコケました。いやいや、そこは「なんと言われてもやりたいことをやるから」的なことを言わせたほうがよかったでしょ。本気で家出したかったら、まず前回英寿に言われてた家出配信の中止と、今回判明した大量のGPSを処分しようね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

道長がいよいよ英寿に敵意を剥き出しにする中で、次なるゲームの概要が発表。コンビ戦になるとのことだが、現状生き残っているライダーは5人で、1人あまりが出る。これに対しデザイアグランプリが用意したのは、ダパーンに酷似した謎のライダーだった!

 

次回は、新たなる仮面ライダー:パンクジャックが登場。ここまで露骨なダパーンのスーツ改造だと、逆に清々しいですよね。気になるのは、変身者が誰かと言うことだけど…、そもそも変身者はいるのか?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン30話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第3話 ちょっとした感想

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ゾンビバックルも難なく使いこなしちゃうギーツ

 

 

 

ゾンビの弱点は頭って、昔から相場は決まってる!今回の『仮面ライダーギーツ』は、祢音/ナーゴの実質的なメイン回。ですが、彼女にスポットを当てるだけでなく、英寿はもちろん景和や奏斗の活躍や暗躍も描かれており、情報量の多いお話になりました。

 

祢音や奏斗の抱えているものを描き、「だからデザイアグランプリに参加するんだ!」という必死さを表現したかったのはよくわかりますが、1話のうちにムリヤリそれらをまとめていたため、ハッキリ言って大して印象に残らなかったのがもったいないところ。かと言って、都度前後編にするほどの分量でもないし…。奏斗のゾンビ化の判明は、わざと次回に持っていってもよかったかもしれませんね。

 

なお、前回(第2話)の記事は↓コチラです。

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景和が前回消滅した平部長の行方を探していた頃、懲りもせずに家出の生配信を行う祢音。案の定いつものお付きたちに捕まってしまいますが、その直前、偶然通りがかった英寿と出会います。祢音派一度はお付きたちに捕まったものの、彼らが英寿に気を取られているうちに脱走。それととき同じくして、デザイアグランプリの呼び出しがかかります。序盤では、景和と祢音の様子が描写。どちらも各々の性格がよく出ていたのはよかったですが、同時にもうひと押し何かがほしかったなという感じでした。景和のほうは、ツムリに指摘されてすぐ日和ったのはちょっと残念。最終的にそうなるのは仕方ないし、また彼の性格上そうなるだろうなとは思いますが、ワンクッションくらい「でも、こんなの間違ってる!」という感じで、ツムリに噛み付いてほしかったですね。また祢音のほうは、英寿とのやり取りに重きを置きすぎたせいで、全然彼女の束縛され窮屈さを感じている描写が全然足りず、ゆえに彼女の願いのバックボーンも薄っぺらいなという印象。「母親が厳しい」ということは第1話から言われていますが、現状彼女が、視聴者の視点で目に見えて束縛されてると感じるのは、その母親からの愚痴としつこいお付きぐらいなんですよね。どうせやるなら、友だちと遊ぶ際もお付きがついてくるとか(友だちづきあいを母親から禁止されているとは言われていますが)、自分の選んだものを露骨に母親やお付きから否定されるとか、そうした描写がないと、彼女の抱えている鬱憤はさっぱり伝わって来ないですよ。英寿が「配信してるから家出がバレるんだろ」というツッコミは、もはや同意しかなかったですよね。

 

デザイアグランプリの第2回戦は、ゾンビサバイバルゲーム。今度はきちんとツムリの説明を受け、ゲームに突入したライダーたちは、それぞれ自分のスタイルで、ゾンビジャマトを討伐したり、ポイントを稼いだりしていきます。そんな中で、ほとんど手も足も出なかったのがナーゴ。結局彼女はギーツ/英寿の加勢がなければ、第1ウェーブの時点でやられているところでした。中盤から、今回のデザイアグランプリが開始。ゾンビサバイバルゲームということで、ギーツらのカッコいいアクションが堪能できた一方、タイクーン/景和が一般人を救ってシークレットミッションをクリアするなど、きちんと彼の見せ場も用意されていました。デザイアグランプリの中にシークレットミッションが用意されているのは、とても興味深く、そしていかにもゲームの設定らしくてGood。でもこれのおかげで、タイクーンがこうしたシークレットミッションを当てにして、全然戦おうとしない展開も今後ありそうだなぁ。タイクーンの第一線での活躍は、まだまだ先になりそうだな…。

 

奏斗が水面下で不穏な動きを見せる中、第2ウェーブが開始。先ほどと同じくゾンビジャマトと戦うライダーたちでしたが、その中でダパーン/奏斗が、ナーゴと手を組んだはずなのに突然不意討ち。ナーゴは両者からの攻撃を受け、大ピンチに陥ります。そこへ再び駆けつけたのが、ギーツ。彼はゾンビバックルを使ってゾンビジャマトを一掃し、さらにダパーンを返り討ちにして、彼の隠していた秘密を看破します。こうして奏斗の企みは打ち砕かれ、問題は全て解決したかに思われましたが…。終盤のラストでは、ギーツ ゾンビフォームのアクションシーンがこれでもかというほど挿入。ゾンビジャマトを一掃するだけでもカッコよかったのに、ダパーンの攻撃をかいくぐって逆に倒すさまは、もう圧巻の一言でしたね。アクションには本当に力を入れてるよなぁ、『ギーツ』は!そして、こうしたギーツの活躍のおかげで、祢音は救われ、奏斗の抱えていたものも明らかに。これにて第2ウェーブも終了となりますが、奏斗だけでなく祢音までもがゾンビジャマトに噛まれていたことから、英寿の様子が少し変わります。祢音が噛まれたことはさておき、奏斗の抱えているものの描写は、いささか消化不良だったなぁという感じ。不慮の事故がキッカケで選手生命を断たれ、さらにのほほんとしているように見える祢音に嫉妬するのはよくわかりますが、今回一連のことが彼自身の口からバーッと説明されただけなので、イマイチ同情とか共感がしにくいんですよね。しかもその割には、彼にとって嫉妬の対象である祢音は相変わらずだし、そのうえストーリーの都合上彼女はおそらく本作終盤まで出てくるだろうから、なんかこう、「やりきれねぇなぁ」という感じがしますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾンビサバイバルゲームもいよいよ終盤。しかし祢音は、死の恐怖に怯えさらに動画削除を食らったことから、心身ともにかなりのダメージを受けていた。彼女は立ち直り、そして生き延びることが出来るのか?そして、ゾンビサバイバルゲームのクリアの先にあるものとは!?

 

次回は、今回の後編に当たるお話。予告編を観ると、祢音は結局生き延びてパワーアップしそうだなぁという感じです。というか、ゾンビジャマトに感染させられてるのに、そのまま現実世界に返されちゃうって、ツムリもなかなか酷なことするな…。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン29話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第2話 ちょっとした感想

人もバックルも使いよう

 

 

 

戦わなきゃ、世界は変えられない。だとしたら、戦う以外選択肢は無いだろ?今回の『仮面ライダーギーツ』は、景和や祢音らがデザイアグランプリに参加することになり、彼らにとって本格的に『ギーツ』の物語が始まることになった一編。自分たちと似たような境遇の人々とともに、それぞれ仮面ライダータイクーンとナーゴに変身するさまが描かれました。

 

初めてデザイアグランプリに参加することになった人々の混乱、景和の面接官だった平とのドラマ、そして景和と英寿の対立軸の構築等、1話の中で多くのことを描き上手いことまとめきっていたなという印象。一方で、放送コードの関係か、あるいはまた別の意味での意図的なものか、デザイアグランプリのある種の穴=優しさも感じました。救いがあっていいとは思うけど、同時にこの状況で『龍騎』並みの悲壮感やドロドロさを出すのは、難しそうだよなぁ。

 

なお、前回(第1話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、デザイアグランプリへの招待状と、デザイアドライバーを入手してしまった景和。相変わらず姉の沙羅に何を言っても信用されない中、ふとドライバーを腰に巻くと、神殿へと転送されます。そこには、英寿や祢音をはじめとする、選ばれた人々が。景和たちは、ツムリのナビゲートで、よくわからないまま、いきなりジャマトたちとの戦いに放り出されます。序盤の数シーンを経て、いきなり神殿のシーンへと突入。ツムリのナビゲートがあったとはいえ、景和たちはよくデザイアグランプリのことをよく理解できておらず、視聴者同様ほとんど知識がないまま1つめのミッションに身を投じることになります。いやいや、ドライバーのことを教えてくれたんだから、この時点でプラス変身方法くらい教えてくれてもいいじゃん…。このような状況下で、景和たちは、他人のさまやまぐれの末、仮面ライダーへの変身方法やジャマトの持つ宝箱の意味をうっすらと知ることに。中でも、先行してゾンビバックルを再入手していた道長は、バッファ ゾンビフォームへと変身し、戦いを有利に進めます。今のところ、バックルを入手する方法は完全に運のみ。まあ今後入手方法のパターンは増えていくんだろうけど、現状ゾンビバックルを再入手したバッファが、ちょっと運良すぎるよなぁ(スーツの都合等もあるんだろうけど)

 

戦いの最中景和が出会ったのは、自分の面接官だった平。休憩所のサロンへの移動を挟みながら、彼は平の願いを知ります。そうこうしているうちに、1つめのミッションは終了。2つめのミッションとしてジャマトの全滅が課され、またも景和たちは、よくわからないまま戦いに投入されます。そして、平/仮面ライダーギンペンは…!中盤から、平に関するお話もスタート。病弱な息子を救うためにデザイアグランプリに参加していましたが、「その願いを実現するために手段は選ばない!」というところまでは堕ちておらず、終始理性を保っていました。これが、今回のある種の優しさであると同時に、デザイアグランプリの厳しさをイマイチ表現出来てないかなぁというポイント。個人的には今回の展開のほうが好みですが、もしデザイアグランプリをもっとドロドロとしたものにしたいのであれば、やっぱり平の裏切りや冷徹な一面も、ちょっとはほしかったなぁという感じでした。こうした平は、1つめのミッションでは生き残ったものの、2つめのミッションで脱落。苦しむ彼の姿を見ながらも、景和/タイクーンは、何もすることができませんでした。1つめのミッションは、一定数以上宝箱を入手した者が出たため強制終了。また2つめのミッションも、後述のとおりギーツがさっさと倒したため、彼含む6人全員が生存してクリアとなります。ゲームクリアを出来るのは1人だけだけど、だからって他のメンバーは死なない―。このシステムに、デザイアグランプリの穴を感じると同時に、これは意図的に設定されているもので、何か大きな意味があるのではないかとも感じます。

 

盗賊ジャマトに平が倒されてもなお、ビビって何も出来なかった景和。そんな彼に英寿が近づいた直後、再び盗賊ジャマトが現れます。言葉巧みにブーストバックルを景和から奪い、勝利しゲームをクリアする英寿/ギーツ。そんな彼の姿を見て、景和は言いようの無い怒りに包まれますが…。終盤で、景和と英寿が絡み、ギーツの戦闘シーンが挿入。川を活かした戦闘シーンでは、前回とはまた違った迫力あるアクションを楽しむことができました。そんな今回の戦闘でカギとなったのが、ブーストバックル。それは英寿が景和を騙して入手したものですが、その後のラストでの英寿の行動も気になります。「恵まれない子どもたちを救いたい」―、英寿が景和に語った自分のこの願いは、実はあながちウソでもないのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

祢音のライブ配信に水を差す、母:伊瑠美の存在。それだけでなく、デザイアグランプリの招集が再びかかり、彼女はゾンビサバイバルに身を投じることに!果たして、どれだけの人間が生き残れるのか!?

 

次回は、祢音を中心としたドラマ展開がなされることになりそう。そうなると、景和/タイクーンのパワーアップ等は、しばらく先になるのかな。さすがに『カブト』のガタックみたいなことはないだろうけど、1クール丸々引っ張る可能性もゼロじゃないかもなぁ。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン28話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第1話 ちょっとした感想

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さあ、ここからがハイライトだ!

 

 

 

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じゃあ、まだチャンスはあるってことか。あきらめない限り、世界は変えられるからな。いよいよ始まりました、令和第4号ライダー:『仮面ライダーギーツ』。第1話となる今回は、ライダーバトルの存在をほのめかしつつも、ライダーたちの戦いが世界を賭けたゲームであること、そしてそれに容赦なく巻き込まれていく桜井景和たちの様子が描かれ、中盤以降はCG合成を多用した迫力ある特撮演出&アクションが展開されました。

 

特撮パートはかなり頑張っており、令和に入ってからの作品では一番予算かけてるんじゃないかというくらいの勢いと豪華さで、見応え十分。しかし、そのインパクトにお話がついてきていないという印象を受けました。ライダーバトルは遊びじゃない(命がけである)ことや、世界の命運がかかっていることは、何度も描写されていてよくわかるんだけど…。なーんか、登場人物たちのキャラや、話のノリがマッチしてなくてスベってるんだよね。

 

なお、前作『仮面ライダーバイス』最終回の記事は↓コチラです。

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就職活動に苦戦中の景和は、今日も採用面接で落とされ、姉の沙羅に慰められることに。好物のたぬきそばをいつもの店で一緒に食べようとしますが、そのとき唐突に和装ジャマトが出現し、蕎麦屋の店主を斬殺。景和も負傷しながら逃げ出すハメになります。しかし、街でも和装ジャマトが闊歩しており、次々と市民を襲撃。景和は沙羅もファンである動画インフルエンサーの鞍馬祢音と出会ったものの、いつの間にか和装ジャマトに囲まれ大ピンチに陥ります。そんな彼らを救ったのは、動物の仮面を被った謎の戦士たち=仮面ライダーでした。今回は基本的に、景和からの視点で物語が進行。序盤に英寿の回想を挿入したあとは、景和の就活のシーンから物語はスタートします。彼は就活に苦戦中という設定ですが、今回の面接のシーンを観るだけでそれは明らか。「人を助けたい」という気持ちがあるのはよくわかるんだけど、「それを通じて自分はどうしたいのか」という主体性が無いんですよね。それに気づけない限りは、このまま就活に苦戦し続けるんだろうなぁ。もっとも、仮面ライダーとしてのゲームに今後巻き込まれることになるので、そんなこと考える余裕もなくなっちゃうかもしれないけど…。このような景和のシーンのあとに続くのが、和装ジャマトの襲撃を受けるシーン。このあたりは急転直下という感じで、視聴者にガツンとインパクトを与えることに成功していますが、なんかそれだけって感じでしたね。この描写に意味がないわけじゃないんだけど、なんというか…、「次の展開につながる」っていう感じがしなかったんですよね。

 

仮面ライダーシロー/豪徳寺武に助けられた景和と祢音は、彼に感謝するも、一体何が起きているのかわからず錯乱。そんなとき、今度は巨大な城ジャマトが現れ、シローはあっという間に倒されてしまいます。仮面ライダーバッファ/吾妻道長も早々に撤収したため、景和と祢音はモロに城ジャマトの攻撃を食らうことになり、またもや大ピンチ!祢音はビルから落下してしまいますが、それを救ったのが3人目のライダーであり主人公:仮面ライダーギーツでした。景和たちを救ったのは、仮面ライダーという存在。当然何のことかわからない景和たちはあれこれ問いますが、少し答えようとしたシローは城ジャマトによってゲームオーバーとなり、バッファはもともとおしゃべりなタイプではないため無視して撤収。結局、景和たちはまたもや、何もわからずにただ逃げるしかなくなります。仮面ライダーシロー、早くも退場。『ギーツ』は大量の仮面ライダーが登場予定のため、1話で退場するライダーが出てきてもおかしくないなと思うので、秒速退場自体は(残念に感じるものの)違和感なくスッと受け入れられたのですが、ここでシローがやられるのがちょっとなぁという感じ。これが変身したてのライダーならわかりますが、彼は一応半年戦い抜いてきて、しかもトップ3に食い込むくらいの実力者だったはずです。せめて、もう少し粘ってくれてもよかったんじゃないかな?

 

ギーツは変身解除して浮世英寿の姿を見せるも、大量の和装ジャマトと城ジャマトが襲撃してきたため、これに応戦。バックルを巧みに使い分け、全て1人で倒してしまいます。こうして戦いは終わりますが、何もわからない景和と祢音は、英寿にこの世界のことを聞こうとした直後に昏倒。気づくと自宅にいましたが、彼らは今までのことをかすかに覚えていました。そして、彼らは新たな仮面ライダーに選ばれることに…!ここで、英寿と景和たちが初めて対面。英寿は完全な俺様キャラですが、不快さと愛嬌の境界線をギリギリ攻めているような感じだったので、自分でも驚くくらい、受け入れることができました。キャラとしてはハナにつくけど、臭みは感じないんですよね。英寿、上手いこと活かせば化けるキャラかもしれませんよ。そんな英寿/ギーツは、単独プレーで戦うスタイルのようであり、大量の和装ジャマトや城ジャマトを、自分1人で応戦。マグナムとブーストのバックルを上手いこと使い分け、本当に全部倒してしまいます。終盤の戦闘シーンは、ギーツの独壇場。銃系武器のマグナムシューター40Xを自在に操るさまは、メチャクチャカッコよかったですね〜。マグナムシューター40Xはライフルモードにもなるみたいだけど、あれ刺さるちびっ子にはビンビン来ちゃうギミックですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイアグランプリでトップ=デザ神になった英寿が叶えた世界。そこで景和や祢音は、仮面ライダーに選ばれた。勇気を持ってデザイアドライバーを装着した景和は、デザイア神殿に転送され、そこで大量の自分と同じ仮面ライダー候補者の姿を見る―!

 

次回は、景和や祢音もライダーに変身。本格的に彼らもデザイアグランプリに関わりながら、物語が展開していくことになりそうです。そもそもデザイアグランプリとは何なのか?そして、この戦いの先に待つものとは?1年間かけて、それを見届けることにしましょう。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン27話 ちょっとした感想」に続きます。

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