お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第7話 ちょっとした感想

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汚いさすが忍者汚い

 

 

 

動機はどうあれ、逃げずに戦っていることを誇るべきだ。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリの最終戦前編。ラスボスであるナイトジャマトが現れ、タイクーン/景和たちの苦戦が描かれるとともに、英寿に関する様々なにおわせ描写が大量に盛り込まれていました。

 

英寿VS景和たち他のライダーの対立をやりたいんだろうなという見え見えなストーリー構成はさておき、今回注目させられたのは、要所要所で見せる、英寿の細かな表情変化や回想。彼は視聴者の想像以上に、色んな意味で大きなものを抱えてそうだなぁ。

 

なお、前回(第6話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

景和たちがいつも通りの生活をしていると、突然デザイアグランプリがスタート。事態収拾と異形のジャマト=ナイトジャマトに直面した景和たちは、戦闘中ツムリからの連絡を受けることで、現在起きていることを理解します。そして、ナイトジャマト撃破のカギである缶を狙いますが、全員失敗。ほぼ全員負傷した状態で戻るハメになり、この日の戦いはいったん終結します。序盤では、いつもの導入パターンから、急転直下・ナイトジャマトによる襲撃が始まるさまが描写。突然ゲームが始まるという特殊性のほか、ナイトジャマトが本当にグロテスクに描かれており、それが同時に強敵感を漂わせていました。平成仮面ライダーシリーズの敵で、見た目からして嫌悪感を覚えるタイプって、久々じゃないかなぁ?そうしたナイトジャマトとの戦いに注目が行く一方で、忘れてはならないのが、英寿の回想と語り。今回、彼が西暦元年から2000年以上も戦い続けており、かつその目的の1つに生き別れた母親の存在にあるのではないかということが描かれます。英寿本人は、「信じられないのであればそれでいい」みたいなことを言っていましたが、彼の回想を加味して考えれば、それが真実であるのはほぼ間違いないでしょう。…デザイアグランプリに参加し続けていると、歳をとらないのか?

 

英寿と祢音が訪れたそば屋は、景和と沙羅が行きつけの店。生の英寿や祢音と初めて会った沙羅は、興奮のあまりしゃべりまくり、景和は完全に蚊帳の外。夜になるまでしゃべりまくり、ようやくそれが終わったと思いきや、景和は英寿からある話を持ちかけられます。1回目の戦闘のあと、お話の構成の中休みという形で、英寿たちの食事の様子が描写。ここで、景和と沙羅の過去(両親との死別)も明らかになります。個人的には、このシーンにおける、景和が家族の話をした途端にバツが悪そうな顔をするさまが、今回の中で最も強く印象に残りました。彼の表情から考えられる理由は2つ。1つは、家族の話から、上述の生き別れた母親のことを思い出したから。そしてもう1つは、景和の両親の事故に英寿が関わっているからです。後者については考え過ぎかもしれませんが、前半で英寿がかなり前からデザイアグランプリに参加していること、そしてこのシーンののち、ナイトジャマトを倒すために景和を騙す目的があったとはいえ、露骨に態度を変えて彼に接するさまから、何らかの関わりがあるのではないかと思えて仕方ないんですよね。さあ、真実やいかに―。

 

英寿の作戦を真に受け、ブーストレイズバックルを使って、ナイトジャマトと戦うタイクーン。しかし、それこそがギーツ/英寿の狙いであり、彼はさっさとシークレットミッションをクリアし、タイクーンを犠牲にする勢いでゲームをクリアしようとします。結果的に、缶を蹴りきれなかったためゲームクリアになりませんでしたが、英寿と景和たちの間の溝が深まる形になりました。終盤では、タイクーンが初めてブーストレイズバックルを使い、ナイトジャマトと戦うさまが描写。まだまだ不慣れなところはありまくりでしたが、十分な立ち回りを見せてくれていました。アクションやCG合成にも力が入れられていて、本当にギーツよりカッコよく見えましたよ。そんな彼を、実はギーツは利用しており、ナイトジャマト撃破を画策。しかし、肝心の缶をエリア外まで飛ばすことができず、これは失敗に終わります。今回のギーツ/英寿の行為から、景和の彼に対する信頼は失墜。対立関係になりますが…、その関係の作り方が急すぎ。これをやりたいのなら、以前騙されたときから今回まで、多少英寿を疑ってかかるさまを挿入しておくべきでしたね。現状の景和の描写じゃあ、英寿を憎悪するよりも、「それでも僕は、君の世界平和の思いを信じるよ」みたいなセリフ&スタンスのほうが適切に思えるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ続くナイトジャマトとの戦い。いずれかのライダーが倒すのが先か、それとも全滅するのが先か。全員が世界の命運を握る中で、勝者となるのはいったい誰か!?

 

次回は今回の後編。いよいよ、景和が参加して初めてのデザイアグランプリが終わりを迎えるようです。今回ののゲームは、とりあえず誰か1人がラスボスジャマトを倒せばいい感じだから、ギーツかタイクーンが倒して、メインキャラは皆生存して次回デザイアグランプリにも参加…って形になるのかなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン33話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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