お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第50話(終) ちょっとした感想

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全てを持っていったキングカズ登場

 

 

 

夢に遅いも早いもないよ。1センチでもいいから、前に出ようぜ。君の全盛期は、これからだよ―。いよいよ『仮面ライダーバイス』も、今回で最終回。一輝とバイスの戦いは、前半のみで終了と思ったより淡白であり(後述のとおりアクションや特撮は頑張っていた)、後半ではバイスとの戦いのその後にスポットを当てた構成となっており、全体的に暗くない、悲しみよりも希望を感じさせてくれるお話になっていました。

 

しっかりと各登場人物の戦いのあとのことを描いており、またバイスが消えてしまったものの「一輝の中にバイスの要素が宿っている」というにおわせを挿入しているのはGood。ですが、その土台となる一輝とバイスの別れにかかる設定等が、取ってつけたようなものになっており、もったいないなと感じました。せっかく後半がいいドラマしてるのに、なんだかイマイチノリきれなかったんだよね。

 

なお、前回(第49話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回より、バイスの突然の暴走に戸惑いながらも、アルティメットリバイに変身して戦う一輝。激しいぶつかりあいの中で両者一度変身解除に追い込まれてしまいます。そのときふと見えたのが、影に隠れるラブコフの尻尾。全てを悟った一輝が取った選択は…。一輝とバイスの最後の戦いの始まりの様子は、可能な限りドラマチックに描写。一輝が踏ん切りをつけるさま(バイスの思いを汲み、決闘すると決める)は、意外に短時間でしたが、そのぶんバイスがなぜこうした決断に至ったのかということを、より細かく描写していました。バイスの思いはよくわかるし、変身回数を契約の条件とすることで「一輝がバイスを倒して記憶を取り戻す」という展開を回避したのはいいのですが、「あと1回変身すれば契約が終わり」という設定の登場が、あまりにも唐突過ぎて興ざめでした。いやいや、今までそんな話1回も出てなかったよね?しかもこのセリフは、時系列的に前回のラストの一輝との戦闘前に発せられたものだから、本当に変身1回で契約満了ならこの時点で消滅してないとおかしいよね?なんかツメも甘いんだよなぁ。

 

バイスの望むとおり、彼と決着をつけることとした一輝は、各種バイスタンプによる多段変身を駆使し、縦横無尽に動きまわって応戦。その戦いは、いつしか笑顔と冗談の絶えないものに変化していきます。やがて、契約のリミットが来てしまったバイスは変身解除してダウン。彼は一輝の腕の中で消えていき、一輝はバイスとの記憶と引き換えに、大二ら家族との記憶を完全に取り戻します。中盤の、リバイVSバイスの決戦は、悲しさがありつつもかなりワチャワチャした、楽しそうな感じに描写。お互いの思いを察し、辛気臭い感じのないぶつかりあいになっていたのは良かったですよね。最近はほとんど出番のなかった、初期フォームとそれにかかるバイスタンプもしっかり使っており、さらにCG合成も織り交ぜて縦横無尽に動くそのさまは、ダイナミックさマシマシで見応え十分でした。

 

バイスとの決戦から数ヶ月後。今度こそ世界は平和を取り戻し、一輝たちは各々それぞれの道を歩み始めていました。バイスの記憶を失ってしまい、しあわせ湯の手伝いに日々励む一輝は、サッカーの練習も再会。その中で、偶然出会った人物は…。後半から終盤にかけては、わりと時間をとって、各キャラのその後を描写。オルテカを除き皆それぞれプラスの未来へと歩み始めており、希望をもたせるラストになっていました。でもさくら、いきなり医学部目指しだすのはあまりにも唐突すぎるぞ。「医学部入ったら“無敵”だから」とかでもいいから、一言それを目指す理由が欲しかったなぁ。そして一輝はというと、バイスとの記憶を失ったものの、家族の記憶を取り戻し、しあわせ湯での仕事とサッカーの練習を再開。そうした中で偶然出会ったのは、日本サッカー界のレジェンド:三浦知良でした。一輝はバイスとの記憶を失ったものの、ときどき所作にその一面が表れるというのは、「一輝の中にバイスが生きている」という表現としてGood。それが明確に描かれていたのはワンシーンのみでしたが、これだけでも視聴者に大きな希望と余韻を与えてくれていたように感じました。他方、キングカズのゲスト出演シーンは、確かにいいこと言ってるんだけど、「ここでこのシーン適切か?」という印象。一輝の未来はこれからだということを言いたいのはよくわかるのですが、この直前にバイスを失っている展開を踏まえるならば、「人間、頑張れば夢も希望も取り戻せる。」みたいな感じで、バイスの記憶を取り戻すことへの希望のにおわせがほしかったですね。当然、ドラマ上キングカズが一輝の事情を知っているわけではないのですが、制作側からの視点でドラマ全体の流れから考えれば、決してキングカズが発してもおかしくないセリフでしょう。なんかこう、もうひと押しあればよかったのにねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就活中の大学生:桜井景和が遭遇した、未知の世界への転送、そして現れる怪人と、それに挑む“仮面ライダー”の存在。これらは全て、「デザイアグランプリ」というゲーム内での出来事だった。景和がデザイアドライバーを手にするとき、彼はどんな選択をするのか!?

 

次回より、令和ライダー第4号『仮面ライダーギーツ』が放送開始。現時点では不安要素しかないのですが、まあ『ゼロワン』第1話のようにバケたものになるかもしれないので、とりあえず放送を心待ちにしたいと思います。

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン26話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーリバイス』第49話 ちょっとした感想

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束の間の家族としての共同生活

 

 

 

この家族の中で、俺ってどんな存在だったの?今回の『仮面ライダーバイス』は、最終回1話手前にふさわしい、一輝とバイスの関係にスポットを当てたお話。2人が新しい共同生活を始める一方で、その身を犠牲にしてでも一輝の家族の記憶を取り戻そうとする、バイスの悲壮な決断も描かれました。

 

中盤で楽しそうに過ごす一輝とバイスの姿をやや誇張ぎみに描き、そのぶん終盤のバイスの暴走(実は演技)を持ってくることで、一輝の感じる悲しみをより引き立てている構成はGood。しかし、「バイスが消えることで、一輝の家族の記憶が戻る」という推測が、いつの間にかほぼ確定的な事実のようにすり替わっているのが気になりました。そもそも、「バイスが消滅する=契約が終了する」が100%一致してるかどうか確証もないのに、無謀な賭けに出てもいいのか?それだけ、バイスの一輝を思う気持ちが強いというのは、もちろんよくわかりますけどね。

 

なお、前回(第48話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

狩崎にかかる問題も解決し、今度こそ平和が戻った世界。一輝は記憶を失いながらも、元太ら家族に支えながら、しあわせ湯の五十嵐家の長男として、暮らし続けていました。しかし、依然として戻らない記憶、気を使わせてしまっていることが明らかな家族を前にしていたたまれなくなってしまった彼は、ヒロミ等に頼み、自ら五十嵐家を離れてバイスとの共同生活を始める選択をします。序盤では、平和の戻ったしあわせ湯の様子が描写。一輝の事情を知る元太ら五十嵐家全員が、一輝に配慮してあれこれ手助けをしますが、それが一気に本人にとっては重荷になっていました。元太たちが明らかに気を使ってるさまと、それに一輝が露骨に配慮して応答しているさまが描写されていることで、一輝の苦しみがまざまざmと表現されているのはGood。誰も悪気がなく、良かれと思ってやっているのはよくわかりますが、あんな状況に置かれちゃあ、さすがの一輝でもいたたまれなくなっちゃうよね…。そして、こうした現状を踏まえ、一輝は一度五十嵐家から離れることを決意。幸い、ヒロミのツテで済むところはすぐ見つかります。一番困難かに思われた住居確保は、ヒロミのおかげで難なくクリア。今は使ってない元フェニックスの寮なら、無職(になってしまった)の一輝でも、問題なく入居できますよね。きっと、ヒロミは保証人にもなってくれたのでしょう。

 

旧フェニックスの寮の一部屋を使って始まった、一輝とバイスの共同生活。気を使わなくて済むようになった一輝は、今までの明るさを取り戻し、バイスとの新生活準備を楽しみます。やがて生活していくためのバイト先も見つかり、彼らの生活は順調な滑り出し。しかし、一輝の家族にかかる記憶が失われてしまったことに負い目を感じるバイスは、ある決断をするのでした。中盤では、新生活準備を楽しむ一輝とバイスの姿が描写。のちの描写で、テレビなどの生活に必要な家電も購入していることが判明しますが、実際に購入の様子が描写されていたのは、バルーンのイルカなど、生活必需品ではなさそうなものばかりでした。いくら一輝が「風呂が思ったよりデカい」と言ってたとはいえ、単身者か2人世帯向けの風呂場なんて、大きさは知れているもの。あんなデカいもの買ったって、まず使えないはずなのに…。でも、こうした一種のバカなことができることこそが、本当に『リバイス』の世界に平和が訪れたことの表れでもありますよね。

 

ぶーさんからの連絡を受けて、しあわせ湯にて負傷し倒れる玉置を発見した一輝。やがてバイスが街で暴れているという知らせが入り、現場に駆け付けると、元太がデストリームに変身しバイスと戦いっていました。しかし、力一歩およばずデストリームは敗北。バイスが暴走を始めたと確信した一輝は、変身して彼を止める決心をしますが…。終盤になって、急にバイスが暴走。玉置を傷つけ、しあわせ湯の備品をメチャクチャにし、さらには市街地でデストリーム相手に戦闘を繰り広げます。これら一連のことは、全てバイスが主体となって作り出した芝居。彼は自分が一輝に倒されることにより、その契約を終了させ、家族の記憶を取り戻させようとしていました。芝居の話とバイスの目的を、陰から見つめる周囲のメインキャラに話させるのは、わかりやすい&子供への配慮もできていてGood。しかし、冒頭に述べた通り、いつの間にか「バイスが消えることで、一輝の家族の記憶が戻る」という推測が、事実のように扱われているのが気になります。もしその推測が間違ってたら、バイスの死に損になってしまうぞ。まあ、ドラマ展開的に、そうはならなさそうだけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイスの行為の前に、アルティメットリバイに変身する一輝。果たして一輝は、バイスの思惑と本心に気づかないまま、彼を倒してしまうのか?戦いが一応の決着を見せる時、バイスは、そして一輝の家族の記憶は、どうなってしまうのか!?

 

あんまりそんな感じがしないけど、次回はいよいよ『リバイス』の物語の最終回。バイスは多分なんだかんだで生き残ることになりそうな気がしますが、一輝の家族の記憶がどうなるのかが、気になるところです。バイスを生き残らせるのなら、狩崎が何かしらのミラクルを起こす感じになるのかな…(今回でも、そうしたことをにおわせる描写があったし)。

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン25話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第48話 ちょっとした感想

秘密の扉は、意外に簡単に開くもの

 

 

 

お節介してくれる人が近くにいるって…幸せなことなのかもね。今回の『仮面ライダーバイス』は、狩崎/仮面ライダージュウガとの決着回。バイスタンプのデザインや狩崎の過去が明かされ、彼をある意味で救うことには成功したものの、ついに大二やさくらに関する記憶を失ってしまう一輝のさまも描かれました。

 

バイスタンプのデザインや、それにより発動するリバイ&バイスのフォームの秘密の解明は、個人的にはなかなかグッときたもの。ただし、その過程に関してはグチャグチャと言わざるを得ませんでしたね。前回と今回だけ観ると「なるほどそうか!」となりますが、それ以前のお話のこと考えると、あまりにも大きすぎる矛盾があったからなぁ…。

 

なお、前回(第47話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、変身するか否かの瀬戸際に立たされた一輝。結局、カゲロウ/大二とさくらの奮闘により変身することは回避され、またようやく合流したヒロミの言により、狩崎の抱えているわだかまりを、一輝たちは知ることになります。そして、逆に一輝たちから狩崎の話を聞いた直後、ヒロミは目の色を変えて牛島家へ直行。狩崎が置いていった真澄の遺品をあさり、さらに光の気づきも得た末、一輝はある重大な秘密にたどり着きます。序盤の戦闘のあと、ヒロミと光の気づきにより、狩崎に関するお話が一気に進むことに。ウィークエンド本部のある牛島家は、実は子供の頃狩崎が住んでいた家でもあり、姿見に隠された箇所には、どこかへと通じる扉がありまひた。ヒロミと光の行動力、それよりガンガン埋まっていくパズルのピースは、爽快でGood。しかしこの展開は、「以前まで狩崎が頻繁に牛島家そしてウィークエンド本部を訪れていたのに、なんで今まで本人は気づかなかったんだ?」という疑問を生みます。仮に彼が、何かしらの特別な地下通路を使ってウィークエンド本部に来てたとしても、劇中にて一度彼は明確に牛島家の外観を見ているので(光を尾行していたとき)、この家の外観を知らなかったという言い訳は通用しないんですよね。せめて、牛島家の外観を見たとき、「ここは確か…」と狩崎が感じる描写があれば、矛盾はなかったんだけどなぁ。

 

 

ジュウガの襲撃を受け入院中の、花と玉置を見舞う大二とさくら。そこで彼らは、自然と一輝の話になり、彼のお節介っぷりに自分たちもまた救われてきたのだということを自覚します。そしてそれを踏まえ、来る次のジュウガとの戦いでは、一輝の変身を止めないことにするのでした。一方、牛島家で狩崎、そしてバイスタンプの秘密を知った一輝たちは、しあわせ湯に帰還。これで狩崎を説得し戦闘が回避できると喜ぶヒロミに対し、一輝はそれでもなお、狩崎との決戦の意思を揺るがしませんでした。ケガのため一時的に戦線離脱している花&玉置は、中盤で登場。ここで彼女らの発言を通して、大二とさくらが兄・一輝を見つめなおす形になっていたのは、最終回直前らしい、Goodなシーンだと感じました。「主人公の持ち上げシーンじゃないか」といえばそれまでかもしれませんが、大二たちが一輝から見て近すぎる立場(血縁)にいるため、そんなに違和感ないんですよね〜。そして、大二たちがこうしたやり取りをしていた頃、ついに扉に隠された秘密の部屋にたどり着いていたのが一輝たち。そこにあったのは狩崎の子供の頃の部屋であり、バイスタンプのもとになったであろう、狩崎の子供の頃の絵がたくさん残されてました。狩崎と真澄の繋がりが感じられる、これまたグッとくる描写。でも、よく考えてみると、リバイスドライバーとか基本的なバイスタンプの開発等をしたのは、真澄じゃなくて狩崎なんですよね。ギファードレックスのモチーフになったであろう恐竜の絵を出すまでは良かったけど、そこからカマキリとかマンモスの絵(通常のバイスタンプの元ネタ)を出したのは、蛇足だったかな。

 

ヒロミの協力もあり、港湾部でついに対峙する、一輝&バイスと狩崎。3人はそれぞれ変身して真っ向からぶつかりあった結果、勝利をつかんだのはアルティメットリバイ&バイスでした。真澄の遺品も提示し、ついに狩崎の本心を吐露させることにも成功した一輝たち。こうして狩崎にかかる問題は解決へと向かいますが、その代償は大きくて…。終盤ではいよいよアルティメットリバイ&バイスと、ジュウガの決戦が描写。パワーバランス的に考えれば、ギフにもストレート勝ちしたアルティメットリバイたちが負けるはずがなく、ジュウガの技を全力で跳ね除け返り討ちにする形になりました。このあとの狩崎の心からの叫びも印象深いものでしたが、それ以上に視聴者に衝撃を与えたのが、一輝の記憶喪失の進行具合。もはや大二たちの名前すら思い出せない有様になっていました。予想はしてたけど、いざこのさまを見せられると…ショックだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一輝の失われた記憶を取り戻せ。そのために、大二たちそしてバイスは奔走する。どこか奇妙なバイスとの共同生活、大二たちとの思い出づくり―。そんな中で、突然バイスが一輝に牙を剥いた!?

 

次回は、いよいよバイスとのバトル回。これがバイスの演技によるものなのか、はたまた本当にイッちゃった結果なのか、気になるところです。制作側も「残酷な運命が待ち受ける」と煽ってきているので、きっと大きな壁が、一輝たちの前に立ちはだかる…のかなぁ。

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン24話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーリバイス』第47話 ちょっとした感想

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控えめに観てもギフより圧倒的に強い仮面ライダージュウガ

 

 

 

変えられねぇから…、狩崎を倒すしかねぇってんだろ?今回の『仮面ライダーバイス』は、狩崎との戦いの始まり編。平和な生活を再び享受し始めた五十嵐三兄弟に、着実に狩崎の魔の手が伸びる形となっており、さらに一輝の記憶喪失の症状も急速に悪化したことで、彼らは戦局的にも精神的的にも追い詰められる形になりました。

 

とうとう元太と幸実の名前どころか存在まで思い出せなくなってしまった一輝のさまは、かなり衝撃的。記憶喪失も進むところまで進んじゃっている感じがあるので、いよいよ『リバイス』の物語も終局へ近づいているんだなぁと思いました。でも、数回の変身でここまで来ちゃってるのなら、以前のギフとの戦いの時点で、ここまで行ってもおかしくなかったんじゃあ…?せめて、ウィークエンドのメンバーが少しずつ思い出せなくなる描写があると、今回がもっと面白くなったかもしれませんね。

 

なお、前回(第46話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ついにギフを打ち破った一輝たち。世間では、まだギフの影響が残っているのではないかと疑う声もありましたが、一輝たち自身は日常を取り戻しつつありました。しかし、そんな中で、デッドマンズ時代の罪を償おうとしていた花が、謎のライダー:仮面ライダージュウガの襲撃を受け、応援にまわった玉置/オーバーデモンズも、途中で音信不通に。一輝とバイスは、現場に駆けつけます。序盤では、平和を取り戻した五十嵐一家と、彼らを取り巻く人々たちの様子が描写。さくらは特に何もなく学生生活を再開していた一方、大二はフェニックスの、ヒロミや光はウィークエンドの、それぞれ所属していた組織の残務処理を行っていました。最近はウィークエンド本部の描写も少なめだったので、ちょっと忘れかけていましたが、そうそう、本部は牛島家の地下にあったんですよね。そんな平和をぶち壊すように現れたのが、ジュウガ。ギフに関わる者を抹消するとする彼は、花を襲い、駆けつけた玉置も抵抗するも返り討ちに遭ってしまいます。花はこのとき、あまりの不意討ちのためかアギレラに変身できずじまい。まあそりゃそうだよね、戦いは終わったものだとすっかり思い込んでたんだし…。

 

一輝の記憶喪失の具合を考慮し、単独で変身し向かっていくバイス ギファードレックス。しかし、ジュウガの攻撃にはほとんど歯が立たず、さらにジュウガの正体が狩崎だと知って強い衝撃を受けます。狩崎の撤退により、危機を脱した一輝たちでしたが、バイスの配慮も虚しく、一輝の記憶喪失が想像以上に進行していることが判明し驚愕。一輝を守るため、そして平和的な問題解決を実現するため、大二とさくらは、ある決断をします。中盤では、バイス ギファードレックスとジュウガの戦闘が描写。いくら相棒のリバイ ギファードレックスがいない状態とはいえ、単独でバイスを軽々と跳ね除けてしまうジュウガには、かなりの脅威を感じました。いやいや、これ絶対ギフより強いよね!?そんなジュウガの正体は、狩崎。一輝ら登場人物は、その予想外の正体にショックを受けますが(視聴者目線では容易に予想できたけど)、それ以上に深刻だったのが、一輝の記憶喪失の進行状況でした。帰ってきた元太や幸実に対して、いつものニコニコ笑顔でお客さん扱いする一輝の姿は、今回で最もインパクトのあったシーン。その、客に対する普段の態度と全く変わらない笑顔・対応が、よけいに悲壮感を際立たせていました。でも、今回でここまで記憶喪失を進行させるなら、前回までのギフとの決戦編で、もう少し記憶喪失に苦しむ描写を挿入していたほうが、より今回の描写を鮮烈なものにしてくれたように思います。確かに悲しいんだけど、同時に「この前までホイホイ変身してそこまで影響無かったのに、なんで?」と思っちゃうんですよね。まあ、ギフが倒されたことを根拠に、むりくり理由をつけられないことはないですが…。

 

狩崎を鎮静化するため、全てのドライバー(ベルト)とバイスタンプを引き渡そうとする大二。しかし狩崎はこれを良しとせず、ジュウガに変身して襲いかかってきます。大二とさくらも、それぞれエビリティライブとインビジブルジャンヌに変身し応戦しますが、ほとんど歯が立たず大苦戦。この状況を目の当たりにした一輝は、ドライバーに手をのばして―!大二とさくらは、話し合いの末ドライバーやバイスタンプの引き渡しを行いますが、ギフの遺伝子そのものの存在を問題視している狩崎にとって、そんな行動は無意味。怒った彼は大二を殴りつけ、戦闘が勃発します。狩崎のやっていることは、正しいことではありませんが、ここらへんは大二たちが悪手を打ったなぁという印象。ヒロミとかから事前に情報がもたらされていれば、行動は変わったのかなぁ。そんな、終盤で勃発した戦闘もまた、ジュウガ側の有利な形で進行。大二たちは、エビリティライブやインビジブルジャンヌ等、今持てる最大限の力を投入して戦いますが、大きく戦況を変えることはできませんでした。こうなると必要なのが、リバイとバイスの力。しかし、変身すれば記憶は消える。さあどうする、一輝―!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遅れて駆けつけたヒロミの情報により、一輝たちは狩崎の真の目的を知る。その末に一輝の下した決断は、記憶が消えることを承知での、変身してジュウガを止めることだった。この期に及んで、一輝のお節介が発動してしまったのか!?

 

次回は、予告編だけ観ると、狩崎との戦いに決着がついてもおかしくないようなものに。『リバイス』最終話は8月28日で確定してるから、まだお話が終わるはずないんだけど…。狩崎との戦いが終わるとしたら、あとは一体何をやるんだ?

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン23話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第46話 ちょっとした感想

一堂に会した五十嵐三兄妹ライダー!

 

 

 

俺は人間の可能性を信じる!自分の悪魔と仲良くなれる、その力を!今回の『仮面ライダーバイス』は、いよいよギフとの本当の意味での決着回。さくらとラブコフの話にもケリがついたほか、ケガで戦線離脱中の光に代わり玉置がオーバーデモンズとなって加勢。狩崎を除く今までの仲間たちの全面協力を得て、ギフを打ち破るさまが描かれました。

 

ギフを倒したことにより、いよいよ物語としての目的が無くなってしまった『リバイス』ですが、今度は狩崎がボスキャラとして立ちはだかるらしい。ええ、今までそんな素振りほとんどなかったじゃん…。一応行動原理は矛盾していないけど、ムリヤリ感が凄まじいよなぁ。

 

なお、前回(第45話)の記事は↓コチラです。

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前回、ギフの圧倒的な攻撃の前に追い詰められた、リバイ ギファードレックスたち。幸いバイスは解放され、一輝や大二はまだ戦意を喪失していませんでしたが、さくらとラブコフの関係は最悪で、それに端を発する形で花たちとの関係もギクシャク気味。さらに一輝の記憶の喪失具合も進行しており、このままギフと戦うには不安がありまくりの状態でした。バイスの身体を通じて、一輝たちに話しかけてきたギフ。このままバイスは囚われの身になってしまうのかと思われましたが、意外にあっさり解放されて拍子抜けしました。まあ、こうしないと話が進まないっちゃあ、確かにそうだけどさ…。そんな、バイスからの証言もあり、ギフを倒す作戦を立てた一輝と大二。やる気十分な彼らでしたが、周りの状況が彼らのすぐの出撃を良しとしませんでした。しあわせ湯が銭湯であることすら思い出せなくなっている一輝の状況は、かなり深刻なはずですが、今回このパートで最も深刻なものとして描かれていたのが、さくらとラブコフのすれ違い。なかなかラブコフとわかり合おうとしないさくらの様子を見て、花もとうとうしびれを切らします。ラブコフを守りたいと考えているさくらと、もはや守られる者ではなく、一緒に戦える存在だと認めてほしいラブコフ。その対立はいいのですが、これもう過去に1回やったよね?あのときに全部解決したはずなのに、また同じような問題で争うだなんて、なんというか…堂々巡りな感じだよねぇ。

 

渓谷区にギフが出現し、一輝と大二が出撃。その間にさくらは、ラブコフと腹を割って話すことを決意し、その中でラブコフもまた戦いの中で成長していたこと、そして、もはや守られるべき存在ではないことを痛感します。これで完全に立ち直ったさくらは、満を持してインビジブルジャンヌに変身し、リバイ ギファードレックス/一輝たちに加勢。時同じくして、オーバーデモンズの力を受け継いだ玉置、変身できないながらも全力でバックアップに徹するヒロミの応援もあり、リバイ ギファードレックスたち側は、着実に戦局をひっくり返していきます。今回の序盤まで、あれだけ争っていたさくらとラブコフは、このシーンであっさり和解。ずっと気にしていたはずのラブコフの背中の裂け目も、「そうか脱皮なのね!」と超速理解し(大体予想はついていたけど)、あっという間に戦線復帰を果たします。そして、変身した姿がインビジブルジャンヌ。うーん、ラブコフがよくしゃべるようになって、インビジブルジャンヌが見た目からして強そうになったのはよくわかるけど、それ以上の何かプラスの感情はわかなかったなぁ。なんというか、よくわからないまま問題が全て解決した感じだ…。そんな彼女に、少し先んじる形で加勢し、そしてオーバーデモンズへと変身したのが玉置。花に言われて、ちょっとぎこちない笑顔で変身するさまは、正直さくらよりも印象深く、そしてカッコよく見えました。

 

事前に立てた作戦通り、ギフのもといた亜空間内に突入したバイス ギファードレックス。彼からの通信と、リバイ ギファードレックスとの絆の力が、ギフを大きく弱体化させることに成功します。追い詰められたギフは、人間への呪詛を語りますが、そんなことに怯むリバイ ギファードレックスたちではなく、最後は必殺技のフルコンボで勝利。こうしてギフとの長きにわたる戦いは終わり、世界に平和が戻ったはずでしたが…。バイス ギファードレックスが、亜空間に突入して目撃したのは、ギフの代わりに鎮座しているギフの像。これを直接攻撃することで、ギフの弱体化に成功します。ギフの像は、おそらく倉庫にあった使えるものを持ってきたんだろうけど、ここで使うのは上手いなという印象。制作側がどこまで意図して使用していたのかはわかりませんが、個人的にはGoodな演出でしたね。こうしたリバイ ギファードレックスたちの猛烈な抵抗により、ギフは追い詰められ、最期は怒涛の必殺技の連続を食らって爆発四散。ギフとの戦いは、ここで本当に決着がつくのでした。悪魔と仲良くなれる人間の可能性を信じ、精神的にもギフに勝利してみせた一輝たち。ここでの彼らの決意はとてもカッコよかったですが、その直後、1分も経たないうちに狩崎が「悪魔に頼らない生き方」を模索して暴走していくさまを挿入したのは、興ざめでした。仕方ないのはよくわかるけど、秒で一輝たちの決意がムダになっちゃってるじゃないか…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギフは倒され、世界に平和と日常が戻ってきた。しかし、バイスだけは、狩崎の見せる不審な動きに気づいていた。悪魔に頼らない生き方を模索する、狩崎の行き着いた先とは何か?『リバイス』の物語は、いよいよ最終章へと突入する。

 

次回から、『リバイス』の物語は、狩崎どの決戦に突入。次回は一発目として、その始まりが描かれることになりそうです。既に次作『仮面ライダーギーツ』の放送開始日が9月4日って決まってるから、『リバイス』の残り話数は、次回含めてあと4回。うーん、狩崎との決戦は、それだけ引っ張れるだけのお話になるのかな?

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン22話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第45話 ちょっとした感想

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この期におよんで未だにラブコフの話を聞かないさくら

 

 

 

そんな暗い顔すんなって。誰だって、本当は…守る側でいたいんだ。今回の『仮面ライダーバイス』は、引き続きギフとの対決回。前回、エビリティライブの協力を受けて、リバイ&バイス ギファードレックスによって封印されたはずのそれでしたが、実は完全に抑えきれておらず、一輝たちひいては人間社会に対して、再び攻撃を仕掛けてくるさまが描かれていました。

 

確かに、ギフは倒されたのではなく封印されたものであるため、復活の可能性が0ではないのは、まあわからんでもないという感じ。しかし、以前のギフに比べて自我が感じられず、また実態があるかどうかも怪しい感じから、あの虫の合成によってできた偽者か何かとも捉えられるような気がします。一輝たちの本当の敵にして、悪魔の正体は、あの虫なのかな?だとしたら、『仮面ライダーストロンガー』のブラックサタンみがあるな…。

 

なお、前回(第44話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、エビリティライブとの協力により、ギフを封印した一輝/リバイ ギファードレックス。しかし、彼はまだ安心しきることができず、妙な胸騒ぎがし続けていました。そんな彼の不安に呼応するかのように、オルテカの繭から発生した謎の虫が、市街地に侵入し人々を無差別に襲撃。ヒロミから連絡を受けた一輝たちライダーは、一度ウィークエンド本部に集まってから出撃していきます。序盤では、ギフの中から出てきた者の1人として、オルテカが久しぶりに登場。しばらく閉じ込められていたので、少しは性格が丸くなっているのかなとも思いましたが、全くそんなことはありませんでした。結局そのままあっという間に政府に引き渡されちゃったし、以前のように彼が単独で何かしでかすってことは、あまりなさそうかな。あったとしても、そこまで大きいことは、残りの話数的にもできなさそうだし…。そうしたオルテカを覆っていた繭からは、虫のようなものが発生し、市街地へ拡散。人々の耳等から侵入しては繭を作って封じ込めを行い、街はパニックに陥ります。一輝の胸騒ぎの通り、ギフの魔の手はまだ終わってはいませんでした。上述した通り、『ストロンガー』のサタン虫を思わせるような攻撃を仕掛けてきた虫たち。のちのち出てくるライブ等の炎系の広範囲攻撃でも撃滅できてないみたいだし、かなり厄介ですね。

 

市街地では、倒されたはずの悪魔たちがわんさか出現。一輝たちの力なら、それほど倒すのが難しくないはずでしたが、虫の集合体でできたそれは姿かたちをどんどん変えるうえ攻撃力も上がっており、そのうえジャンヌ/さくらがラブコフと上手くいっていないことから、ピンチに陥ってしまいます。結局戦いは何とか切り抜けることができたものの、敵の素性は全く分からずじまいでした。中盤からは、リバイ ギファードレックスをはじめとする味方側ライダーたちが(オーバーデモンズを除く)、出現したギフテリアン等と真正面から対決。今までの戦績から考えれば、それほど苦労せず倒せるはずでしたが、今回はかなりの苦戦を強いられます。現れた悪魔が異常に強かったのもそうだけど、ジャンヌとラブコフの連携がさっぱり上手くいっておらず、それがアギレラの足までをも引っ張り、ピンチシーンを作り出していた印象。さくら、一度ラブコフとのすれ違いを経験して成長したはずなのに、まーた人の話を聞かなくなっちゃってるのか…。そんな、多少グダグダな戦い方をすることになってしまった一輝たちに対し、ビシッとキメるところはキメてくれていたのがヒロミ。落ち込む玉置を励ます姿は、先輩戦士として立派な風格でした。ヒロミはぜひ何らかの形で報われてほしいなぁ。まあ、作品的には、後半からレギュラー復帰しているだけでもかなり優遇されてると言えるんだけどね。

 

深夜のうちにバイスが行方をくらまし、いち早く気づいた一輝が捜索を開始。ギフのもとに拘束されているのを発見します。バイスを救うべく、応援で駆け付けた大二/カゲロウとともに奮戦する一輝でしたが、いくら悪魔を倒せても、ギフに対しては全くダメージを与えることはできず、成す術もないまま追い詰められてしまいます。ジャンヌやアギレラも追い詰められ、再びピンチの彼らの前に、ギフに操られたバイスがした発言とは…。終盤では、中盤の戦闘であまりその活躍が観れなかった大二/カゲロウが大活躍。バイスの異常に精神をかき乱され本調子ではない一輝をサポートしながら、エビル→ライブ→エビリティライブと何度も変身を繰り返しながら、ギフやギフテリアンに挑んでくれました。てっきりもうエビリティライブにしか変身できないのかと思ったら、エビルとかライブにもまだ変身できたんですね。エビルも序盤のみの登場で終わるライダーかと思われてたけど、なんだかんだでこのタイミングまで活躍するなんて、地味に息長いよねぇ。こうした、大二関連のライダーの頑張りが目立った一方で、リバイ ギファードレックス/一輝は、ここではあまり活躍できずじまい。結局バイスを取り戻すこともできず、次回へ続く形になります。いいところで幕切れとなりましたが、全然バイスのことは心配にならないですね。だって、次回予告でギファードレックスに変身して一緒に並び立ってたんだもん…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分とともに、一輝たちに世界の始祖となるよう勧誘してくるギフ。一輝たち本人には、そんなつもりは毛頭なかったが、現状ギフを倒す手立ては見つからず、またさくらとラブコフの関係は再び悪化し、まともに戦える状況ではなかった。本当にギフに打ち勝つことはできるのか?問題や己の弱さに、一輝たちが真正面から向き合い立ち向かう時、勝利への新たな突破口が開かれた!

 

次回は、ジャンヌの強化フォームの登場回。上述の通りバイス ギファードレックスも並び立っていたことから、ギフとの関係の問題も解決しそうです。えっ、そしたら…あとの残り数話でなにやるんだ?

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン21話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第44話 ちょっとした感想

復活した兄弟の絆!

 

 

 

兄ちゃん、ゴメン。かけた迷惑は…戦いで返すよ。今回の『仮面ライダーバイス』は、大二とギフに関わるお話の完結編。狩崎やヒロミの尽力、そしてここぞというところで復活したカゲロウの協力もあり、大二の心は解放されて仮面ライダーエビリティライブへと変身、さらにリバイ&バイス ギファードレックスとの協力によりギフを封印してしまうところまでやってのけてしまいました。

 

大二が最終的に一輝たちの元に戻ってきたことはいいことですし、ヒロミの中盤の決死の頑張りもグッとくるものがありましたが、やっぱり前回、ひいてはここ最近の『リバイス』に見られる「単発で観る話といい話だけど、全体の話の流れからするとかみ合わない」というのは今回も同じ。大二がカゲロウの復活に泣きながらエビリティライブに変身してたけど、カゲロウとの決着をつけたとき、そんな泣く泣く倒したような状況じゃなかったでしょ…。

 

なお、前回(第43話)の記事は↓コチラです。

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前回、リバイ ギファードレックスたちの前に再び現れたギフ。それと契約せんとする大二を止めるべく、彼らは奔走。なんとかギフを一度退けることに成功します。しかし、大二の思いは変わらず、バイスはギフ側に捕らわれる形に。その中でバイスが、ギフの真の目的を知っていた頃、狩崎は真澄の体調を気にしつつ、デモンズドライバーの新たな調整を行っていました。今回の序盤、バイスがギフに捕らわれたことで、ギフの目的が判明。もともと、良質な悪魔を生み出す種族として人間に目をつけていたギフでしたが、人間が進化しすぎてこのままでは悪魔もろとも滅ぶことを察し、その調整のために今まで行動を起こしていました。ギフの目的が、人類の滅亡ではなく“調整”というのは、面白いアプローチ。ですがこのシーンでは、それよりもやたらペラペラしゃべりまくるギフの姿が気になってしょうがありませんでした。なんだよ君、この前『ドンブラザーズ』で聞いたようなイケボでしゃべれるのかよ!今までの何言ってるかわからない感じのほうが、ミステリアスで良かったんだけどな…。

 

一輝と大二の考え方は平行線のままで、やがてそれは仮面ライダーに変身してまでの争いに発展。さくらがいくら止めてもまるで終わる気配がない中、颯爽と現れ大二を止めたのは、ヒロミと、彼が変身したデモンズでした。彼の言葉にも救われ、ギフが再び出現するとき、大二の決意に呼応するかのようにカゲロウも復活。2人で1つの変身を遂げた彼らは、仮面ライダーエビリティライブとなります。中盤で、ヒロミの変身するデモンズが急遽復活。先輩戦士として大二を救うさまもそうですが、ちゃんと狩崎との約束を守り、「命をかける」と言わずに戦い抜いていたことに、とても好感が持てました。やっぱりヒロミはいいキャラしてるよねぇ。そんなに彼の尽力により、心救われた大二は、復活したカゲロウの力も合わせて、エビリティライブへと変身。今までのことを清算するため、ギフへと立ち向かっていきます。この辺りの流れは、前回と今回だけで観ればいいシーンだけど、今までのストーリーを踏まえると「?????」という感じ。いやいや、大二が後悔すべきなのは、赤石長官に加担したことのほうだろうし、仮にカゲロウのことで後悔するとしても、過去そんなやむを得ない感じで倒してなかったよね?今回みたいな流れは、前提として「ギフを止めるために泣く泣くカゲロウを倒した」みたいなことが無いと成立しないと思うんだけど…。本当、『リバイス』は大二というキャラの扱いに難儀してる感じだよねぇ。

 

バイス ギファードレックスも帰還したことで、リバイ ギファードレックス側の戦力は大幅に増強。そこには、かつての絆を取り戻した兄弟たちの姿があり、その力はギフをも封印してみせます。大二もしあわせ湯に帰ってきて。これで戦いは終わったかに見えましたが…。終盤では、絆を取り戻したリバイ ギファードレックスたちの奮戦が描写。ギフを徹底的に追い詰めるどころか、そのまま勢いでギフを封印までしてしまい、リバイ&バイス ギファードレックスと、エビリティライブの想像を絶する強さを痛感させられました。いやいや、ギファードレックスの力だけでもギフと拮抗してたから、それにエビリティライブの力も加わればギフなんか倒せるでしょ…と思ったけどさ、まさか今回でいったん決着がつくなんて思わないじゃん?こうして大二は五十嵐家に帰ってきて、めでたしめでたしで今回はおしまい。でも、ギフは完全に倒されていないみたいだし、ここからどう最終決戦が展開されるんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギフが封印され、平和が戻ったはずの世界に新たな異変が起きる。そして、その異変はバイスにまでも…!ギフの脅威は、まだ終わってはいなかったのか!?

 

次回からは、時期的に最終決戦のパートに入る感じか。この流れだと、バイスがギフ化して一輝たちとラストバトルになる感じなのかなぁ。

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン20話 ちょっとした感想」に続きます。

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