お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン33話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20221016155150j:image

よくわからないけど堂々誕生!ゴールドンモモタロウ

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

当たり前だ。天国も地獄も、俺に縁がないからな!今回は、パワーアップアイテムであるオミコシフェニックス、そしてそれを使用したゴールドンモモタロウの初登場回。ヒーローのパワーアップ回は、たいていそれにスポットが当てられ超盛り上がる一編になるものですが、フタを開けてみると想像以上に斜め上の展開ばかりで仰天しました。

 

はるかたちとソノイが謎すぎるゲームをしたり、つよしが再びヒトツ鬼(=太陽鬼)になったり、タロウが意味不明すぎるゼンカイザーブラック/介人の手術で蘇ったりと、まさに超展開の連続。でもよく考えてみると、オミコシフェニックスの出自が全く語られてないんですよね。これは次回以降触れられるのかなぁ?

 

なお、前回(ドン32話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

前回、ソノイとの決戦に敗れたタロウ。実は彼は死んではおらず、闇ジロウの頑張りにより、喫茶どんぶらへと担ぎ込まれます。事態を重く見た介人は緊急手術を決意。一方その頃、ソノニとソノザは、すっかり性格が様変わりしたソノイの尻に敷かれており…。序盤では、闇ジロウ側と脳人側の様子が交互に描写。闇ジロウが典型的なライバルキャラチックな動機でタロウを介抱し、そしてドンムラサメに戦いを挑んで、最後は、力を振り絞って介人のもとへ運ぶさまは、ジロウという人間の根底にある律義さと優しさを感じました。闇ジロウ(本来のジロウの性格)は、確かに時々あくどいところや乱暴なところはありますが、こうした優しさも持ち合わせているのが興味深いですよね~。そういや今気づいたけど、今回ジロウは闇ジロウ側の人格しか登場してないな…。一方の脳人は、すっかりタロウ汁でタロウ化したソノイの尻に敷かれっぱなし。最初こそ「俺たちはお供じゃない!」みたいなことを言っていましたが、いざ戦闘やって2・3発やられただけですぐ屈服しているのには、手のひら返しすぎて笑っちゃいました。多分、尺の都合で短くせざるを得なかったからなんだろうけど、即落ち2コマみたいなスピーディーさだったな、あれ…。

 

ゼンカイザーブラックが手術を始めようとすると、ゾロゾロとはるかたちやソノイたちが来店。ソノイから持ちかけられた話し合いをするためですが、どんどんその内容はおかしな方向へと向かい、最終的にははるからがソノイのお供になるか否かのゲーム合戦になります。介人はタロウの手術をしながらその相手もし、やがてこのゲームを逆に利用することを思いつきます。中盤から、今回のドラマのトンチキさが加速。介人はタロウをどうするのかと思いきや手術室に連れていき(ちゃっかり衣装まで用意しちゃっている)、ソノイははるかたちにお供になれと迫り、はるかたちはそれをすべくゲームを持ちかけますが、ソノイが採用するものは、つよしの変なアイデアばかりでした。ソノイたちが律義にテーブルを囲んで話し合ったり、きびだんごを大声で注文する癖にのどに詰まらせたりする時点で笑えるのですが、その後のゲーム対決展開は、もうカオスの一言。最初こそサルブラザー/真一が勝利したものの、そのあとは負けっぱなしでおでこに「脳人」と書かれるという、張る形にとって屈辱的な展開がなされます。これがギャグ回ならまだいいんだけど、一応オミコシフェニックスの登場回という触れ込みで始まってますからね。本放送時9時48分頃までこの調子でやっていたので、「ここからどうタロウ復活につながるんだ…?」と心配になりました。ちなみに、この場には翼がいませんでしたが、その理由付け(=みほと夏美の関係性を調べるため、それどころじゃなかった)もキチンとなされているのがGood。しかも、この理由付けが次回の展開にもつながっているんですよね。ふざけているように見えて、実はしっかりと構成が練られているのが秀逸です。

 

ソノイのお供二軍に下るハメになったはるかたちは、最後のゲームとしてヒトツ鬼化にかかるゲームを行いますが、タロウが復活したことでそれは強制終了。しかし、つよしだけが太陽鬼から元に戻らず、またも暴走してしまいます。これに対しタロウは!はるかや真一とともに出撃。新たなる姿:ゴールドンモモタロウとなって、太陽鬼を打ち破るのでした。結局ゲームに連敗したことで、ソノイのお供にならざるを得なくなったはるかたち。ここでソノニが真っ先に何か言おうとするので、「なぜドンブラザーズと手を組まねばならない?」とツッコむかと思いきや、「お前(はるか)たちは二軍だからな!」という、これまた斜め上のセリフでした。いや、そっちなのか?ドンブラザーズを脳人の仲間に引き入れるのはいいのか!?そのうえ、はるかたちはソノイと最後のゲームをし、結果3人とも太陽鬼になることになり、もはやソノイ主導のまま物語が進むのかと頭を抱えそうになったそのとき、ついにタロウが復活します。今回のタロウは、介人が思いつきで抽出したはるかたちの変身エネルギーが、注入されることで復活。「復活エネルギーも汁かよ」というツッコミもそうですが、そうしたエネルギーが大食い対決で抽出されることになるという展開も、予想だにしないものでした。いやもう、これ…何が何だかわからないよ!その割には、なんだかそこそこ話がつながってるし、恐ろしいんだよなぁ。こうしてタロウは復活し、はるかたちがソノイのお供になるお話はご破算になりますが、まだつよしが太陽鬼のまま暴れている状況。これに対し、タロウはドンモモタロウへと変身し、さらにオミコシフェニックスを召喚してゴールドンモモタロウとなって、堂々の撃破をします。ゴールドンモモタロウは、ゴールドのゴーグルやマントがとにかく目を引く、かなりハデなパワーアップフォーム。タロウ自身の声も低くなり重厚感が出ているのが、興味深く感じました。しっかし、オミコシフェニックス…、君はどこから来たんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散髪されたことで、みほ=夏美であることを確信した翼。真相を確かめるべく、彼はつよしの家庭に入り込むことに成功するが、それがつよしの嫉妬を加速させて―。

 

次回は翼とつよしの主役回。特に翼は、今回出番が少なかったぶん、長めの活躍を見せてくれそうです。次回予告だけ観ると、なんか『ジェットマン』ばりの愛憎展開もにおわせる感じだったけど、さすがにあそこまではないよね…?

 

やあやあ、ドン34話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/