お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第8話 ちょっとした感想

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心が起こした奇跡の力!タイクーン シノビブースト

 

 

 

言ったでしょ。「俺は倒れない」って。いよいよ、景和や祢音が初めて参加するデザイアグランプリも大詰め。今回の『仮面ライダーギーツ』は、姉の沙羅の窮地を救うべく、景和/タイクーンが奮闘し、結果脱落するというさまが描かれていました。

 

タイクーンの活躍が迫力あるアクションとともにたっぷりと描かれており、ある意味彼にとって一番救いのある結末だったというのは、良かったかなという感じ。ここからどうやって今回のデザイアグランプリが終わり、次のドラマへと繋がっていくのかが気になります。1回目のデザイアグランプリが終われば、英寿以外ライダーのレギュラーメンバー総取っ換えっていうのも面白い気がするけど、さすがに道長・景和・祢音は、何らかの形で引き続き関わってくる感じになるかな。

 

なお、前回(第7話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、英寿にハメられたこともあり、重傷で寝込んでいた景和。そんな中、またもサボテンナイトジャマト出現の報せが入り、さらに沙羅がピンチだということを知った彼は、無理を押して出撃。彼女の目の前でタイクーンへと変身します。そして、ポーンジャマトを一掃したものの、身体の限界が来て沙羅の救出に失敗したほか、両親の死の真実を知ることに。さらに、ギーツ/英寿たちが内輪揉めを初めてしまったことで、サボテンナイトジャマトも取り逃がしてしまうのでした。今回は序盤からフルスロットルであり、沙羅がサボテンナイトジャマトに襲われ、さらに景和が仮面ライダーとして戦っていること、そして両親の死は事故ではなかったことが判明するなど、次々と大きな展開が挿入されていきます。景和の正体バレの構図は、ヒーローらしくて「(意図していないとはいえ)景和もなかなかやるじゃねぇか」と思いましたが、個人的にそれ以上に注目させられ、気になったのは、「景和が両親の死を直接的に見ていない」という点でした。見ていないというだけであれば、特に気に留める点はないのですが、ここで景和が両親の死について何も思い出していない(事故死のことを姉から聞いたとか、葬儀に出席した)ことが気になります。景和と沙羅って、本当に姉弟なのか?なんかそれすらも疑わしくなってきたなぁ。このように、景和が大きなことに直面している一方で、ギーツたちは内輪揉めの結果、サボテンナイトジャマトを取り逃がすことに。バッファ/道長のギーツ襲撃はあまりにも唐突であり、なんとなくライダーバトルを挿入したい&話を引き伸ばすため程度の意味合いしか感じられませんでした。

 

満身創痍になりながらも、沙羅の救出に固執する景和。彼は世界を守るためにも、英寿たちに協力を仰ぎますが、本心を見透かされていたこともあり、それを得ることは出来ませんでした。そうした中で、またまたまたサボテンナイトジャマトが出現。景和は捨て身の覚悟で出撃し、自ら囮になろうとして…。中盤では、今まで比較的常識人として他のメンバーに物申していた景和が、逆に英寿から鋭い指摘を受け、言葉に詰まる描写が存在。キチンと、景和もまたある種自分の願いのために戦っていること、そしてそのエゴを実現するために他人を利用しようとしていること(本人はその意識がないけど)を表現し、それを英寿を通じて咎めていたのには好感が持てました。でもさ、英寿は今まで散々景和含めて他人を利用してきてるし、そんな正論を振りかざす資格はないような気がするんだけどね…。

 

サボテンナイトジャマトの攻撃に、巻き込まれたかに見えたタイクーン。しかし、彼の心に共鳴したニンジャレイズバックルにより、ニンジャブーストフォームとなり、怒涛の勢いで攻撃をかわしながら、人々が取り込まれたジャマトの塔を破壊します。こうして、人々は全員救出されますが、景和は身体に限界が来たことで脱落。また、缶をエリア外に蹴り飛ばしたはずなのに、なぜかゲームが終わる気配がありませんでした。終盤では、覚悟を決めたタイクーンによる、目覚ましい活躍がたっぷりと描写。ニンジャとブーストの各レイズバックルを組み合わせた、実際の火薬による爆発とCG合成によるスピーディーな戦闘描写には、目を瞠るものがありましたね。よく見るとCG合成が浮いてるし、そもそもタイクーンがニンジャレイズバックルを入手したのが「バックルに選ばれた」とかいう唐突な理由づけ(相性については語られていたが、バックル自身にある種の意志があることは語られていない)等、ツッコミどころは割とあるのですが、タイクーンがカッコよかったということで良しとしましょう。こうしてタイクーンは、サボテンナイトジャマトへの攻撃に大きく貢献しますが、ギーツたちが缶を蹴り飛ばしたにも関わらずゲームは終了せず、景和も身体の限界が来たとして、脱落扱いとされてしまうのでした。死ぬこともなく、ライダーとしての記憶を失うのみで、沙羅との生活を取り戻すことになった景和。ある意味、これが彼の最も望んだ終わり方であり、よかったんじゃないのと思いますが…。デザイアグランプリって、なんか妙なところでガバガバというか、変な優しさ見せてくるよねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サボテンナイトジャマトが倒れない原因は、ジャマーエリアの拡大にあった。英寿たちに与えられた、「卵を孵化させる」という緊急ミッションは、勝利の鍵につながるのか?そして、ついにデザイアグランプリは終わりを迎える―。

 

次回はいよいよ、今回のデザイアグランプリの完結編。例年11月上旬は、駅伝中継で放送休止になるので、その前にお話に区切りをつけようということでもあるのでしょう。次回予告を観る限り、明らかギーツがデザ神になるっぽいけど、他の2人はどうなるんだ?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン34話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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