お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマントリガー』第5話 ちょっとした感想

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ガッツスパークレンス<ビンタ

 

 

 

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私たちは、人間は…あなたたちなんかに負けない!久しぶりの本編再開となった、今回の『ウルトラマントリガー』。アキトの過去に迫る単発回であり、彼とケンゴの仲が深まった一編になりました。また、終盤にほぼ単身でダーゴンに立ち向かったユナの姿も、見逃せませんでしたね。

 

相変わらずドラマはやや過程をすっ飛ばし気味な感じはありますが、登場人物の印象付け期間(性格や行動パターン等のアピール)が終わったからか、全体的に観やすいドラマになっていた印象。出来としては悪くはなかったのではないでしょうか。回想に登場するガッツウイング1号の扱いも、個人的には許容範囲でした。

 

なお、前回(特別総集編2)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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第2話から本格的にストーリーに介入しているアキトをメインに据えたお話。彼の過去、そこにあるトラウマ、そして立ち直りを描いていたのはGoodでしたが、やはり1話だけでおさめるのはちょっと苦労してるなという印象を受けました。ケンゴとの仲がさらに深まったのは全然いいんだけど…アキト、改心早すぎない?

 

クララシティに現れた怪獣:デスドラゴ。それは、ケンゴたち『トリガー』の世界の人々にとって、忘れられない怪獣でした。中でもアキトの固執具合は凄まじく、地上での避難民誘導の任を受けていたにもかかわらず、ケンゴの制止も聞かずに勝手に攻撃を優先。トリガーの活躍でデスドラゴはいったん姿を消しますが、事態を重く見たタツミ隊長は、アキトに3日間の謹慎を命じるのでした。「始まりの怪獣」と称されるデスドラゴ。それは、6年前に初めて地球に現れた怪獣だからでした。今回は、冒頭からデスドラゴの登場を描き、登場人物全員が先述のことを知っているという設定にすることで、説明描写をかなり圧縮。そのうえで、アキトが特にデスドラゴに固執する姿を見せることで、「アキトとデスドラゴの間には、並々ならぬ因縁がある」ということを視聴者に印象付けていました。ドラマ構成としてはかなりGoodで、観やすかった序盤のこれらのシーン。何でデスドラゴが戦闘中に姿を消したのかの理由にも触れられていたら、もっと良かったですね。

 

ユナから、アキトがデスドラゴにこだわる理由を知ったケンゴ。彼はその後、シズマ邸にいるアキトのもとへ向かい、白いバラを手渡します。最初は冷たい態度を見せるアキトでしたが、ケンゴの真意に気づき、笑顔で「ユナとの約束を守る」と再び決意。直後デスドラゴが再び現れ、アキトはケンゴよりも先に、謹慎を無視して出撃するのでした。アキトがデスドラゴに固執する理由、両親の敵とも言える怪獣だから。6年前、デスドラゴはシズマ会長の乗るガッツウイング1号により撃退されますが、その暴れる中でヒジリ夫妻は命を落としていました。ガッツウイング1号は、6年前にシズマ財団が密かに開発していた戦闘機として登場。しかし、ロゴが「TPC」になっていること、そしていくら協力者が少なかったとはいえ、当時50歳ぐらいだったはずのシズマ会長自らが操縦していたというところが気になります。この話、まだ何か裏があるな―。そんなアキトに対し、自分なりに心配し接していたのがケンゴ。彼はユナから一連の話を聞き、白いバラを携えて、アキトのもとを訪れます。花言葉を元にアキトに白いバラを渡し、彼を説得するシーンは、なかなかいい雰囲気。アキトの改心が早すぎるのが気になりましたが、2人の仲が深まったことの表現としては、十分なものでした。ルルイエ育成に執心している時よりも、この時のケンゴは植物学者っぽさがありましたね。

 

暴れるデスドラゴに対し、依然固執するアキト。そんな中、ダーゴンの魔の手がユナに迫ります。ユナとの約束を守らせるため、ケンゴはアキトにユナのところへ向かわせ、自分はトリガーに変身。スカイタイプの力で、デスドラゴを撃破します。一方のダーゴンも、アキトの奮闘とユナの一撃の前に、自ら撤退。こうして事件は解決し、アキトは謹慎期間が3日伸びるも、その顔は晴れやかでした。後半は、ケンゴがデスドラゴとの戦うためトリガーとなることで、ドラマのメインはアキトとユナへ。ユナはダーゴンに付け狙われますが、アキトの協力もあり、最終的にはダーゴンを撤退に追い込みます。ダーゴンに追われてる間、ずっと苦しい状況だったにもかかわらず、一度も泣き言を言わずに立ち向かい続けたユナ。彼女の強さを垣間見ることが出来た気がしましたね。ダーゴンが、どんな攻撃よりも彼女のビンタを受けて撤退したのも、その“強さ”に気圧されたからなのでしょう。

 

 

 

◎特撮面

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前半では破壊暴竜としてのデスドラゴ、後半ではカルミラの手で破壊闇暴竜と化したデスドラゴとの戦いを描いた、今回の特撮パート。強敵であるということを印象付けるためか、爆破シーンも多めに設定されており、またスカイタイプがサークルアームズを器用に使いこなすさまが、特に見ごたえがありましたね。

 

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始まりの怪獣:デスドラゴの突然の再出現。ケンゴはトリガーへと変身し応戦しますが、デスドラゴはなかなか強く、またアキトをかばいながらの戦闘を強いられることで、一時的に劣勢に陥ります。マルチスペシウム光線(『ティガ』ではVSイルド戦で使った技)により、なんとかデスドラゴをひるませることに成功しますが…。カルミラの手で強化される前から、デスドラゴは強さを発揮。強烈な電撃エフェクトと、それに苦しむトリガーの姿が、その強さをアピールしていました。ウルトラマンが背中で人間をかばうというおなじみのシーンは、今回でも挿入。ベタだけど、ハデさ&迫力があっていいよね~。

 

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カルミラの手により、デスドラゴが破壊闇暴竜となって再出現。再び変身して挑むトリガーですが、その攻撃とパワーの前に、回避するのが精いっぱい。何とか反撃を試みますが、その時デスドラゴの攻撃をまともに食らってしまうのでした。後半から再登場するデスドラゴは、目が赤くなり、放電攻撃にも闇をイメージした黒いエフェクトが混じっているのが特徴。このシーンにおける破壊描写の力の入れようは凄まじく、ミニチュアを吹っ飛ばすよりも純粋な爆破を映すことで、より街に被害が出ているように見える演出がなされていました。爆破のさせ方・見せ方を変えるだけでも、こんなに印象が変わるんだなぁ。

 

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追い詰められたトリガーは、スカイタイプにタイプチェンジ。空高く飛びあがり、スカイアローを食らわせることで勝機を作り出します。なおも攻撃を仕掛けてくるデスドラゴに、押され気味になるトリガーでしたが、最後はもう一度スカイアローを放つことで勝利を収めるのでした。第4話がパワータイプ大活躍だったため、今回はスカイタイプが大活躍。大空に舞い上がってスカイアローを放ち、サークルアームズを臨機応変に使いながら攻撃を防ぐさまは、カッコよかったですね~。でも、2回もスカイアロー使うんだったら、1回くらいはランバルト光弾も使ってほしかったな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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そ1時間だけ破壊の限りを尽くし、残りの23時間はエネルギーチャージのため止まったままのロボット怪獣:サタンデロス。その強固な外装と攻撃力の高さの前に、GUTS-SELECTもトリガーも、なかなか歯が立たない!果たして、コイツに勝つ方法はあるのか!?

 

次回は、『タイガ』に登場したギガデロスのスーツの改造怪獣:サタンデロスが登場。ケンゴの次回予告の口調が暗かったから、多分その強さは相当だぞ…!

 

↓第6話も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第24カイ ちょっとした感想

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シリーズ史上誰よりも夏を楽しんだ、ゼンカイジャーとバカンスワルドの皆さん

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

頭の中までバカンスになっては、おしまいである!実質的な最終回を迎えた『仮面ライダーセイバー』とは打って変わって、こちらは平常運転とも言える単発ギャグ回。半分棚ぼたで本当に世界侵略を完了してしまったバカンスワルドと、それによりバカンス気分MAXになった介人たちが、様々な対決を繰り広げる一編になりました。

 

世界侵略されてるのに、どいつもこいつもバカンス気分なので、悲壮感はなくむしろ何やってもギャグっぽくなるのがお笑いポイント。しかし、最後の最後でしんみりするシーンも挿入されており、しっかりとお話を引き締めてていました。

 

なお、前回(第23カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ヤツデがバカンスに出掛けた直後、新たなワルド怪人=バカンスワルドの出現を知った介人たち。ソックス/ツーカイザーが先行して戦う中、介人たちも変身して乱入。チェンジマンの力を使って、バカンスワルドに大ダメージを与えますが、攻撃の仕方が仇となり、バカンスワルドの能力が全国に拡散。介人たち含む人々は皆バカンス気分になり、はからずもバカンスワルドは初めて地球侵略に成功するのでした。ワルド怪人が唐突に登場し、ゼンカイジャーが戦うことになるのは、お馴染みの展開。しかし今回は、比較的その導入に違和感が無いな…と思って観ていたら、その後が大変でした。ゼンカイザーたちの攻撃で上空に吹っ飛ばされた際、「これは使える!」と気づいて能力を発揮するとは、バカンスワルドもなかなかの機転でしたね。そんなバカンスワルドの手により、街の人々は皆バカンス気分に。これにより地球侵略はまさかの成功を見せ、あまりにも突然かつ急であったため、バラシタラの報告を受けたボッコワウスも最初は信じられないほどでした。人々がバカンス気分になるシーンは、妙に凝っており、国会のシーンはわざわざ議会内に演者とキカイノイドを合成することでそれっぽく表現していました。ええ、力入れるところそこ!?

 

すっかりバカンス気分になった介人たちは、思い思いの時間を過ごした後、海辺でバーベキューを開始。しかしそこへ、バカンスワルドやクダイターたちなどの、同じくバカンスを楽しもうとするトジテンド一派が現れますビーチバレーや浮き輪投げなどをするうちに、介人たちとバカンスワルドたちの間に、奇妙な友情が芽生え初めて…。中盤は、介人たちとバカンスワルドたちの対決がメイン。どれもこれも夏っぽい遊びで、しかも本人たちは全力全開ガチのマジで取り組んでいたので、それがよけいに笑いを誘いましたね。しっかし、クダイターたちも一緒になって来るとはなぁ。ちなみにこの直前、クダイターたちが街に降り立ったシーンから、トジテンドの地球侵略方針の一部が新たに判明。まさかまさかの「侵略した後の地球の活用方法を考えていなかった」ことが明かされます。ええ、何も考えずにとにかく侵略することを第一目標にしてたのか…。

 

地球侵略を完了したものの、介人たちと一緒になって遊ぶバカンスワルドたちに、バラシタラは怒り心頭。彼はバカンスワルドを粛清し、これにより介人たちは正気を取り戻します。その後現れたダイバカンスワルドとクダイテストは、ゼンカイジュウオーの活躍で撃破。なんとか地球を奪還(?)できた介人たちでしたが、心の中にしこりが残るのでした。リアルタイムだと9時51分くらいまで中盤のバカンスのノリだったので、「これまさかバカンスワルドに支配されたままENDになるのか?」と心配しましたが、なんとバラシタラの手で、バカンスワルドは倒され介人たちは正気を取り戻します。バラシタラは、「頭までバカンスになってはおしまい」と発言して、バカンスワルドを粛清。確かに、「クダイターたちが好き放題遊んでいたのは、組織としてどうなの」となるところはあるでしょうが、ここでバカンスワルドを殺っちゃったのは、絶対悪手だったと思うんだよなぁ。もう少し、バラシタラも冷静になっていれば…。その後、ゼンカイジャーたちの活躍で、ダイバカンスワルドやクダイテストは撃破され、事件は解決。しかし、介人の心には「トジテンドと仲良くなれたかもしれないのに」という心のしこりが残るのでした。ダイバカンスワルドとの対決は、なかなかの特撮シーンで見ごたえ十分。しかしそれ以上に、介人のラストの悲しげな顔が印象に残りましたね。もしかして『ゼンカイジャー』は、主要幹部怪人だけ倒して、他の一般トジテンド所属のキカイノイドとは和解するENDもあり得るってことなのか!…?

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒドケイワルドの仕業で、時間がどんどん巻き戻っていく。ゼンカイジャー結成前まで時間を遡り、それを妨害する気なのだ。じょじょに薄れゆく記憶を頼りに、介人たちは歴史を元通りにすることが出来るのか!?

 

次回は、今までの本編映像を使った、総集編のようなノリの一編。でもその割には、出てくる敵の能力と目的が厄介だよなぁ。本当にゼンカイジャーは勝てるのか?

 

さあ、第25カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーセイバー(聖刃)』最終章 ちょっとした感想

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これから紡がれる、無限大の物語

 

 

 

全ての思いを紡ぎ、物語は永遠に続く!本編最終回となる今回の『仮面ライダーセイバー』は、ストリウスとの決着をつけ、さらに『セイバー』の世界のその後までをもきっちり描いた、よくまとまったお話。一部「なんで解決したの?」と思うシーンや、ちょっと力技でまとめすぎじゃないかと感じる部分もありましたが、そこは『ネクサス』で最終回1話を書き上げた長谷川さんだけのことはあって、概ね「これでよかったな」と感じるような、素晴らしい最終回になっていました。

 

中盤のオールマイティーワンダーライドブック登場からの展開は、本当に泣きました。こんな言い方はあれですが、まさか『セイバー』という作品で泣かされるとは思ってもみませんでしたね。長谷川脚本のこの妙な説得力、なんなんだろう?とにかく、この最終章1話で、私の中での『セイバー』の評価は確かに変わりましたね。

 

なお、前回(第46話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ストリウスによって穴へと叩き落された飛羽真。しかし、プリミティブドラゴンの力によって奇跡的に這い上がり、そのまま変身して立ち向かいます。ところが、それでもなお力が及ばず、やがて世界の崩壊とともにワンダーライドブックの力が弱まり、変身解除。ルナ・倫太郎・賢人が次々に駆け付け、飛羽真に加勢しますが、依然状況は変わらないままでした。穴に叩き落され、気を失った状態の飛羽真。彼を救ったのは、プリミティブドラゴンワンダーライドブックでした。たとえ変身者が気絶していても、ワンダーライドブックの意思により変身ができるプリミティブドラゴンをここで持ち出したのはGood。しかも、以前は飛羽真が救う側だったのに対し、今回は飛羽真が救われる側になっていたのが素晴らしかったですね。しかし、そんなプリミティブドラゴンの力をもってしても、ストリウスを破ることは不可能。ルナが駆けつけるも既に消滅寸前の状態であり、続いて倫太郎や賢人が駆けつけますが、それでも状況は変わらずじまいでした。賢人が駆けつける直前、ユーリが消滅する描写が存在。これを挟むことにより、戦いの悲壮感が増していました。

 

飛羽真の呼びかけもむなしく、ルナは消失寸前。しかし、その時剣士たち全員の聖剣が集まり、新たなワンダーライドブック=オールマイティーワンダーライドブックが誕生します。その力を使って、飛羽真はセイバーへと再変身。倫太郎と賢人もそれぞれ再変身し、全力でストリウスに立ち向かっていきます。そして、とうとうストリウスを撃破。最悪の事態は回避されますが、世界の崩壊は止まらず、飛羽真も消滅してしまい―!?消えかけたルナと聖剣によってできたのが、オールマイティーワンダーライドブック。これの使用を機に、飛羽真たちの反撃が始まります。ワンダーライドブックの名前にOPタイトルを持ってきて、しかもそのOPをBGMにセイバーたちが戦うさまは、本当に圧巻。よく考えてみるとけっこうツッコミどころもあるのですが、それらを飛び越えてしまうくらいのアツさと興奮がそこにありました。こうした猛反撃の結果、ストリウスは倒されて消滅。しかし、世界の崩壊は止まらず、飛羽真も消えてしまいます。剣士たちの尽力は、徒労に終わってしまったのか?この展開にはハラハラさせられました。

 

最終決戦から一年後。飛羽真の消滅をはじめとする大きな犠牲を払いながらも、世界は元に戻り、とある会場では、飛羽真の新作の発表会見が、芽依の手で行われていました。記者団に作品のことを語りながら、飛羽真に思いを馳せる芽依。その時、突然白雪編集長など、ワンダーワールドとともに消えたかと思われた人々が突然帰還し、さらにユーリも復活します。その理由は―!中盤までで最終決戦を描き、ラストで一年後のエピローグを描くというのは、『ネクサス』最終回と似た構成。「長谷川脚本らしいなぁ」って、感じちゃいました。そんなエピローグでは、消えたはずの人々が次々に帰ってくるという奇跡が描かれることに。その理由は、構築された新たなワンダーワールドで、飛羽真が新たな物語を書き上げたからでした。死んだわけではないものの、現実世界とのつながりが立たれてしまった形になった飛羽真。しかし、彼と仲間たちは、“物語”を通して間違いなくつながっていました。ラストシーンではバハトたちも相次いで登場し、なぜか改心してスッキリとした様子に。「いつの間に君たちそうなったの!?」とツッコミたくなりましたが、ここでそれを言うのは野暮というものでしょう。『セイバー』の最終回としては、申し分のない幕切れでしたね。

 

 

 

 

飛羽真がいなくなった『セイバー』の世界。倫太郎たちは、それぞれの道を歩き出してきた。そんなときに現れる、新たな影。あれは、新ヒーローの―!?

 

次回は、「増刊号」と題した特別編。次回作である『仮面ライダーバイス』より、仮面ライダーリバイとバイスも参戦します。今回の展開だと飛羽真が完全に蚊帳の外になりそうだけど、何か奇跡が起きて現実世界に帰ってくるのか…?

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第24カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第17話 ちょっとした感想

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あまりにもキラッキラすぎるギンガ

 

 


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対話をする強さを持ちたい。俺1人じゃなくて、皆で会って話すんだ!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、シンカリオンZ 500こだまのデビュー回。ですが、今までのシンカリオンZのデビュー回とは違い、運転士の住んでいる現地へ出張してそこでドラマが展開されるわけではなく、嵐山ギンガそして500こだまの出番は最後に限られ、基本的にはシンが中心のドラマが展開されました。

 

ラストのみの登場となったギンガでしたが、そのインパクトは抜群。旧のぞみの車両である500こだまに乗って「定刻通りにただいま到着!」の名乗りをやった時は、「とうとうやりやがったな!」と思っちゃいました。そして、シンの適合率がなぜ下がっちゃったのかも、気になるなぁ。

 

なお、前回(第16話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

温泉旅行から帰ってきても、心が晴れないシン。自宅ベランダでスマットと話していると、母親のトキがやってきます。とっさにスマットを隠すシンでしたが、なんと彼女はゴイチからシンカリオンZの話を聞いており、全てお見通し。しかし、そのことを知らなかったアユは強い衝撃を受けるのでした。一方、超進化研究所でも、アツタに大きな変化が起きようとしていて…。十河指令長などの意向で、シンの家族には極秘とされていたシンカリオンZのこと。しかし、状況が変わったため、シンのいない間にゴイチが訪問して、トキにそのことを話していたことが明かされます。まあ、ハナビなど他のメンバーの家族は、シンカリオンZのことを知ってて送り出してるのに、シンの家族だけ知らないってのもおかしな話だもんねぇ。上手いこと、当初の設定を変更したなぁと感じました。この変化に衝撃を受けたシンですが、似たような変化に衝撃を受けていたのがアツタ。彼はゴイチから実質的な京都支部への辞令を言い渡され引き受けるも、内心迷いがありました。多分、アツタが京都に行って、そのお陰で500オオサカカンジョウが完成する…って流れになるんだろうなぁ。

 

ハナビたちからの誘いもあり、横川の碓氷峠鉄道文化むらに家族を連れ出したシン。案内役を務める十河指令長らとともに、各所をめぐっていきます。しかし、思い出されるのはアブトとの思い出ばかり。アブトの母親であるシラユキとも出会ったことで、落ち込むシンでしたが、それを救ったのがアツタでした。中盤から展開されるのが、今回のメインである、碓氷峠鉄道文化むらを舞台にしたシンのドラマ。同時並行で、少しながらアツタの立ち直りも描いているのが興味深かったです。アブトとのことを思いだしながら、だんだん彼が戻ってくるのかと不安になり落ち込んでいくシンですが、先に立ち直ったアツタにより救われます。自分たちの手で塗り直されたEF63電気機関車を見て、思いにふけるシンたち。このシーンは、なんとも表現し難い“深み”を感じるシーンになっていましたね。

 

地下世界で、自分たちの目的を達成しようとするヴァルトムたちの前に、次期王位継承者であるカンナギが出現。ここでアブトは、ヴァルトムたちの真の目的を知ります。それに乗り気ではないカンナギでしたが、ヴァルトムはその先にある自分の野望を達成するためにも、行動の継続を進言するのでした。テオティ―特にヴァルトムの真の目的は、かつて地上で暴れていたという魔物:アラバキを復活させること。それを封印しているのがクサビ石=ブラックストーンであり、ヴァルトムたちはその封印を解くために、あちこちでクサビ石を破壊しまくっていたのでした。テオティの目的が、今回でハッキリと判明。しかし、ヴァルトムの様子などから察するに、テオティ内も一枚岩ではないようです。これあれかな、アラバキは第3クール終盤の敵になって、カンナギとかが最終クールのラスボスとして立ちはだかるパターンかな?どちらにせよ、シンたちとアラバキの戦いは、避けられないような気がします。

 

京都:比叡山に巨大怪物体が出現。直ちに出動するシンたちでしたが、敵の猛攻の前にピンチに陥ります。打開策として、シンはE5ヤマノテへのZ合体にすべてを賭けますが、なんと適合率不足で失敗。もはやこれまでかと思われた時登場したのが、シンカリオンZ 500こだまと、その運転士である嵐山ギンガでした。今回の戦いの舞台は、比叡山。「えっ、比叡山って滋賀県じゃないの?」って一瞬困惑しましたが、そうそう、あの山京都にもかかってるんですよね。どうしても滋賀県のイメージがあるから、びっくりしちゃいました。さて、そんな比叡山での戦いは、シンたちにとって苦しいものに。500こだまの登場によりなんとか窮地を脱せそうな雰囲気になりましたが、戦いは次回に続くという形で、今回は幕を閉じました。上述したようにギンガの登場の仕方のインパクトは絶大でしたが、やはりそれ以上に気になったのは、シンの適合率が低下した理由。まだまだ謎の多い適合率ですが、精神面のコンディションが理由で大きく上下することは、今までなかったような気がします。そうすると、理由はいったい何なんだろう?次回あたりに明かされるのかなぁ。それとも、シンが適合率を回復させるまでに、また別のヤマ(ドラマ)を挿入するのかな。

 

 

 

 

 

 


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500こだまの運転士であるギンガは、アイドルを目指す関西在住の少年。自信満々な彼は、チームシンカリオンの中心は自分だと豪語し始める。心から1つにまとまったチームシンカリオンは、ここで崩壊してしまうのか?

 

次回は、ギンガ/500こだまにクローズアップしたお話。ソウギョクとの一騎討ちも描かれるようですが、まあ、彼のことだから…倒されたと思わせてまた生き延びそうだなぁ。

 

さあ、第18話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機動戦士Ζガンダム』ちょっとした感想 Ζ-17(第49・50話[終])

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今回は、機動戦士Ζガンダム』の感想記事第17回目。最終回を含む2話のご紹介です。

 

いよいよ最終決戦も終盤に差し掛かり、エゥーゴティターンズともに、今まで登場してきた多くのレギュラーメンバーが死亡退場。そして最後は、有名なカミーユの精神崩壊が描かれます。あまりにも犠牲者を出しすぎ、様々な人々の思いが交錯しすぎたこの戦い。そりゃあ、カミーユが精神崩壊しても無理ないわなこれ…。

 

なお、前回(第46~48話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第49話「生命(いのち)散って」

1986年2月15日放送
登場した敵他:木製輸送船ジュピトリス、戦艦グワンバン、ジ・Oハンブラビパラス・アテネバウンド・ドックキュベレイハイザックマラサイガザC

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「命は、命は力なんだ!命は、この宇宙を支えているものなんだ!それを、それを…!」

 

STORY:エゥーゴティターンズアクシズの、コロニーレーザーをめぐる三つ巴の戦いが始まった。グラナダから急ぎ引き返した戦艦アーガマは、窮地に立たされる戦艦ラーディッシュらの援護に回る。幾分か巻き返すエゥーゴだったが、その激しい戦闘の最中、カツが、ヘンケンが散っていった。ジェリドを倒したカミーユはエマの救出に向かうが、彼女は無理を押して再出撃。レコアのパラス・アテネと1対1の勝負に出る。女どうしの戦いを制する者は、どちらだ―!?


Ζガンダム』の物語も、いよいよ大詰め。今回と最終回の次回では、コロニーレーザーをめぐりエゥーゴティターンズアクシズの三つ巴の総力戦が描かれることになります。激しい戦いの中、敵味方問わず主要レギュラーメンバーも退場。若干「これムリヤリ死亡退場させたんじゃね?」と思うキャラもいますが、同時に彼らの死が、総力戦の極限さを表してくれているようにも感じます。終盤のレコアとの決着を、エマをぶつけることで「女どうしの戦い」にしたのは、アツかったですね。


小惑星基地アクシズグラナダ落下を防ぎ、急ぎコロニーレーザーのもとへ帰還した戦艦アーガマ。そこではティターンズアクシズがそれぞれコロニーレーザーを狙ってた陣営へ攻撃を仕掛けており、戦艦ラーディッシュはギリギリの防戦を強いられていました。カミーユたちはそれぞれ出撃し、主にティターンズと応戦。その中でエマのガンダムMk-Ⅱはヤザンハンブラビと相まみえ、スーパーガンダムに合体。しかし、その後カツのGディフェンサーが撃墜され、カツは還らぬ人になってしまいます。各陣営が入り乱れる三つ巴の総力戦となる今回ですが、その目的は「コロニーレーザーの奪い合い」。最終決戦にしてはちょっと目的面でのスケールが小さいんじゃないかなぁとも思います。まあ、この時点で次作『ΖΖ』の放送はとうに決定していましたから、それとの兼ね合いでこのような形になったのでしょうか。目的のスケールが小さいとはいえ、コロニーレーザーは強力な武器となるため、各陣営ともに大規模戦力を投入して応戦。戦艦ラーディッシュらの戦力では防戦が精いっぱいであり、グラナダから戻ってきた戦艦アーガマから、カミーユΖガンダム、エマのガンダムMk-Ⅱ、カツのGディフェンサー、シャアの百式、ファのメタスらがそれぞれ出撃。援護に回ります。ガンダムMk-Ⅱはヤザン隊に捕捉され集中攻撃を受けるも、カツの機転でそれを突破。スーパーガンダムに合体して反撃に出ますが、その最中脱出ポッドがヤザンにより撃墜され、カツは戦死してしまうのでした。Aパート前半で、カツが戦死。「命令を無視して攻撃に出るも、逆に相手の攻撃を食らって死ぬ」という彼らしい(?)最期でしたが、ヤザンに撃墜される直前に「自らの操縦ミスで小惑星に激突する」というシーンが挟まれていることが、より彼の死をはかないものにしています。攻撃を潜り抜けようとして撃墜されるなら、まだカッコいい感じ(というべきなのか)がしますが、自分のミスできりもみしてるところをヤザンに撃たれて戦死ですからね。かわいそうすぎますよ。でも、これが…戦争なのか?


エマはスーパーガンダムで反撃に出ますが、ヤザンハンブラビの機動性は高く、依然劣勢のまま。他の機体は全滅させるも、着実にダメージが蓄積していきます。そしてあわや撃破される寸前にまで陥った時、ヘンケンが船員たちの意向を受け、戦艦ラーディッシュ自体を盾にしてスーパーガンダムをガード。これにより戦艦ラーディッシュは撃沈しヘンケンたちは戦死します。一方カミーユは、ジェリドのバウンド・ドックと交戦中。カツの、そしてヘンケンの死を感じ取った彼は、怒涛の攻撃を見せ、バウンド・ドックを戦艦ラーディッシュの爆発に巻き込ませ、ジェリドを倒すのでした。スーパーガンダムヤザン隊のハンブラビを次々の撃破しますが、ヤザンだけには苦戦。そんな彼女を救い、脱出の突破口を開いたのは、ヘンケンの捨て身の行動でした。1つのモビルスーツを守るために戦艦1つを犠牲にするという、ムチャクチャな戦法。しかし、「ヘンケンがエマに恋心を抱いている」、そして「クルーたちがそれを汲み、自ら戦艦ラーディッシュでエマを守ろうと提案する」という設定やシーンを挟み込むことで、そのムチャを違和感の少ないものに仕上げています。ヘンケンはエマの無事を見届けて戦死。彼、いいキャラしているうえにいい部下にも恵まれてたよなぁ。エマとともに、最後まで生き延びててほしかった…。一方カミーユは、ジェリドの乗るバウンド・ドックに捕捉され、コロニーレーザー内で交戦。しかし、カツそしてヘンケンの死を感じ取ったことで、自ら戦艦ラーディッシュの撃沈地点へ向かいます。多くの人の死を目撃したカミーユは慟哭し、怒りに任せてバウンド・ドックを攻撃。被弾したバウンド・ドックは戦艦ラーディッシュへと落下し、その爆発に巻き込まれるのでした。第1話から登場していたジェリドの、あっけなさすぎる戦死。せめて、最期までカミーユと戦えたことが、彼のキャラとしての救いだったといえるでしょう。


ジェリド「カミーユ!貴様は、俺の…!」


ジェリド撃破後、エマのもとに駆け付けたカミーユ。彼は呆然としていた彼女の意識を取り戻させ、一時的に戦艦アーガマへ帰投させます。しかし彼女は、休もうとせず応急修理後すぐに出撃していくのでした。一方、ようやく戦闘空域の到着したハマーンの戦艦グワンバンは、全モビルスーツを投入して戦闘に介入。出撃していたシロッコジ・Oやレコアのパラス・アテネと戦います。その中で、突然ガザC部隊を撃滅する一筋の光が。それは、シャアの百式が撃ったメガバズーカランチャーでした。カツやヘンケンの死を目撃したことで、さすがのエマも放心状態。そんな彼女のを救ったのは、カミーユでした。カミーユはエマの肩を持ち、自らヘルメットシールドを開けて呼びかけ。その言葉とムチャな行動で、エマは正気を取り戻します。宇宙空間でヘルメットシールドを開けるという、危険な行動に出るカミーユ。この時の彼の行動の原因は、既に精神が崩壊しかかっていたのか、それともエマを助けたいという思いが強すぎたからなのか―?こうしてエマを助けたカミーユは、一時的に戦艦アーガマへ帰還。その間も戦闘は繰り広げられており、ハマーンキュベレイが介入してくるなどの戦局に変化がありました。アクシズコロニーレーザー奪取に躍起になっており、戦艦グワンバンにある全モビルスーツを投入するほど。しかしこれは、百式のメガバズーカランチャーにより大半が撃破されます。


カミーユΖガンダムは、レコアのパラス・アテネを発見。戦闘を繰り広げますが、ヤザンハンブラビが介入してきたことにより、一気に窮地に立たされます。そこにエマのガンダムMk-Ⅱが駆けつけ、パラス・アテネと一騎討ち。この勝負に勝ったのはエマでしたが、彼女自身も大きなダメージを負ってしまいます。敵とはいえかつて仲間だったレコアの死を目撃したカミーユは、その怒りをヤザンハンブラビにぶつけそれを撃破。エマの救出に向かうのでした。Bパート後半のメインは、やはりエマとレコアの一騎討ち。あえてカミーユを介入させず、「価値観が真逆な女どうしの戦い」とすることで、戦闘の緊迫感そしてエマの見せ場を演出しています。エマのガンダムMk-Ⅱは、応急修理したものの左腕は使えずシールドで覆っているなど、既にボロボロの状態。それでもパラス・アテネ相手に立ち回り勝利するのですから、エマの強さがうかがえます。ガンダムMk-Ⅱ、劇中では結構ボロクソに言われてたけど、やっぱり名機でしょこれ。そんなエマは、パラス・アテネ撃破後その爆発に巻き込まれ負傷。レコアの死とエマのピンチを知ったカミーユは、怒りに燃えてΖガンダムをオーラで包み、ヤザンハンブラビを撃破するのでした。ピンク色のオーラに包まれたΖガンダムカミーユの感情の高ぶりにより、彼のニュータイプとしての能力がいよいよ覚醒したということなのでしょう。これによりヤザンハンブラビは撃破されますが、よく観ると脱出ポッドがちゃっかり射出されているのが見て取れます。そう、ヤザンはまだ生きているのです…。

 

 

 

第50話(終)「宇宙(そら)を駆ける」

1986年2月22日放送
登場した敵他:木星輸送船ジュピトリス、ジ・OキュベレイハイザックガザC、バーザム、アレキサンドリア級戦艦群

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「君の様な若者が命を落として、 それで世界が救われると思っているのか!?新しい時代を作るのは、老人ではない!」


STORY:カミーユの救護にもかかわらず、エマは死んだ。しかし、それを悲しむ余裕もなく、コロニーレーザーをめぐる戦いは最終局面を迎える。コロニーレーザー内で相まみえる、シャア・シロッコハマーン。彼らに割って入ったのは、カミーユだった。その後脱出した彼らは、最後の戦いに出る。シャアはハマーンとの戦いで生死不明になる一方、カミーユは亡き者たちの意思を背負い、シロッコに攻撃を仕掛ける!しかし、その代償はあまりにも大きすぎた…。


Ζガンダム』の物語、ここに完結!今回は、前回より描かれているコロニーレーザーをめぐる戦い、そしてシロッコとの決着が描かれるお話です。戦闘シーンは多いもののそれほど比重は大きくなく、中心となるのはカミーユ・シャア・シロッコハマーンそれぞれの、命や未来に対する考え方のぶつかり合い。特に、中盤において彼らが一堂に会するシーンは、見どころバッチリでした。ラストのカミーユの精神崩壊は、想像していたほど衝撃的ではなかったなぁ。


前回、レコアのパラス・アテネを撃破したものの、重傷を負ってしまったエマ。カミーユにより彼女は放棄されたアレキサンドリア級戦艦に担ぎ込まれますが、次第に弱っていき絶命。その死の間際、カミーユを奮い立たせる言葉を遺します。それを受けたカミーユは、意を決してΖガンダムで再出撃していくのでした。カミーユの姉…というよりも母親的存在であったエマが、とうとう戦死。カミーユに看取られながら死んでいくと同時に、彼をある種導いてで退場していく形になっていたのは、非常に恵まれてるなぁ…と思いました。でもまあ、やっぱり生きててほしかったよね。そんな彼女が死の間際遺した言葉は、Ζガンダムの強さ。彼女はΖガンダムの強さは「人の意思を吸い込んで自分の力にできること」にあるとし、自分の命も差し出してカミーユを最後の戦いに向かわせようとします。彼女がこのようなことを言うのは、前回のVSハンブラビ戦を目撃したからなのでしょうか―。

 

エマ「私の命を吸って。そして、勝つのよ。私は見たの。Ζガンダムは、人の意思を吸い込んで、自分の力にできるの。だから…。」


戦艦アーガマコロニーレーザー発射態勢に入る中、それを阻止するためシロッコは自らジ・Oで内部へ突入。それを追って、シャアの百式ハマーンキュベレイが次々に入っていきます。戦いの中百式が大破してしまったシュアは、、自ら機体から降りてさらに内部へ。劇場跡の舞台にやってきた時、とうとうシロッコハマーンと対峙するのでした。それぞれの見据える未来を語る3者でしたが…。コロニーレーザーの発射を阻止するため、シロッコは自らコロニーレーザーの中へ。内部にある発射システムを破壊していきますが、シャアの妨害により発射を食い止めるまではできませんでした。シロッコはえらく危険な行動に出たなぁと思ったけど、コロニーレーザーはエンジンを破壊せずとも、内部の発射装置をいくつか破壊すれば機能停止させられるらしい。ムチャしたように見えて、彼は自分なりに効率的な方法を取ったってことなんでしょうか。こうしてシャアたちはコロニーレーザーの奥へと入っていき、やがてそれぞれ機体を降りて劇場へ。対峙した3者は、それぞれ自分の見据える未来を語ります。この劇場でのシーンは、それぞれの考え方が如実にわかると同時に、全員かなり芝居がかった言い方をしていて、それがインパクト大です。この中ではシャアの意見が一番まともには見えますが、彼はニュータイプにかなり幻想を抱いている割に「目覚めるのを待つ」とか悠長なことを言っているので、これはこれで極端だなぁとも感じます。まあ、「じゃあニュータイプを人工的に作ればいいじゃない」って発想をすると、それは地球連邦軍とかのニュータイプ研究所と同じになっちゃうけどね…。

 

シロッコ「道を誤ったのだよ。貴様の様なニュータイプのなり損ないは、粛清される運命なのだ!分かるかぁ!?」


シャアたちの議論は平行線のまま進行。それを打ち破るように介入してきたのは、彼らを追ってきたカミーユでした。カミーユは、感情をむき出しにしつつも力強い言葉を言い放ち、さらに駆け付けたファの援護射撃をきっかけに劇場から脱出。各々シロッコハマーンの追撃に苦しめられながらも、コロニーレーザーからの脱出に成功します。シャアたちに割って入ったのはカミーユ。彼の考え方も若干偏っているように見えますが、その根底には、戦闘で多くの人の命を失ってきた彼が得た、反戦の意が込められていました。どちらかといえば、ハマーンよりもシロッコの意見に対して反論して見せるカミーユ。彼の意見は確かに感情的かもしれませんが、人の心を大事にするということは、これから先どんな社会になっても必要なことでしょう。シロッコが途中から反論しきれていないのは、カミーユのことを「何を言っても無駄だ」と感じていたか、逆に彼の意見が核心をついていることに気づいていたからのどちらかなのでしょう。どちらだったのかは、最後までわからずじまいだったけど…。

 

カミーユ「人の心を大事にしない世界を作って、何になるんだ!?」


カミーユたちの脱出後、シャアの百式ハマーンキュベレイと対戦。もとから機体の性能差が段違いである上に、多数被弾し破損している百式は、終始劣勢に追い込まれます。しかし、破壊されたアレキサンドリア級戦艦に立ち入った際、わずかに生きていた電気系統を破壊したことで、キュベレイを誘爆することに成功。さらにコロニーレーザーが発射されたことでティターンズアクシズ双方ともに大きな痛手を負い、ハマーンは早々に撤退を決断します。キュベレイを退けた百式は大破し、シャアは生死不明となるのでした。このシーンで、とうとうシャアも生死不明に。彼の生死とその後については、のちの作品で描かれることになります。ハマーンは撤退する際、一瞬だけシャアのことを思うシーンが存在。彼女もなんだかんだで、彼にアクシズに戻ってきてもらいたかったんでしょうね。


ティターンズ艦隊が大ダメージを受けたことで、もはやティターンズの敗北は濃厚。それでもシロッコは、ジ・OΖガンダムに襲い掛かってきます。これに対し、カミーユも必死に応戦。その戦いの最中、彼はエマをはじめとする死んでいった者たちの意思を次々に感じ取り、彼女らの後押しを受け、ジ・Oに最後の攻撃を加えます。これによりジ・Oは大破。シロッココクピットに押しつぶされ死亡するのでした。カミーユに力を与えたのは、エマ・フォウ・ロザミア・サラ・レコア・カツといった、死んでいったかつての仲間たち。彼らの思いを背負って最後の戦いに挑むというのはアツい展開ですが、サラを除いて皆一様に「シロッコを殺すしかない」とか「こっちの世界に引き込む」みたいなことを言ってカミーユの行動を肯定しているのは、ちょっと恐ろしさも感じます。確かにシロッコは倒すべき敵なのですが、ちょっと血も涙もなさすぎないか…?そんなカミーユは、最後にウェイブライダー形態へと変形してジ・Oへ体当たり。シロッコはろくに操縦もできず、コクピットに押しつぶされ死亡します。

 

シロッコ「私だけが、死ぬ訳には…。貴様の心も、一緒に連れて行く…!カ、カミーユ・ビダン…!!」


シロッコを倒したことにより、戦いは終結。ファはカミーユの生死を確認するため通信しますが、彼は戦闘の末精神崩壊を起こしており、まともに会話できる状況ではありませんでした。ファは彼とΖガンダム、そしてコロニーレーザーに巻き込まれず残存していたガンダムMk-Ⅱを回収し、戦艦アーガマへ戻っていくのでした。カミーユが精神崩壊して、まともに戦えなくなってしまうということで完結する、『Ζガンダム』の物語。カミーユのその様はそれほど強烈な描写はされていませんが、それが逆に恐ろしさを感じさせるともいえます。結局、この戦いで得られたものって、一体何だったんだろう―。

 

ファ「そう…。お前(ガンダムMk-Ⅱ)も、アーガマに帰りたいのね…。」

 

 

 

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こうして、『Ζガンダム』の物語は幕を閉じました。しかし、エゥーゴのその後やアクシズの問題等については未解決のものが山積み。これらは、次作『機動戦士ガンダムΖΖ』に続くことになります。


『ΖΖ』の中身が気になるところですが、その前に、次回は改めて『Ζガンダム』の物語を振り返ってみることにしましょう。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Ζガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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『ウルトラマントリガー』特別総集編2 ちょっとした感想

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デバンのスーツ、実は割と動けた

 

 

 

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今回の『ウルトラマントリガー』も、先週に引き続き「デバンチャンネル」の特別編。前回がニュージェネレーションヒーローズの防衛隊にスポットを当てていたのに対し、今回はウルトラヒーローたちにスポットを当てた総集編に。一部、今後の映像もちょろっと流すというサプライズもありました。

 

トリガーの各タイプの紹介にあわせて、それに類似するウルトラヒーローを紹介していくという展開は、かつての「ウルトラマンワールドシリーズ」っぽくてGood。でもさ、こういうことをするなら…「徹底比較!トリガー&ティガ」みたいな感じで、トリガーとティガのタイプチェンジ紹介みたいな総集編でもよかったんじゃないかな。『トリガー』の副題は「New Generation TIGA」なんだし、何よりナビゲーターとしてデバンを起用してるんだし!

 

なお、前回(特別総集編1)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

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上述の通り、今回はトリガーの各タイプを紹介し、その特性に着目しながら、対応するニュージェネレーションヒーローズの先輩戦士たちを紹介するという形式。ただ、さすがにまだ4話しか活躍していないトリガーの映像を使って総集編を作るのには限界があったのか、終盤はトリガーと敵対する闇の三巨人を絡めた、敵役特集も組まれていました。

 

ニュージェネレーションヒーローズの紹介は、おおむね「まあこういう分け方になるよね」という感じの紹介の仕方。「ギャラファイ」関連の映像をこれでもかというほど使用していたのが特徴的でしたね。最初に紹介するニュージェネレーションヒーローが、ゼットなどではなくリブットだったのも、なかなか変化球で飛ばしてるなぁと感じましたね(ほめてる)。

 

また、ゼットの紹介では、今後確定している『トリガー』でのゲスト出演回の映像も使用。「第7話」となっていることから、おそらく9月第1週目の放送回がそれになるのでしょう。そういえば、劇中では『宇宙船』などの特写からベータスマッシュが登場することも確定してるんだけど、不思議とそのシーンは使ってなかったなぁ。まあ、ネタバレにならないようにわざと使わなかったのかな。

 

そして、最後は悪役の紹介。ダークルギエルやトレギア、そしてアブソリュートタルタロスなど、いろんな意味でお馴染みのあの悪役たちが登場しました。「ウルサマ」のステージショーでは、タルタロスが真の悪役としてかなりフィーチャーされてたけど、『トリガー』本編に出てくるのかな?個人的には、あんまり出張ってきてほしくないんだけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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街に出現した怪獣:デスドラゴを迎え撃つ、我らがGUTS-SELECT。しかし、その中でどうもアキトの様子がおかしい。彼とデスドラゴの間には、並々ならぬ因縁があったのだ。6年越しのその因縁をケンゴ/トリガーは断つことができるのか!?

 

次回から、『トリガー』の本編が再始動!ちらりと映りこむガッツウイング1号の存在が、猛烈に気になります。シズマ会長の回想か何かに登場するものなのか、それとも…!?

 

↓第5話も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第23カイ ちょっとした感想

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キングギドラが攻めてきそうな戦闘(サブタイ的に)

 

 

 

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番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

ステイシーの覚悟、ちゃんと全力全開で受け止めるって!お盆休み真っ只中ということもあってか、今回は特撮面でハデな演出が目だった印象。ドラマ面も負けてはおらず、しっかりと介人とステイシーのドラマ、そしてその一旦の結末が描かれていました。

 

あれだけのドラマ、そしてゼンカイジュウオーとバトルシーザーロボ2世の戦闘をメインでやりながら、他のメンバーそしてスーパーゼンカイオージュランやスーパーツーカイオーの活躍までもきっちり挿入していたのは驚異的。ひとつひとつの活躍時間が少ないのは難点でしたが(数が多いから仕方ないよね)、販促としては十分だったと言えるでしょう。

 

なお、前回(第22カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回の終盤より続く、ゼンカイジュウオーとバトルシーザーロボ2世の戦闘。戦闘は深夜までもつれ込みますが、介人の突然の休戦申し出により、一旦終了します。介人の行動に疑問を持つ、他のメンバーたち。しかし、ゾックスとジュランは、その行動の理由をなんとなく察していました。迷う介人を元気づけたのは…。突然「タイム!」と言って、戦闘をやめる介人。最初こそ戦略的な撤退かに思われましたが(このまま戦っていても消耗するだけなので)、実際は彼自身に、ステイシーを倒すことの迷いが出始めていたからでした。断片的ながらも、ステイシーとヤツデの関わりをずっと見続けてきた介人。彼がなぜヤツデと仲良くしたがるのか?そしてそれを機に、自分たちも仲良くなれるのではないか?そうした思いが、介人を迷わせていました。このシーンにおける主役は介人。ですが、ここでマジーヌのさりげない一言により、「なぜトジテンドはカラフルを攻めてこないのな」という理由付けもきちんと行っているのが素晴らしいです。このように迷い、深夜になっても眠れぬ介人の背中を押したのは、ジュラン。彼の励ましにより、介人はステイシーと戦うことを決意します。ここは、ジュランの人柄が出ててよかったよなぁ~。ロケ地はいつもの大森坂だったけど。

 

翌朝、昨夜の宣言通り1対1の勝負に出る介人/ゼンカイザーとステイシー/ステイシーザー。しかしステイシーザーは、劣勢になるにつれて、偽オーレンジャーや偽シンケンジャーを召喚し、物量作戦で攻めてきます。ゼンカイザーをバックアップし、その偽戦隊を迎え撃ったのは、ジュランたちとゾックスでした。1対1での勝負って言ってたくせに、わりとすぐにトジルギアを使いはじめたステイシーザー。まあ、それだけ彼も必死だったってことかなぁ…。そんなステイシーザーの攻勢に対し、ゼンカイザーの代わりに立ち向かったのが、ジュランたちとゾックス。偽戦隊たちが現れる度に戦闘に続々と介入し、ゼンカイザーにステイシーザーとの戦いに集中するよう促します。ここでの彼らの登場は、なんだか先輩戦士/レジェンド戦隊的な感じ。活躍がゼンカイザー偏重にならないように挿入された戦闘シーンなのでしょうが、違和感がなくてGoodでした。

 

偽戦隊たちを破られ、後がなくなったステイシーザーは、バトルシーザーロボ2世を召喚。これにはスーパーゼンカイザー、そしてスーパーゼンカイオージュランが挑みますが、クダイテストの邪魔も入り、窮地に立たされます。しかし、スーパーツーカイオーのアシストで、スーパーゼンカイオージュランは脱出に成功。最後はゼンカイジュウオーとなって、バトルシーザーロボと真っ向からの撃ち合いを繰り広げ、押し勝つのでした。終盤の巨大ロボ戦では、ゼンカイジャー側のロボの合体バリエーションが豊富に登場。スーパーゼンカイオージュランやスーパーツーカイオーなど、「玩具ではできるけど劇中には出てこなさそうな形態」が続々と出てきては、いい活躍を見せてくれていました。ゼンカイジュウオーの活躍も魅力的だったけど、先述の2体の活躍も素晴らしかったなぁ!また、今後のお話で出てくるといいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏休みをビックリするほど楽しむ介人たち。しかし、これこそトジテンドの罠だった!バカンス気分の彼らは、トジテンドの悪事を見破り、そして打ち破ることができるのか!?

 

次回は、今回のマジメさの反動かと思うくらい、かなり弾けた一編になりそうな予感。ステイシー関連でハードなことやろうとしてるのに、これ両立できるのか?まあ、香村さんのことだから、きっとできるんだろうな…。

 

さあ、第24カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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