お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第16話 ちょっとした感想

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JR西日本と仕事しすぎなハローキティさん

 

 


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自分の心にウソをつかないで、ねっ!?今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、夏休みシーズン、そしてお盆期間ということもふまえてか、ハローキティ新幹線/シンカリオンハローキティが登場するコラボ回。本筋に関わるところも部分的にはありましたが、基本的には肩の力を抜いて観ることができるお話でした。

 

お話の主役はシンというよりもソウギョクであり、「彼が『映画 シンカリオン』でハヤトたちに敗れてから現在まで何をしていたのか?」に迫る、完全に前作からのファンホイホイな内容。まさか、あんなに色々こじらせてるとは思わなかったなぁ。そして、ソウギョクもまた「シンカリオン好き」ってことは、シンたちの仲間になる可能性もワンチャン…!?

 

なお、前回(第15話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ダークシンカリオンの運転士がアブトだと知って以降、元気のないシン。そんな彼を、ハナビたちは新幹線を使った旅行へと連れ出します。彼らに無理矢理連れていかれたシンを見送った十河指令長たちは、その後ダイヤたちから、最近姿を現したソウギョクについての説明を受けるのでした。「落ち込んでいる主人公を仲間たちが旅行に連れ出す」というのは、前作でも観られた展開。ですが、シンはハヤトと違って鉄道ファンではないこともあり、新幹線を見ても旅行の話を聞いても浮かない表情をしており、タイジュに抱えられながら新幹線に乗り込むのでした。このあとBパート中盤あたりまで、アブトのことを考え明るさを取り戻さないシン。ハヤトの時よりも立ち直りに時間かかってるし、何より様々なことを考えていることから、彼ってハヤトよりもある意味マジメなんだなぁと感じました。そんなシンたちが旅行を始めた頃、十河指令長とゴイチは、ダイヤたちからソウギョクの解説を受けることに。ここでは、前作やその映画の本編映像が流れ、前作からのファンにとっては懐かしく感じ、『Z』から観始めた人でもソウギョクがどういうヤツなのかわかるような解説になっていました。

 

テオティ内で、自分がよく思われてないことを感じていたソウギョク。彼は、自分がハヤトたちに敗北してからこれまでのことを回想し始めます。2021年初頭、敗北後もしばらく東北地方に潜伏していたソウギョクは、馴染みの店の店主の一言をきっかけに、桜島を目指す旅に出ますが…。ソウギョクの身の上話は、完全に過去の出来事であるため、全て彼の回想という形で挿入。我々の想像以上に鉄道旅行を楽しんでる感じで、驚いたと同時に笑わされました。ソウギョクは敗北後相当なシンカリオンアレルギーを起こしていたようで、新幹線で鹿児島中央まで行こうとするも、車両がE5系はやぶさだったためトラウマがフラッシュバックして鈍行に変更。行く先々の飲み屋でもそれっぽいワードに食いついては話を広げる有り様でした。珍道中みたいな感じで面白かったし、地味にアケノと会ったことがあるのが示唆されていたのは興味深かったけどさ、飛行機で行くって発想はなかったのかソウギョク…?

 

ハナビたちに連れられて、シンがやって来たのは新大阪駅。ここで彼らは、ハローキティラッピングのはるかに乗り換え、日根野を目指します。そして、たどり着いたのは犬鳴山温泉。ハナビたちのサプライズ計画は、ある勘違いにより部分的に失敗に終わりますが、それでも温泉や修験道体験を楽しむことができたのでした。ハナビたちが計画していたのは、シンを元気づけるための温泉旅行。自分たちで全て調べあげ、心霊スポットとして有名な犬鳴山にシンを連れていこうとしていましたが、勘違いして福岡県ではなく関係のない大阪府の同名の山に来てしまったのでした。シンからそのことを指摘されて、愕然とするハナビとタイジュの顔が笑えるこのシーン。なんだか、とても彼ららしさがにじみ出てるシーンだなと感じました。こうしてサプライズは失敗に終わってしまいましたが、シンの知識と提案により、旅行は続行。修験道体験と温泉を堪能し、身も心もリフレッシュするのでした。犬鳴山温泉は周辺で修験道体験をすることができ、シンたちはそれに参加。カスミもきっちりそれに参加して、しかも一番ひどい目にあってるのが笑えました。前作のフタバさん以上に身体張ってるやんけ!

 

ソウギョクは、今度は関西にやって来て以降のことを回想。飲み屋で出会った人々の言葉をきっかけに、新幹線に乗りたい欲が押さえきれなくなった彼は、再び切符を購入。こだまを待つ彼の眼前に現れたのは、ハローキティ新幹線でした。それに衝撃を受けたソウギョクは、乗車中夢の中で、ハローキティ新幹線がシンカリオンに変形するところまで妄想。それにより、自分もまたシンカリオンに強く惹かれているのだと気づきます。そしてこの出来事が、彼のテオティへの合流のきっかけとなるのでした。ソウギョクはしばらく在来線で旅を続けていましたが、新快速から新幹線を眺めるわ、京都鉄道博物館に行くわと鉄道旅を堪能。そしてとうとう再び新幹線に手を出し、彼の乗るこだまに偶然充当されていたのは、500系ハローキティ新幹線でした。ハローキティ新幹線登場から、お話の流れはハローキティソウギョクのやり取りが中心に。今までに見たことがない新幹線だとソウギョクは興奮して、思わず変身。既に退役したはずのE5はやぶさMk-ⅡやN700Aのぞみと戦い始めたかと思うと、彼の夢はハローキティ新幹線をシンカリオン ハローキティへと変形させ、彼女(?)の言葉に心を揺り動かされるのでした。ハローキティ(本人ボイス!)がしゃべりはじめてから、完全にハローキティに流れ持っていかれてるのが面白いところ。夢オチ展開は予想してたけど、まさかソウギョクの夢オチだったとはね…。なお、今回の戦闘シーンはここのみ。ゆえに今回は、『Z』では初めての、現行機が1機も出てこない異色回となりました。

 

 

 

 

 


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とうとうアケノに、シンカリオンのことがバレた!?いろんな意味でピンチのシンの前に現れたのは、500こだまとその運転士:嵐山ギンガだった!えっと…女の子か男の子、どっち?

 

次回は、500こだま&嵐山ギンガのデビュー回。DXSの発売時期が少し先なので、次回以降しばらく500こだま絡みのお話が続きそうですね。ギンガは男の子だってのは確定してるけど、えらく女子力高い見た目しとるなおい!

 

さあ、第17話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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