お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第24カイ ちょっとした感想

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シリーズ史上誰よりも夏を楽しんだ、ゼンカイジャーとバカンスワルドの皆さん

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

頭の中までバカンスになっては、おしまいである!実質的な最終回を迎えた『仮面ライダーセイバー』とは打って変わって、こちらは平常運転とも言える単発ギャグ回。半分棚ぼたで本当に世界侵略を完了してしまったバカンスワルドと、それによりバカンス気分MAXになった介人たちが、様々な対決を繰り広げる一編になりました。

 

世界侵略されてるのに、どいつもこいつもバカンス気分なので、悲壮感はなくむしろ何やってもギャグっぽくなるのがお笑いポイント。しかし、最後の最後でしんみりするシーンも挿入されており、しっかりとお話を引き締めてていました。

 

なお、前回(第23カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ヤツデがバカンスに出掛けた直後、新たなワルド怪人=バカンスワルドの出現を知った介人たち。ソックス/ツーカイザーが先行して戦う中、介人たちも変身して乱入。チェンジマンの力を使って、バカンスワルドに大ダメージを与えますが、攻撃の仕方が仇となり、バカンスワルドの能力が全国に拡散。介人たち含む人々は皆バカンス気分になり、はからずもバカンスワルドは初めて地球侵略に成功するのでした。ワルド怪人が唐突に登場し、ゼンカイジャーが戦うことになるのは、お馴染みの展開。しかし今回は、比較的その導入に違和感が無いな…と思って観ていたら、その後が大変でした。ゼンカイザーたちの攻撃で上空に吹っ飛ばされた際、「これは使える!」と気づいて能力を発揮するとは、バカンスワルドもなかなかの機転でしたね。そんなバカンスワルドの手により、街の人々は皆バカンス気分に。これにより地球侵略はまさかの成功を見せ、あまりにも突然かつ急であったため、バラシタラの報告を受けたボッコワウスも最初は信じられないほどでした。人々がバカンス気分になるシーンは、妙に凝っており、国会のシーンはわざわざ議会内に演者とキカイノイドを合成することでそれっぽく表現していました。ええ、力入れるところそこ!?

 

すっかりバカンス気分になった介人たちは、思い思いの時間を過ごした後、海辺でバーベキューを開始。しかしそこへ、バカンスワルドやクダイターたちなどの、同じくバカンスを楽しもうとするトジテンド一派が現れますビーチバレーや浮き輪投げなどをするうちに、介人たちとバカンスワルドたちの間に、奇妙な友情が芽生え初めて…。中盤は、介人たちとバカンスワルドたちの対決がメイン。どれもこれも夏っぽい遊びで、しかも本人たちは全力全開ガチのマジで取り組んでいたので、それがよけいに笑いを誘いましたね。しっかし、クダイターたちも一緒になって来るとはなぁ。ちなみにこの直前、クダイターたちが街に降り立ったシーンから、トジテンドの地球侵略方針の一部が新たに判明。まさかまさかの「侵略した後の地球の活用方法を考えていなかった」ことが明かされます。ええ、何も考えずにとにかく侵略することを第一目標にしてたのか…。

 

地球侵略を完了したものの、介人たちと一緒になって遊ぶバカンスワルドたちに、バラシタラは怒り心頭。彼はバカンスワルドを粛清し、これにより介人たちは正気を取り戻します。その後現れたダイバカンスワルドとクダイテストは、ゼンカイジュウオーの活躍で撃破。なんとか地球を奪還(?)できた介人たちでしたが、心の中にしこりが残るのでした。リアルタイムだと9時51分くらいまで中盤のバカンスのノリだったので、「これまさかバカンスワルドに支配されたままENDになるのか?」と心配しましたが、なんとバラシタラの手で、バカンスワルドは倒され介人たちは正気を取り戻します。バラシタラは、「頭までバカンスになってはおしまい」と発言して、バカンスワルドを粛清。確かに、「クダイターたちが好き放題遊んでいたのは、組織としてどうなの」となるところはあるでしょうが、ここでバカンスワルドを殺っちゃったのは、絶対悪手だったと思うんだよなぁ。もう少し、バラシタラも冷静になっていれば…。その後、ゼンカイジャーたちの活躍で、ダイバカンスワルドやクダイテストは撃破され、事件は解決。しかし、介人の心には「トジテンドと仲良くなれたかもしれないのに」という心のしこりが残るのでした。ダイバカンスワルドとの対決は、なかなかの特撮シーンで見ごたえ十分。しかしそれ以上に、介人のラストの悲しげな顔が印象に残りましたね。もしかして『ゼンカイジャー』は、主要幹部怪人だけ倒して、他の一般トジテンド所属のキカイノイドとは和解するENDもあり得るってことなのか!…?

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒドケイワルドの仕業で、時間がどんどん巻き戻っていく。ゼンカイジャー結成前まで時間を遡り、それを妨害する気なのだ。じょじょに薄れゆく記憶を頼りに、介人たちは歴史を元通りにすることが出来るのか!?

 

次回は、今までの本編映像を使った、総集編のようなノリの一編。でもその割には、出てくる敵の能力と目的が厄介だよなぁ。本当にゼンカイジャーは勝てるのか?

 

さあ、第25カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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