あまりにもキラッキラすぎるギンガ
対話をする強さを持ちたい。俺1人じゃなくて、皆で会って話すんだ!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、シンカリオンZ 500こだまのデビュー回。ですが、今までのシンカリオンZのデビュー回とは違い、運転士の住んでいる現地へ出張してそこでドラマが展開されるわけではなく、嵐山ギンガそして500こだまの出番は最後に限られ、基本的にはシンが中心のドラマが展開されました。
ラストのみの登場となったギンガでしたが、そのインパクトは抜群。旧のぞみの車両である500こだまに乗って「定刻通りにただいま到着!」の名乗りをやった時は、「とうとうやりやがったな!」と思っちゃいました。そして、シンの適合率がなぜ下がっちゃったのかも、気になるなぁ。
なお、前回(第16話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
温泉旅行から帰ってきても、心が晴れないシン。自宅ベランダでスマットと話していると、母親のトキがやってきます。とっさにスマットを隠すシンでしたが、なんと彼女はゴイチからシンカリオンZの話を聞いており、全てお見通し。しかし、そのことを知らなかったアユは強い衝撃を受けるのでした。一方、超進化研究所でも、アツタに大きな変化が起きようとしていて…。十河指令長などの意向で、シンの家族には極秘とされていたシンカリオンZのこと。しかし、状況が変わったため、シンのいない間にゴイチが訪問して、トキにそのことを話していたことが明かされます。まあ、ハナビなど他のメンバーの家族は、シンカリオンZのことを知ってて送り出してるのに、シンの家族だけ知らないってのもおかしな話だもんねぇ。上手いこと、当初の設定を変更したなぁと感じました。この変化に衝撃を受けたシンですが、似たような変化に衝撃を受けていたのがアツタ。彼はゴイチから実質的な京都支部への辞令を言い渡され引き受けるも、内心迷いがありました。多分、アツタが京都に行って、そのお陰で500オオサカカンジョウが完成する…って流れになるんだろうなぁ。
ハナビたちからの誘いもあり、横川の碓氷峠鉄道文化むらに家族を連れ出したシン。案内役を務める十河指令長らとともに、各所をめぐっていきます。しかし、思い出されるのはアブトとの思い出ばかり。アブトの母親であるシラユキとも出会ったことで、落ち込むシンでしたが、それを救ったのがアツタでした。中盤から展開されるのが、今回のメインである、碓氷峠鉄道文化むらを舞台にしたシンのドラマ。同時並行で、少しながらアツタの立ち直りも描いているのが興味深かったです。アブトとのことを思いだしながら、だんだん彼が戻ってくるのかと不安になり落ち込んでいくシンですが、先に立ち直ったアツタにより救われます。自分たちの手で塗り直されたEF63電気機関車を見て、思いにふけるシンたち。このシーンは、なんとも表現し難い“深み”を感じるシーンになっていましたね。
地下世界で、自分たちの目的を達成しようとするヴァルトムたちの前に、次期王位継承者であるカンナギが出現。ここでアブトは、ヴァルトムたちの真の目的を知ります。それに乗り気ではないカンナギでしたが、ヴァルトムはその先にある自分の野望を達成するためにも、行動の継続を進言するのでした。テオティ―特にヴァルトムの真の目的は、かつて地上で暴れていたという魔物:アラバキを復活させること。それを封印しているのがクサビ石=ブラックストーンであり、ヴァルトムたちはその封印を解くために、あちこちでクサビ石を破壊しまくっていたのでした。テオティの目的が、今回でハッキリと判明。しかし、ヴァルトムの様子などから察するに、テオティ内も一枚岩ではないようです。これあれかな、アラバキは第3クール終盤の敵になって、カンナギとかが最終クールのラスボスとして立ちはだかるパターンかな?どちらにせよ、シンたちとアラバキの戦いは、避けられないような気がします。
京都:比叡山に巨大怪物体が出現。直ちに出動するシンたちでしたが、敵の猛攻の前にピンチに陥ります。打開策として、シンはE5ヤマノテへのZ合体にすべてを賭けますが、なんと適合率不足で失敗。もはやこれまでかと思われた時登場したのが、シンカリオンZ 500こだまと、その運転士である嵐山ギンガでした。今回の戦いの舞台は、比叡山。「えっ、比叡山って滋賀県じゃないの?」って一瞬困惑しましたが、そうそう、あの山京都にもかかってるんですよね。どうしても滋賀県のイメージがあるから、びっくりしちゃいました。さて、そんな比叡山での戦いは、シンたちにとって苦しいものに。500こだまの登場によりなんとか窮地を脱せそうな雰囲気になりましたが、戦いは次回に続くという形で、今回は幕を閉じました。上述したようにギンガの登場の仕方のインパクトは絶大でしたが、やはりそれ以上に気になったのは、シンの適合率が低下した理由。まだまだ謎の多い適合率ですが、精神面のコンディションが理由で大きく上下することは、今までなかったような気がします。そうすると、理由はいったい何なんだろう?次回あたりに明かされるのかなぁ。それとも、シンが適合率を回復させるまでに、また別のヤマ(ドラマ)を挿入するのかな。
500こだまの運転士であるギンガは、アイドルを目指す関西在住の少年。自信満々な彼は、チームシンカリオンの中心は自分だと豪語し始める。心から1つにまとまったチームシンカリオンは、ここで崩壊してしまうのか?
次回は、ギンガ/500こだまにクローズアップしたお話。ソウギョクとの一騎討ちも描かれるようですが、まあ、彼のことだから…倒されたと思わせてまた生き延びそうだなぁ。
さあ、第18話の感想記事は↓コチラだゼーット!
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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