お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『リトルトウキョー殺人課』ちょっとした感想

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「報告書になんて書く?」「地域のために活躍。現場は焼失、容疑者は全滅。そして祭りの人混みへ…」「決まりだ」―。今回は、1991年ワーナーブラザーズ制作の映画『リトルトウキョー殺人課』のレビューです。

 

『ロッキー4』などに出演し、自身も空手に精通するドルフ・ラングレンを主演に据えた、その名の通りロサンゼルス・リトルトーキョーを舞台にしたアクション映画。…と書くとなかなか面白そうな映画に感じますが、この映画は、映画ファン等の間では「間違った日本文化が頻出するトンデモ映画」として知られている怪作でもあります。

 

作品のウワサ自体は前々から聞いていましたが、レンタル取り扱いも少なく、扱っているところも割と高頻度でレンタル中であり、なかなか借りることが困難な状況。そんな中でようやくレンタルに成功し、視聴することができました。はてさて、その中身は…。

 

 

 

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STORY:ロサンゼルス・リトルトーキョー。人々の生活の裏でヤクザがはびこるこの町で、ケナー刑事(ドルフ・ラングレン)は、ある事件をきっかけに自分の父を殺したヤクザ「鉄の爪」のボス:ヨシダ(ケイリー=ヒロユキ・タガワ)と対峙する。ケナーは、新しく組んだ相棒のジョニー刑事(ブランドン・リーブルースリーの息子)、そして「鉄の爪」から偶然救い出した女性ミナコ(ティア・カレル)とともに、ヨシダに戦いを挑むが―!

 

ストーリーを書き出してみると、アクション映画としてはプレーンな展開。また、劇中で挿入されるアクションシーンもそこそこお金が掛けられており、なかなか見ごたえがあります。

 

しかぁし!そういった本作の順当な魅力(?)をかき消してしまうのが、次々に登場するトンデモ日本要素。国が違うので多少の認識が異なるのは仕方ないことですが、それを抜きにしても「なんだこれ!?」となる描写が多数登場します。

 

書き出してみるだけでも…

 

リトルトーキョーにあるクラブの名前が「盆栽クラブ」で、なぜか女体盛りが振る舞われている

 

・メインヒロインが明らかに日本人っぽくない(演じるティア・カレルは東南アジア系

 

・アジア系の登場人物がミスなどをした時、みんな隙あらば切腹しようとする

 

・「鉄の爪」のヨシダたちの通う銭湯の水深が、異常に深い(競泳用プールレベル)

 

・「野郎ども、アイツら地獄行きだぞ!」の英訳が「Heavy metal Sushi!」

 

・中盤。ケナー刑事が建てたという日本家屋が出てくるが、外観は武家屋敷と寺社建築の折衷で、中は戦国時代あたりの一般住居。風呂は五右衛門風呂と時代がメチャクチャ

 

・意を決して戦いに向かうケナー刑事の格好は、陣羽織のような法被に「闘魂」と書かれた日の丸鉢巻き

 

・ラストの戦闘シーンは街の祭りの最中展開されるが、演出や登場人物の会話やから考えるに、明らかに中国の春節のこと

 

…と、リトルトーキョーを舞台にしてる癖に、「日本文化どころかリトルトーキョーすら全く取材してないんじゃないか」レベルのグチャグチャっぷりが見られます。

 

しかも、欧米特有のナチュラルにアジアを見下してるような発言も散見。あのワーナーブラザーズが作ったとは思えないくらいの映画です。これが1960年代あたりとかならまだわからなくもないけど、1990年代だからなぁ…。バブル景気により日本の影響力がアメリカ内でも強まっていたとはいえ、まだアメリカにとっては、同時期の日本における中国みたいな、「名前はよく耳にするけど文化面はよくわからない国」って感じの認識だったのでしょうか。

 

 

 

 

はき違えた日本文化のせいで、超ハチャメチャ作品っぽくなった『リトルトウキョー殺人課』。

 

しかし、アクション映画としてはそこそこの完成度を誇っているので、エンタメ作品としては十分に楽しめる仕上がりになっているので、観る価値はある作品…ですよ。

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第3カイ ちょっとした感想

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スカイツリーを出禁になるヒーロー

 

 

 

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番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

そんなことさせない!せっかく開けそうな世界、潰されてたまるか!今回は、ゼンカイジャー4人目のメンバー:マジーヌ/ゼンカイマジーヌの登場回。内気でどちらかといえば引っ込み思案だけれども、その心の中にはしっかりと“自分”が確立されている彼女の性格が、よく描写されていましたね。介人たちの仲間になる過程もしっかり描かれており、前回のガオーン加入回よりも丁寧だったなと感じました。

 

なお、前回(第2カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ガオーンも仲間に加わり、さらにゼンカイジャーのメンバー探しに燃える介人たち。介人の星座占いが好調だったこともあり、勢いよくカラフルを飛び出しますが、直後すっ転んでしまいます。その原因は、コオリワルドにより街が氷漬けにされたせい。すぐさま変身して駆けつけるゼンカイジャーでしたが、氷に足をとられてろくに戦えず、再びすっころんで市街地の一角へ。そこで偶然出会ったのは、ジュランの知り合いというキカイノイド:マジーヌでした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなか市街地でのロケをしにくいからか、今回は限られた範囲をセットで組んだり、街全体をCGで描画してそこに演者たちを合成したりなどして、それぞれシーンを構成。「あっ、合成しているな」というのが丸わかりだったものの、こうした演出はアリだなと感じました。こうすれば、撮影所からほとんど出ることなく様々なシーンを撮ることができますもんね。『キラメイジャー』の時もそうだったけど、「スーパー戦隊シリーズ」は「平成仮面ライダーシリーズ」に比べて、撮影所っぽさを消すという点にはかなり力を入れているような気がするなぁ。

 

ジュランを介して、マジーヌをカラフルに連れてきた介人たち。彼女が占いが得意だということを聞きつけ、それをもとにコオリワルドの居場所を特定しようとしますが、彼女が導き出す占いは的外れなものばかり。ガオーンがすっかり音を上げるのに対し、介人はマジーヌの占いに対し別の視点を持っていました。それを受けたマジーヌは、自分の過去を思い出して…。中盤は、マジーヌの占いに振り回される介人たちのシーンなど、彼女の性格や行動がよくわかる描写が中心。趣味の占いが的外ればかりなのは自覚している一方、それに対する情熱はハンパなく、そしてその根底には、過去に彼女が「占いが当たるか否か」よりも「占いが楽しいかどうか」というところに着目していたことが描かれていました。占いが全然当たらないというマイナスポイントを全否定せず、介人の発言をきっかけにマジーヌ自身が気づきを与えられるという構図になっていたのがGoodでしたよね~。ちなみに、マジーヌが導き出したコオリワルドの居場所の中には、第1話でも登場した東京スカイツリーも存在。介人は乗り込もうとしますが、警備員に阻止されてしまいます。史上初、東京スカイツリーを出禁になるヒーロー…。

 

セッちゃんたちからの連絡により、とうとうコオリワルドを見つけた介人たち。彼らと本気で仲間になりたいと思ったマジーヌは、ゼンカイジャーとなることを決意し、ゼンカイマジーヌへと変身します。最初こそコオリワルドの氷漬け攻撃に苦戦させられたものの、ゼンカイマジーヌの魔法により切り抜けることに成功。コオリワルド撃破後に現れたダイコオリワルドも、ゼンカイジュランとゼンカイマジーヌの合体した、ゼンカイジュラマジーヌにより撃破されるのでした。後半で、マジーヌもついにゼンカイジャーへと変身。最初はゼンカイジャー入りを拒否していた彼女が、介人たちと仲間になりたいから、そして切り開けそうな世界をトジデンドに潰されないために変身を決意するという流れが素晴らしかったですね。そうしてマジーヌが変身したゼンカイマジーヌの最大の特徴が、魔法パワー。それを駆使したトリッキーな攻撃などで、コオリワルドを翻弄し撃破。続くダイコオリワルドも、ジュランやガオーンの持っていない飛行能力で圧倒し、最後はゼンカイジュラマジーヌとなって倒します。マジレンジャーの力を使っているため、魔法が最大の攻撃になるのは当然。それはいいんだけど、今回の戦いでは単なる便利ツールって感じだったね…。

 

 

 

 

 

ジーヌの占いによれば、5人目のゼンカイジャー候補は眼鏡をかけたヤツ。その正体は、トジデンドで働くキカイノイド:ブルーンだった!敵側にいるキカイノイドを、ゼンカイジャーの仲間にできるのか?

 

次回は、ブルーン/ゼンカイブルーンの登場回。これにより、ゼンカイジャーの初期メンバーが勢ぞろいする形になりますね。さあ、ここからどう通常回が展開されていくのかな…!?

 

さあ、第4カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第27章 ちょっとした感想

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必要なのは、破滅ではなく仲間

 

 

 

あの少年が求めていたものは、破滅なんかじゃない。友だちです。仲間です。今回の『仮面ライダーセイバー』は、セイバーの新フォーム:エレメンタルプリミティブドラゴンの初登場回。これによりプリミティブドラゴンの暴走問題も解消され、また飛羽真自身も、プリミティブドラゴン変身中に見ていた少年に関する問題を解決することができました。

 

今回は、倫太郎を除いてソードオブロゴス側の人間は登場せず、メギド側もほぼレジエルがメインで活躍。登場人物をできるだけ絞り、飛羽真とプリミティブドラゴンが向き合うさまが描かれていましたが…うん、まあまあかなぁ。レジエルが完全にエレメンタルプリミティブドラゴンの倒され要員としての登場だったのは、ちょっと残念でしたね。クランクアップしたってことは、本当にもう出番がないのか…。

 

なお、前回(第26章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

レジエルがセイバーに対して並々ならぬ対抗意識を燃やしていた頃、プリミティブドラゴン変身時に見る少年のことを、もっと知りそして救いたいと考えていた飛羽真。彼は周りの被害を抑えるためにリベラシオンにこもってひたすら特訓を続けますが、肝心なことを訊きだす前にいつもドラゴンの炎に焼かれてしまい、結局真実にたどり着くことはできませんでした。今回は、最近あまり出番のなかったメギド側の様子から本編スタート。ストリウスが思わせぶりなことを言い、レジエルが誰がどう見ても「あっ、今回セイバーにやられるな」とわかるようなフラグ立てまくりの対抗意識燃やしまくりで、その勢いというか圧にはびっくりしましたね。観始めた時に、一瞬数話くらい見逃しちゃったのかと勘違いしちゃったよ。レジエルって、そこまでセイバーとバチバチしてたっけ…?一方の飛羽真は、プリミティブドラゴン変身時に見る少年を救うべく、特訓を開始。しかし、何度挑戦しても真実にたどり着くことはできず、そうこうしているうちにレジエルが市街地で暴れ始めます。肝心なところでドラゴンが現れ、その身を焼かれてしまう飛羽真。この出現するドラゴンと、その際の少年の問いかけに、プリミティブドラゴン克服のヒントが隠されていました。

 

レジエル出現の報せを聞き、バスターが先行して出撃。しかし、強化されたレジエルの全く歯が立たず、最光 エックスソードマンやブレイズ キングライオン大戦記の加勢を受けても戦局を変えられません。そんな中、飛羽真が現場に到着。最初こそドラゴニックナイトで応戦するも、途中からプリミティブドラゴンの力を使用します。案の定プリミティブドラゴンは暴走。そのままいつものごとく途中で変身解除されるかと思われましたが…。今までは、暴走してからある程度経つと強制変身解除されていたプリミティブドラゴン。しかし今回は、飛羽真が少年と対話し、彼の心を救おうとしていたことから、動きは止まるものの変身解除事態は回避されます。少年の話もあり、飛羽真は彼がドラゴンであることを理解。そのうえで彼が仲間を求めていることを知り、説得の末自身も彼と友だちになることに成功します。中盤は、エレメンタルプリミティブドラゴン誕生までの過程が描かれる、今回のお話で最も重要なシーン。言わんとしていることはまあわかるけど、なんだか展開はぼんやりしてるというか、フワフワしてる感じがしたなぁ。なんだか、「それっぽくまとめてる」って感じが…。

 

少年を救うことに成功したセイバー=飛羽真は、意識を取り戻し再びレジエルと対峙。プリミティブドラゴンとエレメンタルドラゴンのワンダーライドブックをそれぞれ手にし、エレメンタルプリミティブドラゴンへと強化変身します。プリミティブドラゴンの力を完全に制御できるようになったエレメンタルプリミティブドラゴンは、その力でレジエルを追い詰め、撃破に成功。今回の戦いは、初めて幹部級メギドを撃破したものになりました。終盤で登場、エレメンタルプリミティブドラゴン!エレメンタルドラゴンのハデな赤色に、プリミティブドラゴン薄いブルーがいいアクセントになっており、ハデさを感じさせつつもまとまっている、いいデザインをしています。しっかし、なんで変身音が二郎系ラーメンのコール風なんだ…?そんなエレメンタルプリミティブドラゴンは、初登場補正もかかった圧倒的なパワーでレジエルを撃破。『セイバー』の幹部級メギドにおいて、最初の退場者になりました。倒される直前、かつての自分を思い出すも、混乱するレジエル。メギドたちは、もしかすると自分たちが剣士であった時の記憶を封印されているのでしょうか。もしそうなら、封印した者の正体は…いったい誰なんだ!?

 

 

 

 

レジエルを倒し、プリミティブドラゴンを克服した飛羽真。しかし、その陰でマスターロゴスは新たな動きを進めていた。そして、再びぶつかり合うセイバーとカリバー ジャオウドラゴン!勝つのはどっちだ!?

 

次回は、今回とは打って変わって、ソードオブロゴス側のお話が中心になりそう。次回予告後の提供テロップで「飛羽真が歴戦を振り返る」みたいなことが書かれていたけど、ちょっぴり総集編っぽいお話になるのかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『機界戦隊ゼンカイジャー』第3カイ ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』第11話 ちょっとした感想

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20年以上前の作品とは思えぬCGの完成度

 

 

 

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今回の『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』は、映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』の特集回前編。ダイナの戦闘シーンを中心に、映画の序盤で展開された、ゲランダとデスフェイサーとのバトルがピックアップされました。

 

ダイナのダイナミックなバトル(ダジャレじゃないよ)やティガの客演だけでなく、アスカの心の成長も重要になってくる映画ですが、『ウルクロZ』ではもはやお馴染みになってしまった、アスカの登場シーンカットにより、その部分についての描写はほぼ全て飛ばされる形に。その代わり、ナレーションなどを使って最低限のことがわかるようにはなっていました。内容が十分理解できる編集になってたけど、なんだかなぁ…。

 

なお、前回(第10話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

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メインとなるのは映画『ティガ&ダイナ』ですが、序盤の約10分では『Z』よりジード ギャラクシーライジングの初登場回を紹介。ここから「時空を超えたウルトラマンの共闘」という流れで、映画『ティガ&ダイナ』の紹介に入る形になっていました。映画『ティガ&ダイナ』の本編時間は約70分。そのうち戦闘シーンのみとなると、かなり時間が短くなるので、放送時間調整(尺稼ぎ)のための措置なのでしょう。

 

『Z』のパートが終わると、いよいよ本編へ。今回はVSゲランダ戦とVSデスフェイサー戦(1回目)の2つが取り上げられました。どちらもダイナが勝利しないバトルの紹介ですが、まあこれは映画の構成上仕方ないですよね。

 

ゲランダとの戦いもデスフェイサーの戦いも、CG合成が素晴らしく、20年以上前の作品とは思えない完成度。この映画は何度も観たことがあるし、歴代「ウルトラシリーズ」の中でもトップクラスの出来と思っていますが、改めてその魅力を認識させられました。

 

この映画が魅力に溢れているだけに、上述の通りアスカが映らないのが非常に残念。ナレーション補完の他、本来アスカも映ってるシーンはわざわざ映像を拡大して映りこまないような編集がなされていました。事情があってここまでのことをしてるんだろうなってことは察するけどさ、やっぱり…アスカの姿が観られないのは残念だなぁ。

 

 

 

 

 

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クリオモス島の爆発と共に、ダイナは姿を消した。デスフェイサーの市街地襲撃が迫る中、人類に打つ手はあるのか?そして、さらなる強敵が出現した時、伝説がその姿を現す!

 

次回は、映画『ティガ&ダイナ』の特集回後編。VSデスフェイサー戦(2回目)とVSクィーンモネラ戦をやるのは明らかだけど、そうなるとけっこう放送時間的にはカツカツだぞ。ちゃんと紹介しきれるのか?

 

さあ、第12話のレビューは↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『機動戦士ガンダム』ちょっとした感想 Phase-11(第31~33話)

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今回は、機動戦士ガンダム』の感想記事第11回目です。

 

スレッガー・ロウ登場、ホワイトベース宇宙へ!今回ご紹介の3話から、『ガンダム』の物語は再び宇宙が舞台に。そして彼らの前に、敵として新型モビルアーマーがぞくぞくと登場してきます。戦闘シーンが豊富になる一方で、1つ1つの敵の撃破にそんなに時間をかけなくなっているあたり、放送短縮の影響が出ているなということが窺えますね。

 

なお、前回(第28~30話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第31話「ザンジバル, 追撃!」

1979年11月3日放送
登場した敵他:戦艦ザンジバル、ビグロ、リック・ドム

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「シャアだ!こんな戦い方をするヤツは、シャア以外にはいないはずだ…!」


STORY:ジャブローからの主力艦隊を安全に出撃させるため、囮として先行出撃したホワイトベース。その中には、新たなる仲間:スレッガー・ロウが乗っていた。ホワイトベースの動きを察知したシャアは、戦艦ザンジバルでそれを追撃。ホワイトベースが囮だと知った後も、その攻撃の手を緩めずどんどん仕掛けてくる。モビルアーマー:ビグロやリック・ドムの攻撃に翻弄される、GスカイとGブルイージー。この戦いに、逆転勝利はあるのか!?


ホワイトベース、再び宇宙へ!今回より、ホワイトベースの戦いの舞台は再び宇宙へ。新たなる仲間:スレッガー・ロウ中尉を迎え、ジオン公国軍との戦争も次のステージへと移行していきます。今回は、地球を離脱したてのホワイトベースが、シャアの攻撃を受ける話。戦い自体はシンプルですが、そこに交錯するシャアとセイラの思い、そしてスレッガーのキャラの濃さが織り交ぜられており、観ているものを飽きさせない工夫がなされていました。


ジャブローから出発予定の、ソロモン攻略のための主力艦隊。そこから敵の目をそらすため、ホワイトベースは2時間ほど早く出発するよう指示を受けます。ブライトがホワイトベースに戻ってみると、そこには見慣れない軍人が1人。彼はスレッガー・ロウと名乗り、本日からここに配属されたと言い出します。やがて出発するホワイトベースですが、それを追跡する敵の影がありました。今回、ジオン公国軍の宇宙要塞の1つであるソロモンの名前が初登場。これは、数話後に展開される激戦の部隊となります。そこへの攻撃のための主力艦隊のために、囮となることが、今回のホワイトベースの役割。それを引き受けたブライトはホワイトベースに戻りますが、そこでスレッガー・ロウと名乗る軍人に出会うのでした。今まで行動を共にすることの多かったブライトとミライですが、今回から、彼らの関係がまた一歩進んだのではないかと思われる描写が散見。ブライトとミライがくっつく構想は、この時点からあったんでしょうかね。そんな彼らが出会うのが、スレッガー。キザでお調子者という今までホワイトベース内にはあまりいなかったタイプの人間だけに、ブライトたちは困惑します。豪快な男として描かれているスレッガーですが、不思議と厭味ったらしくは感じませんでした。確かにお調子者なんだけど、悪気を感じないからかなぁ?こうして新たな仲間を迎えたホワイトベースは、宇宙に向かって飛び立つことに。空へ舞い上がるフラミンゴに心を和ませる一方で、その後ろからはシャアが戦艦ザンジバルで追跡を開始していました。フラミンゴの群れとホワイトベースの構図は、非常に有名なシーン。表情を崩すブライトたちも、観ていてほほえましかったです。


ホワイトベースを追跡しながら、艦内の戦力と作戦を考えるシャア。やがて彼は、ホワイトベースが囮だと気づきますが、容易に撤退することもできないため、そのままホワイトベースへの攻撃を決断します。同じ頃、戦艦ザンジバルの接近を確認したホワイトベースは、戦闘態勢を敷き、アムロとセイラがGスカイとGブルイージーで出撃。ビグロやリック・ドムに応戦しますが、セイラはスレッガーから投げかけられた一言が気になるなどし、戦いに集中できていませんでした。宇宙空間に出て、ホワイトベースの予測針路を知り、連邦軍の囮だと気づいたシャア。しかし彼は主力艦隊を追うのではなく、あくまでもホワイトベースを追撃することを選択します。ここでシャアが、なぜホワイトベースを追撃することにしたのかの理由付けがGood。もちろん彼自身がホワイトベースを落としたがっていたということもそうですが、「今後退して主力艦隊を追えば、ホワイトベースに背後から攻撃されることになるため」、そのまま攻撃を仕掛けることを決めます。こうして、シャアの思いだけでなく戦局的にも「シャアがホワイトベースと戦わざるを得ない状況」を作り出してるんですよね~。そんなシャアは、モビルアーマー:ビグロと、ドムの宇宙向け改良型であるリック・ドム2機に出撃を指示。対するホワイトベースは、戦闘態勢を敷きつつアムロとセイラに出撃を指示します。GスカイとGブルイージーでそれぞれ出撃した彼らでしたが、セイラは戦いに集中できないでいました。前回でのシャアとの再会、そして今回の序盤でスレッガーより言われた「男のことで悩んでいるんじゃないか」という言葉。これらのことから、彼女はシャアのことが気にかかり、またビグロなどにシャアが乗っているのではないかと思い込んでしまい、まともに戦えなくなっていきます。彼女の表情やセリフから察するに、彼が兄だと確信している一方で、ある種の恐怖や怒りも感じていたようですね。


シャアの攻撃に、少しずつ追い込まれていくホワイトベース。ビグロとGスカイが激しい交戦を繰り広げる中、ブライトはスレッガーの強い意向もあり、180度方向転換してまともに戦艦ザンジバルとやりあう作戦に出ます。両者、向かい合いながらミサイルやビームを連発。戦艦ザンジバルの攻撃にブライトたちが戦慄し、シャアが乗っていると確信する中、この戦いに突破口を開いたのは、スレッガーの砲撃でした。ホワイトベースを落とすため、ビーム砲等の攻撃を準備させるシャア。ここで彼は一瞬迷いが出ますが、すぐにそれを振り切ります。前回、セイラが軍服を着てジャブローにいたことから、まだホワイトベースに彼女が乗っているのではないかと心配したシャア。しかし彼は、過去の記憶から彼女の性格ならもうホワイトベースを降りているだろうと考え、戦闘を続行します。シャアらしい考え方であると同時に、Aパート後半のセイラの考え方と真逆になっているのが興味深いですね。一方のホワイトベース側は、スレッガーにも協力を求めますが、彼は砲撃を担当する代わりに「ホワイトベースを戦艦ザンジバルに向けさせろ」と要求。これを受けてブライトは、ホワイトベースを180度方向転換させ、戦艦ザンジバルと真正面から戦う形を取ります。スレッガーが先述のことを要求したのは、もちろんわがままなどではなく、彼にとってはそうしてもらうことで「戦艦ザンジバルに勝てる」という“確信”があったからなのでしょう。現に、戦艦ザンジバルとすれ違いざまにビーム砲を叩き込み、大ダメージを与えることに成功していますからね。そしてこの後、ホワイトベースからはカイのガンキャノンが出撃。ピンチに陥るGブルイージーを救います。


ビグロと戦うためにはガンダムへの換装が必要だと考えたアムロは、地球の重力に引っ張られつつあるGブルイージーを、半ば無理矢理減速させてGアーマーへドッキング。そのままボルトアウトし、ガンダムとしてビグロに立ち向かっていきます。Gファイターリック・ドム1機を撃ち落とす中、ガンダムはビグロの爪に偶然ひっかかり、その高速起動に振り回されることに。気絶寸前に陥るアムロでしたが、正気を取り戻して至近距離からビームライフルを発射!ビグロを撃破してこの戦いに勝利するのでした。ガンダムへの換装が必要だと考えるアムロ。落下し続けるGブルイージーを止めるために彼がとった手段は、ミサイルの弾幕の爆風でスピードを落とさせるというものでした。ここでアムロがGブルイージーに当てないようにミサイルを発射するのも凄いですが、「ミサイルの弾幕を利用して食い止めよう」とすぐ発想し実行に移しちゃうのも驚異的。普通、ビビッてこんなこと容易にできないよ…。そして、ようやくガンダムとなったアムロは、ビグロに応戦。Gファイターリック・ドム1機を撃ち落とす一方で、ガンダムはビグロの動きの素早さに圧倒されてしまいます。自身をも凌駕するその機動性に苦しむガンダムでしたが、最後に勝利したのは、アムロの根気でした。ビグロの機動性は、ガンダム以上。おまけに途中ガンダムはビグロの爪に引っ掛かってしまい、その高速起動に振り回されるハメになってしまいます。常人であれば、すぐに気を失ってしまうほどの高速移動。しかしアムロは、気絶直前に最後の力を振り絞り、敵が完全に油断していたところでビームライフルを発射。モノアイとコクピット部分を撃ち抜き、逆転勝利をおさめるのでした。今回のビグロへの勝因は、ガンダムの力と言うよりも、アムロの力のおかげって感じですね。やっぱりアムロ、タダ者じゃねぇぞ…。

 

 

 

第32話「強行突破作戦」

1979年11月10日放送
登場した敵他:戦艦ザンジバルザクレロ、ドレンのムサイ艦隊、リック・ドム

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ガンダムだ!あの白いヤツは…!!」


STORY:戦艦ザンジバルの攻撃を振り切ったホワイトベースだったが、すぐにシャア配下のデミトリーによるモビルアーマーザクレロの攻撃を受けた。ガンダムの活躍によりこれは排除されるが、シャアは次にかつての部下であるドレンと手を組み、そのムサイ艦隊とともにホワイトベースを挟み撃ちする作戦に出た。ブライトたちの決断は…、強行突破!ビーム砲の雨あられが降り注ぐ中、宇宙空間に舞うガンダムが、目覚ましい活躍を見せる!


前回で一度はホワイトベースの撃破に失敗したものの、その追撃の手を緩めないシャア。今回はAパートで彼の部下が独断でモビルアーマーを起動し、Bパートではドレンとタッグを組んでホワイトベースを挟み撃ちにするなど、多彩な戦闘パートが楽しめる一編でした。ホワイトベースにとっては危機的な状況ですが、これを乗り越えたのはアムロたちの活躍のおかげ。戦闘要員たちの目覚ましすぎる活躍も、目が離せませんでしたね


ホワイトベースの撃破に失敗し、数人の部下を失ったシャア。その中には、信頼していたトクワン大尉もいました。彼の敵討ちにはやるその部下デミトリーは、シャアの許可なく試作品のモビルアーマーザクレロで出撃。ホワイトベースを攻撃しようとします。これに対し先行して応戦のため出撃したガンタンクは、その機動性に苦しめられるものの、加勢したガンダム+Bパーツにより勝利をつかみ取るのでした。モビルアーマーモビルスーツよりも大型兵器のため、そのお話の終盤で登場する敵(=ボス敵)のような扱いになることが多かったですが、今回はお話の都合上、序盤にいきなり登場。しかも、シャアから指示を受けた等ではなく、敵討ちのためにデミトリーが独断で出撃したという設定になっているのが面白いです。そんな彼が乗るザクレロは、開発途中で放棄された試作品メカ。しかしデミトリーにはこの機体に愛着があったようで、これに乗り出撃します。ザクレロのデザインは、ジオン公国軍の兵器っぽくない、異質なものに。全体が黄色でカメラ部分は単眼(=モノアイ)ではなく複眼。大口開けたような機体の中央部には、どでかいビーム砲が設置されており、両脇には大きな爪があります。モビルアーマーの意匠はあるけど、なんだかいかにも「悪役の乗る兵器」って感じのデザインしてるんですよね。なんだか『ガンダム』に登場する兵器っぽくないなぁ。そりゃ、試作機段階で開発放棄されたのもわかる気がする…。そんなザクレロにまず立ち向かっていったのが、ガンタンク。しかし機動性ではどうしても勝つことができず、加勢する形でアムロガンダム+Bパーツで出撃します。ガンダム+Bパーツは驚くべきスピードを見せ、ザクレロを撃破するのでした。ガンダムの上半身とGファイター後部パーツを合体させた「ガンダム+Bパーツ」が初登場。見た目はなんだか頼りなさそうですが、その強さは本物でした。


ザクレロが撃破されたことを知り、またドレンの率いるムサイ艦隊が接近しつつあることを知ったシャア。彼はドレンと連絡を取り、ホワイトベースを挟み撃ちにする作戦を考え付きます。同じ頃、ホワイトベース内ではアムロたちが戦いの疲れをいやすために休息中。その中でセイラは、シャアのことを思い出し、彼を止めるために自分はもっと優れたパイロットになりたいと思うようになるのでした。放送時間の都合からかどうかは不明ですが、ザクレロが撃破された後、シャアが悲しむ描写などは一切なし。すぐにドレンと連絡を取り、ホワイトベースを撃破する作戦を考える流れになっています。いくら自分の許可なしに出撃したとはいえさ、これじゃあちょっと無慈悲すぎるよ…。そんなシャアがドレンに提案したのが、挟み撃ち作戦。シャアとドレンがそれぞれ持つ戦力をもってすれば、ホワイトベースを落とすことも十分可能というものでした。一方ホワイトベースでは、アムロたちが休息中。セイラも同じように休んでいましたが、船員たちがシャアのことを頻繁に語る中で、彼女は自分なりに自分の意思で「優れたパイロットになりたい」と考えるようになるのでした。ホワイトベースを序盤から苦しめ続けてきたシャア。ブライトたちには彼の脅威をこれでもかと言うほど理解していますが、前回加入したスレッガーは、シャアのことをほとんど知りませんでした。あれっ?シャアって連邦軍本部内ではそんなに有名じゃなかったのかな?このように船員たちがシャアのことを話す中で、それに複雑な気持ちを抱いていたのがセイラ。彼女は兄であるシャアの考え方に疑問を持ち、ゆえに自分が彼を止めるため、積極的に戦おうとするのでした。


ドレンのムサイ艦隊が接近し、自分たちが挟み込まれつつあることに気づいたホワイトベース。この状況下でブライトがした決断は、ムサイ艦隊を撃破し強行突破するというものでした。やがて始まる敵の攻撃に対し、ブライトはアムロたちの他スレッガーにも出撃を指示。ガンダムが修理中だったアムロを除き、スレッガーたちが次々に出撃、リック・ドムなどと交戦を繰り広げます。レーダー探知による予測針路により、相手が挟み撃ちを仕掛けてくると確信したブライト。このまま撤退や進路を変更することもできないため、彼はムサイ艦隊を撃破し強行突破する作戦に出ます。この強行突破の選択は、シャアも予測はしていたものの可能性は低いと考えていた様子。ホワイトベースの針路の取り方を見て、笑みを浮かべます。そんなホワイトベースに対し、ドレンのムサイ艦隊の攻撃が開始。さらにムサイからはリック・ドムも複数出撃してきます。これにはガンキャノンガンタンクGファイター2機が応戦。リック・ドムのうち3機を撃破してみせますが、ムサイ艦隊に大ダメージを与えるまでには至りませんでした。スレッガーは、ホワイトベース内にあった予備のGファイターで出撃。最初に敵に攻撃を仕掛けてみせますが、思ったほど効果は出ませんでした。敵の動きを読んだうえで発射したものの外してしまったのか、それとも純粋に功を焦ったのか、どっちなんだろう?前者だと信じたい…。そして、この戦闘の中で、最も目覚ましい活躍を見せたのが、セイラのGファイター。出撃後リック・ドム1機を撃破し、そのビームでそのまま別の1機の脚部を破壊。その後追撃して四肢をすべて破壊し、そのうえでボディを撃ち抜いて撃破します。今までの彼女からは考えられないほどの、アグレッシブな戦闘でした。


ガンダムの修理が終わり、アムロは遅れて出撃。そんな彼がとった戦法は、少し変わったものでした。完全にガンダムに不覚を取られたドレンは、自身の乗っていた旗艦を破壊され死亡。残るムサイはホワイトベースの攻撃で撃ち落とされ、リック・ドムガンダムによってすべて撃破。こうしてドレンのムサイ艦隊は、シャアの戦艦ザンジバルの合流を待たずして全滅してしまうのでした。前回に引き続き、今回もガンダムが無双状態。「ガンダムってこんなに強かったっけ?」って観てる側が困惑しちゃうくらいの強さを発揮してくれていました。これはガンダム自身の持つ性能と言うよりも、アムロの持つ天才的なセンスによるものが大きいと言えるでしょう。出撃したガンダムは、リック・ドムを蹴り飛ばしてひるませた後、まず敵の真上に回り込み、そのまま垂直に落下してムサイの1つを撃破。次にそのままビームサーベルを使ってドレンの乗る旗艦を真っ二つにして破壊。残るリック・ドムは、完全に敵の攻撃パターンを見切ったうえで、わざとシールドを犠牲にして勝利をおさめるのでした。強い、とにかくガンダムが強すぎる。ここまで強いと爽快です。アムロも戦いの中で随分成長したんだなぁ…。こうして戦いに勝利したホワイトベースでしたが、破損個所も多く、ルナツーへ針路をとることもできないため、予定通り中立地帯であるサイド6へ向かうことにします。その先に待ち受けていたものとは―。

 

 

 

第33話「コンスコン強襲」

1979年11月17日放送
登場した敵他:コンスコンのムサイ艦隊、巡洋艦チベ、ブラウ・ブロ、戦艦ザンジバルリック・ドム

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「こんな古いものを。父さん、酸素欠乏症にかかって…!」


STORY:モビルアーマーブラウ・ブロを排除したホワイトベースは、サイド6へ入港。その修理は叶わなかったものの、ひと時の休息を得ることなった。その中でアムロとミライは、それぞれ父テムや婚約者カムランと再会するが、その結末は悲しいものとなってしまう。やがて修理を受けられるとの情報を得たホワイトベースはサイド6を出港するが、敵の攻撃を受ける。攻撃してきたのは…、ドズル・ザビ配下のコンスコン率いるムサイ艦隊だ!


中立地帯であるサイド6を舞台に、アムロと父テム、ミライと婚約者カムランのそれぞれの再会、さらにシャアを追い落とそうとするドズルの謀略など、いくつもの展開が織り交ぜられた一編。しかし、あまりに詰め込みすぎたためか、1つ1つの展開はややすっ飛ばし気味になっています。今回の敵であるコンスコンは、大口叩いていた割にはガンダムたちにあっさり敗北。話数短縮等がなければ、もうちょっとマシな活躍してたのかなぁ。


サイド6へ針路をとるホワイトベースアムロたちは引き続きGファイターの性能テストをかねて、その護衛に当たります。やがてサイド6の領域に近づいた時、小惑星群に隠れる何かを発見。それはジオン公国軍モビルアーマーブラウ・ブロでした。発見されたブラウ・ブロは、Gファイターに対して先制攻撃。これに対しアムロガンダムで挑み、何とか敵を撤退させることに成功。その後、いよいよサイド6へと入港します。前回に続き、今回もモビルアーマーが序盤に登場。ブラウ・ブロは分離・合体が可能なタイプであり、テスト段階の故障中であったものの、ガンダムに完全に撃墜されることなく逃げ切ることに成功しています。分離したパーツがそれぞれ独立して活動することが可能なため、敵の意表を突く形でのビーム攻撃や、一部破壊されてもそのパーツだけを捨てて戦闘を続行するなど、面白い戦い方ができるブラウ・ブロ。故障中でなければ、もっとガンダムを苦しめる強敵として立ちはだかったことでしょうね。でも、そもそも焦って先制攻撃しなけりゃ、ガンダムに追われることもなかったのになぁ…。そしてこの後、ホワイトベースはサイド6へ入港。しかし、戦争協力になるとして、コロニー内での修理は拒否されてしまうのでした。


サイド6への入港の際、婚約者であるカムランと再会したミライ。しかし、カムランはこの戦争の世の中だというのに、あまりにも以前と変わらなさすぎるせいで、じょじょにミライとの間に溝ができてきてしまいます。同じ頃、ドズル・ザビの命を受けたコンスコンが、シャアの戦艦ザンジバルに合流。シャアを呼びつけて講釈を垂れて見せ、自分がホワイトベースを撃ち落としてみせると豪語するのでした。今回登場のゲストキャラクター:カムラン。彼はミライの婚約者(許婚)でしたが、戦争が始まった直後にお互い離れ離れに。カムランはミライをずっと探し続けていたものの見つけることができず、今日にまで至っていました。カムラン自身は悪い人間ではないのですが、いかんせんお坊ちゃまだから、どことなく配慮の仕方がズレているような印象。彼なりにミライのことを思っていることも間違いないのですが、その行動は彼女を失望させる結果になりました。確かにカムランはミライを探していましたが、実際に動いていたのは、彼の命令を受けた部下たち。カムラン自身は何一つ自ら行動していません。お坊ちゃま育ちだから、“自分自身が動く”という考え方に至りにくかったのかなぁ。カムランがこんな感じのため、せっかくミライと再会できたのに、お互いの関係には溝が生まれていくことになります。一方、シャアの戦艦ザンジバルには、ドズルの部下であるコンスコンが乗艦。シャアのことをドズル同様良く思わない彼は、シャアに対してホワイトベースを撃ち落としてみせると宣言するのでした。コンスコンは、いかにも厭味ったらしそうな小太りの軍人。ドズルの命令を受けたこともあり、シャアに対しては敵対心むき出しでぶつかってきます。これに対して、シャアは冷静に対応。シャアの方が大人だ…。


サイド6で買い出しに出かけていたアムロは、その中で父テムの姿を発見。フラウたちと別れて彼を追いかけます。やがてテムのジャンク屋にたどり着いたアムロは、ついに再会を果たしますが、彼は酸素欠乏症の影響で脳に異常をきたしており、アムロを悲しませることになってしまいます。その後、サイド6外のドックで修理を受けられることになったホワイトベースは、予定を早めて出港しますが、そこにはコンスコンのムサイ艦隊が待ち構えていました。サイド6の街の中で、アムロが見かけた見慣れた人影。それは、第1話で生死不明となったアムロの父テムでした。彼との再会を喜び、彼が経営するというジャンク屋に招かれたアムロでしたが、そこでテムの異変を感じ取ります。第1話以来の登場となったテム。今回の再登場により、実は生き延びてサイド6に流れ着いていたことが判明します。しかし、サイド7脱出時かあるいは別のどこかで酸素欠乏症を患ってしまい、若干の記憶障害等の後遺症が残る形になっていました。アムロのことなどは覚えているものの、「ガンダムの最新パーツだ」と称して時代遅れのパーツを作ってみたり、母のことを話題に出したりしても、ほとんど無感情なテム。変わってしまった父の姿を見て、アムロは泣き叫びます。テムの異常さに対して絶望するアムロの気持ちはよくわかるのですが、「時代遅れのパーツを作る」からいきなり「酸素欠乏症なのではないか?」とアムロが結論に至るのは、ちょっと飛躍しすぎな気がします。この時期は既に『ガンダム』の放送短縮が決まっていたはずなので、その関係で描写を圧縮したのでしょうか?もし放送短縮が無ければ、アムロとテムの再会だけで1話使ってたのかなぁ。


コンスコンはこのままホワイトベースを撃ち落とそうと、リック・ドムを一気に12機も投入して攻撃。これに対し、ホワイトベースガンダムGファイター2機・ガンキャノンに出撃を指示。彼らの連係プレーにより、瞬く間にリック・ドムは全滅。コンスコンは旗艦である巡洋艦チベ以外の全ての戦力を失う結果になります。その後、サイド6に戻ったミライは、カムランとまた出会い―。コンスコンホワイトベースの位置関係などから、攻撃しやすいと判断。一気に大量の戦力を投入し、短期決戦をかけます。しかし、この判断がマズかった。自信満々に派遣したリック・ドムは、ガンダムガンキャノンGファイターの前に次々と破壊されていき、瞬く間に全滅。さらにホワイトベースの砲撃でムサイも全滅させられ、コンスコンは絶体絶命のピンチになります。しかし、ここでちょうどお互いがサイド6の領域に再びかかろうとしていたため戦闘はストップし、かろうじて生き延びることができるのでした。あれだけ自信満々に戦力を投入した割には、あっという間に全滅させられたコンスコンコンスコンが軍人として無能というよりかは、ホワイトベースの戦力を過小評価しすぎたせいで負けたという印象が強いですね。まあ、普通の戦艦なら、リック・ドム12機も投入されればひとたまりもないもんな…。こうして、ホワイトベースは修理を受けられなかったもののサイド6へ帰還。そこでミライはまたもカムランと出会いますが、彼の変わらない態度を見て、彼との別れを決意するのでした。ミライが必死に訴えたりアプローチしたりしても、決して自分からは動こうとしない(今回の終盤でちょっとは動いてるけど)カムラン。ここまでミライに対して鈍いと、わざとやってるんじゃないかと思えてきちゃいますが…違うんでしょうね。やっぱり彼は、ミライにとって大きなものが欠けていたのでしょう。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第34話から第36話をご紹介予定です。『機動戦士ガンダム』。君は、生き延びることができるか…?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

今回紹介したお話に登場したモビルスーツガンプラを、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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A列車で行こう はじまる観光計画

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今回は、3月12日に発売されたニンテンドースイッチ用ゲームソフト「A列車で行こう はじまる観光計画」のレビューです。

 

ついに発売された「A列車で行こう」シリーズ最新作。このソフトの発売を待ちわびており、ニンテンドースイッチもなんとか押さえ、偶然発売日に代休をとることができたため、お昼頃に予約したものを受け取りに行きました。いやぁ~、新発売のゲームのためにここまでいろいろ奔走したのは久しぶりだなぁ。

 

なお、今までの事前情報等についての記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

A列車で行こう」シリーズの流れをくむ作品であることから、基本的なコンセプト等は、過去の「A列車で行こう」作品と同じ。若干のシステム等の違いはありますが、過去作をプレイしている者であれば、スッと溶け込める仕様になっています。

 

携帯ゲーム機としては「A列車で行こう3D」以来7年ぶりの発売。ニンテンドー3DSソフトだった「3D」とは違い、本作ではスイッチにタッチペンがないことからコントローラー操作がメインとなりますが、今のところあまりストレスなく操作ができている印象です。まあこれは慣れの部分もありますが、以前発売されたPS4ソフト「A列車で行こう Exp.」の時の操作性がかなりイマイチだったってことがあるからなぁ…。

 

ゲームとしての難易度は、メチャクチャ高いものではなく、上述した「3D」と同じか、シナリオによっては易化している感じがします。本作は“観光”がメインとされていることから、マップ内に必ずめぼしい観光地があり、そこを中心に路線網を拡充すれば、ある程度の乗客や街の発展を確保することが可能。隣町との接続が土地の形状上難しくなっているマップもありますが、なんとか繋げれば、よほどずさんな経営をしない限りは、そこそこの利益を時間をかけずに叩き出せるんですよね(その分、後述の通り資源のやりくり等では難しくなった面もある)。「A列車で行こう」シリーズが初めてという方の入門編としても、本作は適していると感じます。

 

街の開発に目を向けると資材(いわゆる豆腐)が無くても街を発展させることができるようになった点や、グラフィックの向上等はGood。ただ、隣町に対する資材等の貨物輸送はかなりやりにくくなりましたね。その都度隣町と売買契約を結び、それに基づいて輸送をするのはかなりリアリティがありますが、その契約の期間もかなりタイト(まれに「期限なし」という契約もある)。契約満了したら、あっという間にその貨物輸送は赤字生産マシーンになってしまいます。やっぱり、マップ内(都市内)売買で回した方が、安定した収入につながるのかなぁ。

 

その他もろもろの面については、おおむね不満らしい不満はなし。しかし、ニンテンドースイッチの処理速度の限界寸前までメモリを使用しているからか、ロードに時間がかかることや稀に強制終了するのは勘弁してもらいたいですね。3月17日現在パッチが配信されたのである程度改善されていますが、その代わり別の問題が発生してるし、完全解消はもう少し先になるかな…。

 

 

 

今までの「A列車で行こう」シリーズの魅力をそのままに、さらに“観光”という新たな視点も加わって存分に楽しめる、「A列車で行こう はじまる観光計画」。現在の私のプレイ状況は、チュートリアルマップ2種を1日でクリアし、「通える古都を目指して」というマップ(奈良市周辺がモチーフ)の終盤に差し掛かっています。この調子で用意されたシナリオを順調にクリアして、そのあとコンストラクションモードをやるぞ!

 

そうそう、一部界隈では「編成量数が変更できない」・「車両カスタマイズができない」などの「用意されているはずの機能が使えない」という不満が出ていますが、これらの機能はチュートリアルマップ2種をちゃんと最後までやれば解放されます。なので、最初は我慢してチュートリアルマップをクリアするように努めましょう。

 

 

 

 

 

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『機界戦隊ゼンカイジャー』第2カイ ちょっとした感想

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3人で力を合わせて

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

世界初、トジテンドを倒した、ヒーローになろうぜ!今回は、3人目のゼンカイジャーであるガオーン/ゼンカイガオーンの初登場&仲間入り回。ジュランの時と同じく、仲間入りに際しては、ほとんど介人たちといさかいなくスムーズに行っていることから、「ギスギスさせず明るくいこう」という本作のスタンスが窺えました。どうせ明るく快活な作風で行くなら、これくらいパーッと行かないとね!

 

なお、前回(第1カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、突然街の人々の頭の上に生え出したキノコ。それは、イジルデにより生み出されたキノコワルドの引き起こしたものでした。調査に乗り出した介人とジュランは、途中偶然にもキノコワルドと遭遇。変身して戦いますが、あと一歩のところで取り逃がしてしまうのでした。今回、初めてトジデンドによる一般怪人(ワルド)の生み出し方が判明。クダックにトジルギアを埋め込むことで、トジルギア内に埋め込まれた世界の力を帯び、ワルド化するというものでした。トジデンドによって閉じ込められた世界は、各スーパー戦隊の世界だけではなかったんですね。今後の放送話数とスーパー戦隊シリーズの作品数(44)から考えると、トジデンドが閉じ込めた世界って、80近くあるってことになるのか…!?そんな形で初めて生み出されたキノコワルドを、事件の調査中に偶然発見した介人たち。彼らは変身して戦いを挑みますが、最終的にはキノコワルドに逃げられてしまうのでした。最初のVSキノコワルド戦では、『ゴーグルファイブ』の力を使用。リボンを使って巧みに戦うのはいいけどさ、あんまり新体操っぽい攻撃はできてなかったね…。

 

セッちゃんとの話もあり、ゼンカイジャーとしての仲間を増やそうと考えた介人たち。翌日変身して広報を行いますが、人々は興味本位で近づくだけで、誰も仲間になろうとしてくれませんでした。そんな中、1人近づいてくるキカイノイドが。彼はガオーンと名乗る動物好きのキカイノイドで、ゼンカイジャーとなることは拒否するものの、介人たちと友だちになりたいと言い出します。それを快諾する介人でしたが、この後ガオーンの意思を変える出来事が起こります。仲間集めに乗り出す介人たち。自ら変身してその後正体を明かし、広報に努めますが、仲間になると手を挙げるものは誰もいませんでした。まあ、いきなり「一緒に戦ってくれ」って言って「はいわかりました」って承諾する人なんて、相当な変わり者か意志の強い人くらいしかいないよねぇ。そんな中、介人たちに声をかけてきたのがガオーン。最初こそ友だちになりたいと言って戦うことを拒否していた彼ですが、この直後、キノコワルドのキノコ胞子が人間や動物たちに被害を与え始めたことから、力を合わせて戦うことを誓います。今回初登場、ガオーン。冒頭のシーンから彼の性格はキチンと描写されていたのでGood。ですが、戦うことに方針転換する過程は、ちょっと早すぎる気もしました。介人たちとのやり取りの中で、「(生き物たちに)キノコが生えてたって、別にいいじゃないか」とキノコを肯定するようなセリフを挿入しておけば、この後のキノコによる被害拡大に対するガオーンの衝撃と、そこからの彼の強い決意がより印象的になったことでしょう。

 

介人たちからギアトリンガーとガオレンジャーのセンタイギアを渡されたガオーンは、ゼンカイガオーンへと変身。初変身とは思えぬ高い戦闘力を発揮し、ゼンカイザーとともにキノコワルドを倒します。しかしこの後、ダイキノコワルドが出現。ジュランとガオーンは巨大化して戦うも、最初は連係がとれず苦戦気味。頭を抱えるゼンカイザーでしたが、彼のセンタイギアがジュランとガオーンをゼンカイオージュラガオーンへと合体させ、最後は必殺技:ジュランソード円月クラッシュでダイキノコワルドも倒すのでした。後半は、ゼンカイガオーンをはじめとする、3人のゼンカイジャーによるダイナミックなアクションが見どころ。いつもの東映大泉撮影所内での撮影のため、いろいろと自由にできるからか、ワイヤーアクションを多用した戦闘が特に魅力的に感じましたね。ゼンカイガオーン、今回が初戦闘とは思えないくらいの戦いっぷりだったな…。やがてキノコワルドはゼンカイザーとゼンカイガオーンにより倒されますが、この後ダイキノコワルドが出現。これを倒すカギとなったのが、ゼンカイザーのセンタイギアによる全界合体でした。2人のキカイノイド系ゼンカイジャーの合体により誕生するゼンカイオーが、今回初登場。合体シーンやその過程が、CG多めでかなり凝っているなぁと感じました。合体の際のやり取り、メンバーによっていろいろ変わってくるんだろうけど、あれ毎回やるのかな?

 

 

 

 

コオリワルドの仕業により、街のあちこちが凍り付いてしまった!それにより滑ったジュランは、知り合いであるマジーヌと再会する。4人目のゼンカイジャーは、彼女だ!

 

次回は、ゼンカイマジーヌの初登場回。今までのスーパー戦隊シリーズだと、大体2話か3話くらいまでに初期メンバーがそろっていましたが、『ゼンカイジャー』はかなりそこら辺をじっくり描く方向性のようですね。公式が『キラメイジャー』までの時とは違って第1~4話を期間限定公式無料配信すると言っていたのは、第4話でブルーンが加入して、ゼンカイジャーの初期メンバーがそろうからなのか…!

 

さあ、第3カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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