WOW WOW SHININ' ON LOVE 君は今輝く 心の光で
今回の『ウルトラマンクロニクルＺ ヒーローズオデッセイ』は、映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』の特集回後編。デスフェイサーとの再戦やVSクィーンモネラ戦、そしてウルトラマンティガの降臨がピックアップされることになりました。
以前も言及した通り、本作はアスカの成長がストーリーの要素の1つになっていますが、アスカを映せない都合上、前回に続き巧みな編集でなんとか未見の人でもストーリーが分かるようになっていました。円谷プロの安定の編集技術には「なるほど！」と唸らされましたが、本来の作品の流れから考えると、やはりその魅力は半減しちゃってるなぁとも感じました。
なお、前回（第11話）の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
前回に続き、今回も新撮カットはなし。いくつかの追加ナレーションとBGMの変更がなされている程度で、前半はVSデスフェイサー戦（2回目）、後半はVSクィーンモネラ戦&ティガ降臨を取り上げる流れになっていました。
デスフェイサーとの再戦は、特撮の見せ所が多いこともあり、あまりカットされずに放送。やっぱり、ビルに突っ込むガッツイーグルα号や、デスフェイサーのネオマキシマ砲を真っ向からぶち抜くダイナ ストロングタイプは、見ごたえありますよね～。
でも、ここに至るまでの過程を「ダイナは成長したのだ」みたいな感じで簡単にまとめるのは、仕方ないとはいえ納得できないなぁ。この“成長”が物語の要素の1つだし、その間にティガ復活の鍵となるススム少年も出てくるんだしさ…。
後半のVSクィーンモネラ戦は、スーパーGUTSの奮闘はほとんどカットせずに放送したのに対し、ティガ復活の過程はアスカが映るカットがいくつもあるため（主人公だから当たり前）、大幅に編集&カット。「ティガ復活直前のアスカの回想、そして「光よー！」の叫びのシーンをどう編集するんだろう？」と思っていましたが、まさか避難民たち全員の回想という形にした編集でなんとか放送するとは予想外でした。この編集方法には「やるな！」と思わされましたが、同時に悲しくも感じましたね。だって、本来の流れと違うし…。
そして、ティガの復活。特撮の見せ場等もいっぱいあり、この映画最大の見所とも言うべきシーンですが、この時点で残り放送時間があと10分も無かったため、けっこう細かくカット。でも、ちゃんと両ウルトラマンの活躍と魅力がしっかりとわかるようになっていましたね。ちなみに、戦闘シーンでは本作の主題歌だった「SHININ'ON LOVE」をBGMとして使用。このチョイスはGoodでした。
強大な敵を、先輩ウルトラマンであるティガと共に倒したダイナ。でも実は、ガイアも同じような経験をしていたんだ。次回からは、ガイアがティガ&ダイナと挑んだ戦いを振り返ってみよう！
次回から、今度は映画『ウルトラマンティガ ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦』を3週に渡って分割放送するとのこと。『ガイア』の映画は『ダイナ』のそれよりも尺が長いし、田代まさしさん出演部分以外はカット必須箇所が無いから、ほぼノーカットで放送されるのかなぁ。
さあ、第13話のレビューは↓コチラだ！
bongore-asterisk.hatenablog.jp
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter & Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします！
