お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第3カイ ちょっとした感想

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スカイツリーを出禁になるヒーロー

 

 

 

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番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

そんなことさせない!せっかく開けそうな世界、潰されてたまるか!今回は、ゼンカイジャー4人目のメンバー:マジーヌ/ゼンカイマジーヌの登場回。内気でどちらかといえば引っ込み思案だけれども、その心の中にはしっかりと“自分”が確立されている彼女の性格が、よく描写されていましたね。介人たちの仲間になる過程もしっかり描かれており、前回のガオーン加入回よりも丁寧だったなと感じました。

 

なお、前回(第2カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ガオーンも仲間に加わり、さらにゼンカイジャーのメンバー探しに燃える介人たち。介人の星座占いが好調だったこともあり、勢いよくカラフルを飛び出しますが、直後すっ転んでしまいます。その原因は、コオリワルドにより街が氷漬けにされたせい。すぐさま変身して駆けつけるゼンカイジャーでしたが、氷に足をとられてろくに戦えず、再びすっころんで市街地の一角へ。そこで偶然出会ったのは、ジュランの知り合いというキカイノイド:マジーヌでした。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、なかなか市街地でのロケをしにくいからか、今回は限られた範囲をセットで組んだり、街全体をCGで描画してそこに演者たちを合成したりなどして、それぞれシーンを構成。「あっ、合成しているな」というのが丸わかりだったものの、こうした演出はアリだなと感じました。こうすれば、撮影所からほとんど出ることなく様々なシーンを撮ることができますもんね。『キラメイジャー』の時もそうだったけど、「スーパー戦隊シリーズ」は「平成仮面ライダーシリーズ」に比べて、撮影所っぽさを消すという点にはかなり力を入れているような気がするなぁ。

 

ジュランを介して、マジーヌをカラフルに連れてきた介人たち。彼女が占いが得意だということを聞きつけ、それをもとにコオリワルドの居場所を特定しようとしますが、彼女が導き出す占いは的外れなものばかり。ガオーンがすっかり音を上げるのに対し、介人はマジーヌの占いに対し別の視点を持っていました。それを受けたマジーヌは、自分の過去を思い出して…。中盤は、マジーヌの占いに振り回される介人たちのシーンなど、彼女の性格や行動がよくわかる描写が中心。趣味の占いが的外ればかりなのは自覚している一方、それに対する情熱はハンパなく、そしてその根底には、過去に彼女が「占いが当たるか否か」よりも「占いが楽しいかどうか」というところに着目していたことが描かれていました。占いが全然当たらないというマイナスポイントを全否定せず、介人の発言をきっかけにマジーヌ自身が気づきを与えられるという構図になっていたのがGoodでしたよね~。ちなみに、マジーヌが導き出したコオリワルドの居場所の中には、第1話でも登場した東京スカイツリーも存在。介人は乗り込もうとしますが、警備員に阻止されてしまいます。史上初、東京スカイツリーを出禁になるヒーロー…。

 

セッちゃんたちからの連絡により、とうとうコオリワルドを見つけた介人たち。彼らと本気で仲間になりたいと思ったマジーヌは、ゼンカイジャーとなることを決意し、ゼンカイマジーヌへと変身します。最初こそコオリワルドの氷漬け攻撃に苦戦させられたものの、ゼンカイマジーヌの魔法により切り抜けることに成功。コオリワルド撃破後に現れたダイコオリワルドも、ゼンカイジュランとゼンカイマジーヌの合体した、ゼンカイジュラマジーヌにより撃破されるのでした。後半で、マジーヌもついにゼンカイジャーへと変身。最初はゼンカイジャー入りを拒否していた彼女が、介人たちと仲間になりたいから、そして切り開けそうな世界をトジデンドに潰されないために変身を決意するという流れが素晴らしかったですね。そうしてマジーヌが変身したゼンカイマジーヌの最大の特徴が、魔法パワー。それを駆使したトリッキーな攻撃などで、コオリワルドを翻弄し撃破。続くダイコオリワルドも、ジュランやガオーンの持っていない飛行能力で圧倒し、最後はゼンカイジュラマジーヌとなって倒します。マジレンジャーの力を使っているため、魔法が最大の攻撃になるのは当然。それはいいんだけど、今回の戦いでは単なる便利ツールって感じだったね…。

 

 

 

 

 

ジーヌの占いによれば、5人目のゼンカイジャー候補は眼鏡をかけたヤツ。その正体は、トジデンドで働くキカイノイド:ブルーンだった!敵側にいるキカイノイドを、ゼンカイジャーの仲間にできるのか?

 

次回は、ブルーン/ゼンカイブルーンの登場回。これにより、ゼンカイジャーの初期メンバーが勢ぞろいする形になりますね。さあ、ここからどう通常回が展開されていくのかな…!?

 

さあ、第4カイの感想記事は↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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