今回は、2024年3月30日~5月6日の日程で、埼玉県所沢市にあるところざわサクラタウン内・角川武蔵野ミュージアムにて開催されている、「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展」のレポートです。
2022年末に東京の池袋で開催されたのを皮切りに、静岡や大阪等を凱旋した「THE仮面ライダー展」が、関東地方に帰還。仮面ライダーガッチャード等の展示も追加されており、前回のイベントとはまた違った楽しみ方が出来るようになっていました。詳細は後述しますが、スーツをしっかり撮りたいという方は、池袋会場に行った人でももう1回行って損は無いと感じましたね。
なお、池袋会場での開催時の参加レポートは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
※なお、今回は、敬称略でお送りします。
基本的な展示構成は、池袋開催のものと同一。最初に仮面ライダー1号の展示と石ノ森章太郎の解説パネルがあり、その後昭和ライダーから順を追ってパネル展示で紹介。パネルの中には、過去開催時にオリジナルキャストが書いたサインが残されており、池袋開催時からずっと使われ続けていることが窺われました(そのため、逆に池袋開催以降に放映開始となった『ガッチャード』の展示パネルはない)。
ただ、展示面積は池袋開催時よりも狭いため、平成ライダー以降におけるバイクやサブライダーのスーツ展示は省略。また、一部を除いてカテゴリ別にスーツはギュッと展示されており、これでスーツ分の展示に要する面積を節約して、他の展示に回すということがなされていました。スーツ1つ1つをじっくり撮りにくくはなりましたが、可能な限り多くの展示を見せようという配慮が感じられて、好感が持てましたね。
一方で、今回開催において追加展示されているものがあり、それが公式アンバサダーを務める志田音々の変身した仮面ライダーハクビのスーツと、20周年を迎えた『555』より『仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド』の展示。専用スペースはかなりキツキツでしたが、物販コーナーに入る直前のラストのエリアに展示されており、貴重なものになりました。
これらを展示する代わりに、『シン・仮面ライダー』の展示が省略されてしまうのですが、池袋開催時がそれの公開まであと数ヶ月という感じだったことを思い出すと、とても感慨深く感じられました。そうか、あのときはそんな感じだったよね―。
こう書くと、展示スペースが若干圧縮されて、一部追加があった以外は池袋開催時と同じかと思われそうですが(展示構成的には全くその通り)、決定的に違うのが、展示全体のライトの当たり具合。池袋開催時は、暗幕等が張り巡らされていたため、全体的に暗い印象がありましたが、今回の埼玉会場は、それに比べるとかなりライトが明るめ。そのおかげで、池袋会場のときよりも、展示されているスーツの撮影がはかどる形になっています。
個人的にお気に入りだったのが、平成1期ブースにおけるクウガと、令和ブースにおけるガッチャード。スーツそのもののポージング、そして光の当たり具合が相まって、誇張抜きで想像を超えるカッコよさを誇っていました。特にガッチャードは、スーツそのものがメタリックカラーなもんだから、アングルによって光の反射具合が変わり、それにより見せてくれる表情も変わりますから、本当に素晴らしかったんですよね。
また、上述の通り会場内が明るめだったことから、池袋開催時は背景と若干同化しがちだったBLACKやBLACK RXも、ご覧の通りバッチリ撮影可能。接写すると、展示用スーツそのものにかなり傷みが目立ち始めているのが窺えましたが、それを加味しても、なかなか満足のいく写真を撮ることができました。
さて、この「生誕50周年記念 THE仮面ライダー展(埼玉会場)」は、今週末6日(日)まで開催中。スーツを撮影したいという人には、特にオススメできるイベントになっていました。
しっかし、最寄り駅である東所沢は、住宅街と小規模な商業施設くらいしかないあベッドタウンの駅という感じで、「本当にここにそんな施設あるの?」と、降りたときは半信半疑になっちゃったなぁ。留置線等があり、少数ながら今もこの駅始発・終着列車があるので、鉄道ファンに知られている駅でもあるのですが、そうした施設がある理由が「開業当初そうしたものを設置できるくらい周囲に何もなかったから」だからなぁ…。
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