お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動武闘伝Gガンダム』ちょっとした感想 巻之六(第16~18話)

今回は、機動武闘伝Gガンダム』の感想記事第6回目です。

 

第12話より続いたマスター・アジアのデビュー編も、今回で完結。『G』のキーパーソンとなるシュバルツ・ブルーダーがデビューを果たし、ドモンも修行へと身を投じていきます。シュバルツの身なりとデビューは、やっぱりインパクト十分。どう考えてもおかしい出で立ちなんだけど…、なぜかカッコよさを感じるのが絶妙なんだよなぁ。

 

なお、前回(第13~15話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第16話「最強最悪!デビルガンダム現わる」

1994年8月5日放送

登場した敵他:デビルガンダムマスターガンダム、デスアーミー

「復活だ…、デビルガンダムのな。あのお方が復活するのだ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!正気に戻り、ドモンやレインと再会したチボデーたち。しかし彼らは、大地震に見舞われ地下深くへ転落してしまいます。散り散りになり、ゾンビ兵の襲撃を受ける中、レインは、光射す扉を発見します。その中にはなんとぉ、デビルガンダムが潜んでいたではありませんか!やがてデビルガンダムは、都庁を真っ二つに割って出現。マスターガンダムも現れて、大ピンチに陥るチボデーたちですが、そこに、頼もしいファイターが現れるのです!そして実現する、シャイニングガンダムVSデビルガンダム!これは必見だぁ!!


長く続いた、新宿を舞台にしたマスター・アジアとのバトルの完結回。その内容は、ネオドイツのシュバルツ・ブルーダー/ガンダムシュピーゲルという頼もしい仲間の登場があったものの、ドモンの甘さのせいでデビルガンダムを復活させてしまい、さらにマスター・アジアの逃亡も許してしまうという、ドモンにとってかなり禍根の残る結果になりました。ここで得た挫折と悲しみは、きっと次回以降で彼を大きく成長させる糧となることでしょう。しっかし…ゲルマン忍者って、一体何なんだ!?

 

前回、シャッフル同盟からその称号を受け継ぐと同時に、DG細胞から解放され正気を取り戻したチボデー・サイ・ジョルジュ・アルゴの4人。しかし、当の彼らにはまだ称号を受け継いだという自覚がなく、また市民たちから見ればかつての敵ということで、その風当たりはかなり強いものがありました。それでも、マスター・アジアを倒すため一致団結した彼らでしたが、直後発生した大地震により、ドモンやレイン、そして自分たちを取り巻く人々とともに、地下深くへと転落してしまいます。序盤で描かれるのは、正気を取り戻したことで、久しぶりに本来のキャラでやり取りをするチボデーたちの姿。自分たちが関係のない市民を傷つけてしまったということに後悔すると同時に、お互いほぼ初対面であるはずの4人が「マスター・アジアを倒す」ということであっという間に一致団結しているのが、興味深いですね。しかも、その中でリーダーがおらず、唯一全員との接点を持つドモンがそのリーダーにふさわしいのではないかと言及するレインの描写もGood。こうした構図にすることで、主人公であるドモンが彼らのリーダーになることに、お話上での違和感を排除することに成功しています。もっともこの段階では、まだドモンはリーダーなどを務める気はない様子ですが―。

 

地下空間の各地で、散り散りなったドモンたち。チボデーとジョルジュがゾンビ兵からレインを守るのに必死になる中、彼女は2人から促され、一足先に地上に向かって逃亡します。その最中、光が差し込む扉を発見。出口かと思って中を開いた先にいたのは、なんとデスアーミーを取り込んで自己再生中のデビルガンダムでした。直後、マスター・アジアに襲われそうになる彼女でしたが、ドイツ国旗を模したスーツと覆面に身を包んだファイターに助けられ、奇跡的に脱出します。地下空間で散り散りになった中で、一番酷い目に遭ったのは、チボデーとジョルジュ。彼らは気づいた時には既にゾンビ兵に囲まれており、レインだけを先に逃がすのが精いっぱいでした。「1体あたりはザコだけど、束になって襲い掛かってくると厄介」というのは、ザコ敵にはよくあるもの。このゾンビ兵も、そうでしたね。レインが初めて目にしたのは、デビルガンダムの恐ろしい姿。デスアーミーを取り込みながら自己再生していくその姿は、まさに悪魔の名にふさわしい姿でした。その後、マスター・アジアに捕まりかけピンチの彼女を救ったのが、謎の覆面男。姿を隠して忍び込むなど、忍術にたけていることがわかる描写がいくつも挿入されていますが―、そもそもそのコスチューム、目立ちすぎじゃね?

 

市民たちのノブッシ部隊により、チボデーやジョルジュ、アルゴたちは救出。ドモンとサイは自力で脱出し、再びマスター・アジアと対峙します。マスター・アジアはマスターガンダムに搭乗し、これに対しチボデーらが応戦。しかし、その実力差は圧倒的で、彼らは大ピンチに。デビルガンダムも都庁を割って出現し、マスターガンダムはチボデーらにとどめを刺そうとしますが、その時現れたのが、レインを救った覆面男=シュバルツ・ブルーダーでした。マスターガンダムの強さはかなりのものであり、ガンダムマックスター・ドラゴンガンダムガンダムローズ・ボルトガンダム4体が一斉に攻撃しても、全くそれが通じないほど。逆にマスターガンダムからの返り討ちに遭い、2回ほど攻撃を食らっただけで、全員ダウンしてしまいます。マスター・アジアはドモンの師匠であり、彼と互角かそれ以上の強さを持ってるんだから、そりゃチボデーたちは分が悪いよねぇ。そんな中、デビルガンダムまで姿を現し、ドモンたちは大ピンチ。そんな彼らを救い、マスターガンダムの注意を引き付けたのが、ネオドイツのガンダムファイターであるシュバルツと、その乗機:ガンダムシュピーゲルでした。マスター・アジアと互角の強さを見せ、ドモンたちを導くようなそぶりを見せたシュバルツ。それはいいんだけど、やっぱりコスチュームが目立ちすぎだよ…!

 

シュバルツのガンダムシュピーゲルの攻撃の前に、マスターガンダムは劣勢。これに乗じて、仲間たちの声援を受けたドモンは、シャイニングガンダム スーパーモードを発動させ、シャイニング・フィンガーソードをデビルガンダムに決めます。しかし、一瞬の迷いが生じたことで、頭部ではなく腹部を攻撃してしまい、それによりエネルギーを急襲したデビルガンダムは完全復活。マスター・アジアも勝利を確信し、高笑いしながらともに去っていくのでした。シャイニングガンダム スーパーモードが発動し、さらにシャイニング・フィンガーソードを持ち出したことで、もうドモンの勝利は確定かと思われた、終盤の戦闘シーン。しかし、彼の見せた一瞬のスキとその甘さが、逆にデビルガンダムの完全復活に資する結果になってしまいます。キョウジが敵だと分かりつつも、やはり兄としての親しみを捨てきれなかったドモン。こうした人間味は、主人公として最後まで持っていてほしい要素ですが―、そうした感情を、いい意味でどうコントロールするか?これが彼の、これから克服すべき課題だと言えるでしょう。

 

 

 

第17話「対決!謎の覆面ファイター」

1994年8月12日放送

登場した敵他:ガンダムシュピーゲル/シュバルツ・ブルーダー(ネオドイツ)、デスアーミー

「戦いの極みに通じたものなら、誰にでもお前の心は読める。つまり!お前は既に師匠に負けていたのだ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!デビルガンダムの脅威が去った新宿。チボデーたちがそれぞれガンダムファイトに戻る一方、ドモンは、デビルガンダムを倒せず、マスター・アジアを救えなかった後悔にさいなまれていました。そんなとき、眼前にマスターガンダムが出現。それが幻影だと見抜けずにただ追うドモンは、シュバルツの忠告を無視した結果、自らマスター・アジアの罠へと飛び込んでしまったではありませんか!デスアーミーに囲まれたドモンの運命は?そして彼は、戦いを通じて己の未熟さを痛感するのです…。

 

マスター・アジアの仕組んだ罠:東方不敗八卦の陣にはまったドモンがピンチに陥り、そしてシュバルツとの戦いを通して己の未熟さを痛感する一編。最後の最後でシャイニングガンダム スーパーモードを発動させたものの、基本的にはドモンは今回やられてばかりで、彼にとってはつらいものとなりました。キング・オブ・ハートの称号持ってるのに、ドモンがあまりにも単純で打たれ弱い感があるけど…それだけ、彼にとってマスター・アジアの存在が大きかったということなのでしょうね。

 

前回、デビルガンダムを倒すことはかなわなかったものの、新宿からその脅威を排除することができたドモンたち。チボデーらライバルたちが、次々と元のガンダムファイトへと戻っていく一方で、ドモン自身は踏ん切りがつかず、ガンダムファイトよりもマスター・アジアの救出に固執していました。しかし、当のマスター・アジアは、自身の言葉通り、自らデビルガンダムに従っている身。ドモンを仲間に引き入れるため巧みな罠を展開し、ドモンはそれに全く気付かずに追跡を始めます。ドモンのもとから去っていくチボデーたちの様子は、各々のキャラがよく出ていてGood。中でも、後悔にさいなまれているドモンに最後まで寄り添っていたのがアルゴだったというのは、いいですよね~。彼は、海賊仲間を助けるためにガンダムファイトに参加していますからね。そんな彼らに対し、当のドモンはデビルガンダム固執。その時、眼前にマスターガンダムが現れ、一心不乱に彼は追跡を始めます。しかし、全てはマスター・アジアの罠であり、マスターガンダムそのものも幻影であることに、彼は全く気付いていませんでした。ドモンを何としても味方に引き入れたいマスター・アジアは、今回の罠を画策。主人公の手の内を実質的に全部知っている敵というのは、やはり厄介ですね。

 

マスターガンダムの幻影を追うドモンの前に現れた影。それはシュバルツでした。彼はドモンの行く手を阻み、そしてドモン自身のあらゆる攻撃を全て回避して圧倒。最後は木を切り倒してその刀をドモンに渡します。シュバルツの言わんとしていることがまだ理解しきれなかったドモンは、その刀を試しにふるってみますが、なんと刀身が完全に錆びきっており、その事実に震えるのでした。罠にはまっているドモンをたしなめ、そして戦士として導こうと現れるのが、シュバルツ。Aパート後半では、彼のゲルマン忍法による巧みな攻撃と、ドモンよりもはるかに上回っている戦闘能力と精神力が披露されることになります。ドモンの攻撃を全て回避し、錆びついた刀で大木を一刀両断してしまうその実力は、かなりのもの。あの変な覆面姿じゃなかったら、メチャクチャカッコいいのにな。いや、 逆にあの身なりだから、独特の魅力が出ているといえるのか…?

 

再びマスターガンダムの幻影が出現。シュバルツの言いつけを聞いてもなお、追い続けたドモンは、山間の狭隘な場所に誘い込まれ、そこでデスアーミーの襲撃を受け大ピンチ。それを救ったのは、シュバルツのガンダムシュピーゲルでした。まだ自分の失態と未熟さを認められないドモンは、勢いで彼にガンダムファイトを申し込みますが、そんな状態で勝てるはずもなく、完全敗北を喫するのでした。せっかくのシュバルツの忠告を無視し、引き続きマスターガンダムの幻影を追い続けるドモン。案の定マスター・アジアの張った罠に自ら飛び込んでしまう格好になり、デスアーミーに囲まれてしまいます。その窮地はまたも現れたシュバルツによって救われますが、ドモンはそんな彼に、ガンダムファイトを申し込みます。マスターガンダムの幻影の正体は、その意匠を取り付けたデスアーミー。なんだかコスプレしてるみたいで、ちょっとかわいかったぞ。そんなデスアーミー3体を倒したのが、シュバルツのガンダムシュピーゲル。ドモンはそんな彼にガンダムファイトを申し込みますが、その結果は散々なものになってしまいます。勢いでガンダムファイトを申し込んだドモンでしたが、頼りのシャイニングガンダム スーパーモードはそう簡単には発動せず、繰り出す攻撃は全て回避され、一方的にガンダムシュピーゲルに追いつめられてしまうことに。そして、頭部を破壊される一歩手前まで持ち込まれ、ようやくドモンは、敗北を認めるのでした。あまりにも強すぎるガンダムシュピーゲル。今まで何回かドモンは苦戦を強いられてきたけど、今回が一番ピンチに陥ってたよなぁ。

 

敗北に打ちひしがれるドモン。そのスキを突かんとするマスター・アジアは、密かにデスアーミー1体を追加し、彼に奇襲を掛けます。しかし、ここでようやくシャイニングガンダム スーパーモードが発動。見事それを打ち破りますが、スーパーモードを容易に操れず、またシュバルツとの戦いを通して未熟さを痛感したドモンは、修行の旅に出ることを決意します。マスター・アジアは、ドモンとシュバルツが戦っている間も新たな罠を仕込んでおり、倒されたデスアーミーにプラスして無事な1体を紛れ込ませ、ドモンを不意討ち。しかしここで、ようやくシャイニングガンダム スーパーモードが発動。シャイニング・フィンガーソードでぶった切り、勝利をおさめます。怒りに駆られていたわけではないのに、スーパーモードを発動させることができたドモン。もしかして、スーパーモードって…ドモンの怒りがトリガーになっているわけじゃないってことか?

 

 

第18話「必殺技を盗め!美女軍団の大作戦」

1994年8月19日放送

登場した敵他:ガンダムマックスター、テムジンガンダム/キル・ハーン

「間違いねぇ…。ヤツは俺のように、悩んでいるだけじゃない!前へ前へ、進んで進んで、真正面から戦うことだけを考えているんだ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ドモンがギアナ高地で修業を始めていた頃、テムジンガンダムと戦っていたチボデー。しかし彼は、デビルガンダムへの恐怖心がまだ残っており、本調子を出せないでいました!そんな時、ある老人の導きにより、シャリーらチボデーギャルズはギアナ高地にドモンがいることを知り、現地へ急行。その目的は、シャイニングガンダムの戦闘データのコピーだというではありませんか!果たして、ドモンたちはそのデータを守れるのか?そして、チボデーは恐怖心を克服することができるのかぁ!?

 

今回からしばらく、ドモンのギアナ高地での修行編が連続。それと同時に、改めてメインキャラクターとの交流が描かれ、彼らとの絆が深まっていく形になります。一発目となるのは、チボデー。ドモンだけでなく彼の修行のドラマになっているというだけでも秀逸ですが、まさかチボデーギャルズの過去まで明らかになるとは思わなかったなぁ。なんだかんだで彼と彼女ら、境遇が似てたんだね。

 

ネオアメリカに戻り、ガンダムファイトに戻っていたチボデー/ガンダムマックスター。しかし、テムジンガンダムとのファイトでギリギリまで追い詰められたことで、デビルガンダムへの恐怖が再燃。街をも巻き込む過剰攻撃をしてしまい、後悔にかられます。そんな彼を立ち直らせようと、あれこれ考えるチボデーギャルズは、ある老人の発言から、ギアナ高地にいるドモンを訪ねることを決意。わざとチボデーを置いて現地へ向かいます。その目的は…。今回の序盤では、ガンダムマックスターとテムジンガンダムガンダムファイトが描写。意外にもテムジンガンダムが善戦しており、その理由はチボデーがデビルガンダムとの戦いがトラウマになっていたせいで、本調子でなかったからでした。新宿でのデビルガンダムとの一件は、彼にかなりの恐怖心を植え付けたらしく、戦いでいつもの調子が出ないうえ、感情が高ぶると見境なく攻撃してしまうように。これによりテムジンガンダムには勝利したものの、機体を完全破壊寸前にまで追いやっており、さらに愛する祖国の街を傷つけてしまうというありさまでした。チボデーがここまで追いつめられるの、珍しいなぁ。普段陽気なキャラだからこそ、こういう真逆な雰囲気になったときの衝撃が凄まじいですね。そんな彼を取り巻くチボデーギャルズに、1人の老人が接近。彼の言葉をヒントに、シャリーたちはギアナ高地のドモンのもとを訪ねることにします。謎の老人の正体は、シュバルツの変装。あんただったのかよ!まあ、ゲルマン忍者なら、そりゃ変装もお手の物か…。

 

ギアナ高地では、ドモンが日夜修行に没頭。一方のレインは、特に何もすることがないため、暇を持て余していました。そんな中、チボデーギャルズが密かにシャイニングガンダムに侵入し、戦闘データをコピー。レインが気づいた時は、ちょうどデータをコピーし終えたところであり、レインは彼女たちを追跡します。同じ頃、チボデーは遅れてギアナ高地に到着。そこでドモンの修行を目の当たりにし、彼の気迫と決意に心打たれるのでした。シャリーらチボデーギャルズの目的は、ギアナ高地にいるシャイニングガンダムに密かにに潜入し、戦闘データをコピーして抜き取ること。あまりにもガバガバな目論見と見立てでしたが、完全にレインが油断していたこともあり、彼女たちはデータコピーに成功してしまいます。謎の老人(シュバルツ)に促されて、「なぜそう行く!?」という感じがある、チボデーギャルズの行動。不良少女だったという彼女たちの過去を含めて、チボデーのことをしっかり考えているというのは別にいいんだけど、そこは順当に「チボデーと一緒にドモンにガンダムファイトを挑みに行く」でよかったんじゃないかなぁ…。そんなシャリーたちの目的も知らず、彼女らの置き手紙に腹を立て、遅れてギアナ高地にやってきたチボデー。そこで彼は、偶然ドモンの修行のさまを目にし、心を打たれ覚醒するのでした。デビルガンダムを打ち破るため、必死の修行を続けるドモン。そんな彼の姿を見て、「自分は何をくよくよしていたんだ」と気づき、奮起するチボデー。スポ根的な展開としてはベタですが、やっぱりこういうシーン見せられると、視聴者としてもアツくなっちゃうよね~!

 

チボデーは、ドモンに対してガンダムファイトを申し込み、ファイトが開始。お互いの拳をぶつけ合うそれはかなり激しいものとなります。それと時同じくして、レインもチボデーギャルズに追いつき、負傷したキャスを治療中。しかしその時、タイミング悪く自分たちのいた岩場が崩れ、上流からは豪雨の影響で発生した山津波が迫っており、彼女たちは大ピンチに陥ります。後半から、ドモンとチボデーのガンダムファイトが描写。しかしそれは、豪雨により発生した山津波の影響により、想像以上に早く終わってしまいます。このシーンでは、前半でのドモンとチボデーの関係性が逆転し、チボデーが率先して動くのに対しドモンが呆然としてしまっているのが、良い構図。このような展開を挟むことで、逆にドモンもチボデーから教えられるという流れを生み出しており、チボデーの見せ場もしっかり作っています。シャリーたちを全力で守ろうとする彼の姿、本当にカッコよかったぞ!

 

レインたちの危機にいち早く気づいたのは、チボデー。遅れてドモンも気づき、彼女たちを守ろうとしますが、あまりにも大きい山津波や飛んでくる無数の岩石を前に気圧されてしまいます。そんな彼に対して、凄まじい気迫を見せたチボデーは、新たな技を生み出し、飛んできた岩石をすべて破壊。それに心打たれたドモンは、レインたちを守りたいという思いが強まった瞬間、シャイニングガンダム スーパーモードが発動。さらにシャイニング・フィンガーで山津波を文字通り真っ二つに割り、レインたちを守り切ります。こうして彼女たちは救われ、チボデーはシャリーたちが盗んできた戦闘データのディスクを破壊し、ネオアメリカへと帰っていくのでした。チボデーの姿を見て、新たな知見を得たドモン。彼はガンダムマックスターとともに山津波を防ぐために怒涛の攻撃を見せ、やがてシャイニングガンダム スーパーモードの発動に成功します。なぜ発動したのかわからなかったものの、ドモンはその力を使いこなし、見事レインたちを救出するのでした。今回は、完全に怒りとは違う別のパワーで、スーパーモードが発動。発動後もドモンが感情に支配されておらず、比較的平常心を保ったまま使いこなしていることから、今までとは何か違うということを感じさせてくれます。まだ自由自在に使いこなすまでにはなっていませんが、スーパーモード発動中も平常心を保てるようになったということは、とりあえず第一段階はクリア(?)…って感じなのかな。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第19話から第20話+αをご紹介予定です。『機動武闘伝Gガンダム』!次回もこのブログで、レディ・ゴーッ!!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

機動武闘伝Gガンダム』の本編は、各種サイトで公式配信中!↓コチラもチェックだ!

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Gガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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