
『 ウ ル ト ラ マ ン ダ イ ナ 』 最 終 回

叶わない夢なんてない!大好きでい続ければ、どんな夢も現実になる!今回の『仮面ライダーゼッツ』は、隕石衝突を阻止するお話の完結編であり、パラダイム系カプセムのもう1つのフォーム:パラダイムグラビティの初登場回。前半において、ゼッツ/莫が、肉体的にも精神的にもメタメタにやられる分、後半におけるパラダイムグラビティの怒涛の反撃は爽快でした。
1クール完結回ということもあって、ドラマ面にも大きな進展が観られたのが、興味深いところ。ノクスはやはり元CODEのエージェントであり、CODE自身もエージェントを使い捨てにしてきた一面のある組織でした。この流れだと、莫自身も今後CODE上層部と対立する展開が待っているのかなと感じますが、単に上層部が悪い!だけではひねりが無いので、もうひと捻りふた捻りあるといいなぁ。
なお、前回(第12話)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
前回、ノクスナイト/ノクスと激突したゼッツ/莫。カプセムは悪夢を叶える力だと言う彼に、必死に応戦するゼッツでしたが、一歩力及ばず、全てのカプセムの力を消去されたうえ、隕石第2波の落下阻止にも失敗してしまいます。心を折られてしまい、腐る莫。富士見とは意見のすれ違いが起き、ゼロからはエージェント失格の烙印を押されて孤立していく中、星也から電話がかかってきます。今回は、前回の続きからスタート。ノクスナイトの言葉をはねのけ、自分の意思で戦おうとするゼッツでしたが、実力差の前に完敗してしまい、一転して莫はふさぎ込んでしまいます。ノクスナイトがゼッツを破る(死なない程度にダメージを与える)という展開は、容易に予想できた一方、現状持っていたカプセムの力全てを消去されるというのは予想外。てっきりインパクトカプセム(フィジカムインパクト)だけは基本フォームなので残るのかなと思っていました。ノクスナイトがゼッツを完全に倒さないのは、今後のドラマ展開の都合ですが、それを加味しても、ノクスナイトはゼッツに対してかなり手加減している印象。口ではあんな感じのことを言っていますが、実際は莫がCODEから抜けてほしいと純粋に考えてるんじゃないかな。そんなノクスナイトにメタメタにやられ、ふさぎ込んでしまった莫。富士見からもゼロからも厳しい言葉をかけられ、莫はますます孤立感を強めていきます。莫にかけられる言葉は、いずれも厳しいもの。ゼロくらいは、「一度負けたくらいでエージェントをあきらめるのか?」とか言ってくれるのかと思いましたが、突き放すスタイルをとっていました。あえて突き放すことで、莫の成長を願ったのかなとも思いましたが…、今回の終盤での展開を観るに、言葉通りのことを思ってたんだろうなぁ。
再会した星也から莫がかけられた言葉は、感謝。それをキッカケに、今度は莫が自分の好きなものを星也に語ることになり、彼は少しずつ元気を取り戻していきます。そして、星也の家庭の事情を知った莫は、心の扉の在り処に確信を持ち、夢の中のゼッツルームでグラビティカプセムを入手したのち、その場所へ急行。そして心の扉の鍵穴から、ナイトメアの正体を知るのでした。中盤では、前回に続き莫と星也の会話が描写。メンタルをやられていた莫でしたが、星也から感謝されたこと、また自分の好きなものを彼に語ったことで、じょじょに元気を取り戻していきます。前回元気づけた星也に、今度は自分が元気づけられるというのは、ドラマとしてグッと来るもの。ただ、尺の都合上このパートの時間が短く、あれだけクヨクヨしていた莫がわりとすぐに立ち直っちゃった印象を受けたので、もう少しこのドラマに時間を割いてくれているとなお良しでしたね。そんな星也に、彼の自宅まで付き添った結果、彼の抱える事情を知った莫。これにより、心の扉がどこにあるのかを察した莫は、美浪と合流して帰宅したのち、夢の中でナイトメアの正体にたどり着きます。今回のナイトメアの正体は、隕石そのもの。星也の抱えていた、父が病に倒れて生活が苦しく、金銭面の工面も出来ず宇宙飛行士を目指せないかもしれないという深層心理から生まれたものでした。「隕石そのものがナイトメアだった!」という展開は確かにインパクトがありますが、これ、数話前のプリズンナイトメアと同じ構図ですよね。せっかくスケールが大きいのに、「これ前も観たな」って感じになってしまったのは、非常にもったいないなと感じました。
隕石そのものがナイトメア=メテオナイトメアだった―。その事実を知った莫は、メテオナイトメアを止めるべく、ゼッツへの変身を決意。ゼッツ パラダイムグラビティとなり、妨害してくるノクスナイトを退け、宇宙へと飛び出してメテオナイトメアを倒します。こうして星也の悪夢は終止符を打ち、事件は解決しますが、メテオナイトメア撃破の影響で発生したブラックホールに、ゼッツは巻き込まれてしまい―!?終盤では、メテオナイトメアとノクスナイトに挑むゼッツのさまが描写。この戦いにおいてカギとなったのが、グラビティカプセムと、それにより変身するパラダイムグラビティでした。名前の通り、重力を操るパラダイムグラビティの能力はすさまじく、ノクスナイトの攻撃をあらゆる形で回避して反撃したほか、バカデカいメテオナイトメアに対しても、自身の比重を重くすることで、真正面からブチ当たっても競り負けず勝利。CG合成やワイヤーアクションをふんだんに用いた、のびのびとしたアクションは素晴らしかったですね。ただ、そんな戦闘シーンの中で、ゼッツの言っていた「叶わない~」というセリフは、ちょっと疑問。確かに言っていることはヒーローらしくてとてもカッコいいのですが、今回のドラマにややマッチしていないようにも感じられました。前も指摘しましたが、高橋脚本って、「そのシーンだけ観るとメチャクチャカッコいいけど、前後のつながりを踏まえると疑問がわく」って描写が時々あるんですよね。今回も、ちょっと悪いクセが出ちゃったかな。こうしてメテオナイトメアを撃破し、事件を解決したゼッツでしたが、メテオナイトメア消滅により発生したブラックホールに巻き込まれ、生死不明の状態に。朝になっても目覚めない莫を目の当たりにした美浪は、再びゼッツルームを訪れて、ゼロから真実を訊き出そうとして今回は終わります。敵を倒してめでたしめでたしかと思いきや、ブラックホールに飲み込まれる―というのは、『ウルトラマンダイナ』最終回でも観られた構図。この展開を観た際、真っ先に『ダイナ』が思い浮かびました。莫がちゃんと生きているというのは、次回予告で明らかなのですが、どういう流れで戻って来るのかなぁ?また、ノクスが元コードナンバー4のエージェントであることや、CODEという組織の負の面を彼がいつ知ることになるのかも、気になりますね。
ノクスの抹殺。それが、莫に課せられた次なるミッション。未だブラックホールに囚われ続ける莫は、その中で幼い頃に見た悪夢を思い出す。その悪夢の中に現れるノクス!本当に莫は、過去にノクスと接触していたのだろうか!?
次回は、ゼッツの強化フォームであるイナヅマプラズマの登場回前編になりそう。ノクスの抹殺がミッションではありますが、莫がそれに従って粛々とミッションをこなすようにも思えないので、彼がどういった決断を下し、そして行動するかが気になりますね。CODEから抜けるって可能性もゼロではないけど、そうなるとゼッツルームとか使えなくなるしなぁ…。
…というワケで、記事は「『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第41話 ちょっとした感想」に続きます。
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