お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動武闘伝Gガンダム』ちょっとした感想 巻之十五(第41話~43話)

今回は、機動武闘伝Gガンダム』の感想記事第15回目です。

 

ガンダムファイト勝戦も、最終段階であるバトルロイヤルへと突入。その戦いは、デビルガンダム四天王と化したミケロたちとの激戦となり、チボデーらドモンのライバルたちが、どんどん散っていく形になります。デビルガンダム四天王と戦う際に、彼らはどんな思いを抱いていたのか?そして、ライバルの生死不明にドモンは何を思うのか?個々の心情にも注目させられる3話にもなっていましたね。

 

なお、前回(第38話~40話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第41話「バトルロイヤル開始!復活のデビルガンダム

1995年2月3日放送

登場した敵他:デビルガンダムマスターガンダム、ゼウスガンダムコブラガンダムジェスタガンダム、ネロスガンダム(天剣絶刀ガンダムヘブンズソード)、ジョンブルガンダム、ノーベルガンダム

「マーキロット、お前にかまっている暇はない!俺の狙いは、東方不敗・ただ1人!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ついに始まりました、ガンダムファイト勝戦のトリ・バトルロイヤル!ドモンをはじめとする各国代表が、ネオホンコン・ランタオ島に集結しますが、彼らのほとんどは、ウォン首相の真の目的に気づいていませんでした!ゴングが鳴ると同時に始めるファイト。ドモン/ゴッドガンダムは、早速マーキロット/ゼウスガンダムを下しますが、そこで起きる島の異変に気付きます。なんと島の頂上に、デビルガンダムが出現したではありませんか!しかも、マーキロットがDG細胞で復活し、ドモンに戦いを挑んでくるのです。果たしてドモンは、勝ち抜けるのでしょうか?そして、レインはさらにシュバルツの正体に迫れるのか!?

 

今回より、いよいよバトルロイヤルが開始。前半ではそれまでの過程や、出場ファイターたちの紹介に重きを置くスロースタートだった一方、後半ではデビルガンダムの再登場やゴッドガンダムの連戦、そしてレインの目にシュバルツの秘密等、畳みかけるような展開が目を惹きます。しっかし、以前登場したガンダムファイターの多くも再登場したけど、ガンダム四天王ではないゼウスガンダムは、かなりかわいそうな扱いだったかな。でも、今回ゴッドガンダムの敵として再度立ちはだかれただけ、まだ見せ場を用意してもらえたって感じなのかな。

 

前回、シュバルツの顔がキョウジそっくりであることを目にしたドモン。彼は搬送された病院へ向かい、面会して真実を確かめようとしますが、ネオドイツ軍の堅い守りの前に、それを断念せざるを得なくなります。バトルロイヤルの時間が迫っていることもあり、ドモンはレインにこの場を任せてランタオ島へ出発。ネオホンコン本土に残ったレインは、本業の医師免許を生かして、看護師として病院に潜り込みます。シュバルツの警備はかなり厳重で、身元がハッキリしている(敵国ではあるけど)ドモンですら、面会は不可能。直接銃を突きつけてくるネオドイツ軍に対し、彼はレインの言葉もあり撤退を余儀なくされます。一国の代表選手をガードするって意味では、わからなくもない対応だけど、一方でこのネオドイツ軍&首脳陣、「シュバルツの顔(覆面の下)を今日まで知らなかった」とか、後述するレインの潜入をあっさり許すとか、なんか変なところでガバガバなんですよね…。そんなシュバルツのことはレインに任せ、自身はランタオ島へ向かうドモン。同じように、バトルロイヤル出場予定のファイターたちも、続々と向かいつつありました。このシーンでは、OPからの流用シーンも多め。OP終了直後にこのシーンが挿入されていたので、「いやこのシーンさっき観たぞ!」ってなっちゃいました。

 

ランタオ島に続々と集まってくるガンダムファイターたち。ドモンとチボデーらシャッフル同盟を除けば、その多くがマスター・アジアとつながっているファイターばかりでした。そして最後に、シード選手としてマスター・アジア/マスターガンダムが入場。彼を倒すことにはやるドモンは、ゴングが鳴る前に彼にファイトを挑もうとしますが…。Aパート後半では、ドモン/ゴッドガンダムを含むバトルロイヤル出場ファイターたちの紹介が挿入。ドモンやチボデーたち、そしてマスター・アジアの参戦はわからんでもないですが、その他はマーキロットを除き、マスター・アジアあるいはウォン首相の息のかかったファイターばかりでした。これ、どういう基準で選んでるんだろう?身体に支障をきたしたシュバルツやグラハムが出場してないあたり、戦績よりも「今この場に駆けつけられるかどうか」を優先して評価してるのかな。

 

バトルロイヤルがいよいよ開幕。チボデーらが同じシャッフル同盟どうしで激しく戦いあう一方、ドモン/ゴッドガンダムの相手は、マーキロット/ゼウスガンダムでした。以前は苦戦したものの、数多くの修羅場を潜り抜けて実力をつけた今のドモンの前に、マーキロットはあっけなく敗北。しかし、直後ランタオ島にデビルガンダムが出現し、マーキロットはDG細胞に感染して暴走。ドモンはなんとか爆熱ゴッド・フィンガーで再度破りますが、バトルロイヤルはこのとき、既にマーキロット含めて3人が脱落しているという、波乱の展開になっていました。ドモンの最初の相手はマーキロット。以前は苦戦の末初めて爆熱ゴッド・フィンガーを発動させての辛勝でしたが、今回はゴッドスラッシュも併用してあっという間に爆熱ゴッド・フィンガーで撃破と、大きな成長を感じさせる快勝っぷりでした。しかし、そんなゼウスガンダムは、DG細胞の影響を受け復活。かつて仲間になりかけたシジーマ/コブラガンダムやロマリオ/ジェスタガンダムを再起不能に追いやり、そのままゴッドガンダムに襲いかかってきます。かつてドモンたちを苦しめたガンダムファイターたちが、ここで一気に退場。ゼウスガンダムもこの後ゴッドガンダムに倒されますから、バトルロイヤルは実質的にドモン&シャッフル同盟VSデビルガンダム側の構図になります。おいおい、かなり展開がスピーディーだな!

 

ネロスガンダムやジョンブルガンダムを引き連れ、ドモンの前に立ちはだかるマスター・アジア。一方のレインは、シュバルツの病室への潜入に成功していました。そこで目にしたのは、シュバルツの身体の真実と、サイバネティクスの権威として招かれる、父ミカムラ博士の姿。あまりの驚くべき展開の連続の前に、レインはただひたすら、凝視することしかできませんでした。病院でレインが知った、シュバルツの真実。それは、彼がDG細胞をもとに作られたアンドロイドであり、確かにキョウジの記憶と人格を持ち合わせているというものでした。DG細胞今まで、人間を暴走させる危険な細胞という印象でしたが、シュバルツは今日までずっと正気を保っていたし、デビルガンダムに取り込まれたような形跡もありません。使いようによっては、アンドロイドを作れちゃうくらい有用な細胞ってことなのかなぁ。そんなシュバルツには、まだまだ秘密がありそう。それについては―次回に続く!

 

 

 

第42話「強襲四天王!ガンダムヘブンズソード」

1995年2月10日放送

登場した敵他:天剣絶刀ガンダムヘブンズソード(ネロスガンダム)、デビルガンダム(アルティメットガンダム)、マスターガンダム

「シャッフルの絆が、俺たちを結びつけているんだ!」「ならやるか!」「四天王だか何だか知らねぇが、目にもの見せてやるぜ!」


STORY:皆さんお待ちかね!ミカムラ博士の凶行未遂を見かねたレインは、ついにその姿を現し、そこでデビルガンダム事件の真実を知ります。そしてそれを伝えるべく、ミカムラ博士と決別し、ライジンガンダムを駆るのです!一方ランタオ島のドモン/ゴッドガンダムは、DG細胞の影響下にあるガンダムヘブンズソードに苦戦。そんな彼を助けに来たのは、サイのドラゴンガンダムと、アルゴのボルトガンダムでした!彼らの手によってデビルガンダムへの道が開かれ、そこを突き進むドモン。その間にサイたちは、なんとしてもガンダムヘブンズソードを叩くべく、捨て身の攻撃に出たではありませんか!爆炎に包まれる機体たち。果たして、サイたちの運命は!?

 

デビルガンダム事件の真相が判明すると同時に、ガンダム四天王の1体目:天剣絶刀ガンダムヘブンズソードとの戦いが描かれるという濃厚な一編。それぞれのドラマが独立して存在しているので、本編中は交互にそれらのシーンを挿入していく形がとられていましたが、違和感なく両者が並立している良い構成だったなと感じました。そして、今回を機にレインは完全にミカムラ博士と決別。本当の敵はネオジャパンにあるということはわかったけど、ネオジャパン関係者として、ドモン含め彼女たちはどう戦っていけばいいんだろう…。


前回、シュバルツの病室に潜入し、そこでミカムラ博士の姿を見たレイン。ミカムラ博士がスキを突いてシュバルツを殺そうとしているのを目の当たりにし、思わず止めに入ります。最愛かつ最も真実を知られたくなかった娘に、その一部始終を見られてしまい、観念した様子のミカムラ博士。そんな彼をよそに、シュバルツはデビルガンダム事件の真実を語り始めます。デビルガンダムもといアルティメットガンダムを悪用しようとした者の正体とは―!?Aパートの前半では、シュバルツの語りによるデビルガンダム事件の真実の話が主。もともとはアルティメットガンダムと呼ばれていたそれでしたが、その研究に目を付けたウルベ少佐が、もともとカッシュ博士に嫉妬していたミカムラ博士と共謀し、ムリヤリ軍の指揮下に置くことを画策。当時不在だったドモンを除くカッシュ家全員はこれに反対し、その後は第6話等でも語られた通りになっていました。かつて語られていたデビルガンダム事件の真相とは逆に、実際はウルベ少佐とミカムラ博士こそ黒幕だったというオチ。今まで誰よりもドモンたちに理解を示していた彼らが、一番の食わせ者だったとはね…。しかも、第6話等で描かれていたデビルガンダム事件の偽情報が、真実と大まかな流れは間違っていないというのがタチ悪いよなぁ。こうした重大情報を、シュバルツにバラされた格好になったのがミカムラ博士。抵抗するかと思ったら、素直に自分の行いを認め、その時の感情を吐露し始めます。ここでは多分、娘であるレインにすべてバレたというショックが大きすぎて、彼にこうした行動をとらせたんだろうなぁ。

 

ランタオ島ガンダムヘブンズソードと対峙したドモンは、そのまま戦闘にもつれ込むも、戦局は緩やかに劣勢な状況。爆熱ゴッド・フィンガーも交わされるなどしてしまい、なかなか効果的な攻撃ができずにいました。そしてとうとう追い詰められ、ガンダムヘブンズソードにとどめを刺されそうになりますが、そこへサイ/ドラゴンガンダムとアルゴ/ボルトガンダムが登場。シャッフルの紋章でつながった彼らの、反撃が始まります。この時点でのガンダムヘブンズソードの攻撃スタイルは、第24話で登場した時とほぼ大差なし。そのため、大きく成長を遂げた現在のドモンにとっては、そこまで苦戦するものではないのですが、DG細胞による自己再生と自己増殖により、相手は実質的にダメージ0でエンドレスに攻撃を叩き込んでくるため、それにドモンは苦しめられることになります。攻撃は単純であるものの、さすがにそれをいつまでもやられるとキツいもの。こうしたいやらしい攻撃は、まあミケロというキャラに合ってるなぁという感じです。しかも、すばしっこいから爆熱ゴッド・フィンガーをよけちゃうんですよね。これが厄介だ!そんなピンチのドモンのもとに現れるのが、サイとアルゴ。彼らの右手の甲にはシャッフルの紋章が輝いており、今ここに3人のファイターたちが、ガンダムヘブンズソードを倒すべく1つに結束します。

 

シュバルツの意思を尊重し、荒療治を行ったレインは、彼を回復させることに成功。そのままシュバルツは、間を置かずにガンダムシュピーゲルを召喚し、ランタオ島へ向かいます。病院の屋上にただ1人残されたレインは、通信手段が遮断されたランタオ島のドモンに真実を伝えるべく、ライジンガンダムを起動。自ら乗り込んで、島へ向かいます。自分に残された時間があとわずかであることを悟り、速やかにガンダムシュピーゲルランタオ島へ向かうシュバルツ。何気にこれが、初めての彼のガンダム召喚シーンじゃないですか?そうした影響も受けてか、レインもライジンガンダムを引っ張り出し、自ら搭乗してランタオ島へ急行。すべては、ドモンに真実を伝えるためでした。以前から登場しているライジンガンダムが、今回初めて起動。レインは勝手に持ち出した格好になるけど、特に警備兵からとがめられたりとかは無かったですね。

 

爆熱ゴッド・フィンガーのエネルギーをも取り込んだガンダムヘブンズソードは、さらにパワーアップ。このままでは共倒れになると考えたサイとアルゴは、ドモンを優先的にデビルガンダムのもとへ向かわせ、自分たちはここでガンダムヘブンズソードを叩く決断をします。ドモンはかなりの迷いを見せるも、最後は彼らの意思に従って離脱。残ったサイとアルゴは、ハイパーモードを発動して先のガンダムファイト勝戦でも見せた必殺技を連発し、機体を犠牲にしてまでガンダムヘブンズソードを撃破するのでした。ラストで見せ場を作ったのが、サイとアルゴのコンビネーション攻撃。彼らはまずドモンとともにトリプルガイアクラッシャーで尾根伝いにトンネルのようなものを作り出し、ドモンを離脱させることに成功。そしてガンダムヘブンズソードに対しては、真・流星胡蝶剣とグラビトンハンマーのダブル必殺技を食らわせ、最後は頭を破壊して倒します。このあたりの一連の流れは、上手いこと以前登場した技を効果的に再登場させ、その戦闘シーンだけでなくドラマそのものも盛り上げてくれていてGood。しかも、何気に終盤ではきちんとハイパー化もしてるんですよね~。こうした激闘の末、ガンダムヘブンズソードは倒されるも、ドラゴンガンダムとボルトガンダムの機体は大破。サイとアルゴは生死不明になりますが―まあ、彼らなら多分生きてることでしょう。

 

 

 

第43話「獅王争覇!グランドガンダム迎撃作戦」

1995年2月17日放送

登場した敵他:獅王争覇グランドガンダム(ジョンブルガンダム)、ノーベルガンダムマスターガンダム、デビルガンダム

「ドモン!我々は約束したはずです。あなたとの決着がついたら、デビルガンダムを倒すために、力を合わせて戦うと!今がその時なのです!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ドモン/ゴッドガンダムの前に続いて立ちはだかったのは、ジョンブルガンダムが変化した獅王争覇グランドガンダム。これには、シャッフル同盟のチボデー/ガンダムマックスターとジョルジュ/ガンダムローズが、まさに死力を尽くして戦い、イカした戦いを見せるのです!そんな彼らのバックアップを受けて、デビルガンダムへとさらに接近するドモンでしたが、マスターガンダムとの間に割って入る謎の影が。なんとそれは、アレンビー/ノーベルガンダムではありませんか!戸惑って戦えないドモンを、容赦なく攻め立てるアレンビー!ピンチの彼を救う、赤い影の正体は!?

 

デビルガンダム四天王の2体目:獅王争覇グランドガンダムとの対決回。これにはシャッフル同盟でありドモンのライバルであるチボデーとジョルジュが挑むという、前回に似た構成になっていました。ほかにも進めるべきドラマがあるため、前回に比べるとドラマの時間そのものはやや短めでしたが、ファイターどうしの交流に着目したドラマ展開は、なかなか見ごたえがありました。レインの活躍も彼らに負けておらず、シュバルツと協力してバリア破壊の突破口を開いたほか、ピンチのドモンのもとへ救援に駆け付けるなどの好アシストっぷりを披露。「皆で戦っている」感がよく出ていた一編でした。

 

ランタオ島の様子がわからず、ハン老人の船から気をもむマリアルイゼ姫たち。そこへシュバルツ/ガンダムシュピーゲルが現れ、ランタオ島のバリア突破の最後の秘策を提案します。時同じくしてレイン/ライジンガンダムも駆け付け、バリア突破作戦がスタート。何とかバリアの一部に穴をあけることに成功しますが、穴が小さすぎて大人が通れるかどうかギリギリの状態でした。バリア発生装置爆破という大役を、ここで買って出たのは…。ランタオ島はバトルロイヤルの舞台であるため、二重にバリアが張られているという厳重な体制。この手のパターンだと「海か上空からならイケるんじゃないの」説が出てきがちですが、そこは「上から下までバリアが張られている」という設定で、きちんとカセを作っていました。ここら辺は、ちゃんとやってるなぁと感じましたね。そんなバリアにも実は穴があり、モビルファイター2体が起こすエネルギー波でバリアを別個作れば、それに本来のバリア引き寄せられ、隙間を作ることが可能。マリアルイゼ姫らはこれを利用して、中のバリア発生装置の破壊を試みます。隙間を作るためのバリア作成には、シュバルツのガンダムシュピーゲルとレインのライジンガンダムが尽力。シュバルツがかなり弱っていたとはいえ、レインも彼と同じくらい活躍できるなんて、彼女もなかなかガンダムファイターとしての素質ありますね…。そうして開かれた隙間は、大人1人が通るにはかなり危険なもの。そこに突入し、バリア発生装置を破壊したのは、マリアルイゼ姫本人でした。愛しのジョルジュがピンチであることを悟り、自ら危険な行為を買って出るマリアルイゼ姫。初登場時の彼女からは想像できない行動力です。きっと彼女も、このガンダムファイトを通して成長した…と言えるんだろうなぁ。

 

サイやアルゴの尽力で、デビルガンダム付近まで到達したドモン/ゴッドガンダム。しかし今度は、ジョンブルガンダムが立ちはだかります。爆熱ゴッド・フィンガーであっという間に下そうとしますが、ジョンブルガンダムがグランドガンダムへと変化したことで形勢は一気に逆転。そのとてつもない火力と体躯を生かした攻撃の前に、ゴッドガンダムはほぼ成す術もなく地面に沈んでいきます。ピンチのドモンのもとに駆け付けたのは、チボデーのガンダムマックスターと、ジョルジュのガンダムローズでした。ジョンブルガンダム単体の力は、もはや成長したドモンとゴッドガンダムと比べるものもなし。あっという間に爆熱ゴッド・フィンガーで下しますが、ジョンブルガンダムはグランドガンダムへと変化し、力技でゴッドガンダムを追いつめていくのでした。ガンダムヘブンズソードがテクニカルな攻撃を仕掛けていたのに対し、グランドガンダムは自らの攻撃力と体躯を生かした単純 攻撃が目立つ印象。変化する前のガンダムおよびガンダムファイターとは、それぞれ戦闘スタイルが真逆になっているのが興味深いですね。そんなグランドガンダムに苦戦するドモンでしたが、彼を救ったのはガンダムマックスターガンダムローズ。彼らはあっさりここを自分たちに任せるよう言い、ドモンをデビルガンダムのもとへと先行させます。前回、サイたちが「ドモンを先行させ自分たちが食い止める」というのを最後の最後までしなかったのに対し、あっさりとそれを選択し、促すチボデーたち。このあとアレンビーのドラマも挿入されるので、時間的に余裕が無いからかなと思いましたが、そのあとのドラマで魅せてくるパターンでした。

 

チボデーとジョルジュは、ドモンをデビルガンダムのもとに向かわせ自身らでグランドガンダムを相手にするも、形成は依然不利。岩場に身を隠した彼らは、グランドガンダムに見つかるまでの時間、お互いの交流を深め、ファイターとしてその健闘を祈ります。そして、いよいよグランドガンダムが彼らに接近。あらかじめ立てていた作戦を実行するも失敗し、もはや打つ手なしかとあきらめかけますが、切断されたグランドガンダムの腕に残されたローゼス・ピットが、チボデーとジョルジュに最後のチャンスと逆転勝利をもたらします。後半では、今まで直接的な絡みがあまりなかったチボデーとジョルジュの、涙を誘う濃厚な会話シーンが挿入。彼らもシャッフル同盟の一員としての使命に目覚めており、何よりもデビルガンダムを倒すため、そしてドモンをその場まで無事送り出すために奮闘する姿が描かれます。一見性格が真反対に見えるチボデーとジョルジュが分かりあい、そしてグランドガンダムを倒すべく一致団結するのが興味深いところ。優勝祝いのために用意されていたであろうビールとシャンパンを先に機体にかけ、これが最後の戦いだと言わんばかりに戦いに身を投じる2人に、ニヤリとさせられると同時に感動させられます。そして極めつけが、下に引用したチボデーのセリフ。もう彼らは、最後まで彼らなりのキャラを維持し、グランドガンダムを倒してくれていましたね。

 

チボデー「覚悟しな。Winnerは俺たちなんだよ!…Good bye, champ!」

 

多くの犠牲を払いながら、ついにデビルガンダム付近・マスターガンダムの前にたどり着いたドモン。2人が戦おうとしたとき、地面を割ってノーベルガンダム バーサーカーモードが現れます。DG細胞に感染させられ、完全に暴走しているアレンビーの前に、ドモンは困惑して戦うことができない状態。やがて戦わざるを得ない状況にまで追い込まれますが、その時バリア突破に成功したライジンガンダムが駆け付けるのでした。アレンビーは、バーサーカーモードとなって暴走しているだけでなく、DG細胞に感染させられているせいで手がつけられない状態。戸惑うばかりで手が出せないドモンを救ったのは、バリア発生装置を破壊したことでランタオ島内で自由に活動できるようになった、ライジンガンダムでした。シャイニングガンダムの発展機であり、もとはウルベ少佐が乗る予定だった(これについては今回判明)ライジンガンダムは、ゴッドガンダムに引けをとらない強さを発揮。ノーベルガンダムを押し返し、ドモンの窮地を救います。ライジンガンダムって、けっこう強いんですね。そして、正規ガンダムファイターではないレインの力でここまで能力を発揮できるのなら、ドモンやウルベ少佐が使えば、これ以上の強さを発揮しそうな気がするなぁ。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第44話から第46話をご紹介予定です。『機動武闘伝Gガンダム』!次回もこのブログで、レディ・ゴーッ!!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

機動武闘伝Gガンダム』の本編は、各種サイトで公式配信中!↓コチラもチェックだ!

 

 

 

 

 

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Gガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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