お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第14話 ちょっとした感想

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コマンドツインバックルが生んだ、タイクーンの大金星!

 

 

 

だったら見返してやればいいだろ?諦めない限り、チャンスはある。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリ第3戦の後編。『ギーツ』としては初の、主人公である英寿が全く変身しない回であり、かつギロリの策略によりゲームオーバーにさせられてしまうという、予測可能回避不可能な英寿の大ピンチが描かれました。

 

ストーリー面では、デザイアグランプリの運営の秘密と英寿の母:ミツメの話が、戦闘面ではタイクーン コマンドフォーム・キャノンモードの活躍と仮面ライダーグレアの登場が、それぞれ中心となっていた今回。そこにウィンの身の上話とギロリへの反逆を混ぜ込んだため、やや展開を捌ききるのに窮しているような箇所もありましたが、おおむねバランスよくまとめられた一編だったと言えるでしょう。

 

なお、前回(第13話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

かくれんぼジャマトを倒せていないことから、依然として出現し続ける、ジャマトそしてジャマトライダー。英寿やウィンが、デザイアドライバーを持っておらず戦力にならないことから、景和たちが変身して最前線で戦います。各々目覚ましい活躍を見せますが、初めてその姿を現したかくれんぼジャマトの幻覚攻撃に苦戦。しかし、己の身をボロボロにしながらも、道長は打倒ギーツに燃え、無理をして出撃するのでした。英寿が変身できないことから、今回は序盤の戦闘からタイクーンらが大活躍。特に、タイクーンはコマンドツインバックルを入手していることから、怒涛の強さを発揮してくれていました。今回のタイクーンは、コマンドツインバックルの販促要員を兼ねていることから、マジで尋常じゃない強さを発揮。初期の頃の戦うことにすら右往左往していた時期から考えると、本当に同一人物かと疑いたくなるくらい頼もしく、そして強くなりましたね。そのうえ、キメるところはしっかりキメてくれるからいいよな~。そんなタイクーンに負けじと、ナーゴも活躍。特に、変身前の祢音が、変身ポーズをとりながら戦うさまが、印象に残りました。「仮面ライダーシリーズ」ではおなじみのシチュエーションですが、最初は変身する際デザイアドライバーを直視しないと変身できなかった彼女が、ここまでになるとはねぇ…。なんだか、感慨深いものがあります。

 

デザイアグランプリの運営、そして母ミツメの秘密に迫るため、ウィンに探りを入れる英寿。そんな彼をせせら笑っていたウィンでしたが、ギロリに裏切られたことから、じょじょに英寿に肩入れし始めます。そこで得た、様々な新情報。英寿はそれを受けて、ウィンの作戦を最初からお見通しであったことを明かし、生身のまま戦闘に身を投じようとします。同じ頃、祢音と景和も、デザイアグランプリの運営の秘密の1つを知って―。中盤からは、英寿とウィンのやり取りが中心。ウィンは本来、英寿に対して運営側の情報を伝えるメリットは何もないはずですが、「ギロリに裏切られた」という描写をわざと挿入することで、その当てつけという形にして違和感をなくしているのがGoodでした。ちょっと強引な感じはしたけど、まあいいかな。そんな、ウィンの話で判明したのが、英寿の母ミツメがツムリの前の先代ナビゲーターであったことと、デザイアグランプリには出資者の存在があること。ウィンの家の大手商社の他、祢音の家の鞍馬財閥もその1つであり(こちらについては、ボディーガードのベンらの調査から判明)、他にも様々な出資者がいることがにおわされました。ここで気になるのが、出資者は何のメリットを感じてデザイアグランプリに出資しているのかという点。鞍馬財閥に至っては、一人娘を危険なバトルに投入しているのですから、相当な入れ込みようです。ここら辺に、『ギーツ』の物語の大きな秘密がありそうですね。

 

かくれんぼジャマトを含む、ジャマト軍団が出現。戦う意味に迷いながらも、景和と祢音は変身。タイクーン/景和は、コマンドツインバックルを使いこなしてコマンドフォーム・キャノンモードへと多段変身を遂げ、かくれんぼジャマトを単独撃破します。一方、英寿とウィンも、ナーゴ/祢音たちによりジャマトライダーが倒されたことから、デザイアドライバー奪還のチャンス到来。しかし、そこにギロリが現れ、仮面ライダーグレアへと変身し、パンクジャック/ウィンをも操って英寿を襲います。そうこうしているうちに、タイクーンがかくれんぼジャマトを撃破したことから、唯一ドライバーを持っていなかった英寿は脱落扱いとなり…!終盤では、タイクーン コマンドフォーム・キャノンモードの大活躍と、グレアのパンクジャックを手玉に取る強さの両方が描写。どちらもインパクト大な演出であり、見ごたえ抜群でした。グレアの変身者は、やっぱりギロリ。相手のライダーの顔を奪う形で“ハッキング”し、使役するさまは強烈でしたね。でもさ、ここまでガッツリ介入しちゃうと、さすがに運営側の他のメンバーにばれるんじゃないかな?ギロリの登場期間も、あとわずかかもしれないなぁ。そして、ラストでは英寿がついに脱落。グレアに戦闘で負ける等ではなく、彼自身がどうしようもできない状況で、全くの外的要因(英寿の状況を知らないタイクーンがかくれんぼジャマトを倒す)によってそうなるというのは、英寿自身の主人公としての格を落とさずに、違和感なく脱落するさまを描くことに成功しているなぁと感じましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終決戦に残ったメンバーは、景和・祢音・道長の3人。ラスボスジャマトに挑む彼らと、記憶を失いさまよう英寿は、どのようにして巡り合うのか。そして、戦いの最中、デザイアグランプリの真実の一端を知った道長の運命は!?

 

次回は、一連のデザイアグランプリの最終決戦回。次回予告では、記憶を失った英寿が、傷ついた道長を抱きかかえるシーンが挿入されていましたが、道長も運営側=グレアに消されてしまうのでしょうか!?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン40話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第13話 ちょっとした感想

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破壊力マシマシの新フォーム:コマンドフォーム・キャノンモード!

 

 

 

攻略してやるよ、俺の一人の手で。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリ第3戦の前編。唐突に始まったイス取りゲームを舞台に、ギーツ/英寿がコマンドツインバックルを入手し活用する一方、ウィンの暗躍もあったせいで、デザイアドライバーを取り返せずに終わるさまが描かれました。

 

「ドライバーを取り戻すまでは、英寿たちは生身で戦うしかない」という設定と、坂本監督お好みの生身アクション演出がマッチし、それらが違和感なく挿入されていた印象。終盤のギーツの、コマンドツインバックル使用による勝利からの、一転大ピンチも、面白く感じました。でも、終盤の展開は、それをやりたいがために齟齬があったようにも感じたかな。

 

なお、前回(第12話)の記事は↓コチラです。

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運営に介入しようとする英寿を、なんとしても脱落させたいギロリ。ウィンにそれを指示する中で英寿たちライダーのドライバーが、謎の赤い帽子の少女に奪われるという事件が発生します。いち早く英寿がそれに気づくも、強奪を許してしまい、この状況下でデザイアグランプリ第3戦:イス取りゲームがスタート。さすがに変身しなければジャマトらに勝てないことから、各メンバーはドライバー奪還に躍起になり…。今回は、序盤の英寿とギロリのやり取りののち、英寿らが少女にドライバーを奪われるシーンからスタート。さすが何度もデザ神になっている英寿は、すぐにそのことに気づきますが、ジャマトの襲撃もあり結局それを許す格好になってしまいます。いつもはゲームが始まってからジャマトの襲撃が始まるはずですが、今回はゲームが始まる前から(全員がドライバーを奪われたことで、ツムリが「前提条件はそろった」と表現しているため)それがスタート。英寿も周りの目を気にせず変身し、戦いを挑みます。今までにないパターンであり、個人的には割と引っ掛かりを覚えたんだけど、これストーリーにかかわることなのかな。なんか、「今回だけたまたまでした」でスルーされる可能性もゼロではない感じがするし、うーん…。

 

沙羅の情報提供をキッカケに、先んじて少女の居所を突き止めた、景和と祢音。ジャマトらに取られる前に、2人はドライバーを奪還し、とりあえず変身に成功します。そして、ポーンジャマトをなぎ倒し、未だドライバーを取り戻せずピンチの英寿たちの前に登場。それを快く思わない道長に対し、英寿はとりあえずそれに乗ることにし、窮地を脱します。中盤では、景和と祢音がメインで動き回り、ジャマトと戦いながらドライバー奪還を図るさまが描写。冒頭でも述べた通り、この状況下で英寿たちは生身で戦わざるを得ないことから、坂本監督大好きの生身アクションがふんだんに取り入れられていました。キャラ的には生身で動きにくいはずの景和と祢音も、しっかりと活躍していましたね。というか、ドライバーを再入手してからの景和の戦闘への手慣れてる感が急激にアップしているな…。こうした戦いを経て、真っ先にドライバーを奪還したのが、景和と祢音。2人が実質的に一抜けするのは、ちょっと意外でした。

 

ジャマトらによる攻撃の応酬は継続。そんな中、英寿の手元に、どこからともなくコマンドツインバックルが出現します。タイクーン/景和よりドライバーを借りた英寿は、ギーツに変身し、レイジングフォーム→コマンドフォーム・キャノンモードへと多段変身して、ついにジャマトライダーをも撃破。約束通り、ドライバーとコマンドツインバックル含むすべてのバックルを景和に返し、ジャマトライダーのドライバーを奪還しようとしますが…。今回は、コマンドツインバックルのデビュー回も兼ねているため、終盤で英寿がギーツへと変身し、それを使うさまが描写。最初は中途半端な姿で変身し、一定程度戦うと真のフォームを発動できるという仕組みは、そのプロセス自体も面白いほか、アクションにもかなりの変化がつけられそうだなと、興味深く思えました。ジャマトライダーもあっさり撃破できてたし、この力があれば本当に怖いものなしですね。こうして勝利を収めたギーツは、そのままドライバーを奪うかと思いきや、ちゃんと約束通り景和にそれらを返還。そして、ジャマトライダーの持っていたドライバーを手にしようとしたそのとき、ウィンから悪知恵を吹き込まれた道長が、一足先にそれを奪い、今回は終わりを迎えます。一連の英寿の行動は、今までと少し違う感じが指摘になるところ。英寿が持ち合わせている優しい一面が露呈したのか、それともラストの展開をやりたいがためにこの流れにしたのか、どっちなんだろう―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャマトライダーに奪われたドライバーは2つ。英寿が勝ち残るには、彼らからドライバーを奪還するしかない。引き続きギロリのたくらみがちらつく中、英寿はこの窮地を脱することができるのか?そして、彼らの前に現れる新たなライダーの正体は!?

 

次回は、今回の後編に当たるお話。英寿がゲームに勝ち残らなきゃ、話が進まないだろうと感じる一方で、前回の次回予告とは違い、ギーツが一切登場していないのが気になります。まさか、本当に脱落しちゃうのか?もしそうなったら、ここからどう物語を進めるんだろう(景和か祢音がデザ神になって、「英寿の記憶を復活させる」と願う展開もアリかなと思うけど)?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン39話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第12話 ちょっとした感想

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復活!タイクーン

 

 

 

俺たちの運命は、誰にも決めさせない。俺たちの手で決める!今回の『仮面ライダーギーツ』は、ジャマトの迷宮(洋館)からの脱出回後編。景和がタイクーンとしてデザイアグランプリに復帰したほか、英寿がウィンの謀略を看破し、あらゆる逆境を難なく乗り越えてゲームクリアするさまが描かれていました。

 

いくら主人公とはいえ、英寿があまりにも万能&優遇されすぎな感じがありましたが、そこは戦闘シーンのスピーディーさや、タイクーンの復帰という他の要素も絡めて、半ば勢いでゴリ押し。そこまで大きく気にならないようになる配慮がされていたように思えました。今回の前後編は、お話面でも戦闘シーン面でも、満足できるものでしたね。高橋脚本、やればできるじゃん。

 

なお、前回(第11話)の記事は↓コチラです。

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前回より、大量のジャマトに追われてはなんとか突破することを繰り返している英寿たち。しかし、教会のような広間でまたもジャマトの襲撃を受け、さすがの彼と祢音もピンチに陥ります。純粋に皆を守りたいと立ち上がった景和は、ライダーとしての記憶がないまま加勢しますが、そのとき英寿がデザイアドライバーに彼を触れさせたことで、記憶が復活。また英寿の勧めもあって、一徹に代わり参戦するという形で、景和は再びタイクーンの力を手に入れます。ニンジャレイズバックルを入手した彼は、ギーツとともに、ブランクを感じさせない戦いっぷりでジャマトを殲滅させるのでした。ためにためてドドンと来るかと思われたタイクーンの復活は、今回の序盤の早い段階で実現。自分の意思で立ち上がるさまは、ヒーローらしいなという感じがしました。それだけでも景和の活躍は十分と言えるのですが、その後の戦闘シーンでは、ほぼ全編に渡って大活躍。記憶とともにタイクーンとして戦っていた頃の感覚を取り戻したのか、なんならナーゴ ビートフォームを上回る活躍っぷりを披露してくれていました。いやはや、今回のおかげで、景和/タイクーンの株はかなり上がりましたね。これでファンも増えそうだ…!

 

先代のゲーム挑戦者らが残した手がかりを発見し、よりゲームを有利に進め、英寿を脱落させられると確信していたウィン。しかし、英寿はすべてお見通しであり、その場に堂々とやってきて、手がかりをかっさらって行きます。そして、洋館内の植物の絵と合わせて、遂に解除キーワードを解読。しかし、最後の難関であるジャマト語への変換に、かなりの苦戦を強いられます。今まで、英寿にバレないように巧妙に工作をしてきたはずのウィンでしたが、全部英寿にとってはお見通し。ツムリとつるんでたこともあっさりバレたうえに、最後の頼みの綱であったジャマト文字の入れ替えも、文字についた傷のせいで、英寿を騙すことはできませんでした。さんざん裏で立ち回ってきたウィンがコテンパンにやられるのは、ある意味爽快ですが、ちょっと英寿が万能すぎる印象。結局、祢音がスマホでパシャパシャ撮っていたジャマトの絵はほとんど解読に役に立たなかったので、もったいないなぁとも思えました。わざわざ挿入してたんだから、あれをドラマに活かさない手はなかったと思うんだけど…。そんな、英寿の活躍によって得た、先代挑戦者らの残した手がかりは、かなり有用なもの。時間はかかったものの、結果的にはあれ1つのおかげで、英寿たちはこのあとこの世界から脱出することになります。これら手がかりを残した挑戦者たちは、脱出できたのかなぁ。いや、門から離れた部屋にあったから、もしかすると―。

 

この世界から脱出させまいと言わんばかりに、一大攻勢を仕掛けるジャマト。対立の垣根を超えて、英寿たちは一斉に変身し、ジャマト語の変換を祢音に託して、戦闘に身を投じます。そして、祢音は変換に成功し、ギーツ/英寿たちも、フィーバースロットレイズバックルの運に恵まれ、ジャマトを撃破。こうしてゲームは、一徹のリタイアという犠牲のみで、全員生還を果たすのでした。終盤では、祢音がジャマト語の解読に専念する形で、英寿らほかのメンバーが全員変身して戦闘に参加。フィーバースロットレイズバックルの設定を活かし、普通ならありえない、上下同じレイズバックルの力を発動させた形態を登場させるという試みがなされていました。「なるほど、フィーバースロットレイズバックルにはこういう使い方があるのか!」と、思わず膝を打ちましたね。その後、CG合成で味付けされまくった(ほめてます)迫力ある戦闘が展開され、ギーツたちはジャマトたちに勝利し、この世界から脱出。一徹は景和にエントリー権を譲渡したため、リタイア扱いになりますが、誰一人犠牲者は出ませんでした。今回は戦闘シーンがノリにのっており、迫力抜群。前回は若干CG合成が浮いている感じがありましたが、今回は上手くマッチしていましたね(クオリティーは相変わらず東映クオリティーだったけど)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイアグランプリ運営が隠す、世界を守ること意外の目的とは何か?そうした中で開かれる第3戦は、イス取りゲーム!デザイアドライバーを奪われた状態で、英寿たちはそれを奪還し、ジャマトを撃破できるのか!?

 

次回は、今まで以上に壮絶な戦いが描かれそうな予感。それと同時に、新アイテム(クリスマス商戦用)のコマンドツインバックルがデビューします。なんかこの感じだと、英寿はさっさとデザイアドライバー取り戻しちゃいそうな感じだな…。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン38話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第11話 ちょっとした感想

珍しいくらいちゃんとしたライダー演出

 

 

 

死を覚悟するな。必ず勝ち抜けると信じろ!そうすれば、必ず運は巡ってくる。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリ第2回戦の前編。英寿をはじめとするライダー側のキャラクターの言動や行動によって、彼らがデザイアグランプリの運営の闇に迫ろうとするほか、奇妙な偶然と縁から、景和が再びデザイアグランプリに関わることになり、物語がかなり加速し始めた一編となりました。

 

今回だけで、かなりデザイアグランプリ運営の胡散臭さが明かされた印象。同時に、彼ら側も一枚岩ではないんだなということが窺えました。ジャマトの異常進化は、ジャマト等の生産側の暴走のせいなのか、それとも、ゲームマスターであるギロリすら知らないの真の黒幕の指示によるものなのか―。はてさて、どうなっていくのでしょうか。

 

なお、前回(第10話)の記事は↓コチラです。

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英寿がギロリたちと奇妙な家族関係を続け、そんな彼と祢音が会っている頃、再びデザイアグランプリ運営からの呼び出しが。それは、第2回戦開幕によるものであり、ツムリを含めたライダーたちは、地下に作られたジャマトの異世界に転落します。今回のミッションは、その世界に囚われた一般人を救出しながら、ジャマトを一掃すること。そんな一般人の中には、見覚えのある顔がいて…。今回は、英寿の願いが早々に明かされたり、彼が堂々とデザイアグランプリの運営に切り込もうとしたりと、なかなか大胆な展開が連続。それと同時に、このデザイアグランプリの特徴や謎がさらに提示される形になりました。英寿がデザイアグランプリに勝ち続けているのは、やはりまだ見ぬ母を探すため。しかし、その直球的な願いがカードに書けなかったため、デザイアグランプリ運営に何か秘密があるとして、探りを入れ続けていました。英寿が「母を探すためにデザイアグランプリに探りを入れている」ということは、直接的には描かれていませんが、ギロリたちとのシーンの直後に挿入される、祢音との会話を踏まえると、その魂胆は明らか。ここら辺は、高橋脚本にしてはなかなか秀逸な構成だなと感じましたね。そして、このような状況下で始まるのが、デザイアグランプリの第2戦。ジャマトの異世界に拘束された一般人の救出が、ミッションの1つになっていましたが、その中に景和の姿がありました。思ったより早く、英寿たちと再会することになった景和。ちょっと意外でしたね。

 

デザイアドライバーを身につけ、ライダーへの変身能力すらも身に着けた今回のジャマトたちを前に、さすがのギーツ/英寿たちも押され気味。そんな中で、洋館の広間になだれ込んだ結果、彼らは外の門を開く音声認証にかかるヒントを得ます。「ひまわり」をもとに解読を進める英寿たちでしたが、ジャマトの再襲撃を受け、中断するハメに。そのドサクサにまぎれて、ウィンが姑息な手段に出ます。今回のジャマトは、ザコ敵のポーンジャマトばかりでしたが、その中にデザイアドライバーを持っている個体もいるのが厄介ポイント。ライダーの力を備えたポーンジャマト=ジャマトライダーは強力であり、ギーツたちも押されてしまいます。ジャマトライダーの登場は、ギロリにとって予想外だったようですが、ジャマトを生産している側からすると、意図的なものだったらしい。ギロリは表向きのデザイアグランプリの運営のトップですが、真の黒幕は別にいるということでしょうか。ちなみに、狂気じみたジャマトの生産者を演じていた春海四方さんは、『トミカヒーローレスキューフォース』のメカマンでお馴染み。このほかにも、被害者役で『ウルトラマンコスモス』のドイガキ隊員役の須藤公一さんが出ているので、今回は地味に特撮作品に縁深いキャストが多いお話でした。閑話休題。こうしたジャマトライダーの攻撃を乗り切るために、洋館に逃げ込んだ英寿たちは、そこでジャマトの文字を発見し、ひまわりの絵をヒントに、脱出のための合言葉を割り出そうとしますが、またもジャマトの襲撃を受けたため失敗。しかも、そんな混乱に乗じて、ウィンがわざと文字を入れ替え、英寿を陥れようとしていました。ウィンのやっていることは、一見すると姑息ながら(英寿を陥れる作戦として)効果的なものに思えますが、ここで忘れてはならないのが、このシーンの前に、祢音がスマホでひまわりの絵を文字ごと撮影している点。おそらく、このことがキッカケで、早くて次回にはウィンの正体がバレることになるのでしょう。というか、ウィンがギロリの意図で今回のデザイアグランプリに参戦していること、ツムリも知ってたんですね。

 

大量のジャマトがなだれこみ、先ほどと同じくギーツたちは劣勢。ケイロウ/一徹が死を覚悟する一方で、ギーツは希望を捨てず、フィーバースロットレイズバックルの能力を駆使して、ジャマトを一掃します。しかし、この世界からの脱出方法は未だわからずじまいなうえ、別のジャマトがデザイアドライバーを手にして…。終盤でも、大量のポーンジャマトやジャマトライダーとの戦闘が描写。このピンチを乗り切ったのが、フィーバースロットレイズバックルを上手く使った、ギーツでした。クライマックスシーンでの、ハデな戦闘描写は、今回も存在。フィーバースロットレイズバックルは、それ自体はあんまりフィーバースロットした見た目はしていませんでしたが、そのぶん発現する能力で見せ場を作ってくれていました。この活躍で、死を覚悟した一徹も、窮地を脱することに成功。でも、景和がデザイアグランプリのことを何か感じ取っており、次回予告での一徹のシーンを観る限りだと、次回で退場しちゃう感じかな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界からの脱出をするために、様々な思いが交錯する。工作を見られたウィンから持ちかけられた話に、道長はどんな反応を見せるのか?そして、本能的に戦おうとする景和に、英寿は自らのデザイアドライバーを差し出し―!

 

次回は、今回のお話の後編。景和が再びデザイアグランプリに参戦する感じが、プンプン臭ってきます。そして、デザイアグランプリ運営の闇や謎に、さらに迫ることになるのかなぁ。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン37話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第10話 ちょっとした感想

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パンクジャックとキャラが被るナーゴ ビートフォーム

 

 

 

俺は母を探している。その言葉を…君は信じるか?今回より、2回目(劇中リアルタイムでの描写)のデザイアグランプリに突入した、『仮面ライダーギーツ』。道長や祢音といった、前回参戦していたライダーたちから、ウィンや一徹・雪絵といった新規参戦者たちと英寿の出会いから、第1ラウンドを乗り越えるまでを描き切るという、濃厚な一編となっていました。

 

1回目のデザイアグランプリ開幕(第1話)が、何も知らない景和の視点だったのに対し、今回はデザ神でありデザイアグランプリを熟知している英寿からの視点で開幕のさまが描かれるため、サクサクお話が進行。よく1つのお話でここまでまとめきったなと感じると同時に、第2部開幕回としてよくできた一編だったなと感じました。雪絵の早々の退場は、ちょっともったいなかったけどね…。

 

なお、前回(第9話)の記事は↓コチラです。

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デザイアグランプリを制してデザ神となり、ツムリやギロリと家族としての生活を始めた英寿。一息つくまもなく、次のデザイアグランプリ開幕に向けて、ライダーの候補者たちへのコンタクトが始まります。道長という知った顔ぶれがいる一方で、ウィン等といった初参戦の人間も多い中、新たなデザイアグランプリの第1戦として課せられた戦いは―。英寿が叶えた今回の世界は、ツムリやギロリと家族になる世界。ツムリが本気で嫌がるのを、英寿は若干茶化しているような感じでしたが、これを願った理由は、「母(家族)がいない寂しさを少しでも埋めるため」ではないかと感じました。今までの描写を観るに、英寿ってわりとピュアなところがあるんですよね。そんな、異様な空気の家族ごっこのシーンでは、英寿がこのゲームに探りを入れるシーンも存在。ギロリがいかにも「ゲームマスターは謎の存在」みたいな雰囲気を醸し出してたけど、視聴者は既に彼がゲームマスターであることを知っているので、かなり滑稽なシーンに見えましたね。

 

第1戦はチーム戦であり、海賊旗の死守とジャマトの討伐が主な内容。初参戦で戦闘のせの字もわかっていない一徹や雪絵と同じチームになった道長/バッファは、自ら先陣を切って戦いに挑みます。一方英寿/ギーツは、ウィン/パンクジャックの気まぐれさに振り回され気味で…。道長の登場や、ウィンら初参戦のメンバーの紹介が終わったあとは、いきなり戦闘に突入。海賊旗を守るというシンプルなミッションでしたが、退場者が続出する波乱の展開になります。びっくりするくらい、ライダー側の犠牲者を出した、今回のデザイアグランプリ第1戦。これを観ると、景和や祢音等の前回メンバーって、なんだかんだで上手いこと立ち回ってたんだなぁと思いました。そして、第1戦の最初のウェーブを経た小休止時に、今回初登場であるウィンや雪絵の掘り下げも挿入。ウィンはさておき、雪絵はまだあと数話は生き残ってくれるかなと思ったけど、まさか今回で退場するとはね…。

 

小休止を挟み、再び戦闘が再開。雪絵が退場してしまい、さすがに数の暴力を前にバッファも窮地に陥る中、ナーゴ/祢音が、ビートレイズバックルを引っ提げて現れます。こうして、景和を除く前回のデザイアグランプリの主要メンバーたちは、なんとか第1戦をクリア。とりあえずひと安心のメンバーたちでしたが、裏ではギロリによる謎のたくらみがうごめいていました。終盤では、祢音が追加メンバーとして、ビートレイズバックルを引っ提げて再参戦。ビートフォームは、その技的にもデザイン的にもナーゴにピッタリだと感じましたが、パンクジャックとキャラが丸かぶりしてるのが気になりました。もうちょいなんとかならんかったのか?このように、ナーゴの参戦で犠牲を出しながらもゲームクリアしたバッファの一方で、実質的に1人だけで苦しい戦いを強いられたのがギーツ。パンクジャックが急にいなくなったのは意図的なものであり、そこにはギロリの意図も隠れていました。なんとか英寿を、今回のデザイアグランプリで退場させたいらしいギロリ。それは単なるゲームの盛り上げのためか、それとも別の目的があってなのか―!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のデザイアグランプリ第2回戦は、迷宮脱出ゲーム。課せられた謎を解き突破しようとする英寿たちだったが、またもジャマトが現れる。想像を絶する強さを誇るジャマトは、一体何が原因でこうなったのか!?

 

次回は、早くもデザイアグランプリが第2回戦に突入。このぶんだと、今回より始まった「謀略」パートは、デザイアグランプリの突破よりも、その裏に隠されている謎や秘密に、お話の重きが置かれて展開されそうですね。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン36話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第9話 ちょっとした感想

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ラスボスを一発KOする驚異のレイズバックル

 

 

 

勇気とか無謀とか、どうでもいい。俺は負けない!それだけだ!!今回の『仮面ライダーギーツ』は、景和たちが初参戦しているデザイアグランプリの完結回。前代未聞の巨大化を果たしたサボテンナイトジャマトに対し、ギーツ モンスターフォームが一発逆転の完全勝利を収める一編になりました。

 

今回のカギとなるのがモンスターレイズバックルですが、その入手のドラマに時間をかけ過ぎた感があるので、モンスターフォームの活躍時間がやたら短かった印象。それだけ時間をかけたモンスターレイズバックルの入手も、「英寿/ギーツの卵から孵化して出てきたものを入手」という、今までのレイズバックルの入手経緯よりも運要素の強いものになっており(主人公だから、といえばそれまでなんだけど)、なんだかもったいないなぁという感じでした。

 

なお、前回(第8話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、缶を蹴り飛ばしたにも関わらず、撃退出来なかったサボテンナイトジャマト。その原因は、急速なジャマーエリアの拡大にありました。それに応じて被害も拡大する中、英寿たちには、ゲームマスターから渡された卵を孵化させるという追加ミッションが与えられます。卵を抱えながら戦うギーツたちでしたが、最初の戦闘では卵を孵化させることが出来なかったうえ、サボテンナイトジャマトの逃走を許してしまいます。序盤では、サボテンナイトジャマトを倒しきれなかった理由と、緊急ミッションとして開始された「卵の孵化ミッション」をこなしながらポーンジャマト等と戦うギーツたちの姿が描写。卵に対する扱い方が三者三様で面白く感じました。卵の扱い方的にはナーゴが一番丁寧だったけど、声掛け的にはギーツが一番優しかった印象。むろん、彼はゲームのクリアが最優先事項なので、卵をおだてていたフシもある感じですが、同時に100%演技ではない、彼の本心も感じられたような気がしました。やっぱり英寿って、本当は優しい青年なんじゃないかなぁ。ゲームクリアのため、ああいうそぶりを見せているだけで―。ところで、皆卵を抱えながら戦ってたけど、あれ肌身離さず持っていないといけないものだったのかな。というかそもそも、今回なぜサボテンナイトジャマトのジャマ―エリアが急拡大したのか、結局明かされてないよね?

 

英寿の卵がうんともすんとも言わない一方で、祢音と道長の卵は孵化し、それぞれプロペラレイズバックルとドリルレイズバックルが出現。いよいよ本当の最終決戦が近づいていると感じた2人は、決意を新たにし、それに臨みます。しかし、それらレイズバックル程度では、サボテンナイトジャマトに有効なダメージを与えられず、またギーツ不在であることをから大ピンチに追い込まれます。中盤、卵の中から孵ったのは、なんとレイズバックル。しかし、祢音や道長が入手したのは、ブーストやゾンビのような、フォームチェンジに影響を与えるようなものではない、彼らからしてみればハズレのバックルであり、2人は文句を言いつつも、来る最終決戦への決意を新たにしていました。祢音と道長の、それぞれの悲壮感の描写は、短い時間の中でよく頑張っていた印象。特に道長のパートは、ベタながらグッとくるものがありました。今までそんなに緊張感なかったくせに、いきなり張り詰めた感じになるのもどうなのとは思いましたが、まあいいでしょう。

 

一向に卵が孵化しないため、やむを得ずそれを抱えたまま遅れて駆けつけたギーツ。しかし、現状のレイズバックルの力では完全に形成逆転することは、難しい状況にありました。そんな中、バッファの言葉をヒントに、ギーツは卵を強制的に孵化させることを決意。中から出てきたのはモンスターレイズバックルであり、その力でギーツは、サボテンナイトジャマトを文字通り一発KOして勝利を収め、デザ神となるのでした。最後の最後で登場したのが、卵から孵ったモンスターレイズバックルを使用した、ギーツ モンスターフォーム。その力は凄まじく、事前にサボテンナイトジャマトの飲み込んだ管の位置がわかっていたとはいえ(序盤の戦闘シーンで、ギーツがシークレットミッションとしてクリア)、パンチ一発でそれごと天高く吹き飛ばし、撃破に成功していました。モンスターフォームの戦闘シーンは、いろいろともったいなかった印象。最終的にそれが無双するのはいいのですが、もともと「卵の孵化ミッション」は、(程度に差はあれ)サボテンナイトジャマトを倒すことに資する何かが生まれてくるはずだったのですから、少しでもドリルとプロペラの力を役立ててほしかったかなぁ。このように、終盤はモンスターフォームの戦闘シーンに目が行きがちですが、前後でのギーツor英寿のセリフも、聞き逃せないところ。言い方はイヤミっぽい、見下した感じではありましたが、彼自身今回の戦いで、道長の言葉により気づきを得ていたのは、間違いないでしょう。何らかの要素で、英寿の態度を軟化させられれば、彼はけっこういいヤツとして接せられそうなんだけどなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームマスター:ギロリによる、新たなデザイアグランプリの幕が上がる。次々と参戦する新たなるライダーたち。そこに名を連ねるパンクジャックの正体は…謎のロッカーだった!?

 

駅伝中継による放送休止を挟んだ次回より、新たなデザイアグランプリが開幕。英寿・祢音・道長が継続参戦する一方で、そこに景和の姿がありません。前回で景和が完全退場ということは考えにくいので(OPにまだいるし)、きっとためにためた末、満を持して再登場!…という形になるのでしょうね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン35話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーギーツ』第8話 ちょっとした感想

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心が起こした奇跡の力!タイクーン シノビブースト

 

 

 

言ったでしょ。「俺は倒れない」って。いよいよ、景和や祢音が初めて参加するデザイアグランプリも大詰め。今回の『仮面ライダーギーツ』は、姉の沙羅の窮地を救うべく、景和/タイクーンが奮闘し、結果脱落するというさまが描かれていました。

 

タイクーンの活躍が迫力あるアクションとともにたっぷりと描かれており、ある意味彼にとって一番救いのある結末だったというのは、良かったかなという感じ。ここからどうやって今回のデザイアグランプリが終わり、次のドラマへと繋がっていくのかが気になります。1回目のデザイアグランプリが終われば、英寿以外ライダーのレギュラーメンバー総取っ換えっていうのも面白い気がするけど、さすがに道長・景和・祢音は、何らかの形で引き続き関わってくる感じになるかな。

 

なお、前回(第7話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、英寿にハメられたこともあり、重傷で寝込んでいた景和。そんな中、またもサボテンナイトジャマト出現の報せが入り、さらに沙羅がピンチだということを知った彼は、無理を押して出撃。彼女の目の前でタイクーンへと変身します。そして、ポーンジャマトを一掃したものの、身体の限界が来て沙羅の救出に失敗したほか、両親の死の真実を知ることに。さらに、ギーツ/英寿たちが内輪揉めを初めてしまったことで、サボテンナイトジャマトも取り逃がしてしまうのでした。今回は序盤からフルスロットルであり、沙羅がサボテンナイトジャマトに襲われ、さらに景和が仮面ライダーとして戦っていること、そして両親の死は事故ではなかったことが判明するなど、次々と大きな展開が挿入されていきます。景和の正体バレの構図は、ヒーローらしくて「(意図していないとはいえ)景和もなかなかやるじゃねぇか」と思いましたが、個人的にそれ以上に注目させられ、気になったのは、「景和が両親の死を直接的に見ていない」という点でした。見ていないというだけであれば、特に気に留める点はないのですが、ここで景和が両親の死について何も思い出していない(事故死のことを姉から聞いたとか、葬儀に出席した)ことが気になります。景和と沙羅って、本当に姉弟なのか?なんかそれすらも疑わしくなってきたなぁ。このように、景和が大きなことに直面している一方で、ギーツたちは内輪揉めの結果、サボテンナイトジャマトを取り逃がすことに。バッファ/道長のギーツ襲撃はあまりにも唐突であり、なんとなくライダーバトルを挿入したい&話を引き伸ばすため程度の意味合いしか感じられませんでした。

 

満身創痍になりながらも、沙羅の救出に固執する景和。彼は世界を守るためにも、英寿たちに協力を仰ぎますが、本心を見透かされていたこともあり、それを得ることは出来ませんでした。そうした中で、またまたまたサボテンナイトジャマトが出現。景和は捨て身の覚悟で出撃し、自ら囮になろうとして…。中盤では、今まで比較的常識人として他のメンバーに物申していた景和が、逆に英寿から鋭い指摘を受け、言葉に詰まる描写が存在。キチンと、景和もまたある種自分の願いのために戦っていること、そしてそのエゴを実現するために他人を利用しようとしていること(本人はその意識がないけど)を表現し、それを英寿を通じて咎めていたのには好感が持てました。でもさ、英寿は今まで散々景和含めて他人を利用してきてるし、そんな正論を振りかざす資格はないような気がするんだけどね…。

 

サボテンナイトジャマトの攻撃に、巻き込まれたかに見えたタイクーン。しかし、彼の心に共鳴したニンジャレイズバックルにより、ニンジャブーストフォームとなり、怒涛の勢いで攻撃をかわしながら、人々が取り込まれたジャマトの塔を破壊します。こうして、人々は全員救出されますが、景和は身体に限界が来たことで脱落。また、缶をエリア外に蹴り飛ばしたはずなのに、なぜかゲームが終わる気配がありませんでした。終盤では、覚悟を決めたタイクーンによる、目覚ましい活躍がたっぷりと描写。ニンジャとブーストの各レイズバックルを組み合わせた、実際の火薬による爆発とCG合成によるスピーディーな戦闘描写には、目を瞠るものがありましたね。よく見るとCG合成が浮いてるし、そもそもタイクーンがニンジャレイズバックルを入手したのが「バックルに選ばれた」とかいう唐突な理由づけ(相性については語られていたが、バックル自身にある種の意志があることは語られていない)等、ツッコミどころは割とあるのですが、タイクーンがカッコよかったということで良しとしましょう。こうしてタイクーンは、サボテンナイトジャマトへの攻撃に大きく貢献しますが、ギーツたちが缶を蹴り飛ばしたにも関わらずゲームは終了せず、景和も身体の限界が来たとして、脱落扱いとされてしまうのでした。死ぬこともなく、ライダーとしての記憶を失うのみで、沙羅との生活を取り戻すことになった景和。ある意味、これが彼の最も望んだ終わり方であり、よかったんじゃないのと思いますが…。デザイアグランプリって、なんか妙なところでガバガバというか、変な優しさ見せてくるよねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サボテンナイトジャマトが倒れない原因は、ジャマーエリアの拡大にあった。英寿たちに与えられた、「卵を孵化させる」という緊急ミッションは、勝利の鍵につながるのか?そして、ついにデザイアグランプリは終わりを迎える―。

 

次回はいよいよ、今回のデザイアグランプリの完結編。例年11月上旬は、駅伝中継で放送休止になるので、その前にお話に区切りをつけようということでもあるのでしょう。次回予告を観る限り、明らかギーツがデザ神になるっぽいけど、他の2人はどうなるんだ?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン34話 ちょっとした感想」に続きます。

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