お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第9話 ちょっとした感想

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ラスボスを一発KOする驚異のレイズバックル

 

 

 

勇気とか無謀とか、どうでもいい。俺は負けない!それだけだ!!今回の『仮面ライダーギーツ』は、景和たちが初参戦しているデザイアグランプリの完結回。前代未聞の巨大化を果たしたサボテンナイトジャマトに対し、ギーツ モンスターフォームが一発逆転の完全勝利を収める一編になりました。

 

今回のカギとなるのがモンスターレイズバックルですが、その入手のドラマに時間をかけ過ぎた感があるので、モンスターフォームの活躍時間がやたら短かった印象。それだけ時間をかけたモンスターレイズバックルの入手も、「英寿/ギーツの卵から孵化して出てきたものを入手」という、今までのレイズバックルの入手経緯よりも運要素の強いものになっており(主人公だから、といえばそれまでなんだけど)、なんだかもったいないなぁという感じでした。

 

なお、前回(第8話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、缶を蹴り飛ばしたにも関わらず、撃退出来なかったサボテンナイトジャマト。その原因は、急速なジャマーエリアの拡大にありました。それに応じて被害も拡大する中、英寿たちには、ゲームマスターから渡された卵を孵化させるという追加ミッションが与えられます。卵を抱えながら戦うギーツたちでしたが、最初の戦闘では卵を孵化させることが出来なかったうえ、サボテンナイトジャマトの逃走を許してしまいます。序盤では、サボテンナイトジャマトを倒しきれなかった理由と、緊急ミッションとして開始された「卵の孵化ミッション」をこなしながらポーンジャマト等と戦うギーツたちの姿が描写。卵に対する扱い方が三者三様で面白く感じました。卵の扱い方的にはナーゴが一番丁寧だったけど、声掛け的にはギーツが一番優しかった印象。むろん、彼はゲームのクリアが最優先事項なので、卵をおだてていたフシもある感じですが、同時に100%演技ではない、彼の本心も感じられたような気がしました。やっぱり英寿って、本当は優しい青年なんじゃないかなぁ。ゲームクリアのため、ああいうそぶりを見せているだけで―。ところで、皆卵を抱えながら戦ってたけど、あれ肌身離さず持っていないといけないものだったのかな。というかそもそも、今回なぜサボテンナイトジャマトのジャマ―エリアが急拡大したのか、結局明かされてないよね?

 

英寿の卵がうんともすんとも言わない一方で、祢音と道長の卵は孵化し、それぞれプロペラレイズバックルとドリルレイズバックルが出現。いよいよ本当の最終決戦が近づいていると感じた2人は、決意を新たにし、それに臨みます。しかし、それらレイズバックル程度では、サボテンナイトジャマトに有効なダメージを与えられず、またギーツ不在であることをから大ピンチに追い込まれます。中盤、卵の中から孵ったのは、なんとレイズバックル。しかし、祢音や道長が入手したのは、ブーストやゾンビのような、フォームチェンジに影響を与えるようなものではない、彼らからしてみればハズレのバックルであり、2人は文句を言いつつも、来る最終決戦への決意を新たにしていました。祢音と道長の、それぞれの悲壮感の描写は、短い時間の中でよく頑張っていた印象。特に道長のパートは、ベタながらグッとくるものがありました。今までそんなに緊張感なかったくせに、いきなり張り詰めた感じになるのもどうなのとは思いましたが、まあいいでしょう。

 

一向に卵が孵化しないため、やむを得ずそれを抱えたまま遅れて駆けつけたギーツ。しかし、現状のレイズバックルの力では完全に形成逆転することは、難しい状況にありました。そんな中、バッファの言葉をヒントに、ギーツは卵を強制的に孵化させることを決意。中から出てきたのはモンスターレイズバックルであり、その力でギーツは、サボテンナイトジャマトを文字通り一発KOして勝利を収め、デザ神となるのでした。最後の最後で登場したのが、卵から孵ったモンスターレイズバックルを使用した、ギーツ モンスターフォーム。その力は凄まじく、事前にサボテンナイトジャマトの飲み込んだ管の位置がわかっていたとはいえ(序盤の戦闘シーンで、ギーツがシークレットミッションとしてクリア)、パンチ一発でそれごと天高く吹き飛ばし、撃破に成功していました。モンスターフォームの戦闘シーンは、いろいろともったいなかった印象。最終的にそれが無双するのはいいのですが、もともと「卵の孵化ミッション」は、(程度に差はあれ)サボテンナイトジャマトを倒すことに資する何かが生まれてくるはずだったのですから、少しでもドリルとプロペラの力を役立ててほしかったかなぁ。このように、終盤はモンスターフォームの戦闘シーンに目が行きがちですが、前後でのギーツor英寿のセリフも、聞き逃せないところ。言い方はイヤミっぽい、見下した感じではありましたが、彼自身今回の戦いで、道長の言葉により気づきを得ていたのは、間違いないでしょう。何らかの要素で、英寿の態度を軟化させられれば、彼はけっこういいヤツとして接せられそうなんだけどなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲームマスター:ギロリによる、新たなデザイアグランプリの幕が上がる。次々と参戦する新たなるライダーたち。そこに名を連ねるパンクジャックの正体は…謎のロッカーだった!?

 

駅伝中継による放送休止を挟んだ次回より、新たなデザイアグランプリが開幕。英寿・祢音・道長が継続参戦する一方で、そこに景和の姿がありません。前回で景和が完全退場ということは考えにくいので(OPにまだいるし)、きっとためにためた末、満を持して再登場!…という形になるのでしょうね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン35話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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