お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン38話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20221127103135j:image

いい意味で貪欲な料理人のココロ

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

どんな状況でも、人々の食の面倒をみる。それが、料理人の務めだ!今回は、もう前回の次回予告の時点で隠しきれていなかった、井上節全開の料理対決回。料理の心得がある翼が実質的な主役となっており、彼の今まで明かされていなかった一面も垣間見ることのできる、興味深い一編でした。

 

ヒーロー番組で料理対決をやるということ自体、ちょっと考えればトンチキな展開だなと思いますが、中身の描写の強烈さは、もっとトンチキ。でも、やっぱり2000年代の「平成仮面ライダーシリーズ」のお料理回を思い出して、なんだか微笑ましい気持ちにもなりました。いや待てよ、こうした感覚になること自体、既に井上脚本に毒されているということなのか…?

 

なお、前回(ドン37話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

獣人の森から逃げ出したことをゆり子に報告し、警察署をあとにした翼。無実の罪は晴れたはずですが、今度は獣人の翼が引き起こした食い逃げと暴行のせいで、またも追われるハメになってしまいます。なんとか警察を巻くと、今度はつよしと遭遇。やたらウキウキな彼から、レストランの誘いを受けた翼は、当初はそれを断ろうとしますが、つよしの現状を知り、思いを汲んで参加することにするのでした。今回は、まず電子鬼である“いわゆる”グルメ評論家:飯田典子の登場シーンからスタート。もう一言目で、「あっ、今回は料理に全振りした井上脚本だな」ということがハッキリとわかりました。全く、よくやるよねぇ。しかし、いきなり料理シーンを出すことはなく、まずは翼とつよしの絡みがメインでお話は進行。その後、レストランでいざこざを起こしたことがキッカケで、高村シェフや典子とドンブラザーズのつながりができる構成になっていました。つよしの異常性にいち早く気づくのが翼なのが、見逃せないポイント。彼はつよしとかかわりが強いので、それを知ること自体に違和感がないほか、「タロウたちがドンブラザーズであることを知らない」ゆえに、そのことをあえてタロウたちに伝えないという流れが自然と出来上がっているんですよね。これが普通の戦隊なら、つよしの異常性は、今回でタロウたちにバレてたろうなぁ。そして、今回であえてそれをタロウたちに知らせず、またラストでみほが登場したということは、つよし関連の話でもうひと波乱何か考えている…ということか?

 

レストランでのいざこざと、典子からの勧めで、料理対決をすることになった翼。お題をオムレツとした彼は、メンバーたちにそれをふるまい、料理野完成には「最高の卵」が必要だと確信します。そして、真一経由でそれを入手し、とうとう料理対決の時。ところが典子は、翼と高村シェフの料理をろくに評価せず、電子鬼に変身し、2人を取り込んでしまうのでした。中盤では料理対決を巡って、翼と高岩シェフ、そしてソノイの激しい小競り合いが勃発。よく考えなくても、卵ごときで血眼になって敵味方の登場人物が争うさまはおかしさMAXですが、もうそこは井上脚本だからという感じで、すべてを察して見守っていました。ああ、『仮面ライダーカブト』の豆腐の話とか思い出すなぁ…。そんな中盤のシーンでは、今まで明かされていなかった、翼の家族にかかわる話も挿入。彼の父は料理人をやっていたようですが、無実の罪でずっと警察に追われていた過去があったようです。なんだよ、親子して、似たような事情で警察に厄介になってるのかよ!しかも、追われてる状態で時々家に帰ってきてたって、翼の父親もなかなかやるな…。

 

翼不在の中、タロウたちはジロウ含む5人で電子鬼に応戦。途中なぜかソノイたちやドンムラサメも介入してきたことで、戦局は混沌としますが、ゴールドンモモタロウの力で電子鬼を撃破します。これにより、翼は電子鬼から解放され、料理の途中で戦闘に加勢。ドンムラサメが巨大変身したブラックオニタイジンムラサメに対し、トラドラオニタイジン極で応戦し、勝利をおさめます。そしてラストは、翼と高村シェフが電子鬼の中で収穫された果実を調理し、それを典子たちに振る舞うのでした。終盤で電子鬼が再登場。ソノイら等の介入があったものの、それはゴールドンモモタロウによってスパッと倒され、今回初登場となったブラックオニタイジンムラサメも、あっという間にトラドラオニタイジン極の前に撤退していきます。ゴールドンモモタロウ、本当に強いですね。彼の攻撃を回避するために、オニシスターら他のメンバーが、必死で退避を誘導していたのが笑えました。このようにドンモモタロウたちが奮闘していた間、電子鬼に捕らわれていた翼は、高村シェフと強力し、腹を空かせていた他の被害者のために料理を考案。それは脱出後も続き、ブラックオニタイジンムラサメとの戦いのあと、それを完成させるのでした。電子鬼の中に実っていた果実は、『仮面ライダー鎧武』で登場したヘルヘイムの実のリペイント。ですが、見た目は毒々しいものの毒そのものはないらしく、最後はメインメンバーを除く登場人物全員が、料理を食べていました。自然界において、青いものは基本毒があるか食用に適さないってことが往々にしてあるんだけど、本当にこれ、食って大丈夫なのか…!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最強の敵が現れた。喫茶どんぶらに隠されたボタンで召喚された、タロウそっくりのアンドロイド。その名は、ドン・キラー!彼が造られた目的とは何か?そして、ドンブラザーズはこれに勝てるのか?

 

次回は、強敵であるドン・キラーが登場。次回予告では、かなり悲壮感が漂っていましたが、なんだかちょっぴり、そういう風を装ったプチギャグ回のような気もします。新幹部としてソノシが出てきたばかりだし(今回は前回の振り返りでしか登場しなかったけど)、ここでやみくもにレギュラー悪役を増やすとも思えないんだよね…。

 

やあやあ、ドン39話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/