青春を経験していないから、超獣鬼の青春攻撃が通用しない理論
番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。
そんな言葉に意味はない。するべきことをしていれば、無駄に頭を使う必要も無いと思うが?今回は、翼が実質的な主役の一編。警察からの彼の疑惑が解けた一方で、夏美=獣人であることを探る条件を突きつけられ、さらに彼女が獣人なのを目撃してしまい、最終的には自分が獣人の手に落ちるという、苦しい状況に追い込まれてしまっていました。
中盤まで翼にとってプラスのことが起きるぶん、ラストで一気に苦難へと落としていく感じがいい塩梅。今までそこまで多く描写されていなかった、翼の表情にもスポットが当てられており、彼自身の持つ人間味にも触れられた気がする一編でした。さあ、これらを踏まえて、次回どうなるか―?
なお、前回(ドン34話)の感想記事は↓コチラです。
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また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。
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前回、つよしの策略により、逮捕されてしまった翼。最初こそ厳しい追及を受けそうになり、さらに偶然つよしが留置場に転がり込んでしっちゃかめっちゃかになりますが、「夏美は生きていて一緒に暮らしている」と伝えた途端、警察の様子が一変。彼らはゆり子を通じて獣人にかかる捜査をかなりのところまで進めており、翼に無罪放免を条件に、夏美の調査を持ちかけるのでした。序盤でつよしの暴れっぷり(言ってることは割と正論)を経て、ドラマの中心は翼へとシフト。はるかのおばであるゆり子が取調べに当たることになり、厳しい追及が予想されましたが、翼の夏美にかかる発言が、彼女らの態度を変えさせます。以前からそこまで間を開けずに、ゆり子が再登場。刑事であるとはいえこの捜査は本来畑違いなはずでしたが、獣人に襲われた経験を持つ等の事情を買われ、特別に捜査に当たっていました。それはいいんだけどさ、この人内心では、ひたすら翼のことを松竹梅で評価していたぞ。大丈夫なのか?そんな翼は、結局四迷帝は半であることを解除されたり、(つよしが逮捕されたこともあって)ある種夏美との生活が約束されたりと、今までのドツボな状況に比べれば、かなり改善される形に。しかしこの後、こうした幸せのぶん一気に奈落の底に落とされる形になるので、ドラマとして良い構成になっているなと感じました。
警察の要求を飲み、釈放された翼。未だ夏美=獣人であることが信じられず、陣と面会しても疑問が解消されない中、またも夏美がその姿を消します。そのうえ、今度は街に超獣鬼が出現。ビルを次々と消滅させたり、妙な攻撃を繰り出してドンブラザーズを苦しめますが、最後はゴールドンモモタロウとゴールドンオニタイジンにより撃破されます。中盤から、断続的に超獣鬼の誕生やその奇行のさまが描写。元となった青年はどこが覇気がなかった感じでしたが、ヒトツ鬼になると、ビルを丸ごと消滅させるなどの暴れっぷりを披露。ドンブラザーズを苦戦させますが、ゴールドンモモタロウそしてゴールドンオニタイジンの前にはさすがにかないませんでした。今回の超獣鬼にかかる一連のシーンは、ちゃんともとになった過去作を下地にしているフシがあり、“青春”にこだわる超獣鬼が「青春爆発ファイヤー!」と言いながらビルを消滅させたり、人間に戻った際は「あしたに生きるぜ!」と言ってみたりするほか、対するゴールドンモモタロウも、応戦する際トッキュウジャーにアバターチェンジし、なぜか1人だけ青春スロー攻撃を食らうことなく反撃に成功していました。「トッキュウジャーの力でなぜ超獣鬼の攻撃が回避できたのか」には諸説ありますが、私的にもやはり、トッキュウジャーの本来の変身者にその根拠がある説を押したいですね。だって彼らは子供で、まだ青春というものを経験していない。だから、青春にかかわる攻撃など通用しないんだと―。
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戦いのあと、夏美の姿を発見した翼。しかし、彼女はアノーニを捕食せんとしているところであり、これで彼は夏美=獣人であることを認識せざるを得なくなります。やがて、戦いに巻き込まれた彼は、気がつくと獣人の世界へ。そこで拘束されていた夏美を救出しようとしますが、逆に自分が獣人の手に落ちることに…!終盤、「いつもより早めに戦闘シーンが終わったな」と思いきや、ギリギリで衝撃のドラマが連続。ついに翼が、夏美が獣人であることを確信せざるを得ないさまを目撃してしまう他、獣人の世界へと迷い込んでしまうことになり、夏美救出を図るも、ネコの折り紙に妨害を受けた挙句自身の姿をコピーされてしまいます。ドンブラザーズの誰よりも早く、獣人にかかる重要な情報を手に入れた形となった翼。後ほど改めて触れますが、次回予告にて獣人の翼と本物の翼が現実世界で対峙することになるあたり、翼は次回で獣人の世界からの脱出を果たし、重要な情報をドンブラザーズにもたらすのではないでしょうか。そしてこれを機に、どうドラマが動くか―。ああ、ここで駅伝中継挟むなんてしんどいなぁ。再来週が待ち遠しいぜ!
釈放された翼の様子がおかしい―。その原因が、彼が獣人にコピーされたことにあることに最初に気づいたのは、ソノニだった。同じ頃、はるかは偶然夏美と知り合い、繋がりそうにないと思われた人間関係が完成していって…。
『ギーツ』と同じく、駅伝中継による放送休止を挟んだ次回は、翼の獣人化にかかるお話に。本物の翼が獣人の翼と対峙していることから、タロウたちも獣人の世界の情報を多く知ることになりそうです。獣人に関するお話も、そろそろ決着かな?
やあやあ、ドン36話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!
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