お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第11話 ちょっとした感想

珍しいくらいちゃんとしたライダー演出

 

 

 

死を覚悟するな。必ず勝ち抜けると信じろ!そうすれば、必ず運は巡ってくる。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリ第2回戦の前編。英寿をはじめとするライダー側のキャラクターの言動や行動によって、彼らがデザイアグランプリの運営の闇に迫ろうとするほか、奇妙な偶然と縁から、景和が再びデザイアグランプリに関わることになり、物語がかなり加速し始めた一編となりました。

 

今回だけで、かなりデザイアグランプリ運営の胡散臭さが明かされた印象。同時に、彼ら側も一枚岩ではないんだなということが窺えました。ジャマトの異常進化は、ジャマト等の生産側の暴走のせいなのか、それとも、ゲームマスターであるギロリすら知らないの真の黒幕の指示によるものなのか―。はてさて、どうなっていくのでしょうか。

 

なお、前回(第10話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

英寿がギロリたちと奇妙な家族関係を続け、そんな彼と祢音が会っている頃、再びデザイアグランプリ運営からの呼び出しが。それは、第2回戦開幕によるものであり、ツムリを含めたライダーたちは、地下に作られたジャマトの異世界に転落します。今回のミッションは、その世界に囚われた一般人を救出しながら、ジャマトを一掃すること。そんな一般人の中には、見覚えのある顔がいて…。今回は、英寿の願いが早々に明かされたり、彼が堂々とデザイアグランプリの運営に切り込もうとしたりと、なかなか大胆な展開が連続。それと同時に、このデザイアグランプリの特徴や謎がさらに提示される形になりました。英寿がデザイアグランプリに勝ち続けているのは、やはりまだ見ぬ母を探すため。しかし、その直球的な願いがカードに書けなかったため、デザイアグランプリ運営に何か秘密があるとして、探りを入れ続けていました。英寿が「母を探すためにデザイアグランプリに探りを入れている」ということは、直接的には描かれていませんが、ギロリたちとのシーンの直後に挿入される、祢音との会話を踏まえると、その魂胆は明らか。ここら辺は、高橋脚本にしてはなかなか秀逸な構成だなと感じましたね。そして、このような状況下で始まるのが、デザイアグランプリの第2戦。ジャマトの異世界に拘束された一般人の救出が、ミッションの1つになっていましたが、その中に景和の姿がありました。思ったより早く、英寿たちと再会することになった景和。ちょっと意外でしたね。

 

デザイアドライバーを身につけ、ライダーへの変身能力すらも身に着けた今回のジャマトたちを前に、さすがのギーツ/英寿たちも押され気味。そんな中で、洋館の広間になだれ込んだ結果、彼らは外の門を開く音声認証にかかるヒントを得ます。「ひまわり」をもとに解読を進める英寿たちでしたが、ジャマトの再襲撃を受け、中断するハメに。そのドサクサにまぎれて、ウィンが姑息な手段に出ます。今回のジャマトは、ザコ敵のポーンジャマトばかりでしたが、その中にデザイアドライバーを持っている個体もいるのが厄介ポイント。ライダーの力を備えたポーンジャマト=ジャマトライダーは強力であり、ギーツたちも押されてしまいます。ジャマトライダーの登場は、ギロリにとって予想外だったようですが、ジャマトを生産している側からすると、意図的なものだったらしい。ギロリは表向きのデザイアグランプリの運営のトップですが、真の黒幕は別にいるということでしょうか。ちなみに、狂気じみたジャマトの生産者を演じていた春海四方さんは、『トミカヒーローレスキューフォース』のメカマンでお馴染み。このほかにも、被害者役で『ウルトラマンコスモス』のドイガキ隊員役の須藤公一さんが出ているので、今回は地味に特撮作品に縁深いキャストが多いお話でした。閑話休題。こうしたジャマトライダーの攻撃を乗り切るために、洋館に逃げ込んだ英寿たちは、そこでジャマトの文字を発見し、ひまわりの絵をヒントに、脱出のための合言葉を割り出そうとしますが、またもジャマトの襲撃を受けたため失敗。しかも、そんな混乱に乗じて、ウィンがわざと文字を入れ替え、英寿を陥れようとしていました。ウィンのやっていることは、一見すると姑息ながら(英寿を陥れる作戦として)効果的なものに思えますが、ここで忘れてはならないのが、このシーンの前に、祢音がスマホでひまわりの絵を文字ごと撮影している点。おそらく、このことがキッカケで、早くて次回にはウィンの正体がバレることになるのでしょう。というか、ウィンがギロリの意図で今回のデザイアグランプリに参戦していること、ツムリも知ってたんですね。

 

大量のジャマトがなだれこみ、先ほどと同じくギーツたちは劣勢。ケイロウ/一徹が死を覚悟する一方で、ギーツは希望を捨てず、フィーバースロットレイズバックルの能力を駆使して、ジャマトを一掃します。しかし、この世界からの脱出方法は未だわからずじまいなうえ、別のジャマトがデザイアドライバーを手にして…。終盤でも、大量のポーンジャマトやジャマトライダーとの戦闘が描写。このピンチを乗り切ったのが、フィーバースロットレイズバックルを上手く使った、ギーツでした。クライマックスシーンでの、ハデな戦闘描写は、今回も存在。フィーバースロットレイズバックルは、それ自体はあんまりフィーバースロットした見た目はしていませんでしたが、そのぶん発現する能力で見せ場を作ってくれていました。この活躍で、死を覚悟した一徹も、窮地を脱することに成功。でも、景和がデザイアグランプリのことを何か感じ取っており、次回予告での一徹のシーンを観る限りだと、次回で退場しちゃう感じかな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世界からの脱出をするために、様々な思いが交錯する。工作を見られたウィンから持ちかけられた話に、道長はどんな反応を見せるのか?そして、本能的に戦おうとする景和に、英寿は自らのデザイアドライバーを差し出し―!

 

次回は、今回のお話の後編。景和が再びデザイアグランプリに参戦する感じが、プンプン臭ってきます。そして、デザイアグランプリ運営の闇や謎に、さらに迫ることになるのかなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン37話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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